JP2984439B2 - 光ブレーカ - Google Patents
光ブレーカInfo
- Publication number
- JP2984439B2 JP2984439B2 JP29712791A JP29712791A JP2984439B2 JP 2984439 B2 JP2984439 B2 JP 2984439B2 JP 29712791 A JP29712791 A JP 29712791A JP 29712791 A JP29712791 A JP 29712791A JP 2984439 B2 JP2984439 B2 JP 2984439B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical connector
- optical
- slider
- rhombic
- guide groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転−直線機構を用い
て光コネクタを切り替える光ブレーカに関する。
て光コネクタを切り替える光ブレーカに関する。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバケーブル線路の建設、加入者
系を含めた光ファイバケーブル導入推進に対しては、数
百心以上に達するケーブルの超多心化、接続数の増大に
伴い光ファイバ接続の高能率化が望まれている。
系を含めた光ファイバケーブル導入推進に対しては、数
百心以上に達するケーブルの超多心化、接続数の増大に
伴い光ファイバ接続の高能率化が望まれている。
【０００３】この高能率化を図るために、従来の光ブレ
ーカでは、１対の光コネクタの光結合面を揃えた状態で
並置させ、これらの光結合面に第３の光コネクタの光結
合面を対向させ、この第３の光コネクタを素早く移動さ
せることにより、一方の光コネクタから他方の光コネク
タに切り替えていた。
ーカでは、１対の光コネクタの光結合面を揃えた状態で
並置させ、これらの光結合面に第３の光コネクタの光結
合面を対向させ、この第３の光コネクタを素早く移動さ
せることにより、一方の光コネクタから他方の光コネク
タに切り替えていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光ブレ
ーカは光コネクタをほぼ直線状に移動させていたので、
急加速、急停止させる為に特別な部品が必要になり、部
品点数が多く、コスト高になるという欠点があった。
ーカは光コネクタをほぼ直線状に移動させていたので、
急加速、急停止させる為に特別な部品が必要になり、部
品点数が多く、コスト高になるという欠点があった。
【０００５】そこで本発明は、部品点数が少ない、低コ
ストの光ブレーカを提供することを目的とする。
ストの光ブレーカを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は回転部材と、回
転部材の外周部に一端が接続された連結部材と、連結部
材の他端に接続された菱形スライダと、菱形スライダを
少なくとも２方向にガイドするガイド溝と、ガイド溝の
終端部に配置された第１の光コネクタおよび第２の光コ
ネクタと、連結部材の他端に接続され第１の光コネクタ
または第２の光コネクタに接続される第３の光コネクタ
と、回転部材の半径方向に突出して配置され回転部材の
回転に伴い菱形スライダのガイド溝における移動方向を
切り替える方向切替え部材とを備えて構成される。
転部材の外周部に一端が接続された連結部材と、連結部
材の他端に接続された菱形スライダと、菱形スライダを
少なくとも２方向にガイドするガイド溝と、ガイド溝の
終端部に配置された第１の光コネクタおよび第２の光コ
ネクタと、連結部材の他端に接続され第１の光コネクタ
または第２の光コネクタに接続される第３の光コネクタ
と、回転部材の半径方向に突出して配置され回転部材の
回転に伴い菱形スライダのガイド溝における移動方向を
切り替える方向切替え部材とを備えて構成される。
【０００７】
【作用】本発明は、回転部材が回転すると、第３の光コ
ネクタはガイド溝に沿って往復運動する。この場合、菱
形スライダがガイド溝の分岐点に到達する度に、方向切
替え部材が菱形スライダを回動させるので、第３の光コ
ネクタは２方向に分岐されたガイド溝を交互に移動す
る。その結果、第３の光コネクタは第１の光コネクタ、
第２の光コネクタと交互に光結合される。
ネクタはガイド溝に沿って往復運動する。この場合、菱
形スライダがガイド溝の分岐点に到達する度に、方向切
替え部材が菱形スライダを回動させるので、第３の光コ
ネクタは２方向に分岐されたガイド溝を交互に移動す
る。その結果、第３の光コネクタは第１の光コネクタ、
第２の光コネクタと交互に光結合される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るバルブシステ
ムの構造を添付図面に基づき説明する。なお、説明にお
いて同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略
する。
ムの構造を添付図面に基づき説明する。なお、説明にお
いて同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略
する。
【０００９】図１は、実施例に係るクランク機構を用い
た光ブレーカを示す図であり、同図（ａ）は光ブレーカ
の回転部材と直交する方向からみた内部構造を示す平面
図、同図（ｂ）はその側面図である。
た光ブレーカを示す図であり、同図（ａ）は光ブレーカ
の回転部材と直交する方向からみた内部構造を示す平面
図、同図（ｂ）はその側面図である。
【００１０】本実施例に係る光ブレーカは、円板（回転
部材）１、連結部材２、菱形スライダ３、ガイド溝４、
光コネクタＡ（第１の光コネクタ）、光コネクタＢ（第
２の光コネクタ、光コネクタＣ（第３の光コネクタ）、
方向切替え用板バネ（方向切替え部材）５を含んで構成
される。円板１の外周には連結部材２の一端が回転自在
に接続されているので、円板１が回転すると共に連結部
材２の一端が回転する。連結部材２は細長い板状に形成
されており、その他端には菱形スライダ３が回転自在に
接続されている。円板１の中心部を挟み、連結部材２の
接続位置の反対側には切替え用板バネ５が半径方向に伸
びた状態で固定されている。その為、連結部材２の接続
位置２ａがガイド溝４から最も離れた位置、すなわち、
菱形スライダ３が円板１に最も接近する位置に到達した
とき、切替え用板バネ５はガイド溝４に最も接近する。
菱形スライダ３に切替え用板バネ５が接近した時、切替
え用板バネ５により菱形スライダ３の下部が押圧され
る。その為、分岐点を通過する前に菱形スライダ３の頂
角の位置が変更する。その結果、菱形スライダ３はこれ
まで辿ってきた分岐路とは異なる別の分岐炉を辿る。し
たがって、円板１を回動させることにより、菱形スライ
ダ３はガイド溝４に沿ってＹ字状に摺動する。
部材）１、連結部材２、菱形スライダ３、ガイド溝４、
光コネクタＡ（第１の光コネクタ）、光コネクタＢ（第
２の光コネクタ、光コネクタＣ（第３の光コネクタ）、
方向切替え用板バネ（方向切替え部材）５を含んで構成
される。円板１の外周には連結部材２の一端が回転自在
に接続されているので、円板１が回転すると共に連結部
材２の一端が回転する。連結部材２は細長い板状に形成
されており、その他端には菱形スライダ３が回転自在に
接続されている。円板１の中心部を挟み、連結部材２の
接続位置の反対側には切替え用板バネ５が半径方向に伸
びた状態で固定されている。その為、連結部材２の接続
位置２ａがガイド溝４から最も離れた位置、すなわち、
菱形スライダ３が円板１に最も接近する位置に到達した
とき、切替え用板バネ５はガイド溝４に最も接近する。
菱形スライダ３に切替え用板バネ５が接近した時、切替
え用板バネ５により菱形スライダ３の下部が押圧され
る。その為、分岐点を通過する前に菱形スライダ３の頂
角の位置が変更する。その結果、菱形スライダ３はこれ
まで辿ってきた分岐路とは異なる別の分岐炉を辿る。し
たがって、円板１を回動させることにより、菱形スライ
ダ３はガイド溝４に沿ってＹ字状に摺動する。
【００１１】光コネクタＡ、Ｂは、その光結合面をガイ
ド溝４に向け、ガイド溝４の終端部近傍に配置され、光
コネクタＣは連結部材２の他端に回転自在に接続されて
いる。その為、連結部材２の接続位置２ａがガイド溝４
に最も接近したとき、光コネクタＣは光コネクタＡまた
は光コネクタＢと光結合するように構成されている。
ド溝４に向け、ガイド溝４の終端部近傍に配置され、光
コネクタＣは連結部材２の他端に回転自在に接続されて
いる。その為、連結部材２の接続位置２ａがガイド溝４
に最も接近したとき、光コネクタＣは光コネクタＡまた
は光コネクタＢと光結合するように構成されている。
【００１２】ところで、光コネクタＡにはループバック
光ファイバ心線６、光コネクタＢにはＤＳＵに接続され
た光ファイバ心線７がそれぞれ接続されており、円板１
には切替操作用つまみ８が固定されているので、作業者
が切替操作用つまみ８を反時計方向に回せば、光コネク
タＣは光コネクタＢに接続し、ＤＳＵに接続される。次
に、図２に基づき、本実施例に係る光ブレーカの動作の
一例を説明する。図２は光ブレーカを示す工程図であ
る。光コネクタＣが円板１から最も離れた溝４ａにおけ
る位置（上死点Ａ）に到達すると、光コネクタＣは光コ
ネクタＡと光結合する。この場合、菱形スライダ３は左
上りの状態になっている（同図（ａ））。
光ファイバ心線６、光コネクタＢにはＤＳＵに接続され
た光ファイバ心線７がそれぞれ接続されており、円板１
には切替操作用つまみ８が固定されているので、作業者
が切替操作用つまみ８を反時計方向に回せば、光コネク
タＣは光コネクタＢに接続し、ＤＳＵに接続される。次
に、図２に基づき、本実施例に係る光ブレーカの動作の
一例を説明する。図２は光ブレーカを示す工程図であ
る。光コネクタＣが円板１から最も離れた溝４ａにおけ
る位置（上死点Ａ）に到達すると、光コネクタＣは光コ
ネクタＡと光結合する。この場合、菱形スライダ３は左
上りの状態になっている（同図（ａ））。
【００１３】また、切替操作用つまみ８を操作して円板
１を反時計方向に回転させ、光コネクタＣを円板１に最
も接近した位置である下死点に移動させると、切替え用
板バネ５が菱形スライダ３の下部を左方向に押圧するの
で、その結果、菱形スライダ３は概略９０度時計方向に
回転する（同図（ｂ））。
１を反時計方向に回転させ、光コネクタＣを円板１に最
も接近した位置である下死点に移動させると、切替え用
板バネ５が菱形スライダ３の下部を左方向に押圧するの
で、その結果、菱形スライダ３は概略９０度時計方向に
回転する（同図（ｂ））。
【００１４】さらに、円板１が反時計方向に回転する
と、菱形スライダ３は上昇を開始する。この場合、菱形
スライダ３は右上りの状態になっているので、ガイド溝
４の分岐点では溝４ｂが選択され、溝４ｂに沿って移動
する。その為、光コネクタＣは円板１から最も離れた溝
４ｂにおける位置（上死点Ｂ）で光コネクタＢと光結合
する（同図（ｃ））。
と、菱形スライダ３は上昇を開始する。この場合、菱形
スライダ３は右上りの状態になっているので、ガイド溝
４の分岐点では溝４ｂが選択され、溝４ｂに沿って移動
する。その為、光コネクタＣは円板１から最も離れた溝
４ｂにおける位置（上死点Ｂ）で光コネクタＢと光結合
する（同図（ｃ））。
【００１５】逆に、切替操作用つまみ８を操作して円板
１を時計方向に回転させると、光コネクタＣは溝４ｂに
沿って下降し、下死点付近に近付く。そのとき、切替え
用板バネ５が菱形スライダ３の下部を右方向に押圧する
ので、その結果、菱形スライダ３は概略９０度反時計方
向に回転する（同図（ｄ））。
１を時計方向に回転させると、光コネクタＣは溝４ｂに
沿って下降し、下死点付近に近付く。そのとき、切替え
用板バネ５が菱形スライダ３の下部を右方向に押圧する
ので、その結果、菱形スライダ３は概略９０度反時計方
向に回転する（同図（ｄ））。
【００１６】このように、切替操作用つまみ８を操作す
るだけで、直接、作業者が光コネクタに触れることな
く、光コネクタＣの切替え先を光コネクタＢから光コネ
クタＣ、あるいは光コネクタＣから光コネクタＢにと簡
単に切り替えることができる。
るだけで、直接、作業者が光コネクタに触れることな
く、光コネクタＣの切替え先を光コネクタＢから光コネ
クタＣ、あるいは光コネクタＣから光コネクタＢにと簡
単に切り替えることができる。
【００１７】また、回転運動を利用して光コネクタを切
り替えることができるので、切替え作業の自動化が容易
になる。
り替えることができるので、切替え作業の自動化が容易
になる。
【００１８】さらに、従来の光ブレーカと異なり、光コ
ネクタに対する衝撃がないので、光コネクタの耐久性は
向上する。
ネクタに対する衝撃がないので、光コネクタの耐久性は
向上する。
【００１９】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。上記実施例では回転部材として円板を用い
たが、回転する部材であれば、棒状、板状であってもよ
い。また、ガイド溝は分岐を有するものであればよく、
例えばＵ字溝、Ｖ字溝を使用できる。
のではない。上記実施例では回転部材として円板を用い
たが、回転する部材であれば、棒状、板状であってもよ
い。また、ガイド溝は分岐を有するものであればよく、
例えばＵ字溝、Ｖ字溝を使用できる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、部品点数が少なく、低コスト
の光ブレーカを提供することができる。この場合、回転
運動を直線運動に変換する機構を用いているので、衝撃
がなく、スムーズに光コネクタを切り替えることがで
き、自動化が容易である。
の光ブレーカを提供することができる。この場合、回転
運動を直線運動に変換する機構を用いているので、衝撃
がなく、スムーズに光コネクタを切り替えることがで
き、自動化が容易である。
【図１】本発明の一実施例に係る光ブレーカの構成を示
す図である。
す図である。
【図２】本発明の実施例に係る光ブレーカの動作を示す
工程図である。
工程図である。
１…円板、２…連結部材、３…菱形スライダ、４…ガイ
ド溝、５…方向切替え用板バネ、６、７…光ファイバ心
線、８…切替え操作用つまみ、Ａ、Ｂ、Ｃ…光コネク
タ。
ド溝、５…方向切替え用板バネ、６、７…光ファイバ心
線、８…切替え操作用つまみ、Ａ、Ｂ、Ｃ…光コネク
タ。
フロントページの続き (72)発明者 灰原 正 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G02B 26/08
Claims (1)
- 【請求項１】 回転部材と、前記回転部材の外周部に一
端が接続された連結部材と、前記連結部材の他端に接続
された菱形スライダと、前記菱形スライダを少なくとも
２方向にガイドするガイド溝と、前記ガイド溝の終端部
に配置された第１光コネクタおよび第２の光コネクタ
と、前記連結部材の他端に接続され前記第１の光コネク
タまたは前記第２の光コネクタに接続される第３の光コ
ネクタと、前記回転部材の半径方向に突出して配置され
前記回転部材の回転に伴い前記菱形スライダの前記ガイ
ド溝における移動方向を切り替える方向切替え部材とを
備えて構成されることを特徴とする光ブレーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29712791A JP2984439B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 光ブレーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29712791A JP2984439B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 光ブレーカ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05134196A JPH05134196A (ja) | 1993-05-28 |
| JP2984439B2 true JP2984439B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=17842562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29712791A Expired - Fee Related JP2984439B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 光ブレーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2984439B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29712791A patent/JP2984439B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05134196A (ja) | 1993-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |