JP3073584B2 - ドロップオフ光コネクタ装置 - Google Patents

ドロップオフ光コネクタ装置

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JP3073584B2
JP3073584B2 JP04005879A JP587992A JP3073584B2 JP 3073584 B2 JP3073584 B2 JP 3073584B2 JP 04005879 A JP04005879 A JP 04005879A JP 587992 A JP587992 A JP 587992A JP 3073584 B2 JP3073584 B2 JP 3073584B2
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俊昭 柿井
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正 灰原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ケーブルから供給さ
れた複数の光ファイバ心線の一部または全部を分岐する
ドロップオフ光コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加入者線路は加入者の需要に従って逐次
増設され、架空ケーブルの接続点で加入者の需要の発生
の都度、光屋外線で加入者へ引落しを行う。
【0003】図4は局装置から加入者宅に接続された光
ケーブルの途中に装着された架空引落接続函に使用され
たドロップオフ光コネクタ装置を示す概念図である。局
装置1に接続された配線ケーブル2は地下に布設され、
引上げケーブル4を介して架空に配置された切替盤3に
接続される。切替盤3に接続された配線ケーブル2は電
柱5に架渉され、光引落接続函6を介して加入者への引
落がなされる。
【0004】この架空引落接続函は、電柱際の光ケーブ
ルに取り付けられるので、新設工事、保守に拘らず柱上
で作業が安全に行え、かつ取扱い性の良いことが必要で
ある(“9.少心加入者光線路の布設および構成技術の
検討”、研究実用化報告第33巻第2号(1984)、
p.68参照)。
【0005】図5は、従来の架空引落接続函の構造を示
す斜視図である(“9.少心加入者光線路の布設および
構成技術の検討”、研究実用化報告第33巻第2号(1
984)、p.70参照)。配線ケーブル2は光ケーブル2
a及び吊線2bで構成され、両側から函本体6aに取り
付けられている。光ケーブル2aから供給された複数の
光ファイバ心線7は函本体6aの内部で分岐され、その
一部が加入者に引き落とされる。光ファイバ心線7は、
内部に設置された余長処理部6bに接続され、光ファイ
バ心線7の余長部が収容されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のドロッ
プオフ光コネクタ装置によると、引落させる光ファイバ
心線(以下、「分岐ファイバ」という。)と、引落させ
ずに通過させる光ファイバ心線(以下、「スルーファイ
バ」という。)とが複雑に交錯し、加入者の需要に応じ
て加入者に対する引落しを短時間で行うことができず、
作業性が悪いという欠点があった。
【0007】そこで本発明は、光ケーブルから供給され
た複数の光ファイバ心線の一部または全部を短時間で簡
単に分岐できるドロップオフ光コネクタ装置を提供する
ことにより、引落し作業の効率化を図ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は光ケーブルから
分岐される光ファイバ心線が接続される第1の光コネク
タと、光ケーブルから分岐されない光ファイバ心線が接
続される第2の光コネクタと、第1の光コネクタまたは
第2の光コネクタに接続される第3の光コネクタと、第
3の光コネクタを移動させることにより第1の光コネク
タ及び第2の光コネクタの間で第3の光コネクタを切り
替える切替リンク機構と、第1の光コネクタ、第2の光
コネクタ、第3の光コネクタおよび切替リンク機構を収
納するケースとを備えて構成される。
【0009】
【作用】本発明は、切替リンク機構の作用により、第3
の光コネクタは第1の光コネクタから第2の光コネク
タ、または第2の光コネクタから第1の光コネクタへ短
時間で移動させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るドロップオフ
光コネクタ装置を添付図面に基づき説明する。なお、説
明において同一要素には同一符号を用い、重複する説明
は省略する。
【0011】図1は、実施例に係るドロップオフ光コネ
クタ装置の構造を示す図であり、同図(a)はドロップ
オフ光コネクタ装置の内部を回転部材と直交する方向か
らみた側面図、同図(b)はドロップオフ光コネクタ装
置の底面図である。図2は、本実施例に係るドロップオ
フ光コネクタ装置を適用できる架空引落接続函を示す図
であり、同図(a)は使用状態を示す図、同図(b)は
その内部を示す斜視図である。
【0012】本実施例に係るドロップオフ光コネクタ装
置は、電柱5の間に架渉された配線ケーブル2の途中に
配置された架空引落接続函6に使用でき、この架空引落
接続函6を介して加入者宅に引落しがなされる(図2
(a)参照)。この加入者宅への引落しは、光ケーブル
2aから供給される複数の16心テープ状光ファイバ心
線17の一部を加入者宅に伸びた光屋外線8に接続する
ことによりなされる(図2(b)参照)。
【0013】架空引落接続函6の内部には、左側光ケー
ブル2aの一端から供給された分岐ファイバを光屋外線
8に接続する2セットのドロップオフ光コネクタ装置9
が配置されている(同図(b)参照)。左側光ケーブル
2aから供給されたスルーファイバは、コネクタ10を
介して右側光ケーブル2aに接続されている。
【0014】本実施例に係るドロップオフ光コネクタ装
置は、円板(回転部材)11、連結部材12、菱形スラ
イダ13、ガイド溝14、光コネクタA(第1の光コネ
クタ)、光コネクタB(第2の光コネクタ)、光コネク
タC(第3の光コネクタ)、方向切替え用板バネ(方向
切替え部材)15を含んで構成される(図1(a)参
照)。本実施例における切替リンク機構は、円板(回転
部材)11、連結部材12、菱形スライダ13、ガイド
溝14、及び方向切替え用板バネ15を含んで構成され
ており、この切替リンク機構及び光コネクタA、B、C
は、同一の配線盤D (ケース)に収納されている。
【0015】円板11の外周には連結部材12の一端が
回転自在に接続されているので、円板11が回転すると
共に連結部材12の一端が回転する。連結部材12は細
長い板状に形成されており、その他端には菱形スライダ
13が回転自在に接続されている。円板11の中心部を
挟み、連結部材12の接続位置の反対側には切替え用板
バネ15が半径方向に伸びた状態で固定されている。そ
の為、連結部材12の接続位置12aがガイド溝14か
ら最も離れた位置、すなわち、菱形スライダ13が円板
11に最も接近する位置に到達したとき、切替え用板バ
ネ15はガイド溝14に最も接近する。菱形スライダ1
3に切替え用板バネ15が接近した時、切替え用板バネ
15により菱形スライダ13の下部が押圧される。その
為、分岐点を通過する前に菱形スライダ13の頂角の位
置が変更する。その結果、菱形スライダ13はこれまで
辿ってきた分岐路とは異なる別の分岐炉を辿る。したが
って、円板11を回動させることにより、菱形スライダ
13はガイド溝14に沿ってY字状に摺動する。
【0016】光コネクタA、Bは、その光結合面をガイ
ド溝14に向け、ガイド溝14の終端部近傍に配置さ
れ、光コネクタCは連結部材12の他端に回転自在に接
続されている。その為、連結部材12の接続位置12a
がガイド溝14に最も接近したとき、光コネクタCは光
コネクタAまたは光コネクタBと光結合するように構成
されている。光コネクタCには、配線盤Dの左側に露出
した光ケーブル2aから16心MPOアダプタなどを介
して供給された16心テープ状光ファイバ心線17が接
続されている。また、光コネクタAには末端部が2心ず
つ分岐し、8個の2心MPOアダプタ16に接続された
16心テープ状光ファイバ心線17が接続されている。
それぞれの2心MPOアダプタ16は、加入者宅に接続
された光屋外線8が接続される。さらに、光コネクタB
は16心テープ状光ファイバ心線17を介して、配線盤
Dの右側に露出した光ケーブル2aの他端部に接続され
ている。
【0017】なお、円板1には配線盤Dの側面に装着さ
れた切替操作用つまみ18が固定されているので、作業
者が切替操作用つまみ18を反時計方向に回せば、光コ
ネクタCは光コネクタBから光コネクタCに接続され、
加入者宅への引落しが可能になる。
【0018】図3はドロップオフ光コネクタ装置の作用
を示す工程図である。光コネクタCが円板11から最も
離れた溝14bにおける位置(上死点B)に到達する
と、光コネクタCは光コネクタBと光結合する。この場
合、菱形スライダ13は左上りの状態になっている(同
図(a))。
【0019】また、切替操作用つまみ18を操作して円
板11を反時計方向に回転させ、光コネクタCを円板1
1に最も接近した位置である下死点に移動させると、切
替え用板バネ15が菱形スライダ13の下部を左方向に
押圧するので、その結果、菱形スライダ13は概略90
度時計方向に回転する(同図(b))。
【0020】さらに、円板11が反時計方向に回転する
と、菱形スライダ13は上昇を開始する。この場合、菱
形スライダ13は右上りの状態になっているので、ガイ
ド溝14の分岐点では溝14aが選択され、溝14aに
沿って移動する。その為、光コネクタCは円板11から
最も離れた溝14aにおける位置(上死点A)で光コネ
クタAと光結合する(同図(c))。
【0021】逆に、切替操作用つまみ18を操作して円
板11を時計方向に回転させると、光コネクタCは溝1
4aに沿って下降し、下死点付近に近付く。そのとき、
切替え用板バネ15が菱形スライダ13の下部を右方向
に押圧するので、その結果、菱形スライダ13は概略9
0度反時計方向に回転する(同図(d))。
【0022】このように、切替操作用つまみ18を操作
するだけで、直接、作業者が光コネクタに触れることな
く、光コネクタCの切替え先を光コネクタBから光コネ
クタA、あるいは光コネクタAから光コネクタBへ簡単
に切り替えることができる。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。上記実施例では回転部材として円板を用い
たが、回転する部材であれば、棒状、板状であってもよ
い。
【0024】また、ガイド溝は分岐を有するものであれ
ばよく、例えばU字溝、V字溝を使用できる。
【0025】さらに、光コネクタAに接続されたテープ
状光ファイバ心線の一部を分岐ファイバとし、残りをス
ルーファイバとしてもよい。この場合、スルーファイバ
は配線盤Dの右側に露出した光ケーブル2aに接続され
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は、切替リンク機構により、第3
の光コネクタを第1の光コネクタから第2の光コネク
タ、または第2の光コネクタから第1の光コネクタへ短
時間で切り替えることができるので、引落し作業の効率
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るドロップオフ光コネク
タ装置を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係るドロップオフ光コネクタ
装置の使用状態を示す図である。
【図3】本発明の実施例に係るドロップオフ光コネクタ
装置の切替え状態を示す工程図である。
【図4】局装置から加入者宅に接続された光ケーブルに
装着された架空引落接続函を示す概念図である。
【図5】従来のドロップオフ光コネクタ装置が適用され
た光引落接続函を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…局装置、2…配線ケーブル、3…切替盤、4…引上
げケーブル、5…電柱、6…引落接続函、7…光ファイ
バ心線、8…光屋外線、9…ドロップオフ光コネクタ装
置、10…コネクタ、11…円板、12…連結部材、1
3…菱形スライダ、14…ガイド溝、15…方向切替え
用板バネ、16…MPOアダプタ、17…16心テープ
状光ファイバ心線、18…切替え操作用つまみ、A、
B、C…光コネクタ、D…配線盤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 灰原 正 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−111104(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 - 6/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ケーブルから供給された複数の光ファ
    イバ心線の一部または全部を分岐するドロップオフ光コ
    ネクタ装置において、 前記光ケーブルから分岐される光ファイバ心線が接続さ
    れる第1の光コネクタと、前記光ケーブルから分岐され
    ない光ファイバ心線が接続される第2の光コネクタと、
    前記第1の光コネクタまたは前記第2の光コネクタに接
    続される第3の光コネクタと、前記第3の光コネクタを
    移動させることにより前記第1の光コネクタ及び前記第
    2の光コネクタの間で前記第3の光コネクタを切り替え
    る切替リンク機構と、前記第1の光コネクタ、前記第2
    の光コネクタ、前記第3の光コネクタおよび前記切替リ
    ンク機構を収納するケースとを備えて構成されるドロッ
    プオフ光コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記切替リンク機構は、回転部材と、前
    記回転部材の外周部に一端が接続された連結部材と、前
    記連結部材の他端に接続された菱形スライダと、前記菱
    形スライダを少なくとも2方向にガイドするガイド溝
    と、前記回転部材の半径方向に突出して配置され前記回
    転部材の回転に伴い前記菱形スライダの前記ガイド溝に
    おける移動方向を切り替える方向切替部材を備え、 前記第1の光コネクタおよび第2の光コネクタは前記ガ
    イド溝の終端部に配置され、前記第3の光コネクタは前
    記連結部材の他端に接続されていることを特徴とする請
    求項1記載のドロップオフ光コネクタ装置。
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