JP2983866B2 - 通い箱の荷積み機構 - Google Patents

通い箱の荷積み機構

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JP2983866B2
JP2983866B2 JP6310387A JP31038794A JP2983866B2 JP 2983866 B2 JP2983866 B2 JP 2983866B2 JP 6310387 A JP6310387 A JP 6310387A JP 31038794 A JP31038794 A JP 31038794A JP 2983866 B2 JP2983866 B2 JP 2983866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械部品あるいは製品
等の保管に、あるいは搬出入等に用いる通い箱の、段積
み機能を備えた荷積み機構に関する。
【0002】
【従来の技術】機械部品あるいは製品等は、通い箱に詰
められて保管、あるいは搬出入されるが、このとき通い
箱は保管スペースの節約あるいは搬出入効率の向上から
段積みされる。
【0003】この通い箱の段積みには、従来例えば図1
2に示す段積み装置100が使用されている。
【0004】この段積み装置100は、フレーム本体1
01と、このフレーム本体101に上,下動可能に設け
られた支持杆102と、この支持杆102に横方向移動
可能に設けられたチャックアーム103と、通い箱10
4を搬送するコンベア105とからなり、コンベア10
5により前後して搬送される通い箱104a,104b
はストッパ106により停止して位置決めされる。前送
された通い箱104aは位置決め後、その両側部をチャ
ックアーム103で挟持して持ち上げ、後送された通い
箱104bが真下に来るまで上方で待機している。後送
された通い箱104bはストッパ106による位置決め
後、その位置で停止する。その後支持杆102が下降す
ることによって前送された通い箱104aが後送された
通い箱104b上に段積みされる。
【0005】このように段積みされた後は、チャックア
ーム103の挟持を解くと共に支持杆102の上動でチ
ャックアーム103を上方へ退避させ、かつストッパ1
06のストッパ機能を解除して、段積みされた通い箱を
コンベア105により後工程へ送る。
【0006】後工程へ送られた段積みされた通い箱は、
例えばフォークリフトを用いてトラックの荷台に荷積み
され仕向け地へ輸送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の段積
み装置100は、段積み機能のみを奏し、荷積み機能を
何等奏するものではなく、このため効率の良い荷積みを
するには未だ満足するものではなかった。
【0008】その上、この段積み装置100は、通い箱
104a及び104bがプラスチックコンテナ等の高剛
性の通い箱である場合には好適に実施できるものである
が、プラスチック製のライナと中芯とで段ボール状に形
成した低剛性の通い箱の場合には、箱外周が変形し基準
寸法が狂ってしまうものが殆どであるため、ストッパ1
06による単純な位置出しでは前送通い箱と後送通い箱
との間に位置ずれを生じて段積みすることができない事
態が発生する虞れがある。
【0009】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は荷積み効率の向上を図ると
共に、低剛性通い箱の荷積みをも可能とする段積み機能
を備えた通い箱の荷積み機構を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、通い箱の四隅のコーナ部
を押して通い箱の位置決めを行う位置決め手段と、通い
箱を持ち上げるリフタ手段とを備え、前送された通い箱
を、前記位置決め手段により位置決め後、前記リフタ手
段により持ち上げると共に、後送され前記位置決め手段
により位置決めされた通い箱上に段積みした後、この段
積みした通い箱を前記リフタ手段により運搬手段の荷台
の高さに相応する高さに持ち上げて保持する段積み装置
と、前記高さで前記段積み装置と前記運搬手段の荷台と
を中継するように設けられ、前記段積みした通い箱の持
ち上げ保持後、前記段積み装置内に進出して前記リフタ
手段の保持が解除された前記段積みした通い箱を受けて
前記運搬手段の荷台へ移送すると共に移送後、前記段積
み装置から後退するように取り付けられた中継移送手段
とからなる通い箱の荷積み機構であって、
【0011】前記段積み装置が、通い箱を順次搬送する
搬送手段と、縦長に形成され、下部に前記搬送手段を配
置したフレーム本体と、このフレーム本体に上,下動可
能に取付けられ、フレーム本体内に搬入された通い箱の
搬送手段上の位置を調整する前記位置決め手段と、前記
フレーム本体に、前記位置決め手段の上位で位置決め手
段と独立して上,下動可能に取付けられ、前記フレーム
本体内に搬送された通い箱を保持して上,下動させる前
記リフタ手段と、前記フレーム本体内に搬入された通い
箱の箱サイズを検出する箱サイズ検出手段と、前記フレ
ーム本体内に搬入された通い箱の高さを検出する箱高さ
検出手段と、
【0012】前記箱サイズ検出手段及び箱高さ検出手段
で求めた箱サイズ及び箱高さと、予め記憶された単位通
い箱当りの箱サイズ及び箱高さとからそれぞれ前記フレ
ーム本体内に搬入された通い箱の位置調整データ及び、
重ね段数を演算する演算手段と、前記位置調整データに
基づいて前記位置決め手段により前記フレーム本体内に
前,後して搬入された各通い箱の位置決めを行い、かつ
前送された通い箱を前記位置決め後前記リフタ手段によ
り持ち上げると共に、後送され前記位置決めした位置に
前記位置決め手段で保持された通い箱上に前送された通
い箱を段積みした後、段積みした通い箱を前記リフタ手
段により前記運搬手段の荷台の高さに相応する高さに持
ち上げて保持し、かつ前記リフタ手段の保持を解除して
前記段積みした通い箱を前記フレーム本体内に進出した
中継移送手段上に載置させた後、前記リフタ手段及び位
置決め手段を上動させて退避させるように前記位置決め
手段、リフタ手段、及び搬送手段を駆動制御する制御手
段とからなることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1及び2記載の通い箱の荷積み機構は前
記した構成になっているので次の作用を奏する。
【0014】すなわち、請求項1記載の発明は、段積み
装置で、前送通い箱と後送通い箱を段積みし、この段積
みした通い箱を運搬手段の荷台の高さに相応する高さに
保持し、中継移送手段で、前記保持した段積みした通い
箱を受けて運搬手段の荷台へ直接移送することができ
る。また位置決め手段は、通い箱の四隅のコーナ部を押
して通い箱の位置決めを行うものであるから、通い箱の
箱外周がたとえ変形していたとしても位置決め時にその
変形を矯正することができ、これにより通い箱の位置決
めを精度良く行うことができる。
【0015】また、請求項1記載の発明は、リフタ手段
により持ち上げた前送通い箱を、位置決め後、該位置に
位置決め手段で保持した後送通い箱上に段積みするよう
にしたので、段積み時の後送通い箱を位置決めした位置
に正確に保持することができると共に、後送通い箱の箱
外周がたとえ変形していたとしても位置決め手段による
保持で矯正されて後送通い箱を変形前の正常な状態に維
持することができ、これにより安定した段積み状態が得
られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する図1に、一実施例としての通い箱の荷積
み機構を示す。
【0017】この荷積み機構は段積み装置50と中継移
送手段80とから大略構成されている。
【0018】段積み装置50は、前送通い箱Aを後送通
い箱B上に段積みした後、この段積みした通い箱C(以
下、段積み通い箱Cと言う)を、運搬手段90の荷台9
1の高さに相応する高さに保持するように構成されてお
り、中継移送手段80は、前記高さで段積み装置50と
運搬手段90の荷台91とを中継するように設けられ、
段積み通い箱Cの保持後、段積み装置50内に進出して
前記保持が解除された段積み通い箱Cを受けて運搬手段
90の荷台91へ移送すると共に移送後、段積み装置5
0から後退するように構成されている。
【0019】まず段積み装置50について説明する。
【0020】図2は、段積み装置50の一実施例として
の基本ブロック図を示す。
【0021】すなわち、この段積み装置50は、通い箱
を搬送する搬送手段1と、相互に独立して上,下動可能
に取付けられた位置決め手段3及びリフタ手段4と、装
置50内に搬入された通い箱の箱サイズ及び箱高さをそ
れぞれ検出する箱サイズ検出手段5及び箱高さ検出手段
6と、この箱サイズ検出手段5及び箱高さ検出手段6の
検出出力に基づいて装置50内に搬入された通い箱A,
Bの位置調整データ及び重ね段数を演算する演算手段8
と、この演算手段8の演算結果に基づいて装置50内に
前,後して搬入された各通い箱A,Bの位置決めを行な
うと共に、前送通い箱Aを後送通い箱B上に段積みする
ように搬送手段1,位置決め手段3,及びリフタ手段4
を駆動制御する制御手段9とから基本構成されている。
【0022】このとき演算手段8は、箱サイズ検出手段
5及び箱高さ検出手段6で求めた箱サイズ及び箱高さ
と、予めメモリ7に記憶された単位通い箱当りの箱サイ
ズ及び箱高さとからそれぞれ装置50内に搬入された通
い箱A,Bの位置調整データ及び重ね段数を演算するよ
うになっている。
【0023】また、制御手段9は、演算手段8で求めた
位置調整データに基づいて位置決め手段3により装置5
0内に前,後して搬入された各通い箱A,Bの位置決め
を行ない、かつ前送された通い箱Aを位置決め後リフタ
手段4により持ち上げると共に、後送され位置決め位置
に位置決め手段3で保持された通い箱B上に段積みした
後、段積み通い箱Cをリフタ手段4により運搬手段90
の荷台91の高さに相応する高さに持ち上げて保持し、
かつリフタ手段4の保持を解除して段積み通い箱Cを段
積み装置50内に進出した中継移送手段80上に載置さ
せた後、リフタ手段4及び位置決め手段3を上動させて
退避させるように搬送手段1,位置決め手段3,及びリ
フタ手段4を駆動制御するようになっている。
【0024】図3乃至図6にその具体例を示す。
【0025】段積み装置50は、例えば図3に示すよう
に各仕向け地毎に設けられた投入ローラ51と、段積み
装置50との間を連絡する搬送手段としての搬送ローラ
1上に設けられており、各投入ローラ51から搬送ロー
ラ1へ投入され、この搬送ローラ1により段積み装置5
0内に前後して搬送される通い箱を段積みして中継移送
手段80を介して運搬手段90の荷台91へ移送するよ
うに構成されている。
【0026】そしてこの段積み装置50は、前述したメ
モリ7、演算手段8,及び制御手段9を組込んだパーソ
ナルコンピュータ53により段積み作業が制御されるよ
うになっている。このパーソナルコンピュータ53は段
積み装置50に備えた箱サイズ検出手段5及び箱高さ検
出手段6の各検出信号を受けて変換しパーソナルコンピ
ュータ53へ送る制御ボックス54を介して段積み装置
50に結線しており、かつ搬送ローラ1に関する入出力
を制御する制御ボックス55を介して搬送ローラ1に結
線している。
【0027】なお、図3において、符号57は通い箱の
搬送方向を示す矢印である。
【0028】段積み装置50は、図4乃至図6に示すよ
うに複数の支柱2aにより縦長の立方体形状に枠組みさ
れ、下部に搬送ローラ1を配置したフレーム本体2と、
フレーム本体2に上,下動可能に取付けられた位置決め
手段3と、フレーム本体2に、位置決め手段3の上位で
位置決め手段3と独立して上,下動可能に取付けられた
リフタ手段4と、フレーム本体2の下部に取付けられた
箱サイズ検出手段としての箱サイズセンサ5と、リフタ
手段4及び位置決め手段3にそれぞれ設けられた箱高さ
検出手段6としての上位センサ61及び下位センサ62
とから大略構成されている。
【0029】位置決め手段3は、通い箱Aの大きさより
も充分大きな矩形状開口部30を有して枠組みされ四隅
31aをフレーム本体2のガイド杆2bに案内支持され
て上,下動する下位枠部材31と、この下位枠部材31
の開口部30の各コーナ部に該当する箇所に、開口部3
0内に位置する通い箱Aのコーナ部を押すように移動可
能に設けられた位置決め部材32とを有して構成されて
いる。下位枠部材31の上,下動機構は、フレーム本体
2に上,下端部を回動自在に支持されたボールねじ58
と、このボールねじ58の下端部に連結しボールねじ5
8を回転駆動するモータ59と、下位枠部材31に一体
に形成されボールねじ58に螺合したナット部31bと
から構成されている。
【0030】また、位置決め部材32は、L字形に形成
されその内側面を通い箱Aのコーナ部に対向させると共
に、通い箱Aのコーナ部に対して漸近及び離反するよう
に移動可能に設けられた移動基板33と、この移動基板
33の内側面に、通い箱Aを押す方向に弾性を有して取
付けられた押当子34とから構成されている。
【0031】そしてこの位置決め部材32の移動機構
は、下位枠部材31の対向辺のそれぞれの裏面に相互に
平行となるように設けられたガイド杆35及びボールね
じ36と、このガイド杆35に挿通する挿通孔37bと
ボールねじ36に螺合するナット部37cを有するブラ
ケット37aを両端に有し、下位枠部材31の他の対向
辺にそれぞれ対向するように設けられた一対の可動板3
7と、対向関係にある一対のボールねじ36に傘歯車3
8aを介して連結する一対の駆動杆38と、この駆動杆
38を駆動するモータ39と、一対の可動板37のそれ
ぞれの裏面に相互に平行となるように設けられたガイド
杆25及びボールねじ26と、このボールねじ26を図
外の駆動杆を介して駆動させるモータ27(図5参照)
とから構成されている。そして、位置決め部材32がそ
の移動基板33に一体的に設けたブラケット33aのガ
イド杆挿通孔33b及びナット部33cをそれぞれガイ
ド杆25及びボールねじ26に挿通及び螺合させて取付
けられている。このときボールねじ26はねじの巻方向
が相互に逆向きとなるボールねじ26a,26bを連結
部材26cで連結して構成されている。
【0032】この移動機構は、モータ39の駆動による
ボールねじ36の回転で一対の可動板37が通い箱Aの
搬送方向57に沿って相互に漸近(図6のa矢印)ある
いは離反(図6のb矢印)移動し、かつモータ27の駆
動によるボールねじ26の回転で、通い箱Aの搬送方向
57に対して直行する方向で対向する一対の位置決め部
材32が相互に漸近(図6のc矢印)あるいは離反(図
6のd矢印)移動することによって、4個の位置決め部
材32が通い箱Aの4個のコーナ部を同時におし、ある
いはその押し力を解除するように作動する。このときの
位置決め部材32の移動はパーソナルコンピュータ53
内の演算手段8で求めた位置調整データに基づいて制御
される。
【0033】また、押当子34は、位置決め部材32が
通い箱Aのコーナ部を押すときに該コーナ部に当接する
ように移動基板33に取付けられるものであって、移動
基板33の外側面に設けたばねケース33d(図5参
照)に一部を収納されたばね(図示せず)により弾持さ
れている。そしてこの押当子34は望ましくはその上部
に通い箱Aへの当接面側に低くなるテーパ面34a(図
5参照)が形成される。このテーパ面34aは段積みの
際、上位通い箱を下位通い箱上に誘導する機能を奏し段
積み作業を容易なものとする。
【0034】リフタ手段4は、通い箱Aの大きさよりも
充分大きな矩形状開口部40を有して枠組みされ四隅4
1aをフレーム本体2のガイド杆2bに案内支持されて
上,下動する上位枠部材41と、この上位枠部材41の
通い箱Aの搬送方向57で対向する2辺の各中央部に該
当する部位に、搬送方向57に沿って相互に漸近及び離
反移動するチャック部材42とを有して構成されてい
る。リフタ手段4の上下動機構は、ボールねじ58とは
別個のボールねじ(図示せず)を用いた位置決め手段3
の上下動機構と同様な構造により位置決め手段3と独立
して上下動できるようになっている。そしてリフタ手段
4は、望ましくは、上位枠部材41の開口部40のコー
ナ部に該当する箇所に、通い箱Aの各コーナ部に当接す
るように移動する補助支持部材43が設けられる。
【0035】チャック部材42は、下端係合部42aを
有して全体が略L字形に折曲形成されており、上位枠部
材41の通い箱Aの搬送方向57で対向する各対向辺と
平行で、かつ搬送方向57に沿って漸近あるいは離反移
動するように設けた一対の可動板44の各々の中央部に
上端を固着し、下端係合部42aを開口部40の内方へ
向けて取付けられている。
【0036】また、補助支持部材43は、ブラケット4
3bに、通い箱Aのコーナ部に外方から当接する2本の
支持杆43a,43aを垂設して構成されており、一対
の可動板44の両端部に可動板44の長さ方向に沿って
移動可能に設けられている。
【0037】一対の可動板44は、各可動板44の両側
部を、上位枠部材41の他の対向2辺の裏面側にそれぞ
れ設けたボールねじ45及びガイド杆46によって案内
駆動することによって、相互に漸近あるいは離反移動す
るように取付けられている。
【0038】補助支持部材43は、各可動板44の裏面
側に設けたボールねじ47及びガイド杆48に案内駆動
されるように取付けられている。このときボールねじ4
7はねじの巻方向が相互に逆向きとなるボールねじ47
a,47bを連結部材47cで連結して構成されてお
り、このため各可動板44の両側に位置する一対の補助
支持部材43はボールねじ47の回転で可動板44の長
さ方向に沿って相互に漸近及び離反移動するように取付
けられている。
【0039】そしてこれら可動板44の移動に伴なうチ
ャック部材42の移動及び補助支持部材43の移動は、
パーソナルコンピュータ53内に組込まれた演算手段8
により求めた位置調整データに基づいて制御される。
【0040】箱サイズセンサ5は、フレーム本体2の下
部の、搬送ローラ1の両側に位置して設けられたセンサ
設定部材16に、通い箱Aの搬送方向57に沿って適宜
の間隔で複数個設けられている(図4参照)。この箱サ
イズセンサ5は、搬送ローラ1によりフレーム本体2内
に前、後して搬入され、前端をストッパ14で停止させ
たときの前送通い箱A、及び後送通い箱Bの後端位置を
測定して箱サイズを検出するようになっている。パーソ
ナルコンピュータ53の演算手段8は、この箱サイズ検
出信号と、メモリ7に予め記憶された単位通い箱当りの
箱サイズとにより位置調整データを求めることができ
る。
【0041】また、箱高さ検出手段6としての上位セン
サ61及び下位センサ62は、図5に示すようにそれぞ
れチャック部材42の下端係合部42aの先端部及び位
置決め部材32の移動基板33の下端部に設けられてい
る。この上位センサ61及び下位センサ62はそれぞれ
リフタ手段4及び位置決め手段3の上,下動により、フ
レーム本体2内に搬入された前送通い箱A及び後送通い
箱Bの箱高さを測定することができる。パーソナルコン
ピュータ53の演算手段8は、これら上位センサ61及
び下位センサ62の測定信号と、メモリ7に予め記憶さ
れた単位通い箱当りの箱高さとにより、前送及び後送通
い箱A及びBの重ね段数を求めることができる。
【0042】図7は、中継移送手段80を示す。
【0043】この中継移送手段80は、段積み装置50
と運搬手段90との間に位置するように設置される(図
1,図3参照)。
【0044】そしてこの中継移送手段80は、移送本体
81と、この移送本体81の一側にe方向に伸縮可能に
取付けられた移送始端82と、移送本体81の他側にα
方向に開閉可能に枢支された移送終端83とから大略構
成されており、移送始端82及び移送終端83がそれぞ
れ段積み装置50及び運搬手段90に対応するように設
置される(図1参照)。
【0045】移送本体81は、内部に動力機構を内蔵し
た立方体の箱形状に形成されており、上面に前記動力機
構により駆動する搬送ローラ81aが設けられている。
この搬送ローラ81aは前記動力機構により段積み通い
箱Cを移送終端83側へ送る方向に回転駆動する。 ま
た、移送始端82は、細長のコ字形状に形成されてお
り、コ字形状の開放端側を先頭にして移送本体81の上
面に設けたガイド溝81bに挿入され、移送本体81内
の動力機構によりe方向に往復移動可能に取付けられて
おり、このe方向の往復移動により段積み装置50(フ
レーム本体2)に対して進退可能となっている。この移
送始端80の内側対向面には回転自在なローラ82aが
複数個設けられている。
【0046】さらに、移送終端83は、矩形枠体内に回
転自在な搬送ローラ83aを設けて構成されており、移
送本体81への枢支部を回転中心としてα方向に開閉し
て、使用状態としての運搬手段90の荷台91への橋か
け状態(図1参照)が得られ、あるいは不使用状態とし
ての移送本体81上への折畳み状態(図示せず)が得ら
れるようになっている。
【0047】そして移送本体81には、搬送ローラ81
aを駆動/停止させるメインスイッチ13aと、移送始
端82を段積み装置50内に進出させる進出スイッチ1
3bと、移送始端82を段積み装置50から後退させる
後退スイッチ13cとを有する操作板13が設けられて
おり、中継移送手段80は操作板13を操作することに
より駆動させることができる。
【0048】すなわち、中継移送手段80は、メインス
イッチ13aをONすることにより搬送ローラ81aが
通い箱を移送終端83側へ送る方向に回転駆動し、さら
に進出スイッチ13b又は後退スイッチ13cをONす
ることにより搬送ローラ81aを回転駆動させた状態で
移送始端82を進出又は後退させることができ、かつメ
インスイッチ13aをOFFすることにより中継移送手
段80全体の駆動を停止させることができる。
【0049】さらに、通い箱A(B)は、図8に示すよ
うに、プラスチック製のライナと中芯とで段ボール箱形
状に形成した箱本体70と、この箱本体70の開口部周
囲を補強する帯状補強部材71と、箱本体70の長さ方
向で対向する対向側壁に穿設した係合孔72とから大略
構成されている。このとき帯状補強部材71の特にコー
ナ部71aは肉厚でかつこの肉厚分だけ上方へ突出して
形成されており、これにより段積みの際の受け部71b
が形成されている。このように形成された通い箱A
(B)は、箱本体70がプラスチックコンテナに比べて
剛性の低いものとなっている。
【0050】次に、この荷積み機構の作動を説明する。
【0051】まず、段積み装置50の作動を図9のフロ
ーチャート及び図10の作動説明図に基づき説明する。
【0052】スタート時点では位置決め手段3及びリフ
タ手段4がフレーム本体2の上方位置で待機状態になっ
ていると共に、フレーム本体2内に通い箱の存在しない
状態となっている。
【0053】ステップS1では、搬送ローラ1のストッ
パ14をONにし、投入ローラ51のストッパ15をO
FFにすると共に投入ローラ51及び搬送ローラ1を駆
動させて前送通い箱Aをフレーム本体2に投入する(図
4参照)。このとき前送通い箱Aの重ね段数は5段とな
っている。前送通い箱Aの投入後のストッパ15はON
状態となって後送通い箱Bを停止させる。
【0054】ステップS2では、前送通い箱Aはその下
端前端部がストッパ14に突き当って停止し、フレーム
本体2内の搬入が確認される(図4参照)。その後スト
ッパ14はOFF状態となる。
【0055】ステップS3では、箱サイズセンサ5はフ
レーム本体2内に搬入された前送通い箱Aの箱サイズを
測定する。この測定信号は演算手段8に入力し、演算手
段8で前送通い箱Aの位置調整データが演算される。
【0056】ステップS4では、上方位置に待機してい
た位置決め手段3及びリフタ手段4が下降する(図10
(a)参照)。
【0057】この下降過程でリフタ手段4に設けた上位
センサ61が前送通い箱Aの箱高さを測定する(ステッ
プS5)。この測定信号は演算手段8に入力し、演算手
段8で前送通い箱Aの重ね段数(5段)が演算される。
【0058】ステップS6では、下降した位置決め手段
3が搬送ローラ1上の前送通い箱Aの位置決めを行な
う。この位置決めは、図10(a)に示すように、前送
通い箱Aの最下段の通い箱の帯状補強部材71の4個の
コーナ部71aを、位置決め手段3の4個の位置決め部
材32で押すことによって行なわれる。このときの位置
決め部材32の移動量は、ステップS3で求めた位置調
整データの出力により制御手段9で求めた移動量に基づ
いて制御される。
【0059】ステップS7では、下降したリフタ手段4
の上位センサ61が前送通い箱Aの位置を確認する。こ
の確認は一対のチャック部材42にそれぞれ設けた一対
の上位センサ61のいずれか一方を発光部とし他方を受
光部として、通い箱Aの係合穴72(図8参照)を透過
する光によって確認する。
【0060】ステップS8では、下降したリフタ手段4
の一対のチャック部材42が漸近移動して、その下端係
合部42aが前送通い箱Aの最下段の係合穴72に係合
し、図10(b)に示すように前送通い箱Aを持ち上げ
る。この下端係合部42aの係合穴72への係合時の移
動量はステップS3で求めた位置調整データの出力によ
り制御手段9で求めた移動量に基づいて制御される。前
送通い箱Aの持ち上げも制御手段9によって制御される
リフタ手段4の上動によって行われる。このとき位置決
め手段3は制御手段9で制御されて規定位置に戻りリフ
タ手段4と共に上動する(ステップS9)。また、リフ
タ手段4に設けた補助支持部材43は、リフタ手段で持
ち上げられた前送通い箱Aの最下段の通い箱のコーナ部
に当接して、持ち上げられた前送通い箱Aの揺れを防止
して持ち上げ状態の安定化を図っている。このときの補
助支持部材43の移動は、ステップS3で求めた位置調
整データに基づいて制御される。
【0061】次に、ステップS10では、搬送ローラ1
のストッパ14をONにし、投入ローラ51のストッパ
15をOFFにすると共に、投入ローラ51及び搬送ロ
ーラ1を駆動させて後送通い箱Bをフレーム本体2に投
入する。このときの後送通い箱Bの重ね段数は5段以内
となっている。後送通い箱Bの投入後のストッパ15は
ON状態となって次回に段積みされる前送通い箱を停止
させる。
【0062】ステップS11では、後送通い箱Bはその
下端前端部がストッパ14に突き当って停止し、フレー
ム本体2内の搬入が確認される。
【0063】ステップS12では、前述したステップS
3と同様にして箱サイズセンサ5により後送通い箱Bの
箱サイズを測定すると共に、演算手段8により後送通い
箱Bの位置調整データを演算する。
【0064】ステップS13では、上方位置に待機して
いた位置決め手段3が下降する。このときリフタ手段4
は、図10(c)に示すように前送通い箱Aを持ち上げ
た状態を維持している。この下降過程で位置決め手段3
に設けた下位センサ62が後送通い箱Bの箱高さを測定
する(ステップS14)。この測定信号は演算手段8に
入力し、演算手段8で後送通い箱Bの重ね段数(6段以
内)が演算される。
【0065】ステップS15では、下降した位置決め手
段3が搬送ローラ1上の後送通い箱Bの位置決めを行
う。この位置決めは、前述したステップS6と同様に後
送通い箱Bの最下段の通い箱のコーナ部71aを位置決
め部材32で押すことによって行われる。このときの位
置決め部材32の移動量は、ステップS12で求めた位
置調整データの出力により制御手段9で求めた移動量に
基づいて制御される。
【0066】ステップS16では、位置決め手段3が後
送通い箱Bの上端部まで上動して、最上段に位置する通
い箱の4個のコーナ部71aを、4個の位置決め部材3
2で同時に保持する。この位置決め部材32による保持
は、押当子34を通い箱のコーナ部71aに当接させ
て、位置決めした位置で保持される。このとき押当子3
4は、図10(d)に示すようにその上部テーパ面34
aが後送通い箱Bの上端よりも上方へ突出しかつ内方へ
向くように位置して通い箱のコーナ部に当接している。
【0067】ステップS17では、図10(d)に示す
ように上方に持ち上げられていた前送通い箱Aが下降し
て、位置決め部材32で保持された後送通い箱B上に段
積みされる。この段積みの際押当子34のテーパ面34
aが前送通い箱Aを後送通い箱B上に誘導し、段積みの
容易化と正確さを図ることができる。
【0068】ステップS18では、前送通い箱Aの下降
の規制により前送通い箱Aの後送通い箱B上の段積みを
確認する。この段積みを確認した後、チャック部材42
の前送通い箱Aへの係合及び位置決め部材32の後送通
い箱Bへの保持を共に解除する(ステップS19)。
【0069】この段階で前送通い箱Aを後送通い箱B上
に段積みすることができる。
【0070】次にステップS20では、リフタ手段4及
び位置決め手段3が下方移動し、段積み通い箱Cの最下
段の通い箱にチャック部材42が係合して、段積み通い
箱Cを持ち上げる(ステップS21)。この段積み通い
箱Cの持ち上げは図10(e)に示すように中継移送手
段80の移送始端82の進出位置よりも幾分高くなる
(高さhだけ高くなっている)ように持ち上げる。
【0071】ステップS22では、中継移送手段8の移
送始端82の段積み装置50内への進出を確認する。こ
の確認は例えばフレーム本体2の支柱2aの移送始端8
2の進出高さ位置に設けたセンサ13(図1参照)から
の信号により行なうことができる。
【0072】ステップS23では、リフタ手段4及び位
置決め手段3と共に段積み通い箱Cを高さhだけ下動さ
せ、段積み通い箱Cのそれ以上の下動の規制により、段
積み通い箱Cの最下動の底部の移送始端82への当接を
確認する(ステップS24)。
【0073】ステップS25では、チャック部材42の
係合を解除すると共にリフタ手段4及び位置決め手段3
を上動させて図10(f)に示すように上方へ退避させ
段積み通い箱Cの段積み装置50からの搬出を用意す
る。
【0074】このようなリフタ手段4及び位置決め手段
3の駆動は、制御手段9によって制御される。
【0075】次に中継移送手段80の作動を図11の作
動説明図に基づいて説明する。
【0076】中継移送手段80は、段積み装置50でリ
フタ手段4により段積み通い箱Cを運搬手段90の荷台
91の高さに相応する高さに持ち上げた状態(図10
(e))のときに作業者がメインスイッチ13aをON
して搬送ローラ81aを回転駆動させ、かつ進出スイッ
チ13bをONして移送始端82を段積み装置50内へ
進出させる。その後前述したステップS24及びS25
により段積み通い箱Cを移送始端82上に載置し、かつ
リフタ手段4及び位置決め手段3を上方退避させる(図
10(f))。図11(a)はこの状態を示す。
【0077】作業者は、リフタ手段4及び位置決め手段
3が上方へ退避したのを確認した後、後退スイッチ13
cをONして移送始端82を段積み通い箱Cを載置した
ままの状態で段積み装置50から後退させる。この後退
で段積み通い箱Cは、移送本体81の回転駆動している
搬送ローラ81a上に運ばれる(図11(b))。
【0078】搬送ローラ81a上に運ばれた段積み通い
箱Cは、搬送ローラ81aの回転により移送終端83に
運ばれ(図11(c))、かつ移送終端83の搬送ロー
ラ83aの転がりを利用して作業者により運搬手段とし
てのトラック90の荷台91へ荷積みされる。
【0079】段積み通い箱Cを荷台91へ荷積みした後
は、段積み装置50の段積みのタイミングを計って進出
スイッチ13aをONして移送本体81内に収納状態
(図11(c))にある移送始端82を段積み装置50
内へ進出させ、前述した図11(a)→図11(b)→
図11(c)を経て次段の段積み通い箱を荷台91へ荷
積みすることができ、この操作を繰り返すことによって
段積み装置50で順次段積みされた段積み通い箱を中継
移送手段80を経て順次荷積みすることができる。この
荷積みの間は搬送ローラ81aを回転状態のままにして
おくことができ、進出スイッチ13b及び後退スイッチ
13cの切換えにより順次段積み通い箱を荷積みするこ
とができる。
【0080】荷積みを完了したときは、移送始端82を
後退させて移送本体81内に収納した(図11(c)状
態)後に、メインスイッチ13aをOFFにして中継移
送手段80全体の駆動を停止し、かつ移送終端83を移
送本体81上に折畳んで収納し、トラック90の移動に
支障のないようにする。
【0081】このように段積み装置50と中継移送手段
80とからなる荷積み機構は、段積み装置50で段積み
された通い箱を中継移送手段80により直接トラック9
0の荷台91へ荷積みすることができるので、荷積み効
率の向上したものとなっている。
【0082】また、この荷積み機構における段積み装置
50は、リフタ手段4により持ち上げた前送通い箱A
を、位置決め後該位置に位置決め手段3で保持した後送
通い箱B上に段積みするようにしたので、段積み時の後
送通い箱Bを位置決めした位置に正確に保持することが
できると共に、後送通い箱Bの箱外周がたとえ変形して
いたとしても位置決め手段3による保持で矯正されて後
送通い箱Bを変形前の正常な状態に維持することがで
き、これにより低剛性の通い箱に適用して安定した段積
み状態を得ることができる。
【0083】また、本発明は前述した実施例に限定され
ることなく次の様な変化例をも含むものである。
【0084】中継移送手段80の操作は操作板13によ
り手動切換えにしたが、段積み装置50の段積みのタイ
ミングに相応して自動化することができることは勿論で
ある。
【0085】また運搬手段90はトラック以外の運搬手
段を用いることができる。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば次の効果を奏する。
【0087】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
段積み装置で、前送通い箱と後送通い箱を段積みし、こ
の段積みした通い箱を運搬手段の荷台の高さに相応する
高さに保持し、中継移送手段で、前記保持した段積みし
た通い箱を受けて運搬手段の荷台へ直接移送するように
したので、荷積み効率の向上した通い箱の荷積み機構を
提供することができる。
【0088】その上、請求項1記載の発明によれば、通
い箱の四隅のコーナ部を押して通い箱の位置決めを行う
位置決め手段を備えた段積み装置を採用しているので、
低剛性の通い箱の箱外周がたとえ変形していたとしても
位置決め時にその変形を矯正することができ、これによ
り低剛性通い箱の位置決めを精度良く行うことができる
と共に、低剛性の通い箱の安定した段積み状態が得ら
れ、ひいては低剛性通い箱にも好適に実施できる通い箱
の荷積み機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての通い箱の荷積み機構の全体概
略図である。
【図2】図1の荷積み機構に用いた段積み装置の基本ブ
ロック図である。
【図3】図1の荷積み機構のレイアウト例を示すレイア
ウト図である。
【図4】図2の段積み装置の要部側面図である。
【図5】図2の段積み装置の要部斜視図である。
【図6】図2の段積み装置の位置決め手段の下位枠部材
を想像線で描いた平面図である。
【図7】図1の荷積み機構に用いた中継移送手段の斜視
図である。
【図8】通い箱の斜視図である。
【図9】図1の段積み装置の作動を示すフローチャート
である。
【図10】(a)乃至(f)は、図9のフローチャート
に示す作動順序を説明する模式図である。
【図11】(a)乃至(c)は、図7の中継移送手段の
作動順序を説明する概略図である。
【図12】従来の通い箱の段積み装置の作動を示す概略
説明図である。
【符号の説明】
1 搬送ローラ(搬送手段) 2 フレーム本体 3 位置決め手段 4 リフタ手段 5 箱サイズセンサ(箱サイズ検出手段) 6 箱高さ検出手段 7 メモリ 8 演算手段 9 制御手段 50 通い箱の段積み装置 80 中継移送手段 90 運搬手段 91 荷台(運搬手段の) A 前送通い箱 B 後送通い箱 C 段積み通い箱

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通い箱の四隅のコーナ部を押して通い箱
    の位置決めを行う位置決め手段と、通い箱を持ち上げる
    リフタ手段とを備え、前送された通い箱を、前記位置決
    め手段により位置決め後、前記リフタ手段により持ち上
    げると共に、後送され前記位置決め手段により位置決め
    された通い箱上に段積みした後、この段積みした通い箱
    を前記リフタ手段により運搬手段の荷台の高さに相応す
    る高さに持ち上げて保持する段積み装置と、 前記高さで前記段積み装置と前記運搬手段の荷台とを中
    継するように設けられ、前記段積みした通い箱の持ち上
    げ保持後、前記段積み装置内に進出して前記リフタ手段
    の保持が解除された前記段積みした通い箱を受けて前記
    運搬手段の荷台へ移送すると共に移送後、前記段積み装
    置から後退するように取り付けられた中継移送手段とか
    らなる通い箱の荷積み機構であって、 前記段積み装置が、 通い箱を順次搬送する搬送手段と、 縦長に形成され、下部に前記搬送手段を配置したフレー
    ム本体と、 このフレーム本体に上,下動可能に取付けられ、フレー
    ム本体内に搬入された通い箱の搬送手段上の位置を調整
    する前記位置決め手段と、 前記フレーム本体に、前記位置決め手段の上位で位置決
    め手段と独立して上,下動可能に取付けられ、前記フレ
    ーム本体内に搬送された通い箱を保持して上,下動させ
    る前記リフタ手段と、 前記フレーム本体内に搬入された通い箱の箱サイズを検
    出する箱サイズ検出手段と、 前記フレーム本体内に搬入された通い箱の高さを検出す
    る箱高さ検出手段と、 前記箱サイズ検出手段及び箱高さ検出手段で求めた箱サ
    イズ及び箱高さと、予め記憶された単位通い箱当りの箱
    サイズ及び箱高さとからそれぞれ前記フレーム本体内に
    搬入された通い箱の位置調整データ及び、重ね段数を演
    算する演算手段と、 前記位置調整データに基づいて前記位置決め手段により
    前記フレーム本体内に前,後して搬入された各通い箱の
    位置決めを行い、かつ前送された通い箱を前記位置決め
    後前記リフタ手段により持ち上げると共に、後送され前
    記位置決めした位置に前記位置決め手段で保持された通
    い箱上に前送された通い箱を段積みした後、段積みした
    通い箱を前記リフタ手段により前記運搬手段の荷台の高
    さに相応する高さに持ち上げて保持し、かつ前記リフタ
    手段の保持を解除して前記段積みした通い箱を前記フレ
    ーム本体内に進出した中継移送手段上に載置させた後、
    前記リフタ手段及び位置決め手段を上動させて退避させ
    るように前記位置決め手段、リフタ手段、及び搬送手段
    を駆動制御する制御手段とからなることを特徴とする通
    い箱の荷積み機構。
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