JP2983206B1 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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  • Cookers (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 揚げ物フライヤ、麺ゆで器等として使用でき
る熱効率に優れ、極めてコンパクトな加熱調理器を提供
すること。 【解決手段】 槽1を加熱するバーナ2のバーナヘッド
20の炎孔20aの近傍にエアガイド21を配設すると共に、
当該エアガイド21へ向けて二次空気A2 を送風するファ
ン22を設けることによって、二次空気A2 を炎孔20aへ
導風し炎Fへ強制供給すると同時に、この二次空気A2
でエアガイド21を空冷するようにした。 【効果】 エアガイドを炎孔に近接配置して、炎の間を
通り抜けて燃焼に寄与しない過剰空気の流入を防止でき
るので、炎へ無駄なく効率的に二次空気を供給すること
ができ、また、ファンにより強制排気できるので、ブン
ゼン燃焼方式の如く必ず所定面積以上のガス排気口を確
保せねばならない制限もなく頗るコンパクトに構成でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理器、より
詳しくは、ガスバーナによって槽内の油、水等の液体を
加熱して調理に供する加熱調理器に関するものであり、
例えば、揚物フライヤ、麺ゆで器として好適である。
【0002】
【従来の技術】現在、ファーストフードチェーン店、フ
ァミリーレストラン、給食センター等の厨房施設におい
ては、テンプラ、油揚げなどの揚物食品を作る際、ガス
バーナで槽内の油を加熱するガスバーナ式フライヤを使
用するのが一般的である。
【0003】しかしながら、従来のガスバーナ式フライ
ヤは、その殆どが自然通気を利用したブンゼン燃焼方式
を採用していたので、必要な自然排気力を得るために、
必ず所定面積のガス排気口を確保しなければならないな
ど、装置をコンパクト化するのに限界があり、また、燃
焼用二次空気の取入口などの開放部を設けねばならない
ことから、その熱効率が50%にも満たず、予てより熱
効率の改善が求められていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のブン
ゼン燃焼式のフライヤ、麺ゆで器等の加熱調理器に上記
のような難点があったことに鑑みて為されたもので、熱
効率が格段に優れた加熱調理器を提供することを技術的
課題とするものである。
【0005】また、本発明の他の技術的課題は、熱効率
が格段に優れており、しかも極めてコンパクトな加熱調
理器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術的課
題を解決するために、燃焼用空気を一次空気A1 と二次
空気A2 とに分割供給して燃料ガスPを燃焼させる燃焼
ユニットUのバーナ2によって槽1を加熱し、当該槽1
内の液体を昇温せしめて調理に供する加熱調理器におい
て、複数の炎孔20a・20a…が列設されたバーナ2の棒
状バーナヘッド20を複数、互いに平行状態に並設し、こ
れら棒状バーナヘッド20・20…の隙間にそれぞれ複 数の
棒状エアガイド21・21…を平行状態に横設して当該炎孔
20aの近傍にエアガイド21を配設すると共に、バーナヘ
ッド20の下方に当該エアガイド21へ向けて二次空気A2
を送風するファン22を設けることによって、二次空気A
2 を炎孔20a方向へ導風して当該炎孔20aに生ずる炎F
へ二次空気A2 を強制供給すると同時に、この二次空気
2 でエアガイド21を空冷して炎Fによるエアガイド21
の過熱を防止するという技術的手段を採用した。
【0007】また、本発明は上記課題を解決するために
必要に応じて上記手段に加え、二次空気A2 をエアガイ
ド21へ送風するファン22によって、同時に一次空気A1
をバーナ2の混合管20b内へ強制供給するという技術的
手段を採用した。
【0008】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに必要に応じて上記手段に加え、槽1のバーナ2に対
向する外面に熱交換フィン11を設けるという技術的手段
を採用した。
【0009】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに必要に応じて上記手段に加え、バーナ2の燃焼ガス
Hの排気路を槽1の外面に沿って形成するという技術的
手段を採用した。
【0010】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに必要に応じて上記手段に加え、バーナ2の燃焼ガス
Hの排気路を槽1の外面に沿って往復的に形成するとい
う技術的手段を採用した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて詳しく説明する。なお、図1は本実施
形態の加熱調理器の全体斜視図、図2は同加熱調理器の
槽1及び燃焼ユニットUの分解蛙観図、図3は同加熱調
理器の燃焼ユニットUの部分分解斜視図、図4は同燃焼
ユニットUのバーナ2・2…の分解斜視図、図5は同燃
焼ユニットUの概略部分側面図、図6は同燃焼ユニット
U及び槽1の概略部分断面図、図7は本実施形態の加熱
調理器の排気路の分解斜視図である。
【0012】図中、符号1で指示するものは、油、水な
どの調理用液体が収容されるべき槽である。図1及び図
2に示すように、本実施形態の加熱調理器には、対称的
に二つの槽1・1が並設されており、各槽1の最下部に
は排出バルブ10が付設されている。そして、各槽1の外
面における後記燃焼ユニットUのバーナ2に対向する部
分には熱交換フィン11が設けられていると共に、後記排
気路カバー3に対向する部分には熱交換フィン12が設け
られている。
【0013】図中、符号Uで指示するものは、燃焼用空
気を一次空気A1 と二次空気A2 とに分割供給して燃料
ガスPを燃焼させる燃焼ユニットである。本実施形態の
燃焼ユニットUは、図2に示すように、槽1の熱交換フ
ィン11の直下に配設されて槽1を加熱する。即ち、本実
施形態の燃焼ユニットUの燃焼室は、図3に示す前壁2
5、後壁26、側壁27、傾斜隔壁28、及び縦隔壁29と、図
2に示す槽1の熱交換フィン11とにより囲まれて構成さ
れており、かかる燃焼室で発生する高温燃焼ガスHによ
って熱交換フィン11を介して槽1を加熱し、槽1内の液
体を昇温せしめるのである。なお、図2には、図面の輻
輳を避けるため、二つの槽1・1のうちの手前の槽1を
加熱するための燃焼ユニットUだけを図示しており、図
面奥側の槽を加熱するための燃焼ユニットは図示してい
ない。
【0014】本実施形態の燃焼ユニットUは、図3〜図
6に示すように、複数の炎孔20a・20a…がそれぞれ列
設された計四つのバーナ2・2…と、これらバーナ2・
2…の炎孔20a・20a…の近傍に配設された計五つの棒
状エアガイド21・21…と、これら炎孔20a・20a…に連
通する各混合管20b内へ一次空気A1 を強制供給すると
同時に各炎孔20aに生ずる炎Fへ二次空気A2 を強制供
給するファン22と、各混合管20b内へ燃料ガスPを噴射
するガスノズル23と、この燃料ガスPの噴出圧力を調節
するガバナ24とから構成されている。
【0015】そして、本実施形態の燃焼ユニットUのバ
ーナ2は、図4に示すように、所定の凹凸形状にプレス
加工したステンレス板材を二枚重ね合せて形成されてお
り、複数の炎孔20a・20a…を備えた棒状バーナヘッド
20と混合管20bとが一体に成形されて全体として板状を
成している。これら4つのバーナ2・2…が、複数のス
ペーサ20c・20c…にて所定間隔を保ってステー20dに
より互いに平行に並設され、そして、これらバーナヘッ
ド20・20…の隙間にそれぞれ丸パイプ材から成る棒状の
エアガイド21・21…が平行に横設されているのである。
なお、図3中、符号26aで指示するものは、バーナ2の
後壁26に配設された点火ロッドであり、符号26bで指示
するものは検知ロッドであり、符号26cで指示するもの
は覗き窓である。
【0016】しかして、本実施形態の燃焼ユニットUに
おいては、図5及び図6に示すように、ガスノズル23に
よって燃料ガスPが各混合管20b内へ噴射されると同時
に、ファン22によって燃焼用一次空気A1 が同混合管20
b内へ強制供給されて、この燃料ガスPと一次空気A1
との混合ガスが各バーナ2の炎孔20a・20a…から噴射
され、点火ロッド26aにより点火される。その一方で、
同じファン22によって燃焼用の二次空気A2 が複数のバ
ーナ2・2…の隙間を通って各エアガイド21へ送風さ
れ、これらエアガイド21・21…により二次空気A2 が炎
孔20a・20a…の方向へ導風され、各炎孔20aの炎Fへ
強制供給されて燃料ガスPの完全燃焼が行われるのであ
る。なお、図中、符号22aで指示するものは、多数の通
孔を有する均圧板であり、ファン22からの二次空気A2
を均一に噴出させる。
【0017】図7中、符号3で指示するものは、樋状の
排気路カバーである。この排気路カバー3は、槽1外面
の熱交換フィン12の上に被さるように水平配設されて、
燃焼ガスHの排気路を形成する。燃焼室で発生した燃焼
ガスHは前記縦隔壁29の内側を通って、この排気路カバ
ー3内を流通しながら熱交換フィン12で熱交換され、そ
して、煙突4を通って外部へ排気されるのである。な
お、図7には、これら熱交換フィン12及び排気路カバー
3を図示するために、二つの槽のうちの図面手前側の槽
の図示を省いているが、本実施形態の排気路は、二つの
槽1・1の隙間に形成されている。
【0018】図7中、符号6で指示するものは、箱状の
冷却通気路カバーである。この冷却通気路カバー6は、
縦隔壁29の外側に所定間隔をあけて配設されて、冷却空
気Cのための冷却通気路を形成する。そして、図2およ
び図3に示すように、本実施形態の加熱調理器の側壁27
には、計三つの通気孔27a・27b・27cが開設され、こ
の側壁27の外側には所定間隔をあけて側面カバー5が配
設されている。
【0019】しかして、本実施形態の加熱調理器は、図
3に示すように、前記ファン22から通気孔27aを通して
送風された冷却空気Cの一部を、通気孔27bから傾斜隔
壁28の裏側へ流通させ、縦隔壁29の通気孔29aを通して
この冷却通気路へ導くことによって、前記ガバナ24の過
熱による故障等を防止し、更に、残りの冷却空気Cを通
気孔27cからこの冷却通気路へ導くことによって、側面
カバー5や冷却通気路カバー6の過熱を防いで作業者の
安全を図っているのである。なお、図7に示すように冷
却空気Cはその後、縦隔壁29の通気孔29bを通して排気
される。
【0020】以上、説明したとおり、本実施形態の加熱
調理器は、各バーナ2のバーナヘッド20に開設された炎
孔20a・20a…近傍にエアガイド21・21…を配設し、し
かも各エアガイド21へ向けて二次空気A2 をファン22で
強制送風しているので、二次空気A2 を炎Fへ無駄なく
極めて効率的に供給することができ、大幅な熱効率の向
上を実現できる。
【0021】つまり、仮にもし、炎孔20a・20a…の近
傍にエアガイド21が配設されていないと、ファン22の強
制送風により、燃焼にあずからず炎Fの間を通り抜けて
しまう過剰な二次空気が増加してしまい、この過剰な二
次空気によって燃焼ガスHが冷却されて熱効率の低下を
来すことになり、また逆に、炎孔20a・20a…近傍にエ
アガイド21を配設するのみで、ファン22で二次空気A2
を強制送風しないと、炎孔20a・20a…に近接したエア
ガイド21が炎Fによって加熱され赤熱してしまい、この
赤熱したエアガイド21からの熱放射によってステンレス
材製のバーナーヘッド20が加熱されて、熱膨張による炎
孔20aの孔径変化により燃焼状態が変動して逆火や飛火
が生じたり、バーナー2の寿命が短くなるなどの問題が
起こるのである。
【0022】このように、本実施形態の加熱調理器にあ
っては、ファン22による二次空気の強制送風によってエ
アガイド21を強制空冷することができるので、エアガイ
ド21を炎孔20aの方へより近付けて配設することが可能
となり、燃焼にあずからない余分な二次空気を減らして
炎Fへ無駄なく効率的に供給することが可能となる。即
ち、本実施形態のバーナ2は、エアガイド21及びファン
22による炎Fへの二次空気強制導風作用とエアガイド21
の強制空冷作用との相乗効果を巧みに利用して燃料ガス
Pの高効率燃焼を実現しているのである。
【0023】また、本実施形態の加熱調理器にあって
は、このエアガイド21によって燃焼に寄与しない過剰空
気の燃焼室への流入を防止することができるので、過剰
空気による燃焼ガス温度の低下を回避できるばかりでな
く、過剰空気の流入を防止した分、燃焼ガス総量を少な
くすることができ、その結果、燃焼ガスの排気速度を抑
えて当該燃焼ガスの熱交換フィン部分の通過時間を稼い
で熱交換効率を向上させることができる。
【0024】更にまた、本実施形態の加熱調理器にあっ
ては、ファン22によって二次空気を炎へ強制供給でき、
更にファン22の強制通気力によって燃焼ガスHを強制排
気できるので、ブンゼン燃焼方式のように必要な自然排
気力を得るために必ず所定面積のガス排気口を確保しな
ければならないといった制限もなく、装置を頗るコンパ
クトに構成することができる。しかも、上述したよう
に、エアガイド21により過剰な二次空気を減らすことが
できるので、ファン22により二次空気A2 を強制送風す
るのと同時に、一次空気A1 を混合管20bへ強制送風す
ることが可能となり、一次空気A1 及び二次空気A2
送風を一台のファン22で賄うことができ、このことによ
っても、加熱調理器のコンパクト化を図ることができ
る。
【0025】更にまた、本実施形態の加熱調理器は、槽
1のバーナ2に対向する外面に熱交換フィン11を設け、
さらに、燃焼ガスHの排気路を槽1の外面に沿って往復
的に形成し、この排気路に沿って槽1外面に熱交換フィ
ン12を設けることによって、バーナ2で発生する燃焼ガ
スHと槽1外面との接触面積を増大させているので、燃
焼ガスHの高熱を槽1内の液体に効率的に伝導させるこ
とが可能となり、このことによっても、熱効率を向上さ
せることができる。本実施形態では、ファン22による強
制通気力によって燃焼ガスHを強制排気できるので、こ
れら熱交換フィン11・12、及び排気路の水平延長により
通気抵抗が増加しても通気不全が起こることはないので
ある。
【0026】更にまた、本実施形態の加熱調理器は、フ
ァン22の強制通気力を利用することによって排気路を槽
1の外面に沿って往復的に形成して十分な熱交換面積を
確保しているので、比較的に低温な燃焼ガスHで槽1を
十分加熱することができ、それほど燃焼ガスを高温化さ
せる必要がない。したがって、自然通気を可能ならしめ
るための通気抵抗の制限から十分な熱交換面積を得るこ
とができず比較的に高温な燃焼ガスで槽を局部的に加熱
しなければならなかった従来品に比べ、燃焼室や槽の寿
命を延ばすことができ、槽内の液体(油)を長持ちさせ
ることができると共に槽内の液体(水)の突沸等による
熱交換効率低下も回避でき、また、排気温度の低下によ
って作業環境の改善も図ることができるのである。
【0027】
【実施例】本実施形態の加熱調理器に対し、以下の手順
で熱効率テストを行なった。 1.本実施形態の加熱調理器を重量計に乗せ、槽に十分
な量の水を入れる。 2.サーモスタットを121℃以上にセットし、点火す
る。 3.水を沸騰させて15分間そのままにする。 4.加熱調理器の重量(SW)とガス流量計とを同時に
読む。 5.5分後に加熱調理器の重量(EW)とガス流量計と
を同時に読む。 6.室温を計って周囲温度係数(ACF)を求める。 公式;ACF(周囲温度係数)=100−t(℃室温)÷78.9 DW(水の蒸発量)=SW−EW INPUT(入熱)=ガス使用量×ガス発熱量 OUTPUT(有効熱)=DW×539×ACF 熱効率=OUTPUT÷INPUT×100 上記の公式から本実施形態の加熱調理器の熱効率を求め
たところ、70〜80%の格段に高い熱効率を得ることがで
きた。
【0028】本発明の具体例である実施形態は概ね上記
のように構成されているが、本発明は上記実施形態に限
定されるものではなく『特許請求の範囲』の記載内で種
々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、エ
アガイド21として、丸パイプ材を使用しているが、勿論
これに限定されるものではなく、断面V字形状、断面逆
三角形状等のエアガイドを採択することも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係る加熱調理器にあってはバーナヘッドに
開設された炎孔の近傍にエアガイドを配設し、しかも、
このエアガイドへ向けて二次空気をファンで強制送風し
ているので、炎孔に生ずる炎へ二次空気を強制供給する
ことができるのと同時にこの二次空気でエアガイドを強
制空冷することができる。したがって、エアガイドを炎
孔に、より近付けて配設することができ、燃焼にあずか
らない余分な二次空気を減らして炎へ無駄なく効率的に
二次空気を供給することが可能となり、大幅な熱効率の
向上を図ることができる。
【0030】また、本発明の加熱調理器は、ファンによ
って二次空気を炎へ強制供給でき、更にファンによる強
制通気力によって燃焼ガスを強制排気できるので、ブン
ゼン燃焼方式のように必要な自然排気力を得るために必
ず所定面積のガス排気口を確保しなければならないとい
った制限もなく、また、必要に応じて、一台のファンで
二次空気を強制送風すると同時に一次空気を混合管へ強
制送風することが可能なので、装置を頗るコンパクトに
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の加熱調理器の全体斜視図である。
【図2】同加熱調理器の槽1及び燃焼ユニットUの分解
蛙観図である。
【図3】同加熱調理器の燃焼ユニットUの部分分解斜視
図である。
【図4】同加熱調理器の燃焼ユニットUのバーナ2・2
…の分解斜視図である。
【図5】同加熱調理器の燃焼ユニットUの概略部分側面
図である。
【図6】同加熱調理器の燃焼ユニットU及び槽1の概略
部分断面図である。
【図7】同加熱調理器の排気路の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 槽 11 熱交換フィン U 燃焼ユニット 2 バーナ 20 バーナヘッド 20a 炎孔 20b 混合管 21 エアガイド 22 ファン P 燃料ガス A1 一次空気 A2 二次空気 F 炎 H 燃焼ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A47J 27/14 A47J 27/14 F (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/14 A47J 37/12 A47J 36/00 F23D 14/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼用空気を一次空気A1 と二次空気A
    2 とに分割供給して燃料ガスPを燃焼させる燃焼ユニッ
    トUのバーナ2によって槽1を加熱し、当該槽1内の液
    体を昇温せしめて調理に供する加熱調理器において、複数の炎孔20a・20a…が列設されたバーナ2の棒状バ
    ーナヘッド20を複数、互いに平行状態に並設し、これら
    棒状バーナヘッド20・20…の隙間にそれぞれ複数の棒状
    エアガイド21・21…を平行状態に横設して当該 炎孔20a
    の近傍にエアガイド21を配設すると共に、バーナヘッド
    20の下方に当該エアガイド21へ向けて二次空気A2 を送
    風するファン22を設けることによって、二次空気A2
    炎孔20a方向へ導風して当該炎孔20aに生ずる炎Fへ二
    次空気A2 を強制供給すると同時に、この二次空気A2
    でエアガイド21を空冷して炎Fによるエアガイド21の過
    熱を防止することを特徴とした加熱調理器。
  2. 【請求項2】 二次空気A2 をエアガイド21へ送風する
    ファン22によって、同時に一次空気A1 をバーナ2の混
    合管20b内へ強制供給することを特徴とした請求項1記
    載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 槽1のバーナ2に対向する外面に熱交換
    フィン11を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 バーナ2の燃焼ガスHの排気路を槽1の
    外面に沿って形成したことを特徴とする請求項1〜請求
    の何れか一つに記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 バーナ2の燃焼ガスHの排気路を槽1の
    外面に沿って往復的に形成したことを特徴とする請求項
    1〜請求項の何れか一つに記載の加熱調理器。
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