JP2981622B2 - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JP2981622B2
JP2981622B2 JP3093751A JP9375191A JP2981622B2 JP 2981622 B2 JP2981622 B2 JP 2981622B2 JP 3093751 A JP3093751 A JP 3093751A JP 9375191 A JP9375191 A JP 9375191A JP 2981622 B2 JP2981622 B2 JP 2981622B2
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興次 山本
猛 長崎
和夫 中北
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Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気機器や電子機器にお
いて用いられる押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示されるように、基枠1fの差込孔
21f,22fに対し第1接点板3fと第2接点板4fの各元部の
止付片36f、42fを差込み、元部4bfと止付片42fとの間
の屈曲部が折れ曲がり方向の弾性を有する第2接点板4f
は、元部4bf に近い位置の下側を支持体23fで支持して
いる(例えば特開昭64−19642)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の押釦スイッ
チでは押部材30f を指で押して第1接点板3fを下降させ
た場合、それが第2接点板4fに当接後、支持体23f から
先部4af までが長い第2接点板4fは充分な弾性を持って
撓む為、指には柔かくて良好な感触が得られる。しかし
このような構造のものは、組立時において差込孔22fに
対する止付片42fの差込深さが僅かでも不足すると、第
2接点板4fの先部4af が2点鎖線で示す如く下がった状
態となって、上記の如く第1接点板3fを下降させた場合
にそれと接触できなかったりする問題点がある。尚この
ような問題点の除去の為には、上記支持体23f を第2接
点板4fの先部4af に近い位置に設ければよいが、そのよ
うにすると第2接点板4fにおいて撓み変形が可能な寸法
が短くなって、上記のような操作の場合の感触が硬くな
ってしまったり、第2接点板4fが弾性限界を越えて変形
してしまって元へ戻らず、次からの操作時に作動不良を
起こしてしまったりする問題点がある。
【0004】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、第2接点板の先
部に一端が第2接点板の元部と先部との中間の横位置に
位置する支持片を連結し、その支持片の先端部を基枠で
支持することによって、第2接点板の先部を定位置に保
持して第1接点板との接触を確実化でき、その上第1接
点板との接触後は第2接点板の先部が充分な弾力を持っ
て下方へ沈むことができて、操作者の指先には良好な感
触が得られるようにした押釦スイッチを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明における押釦スイッチは、基枠には、夫々
弾性材料製の第1接点板と第2接点板の各元部が、各々
の先部が上下に間隔を隔てて重合する状態に止付けてあ
り、第1接点板の先部の上方には、第1接点板の先部を
押し下げてそれを第2接点板の先部に接触させる為の押
部材を配設してある押釦スイッチにおいて、上記第2接
点板の先部には、各々の一端が第2接点板の元部と先部
との中間における左横又は右横に夫々位置する弾性材料
製の支持片の各他端が連結しており、上記各支持片の第
2接点板の横に位置する端は上記基枠における対応位置
に設けられた支持部で支持されているものである。
【0006】
【作用】支持片の自由端が支持部により支持されて第2
接点板の先部は所定の高さの位置に保持されている。押
部材を押し下げると第1接点板が下方へ撓んでその先部
が第2接点板の先部に接触する。その後は第2接点板及
び支持片も共に下方へ弾力的に撓む。上記押し下げをや
めると第2接点板及び支持片は元に復帰し、また第1接
点板も元に復帰する。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1において、押釦スイッチは、夫々合成樹脂材料
を型成形して製造された基枠1及びボタン枠2と、導電
性の良好な弾性材料の金属板をプレス成形して製造され
た第1接点板3及び第2接点板4から成る。
【0008】上記基枠1は底板10とその底板10から立ち
上げた周壁11とから上方開口の箱状に構成してある。12
はその内部の収納空間である。13は底板10の下面から突
設させた脚で、その下面は取付基板への当面である。15
は一部の脚13から突設させた止付片で、先端部には上記
基板との係合用の鈎部16を備えている。次に17は上記底
板10から立ち上げた立上片、18はその上端に一体に連結
した係止片で、周壁11の外側に間隔を隔てて位置してい
る。21, 22は上記周壁11に設けた接点板止付用の差込孔
である。尚底板10には、各差込孔21, 22に連なる貫通孔
が穿設してある。23は底板10と一体形成の支持体で、図
2の如く、第2接点板4の長手方向の中間部の左右両横
の位置に設けてあり、その上端面が後述の支持片を支持
する為の支持部23aとなっている。該支持体23は周壁11
と一体に形成しても良い。
【0009】次にボタン枠2は上記基枠1の上方開口部
を塞ぐ大きさに形成された天板27と、天板27に一体に連
結されかつ上記基枠1における周壁11の周囲を取り囲む
大きさに形成された周壁28とから下方開口の箱状に形成
されている。29は周壁28の外側に備えさせた係合片であ
る。図3に示される30は天板27に設けた押部材、31はそ
れを押し操作する為の押え部である。
【0010】次に第1接点板3において、32は第1持出
腕で、二つの持出要素32', 32'と各持出要素の先端相互
を連結する連結部33から成る。34は上記連結部33から持
ち出させた第2持出腕を示し、その先端部が第1接点板
3としての先部3aであって下面に接点35を備える。36は
第1持出腕32の元部即ち第1接点板3の元部3bに連設し
た止付片で、下側の端縁36aが底板10に対する当部とな
っており、両横側の縁部には抜止用の係合爪37を有す
る。38は止付片36の下に連設した底板貫通部、39はその
下に連設した端子片を夫々示す。
【0011】次に第2接点板4において、41は接点板4
の先部4aの上面に備わった接点、42は接点板4の元部4b
に連設した止付片で、第1接点板3の止付片36と同様の
構造となっており、42aは当部、43は係合爪を夫々示
す。44は底板貫通部、45は端子片を夫々示す。46,46は
第2接点板4の先部4aに連結した支持片で、第2接点板
4の左右両横に位置しており、各々の先端は、第2接点
板4の元部4bと先部4aとの中間における左横及び右横に
夫々位置して、前記支持体23の支持部23aによって支持
されている。これらの支持片は第2接点板と一体形成し
てある。
【0012】上記構成の押釦スイッチの組立は、先ず第
2接点板4の止付片42をその当部42aが底板10に当接す
るまで差込孔22内に差し込む。次に第1接点板3におい
てもその止付片36を差込孔21に上記第2接点板4の場合
と同様に差し込む。これにより第2接点板4及び第1接
点板3ともに基枠1に固定された状態となる。この場
合、第2接点板4は元部4bと止付片42との間の屈曲部が
前記従来技術の場合と同様の弾性を有していても、支持
片46の先端部が支持部23aに支持されて、第2接点板4
の先部の接点41は予め定められた高さの位置に位置す
る。次にボタン枠2を基枠1に対して被せ付け、係合片
29を図3の(B)のように係止片18の下側に位置させ
る。これにより押釦スイッチの組立が完了する。この状
態においては、ボタン枠2の押部材30が第1接点板3に
おける第2持出腕34の先端部近くに、第1接点板3を第
2接点板4の側に僅かに撓ませた状態で当接し、ボタン
枠2には上方へ向けての付勢力が及ぶ。そして係合片29
が係止片18に係合してボタン枠2の上限位置を越える上
動が阻止される。
【0013】次に上記押釦スイッチの動作を説明する。
図3(A),(B)の状態からボタン枠2の押え部31を
下方へ向けて押すと、ボタン枠2は下動し、押部材30が
第1接点板3における第2持出腕34を下方へ押動する。
その結果図4の如く両持出腕32, 34が撓み、接点35が接
点41に接触して第1接点板3と第2接点板4相互間は導
通状態となる。押え部31を尚も下方へ押すと、第1接点
板3及び第2接点板4は図5の如く撓む。この場合、第
2接点板4の横に位置する支持片46は、図2の符号Lの
如く、第2接点板4の直下において支持体23と対応する
位置から先部4aまでの長さL'よりも長い長さを有するか
ら、充分に柔らかい弾力性を持って図5の(A),
(B)に示す如く撓む。従って、押え部31を押し下げる
指先には良好な感触を得る。上記状態から押え部31の押
し操作を解除すると、第2接点板4及び支持片46はそれ
らの弾性によって元の状態に復帰すると共に、第1接点
板3もそれの弾性によって復帰し、接点35が接点41から
離反して両接点板3,4間は非導通状態になると共に、
ボタン枠2も上方へ押し戻され、図3の状態となる。
【0014】尚支持片46の柔軟な弾性と、支持片46によ
る第2接点板4の先部4aの定位置保持効果とは相反する
ものである為、即ち前者は支持片46の長さが長い程高ま
り、後者は短い程高まる為、上記支持片46の長さは両者
を勘案して決めるのがよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、押部
材30を押し下げたりそれをやめたりすることにより第1
接点板3を第2接点板4に接、離させて、スイッチ作用
をさせられるは勿論のこと、
【0016】上記の場合において第1接点板3を第2接
点板4に接触させる場合、第2接点板4の先部4aは両側
の支持片46, 46による支持によってあたかも第2接点板
4の元部4bよりも先部4aに近いところで支持された状態
となっているから、定位置に安定保持されており、その
結果、押部材30によって下降されてくる第1接点板3と
所定の位置で接触させることができて両者の接触状態を
確実に達成させられる効果がある。
【0017】しかも上記支持片46により第2接点板4の
先部4aを定位置保持するものでも、支持片46はその端が
第2接点板4の横に位置するものだから、その長さは比
較的長く、従って上記のように押部材30を押し下げて第
1接点板3が第2接点板4に接触した後は、支持片46は
充分な弾力をもって下方へ撓むことができ、押部材30を
操作する指先には良好な感触が得られる特長がある。
【0018】更に上記支持片46は第2接点板4の横に位
置するから、基枠1は第2接点板の長手方向に長くする
必要はなく、短寸の基枠1上での実施が可能である効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図。
【図2】ボタン枠を取り除きかつ第1接点板の一部を破
断した状態の平面図。
【図3】(A)は図2におけるIII−III線位置での断面
図、(B)は(A)におけるB−B線位置での断面図。
【図4】ボタン枠を軽く押し下げて接点が接触した状態
を示す図3と同様の図。
【図5】ボタン枠を更に押し下げた状態を示す図3と同
様の図。
【図6】従来の押釦スイッチを示す縦断面図。
【符号の説明】
1 基枠 3 第1接点板 4 第2接点板 23 支持体 46 支持片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/52 H01H 13/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠には、夫々弾性材料製の第1接点板
    と第2接点板の各元部が、各々の先部が上下に間隔を隔
    てて重合する状態に止付けてあり、第1接点板の先部の
    上方には、第1接点板の先部を押し下げてそれを第2接
    点板の先部に接触させる為の押部材を配設してある押釦
    スイッチにおいて、上記第2接点板の先部には、各々の
    一端が第2接点板の元部と先部との中間における左横又
    は右横に夫々位置する弾性材料製の支持片の各他端が連
    結しており、上記各支持片の第2接点板の横に位置する
    端は上記基枠における対応位置に設けられた支持部で支
    持されていることを特徴とする押釦スイッチ。
JP3093751A 1991-03-29 1991-03-29 押釦スイッチ Expired - Lifetime JP2981622B2 (ja)

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