JP2981529B2 - 不織エラストマーウェブ - Google Patents

不織エラストマーウェブ

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JP2981529B2 JP1118491A JP11849189A JP2981529B2 JP 2981529 B2 JP2981529 B2 JP 2981529B2 JP 1118491 A JP1118491 A JP 1118491A JP 11849189 A JP11849189 A JP 11849189A JP 2981529 B2 JP2981529 B2 JP 2981529B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は不織エラストマーウエブ(nonwoven elastom
eric web)に関する。また、本発明は創傷を手当または
包帯するための材料として有効であるエラストマーの接
着性および凝集性材料に関する。
技術的背景 皮膚に適用される手当用品(dressing)およびテープ
は好ましくは、その下の皮膚の動きを不当に制限しない
ように或る程度の伸縮度を示すべきである。これは通常
の活動中に絶え間ない伸張と弛緩を受ける指や肘や膝の
ような領域の皮膚においては特に重要である。テープが
皮膚に似たまたはそれより大きい弾性を示さないなら
ば、テープは皮膚に力を及ぼして不快にし、場合によつ
ては実際に皮膚に損傷を与える。
身体の四肢に適用される凝集性で自己接着性の圧迫包
帯(compression bandage)および支持包帯は適用に依
存する可変性の緊張力を与えるため及び浮腫状態を補償
するために弾性であることが必要である。四肢に巻き付
けられた後でも、後から四肢に生じることがある浮腫の
存在を許すように、包帯にはいくらかの弾性が残つてい
るべきである。かつ、包帯は浮腫がおさまつた後に、実
質的に適用時の伸度に戻るのに十分な弾性回復率を有し
ているべきである。
米国特許第3,575,782号〔ハンセン(Hansen)〕に
は、2枚の薄い多孔質のギヤザード不織繊維ウエブの間
に、またはウエブと非多孔質のフイルムとの間に、柔ら
かい可撓性のポリマーの凝集性バインダーによつて封止
された、部分的に伸張して間隔を置いて配列されている
弾性糸からなる、シヤーリングされた弾性ウエブ製品が
開示されている。
米国特許第4,366,814号〔リーデル(Riedel)〕に
は、裂けることなく一方向に少なくとも30%伸びること
ができる伸張可能な多孔質布少なくとも50重量%と、そ
の布の中に一様に浸透し、実質的に繊維間の間隙を充填
することなく布の繊維上またはその中に含有されている
エラストマー少なくとも15重量%を有する、医用のテー
プおよび手当用品に向く弾性包帯材料が開示されてい
る。布は広範囲の合成繊維または天然繊維の単独または
ブレンドから製造される。好ましいエラストマーはブロ
ック共重合体、ポリウレタン、アクリル樹脂、アクリル
−オレフィン共重合体、およびその他の天然ゴムおよび
合成ゴムである。
米国特許第4,414,970号〔ベリー(Berry)〕には、エ
ラストマーフイルムである中間層に接合された内側の布
層と外側の布層を有する水蒸気通過性の弾性包帯が開示
されている。エラストマーフイルムは連続性、マクロ気
孔性、または微孔性であることができるが、好ましく
は、細菌障壁を付与するように連続性である。連続体で
得ることができ、かつ水蒸気を通過できる適するフイル
ムはポリウレタ、例えば、熱可塑性ポリウレタンから製
造できる。
米国特許第4,565,736号〔ステイン(Stein)〕等に
は、吸収層と創傷カバリング層からなる外科用湿布が開
示されている。このカバリング層は不織の親油性耐加水
分解性の脂肪族ポリウレタン繊維を張りめぐらされて成
るか又はそれ等繊維から別のやり方で構成されており、
好ましくは、このカバリング層は吸収層上に粘着なカバ
ー層用繊維を直接生成することによつて吸収層に自溶結
合している。
米国特許第4,715,857号〔ジユーハス(Juhasz)等〕
には、順に、浸透性材料の第一層、半浸透性接着材料の
層、チヤコールクロスまたはフエルト、および浸透性材
料の第二層を有する創傷手当用品が開示されている。こ
の3つの層は実質的に同時伸張性であり、そしてチヤコ
ールクロスまたはフエルトを取り囲んでおり、従つて、
浸透性材料の第一層はクロスまたはフエルトに接合し、
かつクロスまたはフエルトの周辺では浸透性材料の第二
層に接合している。これ等浸透性材料の層は布またはフ
イルムの形態であり、そして同一の材料または好ましく
は異なる材料である。的する材料の例は天然または合成
ゴム、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、および
レーヨンアセテート、およびその他の適する合成重合体
である。半浸透性接着材料は好ましくは両面トランスフ
アーテープである。
米国特許第4,653,429号〔パーソンズ(Parsons)〕に
は、反発弾性層と比較的非反発性の層を有する弾性包帯
が開示されている。弾性層は身体の四肢のまわりに巻き
付けられたときに四肢に圧迫力を与えるのに十分な復元
力を有している。そして、弾性層より小さい反発弾性を
有しているか又は比較的殆ど反発弾性を有しないか又は
全く反発弾性を有しない、比較的非反発性の層は弾性材
料の層の伸縮を制限するので、未経験者でも、きつ過ぎ
るだろうかとか又は緩過ぎるだろうかとか気に懸けるこ
となく、この弾性包帯を適用させることができる。
米国特許第4,699,133号〔シヤフアー(Schafer)〕に
は、医用のための、固定、圧迫、および支持の手当に向
く、および恒久的な弾性圧迫および支持の手当に向く、
凝集性自己接着性の剛性または弾性の包帯が開示されて
いる。この包帯は多孔質構造を有する織布の形態の縦糸
と横糸からなるウエブと、この布の両面の糸に接合した
接着剤粒子をもたらすように縦糸と横糸の両裸出表面に
分布され接合されたゴム系接着剤のような接着剤の超微
細粒子の或る量とからなる。
英国特許第1,575,830号(ジヨンソン・アンド・ジヨ
ンソン)には、吸収材料の層と、この吸収層に重ね合わ
された関係にある薄い可撓性の弾性の伸縮容易な熱可塑
性裏打フイルムとからなる可撓性順応性デイスポーザブ
ル吸収手当用品が開示されている。この裏打フイルムは
50%伸張からの弾性回復率が少なくとも75%、ゴム弾性
率が2000ポンド/平方インチ以下、およびガーレイ剛性
(厚さ1ミルに於いて)が1以下である。このフイルム
は好ましくは、A−B−Aブロツク共重合体(スチレン
に由来するA末端ブロツクと共役ジエンに由来するBブ
ロツクからなる)から製造される。
「熱可塑性ポリウレタンを基材としたスパンボンデツ
ドの開発(Development of Spunbonded Based on Therm
oplastic Polyurethane)」と題する論文〔ノンウーブ
ンズ・ワールド(Nonwovens Warld)、1986年5−6月
号、79〜81頁〕において、オガワは鐘紡によつて開発さ
れたスパンボンデツド不織ポリウレタン弾性布について
記載している。この布は従来の溶融吹き付け法とは異な
る溶融吹き付け法を使用して製造されたものであり、ス
パンボンデツド布に似た布が製造された。そのフイラメ
ントの直径は通常の溶融吹き付け法で製造された布のそ
れ即ち0.5〜2mmのように細くなく、明らかに、スパンボ
ンデツド布のそれ即ち20〜50mmに近い。その論文では、
このウレタン布の弾性、ダスト捕捉能力、低いけばだち
性、高い摩擦係数、通気性、および溶着特性が論じれら
れている。
発明の概要 本発明は不織エラストマーウエブを提供する。この不
織エラストマーウエブは約50μ未満の直径を有するエラ
ストマーの溶融吹き付け小径繊維からなり、小径繊維が
無作為に配列され接触点で結合されており、しかして、
ウエブ形成方向すなわち縦方向におけるウエブの引張強
さがウエブ形成方向に垂直な方向すなわち横方向におけ
るウエブの引張強さの約2.5倍以下であり、かつ、ウエ
ブが50%伸張後に縦方向において少なくとも85%回復す
る。
また、本発明は接着性の手当用品を提供する。この接
着性の手当用品は(i)約50μ未満の直径を有するエラ
ストマーの溶融吹き付け小径繊維からなる、第一面およ
び第二面を有する、不織エラストマーウエブであつて、
小径繊維が無作為に配列され接触点で結合されており、
しかして、ウエブ形成方向におけるウエブの引張強さが
ウエブ形成方向に垂直な方向におけるウエブの引張強さ
の約2.5倍以下であり、かつ、ウエブが50%伸張後に縦
方向において少なくとも85%回復する、前記ウエブと、
(ii)このウエブの第一面上の感圧接着剤と、(iii)
このウエブ第二面上の低接着力の裏引被膜とからなる。
さらに、本発明はエラストマー凝集性包装材料(elas
tomeric cohesive wrap)を提供する。このエラストマ
ー凝集性包装材料は(i)約50μ未満の直径を有するエ
ラストマーの溶融吹き付け小径繊維からなる、第一面お
よび第二面を有する、不織エラストマーウエブであつ
て、小径繊維が無作為に配列され接触点で結合されてお
り、しかして、ウエブ形成方向におけるウエブの引張強
さがウエブ形成方向に垂直な方向におけるウエブの引張
強さの約2.5倍以下であり、かつ、ウエブが50%伸張後
に縦方向において少なくとも85%回復する、前記ウエブ
と、(ii)このウエブの或る部分がこのウエブの別の部
分に接着できるようにこのウエブの少なくとも一方の面
上に接着されている自己接着性被膜とからなる。
本発明のエラストマー接着性材料は多方向弾性を有す
る。すなわち、縦方向でも横方向でも実質的に互いに匹
敵し得る性質を有する。このウエブのウエブ形成方向に
おける引張強さはウエブ形成方向に垂直な方向における
引張強さの約2.5倍以下である。従来の包装材料は繊維
のずれ及びその後の緊張損失を防止するために動かない
ように固定された縁端を有していなければならない高価
な弾性織布を使用することによつてのみ多方向伸縮性が
達成されていた。
接着性弾性材料も、凝集性弾性材料も、医用を目的と
した固定、圧迫、または支持の手当のための弾性包帯と
して有用性を見出した。この包帯の両方向における伸張
と回復の独特の能力は圧迫をより均一にし、患部快適性
をより大きくし、かく安全でない使用の危険性を小さく
する。
発明の詳細 本発明の不織エラストマーウエブは熱可塑性エラスト
マーの小径繊維の溶融吹き付けウエブを基材としてい
る。微細繊維(microfiber)ウエブを製造できるエラス
トマー熱可塑性材料は、例えば、弾性ポリウレタン、弾
性ポリエステル、弾性ポリアミド、および弾性A−B−
A′ブロツク共重合体(但し、AおよびA′はスチレン
部分であり、そしてBはエラストマーの中間ブロツクで
ある)である。
不織ウエブの弾性はウエブを構成する繊維のサイズお
よびウエブの基本重量によつてコントロールされる。エ
ラストマーの小径繊維は好ましくは約1μから約50μ未
満までの直径、好ましくは約5μ〜約30μの直径を有す
る。小径繊維の直径が1μ未満である場合には、ウエブ
は十分な引張強さを欠く。小径繊維の直径が約50μを越
すと、接着性固定物質または凝集性物質が接触するため
の接触表面積が減少する。具体的用途およびこの用途の
ために必要とされる緊張力または圧力によつて、所定の
用途にとつて最も好ましい微細繊維の直径が決定され
る。一般的に云えば、低緊張力を必要とする用途には、
小さい方の直径を有するウエブが使用される。高い緊張
力を必要とする用途には、大きい方の直径の繊維を有す
るウエブが使用される。
不織エラストマーウエブの基本重量もまた、ウエブの
弾性のコントロールにおける重要な因子である。高い基
本重量のウエブは一般に、高緊張力を必要とする用途の
ために使用される。他方、低い基本重量のウエブは低緊
張力を必要とする用途のために利用される。ウエブの基
本重量は好ましくは約15〜約150g/m2の範囲、より好ま
しくは約20〜約70g/m2の範囲である。繊維直径の場合同
様、具体的用途によつてウエブの最適基本重量が決定さ
れる。
本発明の不織エラストマーウエブは、幅2.5cm当た
り、基本重量単位(g/m2)当たり、好ましくは少なくと
も30g、より好ましくは少なくとも40gの縦方向引張強さ
を有する。引張強さが、幅2.5cm当たり、基本重量単位
(g/m2)当たり、15g未満である場合には、ウエブは伸
張されたときに裂けるかも知れない。
本発明の不織エラストマーウエブは好ましくは少なく
とも約250%、より好ましくは少なくとも約300%の破断
時伸びを有する。破断時伸びが約100%未満である場合
には、ウエブは許容できる弾性を示さない。
本発明の不織エラストマーウエブは50%伸度時縦方向
力が、幅2.5cm当たり、基本重量単位(g/m2)当たり、
好ましくは少なくとも約5g、より好ましくは少なくとも
約7gである。50%伸度時のこの力が、幅2.5cm当たり、
基本重量単位(g/m2)当たり、約3g未満である場合に
は、ウエブは望ましい圧迫特性を示さない。
本発明の不織エラストマーウエブは50%伸度時回復力
が、幅2.5cm当たり、基本重量単位(g/m2)当たり、好
ましくは少なくとも約1.2g、より好ましくは少なくとも
約1.6gである。50%伸度時回復力が、幅2.5cm当たり、
基本重量単位(g/m2)当たり、0.8g未満である場合に
は、ウエブは意図する用途のためには不十分な回復力を
示す。
本発明の不織エラストマーウエブは50%伸張後に縦方
向において好ましくは少なくとも約85%、より好ましく
は少なくとも約90%、最も好ましくは少なくとも約95%
回復、そして50%伸張後に横方向において好ましくは少
なくとも約80%、より好ましくは少なくとも約85%、最
も好ましくは少なくとも約90%回復する。
本発明の凝集性包装材料は本発明の不織エラストマー
微細繊維ウエブに天然ゴムのような自己接着性物質を適
用することによつて製造できる。その他の有効な接着剤
は周知のように、アクリル共重合体、ブロツク共重合
体、配合ゴム、およびマルチポリマーのブレンドなどで
ある。ウエブに適用される自己接着性物質の量は好まし
くは、ウエブの基本重量の約15〜75重量%の範囲、より
好ましくは、ウエブの基本重量の約25〜約40重量%であ
る。接着性物質は例えば、ラテツクス、溶液、または粉
末として、例えば、スプレー、ロール塗り、またはパジ
ング(padding)のような様々な被覆法によつて、ウエ
ブに適用できる。
代わりに、溶融吹き付け繊維の表面を自己粘着性にす
る物質を、溶融吹き付けによる繊維生成に先だつて、エ
ラストマー熱可塑性材料とブレンドすることで、単一工
程で凝集性包装材料を製造することも可能である。かか
る物質は、例えば、ブロツク共重合体、アクリル重合
体、粘着付与性樹脂、および天然ゴムである。
本発明の接着性包装材料はウエブの一方の面に感圧接
着性物質を、そしてウエブの反対側の面に低接着力の裏
引物質を適用することによつて製造できる。様々な感圧
接着剤が使用できるが、アクリル系感圧接着剤はその低
いアレルギー誘発性およびその通気性故に好ましく、そ
してアクリル系医用感圧接着剤はその皮膚接着性故に特
に好ましい。感圧接着剤を溶液またはラテツクスとして
不織エラストマー微細繊維ウエブ上に適用することがで
き、又は代わりに、エラストマーウエブを接着剤フイル
ムに積層するか又は接着剤フイルム上に直接集積するこ
とができる。ウエブ上に適用される接着剤の量は好まし
くは、ウエブの基本重量の約30〜60重量%の範囲、より
好ましくは、ウエブの基本重量の約35〜約50重量%であ
る。
エラストマー接着性手当用品に使用するのに適する低
接着力の裏引物質は例えば、シリコーンを基材とした、
ウレタンを基材とした、およびペルフルオロポリエーテ
ルを基材とした物質である。一般に、ウレタンを基材と
した物質はその適切な剥離特性および低いアレルギー誘
発性故に低接着力の裏引物質として好ましい。ウエブに
適用される低接着力の裏引材の量は好ましくは、ウエブ
の基本重量の約1〜5重量%の範囲、より好ましくは、
ウエブの基本重量の約2.5〜4重量%である。
不織溶融吹き付けエラストマーウエブはウエンテ(We
nte)、バン(Van)A.の論文「超微細熱可塑性繊維(Su
perfine Thermoplastic Fibers)」、インダストリアル
・エンジニアリング・ケミストリー(Industrial Engin
eering Chemistry)第48巻第1342頁以下(1965年)また
はウエント、バンA.ブーン(Boone)、C.D.およびフラ
ハテイ(Fluharty),E.L.によつて「超微細有機繊維の
製造(Manufacture of Superfine Organic Fibers)」
と題して1954年5月25日に発行されたナバル・リサーチ
・ラボラトリーズのレポートNo.4364に教示されている
ものに似た方法によつて、但し、ドリルドダイを好まし
く使用して、製造できる。熱可塑性エラストマー材料は
ダイから、高速の熱風の流れの中に押し出されて、その
高度の熱風の流れは繊維が固化および集積される前に繊
維を伸長し細長化する。繊維は互いに接合して別に結合
剤を必要としない凝集性ウエブを形成するように繊維の
固化が完了する前に、たとえば孔あきスクリールシリン
ダー上に、無作為に集積される。本発明の接着性手当用
品または凝集性包装材料の製造においては、吹き付け繊
維は剥離ライナー上に担持された接着剤フイルム上に直
接集積されることができる。ウエブの具体的な物理的特
性はウエブの所望の性質を達成するようにポリマーレオ
ロジー、プロセスの繊維生成相および集積相を適切にバ
ランスさせることによつて達成される。
本発明をさらに実施例によつて説明するが、実施例中
に引用されている具体的材料およびその量、並びにその
立の条件および細目は本発明を不当に制限するものとし
て解釈されるべきでない。
実施例中の部およびパーセントは別に特定されていな
い限り重量になる。実施例においては評価のために次の
ような試験方法が使用された: 引張強さ:ASTM D1682−64、サンプル幅2.5cm、ゲージ長
2.5cm、およびクロスヘツド速度25cm/分: 破断時伸び:ASTM D1682−64、サンプル幅2.5cm、ゲージ
長25cm、およびクロスヘツド速度25cm/分: 50%伸度時の力:INDA標準試験90−75(R77); 50%伸度時の力の回復力:INDA標準試験90−75(R77); 回復率%:INDA標準試験90−75(R77); 凝集強さ:2個のT形アルミニウムブロツクのそれぞれ2.
54cm×2.54cmの面に、接着性手当用品の2.54cm×2.54cm
のサンプルの、接着剤を被覆されていない側の面を密着
させる。それから、これ等のサンプルの接着剤被覆表面
を互いに接触させる。この接触状態にあるサンプルの上
に9kg荷重を1分間置く。ブロツクの脚をインストロン
TM引張試験機に装着し、そして5cm/分の速度で引き離
す。
実施例1〜9 実施例1のエラストマー不織溶融微細繊維ウエブは熱
可塑性弾性ポリウレタ重合体(MA州マルデン在K.J.クイ
ン社から入手できるポリエステルウレタン、PS440−10
1)およびインダストリアル・エンジニアリング・ケミ
ストリー第48巻第1342頁以下(1965)のウエンテ,バン
A.の論文「超微細熱可塑性繊維」またはウエンテ,バン
A.、ブルーン,C.D.、およびフラハテイ,F.L.によつて
「超微細有機繊維の製造」と題して1964年5月25日に発
行されたナバル・リサーチ・ラボラトリーズのレポート
No.4364に記載されているものに似たプロセスを使用し
て製造された。但し、溶融吹き付けダイは長さ−対−直
径の比が5:1である平滑表面オリフイス(10個/cm)を有
していた。ダイ温度は220℃に保たれ、一次空気の温度
および圧力はそれぞれ230℃および150kPa(間隙幅0.63m
m)であり、そして重合体押出速度は450g/時/cmであつ
た。得られたウエブは繊維サイズ5〜10μ、基本重量20
g/m2、および厚さ0.08mmを有していた。
実施例2〜9のエラストマー不織溶融吹き付け微細繊
維ウエブは、繊維サイズ、ウエブの基本重量および厚さ
が第1表に記載されているものであつたこと以外は、実
施例1と同じようにして製造された。
引張強さ(TS)、破断時伸び(E−B)、50%伸度時
の力(F−50%)、50%伸度時回復力(RF−50%)、お
よび回復率(R)を縦方向および横方向について測定し
た。結果を第2表および第3表に示す。
第2表および第3表のデータから理解できるように、
2種類の繊維サイズの差異は重要でなく、物理的性質の
改質に対する主な寄与因子はウエブ重量である。
実施例10〜15 実施例10〜15の不織エラストマー小径繊維は次の点を
除いて実施例1と同じようにして製造された。実施例10
〜11では、使用された熱可塑性弾性ポリウレタン重合体
はPS441−400であり、実施例12〜15では、熱可塑性弾性
ポリウレタン重合体はPS455−208であつた。どちらの重
合体もMA州マルデン在K.J.クイン社から入手できる。繊
維サイズ、ウエブ基本重量、およびウエブ厚さは第4表
に記載されている。
引張強さ(TS)、破断時伸び(E−B)、50%伸度時
の力(F−50%)、50%伸度時回復力(RF−50%)、お
よび回復率(R)を縦方向および横方向について測定し
た。結果を第5表および第6表に示す。
第5表および第6表のデータから理解できるように、
適する性質および特徴を有し、具体的な最終用途の要求
にとつて更に望ましいウエブになるように加工するのに
様々な性質の樹脂が使用できる。
実施例16および17 実施例16および17の不織エラストマー微細繊維ウエブ
は、使用された熱可塑性弾性ポリウレタン重合体がPS45
5−208であり、このポリウレタンがホツトメルトアクリ
レート系凝集性樹脂、すなわち、イソオクチルアクリレ
ート95重量%とアクリル酸5重量%の共重合体とブレン
ドされたこと以外は、実施例1と同じようにして製造さ
れた。実施例16においては、70部のポリウレタンが30部
のアクリレート系凝集性樹脂とブレンドされ、そして実
施例17においては、50部のポリウレタンが50部のアクリ
レート系凝集性樹脂とブレンドされた。繊維サイズ、ウ
エブの基本重量、およびウエブの厚さは第7表に記載さ
れている。
引張強さ(TS)、破断時伸び(E−B)、50%伸度時
の力(F−50%)、50%伸度時回復力(RF−50%)、お
よび回復率(R)を縦方向および横方向について測定し
た。結果を第8表および第9表に示す。ウエブの凝集強
さも測定した。
実施例16および17の凝集性包装材料の凝集強さは約20
0g/2.5cmであり、従つて、ウエブの構成に関係なかつ
た。
実施例18〜31 実施例18のエラストマー凝集性包装材料は実施例1の
不織エラストマー微細繊維のウエブの一方の面に、天然
ゴムを基材としたラテツクス凝集性物質すなわちGNL
(グツドイヤー・ラバー社から入手できる、55%固形分
ラテツクス)を、いぼロール式被覆装置によつて、18g/
m2の被覆量で被覆することによつて製造された。被覆
後、ウエブは110℃の空気循環炉内で約3分間乾燥され
た。
実施例19〜23のエラストマー凝集性包装材料は、第10
表に記載されている不織微細繊維ウエブおよび凝集性物
質の被覆量を使用したこと以外は、実施例18と同ように
して製造された。
それぞれの被覆されたウエブの凝集強さを試験した。
結果は第10表に示されている。
第10表のデータから理解できるように、これ等被覆量
での凝集強さはウエブ強度を越すものであつた。
実施例24〜31 実施例24のエラストマー凝集性包装材料は実施例1の
不織エラストマー微細繊維ウエブの両面に、天然ゴムを
基材としたラテツクス凝集性物質すなわちGNL200(グツ
ドイヤー・ラバー社から入手できる55%固形分ラテツク
ス)を、スプレー式被覆装置によつて、6g/m2の被覆量
で被覆することによつて製造された。被覆後、ウエブは
110m2の空気循環炉内で1.5分間乾燥された。
実施例25〜30のエラストマー凝集性包装材料は、第11
表に記載されている不織微細繊維ウエブおよび凝集性物
質の被覆量を使用したこと以外は、実施例24と同じよう
にして製造された。
実施例31のエラストマー凝集性包装材料は、凝集性物
質がスチレン−ブタジエンを基材とした物質、DE州ドー
バー在レイコールド(Reichold)ケミカル社から入手で
きるタイラツク(Tylac)TM97−698であり、そして実施
例10の不織微細繊維ウエブが使用されたこと以外は、実
施例24と同じようにして製造された。
それぞれの被覆されたウエブの凝集強さを試験した。
結果を第11表に示す。
第11表のデータから理解できるように、様々なウエ
ブ、接着剤、および接着剤被覆量を用いて適する凝集性
包装材料を製造できる。
実施例32〜36 実施例32のエラストマー接着性手当用品は実施例12の
エラストマー微細繊維ウエブの一方の面に、ポリビニル
カルバメートの5重量%溶液を被覆し、そしてその被覆
されたウエブを120℃で1.5分間乾燥してウエブ上に低接
着力の裏引被膜(2g/m2)を形成した。別に、剥離ライ
ナー(IL州デイクソン在ダウベルト・コーテツド・プロ
ダクツ社から入手できる2060BKG157−168A)上に、イソ
オクチルアクリレート97部とアクリルアミドル3部の共
重合体の22重量%溶液を被覆し、そしてこの被覆された
接着剤を40℃の空気循環炉内で1.0分間乾燥して、米国
特許第3,121,021号〔コペランド(Copeland)〕に教示
されているような半湿潤接着剤を得た。この接着剤を、
先のウエブの低接着力裏引被膜を担持しない側の面上
に、積層し、それからこの積層体を120℃で3分間乾燥
した。
実施例33および34のエラストマー接着性手当用品は、
第12表に記載されている低接着力裏引被膜およびウエブ
を使用する以外は、実施例32と同じようにして製造され
た。
実施例35および36のエラストマー接着性手当用品は、
接着剤を第12表に記載されているエラストマー微細繊維
ウエブに適用して120℃で3分間乾燥してドライ接着剤
を付与したこと以外は、実施例32と同じように製造され
た。
各接着性手当用品を、ASTM D−1000に従つて、スチー
ルに対する接着性および低接着力の裏引被膜に対する接
着性について試験した。
第12表のデータから理解できるように、本発明の不織
エラストマーウエブを使用して弾性感圧性接着テープが
製造できる。低接着力の裏引被膜を有していない実施例
33および34の手当用品によつて示されるように、低接着
力の裏引被膜は手当用品がロール形態に巻かれて提供さ
れるべきものであるか又は層状パツクとして供給される
べきものである場合の手当用品に一体化された部分であ
る。
実施例37〜40 実施例37のエラストマー接着性手当用品は次のように
して製造された。実施例11のエラストマー微細繊維ウエ
ブの一方の面上に、実施例32と同じように低接着力の裏
引被膜を適用し、そして別の面上に、イソオクチルアク
リレート90部とアクリル酸10部の共重合体を40重量%含
有する接着剤溶液をスプレー被覆し、そしてこの接着剤
を被覆されたウエブを105℃で3分間乾燥して5g/m2の接
着剤被覆量をもたらした。
実施例38のエラストマー接着性手当用品は、接着剤被
覆が8g/m2の接着剤被覆量を達成するように適用された
以外は、実施例37と同じようにして製造された。
実施例39および40のエラストマー接着性手当用品は次
の点を除いて実施例37と同じように製造された。実施例
39においては、接着剤はシエル・カミカル社から入手で
きるクラトン(KratonTM 1107)45部とグツドイヤー社
から入手できるウイングタツグ(Wingtack)TM樹脂55部
の配合ブロツク共重合体が20重量%固形分でトルエン中
に容易に溶解されたものであり、そして実施例40におい
ては、接着剤はナシヨナル・アドヘツシブ社から入手で
きる天然ゴム接着剤36−6053であつた。
各接着性手当用品をASTM D−1000によつてスチールに
対する接着性および低接着力の裏引被膜に対する接着性
について試験した。結果を第13表に示す。
第13表のデータから理解できるように、感圧接着性手
当用品は接着剤のスプレー被覆法を使用して製造するこ
とができ、そして様々なタイプの接着剤が本発明のエラ
ストマー接着性手当用品の製造に適する。
比較例1〜6 比較例1および2においては、商標「ボンデイナ(Bo
ndina)」の名称で商業的に入手できるポリウレタンパ
ンボンド弾性ウエブの、縦方向および横方向の、引張強
さおよび破断時伸びを試験した。
比較例3および4においては、商標「カネボー(Kane
bo)EA−50」および「カネボーEA−75」の名称で商業的
に入手できるポリウレタンスパンボンデツドウエブの、
縦方向および横方向の、引張強さおよび破断時伸びを試
験した。
比較例5においては、米国特許第4,692,371号〔モル
マン(Morman)等〕に開示されているように、TX州ハウ
ストン在シエルケミカル社から入手できる弾性スチレン
−エチレン−ブチレンブロツク共重合体、クラトンTMG
を使用して溶融吹き付け微細繊維ウエブを製造し、そし
てそのウエブの、縦方向および横方向の、引張強さおよ
び破断時伸びを試験した。
比較例6においては、米国特許第4,663,220号〔ウイ
スネスキー(Wisneski)等〕に開示されているように、
クラトンTMG80重量%とポリエチレンワツクス(U.S.I.
ケミカル社から入手できるPE Na601)20重量%のブレン
ドを使用して溶融吹き付け微細繊維ウエブを製造し、そ
してそのウエブの、縦方向および横方向の、引張強さお
よび破断時伸びを試験した。
各ウエブの基本重量および繊維サイズを第14表に示
す。各比較例の引張強さおよび破断時伸びを第15表に示
す。
第15表のデータから理解できるように、各サンプルに
おいて、縦方向の引張強さは横方向の引張強さの2.5倍
より大きい。
当業者には、本発明の範囲および思想を逸脱すること
なく、本発明の様々な変形および変更が明らかになろ
う。本発明はここに例示の目的で記載されているものに
限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−95362(JP,A) 特開 昭63−12746(JP,A) 特開 昭60−17162(JP,A) 特開 昭61−22855(JP,A)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約50μm未満の直径を有する熱可塑性エラ
    ストマーの溶融吹き付け小径繊維からなる不織エラスト
    マーウェブであって、熱可塑性エラストマーの小径繊維
    が無作為に配列され接触点で結合されており、しかして
    ウェブが幅2.5cm当たり、基本重量単位(g/m2)当た
    り、少なくとも30gの縦方向引張強さを有し、ウェブ形
    成方向におけるウェブの引張強さがウェブ形成方向に垂
    直な方向におけるウェブの引張強さの約2.5倍以下であ
    り、かつウェブが50%伸長後に縦方向において少なくと
    も85%回復する、前記不織エラストマーウェブ。
  2. 【請求項2】前記熱可塑性エラストマー小径繊維が、弾
    性ポリウレタン、弾性ポリエステル及び弾性ポリアミド
    からなる群から選択される請求項1記載の不織エラスト
    マーウェブ。
  3. 【請求項3】熱可塑性エラストマー小径繊維が、弾性ポ
    リウレタンである、請求項2記載の不織エラストマーウ
    ェブ。
  4. 【請求項4】熱可塑性エラストマー小径繊維が、約5μ
    m〜30μmの直径を有する、請求項1、2又は3記載の
    不織エラストマーウェブ。
  5. 【請求項5】不織エラストマーウェブの基本重量が、約
    15〜150g/m2である、請求項1〜4のいずれかに記載の
    不織エラストマーウェブ。
  6. 【請求項6】ウェブが、少なくとも約250%の破断時伸
    びを有する、請求項1〜5のいずれかに記載の不織エラ
    ストマーウェブ。
  7. 【請求項7】ウェブが、幅2.5cm当たり、基本重量単位
    (g/m2)当たり、少なくとも5gの、50%伸度時の縦方向
    引張強さを有する、請求項1〜6のいずれかに記載の不
    織エラストマーウェブ。
  8. 【請求項8】ウェブが、幅2.5cm当たり、基本重量単位
    (g/m2)当たり、少なくとも1.2gの、50%伸度時の回復
    力を有する、請求項1〜7のいずれかに記載の不織エラ
    ストマーウェブ。
  9. 【請求項9】ウェブが、50%伸長後に横方向において少
    なくとも約80%回復する、請求項1〜8のいずれかに記
    載の不織エラストマーウェブ。
  10. 【請求項10】溶融吹き付け小径繊維が、平滑表面溶融
    吹き付けダイオリフィスから押出成形されたものであ
    る、請求項1〜9のいずれかに記載の不織エラストマー
    ウェブ。
  11. 【請求項11】平滑表面溶融吹き付けダイオリフィス
    が、長さ−対−直径の比約5:1を有するものである、請
    求項10の不織エラストマーウェブ。
  12. 【請求項12】(1)第一面及び第二面を有する請求項
    1〜11のいずれかに記載の不織エラストマーウェブ、及
    び(2)このウェブの第一面上の感圧接着剤を有する接
    着性手当用品。
  13. 【請求項13】ウェブの第二面上に低接着力の裏引き被
    膜をさらに有する請求項12記載の接着性手当用品。
  14. 【請求項14】(1)第一面及び第二面を有する請求項
    1〜11のいずれかに記載の不織エラストマーウェブ、
    (2)このウェブの第一面上の感圧接着剤、及び(3)
    該ウェブの第二面上の低接着力の裏引き被膜を有する接
    着テープ。
  15. 【請求項15】剥離ライナーと請求項12〜14のいずれか
    に記載の接着性手当用品又は接着テープとの組み合わせ
    手当用品であって、剥離ライナーが感圧接着剤を剥離可
    能に被覆してなる手当用品。
  16. 【請求項16】接着剤が剥離ライナー上の接着フィルム
    であり、弾性溶融吹き付け小径繊維が剥離ライナー上の
    接着フィルム上に集められたものである、請求項15記載
    の手当用品。
  17. 【請求項17】(1)第一面及び第二面を有する請求項
    1〜11のいずれかに記載の不織エラストマーウェブ、
    (2)このウェブの或る部分がウェブの別の部分に接着
    できるようにこのウェブの少なくとも一方の面に接着さ
    れている自己接着性被膜を有するエラストマー凝集性包
    装材料。
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