JP2981319B2 - 紙力増強剤 - Google Patents

紙力増強剤

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な紙力増強剤に関す
る。更に詳しくは、特定の水溶性重合体を用いることに
より、パルプに対する吸着性を高め、優れた紙力向上効
果を有し、さらには板紙などの耐折強度の向上効果を有
する有用な紙力増強剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、森林資源不足が地球的な問題とな
り、古紙のリサイクルが増加する傾向が高まっている。
しかしながら古紙パルプは繊維が傷んでいるため、紙力
の低下を招く。従って紙製品の強度低下を防ぐために
は、種々の紙力増強剤が使用されている。なかでも、乾
燥紙力を増加させるものとして、ポリアクリルアミド系
のポリマーが広く使用されている。しかしながら、古紙
の配合比率の増加に伴い紙力増強剤の効果の低下、添加
量アップによる抄紙工程内の汚れ発生等の問題がある。
一方、エネルギーの節約、工場排水の浄化のために白水
を循環して使用するクローズド化が進んでいる。その結
果、白水中には各種イオン、パルプ微細繊維、各種填料
が含まれており、紙力増強剤のパルプ繊維への吸着に厳
しい条件となっている。近年、これらの厳しい条件でも
ベンジル基等の疎水基を導入することにより、パルプ疎
水部への定着性向上を図ることが提案されている(特開
昭63−92800 号公報等)。しかしながら、その紙力性能
には不十分な点が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
紙及び板紙の抄紙に於て古紙の配合比率の多いもので
も、紙力増強効果が低下することなく、板紙などの耐折
強度が優れ、さらには白水循環系においても吸着性が低
下しない紙力増強剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題の
解決手段として、特定の炭素数を持つ炭化水素基と重合
可能な官能基とを有する炭化水素基含有カチオン性単量
体と、アニオン性単量体と、親水性単量体とを水溶液中
で共重合させて得られる水溶性共重合体を有効成分とし
て用いる紙力増強剤が、パルプに対する吸着性を高め、
優れた紙力向上効果を得ることが出来ることを見出し、
本発明を完成するに至ったものである。即ち本発明は、
炭素数4〜28の炭化水素基と重合可能な官能基とを有す
特定の炭化水素基含有カチオン性単量体(A) 0.01〜15
モル%、共重合可能なアニオン性単量体(B) 0.01〜15モ
ル%、及び共重合可能な親水性単量体(C) 70〜99.98 モ
ル%を構成単量体成分とする水溶性共重合体を有効成分
とすることを特徴とする紙力増強剤に係わるものであ
る。
【0005】炭素数4〜28の炭化水素基と重合可能な官
能基とを有する炭化水素基含有カチオン性化合物は、カ
チオン界面活性剤は特開昭63−196796号公報に於て製紙
用サイズ剤組成物に使用することが提案されており、ア
ルキルケテンダイマーを安定に乳化分散させ、紙の滑り
を低減するという目的で使用されている。本発明では、
上記の炭化水素基含有カチオン性単量体の長鎖アルキル
基に着目して、これと共重合可能な親水性単量体とを共
重合させ、得られる水溶性共重合体の分子量及び単量体
組成を最適化することによって、紙及び板紙の抄紙にお
いて古紙の配合比率の多いものでも、紙力増強効果が低
下することなく、板紙などの耐折強度が優れ、さらには
白水循環系に於ても吸着性が低下しない紙力増強剤を見
出したのである。
【0006】上記の如く、本発明の紙力増強剤の有効成
分は炭素数4〜28の炭化水素基と重合可能な官能基とを
有する特定の炭化水素基含有カチオン性単量体(A) が共
重合された水溶性共重合体であって、共重合可能なアニ
オン性単量体(B) と共重合可能な親水性単量体(C) とを
共重合して得られるが、この水溶性共重合体中の各単量
体の成分の比率も重要であり、(A) は0.01〜15モル%、
(B) は0.01〜15モル%、(C) は70〜99.98 モル%である
ことを要する。好ましくは(A) は1〜10モル%、(B) は
1〜10モル%、(C) は80〜98モル%である。カチオン性
単量体(A) が0.01モル%未満では本発明の効果が得られ
ず、又15モル%を超えると、多量の疎水基が水素結合を
阻害し、紙力性能の低下を招く恐れがある。又、アニオ
ン性単量体(B) が0.01モル%未満では両性重合体として
の効果が得られず、15モル%を超えると、カチオン性単
量体とのバランスが崩れてしまうので、好ましくない。
【0007】本発明は特定のカチオン性単量体(A) とア
ニオン性単量体(B) を導入することにより、酸性抄紙及
び中性抄紙を問わず、pH2〜12の広い用水のpH領域にお
いて利用可能で、パルプに強く固着し、効率良く紙力性
能を発現する。本発明では、炭素数4〜28の炭化水素基
と重合可能な官能基とを有するカチオン性単量体(A) と
して、下記の一般式(I) 、(II)、(III) で表わされる化
合物群から選ばれる単量体が使用され、アクリル酸、メ
タクリル酸、アクリルアミド又はメタクリルアミド、好
ましくはメタクリル酸系の重合性の良いカチオン性化合
物が例示される。
【0008】
【化2】
【0009】(式中、R1は水素原子又はメチル基を表わ
し、R2及びR3は炭素数1〜3の低級アルキル基を表わ
し、R4は炭素数4〜28の炭化水素基を表わし、Y は酸素
原子又は−NH−を表わし、Z 及びZ'は炭素数2〜4のヒ
ドロキシアルキレン基を表わし、X はハロゲン原子又は
酸残基を表わす。)尚、X で表わされる酸残基として
は、メチルサルフェート、エチルサルフェート等が挙げ
られる。
【0010】一般式(I) 、(II)、(III) で表わされる化
合物としては2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキ
シプロピル−N,N,N −ジメチルアルキル(C4〜C28)アン
モニウム塩、2'−メタクリロイルオキシエチル−N,N −
ジメチル−2−ヒドロキシ−3−アルキル(C4〜C28)プ
ロピルアンモニウム塩、2'−ヒドロキシ−3'−メタクリ
ロイルオキシプロピル−N,N −ジメチル−3−アルキル
(C4〜C28)オキシプロピルアンモニウム塩等を挙げるこ
とができる。
【0011】本発明に係わるアニオン性単量体(B) とし
ては(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、シトラコン酸、クロトン酸等のカルボン酸基を
有する単量体及びその塩、ビニルスルホン酸、スチレン
スルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸等のスルホン酸基を有する単量体及びその
塩、或はヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのリ
ン酸エステル及びその塩等を挙げることができる。
【0012】本発明に係わる親水性単量体(C) としては
アクリルアミド、メタクリルアミド、N −ビニル−2−
ピロリドン、N,N −ジメチルアクリルアミド、ジアセト
ンアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、ポリエチレン
グリコールモノメタクリレート、及びメトキシポリエチ
レングリコールメタクリレート等を挙げることができ
る。本発明においては、カチオン量の調節のために親水
性単量体(C) の一部を共重合可能なカチオン性単量体
(D) と置き換えてもよく、その量としては0〜20モル%
であることが好ましい。
【0013】かかるカチオン性単量体としては、ジメチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミド、若しくはジエチルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミド等の第3級アミノ基を有す
るビニルモノマーの塩酸、硫酸、硝酸若しくは酢酸等の
無機乃至は有機酸の塩類、或は第三級アミノ基含有ビニ
ルモノマーとメチルクロライド、ジメチル硫酸、ジエチ
ル硫酸若しくはエピクロルヒドリン等の4級化剤との反
応によって得られる第四級アンモニウム塩を含有する単
量体等が例示される。
【0014】本発明の紙力増強剤の作用機構については
まだ明らかではないが、以下のように推定される。即
ち、紙力増強剤はパルプスラリー中では高分子電解質と
して界面導電的な挙動に支配され、その分散性やパルプ
への吸着性はpH、種々の塩の影響を受ける。また、その
分子量はパルプに対して凝集効果を及ぼし微細繊維の歩
留りや濾水性に影響する。ポリマーの吸着後の挙動は、
パルプ表面におけるコンフォメーション(構造)変化、
ポリマーのパルプ細孔への浸透、ポリマーの固体間転移
を考慮しなければいけない。
【0015】本発明の紙力増強剤は、長鎖の疎水的且つ
嵩高いアルキル基を含むため、パルプの疎水部分への定
着性向上に寄与していると考えられる。また、一部の四
級窒素に嵩高い長鎖アルキル基が付いているため、高塩
濃度の白水循環系に於て静電引力が低下しても、紙力増
強剤が糸まり状になり難く、パルプに対する吸着性が低
下しないと考えられる。また、 N−アルキル置換される
と紙力増強剤の軟化点が下がり、可塑性を持つようにな
る。その結果、吸着したパルプにもその特性が付与さ
れ、紙力性能、特に耐折強度が向上すると考えられる。
【0016】本発明に係わる水溶性共重合体は前記単量
体(A) 、(B) 、及び(C) の混合物をラジカル開始剤の存
在下で重合せしめることによって得ることができる。溶
媒としてはメタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、メチルエチルケトン、トルエン、水等
及びこれらの混合溶媒が使用できる。ラジカル重合開始
剤としては用いた溶媒に可溶なものを選択すれば良い。
例えば2,2'−アゾビスイソブチロニトリル、2,2'−アゾ
ビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)2,2'−アゾビス
(2−アミジノプロパン)塩酸塩等が使用できる。重合
温度はラジカル開始剤の分解温度により設定される。
【0017】本発明に使用される水溶性共重合体は、15
重量%濃度の水溶液が25℃に於て、100〜100,000 セン
チポイズのブルックフィールド粘度を有するものがよ
く、特に1,000 〜20,000セイチポイズであるものが好ま
しい。 100センチポイズ未満では分子量が低く、紙力増
強効果が劣り、一方 100,000センチポイズを超える高粘
度の場合は、パルプとの凝集効果が強く、紙の地合を乱
すため紙力が低下してしまう。
【0018】本発明の紙力増強剤はパルプの水性分散液
中に添加して使用されるものである。添加量はパルプ絶
乾重量に対して0.05〜5%が好ましい。製造工程中で添
加する場所は抄紙工程内で、パルプが水に均一に分散し
ていればいずれの場所でも良い。また、填料、サイズ
剤、歩留り向上剤、濾水性向上剤、その他の紙力増強剤
と併用することは何ら差し支えない。
【0019】
【実施例】以下に本発明を製造例及び実施例により詳細
に説明するが、本発明はこれらの製造例及び実施例に制
限されるものではない。尚、製造例及び実施例中の部は
特記しない限り重量基準である。 〔水溶性共重合体の合成〕製造例1 撹拌器、温度計、還流冷却器、及び窒素ガス導入管を備
えた四ツ口フラスコに60%イソプロピルアルコール水溶
液 100部を仕込み、系内の窒素置換を行った。その後、
ゆっくり加熱し還流させた。そこへアクリルアミド22.4
部、2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピ
ルジメチルステアリルアンモニウムクロリド 8.3部、ア
クリル酸 1.3部及び2,2'−アゾビスイソブチルニトリル
0.4部を含む60%イソプロピルアルコール水溶液 100部
を2時間かけて滴下した。滴下後3時間反応液を加熱還
流した後、水 120部を加え希釈し、イソプロピルアルコ
ールを留去し、濃度を調節し固形分15%の共重合体水溶
液を得た。得られた共重合体水溶液の25℃におけるブル
ックフィールド粘度は 9,700センチポイズで、且つpHが
4.7 であった。
【0020】製造例2〜5及び比較製造例1〜4 全仕込み単量体量を 0.7モルとして仕込み、単量体組成
を表1に示すように変化させ、製造例1と同様の方法で
各種重合体を得た。製造例1〜5及び比較製造例1〜4
での炭化水素基含有単量体、アニオン性単量体、非イオ
ン性単量体、及び測定した粘度を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】(注)(1) 括弧内の数字は各単量体の仕込
みモル%を表す。 (2) 粘度は各共重合体の15重量%の水溶液の25℃におけ
るブルックフィールド粘度を示し、粘度の単位CPS はセ
ンチポイズである。
【0023】〔紙力増強効果の比較〕実施例1〜5及び比較例1〜4 製造例1の水溶性共重合体を添加して、紙を抄造し紙力
の評価試験を行った。手順はカナディアン・スタンダー
ド・フリーネス(CSF)を400ml に叩解したパルプ(NUK
P) と段ボール古紙パルプの混合物(5/5、3/7)
を 1.0%濃度スラリーに調製し、硫酸バンドを対パルプ
で1%添加後、1分間撹拌し、製造例1のポリマーを対
パルプで 0.5%添加した。さらに5分間撹拌した。この
スラリーをTAPPI角型シートマシーンで抄紙し、プレス
の後、大型回転ドライヤーで乾燥した。紙力試験は JIS
の規格に従い引張強度、破裂強度、引裂強度及び耐折強
度を測定した。同様にして製造例2〜5及び比較製造例
1〜4のポリマーを添加して、紙を抄造し紙力試験を行
った。その結果を表2に示す。
【0024】試験条件 パルプ;NUKP(CSF 400ml) /段ボール古紙(CSF 300ml)
=5/5 、3/7(重量比) 坪 量;70g/m2 用 水;20℃、水道水 乾 燥; 105℃×40秒 プレス;3.5kg ×2分 紙力測定;室温20℃、湿度65%の恒温室で測定を行っ
た。 引張強度(テンシロン JIS P 8113) 破裂強度(ミューレン型破裂強さ試験機 JIS P 8112) 耐折強度( MIT型耐折強さ試験機 JIS P 8115) 引裂強度(エレメンドルフ引き裂き試験機 JIS P
8116)
【0025】
【表2】
【0026】〔ポリマー吸着量の比較〕実施例6〜10及び比較例5〜8 実際の白水を想定して、Ca2+、Na+ 、Mg2+イオンを含む
高塩濃度中でのポリマーのパルプに対する吸着性を検討
した。パルプ(上記のNUKP)をドイツ硬度、0、20、50
°dHの硬水に分散させて、濃度を 0.4%とし、硫酸バン
ドを対パルプで1%添加後、製造例1〜5及び比較製造
例1〜3のポリマーを対パルプ0.5%添加した。5分間
撹拌した後、ガラスフィルター( 100〜150 μm)で濾別
後、パルプ中のポリマー量をケルダール分析法により窒
素量で求めた。その結果を表3に示す。
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明の紙力増強剤を用いることによ
り、パルプに対する吸着性を高めることができ、又優れ
た紙力向上効果が得られ、更に板紙などの耐折強度を高
めることが可能となる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21H 17/37 D21H 17/44 - 17/45 D21H 21/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(I) 、(II)及び(III) で表
    わされる化合物群から選ばれるカチオン性単量体(A) 0.
    01〜15モル%、共重合可能なアニオン性単量体(B) 0.01
    〜15モル%、及び共重合可能な親水性単量体(C) 70〜9
    9.98 モル%を構成単量体成分とする水溶性共重合体を
    有効成分とすることを特徴とする紙力増強剤。 【化1】 (式中、R 1 は水素原子又はメチル基を表わし、R 2
    びR 3 は炭素数1〜3の低級アルキル基を表わし、R 4
    は炭素数4〜28の炭化水素基を表わし、Y は酸素原子又
    は−NH−を表わし、Z 及びZ'は炭素数2〜4のヒドロキ
    シアルキレン基を表わし、X はハロゲン原子又は酸残基
    を表わす。)
  2. 【請求項2】 アニオン性単量体(B) がカルボン酸基、
    スルホン酸基、リン酸エステル基から選ばれたアニオン
    性基或はそれらの塩を有する共重合可能な化合物である
    請求項1記載の紙力増強剤。
  3. 【請求項3】 親水性単量体(C) がアクリルアミド、メ
    タクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、N,N −
    ジメチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、
    2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
    エチルアクリレート、ポリエチレングリコールモノメタ
    クリレート、メトキシポリエチレングリコールメタクリ
    レートよりなる群から選ばれた1種又は2種以上の共重
    合可能な化合物である請求項1記載の紙力増強剤。
  4. 【請求項4】 親水性単量体(C) 中20モル%以下が共重
    合可能なカチオン性単量体(D) である請求項1〜の何
    れか1項記載の紙力増強剤。
  5. 【請求項5】 水溶性共重合体が、15重量%濃度の水溶
    液が25℃に於て100〜100,000 センチポイズのブルック
    フィールド粘度を有するものである請求項1〜の何れ
    か1項記載の紙力増強剤。
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