JP2980641B2 - 義歯安定化組成物 - Google Patents
義歯安定化組成物Info
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/30—Compositions for temporarily or permanently fixing teeth or palates, e.g. primers for dental adhesives
- A61K6/35—Preparations for stabilising dentures in the mouth
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Description
着剤に関する。
プレート又はベース取り付けられた歯からなる。義歯は
失った歯の代替物として機能し、口腔内で通常みられる
歯の全部又は一部の代替物として役立つ。義歯は通常巧
みに製造されるが、普通それらは完全に合うわけではな
い。しかも、たとえ最初満足しえたとしても、時間経過
後義歯の適合性は歯内、粘膜組織等における自然収縮及
び変化のせいでルースかつ不完全になる。ルースかつ不
完全にしか合わない義歯は通常義歯安定剤の使用によっ
て矯正かつ安定化される。義歯安定剤は義歯と歯肉又は
組織との間の隙間を満たすために用いられる。口腔内に
おける義歯の挿入前に、義歯安定剤は完全適合用に歯肉
及び粘膜組織と均一に接触する義歯プレート表面に適用
される。義歯安定剤はその粘着性ばかりでなく、義歯と
歯肉又は組織との間にクッション又はガスケットを設け
もって義歯を口腔内に確実に位置決めさせるためにも処
方される。
多少あり、様々なファクターによって示される。望まし
くは、このような組成物の1日1回の適用で義歯を覆
い、それにクッション性を付与しかつ確実に位置決めさ
せるための有効な手段として機能すべきである。組成物
は典型的粉末及びクリーム形として高い温度及び湿度の
ような様々な環境条件下で貯蔵中にその特徴及び性質を
留め、義歯表面に簡単容易に適用することができ、ユー
ザーにとって刺激又は不快感がなく、安全かつ無毒性で
あり、不快な臭い又は色を有さず、不快な味を有さず、
場合により口内で通常みられる微生物の増殖を防止又は
阻害しうる防腐及び殺菌性を発揮し、しかも義歯付近下
に存在する食物又は分泌物の腐敗又は悪臭性沈着の予防
剤として機能するべきである。安定化物質は義歯と歯肉
又は粘膜組織との間の隙間を満たすように水、唾液を吸
収して膨潤できねばならない。安定剤は義歯プレート物
質のヒビ割れを引き起こすこと等によって義歯を冒した
り又はダメージを与えたりしてはならない。加えて、安
定剤は口腔内に存在する細菌、カビ及び酵素系に対して
安定であって、口内粘膜に非刺激的な通常5〜8.5のp
H、好ましくは中性付近のpHを有しているべきである。
水の吸収により形成されるゲル又はコロイドの安定剤の
機械的強度は、通常の使用下で義歯の位置を確実に維持
しうるほど大きいが、但し所望の際の義歯取外しを困難
にしたり又は歯肉、組織もしくは取外される義歯にダメ
ージを与えたりもしくは損傷せたりするほど大きくては
ならない。
しい努力が払われてきた。合成及び天然双方のポリマー
及びガムが単独で、組合せて、更には様々な添加剤と共
に用いられてきた。
及びシュミッツ(Schmidt)の欧州特許第64,672号明細
書は、親水性ビヒクル中にCMC及びポリ(エチレンオキ
シド)含有粘着性ポリマーフラクションを含んだ親水性
義歯粘着剤に関する。
Desmaris)の欧州特許出願第140,486号明細書は、単独
で又はCMCのアルカリ金属塩と共に疎水性に修正された
水溶性ポリマーを含有した義歯粘着剤組成物に関する。
疎水性に修正されたヒドロキシアルキルセルロース及び
エチレンオキシドと長鎖エポキシアルカンとのコポリマ
ーが該組成物用に好ましい。
第4,280,936号(1981年7月28日付発行)明細書は、鉱
油ベース中に特定比率でCMC及びポリ(エチレンオキシ
ド)を含有した改良義歯粘着剤に関する。
984年10月2日付発行)明細書は、親水性ビヒクル中に
カラヤガムを含有した改良義歯粘着剤に関する。更に、
低級アルキルビニルエーテル−無水マレイン酸型コポリ
マーの部分塩とCMC又はポリ(エチレンオキシド)との
混合物からなる粘着性ポリマーフラクションを含有した
改良義歯粘着剤並びにCMC及びポリ(エチレンオキシ
ド)を含有した義歯粘着剤に各々関するこれら同一発明
者らの米国特許第4,514,528号(1985年4月30日付発
行)及び米国特許第4,518,721号(1985年5月21日付発
行)明細書参照。更にあるポリエチレングリコール含有
親水性ビヒクル中の唯一粘着性成分としてポリ(エチレ
ンオキシド)を含有した改良義歯粘着剤に関するダーバ
ー及びシュミッツの米国特許第4,522,956号(1985年6
月11日付発行)明細書参照。
月23日付発行)、第4,542,168号(1985年9月17日付発
行)及び第4,569,955号(1986年2月11日付発行)明細
書で記載されている。
748号(1985年7月16日付発行)明細書は、様々なセル
ロース誘導体、アクリレートポリマー、メタクリレート
ポリマー及び他のフィルム調製物質のようなフィルム形
成物質から形成される歯科補綴粘着剤に関する。
9年2月6日付発行)明細書では、カルボン酸、スルホ
ン酸及び/又はホスホン酸基含有陰イオンポリマーと反
応せしめられた亜鉛から形成される亜鉛−ポリマー組合
せを含有した口臭を抑制するための口内用組成物につい
て開示している。
3,988号(1961年10月10日付発行)明細書では、低級ア
ルキル(炭素1〜4)ビニルエーテル−無水マレイン酸
型コポリマーの混合部分塩及びエステルを含んだ合成、
親水性、コロイド性物質である義歯安定化用のある感水
性だが但し非水溶性の物質について記載しており、上記
混合部分塩及びエステルは二価カルシウム及び一価アル
カリ(即ち、ナトリウム、カリウム及びアンモニウム)
陽イオンの双方を含有している。
国特許第4,758,630号明細書は低級アルキル(C1−C4)
ビニルエーテル−マレイン酸コポリマーの亜鉛及びスト
ロンチウム部分塩に関するが、その場合上記亜鉛及びス
トロンチウム陽イオンはコポリマー塩中でいかなる他の
陽イオン又はエステル官能基とも“未混合”であって、
残りの初期カルボキシル基は未反応である。これらの低
級アルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマーは以
後略号“AVE/MAコポリマー”と称され、メチルビニルエ
ーテル−マレイン酸コポリマーは“MVE/MAコポリマー”
と称される。
イン酸型コポリマーの混合部分塩の組合せは義歯粘着剤
組成物として有用であることが知られている。更に、低
級アルキルビニルエーテル−無水マレイン酸型コポリマ
ーの未混合二価亜鉛及びストロンチウム塩と、安定化特
徴をもつ義歯粘着剤を得るため二価カルシウム及び一価
陽イオン、即ちナトリウム、カリウム及びアンモニウム
陽イオン双方を含有した低級アルキルビニルエーテル−
無水マレイン酸型ポリマーとのそれらの併用についても
開示されている。
適用の必要性なしに長期(10〜14時間)にわたる義歯の
確実な適合を維持しうる義歯安定剤に関する研究が続い
ている。
歯安定化組成物中で低級アルキルビニルエーテル−マレ
イン酸コポリマーの特定単一混合部分塩を用いることに
より得られる。
り安定であり、しかも要求時義歯の取外しを容易にしう
る改良義歯安定剤を提供することである。
ような知覚効果をユーザーに発揮する義歯組成物を提供
することである。
質を用いてかかる安定剤を提供することである。
液、汗及び血液のような体液の存在下で十分機能する安
定剤を提供することである。
される。
ルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマー: 〔上記式中RはC1−C4アルキル基を表し、nは2以上の
整数であって上記コポリマーの分子中における上記構造
単位の繰返し出現数を表すが、nは上記コポリマーを1.
2以上の比粘度を有するとして特徴付けうるほど十分大
きい(比粘度はメチルエチルケトン中25℃で測定され
る)〕の混合部分塩を含む安定化剤組成物に関するが、
上記部分塩は陽イオン塩官能基として、反応せしめられ
る全初期カルボキシル基中: (a)亜鉛又はストロンチウム陽イオン約10〜65%;及
び (b)カルシウム陽イオン約10〜75%; を含有している。
種以上の義歯粘着成分を安全粘着上有効量含み上記義歯
粘着剤成分の1つが本発明の混合部分塩である義歯安定
化組成物についても開示されている。
リマー、糖類誘導体、セルロース誘導体及びそれらの混
合物からなる群より選択される感水性ポリマー物質と共
に用いられる。
率は、他に指摘のないかぎり重量による。
的になる低級アルキルビニルエーテル−マレイン酸コポ
リマー: 〔上記式中RはC1−C4アルキル基を表し、nは2以上の
整数であって上記コポリマーの分子中における上記構造
単位の繰返し出現数を表すが、nは上記コポリマーを1.
2以上の比粘度を有するとして特徴付けうるほど十分大
きい(比粘度はメチルエチルケトン中25℃で測定され
る)〕の混合部分塩であって、この部分塩は陽イオン塩
官能基として、反応せしめられる全初期カルボキシル基
中: (a)亜鉛又はストロンチウム陽イオン約10〜65%;及
び (b)カルシウム陽イオン約10〜75%; を含むことを特徴とする。
に好ましくは約15〜約30%の亜鉛又はストロンチウム陽
イオン(好ましくは、亜鉛)及び約25〜約60%、更に好
ましくは約40〜約60%のカルシウム陽イオンを含んでい
る。
は約1〜約15%、最も好ましくは約1〜約10%のナトリ
ウム陽イオンを更に含んでいる。
物、アセテート、ハライド、ラクテート等のようなカル
ボン酸の反応剤に典型的な官能基を有した陽イオンカル
シウム及び亜鉛又はストロンチウムいずれかの化合物と
AVE/MAコポリマー(I)との相互作用により製造され
る。好ましい態様においては、亜鉛の酸化物及びカルシ
ウムの水酸化物が利用される。水酸化亜鉛は市販されて
いないため、反応剤としてのその使用は水に事実上不溶
性であるが粒子表面上で水酸化亜鉛に水和する酸化亜鉛
粒子の水性スラリーを用いることで容易かつ更に経済的
に達成される。他方、水酸化カルシウム及び水酸化スト
ロンチウムは結晶又は粉末形のいずれかで入手でき、約
50部の水で可溶性になる。しかしながら、水で処理され
た場合(注意:発熱)に水酸化物を形成する酸化ストロ
ンチウムの水溶液も使用可能である。
回避されるべきであり、即ち特別な用心及び処理がポリ
マー塩最終産物からかかる副産物の除去及び不存在を保
証するためなされる。用いられる具体的化合物は、実質
上純粋で実質上灰白色のポリマー塩最終産物の獲得を保
障するため実質上純粋であるべきである。
コポリマー(I)は、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、ジビニルエーテル、プロピルビニルエー
テル及びイソブチルビニルエーテルのような低級アルキ
ルビニルエーテルモノマーを無水マレイン酸と共重合さ
せて酸コポリマー(I)に容易に加水分解しうる対応低
級アルキルビニルエーテル−無水マレイン酸コポリマー
を得ることにより容易に得られる。無水物及び酸双方の
形とも市販業者から入手しうる。例えば、ニュージャー
ジー州ウェインのGAF社(GAF Corporation)はその商標
名“ガントレズ”(GANTREZ )で各々“ガントレズS
シリーズ”及び“ガントレズANシリーズ”としてポリマ
ー遊離酸形(I)及び対応無水形双方を供給している。
前者の酸シリーズではガントレズS−97(MW=50,000)
が特に適切であり、後者の無水物シリーズではガントレ
ズAN−149(MW=50,000)、ガントレズAN−169(MW=6
7,000)及びガントレズAN−179(MW=80,000)コポリマ
ーが特に適切である。(2−ブタノン1〜10g/1000ml溶
液中で膜浸透圧測定法により測定される)平均分子量約
50,000〜約80,000を有するAVE/MAコポリマーの上記酸及
び無水形も、1.2以上の前記比粘度パラメーターを有す
ることで特徴付けられる。無水コポリマーが水に溶解す
る場合、無水結合は高極性のポリマー遊離酸(I)が形
成されるように開裂される。したがって、酸形より比較
的安価な無水形は酸の便利かつ安価な前駆体として使用
可能である。高温は無水物体酸加水分解速度を高める上
で用いることが有利である。
リマー(I)又はその対応無水物は均一混合物を形成す
るため激しい攪拌下約70〜80℃に前加熱された水に加え
られる。無水前駆体が利用される場合、水性混合物は無
水物から酸形への完全加水分解を保障するため攪拌下約
90℃に更に加熱されることが勧められる。その場合加熱
は中断されるが、但しバッチが透明化し同時に粘度(約
65〜75℃)減少するまで攪拌が継続される。陽イオン亜
鉛もしくはストロンチウム塩形成化合物の水溶液、即ち
例えば酸化亜鉛粒子の水性分散液は最終産物中で望まれ
る所望の陽イオン含有率を得るため十分な量でスラリー
の形として水酸化カルシウムと混合され、環境温度下で
別個に調製され、陽イオンポリマー塩の局所沈澱を防止
しうるよう連続的な激しい攪拌下で熱ポリマー酸溶液に
徐々に加えられる。添加終了後、すべての塩形成化合物
がコポリマーと反応することを保障するため攪拌が継続
される。
ーを形成するため激しい攪拌下で70〜80℃に前加熱して
もよい。次いで、低級アルキルビニルエーテル−マレイ
ン酸コポリマー(I)又はその対応無水物は完全加水分
解を保障するため更に90℃に加熱しかつ攪拌しながらス
ラリーに加えられる。
鉛(又はストロンチウム)及びカルシウム陽イオンの総
量は約10〜約75%、好ましくは約25〜約60%、最も好ま
しくは約40〜約60%のカルシウム及び約10〜約65%、好
ましくは約10〜約45%、最も好ましくは約15〜約30%の
亜鉛又はストロンチウムの範囲内の中和率となるほど十
分であるべきであって、その結果約20〜約50%の範囲内
で遊離酸を含有した酸を得る。
ポリマー塩製品を回収するため例えば熱風循環下で約70
℃に維持された熱滞留オーブン中浅い乾燥トレーによっ
て乾燥される。一方、反応バッチは含水分を蒸発させか
つフレーク形でポリマー塩を回収するため熱スチームで
80〜100psig(約5.6〜7kg/cm2)に維持されたドラム乾
燥機に移してもよい。
揮する所望の物性を得るためミル及び篩に付してもよ
い。
い。最良の結果の場合、粒子は140〜200メッシュシーブ
(U.S.B.S.シリーズ)通過可能であるべきであり、好ま
しくはそれらの最大寸法が0.74mm以下である。
リマー塩は水又は唾液と接触した場合に優れた付着性を
有しており、その結果それらは義歯安定化組成物中の義
歯粘着物質として極めて有用である。このような使用の
場合、粒形の塩は少なくとも−140メッシュU.S.B.S.シ
ーブの粒度;0.3g/cm3以上、好ましくは0.6g/cm3以上の
嵩密度;3〜7.0のpH(pHは水中で1重量%分散時に測定
される)で特徴付けられることが好ましい。
コポリマー塩は、義歯安定化組成物中で唯一の粘着成分
として又は他の活性熱着成分と併用される共粘着剤とし
て有効粘着量、好ましくは少なくとも25重量%用いられ
る。
塩は義歯安定化組成物中で共粘着剤と一緒に用いられる
ことが好ましい。好ましくは、共粘着剤は天然ガム、合
成ポリマー、糖類誘導体、セルロース誘導体及びそれら
の混合物からなる群より選択されるポリマー物質であ
る。一般に、組成物の全重量中約15〜約70%で上記混合
カルシウム/亜鉛又はストロンチウム塩が存在する。
液質体を形成する特殊な性質を有した水溶性の親水性コ
ロイド又はポリマーがある。このような粘着物質として
は天然ガム及び合成ポリマーガムの双方があり、義歯安
定化組成物中で通常用いられかつ本混合AVE/MAコポリマ
ー塩との共粘着作用にも適するものとしては、例えばカ
ラヤガム、ゼラチン、アルギン、アルギン酸ナトリウ
ム、トラガカント、メチルセルロース、アクリルアミド
ポリマー、エチレンオキシドポリマー、ポリビニルピロ
リドン、カチオン系ポリアクリルアミドポリマーが挙げ
られ、最も好ましくはナトリウムカルボキシメチルセル
ロース及びポリ(ビニルメチルエーテルマレエート)の
混合部分塩がある。
構造単位から本質的になる低級アルキルビニルエーテル
−マレイン酸コポリマー: 〔上記式中RはC1−C4アルキル基を表し、nは2以上の
整数であって上記コポリマーの分子中における上記構造
単位の繰返し出現数を表すが、nは上記コポリマーを1.
2以上の比粘度を有するとして特徴付けうるほど十分大
きい(比粘度はメチルエチルケトン中25℃で測定され
る)〕の混合部分塩であって、この部分塩が陽イオン塩
官能基として、反応せしめられる全初期カルボキシル基
中: (a)亜鉛又はストロンチウム陽イオン約10〜約65%;
及び (b)カルシウム陽イオン約10〜約75%; を含む混合部分塩の有効粘着量を安定化成分として含有
した義歯安定化組成物を提供する。
効量の少なくとも2種の義歯粘着成分を含んだ義歯安定
化組成物を提供するが、その場合における上記義歯粘着
成分の1種は上記低級アルキルビニルエーテル−マレイ
ン酸コポリマーの混合部分塩である。好ましい共粘着剤
は前記のとおりである。
覚効果をユーザーに発揮する1種以上の成分約0.01〜約
5%を含有することができる。適切な成分としてはメン
トール、乳酸メンチル、ペパーミント油、スペアミント
油、葉アルコール、及び参考のため本明細書に組込まれ
るワトソン(Watson)らに1979年1月23日付で発行され
た米国特許第4,136,163号明細書に記載されるウィルキ
ンソン−スウォード(Wilkinson−Sword)製パラメンタ
ンカルボキシアミドフレーバー剤(例えば、WS−3)が
ある。
ペーストのような当業者に公知の業界認知方法で製造さ
れる。このような処方の適切な例は双方ともダーバーら
に1985年5月21日付で発行された米国特許第4,518,721
号明細書及び1985年4月30日付で発行された米国特許第
4,514,528号明細書で開示されているが、それら開示の
双方とも参考のため本明細書に組込まれる。
本発明の態様について示している。これらの例は説明の
みの目的であると理解すべきで、本発明の範囲をそれら
に限定すると解釈されるべきでない。
2.4部(4.6kg)を含有した反応容器に酸化亜鉛0.53部
(26.3g)及び水酸化カルシウム1.30部(64.6g)を徐々
に加える。添加終了後、スラリー温度を高速攪拌下で一
定に保つ。加熱し続けかつ一定に攪拌しながら、メチル
ビニルエーテル−無水マレイン酸コポリマー5.76部(28
8g)をアルカリ分散液含有反応容器に15分間かけて加え
る。温度及び攪拌は60分間一定のままである。15分間
後、得られた粘着性ポリマー分散液を粘度の増加とpHの
減少及び安定化により特徴付け、pHを水中で上記物質の
1重量%分散時に測定するが、上記物質はメチルビニル
エーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分がカルシウ
ム亜鉛塩からなる。
(MVE/MA)コポリマーのカルシウム亜鉛塩の溶液を浅い
ステンレススチール製乾燥トレーに移し、トレーを含水
分に蒸発させるため十分な時間(約16〜18時間)にわた
り70℃で熱風対流オーブン内におく。次いで、こうして
得られた乾燥カルシウム亜鉛MVE/MAコポリマー塩をミル
装置で粉砕し、140メッシュシーブしかる後200メッシュ
シーブ(U.S.B.S.シーブシリーズ)で篩分けする。この
粉末は見掛け嵩密度約1.0〜1.2g/cm3及び水中1%溶液
としてpH5.4を有する。塩分析ではカルシウムに関する
中和率約47.5%、亜鉛に関する中和率17.5%を示し、35
%がカルボキシル基のままである。この具体的な塩は以
下略号で“MVE/MAコポリマーの47.5%Ca/17.5%Zn部分
塩”と称される。
常の用い方で湿った義歯に適用されたとき、特定な慣用
的義歯粘着剤自体で得られる場合よりも優れた義歯安定
化特徴を示す。
れる:無水コポリマー5.74部(516g)、精製水92.32部
(8.31kg)、酸化亜鉛0.374部(33.6g)、水酸化ナトリ
ウム0.074部(6.60g)及び水酸化カルシウム1.50部(13
4.40g)。
中1%溶液としてpH5.8を有する。塩分析ではコポリマ
ー塩分子中全初期カルボキシル基のカルシウム中和率約
55%、亜鉛に関する中和率12.5%及びナトリウムに関す
る中和率2.5%を示し、以下略号で“MVE/MAコポリマー
の55%カルシウム/12.5%亜鉛/2.5%ナトリウム部分
塩”と称される。
て表示された亜鉛置換を行い、下記MVE/MAコポリマーの
カルシウム/亜鉛/ナトリウム塩を得る: ナトリウム カルシウム 亜鉛 0 68 2 0 50 20 5 50 20 6 44 19 各々の表示されたMVE/MAコポリマー塩は0.5g/cm3以上
の−140メッシュU.S.B.S.シーブ粉末に関する見掛け嵩
密度を有し、著しく有益な義歯安定化特徴を発揮する。
各々の表示された塩は例1及び2で行われたような中和
カルシウム%/亜鉛%/ナトリウム%で略記される。
解操作を繰返す。85℃に加熱された精製水93.49部(1.8
kg)含有容器に水酸化ストロンチウム八水和物1.40部
(28g)を加える。激しく攪拌しながら、水酸化カルシ
ウム1.0部(20.0g)を徐々に加える。添加終了後、スラ
リーの温度を高速攪拌下で一定に保つ。加熱し続けかつ
一定に攪拌しながら、メチルビニルエーテル−無水マレ
イン酸コポリマー4.10部(78.0g)をアルカリ分散液含
有反応容器に20分間かけて加える。これによりメチルビ
ニルエーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分カルシ
ウムストロチウム塩を得る。
ることにより製造される: %w/w A.カラヤガム 53 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 16 ホウ酸ナトリウム 7 PVM/MAコポリマーの47.5%Ca/17.5%Zn部分塩 24 100 B.アルギン酸ナトリウム 55 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 10 ポリビニルピロリドン(平均MW=90,000) 15 PVM/MAコポリマーの65%Ca/10%Zn部分塩 20 100 C.ナトリウムカルボキシメチルセルロース 50 PVM/EMコポリマーの3.75Ca:Na部分塩 41 MVE/MAコポリマーの40%Ca/20%Zn部分塩 9 100 D.ガントレズS−97酸コポリマー 20 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 20 PVM/EMコポリマーの3.5Ca:Na部分塩 30 MVE/MAコポリマーの50%Ca/20%Zn部分塩 30 100 使用に際し、すべて当業界で周知の義歯粘着剤のやり
方で、上記粉末(典型的には2〜10g)を前湿潤義歯上
において簡単に水和させ、義歯を口内に挿入して適所に
押付ける。
クスすることにより製造される: 例7 クリームタイプ義歯安定化組成物は下記成分を互いに
ミックスすることにより製造される:
Claims (13)
- 【請求項1】下記繰返し構造単位から本質的になる低級
アルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマー: 〔上記式中RはC1−C4アルキル基を表し、nは2以上の
整数であって上記コポリマーの分子中における上記構造
単位の繰返し出現数を表すが、nは上記コポリマーを1.
2以上の比粘度を有するとして特徴付けうるほど十分大
きい(但し、比粘度はメチルエチルケトン中25℃で測定
される)〕の混合部分塩であって、 上記部分塩が陽イオン塩官能基として、反応せしめられ
る全初期カルボキシル基中: (a)亜鉛又はストロンチウム陽イオン 10〜65%;及
び (b)カルシウム陽イオン 10〜75%; を含むことを特徴とする上記混合部分塩。 - 【請求項2】Rがメチルである、請求項1に記載の混合
部分塩。 - 【請求項3】混合部分塩が: (a)亜鉛又はストロンチウム陽イオン 10〜45%;及
び (b)カルシウム陽イオン 25〜60%; を含む、請求項2に記載の混合部分塩。 - 【請求項4】混合部分塩が: (a)亜鉛又はストロンチウム陽イオン 15〜30%;及
び (b)カルシウム陽イオン 40〜60%; を含む、請求項3に記載の混合部分塩。 - 【請求項5】ナトリウム陽イオン 1〜20%を更に含
む、請求項4に記載の混合部分塩。 - 【請求項6】ナトリウム陽イオン 1〜15%を含む、請
求項5に記載の混合部分塩。 - 【請求項7】(a)が亜鉛陽イオンである、請求項6に
記載の混合部分塩。 - 【請求項8】ナトリウム陽イオン 3〜10%を含む、請
求項7に記載の混合部分塩。 - 【請求項9】混合部分塩が、20〜50%の範囲内で遊離酸
を含有する、請求項1に記載の混合部分塩。 - 【請求項10】安定化成分として、有効粘着量の、請求
項1〜9のいずれか一項に記載の混合部分塩を含有する
義歯安定化組成物。 - 【請求項11】安全粘着上有効量の少なくとも2種の義
歯粘着成分を含み、該義歯粘着成分の1種が上記混合部
分塩である、請求項10に記載の義歯安定化組成物。 - 【請求項12】義歯粘着成分の1種が、天然ガム、合成
ポリマー、糖類誘導体、セルロース誘導体及びそれらの
混合物からなる群より選択されるポリマー物質である、
請求項11に記載の義歯安定化組成物。 - 【請求項13】0.01〜5.0%のメントール、乳酸メンチ
ル、ペパーミント油、スペアミント油、葉アルコール、
パラメンタンカルボキシアミド及びそれらの混合物を更
に含む、請求項9〜12のいずれか一項に記載の義歯安定
化組成物。
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