JP2980467B2 - 電磁波遮断用ソフトフード - Google Patents

電磁波遮断用ソフトフード

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JP2980467B2
JP2980467B2 JP4300039A JP30003992A JP2980467B2 JP 2980467 B2 JP2980467 B2 JP 2980467B2 JP 4300039 A JP4300039 A JP 4300039A JP 30003992 A JP30003992 A JP 30003992A JP 2980467 B2 JP2980467 B2 JP 2980467B2
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hood
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器を収納した筐
体の接続ケーブル挿通口に取り付けて、ケーブル挿通口
を通過する電磁波を遮断する電磁波遮断用ソフトフード
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平2−54292
号公報に示されているように、柔軟な導電性のシートを
筒状にして、その一端を導電性の筐体に設けたケーブル
挿通口に取り付けて、その中に接続ケーブルを挿通し、
更に他端の開口を絞り込んで閉塞する電磁波遮断用ソフ
トフードが知られている。このような電磁波遮断用ソフ
トフードをケーブル挿通口に取り付けることによって、
ケーブル挿通口から漏洩または侵入する電磁波を遮断す
ることができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば図8
(A)に示すように、電磁波遮断用ソフトフード100
の絞り込んだ開口100aから出る複数のケーブル10
1は、それぞれが筐体102内に配置される電子機器1
04に接続される。このため、ケーブル101とケーブ
ル101の間には、隙間106ができることがあった。
特に、2本のケーブル101が、ケーブル挿通口を中心
に、互いに略反対方向へ引っ張られるような場合には、
開口100aの絞り込みが広げられて大きな隙間ができ
ることもあった。
【0004】そこで本発明は、ケーブル挿通口から漏洩
または侵入する電磁波を遮断する電磁波遮断用ソフトフ
ードにおいて、開口の隙間を無くし、電磁波の遮断効果
をより高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】かかる目的を達
成すべく、本発明は課題を解決するための手段として請
求項1記載の構成を取った。即ち、導電性のある柔軟な
シート状部材を筒状にし、その一端の開口を電子機器が
収納された筐体のケーブル挿通口周縁に固定し、該ケー
ブル挿通口から筒内にケーブル束を通し、該ケーブル束
の外周に密着する閉塞構造によって他端の開口を閉塞
し、前記ケーブル挿通口から漏洩または侵入する電磁波
を遮断する電磁波遮断用ソフトフードにおいて、前記他
端は、二股以上に枝分かれして延びる筒状に形成され、
前記ケーブル挿通口から入るケーブル束を、枝分かれし
た他端の各開口から小分けして出せるように構成したこ
とを特徴とする電磁波遮断用ソフトフードの構成がそれ
である。
【0006】前記構成を有する本発明の請求項1記載の
電磁波遮断用ソフトフードによれば、ケーブル挿通口か
ら筒状の一端に入るケーブル束を、二股以上に枝分かれ
して延びる筒状の他端の各開口から小分けして出すこと
ができる。このため、略同一方向に延びるケーブル毎に
束ねて、それぞれ別々の他端に通せば、1つの開口から
出るケーブル束は、まとまり良く小さく束ねられ、ケー
ブルとケーブルとの間に隙間ができることがない。
【0007】ところで、図8(B)に示すように、従来
より電磁波遮断用ソフトフード107では、ケーブル束
108を軸に絞り込んで閉塞される開口107aは、あ
る程度太いケーブル束108にも対応できるような大き
さにしてある。このため、単に開口107aを外側から
絞ると、絞った部分がひだ状に折り畳まれて、ここに隙
間110ができることがある。特に、本発明の電磁波遮
断用ソフトフードの他端においては、ケーブル束108
が小分けされて通されるため、ケーブル束108の径に
対する開口107aの径が相対的に大きくなるため、こ
のような隙間110ができやすくなる。
【0008】そこで、この問題をも解決する手段とし
て、請求項2に記載したように、前記閉塞構造として、
前記枝分かれした他端の開口から1箇所以上の切込みを
入れて、該切込みの部分を重ねつつ前記他端の開口の径
を小さく絞り込み可能な構造を取ることができる。これ
によって、他端の開口がひだ状に折り畳まれることがな
くなり、隙間ができるのを防ぐことができる。
【0009】また、請求項3に記載したように、前記閉
塞構造として、弾性変形する複数の導電性の突起を前記
他端の内周面に設け、該突起によって前記枝分かれした
他端の内側を通過する電磁波を遮断する構造を取ること
もできる。これによれば、他端の内周面に設けた突起の
先端が、ケーブル束に接触しつつ弾性変形して、ケーブ
ル束だけを挿通させ、電磁波が通過可能な隙間ができな
い。しかも、単にケーブル束を通すだけで良く、他端を
絞る必要がないので、極めて作業効率が高い。
【0010】更に、前記閉塞構造が請求項3に記載の構
造を備える場合には、請求項4に記載したように、前記
枝分かれした他端の開口に設けた係合部材と、該他端の
開口から出るケーブルを接続する電子機器筐体のケーブ
ル挿通口に設けた係合部材とが、係合する構造を加えて
もよい。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1実施例で、電子機器の筐体
に設けられたケーブル挿通口に取り付けられた電磁波遮
断用ソフトフードの概略構成図である。このソフトフー
ド10は、導電性のある柔軟な布12を三股に分かれた
筒状に縫製したもので、その一端には固定枠14が装着
され、筐体のパネル16に設けられたケーブル挿通口に
ソフトフード10を連通させつつ、ネジ止めされてい
る。ソフトフード10の他端は三股に分けられて、筒1
0a,10b,10cが形成されている。
【0012】筒10bの側面は、切込み18が入れられ
て、図示のように開くことができる。切込み18の近傍
には、面ファスナ片20が設けられている。更に、筒1
0bの内側には、面ファスナ片20と係合する面ファス
ナ帯22,面ファスナ片24が設けられている。なお、
筒10a,10cについても、筒10bと全く同じ構造
である。
【0013】次に、このソフトフード10による、ケー
ブル挿通口の閉塞方法を説明する。ソフトフード10に
は、ケーブル束26が下から入れられる。ケーブル束2
6は、ソフトフード10の内側で3つのケーブル束26
a,26b,26cに小分けされて、各筒10a,10
b,10cの各開口から出される。そして、図示した筒
10bのように開かれた端部を、ケーブル束26bに密
着させつつ、開口を絞り込んで巻き付けると、面ファス
ナ帯22及び面ファスナ片24と、面ファスナ片20と
が係合して、図示した筒10aや筒10cのように、筒
10bがケーブル束26bに巻き付いた状態で固定さ
れ、ケーブル挿通口が閉塞される。
【0014】このような構成のソフトフード10によれ
ば、ケーブル束26を、筒10a,10b,10cから
小分けして出すことができるので、例えば、略反対方向
に延びるケーブル束26a,26cの双方に引っ張り力
が加わっても、ケーブル間に隙間ができることがない。
しかも、各筒10a,10b,10cの開口は、切込み
18を重ねつつ絞り込めるので、ひだ状に折り畳まれる
ことがなく、隙間ができない。
【0015】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例以降は、第1実施例とは異なる特徴的な部分のみ
を詳しく説明する。図2に示すように、ソフトフード3
0の端部は四股に分けられて、筒30a,30b,30
c,30dが形成されている。筒30a,30b,30
c,30dの開口側には、絞り部32a,32b,32
c,32dが設けられている。絞り部32a〜32d
は、例えば、実開昭61−202476号公報に示され
るような、導電性を有する伸縮自在な布によって、あら
かじめ絞り込んだ状態に形成される。ここに、ケーブル
34a,34b,34c,34dを通すと、通された各
ケーブルの太さに応じて、絞り部32a〜32dの径が
広がる。これによって、絞り部32a〜32dは、ケー
ブル34a〜34dに密着して隙間はできない。
【0016】次に、第3実施例について説明する。図3
に示すソフトフード40は、例えば、本願出願人が先に
出願した特願平4−277413号の明細書に記載した
ような、熱収縮性導電シート41によって作られてい
る。
【0017】この熱収縮性導電シート41は、例えば、
図4に示すように、黒色で表した導電性糸43と、ドッ
トのハッチングで表した熱収縮性糸45及び白色で表し
た2本の編み糸47で編み合わせて形成されている。導
電性糸43は、アラミド繊維の表面に、銅メッキし、さ
らにその上に酸化防止のためニッケルをメッキしたもの
である。導電性糸43はスパンヤーンで太さは40番単
糸である。非導電性の熱収縮性糸45は共重合したナイ
ロン66のスパンヤーンで40番双糸であり、熱収縮率
は25%である。編み糸47は通常のナイロン66スパ
ンヤーンで40番双糸である。
【0018】このような構成を有する導電性糸43、熱
収縮性糸45及び編み糸47は、図4に示すポンチロー
マ編みで、1枚のシートの裏面に導電性糸43と編み糸
47が、表面に熱収縮性糸45と編み糸47が表れるよ
うに編み合わせた。即ち、図4における導電性糸43
は、裏面側にて編み糸47と編み合わされている。ま
た、熱収縮性糸45は、表面側にて編み糸47と編み合
わされている。したがって、熱収縮性導電シート41の
表面には、熱収縮性糸45と編み糸47が、裏面には、
導電性糸43と編み糸47が表れる。
【0019】このような構成の熱収縮性導電シート41
を加熱すると、熱収縮性糸45が熱収縮して、そのルー
プ状の編み目が縮まる。すると、熱収縮性糸45に引張
られ、裏面側の導電性糸43と編み糸47のループ状の
編み目も変形する。このように、熱収縮性糸45の収縮
に伴って、裏面側の導電性糸43と編み糸47が変形す
るが、これらはループ状の編み目が変形するのみで、変
形に伴うしわを生じることはない。
【0020】第3実施例においては、ソフトフード40
の端部は二股に分けられて、筒40a,40bが形成さ
れている。熱処理前は、筒40bのように容易にケーブ
ルを通すことができる開口を有する形状で、下側のケー
ブル挿通口から入るケーブル束49を、ケーブル束49
a,49bに小分けして通すことができる。そして、ケ
ーブル束49a,49bを通した後、筒40a,40b
を熱風によって加熱すると、図中の筒40aに示すよう
に、筒40a,40bがしわを生じることなく収縮し
て、ケーブル束49a,49bに密着し、筒40a,4
0bの開口を隙間なく塞ぐことができる。
【0021】次に、第4実施例について説明する。図5
に示すように、ソフトフード50の端部は二股に分けら
れて、筒50a,50bが形成されている。そして、筒
50a,50bの開口端には、金属リング51,51が
取り付けられている。この金属リング51の内側には、
弾性変形する複数の導電性のある突起52,52,…が
設けられ、金属リング51が取り付けられた筒50a,
50bの端面を塞いでいる。このソフトフード50の下
側から入れたケーブル束54は、ケーブル束54a,5
4bに小分けして、各筒50a,50bの開口端から出
すことができる。このとき、図示した筒50bのよう
に、突起52,52,…は、ケーブル束54bの外周に
密着しつつ弾性変形するので、電磁波の通過するような
隙間を作ることなくケーブル束54bを通すことができ
る。
【0022】次に、第5実施例について示す。図6に示
すように、ソフトフード60の下端には固定枠62が装
着され、筐体63のパネル63aに設けられたケーブル
挿通口にソフトフード60を連通させつつ、ネジ止めさ
れている。ソフトフード60の上端部は、二股に分かれ
て筒60a,60bが形成されている。各筒60a,6
0bの開口端には、雌ネジを備え、その雌ネジ部分が自
由に回転してネジ締めができる係合リング64,64が
設けられている。この係合リング64の内側には、弾性
変形する導電性のあるブラシ66が植設され、係合リン
グ64が取り付けられた筒60a,60bの端面を塞い
でいる。このソフトフード60の下側から入れたケーブ
ル束68は、ケーブル束68a,68bに小分けして、
各筒60a,60bの開口端から出すことができる。こ
のとき、ブラシ66は、ケーブル束68a,68bの外
周に密着しつつ弾性変形するので、電磁波の通過するよ
うな隙間を作ることなくケーブル束68bを通すことが
できる。
【0023】ところで、第5実施例においては、各筒6
0a,60bから出るケーブル束68a,68bは、筐
体63内に設置される電子機器を収納した導電性のある
筐体70,70の中に引き込まれる。この筐体70に
は、ケーブル挿通口が開けられ、そこに係合リング64
と係合する雄ネジを備える係合プラグ72が取り付けら
れている。この係合リング64及び係合プラグ72は、
金属製,金属メッキされた樹脂製等、導電性のある部材
で作られる。これによって、図示した筒60bのよう
に、ケーブル束68bを通した後、係合リング64と係
合プラグ72とを係合すると、図示した筒60aのよう
に筐体70とソフトフード60との導通を取りつつ連結
することができる。この結果、筐体63の外部からの電
磁波はもちろん、筐体70から筐体63の内部に漏れる
電磁波等も遮断でき、筐体63の内部空間は、更に完全
な電気的密閉状態とすることができる。このため、例え
ば、筐体63内に載置される別の電子機器74が、電磁
波障害を受けては困るような場合に、極めて有効であ
る。
【0024】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
の種々なる態様を採用することができる。例えば、本発
明の要旨は、複数に枝分かれした端部を有するソフトフ
ードにあり、枝分かれの数を実施例で示したものに限る
ものでないことはいうまでもない。
【0025】また、第2実施例においては、面ファスナ
を用いて絞り込み状態での固定を行ったが、図7(A)
に示すように、紐80で縛りつける構成としても、切込
みがあるので、開口が折り畳まれて隙間ができることは
ない。更に、切込みの数も、この変形例のように2箇
所、あるいは3箇所以上としてもよい。
【0026】更に、第5実施例において示した、ソフト
フードの開口に設ける係合構造は、ネジ構造によるもの
でなくても同様の効果がある。例えば、図7(B)に示
すような係合プラグ90のフランジ部90aに引っかか
る係合突起91を有する係合リング92をソフトフード
端部に設けても良いし、図7(C)に示すように、ソフ
トフードの端部を面ファスナ帯94によって締め付け
て、係合プラグ90のフランジ部90aに連結してもよ
い。もちろん、面ファスナ帯94でなく、普通の紐でも
構わない。
【0027】加えて、第1実施例に示した開口の切込み
の部分を重ねつつ開口の径を小さく絞り込み可能な構
造、第2実施例に示した開口の径が通されるケーブル束
の径に応じて広がる構造、第3実施例に示した開口の径
が加熱によって収縮してケーブル束に密着する構造、第
4実施例に示した弾性変形する導電性の突起によって通
過する電磁波を遮断する構造、及び第5実施例に示した
ソフトフードの開口に設けた係合部材と電子機器筐体の
ケーブル挿通口に設けた係合部材とが係合する構造等、
各実施例で示した開口の閉塞構造そのものは、本発明の
ソフトフード以外にも、従来からある二股以上に分かれ
ていない単純な筒形状のソフトフードに適用しても、良
好な開口の閉塞ができることは自明である。
【0028】
【発明の効果】以上の如く本発明の電磁波遮断用ソフト
フードによれば、ケーブル挿通口から筒状の一端に入る
ケーブル束を、二股以上に枝分かれして延びる筒状の他
端の各開口から小分けして出すことができるので、略同
一方向に延びるケーブル毎に束ねて、それぞれ別々の他
端に通せば、1つの開口から出るケーブル束は、まとま
り良く小さく束ねられ、ケーブルとケーブルとの間に隙
間ができることがない。
【0029】更に、請求項2〜請求項4のいずれかに記
載の電磁波遮断用ソフトフードによれば、ケーブル束の
径が細い場合でも、ケーブル束の周りに隙間なく密着す
るので、電磁波の遮断効果を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の電磁波遮断用ソフトフードを示
す概略斜視図である。
【図2】 第2実施例の電磁波遮断用ソフトフードを示
す概略斜視図である。
【図3】 第3実施例の電磁波遮断用ソフトフードを示
す概略正面図である。
【図4】 熱収縮性導電性シートの構造を示す部分拡大
図である。
【図5】 第4実施例の電磁波遮断用ソフトフードを示
す概略斜視図である。
【図6】 第5実施例の電磁波遮断用ソフトフードの一
部を破断して示す概略斜視図である。
【図7】 変形例の電磁波遮断用ソフトフードの要部を
示す概略説明図である。
【図8】 従来技術の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
10,30,40,50,60・・・ソフトフード、1
4,62・・・固定枠、16,63a・・・パネル、1
8・・・切込み、20,24・・・面ファスナ片、2
2,94・・・面ファスナ帯、26,49,54,68
・・・ケーブル束、51・・・金属リング、52・・・
突起、63,70・・・筐体、64,92・・・係合リ
ング、66・・・ブラシ、72,90・・・係合プラ
グ、74・・・電子機器、80・・・紐、91・・・係
合突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−10388(JP,A) 特開 平4−297096(JP,A) 特開 平4−56197(JP,A) 実開 平2−146498(JP,U) 実開 平2−54292(JP,U) 実開 昭62−48618(JP,U) 実開 昭58−85395(JP,U) 実開 昭63−201397(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性のある柔軟なシート状部材を筒状
    にし、その一端の開口を電子機器が収納された筐体のケ
    ーブル挿通口周縁に固定し、該ケーブル挿通口から筒内
    にケーブル束を通し、該ケーブル束の外周に密着する閉
    塞構造によって他端の開口を閉塞し、前記ケーブル挿通
    口から漏洩または侵入する電磁波を遮断する電磁波遮断
    用ソフトフードにおいて、 前記他端は、二股以上に枝分かれして延びる筒状に形成
    され、 前記ケーブル挿通口から入るケーブル束を、枝分かれし
    た他端の各開口から小分けして出せるように構成したこ
    とを特徴とする電磁波遮断用ソフトフード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁波遮断用ソフトフー
    ドにおいて、 前記閉塞構造として、前記枝分かれした他端の開口から
    1箇所以上の切込みを入れて、該切込みの部分を重ねつ
    つ前記他端の開口の径を小さく絞り込み可能な構造を備
    えたことを特徴とする電磁波遮断用ソフトフード。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電磁波遮断用ソフトフー
    ドにおいて、 前記閉塞構造として、弾性変形する複数の導電性の突起
    を前記他端の内周面に設け、該突起によって前記枝分か
    れした他端の内側を通過する電磁波を遮断する構造を備
    えたことを特徴とする電磁波遮断用ソフトフード。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電磁波遮断用ソフトフー
    ドにおいて、 更に、前記枝分かれした他端の開口に設けた係合部材
    と、該他端の開口から出るケーブルを接続する電子機器
    筐体のケーブル挿通口に設けた係合部材とが、係合する
    構造を備えることを特徴とする電磁波遮断用ソフトフー
    ド。
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