JP2980290B2 - ガス検出方法及びそれに用いるガスセンサ - Google Patents
ガス検出方法及びそれに用いるガスセンサInfo
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Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明はSnO2系ガスセンサに
関し、特にその湿度依存性の抑制に関する。
関し、特にその湿度依存性の抑制に関する。
【0002】
【従来技術】SnO2に貴金属触媒を加えたガスセンサ
は周知である。また相対感度の調整のため、SnO2か
らなるガス感応体の表面を、酸化触媒層で被覆したガス
センサも周知である。SnO2系ガスセンサには、周知
のように出力に湿度依存性があるとの問題がある。発明
者はこの問題について検討し、湿度依存性の小さな触媒
材料の開発に成功し、この触媒を用いることによりSn
O2系ガスセンサの湿度依存性の抑制に成功した。
は周知である。また相対感度の調整のため、SnO2か
らなるガス感応体の表面を、酸化触媒層で被覆したガス
センサも周知である。SnO2系ガスセンサには、周知
のように出力に湿度依存性があるとの問題がある。発明
者はこの問題について検討し、湿度依存性の小さな触媒
材料の開発に成功し、この触媒を用いることによりSn
O2系ガスセンサの湿度依存性の抑制に成功した。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、SnO2系ガスセン
サの湿度依存性を減少させることにある。
サの湿度依存性を減少させることにある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、Pt,Pd,Rhからなる
群の少なくとも一員の元素とIr元素との複合触媒を、
SnO2系ガスセンサに添加することにより、該SnO2
系ガスセンサの湿度依存性を抑制してガスを検出するガ
ス検出方法にある。Ir含有のこの触媒(Pt,Pd,
RhのいずれかとIrとの複合触媒)は、SnO2に添
加しても良く、あるいはSnO2ガス感応体を被覆する
酸化触媒層に用いても良い。またこの触媒は、SnO2
をアルミナ等の骨材に分散させる場合、骨材に添加して
も良い。Ir系のこの触媒は活性の湿度依存性が小さ
く、センサの湿度依存性の内で触媒活性に起因する部分
を減少させる。Irは任意の含有量で湿度依存性を減少
させるが、Pt,Pd,Rh,Ir中のIr含有量の好
ましい範囲は原子比で0.1〜0.5であり、この範囲
で湿度依存性が特に減少する。Irを用いた複合触媒に
は金やRe等の第3成分を添加しても良く、その場合の
Ir濃度はPt,Pd,Rh,Ir中のIr含有量を基
に定め、金等の第3成分は無視する。これはIrとPt
等との複合作用が重要だからである。なお単味のIr自
体の触媒活性は低い。Ir系のこの触媒の存在状態は主
としてPt−Ir等の合金金属であるが、これに限るも
のではなく例えば複合酸化物として存在するものでも良
い。発明者はPt−Ir触媒のX線回折を介して、複合
触媒が合金として存在することを確認した。この発明は
また、Pt,Pd,Rhからなる群の少なくとも一員の
元素とIr元素との複合触媒を、SnO2に添加したガ
スセンサにある。
群の少なくとも一員の元素とIr元素との複合触媒を、
SnO2系ガスセンサに添加することにより、該SnO2
系ガスセンサの湿度依存性を抑制してガスを検出するガ
ス検出方法にある。Ir含有のこの触媒(Pt,Pd,
RhのいずれかとIrとの複合触媒)は、SnO2に添
加しても良く、あるいはSnO2ガス感応体を被覆する
酸化触媒層に用いても良い。またこの触媒は、SnO2
をアルミナ等の骨材に分散させる場合、骨材に添加して
も良い。Ir系のこの触媒は活性の湿度依存性が小さ
く、センサの湿度依存性の内で触媒活性に起因する部分
を減少させる。Irは任意の含有量で湿度依存性を減少
させるが、Pt,Pd,Rh,Ir中のIr含有量の好
ましい範囲は原子比で0.1〜0.5であり、この範囲
で湿度依存性が特に減少する。Irを用いた複合触媒に
は金やRe等の第3成分を添加しても良く、その場合の
Ir濃度はPt,Pd,Rh,Ir中のIr含有量を基
に定め、金等の第3成分は無視する。これはIrとPt
等との複合作用が重要だからである。なお単味のIr自
体の触媒活性は低い。Ir系のこの触媒の存在状態は主
としてPt−Ir等の合金金属であるが、これに限るも
のではなく例えば複合酸化物として存在するものでも良
い。発明者はPt−Ir触媒のX線回折を介して、複合
触媒が合金として存在することを確認した。この発明は
また、Pt,Pd,Rhからなる群の少なくとも一員の
元素とIr元素との複合触媒を、SnO2に添加したガ
スセンサにある。
【0005】
【発明の効果】この発明では、SnO2系ガスセンサの
湿度依存性を抑制することができる。
湿度依存性を抑制することができる。
【0006】
【実施例】図1に、実施例のガスセンサの構造を示す。
図において、2はアルミナ等の基板で、図示しないヒー
タを内蔵している。4はSnO2ガス感応体層で、Sn
O2に、IrとPt,Pd,Rhからなる群の少なくと
も一員の元素との複合触媒を添加したものである。なお
以下、この複合触媒をIr複合触媒という。6は酸化触
媒層で、エタノール等のガスを燃焼させ、メタンやイソ
ブタン等への相対感度を向上させるためのものである。
酸化触媒層6にもIr複合触媒を添加する。8,8はガ
ス感応体層4に接続した一対の電極である。
図において、2はアルミナ等の基板で、図示しないヒー
タを内蔵している。4はSnO2ガス感応体層で、Sn
O2に、IrとPt,Pd,Rhからなる群の少なくと
も一員の元素との複合触媒を添加したものである。なお
以下、この複合触媒をIr複合触媒という。6は酸化触
媒層で、エタノール等のガスを燃焼させ、メタンやイソ
ブタン等への相対感度を向上させるためのものである。
酸化触媒層6にもIr複合触媒を添加する。8,8はガ
ス感応体層4に接続した一対の電極である。
【0007】酸化触媒層6は設けなくても良い。このよ
うな例を図2に示す。またIr複合触媒は、酸化触媒層
6にのみ添加しても良い。このような例を図3に示す。
図において、14は単味のPdを添加したSnO2ガス
感応体層である。
うな例を図2に示す。またIr複合触媒は、酸化触媒層
6にのみ添加しても良い。このような例を図3に示す。
図において、14は単味のPdを添加したSnO2ガス
感応体層である。
【0008】図1〜図3のガスセンサの製造条件を示
す。SnCl4をアンモニアで加水分解し、得られたS
n酸ゾルを700℃で熱分解してSnO2とした。この
SnO2に塩化イリディウムと塩化パラディウムの混合
溶液を加え、乾燥後に650℃で熱分解した。熱分解後
に200℃で水素還元し、Pd−Ir複合触媒を担持し
たSnO2を得た。酸化触媒層6の担体としてγ−アル
ミナ(比表面積100m2/gr)を用い、塩化白金酸
と塩化ロディウムの3水塩の混合溶液に塩化イリディウ
ムを加えたものを含浸させて、乾燥後に650℃で熱分
解し、150℃で水素還元した。Ir複合触媒添加後の
SnO2やγ−アルミナをペースト化し、SnO2を基板
2に印刷して650℃で焼成し、SnO2ガス感応体層
4を得た(膜厚10μm)。ついでγ−アルミナを印刷
し、650℃で焼成して酸化触媒層6を積層した(膜厚
20μm)。
す。SnCl4をアンモニアで加水分解し、得られたS
n酸ゾルを700℃で熱分解してSnO2とした。この
SnO2に塩化イリディウムと塩化パラディウムの混合
溶液を加え、乾燥後に650℃で熱分解した。熱分解後
に200℃で水素還元し、Pd−Ir複合触媒を担持し
たSnO2を得た。酸化触媒層6の担体としてγ−アル
ミナ(比表面積100m2/gr)を用い、塩化白金酸
と塩化ロディウムの3水塩の混合溶液に塩化イリディウ
ムを加えたものを含浸させて、乾燥後に650℃で熱分
解し、150℃で水素還元した。Ir複合触媒添加後の
SnO2やγ−アルミナをペースト化し、SnO2を基板
2に印刷して650℃で焼成し、SnO2ガス感応体層
4を得た(膜厚10μm)。ついでγ−アルミナを印刷
し、650℃で焼成して酸化触媒層6を積層した(膜厚
20μm)。
【0009】得られたガスセンサの湿度依存性を評価し
た。結果を表1〜表3に示す。測定雰囲気には、20℃
の乾燥空気と20℃で水蒸気圧20Torrの加湿雰囲
気とを用いた。図1のセンサを用いた表1はメタン検出
用のデータを示しり、図2のセンサを用いた表2はエタ
ノール検出用のデータを示し、図3のセンサを用いた表
3はメタン検出用のデータを示す。
た。結果を表1〜表3に示す。測定雰囲気には、20℃
の乾燥空気と20℃で水蒸気圧20Torrの加湿雰囲
気とを用いた。図1のセンサを用いた表1はメタン検出
用のデータを示しり、図2のセンサを用いた表2はエタ
ノール検出用のデータを示し、図3のセンサを用いた表
3はメタン検出用のデータを示す。
【0010】
【表1】湿度依存性(ガス感応体層,酸化触媒層ともIr系複合触媒を添
加) 触 媒 組 成 Pd 100 Pd 72 Pd 65 Pd 55 Pd 0(感応体4に添加) Ir 0 Ir 28 Ir 35 Ir 45 Ir 100 感 度 CH4 1000ppm Dry 7.4 7.6 7.8 7.4 5.6 〃 Wet 10.0 8.7 8.6 8.3 7.2Rsdry/Rswet 1.21 1.15 1.10 1.12 1.28 CH4 5000ppm Dry 12.2 12.6 13.0 12.6 8.3 〃 Wet 14.5 14.2 14.2 14.0 10.0Rsdry/Rswet 1.19 1.13 1.09 1.11 1.21 ETOH 1000ppm Dry 9.6 9.5 9.7 10.1 12.5 〃 Wet 13.0 11.9 12.0 12.8 18.1Rsdry/Rswet 1.35 1.25 1.24 1.27 1.45 * 感度は各雰囲気での抵抗値と20℃の清浄乾燥空気で
の抵抗値との比,触媒はSnO2ガス感応体4に添加
し、添加量は触媒合計量とSnとの原子比で0.7At
om%に固定し、Pd/Irの原子比を制御、触媒組成
はPd/Irの割合をAtom%単位で表示,酸化触媒
層6にはアルミナ中のAl原子との原子比で0.5At
om%のPt−Rh−Ir複合触媒を添加、触媒組成は
原子比でPt50:Rh25:Ir25%、センサ温度
は400℃、ETOHはエタノールを表す。
加) 触 媒 組 成 Pd 100 Pd 72 Pd 65 Pd 55 Pd 0(感応体4に添加) Ir 0 Ir 28 Ir 35 Ir 45 Ir 100 感 度 CH4 1000ppm Dry 7.4 7.6 7.8 7.4 5.6 〃 Wet 10.0 8.7 8.6 8.3 7.2Rsdry/Rswet 1.21 1.15 1.10 1.12 1.28 CH4 5000ppm Dry 12.2 12.6 13.0 12.6 8.3 〃 Wet 14.5 14.2 14.2 14.0 10.0Rsdry/Rswet 1.19 1.13 1.09 1.11 1.21 ETOH 1000ppm Dry 9.6 9.5 9.7 10.1 12.5 〃 Wet 13.0 11.9 12.0 12.8 18.1Rsdry/Rswet 1.35 1.25 1.24 1.27 1.45 * 感度は各雰囲気での抵抗値と20℃の清浄乾燥空気で
の抵抗値との比,触媒はSnO2ガス感応体4に添加
し、添加量は触媒合計量とSnとの原子比で0.7At
om%に固定し、Pd/Irの原子比を制御、触媒組成
はPd/Irの割合をAtom%単位で表示,酸化触媒
層6にはアルミナ中のAl原子との原子比で0.5At
om%のPt−Rh−Ir複合触媒を添加、触媒組成は
原子比でPt50:Rh25:Ir25%、センサ温度
は400℃、ETOHはエタノールを表す。
【0011】
【表2】湿度依存性(ガス感応体層にIr系複合触媒を添加) 触 媒 組 成 Pd 100 Pd 72 Pd 65 Pd 55 Pd 0(感応体4に添加) Ir 0 Ir 28 Ir 35 Ir 45 Ir 100 感 度 ETOH 1000ppm Dry 18.2 17.1 17.0 16.7 21 〃 Wet 34 26 25 26 36 Rsdry/Rswet 1.85 1.53 1.47 1.56 1.73 ETOH 5000ppm Dry 35 34 33 31 34 〃 Wet 55 46 44 44 55 Rsdry/Rswet 1.57 1.36 1.34 1.42 1.61 * 感度は各雰囲気での抵抗値と20℃の清浄乾燥空気で
の抵抗値との比,触媒はSnO2ガス感応体4に添加
し、添加量は触媒合計量とSnとの原子比で0.7At
om%に固定し、Pd/Irの原子比を制御、触媒組成
はPd/Irの割合をAtom%単位で表示,センサ温
度は300℃。
の抵抗値との比,触媒はSnO2ガス感応体4に添加
し、添加量は触媒合計量とSnとの原子比で0.7At
om%に固定し、Pd/Irの原子比を制御、触媒組成
はPd/Irの割合をAtom%単位で表示,センサ温
度は300℃。
【0012】
【表3】湿度依存性(酸化触媒層にIr系複合触媒を添加) 触 媒 組 成 Pt-Rh 100 Pt-Rh 85 Pt-Rh 75 Pt-Rh 55 Pt-Rh 0(感応体4に添加) Ir 0 Ir 15 Ir 25 Ir 45 Ir 100 感 度 CH4 1000ppm Dry 7.6 7.5 7.4 7.3 5.2 〃 Wet 11.0 9.9 10.0 8.6 7.9Rsdry/Rswet 1.45 1.32 1.21 1.18 1.52 CH4 5000ppm Dry 12.5 12.4 12.2 12.1 7.8 〃 Wet 17.3 15.6 14.5 13.9 11.5Rsdry/Rswet 1.38 1.26 1.19 1.15 1.47 ETOH 1000ppm Dry 10.4 9.8 9.6 9.5 17.5 〃 Wet 17.1 13.5 13.0 12.5 30 Rsdry/Rswet 1.64 1.38 1.35 1.32 1.72 * 感度は各雰囲気での抵抗値と20℃の清浄乾燥空気で
の抵抗値との比,Ir複合触媒は酸化触媒層6に添加
し、添加量は触媒合計量とAlとの原子比で0.5At
om%に固定し、Pt−Rh成分とIr成分の原子比を
制御,Pt−Rh成分の組成は原子比でPt2:Rh
1、センサ温度は400℃、ETOHはエタノールを表
す。
の抵抗値との比,Ir複合触媒は酸化触媒層6に添加
し、添加量は触媒合計量とAlとの原子比で0.5At
om%に固定し、Pt−Rh成分とIr成分の原子比を
制御,Pt−Rh成分の組成は原子比でPt2:Rh
1、センサ温度は400℃、ETOHはエタノールを表
す。
【0013】表3の酸化触媒層6の触媒組成をIr10
0%とした試料では、エタノール感度が高い。これは単
味のIrの酸化活性が低く、エタノールの除去が不十分
であることを示している。従って単味のIr触媒は酸化
触媒層6の材料としては不適である。また表1のガス感
応体層4に単味のIrを加えた試料でも、メタン感度が
低く、エタノール感度が高い。これも同様に単味のIr
の触媒活性が低く、メタンの吸着の促進が不十分で、エ
タノールの除去も不十分であることを示している。従っ
て単味のIr触媒はガス感応体層4の材料としても不適
である。これに対してPd−Ir,Pt−Rh−Ir等
のIr系複合触媒は、センサの湿度依存性が小さく、か
つ相対感度やガス濃度依存性は単味のPd触媒やIr無
添加のPt−Pd触媒と遜色のない結果が得られる。
0%とした試料では、エタノール感度が高い。これは単
味のIrの酸化活性が低く、エタノールの除去が不十分
であることを示している。従って単味のIr触媒は酸化
触媒層6の材料としては不適である。また表1のガス感
応体層4に単味のIrを加えた試料でも、メタン感度が
低く、エタノール感度が高い。これも同様に単味のIr
の触媒活性が低く、メタンの吸着の促進が不十分で、エ
タノールの除去も不十分であることを示している。従っ
て単味のIr触媒はガス感応体層4の材料としても不適
である。これに対してPd−Ir,Pt−Rh−Ir等
のIr系複合触媒は、センサの湿度依存性が小さく、か
つ相対感度やガス濃度依存性は単味のPd触媒やIr無
添加のPt−Pd触媒と遜色のない結果が得られる。
【0014】ここではSnO2ガス感応体4にはPd−
Ir複合触媒を用いたが、Pt−Ir複合触媒やRh−
Ir複合触媒、あるいはPt−Rh−Ir複合触媒でも
良い。また酸化触媒層6にはPt−Rh−Ir複合触媒
を用いたが、Pd−Ir複合触媒やPt−Ir複合触
媒、Rh−Ir複合触媒でも良い。
Ir複合触媒を用いたが、Pt−Ir複合触媒やRh−
Ir複合触媒、あるいはPt−Rh−Ir複合触媒でも
良い。また酸化触媒層6にはPt−Rh−Ir複合触媒
を用いたが、Pd−Ir複合触媒やPt−Ir複合触
媒、Rh−Ir複合触媒でも良い。
【図1】実施例のガスセンサの断面図である。
【図2】実施例のガスセンサの断面図である。
【図3】実施例のガスセンサの断面図である。
2 基板 4 SnO2層 6 酸化触媒層 8 電極 14 SnO2層
Claims (2)
- 【請求項1】 Pt,Pd,Rhからなる群の少なくと
も一員の元素とIr元素との複合触媒を、SnO2系ガ
スセンサに添加することにより、該SnO2系ガスセン
サの湿度依存性を抑制してガスを検出することを特徴と
する、ガス検出方法。 - 【請求項2】 Pt,Pd,Rhからなる群の少なくと
も一員の元素とIr元素との複合触媒を、SnO2に添
加したことを特徴とする、ガスセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3068782A JP2980290B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ガス検出方法及びそれに用いるガスセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3068782A JP2980290B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ガス検出方法及びそれに用いるガスセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04279853A JPH04279853A (ja) | 1992-10-05 |
JP2980290B2 true JP2980290B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13383647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3068782A Expired - Fee Related JP2980290B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ガス検出方法及びそれに用いるガスセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2980290B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6319473B1 (en) | 1998-06-16 | 2001-11-20 | Figaro Engineering, Inc. | Co sensor and its fabrication |
KR101202933B1 (ko) * | 2008-04-22 | 2012-11-19 | 니혼도꾸슈도교 가부시키가이샤 | 가스센서 |
JP5155748B2 (ja) * | 2008-06-20 | 2013-03-06 | 新コスモス電機株式会社 | ガス検知素子 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5999343A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-08 | Toshiba Corp | ガス検知素子 |
JPS5999342A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-08 | Toshiba Corp | ガス検知素子 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3068782A patent/JP2980290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04279853A (ja) | 1992-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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