JP2980258B2 - セラミックス発熱体 - Google Patents

セラミックス発熱体

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JP2980258B2 JP3147525A JP14752591A JP2980258B2 JP 2980258 B2 JP2980258 B2 JP 2980258B2 JP 3147525 A JP3147525 A JP 3147525A JP 14752591 A JP14752591 A JP 14752591A JP 2980258 B2 JP2980258 B2 JP 2980258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温で使用されるセラ
ミックス発熱体に関し、例えばエンジン用グロープラグ
やエンジン用吸排気ヒータ等に使用されるセラミックス
発熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高温の環境で使用されるヒー
タとして、耐熱性の高いセラミックス発熱体が知られて
いる。このセラミックス発熱体には、SiC(炭化ケイ
素)の様にセラミックス自身が発熱する発熱体素子を備
えたものや、Si34(窒化ケイ素)等を主成分とする
セラミックス材料に、発熱抵抗体として例えばW(タン
グステン)線が埋め込まれた発熱体素子を備えたものな
どがある。
【0003】上記セラミックス発熱体は、例えば図7に
示す様に、エンジン用セラミックスグロープラグP1等
に利用されており、このグロープラグP1は、W線P2
を内蔵した円柱形状の発熱体素子P3に、円筒形状の金
属電極P4が外嵌された構成を有している。
【0004】そして、上記グロープラグP1において
は、発熱体素子P3のW線P2と金属電極P4との接合
は、発熱体素子P3と金属電極P4との間の筒状の空間
P5に、銀ローP6を流し込んだ焼ばめロー付によって
行なわれている。また、上記金属電極P4の材料とし
て、従来より純Ni,或いはFe/Cr/Ni合金(Fe
7重量%,Cr15.5重量%,残部Ni)等の耐熱・耐
食金属が用いられている。これは発熱体素子P3自身が
高温になることによって、金属電極P4もかなり高温に
なるため、電極自身にも耐熱性が要求されるからであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記金
属電極P4の熱膨脹係数は、下記表1に示す様に、セラ
ミックス製の発熱体素子P3の熱膨張係数と比べるとか
なり大きいので、以下の,の様な問題があった。
【0006】
【表1】
【0007】上記金属電極P4と発熱体素子P3との
材料の熱膨張係数が大きく異なるため、金属電極P4と
発熱体素子P3の電極取り出し部分(W線P2の取り出
し部分)とを化学的に直接接合することは難しく、よっ
て、従来の焼ばめロー付の様な設計で接合せざるを得な
いので、設計上の制約があった。
【0008】また、こうした焼ばめロー付けの様な物
理的な接合方法では、発熱体素子P3の加熱・冷却の繰
り返しによって、金属電極P4とW線P2の取り出し部
分との接触不具合が発生し易くなり、耐久性に問題があ
った。本発明は、上記課題を解決するためになされ、発
熱体素子の電極取り出し部分とそれに接続される電極と
を確実に接合でき、しかも設計上の制約が少ないセラミ
ックス発熱体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の請求項1の発明は、セラミックス発熱体素子と該発熱
体素子に取り付けられた電極とからなる発熱体におい
て、上記電極がセラミックス材料を主成分とする材料に
て形成されるとともに、上記セラミックス発熱体素子と
上記電極との間に、金属製導電層が設けられていること
を特徴とするセラミックス発熱体を要旨とする。
【0010】また、請求項2の発明は、上記電極がセラ
ミックス材料を主成分とする材料にて形成されるととも
に、該電極のセラミックス材料の熱膨張係数が、上記セ
ラミックス発熱体素子の熱膨張係数を上回り、且つ上記
電極のセラミックス材料の熱膨張係数と上記セラミック
ス発熱体素子の熱膨張係数との差が4.0×10-6[1
/℃]以下の範囲であることを特徴とする前記請求項1
に記載のセラミックス発熱体を要旨とする。
【0011】更に、請求項の発明は、上記電極のセラ
ミックス材料の熱膨張係数が、上記セラミックス発熱体
素子の熱膨張係数を上回り、且つ上記電極のセラミック
ス材料の熱膨張係数と上記セラミックス発熱体素子の熱
膨張係数との差が2.2×10-6[1/℃]以下の範囲
であることを特徴とする前記請求項に記載のセラミッ
クス発熱体を要旨とする。
【0012】ここで、セラミックス発熱体素子として
は、例えばセラミックス自身が発熱抵抗体となるもの
(SiC)や、セラミックス中に発熱抵抗体を埋め込ん
だもの(Si34中にW線埋設)等が挙げられる。上記
電極材料としては、セラミックスを主成分とする低熱膨
脹材が挙げられ、例えばSi34 −TiN,Si34
Ni,Si34 −ZrN,Al2TiO5−Ni,TiB2−N
i,WC−Co等の導電性のあるセラミックス複合材や
セラミックス−金属複合材、或いは単独で導電性のある
TiB2,TiN等のセラミックス材料などが採用でき
る。
【0013】また、電極材料を構成する材料は、耐酸化
性に優れた材料が好ましく、電極材料の電気抵抗は、1
Ωcm以下が好ましい。上記電極とセラミックス発熱体素
子との接合は、Ti/Ag/Cu,Ti/Cu,Ti/Ag/
Cu/Ni ,Ti/Ag/Cu/In ,Ti/Ni/Cu等の
活性金属の合金を介在させ接合する方法や、Fe/Ni/
Cr ,Ni,Ni/Cr等の金属ないし合金を介在させる
方法など、導電性のある層を介在させるものであれば何
でもよい。
【0014】更に、電極とセラミックス発熱体素子との
接合では、両部材の間に、Ni,Ag等の軟質金属を必
要に応じて介在させてもよい。また、上記接合は、ホッ
トプレスによる接合でもよい。
【0015】
【作用】(請求項1の発明) 本発明のセラミックス発熱体では、電極はセラミックス
材料を主成分とする材料にて形成されており、この電極
とセラミックス発熱体素子とが、例えば拡散接合,ロー
付,ホットプレス或はその他周知の化学的反応等を利用
した接合方法で取り付けられている。
【0016】特に、本発明では、セラミックス発熱体素
子と電極との間に、金属製導電層が設けられているの
で、セラミックス発熱体素子の発熱・冷却が繰り返され
ても、電極の接続部分の強固な接合状態がより好適に維
持される。 (請求項2の発明) 本発明では、 電極のセラミックス材料の熱膨張係数が、
セラミックス発熱体素子の熱膨張係数を上回り、且つ電
極のセラミックス材料の熱膨張係数とセラミックス発熱
体素子の熱膨張係数との差が4.0×10-6[1/℃]
以下の範囲であるので、セラミックス発熱体素子の発熱
・冷却が繰り返された場合にも、電極の接続部分の強固
な接合状態が維持されることになる。更に、使用時の発
熱体素子の方が電極よりも温度が高いので、その耐久性
が一層向上することになる。 (請求項の発明) 特に、電極のセラミックス材料の熱膨張係数が、セラミ
ックス発熱体素子の熱膨張係数を上回り、且つ電極のセ
ラミックス材料の熱膨張係数とセラミックス発熱体素子
の熱膨張係数との差が2.2×10-6[1/℃]以下の
範囲である場合には、上述した作用が一層顕著である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例であるセラミックスヒ
ータ及びその製造方法について説明する。図1は第1実
施例のセラミックスヒータの全体構成を示し、図2,3
は各部の構成を示している。
【0018】図1に示す様に、本実施例のセラミックス
ヒータ1は、セラミックス本体2内にW線3が埋め込ま
れたセラミックス発熱体素子4と、セラミックス発熱体
素子4の後端側の両側に接合された一対のセラミックス
電極7,8とから構成されている。
【0019】上記セラミックス本体2は、図2に示す様
に、縦10mm,横50mm,高さ5mmの柱状の部材であ
り、主成分がSi34から構成されて、耐熱性及び絶縁
性を備えている。また、上記W線3は、電流が流される
と発熱する略U字状の発熱抵抗体であり、その一方の端
部3aは、図2(B)の上方に曲がってセラミックス本
体2の上面2aに露出し、また他方の端部3bは、同図
の下方に曲がってセラミックス本体2の下面2bに露出
している。
【0020】更に、上記一対のセラミックス電極7,8
は、図1及び図3に示す様に、縦10mm,横20mm,高
さ2mmの板状の部材であり、主としてTiN及びSi34
から構成されている。このセラミックス電極7,8は、
セラミックス発熱体素子4の後端側を挟むようにして対
向して接合されており、セラミックス電極7,8の各々
の内側面で、上記W線3の端部3a,3bと電気的に接
続されている。尚、セラミックス電極7,8の端部近傍
には、リード線取り付け用の直径3mmの接続孔10が設
けられている。
【0021】次に、上記構成のセラミックスヒータ1の
製造方法について、図4の分解斜視図に基づいて説明す
る。まず、セラミックス発熱体素子4の本体2の材料
として、Si3490重量%,残部Al23,Y23
粉末を用い、それらの粉末の混合物の中央に、W線3を
埋め込んで、金型プレスを行なった。
【0022】その後、プレスした成形物を、加圧力2
00kg/m2の下で、1720℃で30分間にわたり、高
周波ホットプレス装置で加熱して、セラミックス発熱体
素子4を製作した。次に、W線3の端部3a,3bで
ある電極取出し部分を、ダイヤモンドグラインダーで削
り加工した。
【0023】一方、セラミックス電極7,8の材料と
して、例えばSi粉末とTiN粉末とを、例えば後述する
表2に記載する様な所定の量にて混合し、金型プレスに
て成形した。その後、プレスした成形物を、窒素ガス
雰囲気中にて1700℃で3時間加熱して、セラミック
ス電極7,8作成した。
【0024】そして、セラミックス発熱体素子4とセ
ラミックス電極7,8との間に、ロー材として市販のA
g/Cu/Ti箔12,13を介在させて、真空中にて8
50℃で加熱し、セラミックス発熱体素子4とセラミッ
クス電極7,8とのロー付接合を行なって、セラミック
スヒータ1を得た。
【0025】次に、本実施例の効果を確認するために行
った実験例1,2について、詳細に説明する。 (実験例1) この実験では、セラミックス電極材料として、下記表2
に示す材料を使用し、上述した製造方法で、セラミック
スヒータの試料を各5個づつを製造した。そして、各試
料におけるセラミックス電極の接合状況,30〜800
℃における熱膨張係数や電気抵抗を調べた。その結果
を、同じく下記表2に示すが、このうちNo1〜4の試料
が本実施例のもので、No5,6は比較例の試料である。
【0026】
【表2】
【0027】この実験の結果、実施例のNo1〜4の試料
には、接合状態に異常は認められなかったが、比較例の
No5の試料には5個中3個について、またNo6の試料に
は5個中4個について、セラミックス発熱体素子に割れ
が生じた。更に、上記表2から明かな様に、実施例のNo
1〜4の試料は、熱膨張係数は小さくて、セラミックス
発熱体素子の熱膨張係数(Si34:2.8×10-6[1/
℃],SiC:4.5×10-6[1/℃])に近く、しかも
電気抵抗がそれほど大きくなく好適であった。それに対
して、比較例のNo5,6の試料では、材料が金属である
ので、電気抵抗は小さいが熱膨張係数が極めて大きく、
セラミックス発熱体素子に接合される電極としては不適
なものである。
【0028】(実験例2) また、上記実験例1で使用した試料のうち、接合状態の
良い(もしくは悪化していない)試料を用いて、加熱冷
却サイクル試験を行った。この加熱冷却サイクル試験と
は、−40℃の冷却と350℃の加熱とのサイクルを交
互に繰り返すもので、各試料においてこのサイクルを2
00回行った。
【0029】その結果、実施例のNo1〜4の試料のロー
材に若干の酸化が見られたが、導通には何等異常は見ら
れなかった。それに対して、比較例のNo5,6の試料
は、電極とセラミックス発熱体素子とがはずれてしま
い、導通に異常が見られた。この様に、本実施例のセラ
ミックスヒータ1は、頻繁に加熱冷却サイクルが繰り返
された場合でも、電極とセラミックス発熱体素子との接
合に異常が生じにくく、極めて耐久性に優れているとい
う顕著な効果を奏する。
【0030】次に、第2実施例のセラミックスヒータ及
びその製造方法について、図5に基づいて説明する。図
5に示す様に、本実施例のセラミックスヒータ20は、
セラミックス電極22,23とセラミックス発熱体素子
25との接合方法が、上記第1実施例のセラミックスヒ
ータ1と大きく異なる。
【0031】つまり、本実施例では、一対のセラミック
ス電極22,23とセラミックス発熱体素子25との間
に、セラミックス発熱体素子25側から、厚さ5μmの
Ti箔26,27,厚さ10μmのCu箔28,29,厚
さ0.2mmのNi板30,31,厚さ5μmのTi箔32,
33を介在させている。そして、これらの各部材を積層
した状態で、真空中にて1200℃で30分間加熱し
て、セラミックス電極22,23とセラミックス発熱体
素子25とを接合し、その後1000℃で拡散処理を施
してセラミックスヒータ20を得た。
【0032】次に、この第2実施例の効果を確認するた
めに行った実験例3,4について説明する。 (実験例3) 本実験例では、上記表2の材料を使用し、第2実施例の
方法で各々5個のセラミックスヒータの試料を製造し
た。そして、上記実験例1と同様に、接合状態を観察し
た。その結果、実施例であるNo1〜3の試料は、全数接
合に異常が認められなかった。またNo4の試料について
は、5個の試料中1個に、セラミックス発熱体素子にク
ラックが入ったのみであった。それに対して、比較例の
No5,6の試料では、全数セラミックス発熱体素子に割
れが生じた。
【0033】(実験例4) また、上記実験例3で使用した試料のうち、実施例のNo
1〜4の試料を用いて、加熱冷却サイクル試験を行っ
た。この加熱冷却サイクル試験では、セラミックス電極
にステンレス製ナットとボルトを接続して交流100V
の通電を行い、それとともに、交流の電流値や送風量等
を調節して、室温から700℃まで変化させた。そし
て、この加熱冷却サイクルを1000サイクル実施し
た。
【0034】その結果、No2,3の試料は、5個とも導
通に全く異常は認められず、電極にも変色はなかった。
また、No1,4の試料では、電極表層が酸化していた
が、導通に異常はなかった。尚、酸化の度合はNo1の方
が少なかった。この様に、本実施例のセラミックスヒー
タ20は、加熱冷却サイクルの温度変化量が大きくまた
サイクル数が多くても、セラミックス電極22,23と
セラミックス発熱体素子25との接合に異常が生じにく
く、極めて耐久性に優れているという顕著な効果を奏す
る。
【0035】次に、第3実施例のセラミックスヒータ及
びその製造方法について、図6に基づいて説明する。図
6に示す様に、本実施例のセラミックスヒータ40は、
上記第1,2実施例の様な金属線が発熱するタイプと異
なり、セラミックス自身が発熱するSiCからなるセラ
ミックス発熱体素子41を備えたものである。
【0036】つまり、本実施例では、発熱体として、中
央部の幅3mm,厚さ3mm,長さ40mmで、両端が広幅
(15mm)に形成されたSiCからなるセラミックス発
熱体素子41が使用されている。そして、このセラミッ
クス発熱体素子41の両端の上下面には、上記実施例
1,2と同様な素材からなるセラミックス電極42が接
合されている。
【0037】そして、上記セラミックス電極42のロー
付けによる接合は、Ag95重量%及びTi5重量%から
なるペーストを用いて、真空中にて1000℃に加熱さ
れて行われ、本実施例のセラミックスヒータ40が製造
される。次に、この第3実施例の効果を確認するために
行った実験例5について説明する。
【0038】(実験例5) 本実験例では、上記表2のNo4,5の材料を使用し、第
3実施例の方法で各々5個のセラミックスヒータの試料
を製造した。そして、上記実験例1と同様に、接合状況
や導通の状態を観察した。
【0039】その結果、実施例であるNo4の試料は、全
数接合に異常が認められず、導通にも異常はなかった。
それに対して、比較例のNo5の試料は、ロー付け時にセ
ラミックス発熱体素子が割れてしまった。この様に、本
実施例のセラミックスヒータ40は、セラミックス自身
が発熱するタイプのヒータであるが、金属線が発熱する
タイプのヒータと同様にその接合性が高く、十分に実用
に供するものである。
【0040】
【発明の効果】以上の如く、請求項1の発明のセラミッ
クス発熱体では、加熱・冷却のくり返しに対する耐久性
が一層高いという効果がある。また、請求項2のセラミ
ックス発熱体では、セラミックス発熱体素子と電極との
接合性が高いという特長がある。また、電極取付け部が
高温にさらされても劣化しないので、ヒータの加熱温度
や使用温度を上げる等のヒータの高温化が可能となる。
更に、加熱・冷却のくり返しに対する耐久性が極めて高
いという効果がある。その上、従来の様にヒータに使用
する部材や形状の制限が少なくなるので、ヒータの設計
が自由になるという利点もある。
【0041】更に、請求項3の発明のセラミック発熱体
では、上記請求項2の発明の効果が一層顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のセラミックスヒータを
示す斜視図である。
【図2】 第1実施例のセラミックス発熱体素子の平面
及び正面を示す説明図である。
【図3】 第1実施例のセラミックス電極の平面及び正
面を示す説明図である。
【図4】 第1実施例のセラミックスヒータを分解して
示す斜視図である。
【図5】 第2実施例のセラミックスヒータを分解して
示す正面図である。
【図6】 第3実施例のセラミックス発熱体素子及びセ
ラミックスヒータを示す説明図である。
【図7】 従来のセラミックスヒータを一部破断して示
す説明図である。
【符号の説明】
1,20,40…セラミックスヒータ 3…W線 4,25,41…セラミックス発熱体素子 7,8,22,23,42…セラミックス電極
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−145680(JP,A) 特開 昭63−88777(JP,A) 実開 昭63−86559(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス発熱体素子と該発熱体素子
    に取り付けられた電極とからなる発熱体において、 上記電極がセラミックス材料を主成分とする材料にて形
    成されるとともに、上記セラミックス発熱体素子と上記
    電極との間に、金属製導電層が設けられていることを特
    徴とするセラミックス発熱体。
  2. 【請求項2】 上記電極がセラミックス材料を主成分と
    する材料にて形成されるとともに、該電極のセラミック
    ス材料の熱膨張係数が、上記セラミックス発熱体素子の
    熱膨張係数を上回り、且つ上記電極のセラミックス材料
    の熱膨張係数と上記セラミックス発熱体素子の熱膨張係
    数との差が4.0×10-6[1/℃]以下の範囲である
    ことを特徴とする前記請求項1に記載のセラミックス発
    熱体。
  3. 【請求項3】 上記電極のセラミックス材料の熱膨張係
    数が、上記セラミックス発熱体素子の熱膨張係数を上回
    り、且つ上記電極のセラミックス材料の熱膨張係数と上
    記セラミックス発熱体素子の熱膨張係数との差が2.2
    ×10-6[1/℃]以下の範囲であることを特徴とする
    前記請求項に記載のセラミックス発熱体。
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