JP2979336B2 - 超音波モータの駆動装置 - Google Patents

超音波モータの駆動装置

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JP2979336B2 JP2145873A JP14587390A JP2979336B2 JP 2979336 B2 JP2979336 B2 JP 2979336B2 JP 2145873 A JP2145873 A JP 2145873A JP 14587390 A JP14587390 A JP 14587390A JP 2979336 B2 JP2979336 B2 JP 2979336B2
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信治 相良
末男 尾澤
誠 高木
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TAISEI DENKI SEISAKUSHO KK
Fukoku KK
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TAISEI DENKI SEISAKUSHO KK
Fukoku KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、超音波モータの起動を効率良くするた
め、圧電素子に印加させる駆動信号の制御を行なう超音
波モータの駆動装置に関する。
[従来の技術] 超音波モータには、リング状のステータに設けた圧電
素子を2つに区分し、それぞれの圧電素子に位相の異な
る高周波電圧を印加し、ステータの表面に進行波を生じ
させ、ステータに圧接したロータを駆動させるものがあ
る。
第3図の曲線図に示すモータの回転速度と駆動周波数
との関係から、この超音波モータを駆動するには、起動
の際に駆動周波数をある程度高い値の起動信号から低い
値の駆動信号にスイープさせ、適当な回転速度が得られ
る駆動周波数の駆動信号のままで固定できるように、フ
ィードバック制御することによって、モータの駆動効率
を上げることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記超音波モータの駆動方法では、モ
ータの出力軸にかかる負荷の状態により、モータが停止
した場合、停止したままでフィードバック制御が働く
と、駆動周波数がある程度高い値の起動信号から低い値
の駆動信号にスイープされ、リミッタによって駆動周波
数が低い値の状態で固定される。このため、負荷を外し
てもモータが回転せず、再起動しない状態になる。
この発明は、これらの問題を解決するために成された
もので、負荷などによってモータが停止した状態になっ
ても容易に再起動できる超音波モータの駆動装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明の超音波モータの駆動装置は、リング状のス
テータに2区分して設けた圧電素子に、位相の異なる高
周波電圧を印加すると共に、起動の際に駆動周波数をあ
る程度高い値の起動信号から低い値の駆動信号にスイー
プさせ、適当な駆動信号によってステータに圧接したロ
ータを駆動させる超音波モータの駆動装置において、ロ
ータの回転状態を検出して検出信号を出力する回転セン
サと、モータの起動指令信号によって作動すると共に、
回転センサからの検出信号によりロータの停止状態を検
出し、その停止状態の間、アラーム信号を出力する停止
検出回路と、アラーム信号を受けている間のみ作動し、
一定時間毎に制御信号を出力するタイマーと、タイマー
からの制御信号を受けることにより、低い値の駆動周波
数の駆動信号を起動信号に戻す手段を備えた駆動回路と
から成るものである。
[作用] 上記の超音波モータの駆動装置では、モータの起動ス
イッチを入れると、起動指令信号が発振して、停止検出
回路が作動すると共に、モータの駆動回路では、モータ
の駆動周波数がある程度高い値の起動信号から低い値の
駆動信号にスイープして適当な駆動信号で固定される。
この際、出力軸に何等かの負荷が加わりモータが停止状
態になると、停止検出回路では、回転センサからの検出
信号によってモータの停止状態が検出される。
停止検出回路がモータの停止状態を確認すると、その
停止状態の間、アラーム信号が出力され、その間のみタ
イマーが作動する。このタイマーの作動によって、第2
図の周波数と時間の関係を示すグラフのように、モータ
が停止状態になっている間、タイマーから一定時間(T
s)毎に制御信号が出力され、この制御信号を受けた駆
動回路では、周波数制御手段が作動して駆動周波数の駆
動信号を起動信号(fz)に戻す。このため、負荷等によ
ってモータが停止した場合は、再起動するまで何度も駆
動周波数が起動時の信号に戻される。
[実施例] 以下、この発明の超音波モータの駆動装置の一実施例
を説明する。
第1図は、この駆動装置の全体構成を示すブロック図
である。
本図において、詳細に図示しない超音波モータ1は、
リング状のステータに2区分して設けた圧電素子に、駆
動回路2から出力される位相の異なった高周波電圧が印
加され、ステータに圧接したロータが回転する構造にな
っている。
駆動回路2では、モータ起動用のスイッチが入れられ
ると、超音波モータ1の圧電素子に印加する駆動周波数
を、ある程度高い値から低い値の駆動信号にスイープし
て、一定速度を得るのに最適な駆動信号に固定する制御
が作動する。
超音波モータ1のロータ等の回転出力部には、回転セ
ンサ3が設けられており、出力軸等にかかる負荷の状態
によってモータが停止すると、回転センサ3からパルス
信号等が発振するようになっている。そして、このパル
ス信号は、回転センサ3の出力端子に接続された停止検
出回路4に出力される。尚、回転センサ3の代わりにエ
ンコーダを設けても良い。
停止検出回路4は、モータ起動用スイッチと連動して
おり、起動指令信号を受けると作動し、回転センサ3か
らのパルス信号でモータの停止状態を検出する。停止検
出回路4によってモータの停止状態が確認されると、モ
ータの停止状態の間、アラーム信号が出力される。停止
検出回路4の出力端子に接続されたタイマー5は、この
アラーム信号が出力されている間のみ作動し、一定時間
毎に制御信号を、図示しない駆動回路2の駆動周波数制
御回路に出力する。
駆動回路2の駆動周波数制御回路では、タイマー5か
らの制御信号を受けると、第2図に示す様に、低い駆動
周波数の駆動信号を起動信号fzに戻す手段が作動して、
負荷等によって停止した状態のモータは、再起動するま
で何度も駆動周波数が起動時の信号に戻される。これに
より、モータが停止すると、駆動周波数は、繰り返し高
い値から低い値の駆動信号にスイープ制御される。
[発明の効果] この発明の超音波モータの駆動装置では、回転センサ
等によってモータの停止状態を検出すると、駆動周波数
が低い値の駆動信号の状態から高い値の起動信号へ戻る
ように作動するので、モータの出力軸等にかかる負荷等
によりモータが停止した場合でも再起動しない状態には
ならず、停止原因の負荷等を取り除けば、モータは容易
に再起動できる。このため、超音波モータの起動を効率
良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の全体構成を示すブロック
図、第2図はこの発明の駆動装置による駆動周波数と時
間との関係を示すグラフ、第3図はモータの回転速度と
駆動周波数との関係を示す曲線図である。 1;超音波モータ、2;駆動回路 3;回転センサ、4;停止検出回路 5;タイマー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−111275(JP,A) 実開 平1−64997(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02N 2/00 - 2/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状のステータに2区分して設けた圧
    電素子に、位相の異なる高周波数電圧を印加すると共
    に、起動の際に駆動周波数をある程度高い値の駆動周波
    数から低い値の駆動周波数にスイープさせ、適当な駆動
    周波数によってステータに圧接したロータを駆動させる
    超音波モータの駆動装置において、 検出信号あるいは外部回路からのモータ起動信号を受け
    て、停止の場合アラーム信号を発信する停止検出回路
    と、 この停止検出回路に接続され、上記アラーム信号を受け
    ている間のみ作動し、一定時間毎に制御信号を出力する
    タイマーと、 このタイマーに接続され、超音波モータを駆動する駆動
    回路と、 ロータの回転状態を検出し、検出信号を上記停止検出回
    路へ出力する回転センサを備え、上記駆動回路に接続さ
    れた超音波モータとからなり、 上記駆動回路は、タイマーからの制御信号を受け取る毎
    に駆動周波数を高い所定周波数値から低い所定周波数値
    までスイープさせることを特徴とする超音波モータの駆
    動方法。
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