JP2979016B2 - 密着露光装置 - Google Patents
密着露光装置Info
- Publication number
- JP2979016B2 JP2979016B2 JP5017003A JP1700393A JP2979016B2 JP 2979016 B2 JP2979016 B2 JP 2979016B2 JP 5017003 A JP5017003 A JP 5017003A JP 1700393 A JP1700393 A JP 1700393A JP 2979016 B2 JP2979016 B2 JP 2979016B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- photographic
- photosensitive material
- exposure
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、写真感光材料を露光
部の一定の領域で密着固定して露光する密着露光装置に
関する。
部の一定の領域で密着固定して露光する密着露光装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】このような密着露光装置では、密着露光
を行うに当たって原稿、焼付けられる写真感光材科の両
方が共に平滑性を確保されることが良好な画像形成がな
されるための必須の条件である。従って、露光部の上面
や周辺部分に形成された吸気孔からの吸着によって平面
性を出す方法やガラス板、ゴムなどの平滑性のいい台へ
の圧着、真空密着の方法、写真感光材料、原稿フィルム
ヘのカバーシート、カバーガラスの添付等の方法がとら
れていた。
を行うに当たって原稿、焼付けられる写真感光材科の両
方が共に平滑性を確保されることが良好な画像形成がな
されるための必須の条件である。従って、露光部の上面
や周辺部分に形成された吸気孔からの吸着によって平面
性を出す方法やガラス板、ゴムなどの平滑性のいい台へ
の圧着、真空密着の方法、写真感光材料、原稿フィルム
ヘのカバーシート、カバーガラスの添付等の方法がとら
れていた。
【0003】しかし、印刷版を作るための原稿の作成の
ための露光や、逆にその原稿の誤り等を途中でチェック
するための原稿をカラー感光材料上に密着多重露光し、
印刷物と同じ色合の画像形成を行ってその画像を観察
し、原稿の良否を判断する検版装置、引きのばし装置等
にあっては、用いる原稿も写真感光材料もそのシートの
サイズが極めて大きく、又、写真感光材料の厚さもいろ
いろあり、カールも湿度の状態でいろいろに変化するの
で取扱いがむずかしい。
ための露光や、逆にその原稿の誤り等を途中でチェック
するための原稿をカラー感光材料上に密着多重露光し、
印刷物と同じ色合の画像形成を行ってその画像を観察
し、原稿の良否を判断する検版装置、引きのばし装置等
にあっては、用いる原稿も写真感光材料もそのシートの
サイズが極めて大きく、又、写真感光材料の厚さもいろ
いろあり、カールも湿度の状態でいろいろに変化するの
で取扱いがむずかしい。
【0004】このため、特開平2ー109034号公報
に開示されるように、露光台上に設けられた複数の小孔
からの吸引手段により、写真感光材料のシートを露光台
上に密着固定し、この吸引手段は露光台上の載置面にお
ける写真感光材料の両サイド側で構成されるシートの2
辺近傍を少なくとも吸引可能にしたものがある。
に開示されるように、露光台上に設けられた複数の小孔
からの吸引手段により、写真感光材料のシートを露光台
上に密着固定し、この吸引手段は露光台上の載置面にお
ける写真感光材料の両サイド側で構成されるシートの2
辺近傍を少なくとも吸引可能にしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように密着露光装
置で用いられる長巻き口ールの写真感光材料には種々の
サイズがあり、そのために密着露光装置もいろいろなサ
イズの写真感光材料に対応し処理しなければならない。
例えば、写真感光材料は環境によって非常にカールしや
すく、露光部である程度の保持力を維持できなければ、
写真感光材料が剥れて搬送不良や露光不良を引き起こ
す。例えば、5サイズの幅の写真感光材料が変動した場
合、吸引ロスが最大の条件で写真感光材料が露光台から
離れないようにするためには、かなり大容量ファンを使
用する必要があり、装置が大型化し、構造が複雑で、騒
音も大きくなっている。
置で用いられる長巻き口ールの写真感光材料には種々の
サイズがあり、そのために密着露光装置もいろいろなサ
イズの写真感光材料に対応し処理しなければならない。
例えば、写真感光材料は環境によって非常にカールしや
すく、露光部である程度の保持力を維持できなければ、
写真感光材料が剥れて搬送不良や露光不良を引き起こ
す。例えば、5サイズの幅の写真感光材料が変動した場
合、吸引ロスが最大の条件で写真感光材料が露光台から
離れないようにするためには、かなり大容量ファンを使
用する必要があり、装置が大型化し、構造が複雑で、騒
音も大きくなっている。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、装置が小型化し、構造が簡単で、騒音が軽減され
る密着露光装置を提供することを目的としている。
ので、装置が小型化し、構造が簡単で、騒音が軽減され
る密着露光装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、所定幅の長巻き口ールの写
真感光材料を収納したカートリッジをセットし、このカ
ートリッジから繰り出された長巻き口ールの写真感光材
料を所定長さに切断してシートを作成し、このシート状
の写真感光材料を露光部へ搬送し、この露光部に吸引保
持して密着露光する密着露光装置において、前記写真感
光材料の幅に応じて基準点から幅方向へ順次吸引長さを
変化させた独立吸引区分と前記基準点側の独立吸引区分
に前記基準点側と反対側の所定領域の共通吸引区分とを
有する露光部と、前記シート状の写真感光材料の幅を指
定する幅指定手段と、前記シート状の写真感光材料の長
さを指定する長さ指定手段と、前記独立吸引区分を切り
換えて吸引保持する第1の吸引手段と、前記所定領域の
共通吸引区分を作動して吸引保持する第2の吸引手段
と、前記写真感光材料の幅及び長さ指定に基づき前記第
1の吸引手段と前記第2の吸引手段を制御する制御手段
とを有することを特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、所定幅の長巻き口ールの写
真感光材料を収納したカートリッジをセットし、このカ
ートリッジから繰り出された長巻き口ールの写真感光材
料を所定長さに切断してシートを作成し、このシート状
の写真感光材料を露光部へ搬送し、この露光部に吸引保
持して密着露光する密着露光装置において、前記写真感
光材料の幅に応じて基準点から幅方向へ順次吸引長さを
変化させた独立吸引区分と前記基準点側の独立吸引区分
に前記基準点側と反対側の所定領域の共通吸引区分とを
有する露光部と、前記シート状の写真感光材料の幅を指
定する幅指定手段と、前記シート状の写真感光材料の長
さを指定する長さ指定手段と、前記独立吸引区分を切り
換えて吸引保持する第1の吸引手段と、前記所定領域の
共通吸引区分を作動して吸引保持する第2の吸引手段
と、前記写真感光材料の幅及び長さ指定に基づき前記第
1の吸引手段と前記第2の吸引手段を制御する制御手段
とを有することを特徴としている。
【0008】
【作用】この発明では、写真感光材料の幅に基づき、第
1の吸引手段で写真感光材料の幅に応じて独立吸引区分
を切り換えて吸引保持し、一方写真感光材料の長さ指定
に基づき、第2の吸引手段で写真感光材料の長さに応じ
て所定領域の共通吸引区分を作動して吸引保持し、写真
感光材料の幅及び長さに応じて写真感光材料を吸引保持
する。
1の吸引手段で写真感光材料の幅に応じて独立吸引区分
を切り換えて吸引保持し、一方写真感光材料の長さ指定
に基づき、第2の吸引手段で写真感光材料の長さに応じ
て所定領域の共通吸引区分を作動して吸引保持し、写真
感光材料の幅及び長さに応じて写真感光材料を吸引保持
する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の密着露光装置の実施例を図
面に基づいて説明する。図1は密着露光装置の斜視図、
図2は密着露光装置の搬送経路である。この密着露光装
置は、Y版,M版,C版及び墨版に色分解された各分解
網原稿フィルムを使って本番の印刷版を作成する前に原
稿フィルムのレイアウトに間違いがないか、色違いがな
いか、文字の誤りがないか等を検査し、印刷物の仕上り
を事前に確認するための校正物を得るための装置で、分
解網フィルムを一枚ないしは複数枚を位置決めしてカラ
ー写真感光材料に重ねて原稿フィルムに対応した分色光
で順次密着露光してカラー写真惑光材料を用いた校正物
(カラープルーフ)を作成することにより、分解網原稿
の誤りを発見すると共に印刷仕上りを事前に確認し、分
解網原稿校正の戻し作業を早期に行うことができるよう
にしたものである。
面に基づいて説明する。図1は密着露光装置の斜視図、
図2は密着露光装置の搬送経路である。この密着露光装
置は、Y版,M版,C版及び墨版に色分解された各分解
網原稿フィルムを使って本番の印刷版を作成する前に原
稿フィルムのレイアウトに間違いがないか、色違いがな
いか、文字の誤りがないか等を検査し、印刷物の仕上り
を事前に確認するための校正物を得るための装置で、分
解網フィルムを一枚ないしは複数枚を位置決めしてカラ
ー写真感光材料に重ねて原稿フィルムに対応した分色光
で順次密着露光してカラー写真惑光材料を用いた校正物
(カラープルーフ)を作成することにより、分解網原稿
の誤りを発見すると共に印刷仕上りを事前に確認し、分
解網原稿校正の戻し作業を早期に行うことができるよう
にしたものである。
【0010】まず、この密着露光装置の概略構成を図1
に基づいて説明する。この密着露光装置1の側部にはカ
ートリッジセット部2が設けられ、上下2段のカバー3
を開けて長巻き口ールの写真感光材料を収納したカート
リッジをカートリッジセット部2にセットする。このカ
ートリッジセット部2の上部には操作パネル4が設けら
れ、操作パネル4にはシステムの操作キー5と表示部6
が設けられている。この密着露光装置1の中央右側には
露光部7が設けられ、この露光部7でカートリッジから
繰り出された長巻き口ールの写真感光材料を所定長さに
切断してシートを作成して露光部7で密着固定して露光
を与える。この露光部7には遮光カバー8が設けられ、
この遮光カバー8を開けて原稿をセットする。また、露
光部7に近接して現像部9が配置され、露光済の写真感
光材料を現像処理する。密着露光装置1の側部には現像
部9に近接してバスケット10が設けられ、処理済のペ
ーパーを収納する。また、現像部9の前側にはブレーカ
ースイッチ11が設けられ、このブレーカースイッチ1
1はシステム全体の電源スイッチである。
に基づいて説明する。この密着露光装置1の側部にはカ
ートリッジセット部2が設けられ、上下2段のカバー3
を開けて長巻き口ールの写真感光材料を収納したカート
リッジをカートリッジセット部2にセットする。このカ
ートリッジセット部2の上部には操作パネル4が設けら
れ、操作パネル4にはシステムの操作キー5と表示部6
が設けられている。この密着露光装置1の中央右側には
露光部7が設けられ、この露光部7でカートリッジから
繰り出された長巻き口ールの写真感光材料を所定長さに
切断してシートを作成して露光部7で密着固定して露光
を与える。この露光部7には遮光カバー8が設けられ、
この遮光カバー8を開けて原稿をセットする。また、露
光部7に近接して現像部9が配置され、露光済の写真感
光材料を現像処理する。密着露光装置1の側部には現像
部9に近接してバスケット10が設けられ、処理済のペ
ーパーを収納する。また、現像部9の前側にはブレーカ
ースイッチ11が設けられ、このブレーカースイッチ1
1はシステム全体の電源スイッチである。
【0011】次に、この密着露光装置の搬送経路を図2
に基づいて説明する。この密着露光装置1のカートリッ
ジセット部2には上下2段に収納室12が設けられ、上
下2段のカバー3を開閉してそれぞれの収納室12にカ
ートリッジ13がセットされる。それぞれのカートリッ
ジ13から写真感光材料が給紙ローラ14と、ニップロ
ーラ15の駆動で選択されて送り出される。このそれぞ
れの写真感光材料は上部カッター16または下部カッタ
ー17が作動することで、写真感光材料が指定のサイズ
に切断されてシートが作成される。
に基づいて説明する。この密着露光装置1のカートリッ
ジセット部2には上下2段に収納室12が設けられ、上
下2段のカバー3を開閉してそれぞれの収納室12にカ
ートリッジ13がセットされる。それぞれのカートリッ
ジ13から写真感光材料が給紙ローラ14と、ニップロ
ーラ15の駆動で選択されて送り出される。このそれぞ
れの写真感光材料は上部カッター16または下部カッタ
ー17が作動することで、写真感光材料が指定のサイズ
に切断されてシートが作成される。
【0012】露光部7の露光台18上には吸盤搬送部1
9が搬送方向へ移動可能になっており、この吸盤搬送部
19で写真感光材料の先端を吸引して搬送し、露光台1
8上にセットする。この露光台18を上方の露光位置へ
移動させて、露光位置で写真感光材料を原稿へ密着させ
て、光源ユニット20で露光を行う。この光源ユニット
20には光源及びカラーフィルタが入っており、露光時
走査する。
9が搬送方向へ移動可能になっており、この吸盤搬送部
19で写真感光材料の先端を吸引して搬送し、露光台1
8上にセットする。この露光台18を上方の露光位置へ
移動させて、露光位置で写真感光材料を原稿へ密着させ
て、光源ユニット20で露光を行う。この光源ユニット
20には光源及びカラーフィルタが入っており、露光時
走査する。
【0013】露光された写真感光材料はアキューム部2
1を介して現像部9へ搬送され、この現像部9の第2露
光部22でネガ像をホジ像に反転し、現像処理部23、
定着処理部24、安定処理部25、乾燥部26で処理
し、バスケット10に処理済のペーパーを収納する。こ
の現像処理部23、定着処理部24、安定処理部25及
び乾燥部26の下方には、補充タンク27が配置されて
いる。
1を介して現像部9へ搬送され、この現像部9の第2露
光部22でネガ像をホジ像に反転し、現像処理部23、
定着処理部24、安定処理部25、乾燥部26で処理
し、バスケット10に処理済のペーパーを収納する。こ
の現像処理部23、定着処理部24、安定処理部25及
び乾燥部26の下方には、補充タンク27が配置されて
いる。
【0014】次に、写真感光材料の給紙について、図3
乃至図6に基づいて説明する。図3はカートリッジセッ
ト部の概略構成図、図4はカートリッジセット部の感材
種別識別センサの配置を示す図、図5はカートリッジの
斜視図、図6は感材種別シールのパターンを示す平面図
である。
乃至図6に基づいて説明する。図3はカートリッジセッ
ト部の概略構成図、図4はカートリッジセット部の感材
種別識別センサの配置を示す図、図5はカートリッジの
斜視図、図6は感材種別シールのパターンを示す平面図
である。
【0015】長巻きロールの写真感光材料30はカー卜
リッジ13に収納されており、このカー卜リッジ13の
引出し口13aより、写真感光材料30の先端が所定長
さ出された状態で密着露光装置1のカートリッジセット
部2の収納室12にセットされる。このカー卜リッジ1
3は図5の斜視図に示すような直方体の形をしており、
そのコーナには図6に示すような四方の白または黒にぬ
られたパターン31が5つ所定ピッチで並ベられた感材
種別シール32が、直方体のカートリッジ13のコーナ
の所定位置に貼付されている。
リッジ13に収納されており、このカー卜リッジ13の
引出し口13aより、写真感光材料30の先端が所定長
さ出された状態で密着露光装置1のカートリッジセット
部2の収納室12にセットされる。このカー卜リッジ1
3は図5の斜視図に示すような直方体の形をしており、
そのコーナには図6に示すような四方の白または黒にぬ
られたパターン31が5つ所定ピッチで並ベられた感材
種別シール32が、直方体のカートリッジ13のコーナ
の所定位置に貼付されている。
【0016】また、カートリッジセット部2の収納室1
2の奥の壁には、図4に示すように感材種別シール32
のパターン31に対応する位置に感材種別識別センサ3
3が設けられている。感材種別識別センサ33として
は、発光ダイオード及びフォトダイオードを用いた反射
型のものが設けられてあるが、それに限定されるもので
はない。
2の奥の壁には、図4に示すように感材種別シール32
のパターン31に対応する位置に感材種別識別センサ3
3が設けられている。感材種別識別センサ33として
は、発光ダイオード及びフォトダイオードを用いた反射
型のものが設けられてあるが、それに限定されるもので
はない。
【0017】また、カートリッジ13lの感材種別シー
ル32のパターン31は白及び黒としたが、黒は発光ダ
イオードの反射光を吸収できる色であれば黒でなくても
差し支えない。また、白も同様に発光ダイオードの反射
光を反射できる色であれば、白でなくても差し支えな
い。また、感材種別シール32のパターン31の黒をつ
や消し印刷することで、白と黒部のSN比(検出電流値
の比)を高め、隙間に対する余裕値を増すことができ
る。
ル32のパターン31は白及び黒としたが、黒は発光ダ
イオードの反射光を吸収できる色であれば黒でなくても
差し支えない。また、白も同様に発光ダイオードの反射
光を反射できる色であれば、白でなくても差し支えな
い。また、感材種別シール32のパターン31の黒をつ
や消し印刷することで、白と黒部のSN比(検出電流値
の比)を高め、隙間に対する余裕値を増すことができ
る。
【0018】カートリッジ13のセットは、カートリッ
ジ13から写真感光材料30の端部を引き出し、カート
リッジ13の端部に沿ってカットすることで、写真感光
材料30の先端の折れた写真感光材料を除く。そして、
カートリッジセット部2のカバー3を開け、右側の感材
セットレバー60を上に上げ、空のカートリッジ13を
取り出す。そして、カートリッジ13の中央を押さえな
がら写真感光材料30を給紙ローラ14とニップローラ
15の間に押し込み、感材セットレバー60を下げ、カ
ートリッジセット部2に設けたカバー3を閉めると、感
材種別識別センサ33で感材種別シール32のパターン
31を正確に読み取ることができる。この読み取りはカ
ートリッジ13に貼られた感材種別シール32のパター
ン31を、感材種別識別センサ33の5つのセンサの組
み合わせで判別する。この感材種別シール32による判
別により、操作パネル4に表示し、露光台18の吸入区
分、補充量の切換等を自動的に切り換える。
ジ13から写真感光材料30の端部を引き出し、カート
リッジ13の端部に沿ってカットすることで、写真感光
材料30の先端の折れた写真感光材料を除く。そして、
カートリッジセット部2のカバー3を開け、右側の感材
セットレバー60を上に上げ、空のカートリッジ13を
取り出す。そして、カートリッジ13の中央を押さえな
がら写真感光材料30を給紙ローラ14とニップローラ
15の間に押し込み、感材セットレバー60を下げ、カ
ートリッジセット部2に設けたカバー3を閉めると、感
材種別識別センサ33で感材種別シール32のパターン
31を正確に読み取ることができる。この読み取りはカ
ートリッジ13に貼られた感材種別シール32のパター
ン31を、感材種別識別センサ33の5つのセンサの組
み合わせで判別する。この感材種別シール32による判
別により、操作パネル4に表示し、露光台18の吸入区
分、補充量の切換等を自動的に切り換える。
【0019】このカートリッジ13に収納された写真感
光材料30の給送は、感材セットレバー60の閉動作に
より、給紙ローラ14とニップローラ15とを圧着さ
せ、この給紙ローラ14とニップローラ15とを給紙モ
ータ61により駆動して搬送される。搬送される写真感
光材料30に従属して、エンコーダーローラ62が回転
し、同軸に取りつけられたエンコーダのパルス数をカウ
ントすることにより、定尺送り制御を行い、所定の長さ
で上部カッター16または下部カッタ17を駆動してシ
ートにする。感材位置検出センサ63で写真感光材料3
0の位置を検出して吸盤搬送部19を駆動して写真感光
材料30を搬送する。この感材給紙動作中、感材有無検
出センサー64により、写真感光材料30の有無を検出
する。
光材料30の給送は、感材セットレバー60の閉動作に
より、給紙ローラ14とニップローラ15とを圧着さ
せ、この給紙ローラ14とニップローラ15とを給紙モ
ータ61により駆動して搬送される。搬送される写真感
光材料30に従属して、エンコーダーローラ62が回転
し、同軸に取りつけられたエンコーダのパルス数をカウ
ントすることにより、定尺送り制御を行い、所定の長さ
で上部カッター16または下部カッタ17を駆動してシ
ートにする。感材位置検出センサ63で写真感光材料3
0の位置を検出して吸盤搬送部19を駆動して写真感光
材料30を搬送する。この感材給紙動作中、感材有無検
出センサー64により、写真感光材料30の有無を検出
する。
【0020】次に、この密着露光装置の機能を図7に基
づいて説明する。図7は操作パネルの平面図である。操
作パネル4には操作キー5と表示部6が設けられてい
る。操作キー5を構成するカートリッジセレクトスイッ
チ40は2種類のカートリッジの選択を行なうスイッチ
で、選択されているサイズは反転文字にて表示する。こ
のカートリッジセレクトスイッチ40でシート状の写真
感光材料の幅を指定する幅指定手段Aが構成されてい
る。長さ指定スイッチ41で写真感光材料の長さが指定
され、この長さ指定スイッチ41を押すと、選択されて
いるサイズの長さ表示の箇所にカーソルが表示される。
この長さ指定スイッチ41でシート状の写真感光材料の
長さを指定する長さ指定手段101が構成されている。
テンキー42により長さを入力し、エンターキー43を
押すことにより確定され、長さが確定されるとカーソル
が消える。クリアキー44で認定途中のデータをクリア
にするために使用する。
づいて説明する。図7は操作パネルの平面図である。操
作パネル4には操作キー5と表示部6が設けられてい
る。操作キー5を構成するカートリッジセレクトスイッ
チ40は2種類のカートリッジの選択を行なうスイッチ
で、選択されているサイズは反転文字にて表示する。こ
のカートリッジセレクトスイッチ40でシート状の写真
感光材料の幅を指定する幅指定手段Aが構成されてい
る。長さ指定スイッチ41で写真感光材料の長さが指定
され、この長さ指定スイッチ41を押すと、選択されて
いるサイズの長さ表示の箇所にカーソルが表示される。
この長さ指定スイッチ41でシート状の写真感光材料の
長さを指定する長さ指定手段101が構成されている。
テンキー42により長さを入力し、エンターキー43を
押すことにより確定され、長さが確定されるとカーソル
が消える。クリアキー44で認定途中のデータをクリア
にするために使用する。
【0021】感材セットスイッチ45は写真感光材料を
カー卜リッジより取り出し露光台にセットするためのス
イッチで、この感材セットスイッチ45を押ずと、選択
されているサイズの写真感光材料が吸盤部に搬送され、
吸盤にて露光台へ搬送されるとともに指定長さにカット
される。カットされた写真感光材料は、指定位置まで搬
送されセットされ、次に写真感光材料を露光台に吸着し
ながら露光待機位置まで上昇する。
カー卜リッジより取り出し露光台にセットするためのス
イッチで、この感材セットスイッチ45を押ずと、選択
されているサイズの写真感光材料が吸盤部に搬送され、
吸盤にて露光台へ搬送されるとともに指定長さにカット
される。カットされた写真感光材料は、指定位置まで搬
送されセットされ、次に写真感光材料を露光台に吸着し
ながら露光待機位置まで上昇する。
【0022】露光スタートスイッチ46は、原稿がセッ
トされた後、露光スター卜させるためのスイッチで、こ
の露光スタートスイッチ46を押すと、遮光幕・スクイ
ズ・露光・遮光幕閉の動作を行い、スクイズ終了前に再
度このスイッチを押すと、スクイズ終了後露光動作を行
わず待機位置まで戻り、原稿の交換、露光指数チャンネ
ルの変更が可能になる。確認後、再度この露光スタート
スイッチ46を押すと露光がスタートする。
トされた後、露光スター卜させるためのスイッチで、こ
の露光スタートスイッチ46を押すと、遮光幕・スクイ
ズ・露光・遮光幕閉の動作を行い、スクイズ終了前に再
度このスイッチを押すと、スクイズ終了後露光動作を行
わず待機位置まで戻り、原稿の交換、露光指数チャンネ
ルの変更が可能になる。確認後、再度この露光スタート
スイッチ46を押すと露光がスタートする。
【0023】セットアップスイッチ47は各種データを
設定するためのスイッチで、このセットアップスイッチ
47を押すと、セットモードに画面が切り換わり、また
再度このセットアップスイッチ47を押すと、動作画面
に戻る。セレクトスイッチ48はセットアップモード時
に設定したいデータの箇所にカーソルを移動させるため
のスイッチである。表示切換スィツチ49は指示コメン
ト/エラーコメントおよび露光指数チャンネルを切り換
えるためのスイッチである。ブザーカットスイッチ50
はエラー発生時のフザーを停止させるためのスイッチで
ある。搬出切換モードスイッチ51はオートかマニュア
ルに切り換えるためのスイッチ、オートはY一M−C版
の原稿の露光が終了すると自動的に写真感光材料を搬出
する。また、マニュアルは指定の順番以外の露光を行う
ことができ、写真感光材料の搬出は感材搬出スイッチ5
2を押すことにより行われる。この感材搬出スイッチ5
2は露光済の写真感光材料を現像部ヘ搬出するためのス
イッチで、この感材搬出スイッチ52はそれぞれの版の
露光終了時すべて有効である。
設定するためのスイッチで、このセットアップスイッチ
47を押すと、セットモードに画面が切り換わり、また
再度このセットアップスイッチ47を押すと、動作画面
に戻る。セレクトスイッチ48はセットアップモード時
に設定したいデータの箇所にカーソルを移動させるため
のスイッチである。表示切換スィツチ49は指示コメン
ト/エラーコメントおよび露光指数チャンネルを切り換
えるためのスイッチである。ブザーカットスイッチ50
はエラー発生時のフザーを停止させるためのスイッチで
ある。搬出切換モードスイッチ51はオートかマニュア
ルに切り換えるためのスイッチ、オートはY一M−C版
の原稿の露光が終了すると自動的に写真感光材料を搬出
する。また、マニュアルは指定の順番以外の露光を行う
ことができ、写真感光材料の搬出は感材搬出スイッチ5
2を押すことにより行われる。この感材搬出スイッチ5
2は露光済の写真感光材料を現像部ヘ搬出するためのス
イッチで、この感材搬出スイッチ52はそれぞれの版の
露光終了時すべて有効である。
【0024】フィル夕ーセレクトスイッチ53はフイル
ターを選択するためのスイッヂで、このフィル夕ーセレ
クトスイッチ53を押すことにより、露光位置の表示が
移動し、露光したいフィルターの位置を選択できる。手
動補充スイッチ54は手動補充を行うためのスイッチ
で、この手動補充スイッチ54を押すと、設定されてい
る手動補充時間分だけ補充し、補充中は表示される。補
充中でも再度手動補充スイッチ54を押すことにより補
充は停止する。
ターを選択するためのスイッヂで、このフィル夕ーセレ
クトスイッチ53を押すことにより、露光位置の表示が
移動し、露光したいフィルターの位置を選択できる。手
動補充スイッチ54は手動補充を行うためのスイッチ
で、この手動補充スイッチ54を押すと、設定されてい
る手動補充時間分だけ補充し、補充中は表示される。補
充中でも再度手動補充スイッチ54を押すことにより補
充は停止する。
【0025】スタンバイスイッチ55は動作モードとモ
ーニングスタンバイモ―ドを切り換えるためのスイッチ
で、動作モードにおいて、処理をしていない時にこのス
タンバイスイッチ55を押すとモーニングスタンバイモ
ードに入り、モーニングスタンバイモード時にこのスタ
ンバイスイッチ55を押すと動作モードに入る。
ーニングスタンバイモ―ドを切り換えるためのスイッチ
で、動作モードにおいて、処理をしていない時にこのス
タンバイスイッチ55を押すとモーニングスタンバイモ
ードに入り、モーニングスタンバイモード時にこのスタ
ンバイスイッチ55を押すと動作モードに入る。
【0026】表示部6は蛍光表示管56で構成され、蛍
光表示管56により指示コメント、カートリッジ情報、
露光情報、処理情報、設定情報を表示する。
光表示管56により指示コメント、カートリッジ情報、
露光情報、処理情報、設定情報を表示する。
【0027】次に、写真感光材料の露光部を、図8乃至
図11について説明する。図8は露光部の露光台の平面
図、図9は図8のIXーIX線に沿う断面図、図10は図8
のXーX線に沿う断面図、図11は露光画面位置とピンバ
ーとの関係を示す図である。
図11について説明する。図8は露光部の露光台の平面
図、図9は図8のIXーIX線に沿う断面図、図10は図8
のXーX線に沿う断面図、図11は露光画面位置とピンバ
ーとの関係を示す図である。
【0028】この密着露光装置は、図8乃至図10に示
すように、写真感光材料の幅に応じて基準点Aから幅方
向へ順次吸引長さを変化させた独立吸引区分60〜64
と基準点A側の独立吸引区分60に基準点A側と反対側
の所定領域の共通吸引区分65とを有する露光部7と、
シート状の写真感光材料の幅を指定する幅指定手段10
0と、シート状の写真感光材料の長さを指定する長さ指
定手段101と、独立吸引区分60〜64を切り換えて
吸引保持する第1の吸引手段102と、所定領域の共通
吸引区分65を作動して吸引保持する第2の吸引手段1
03と、写真感光材料の幅及び長さ指定に基づき第1の
吸引手段102と第2の吸引手段103を制御する制御
手段104とを有している。
すように、写真感光材料の幅に応じて基準点Aから幅方
向へ順次吸引長さを変化させた独立吸引区分60〜64
と基準点A側の独立吸引区分60に基準点A側と反対側
の所定領域の共通吸引区分65とを有する露光部7と、
シート状の写真感光材料の幅を指定する幅指定手段10
0と、シート状の写真感光材料の長さを指定する長さ指
定手段101と、独立吸引区分60〜64を切り換えて
吸引保持する第1の吸引手段102と、所定領域の共通
吸引区分65を作動して吸引保持する第2の吸引手段1
03と、写真感光材料の幅及び長さ指定に基づき第1の
吸引手段102と第2の吸引手段103を制御する制御
手段104とを有している。
【0029】露光部7の吸引ボックス66の内部には横
方向の仕切り用枠67と縦方向の仕切り用枠68〜71
が設けられている。この横方向の仕切り用枠67と縦方
向の仕切り用枠68〜71で吸引ボックス66に独立吸
引区分60〜64が形成され、それぞれ吸引孔60a〜
64aが所定長さに形成されている。この独立吸引区分
60〜64はそれぞれソレノイドバルブ72〜75の作
動によって連通室76を介して連通し、この連通室76
と独立吸引区分60は連通口77,78を介して連通し
ている。この連通室76には吸引ポンプ79が接続さ
れ、この吸引ポンプ79の駆動によって独立吸引区分6
0〜64で写真感光材料を吸引保持する。また、吸引ボ
ックス66の独立吸引区分60に縦方向の仕切り用枠8
0が設けられており、この縦方向の仕切り用枠80で共
通吸引区分65が形成されている。この共通吸引区分6
5に吸引孔65aが所定長さに形成され、吸引ポンプ8
1の駆動によって共通吸引区分65で写真感光材料を吸
引保持する。吸引ポンプ79及びソレノイドバルブ72
〜75は第1の吸引手段102で作動され、また吸引ポ
ンプ81は第2の吸引手段103で作動される。
方向の仕切り用枠67と縦方向の仕切り用枠68〜71
が設けられている。この横方向の仕切り用枠67と縦方
向の仕切り用枠68〜71で吸引ボックス66に独立吸
引区分60〜64が形成され、それぞれ吸引孔60a〜
64aが所定長さに形成されている。この独立吸引区分
60〜64はそれぞれソレノイドバルブ72〜75の作
動によって連通室76を介して連通し、この連通室76
と独立吸引区分60は連通口77,78を介して連通し
ている。この連通室76には吸引ポンプ79が接続さ
れ、この吸引ポンプ79の駆動によって独立吸引区分6
0〜64で写真感光材料を吸引保持する。また、吸引ボ
ックス66の独立吸引区分60に縦方向の仕切り用枠8
0が設けられており、この縦方向の仕切り用枠80で共
通吸引区分65が形成されている。この共通吸引区分6
5に吸引孔65aが所定長さに形成され、吸引ポンプ8
1の駆動によって共通吸引区分65で写真感光材料を吸
引保持する。吸引ポンプ79及びソレノイドバルブ72
〜75は第1の吸引手段102で作動され、また吸引ポ
ンプ81は第2の吸引手段103で作動される。
【0030】使用する感光材料の長巻きロール幅は、図
11に示すように5種類ある。しかし勿論、それに限定
されるものではない。最小幅は350mm、中間幅は4
92mm、570mm、670mm、最大幅は800m
mの各長巻きロールがカートリッジに入れられて提供さ
れる。独立吸引区分60〜64と共通吸引区分65によ
り、露光画面位置とピンバー82の関係は、図11のよ
うになり、各幅の写真感光材料とも、カットサイズを短
くしていくと、右端の吸引孔によりロスとなり、吸着力
が弱くなるので、図10に示すカットサイズに限定され
る。
11に示すように5種類ある。しかし勿論、それに限定
されるものではない。最小幅は350mm、中間幅は4
92mm、570mm、670mm、最大幅は800m
mの各長巻きロールがカートリッジに入れられて提供さ
れる。独立吸引区分60〜64と共通吸引区分65によ
り、露光画面位置とピンバー82の関係は、図11のよ
うになり、各幅の写真感光材料とも、カットサイズを短
くしていくと、右端の吸引孔によりロスとなり、吸着力
が弱くなるので、図10に示すカットサイズに限定され
る。
【0031】このような使用する写真感光材料のサイズ
によって、露光台7は5段階の独立吸引区分60〜64
と、共通吸引区分65を切り換え、写真感光材料を露光
部7に吸引固定する。写真感光材料のサイズが350m
m幅のものを使用するときには、ソレノイドバルブ72
〜75とも閉じて、吸引ポンプ81もOFFであり、吸
引ポンプ79のみがONで、独立吸引区分60の吸引孔
60aのみが働いて吸引保持する。写真感光材料のサイ
ズが492mm幅のものを使用するときには、ソレノイ
ドバルブ73〜75が閉じて、ソレノイドバルブ72が
開いており、吸引ポンプ81はOFFであり、独立吸引
区分60,61の吸引孔60a,61aが働いて吸引保
持する。写真感光材料のサイズが570mm幅のものを
使用するときには、ソレノイドバルブ74,75が閉じ
て、ソレノイドバルブ72,73が開いており、吸引ポ
ンプ81はOFFであり、独立吸引区分60〜62の吸
引孔60a〜62aが働いて吸引保持する。写真感光材
料のサイズが670mm幅のものを使用するときには、
ソレノイドバルブ75が閉じて、ソレノイドバルブ72
〜74が開いており、吸引ポンプ81はONであり、独
立吸引区分60〜63の吸引孔60a〜63aが働き、
さらに共通吸引区分65の吸引孔65aが働いて吸引保
持する。写真感光材料のサイズが800mm幅のものを
使用するときには、ソレノイドバルブ72〜75が全部
開いて、吸引ポンプ81はONであり、独立吸引区分6
0〜64の吸引孔60a〜64aが働き、さらに共通吸
引区分65の吸引孔65aが働いて吸引保持する。
によって、露光台7は5段階の独立吸引区分60〜64
と、共通吸引区分65を切り換え、写真感光材料を露光
部7に吸引固定する。写真感光材料のサイズが350m
m幅のものを使用するときには、ソレノイドバルブ72
〜75とも閉じて、吸引ポンプ81もOFFであり、吸
引ポンプ79のみがONで、独立吸引区分60の吸引孔
60aのみが働いて吸引保持する。写真感光材料のサイ
ズが492mm幅のものを使用するときには、ソレノイ
ドバルブ73〜75が閉じて、ソレノイドバルブ72が
開いており、吸引ポンプ81はOFFであり、独立吸引
区分60,61の吸引孔60a,61aが働いて吸引保
持する。写真感光材料のサイズが570mm幅のものを
使用するときには、ソレノイドバルブ74,75が閉じ
て、ソレノイドバルブ72,73が開いており、吸引ポ
ンプ81はOFFであり、独立吸引区分60〜62の吸
引孔60a〜62aが働いて吸引保持する。写真感光材
料のサイズが670mm幅のものを使用するときには、
ソレノイドバルブ75が閉じて、ソレノイドバルブ72
〜74が開いており、吸引ポンプ81はONであり、独
立吸引区分60〜63の吸引孔60a〜63aが働き、
さらに共通吸引区分65の吸引孔65aが働いて吸引保
持する。写真感光材料のサイズが800mm幅のものを
使用するときには、ソレノイドバルブ72〜75が全部
開いて、吸引ポンプ81はONであり、独立吸引区分6
0〜64の吸引孔60a〜64aが働き、さらに共通吸
引区分65の吸引孔65aが働いて吸引保持する。
【0032】このように、写真感光材料の幅に基づき、
第1の吸引手段102で写真感光材料の幅に応じて独立
吸引区分60〜64を切り換えて吸引保持し、一方写真
感光材料の長さ指定に基づき、第2の吸引手段103で
写真感光材料の長さに応じて所定領域の共通吸引区分6
5を作動して吸引保持し、写真感光材料の幅及び長さに
応じて写真感光材料を吸引保持する。
第1の吸引手段102で写真感光材料の幅に応じて独立
吸引区分60〜64を切り換えて吸引保持し、一方写真
感光材料の長さ指定に基づき、第2の吸引手段103で
写真感光材料の長さに応じて所定領域の共通吸引区分6
5を作動して吸引保持し、写真感光材料の幅及び長さに
応じて写真感光材料を吸引保持する。
【0033】従って、例えば、5サイズの幅の写真感光
材料が変動した場合でも、吸引ロスがなく、写真感光材
料が露光部7から離れないとともに、写真感光材料のサ
イズに応じた独立吸引区分60〜64と、共通吸引区分
65を制御して吸引保持するから、小容量ファンを使用
することができ、装置を小型化できる。また、独立吸引
区分60〜64と、共通吸引区分65を写真感光材料の
サイズに応じ変化させることで、吸引力が増大して吸引
むらの発生が防止され、吸引の騒音が軽減でき、さらに
独立吸引区分60〜64の切り換えと、共通吸引区分6
5のON・OFFの制御でよいため、制御が容易で、機
構が簡易化できる。
材料が変動した場合でも、吸引ロスがなく、写真感光材
料が露光部7から離れないとともに、写真感光材料のサ
イズに応じた独立吸引区分60〜64と、共通吸引区分
65を制御して吸引保持するから、小容量ファンを使用
することができ、装置を小型化できる。また、独立吸引
区分60〜64と、共通吸引区分65を写真感光材料の
サイズに応じ変化させることで、吸引力が増大して吸引
むらの発生が防止され、吸引の騒音が軽減でき、さらに
独立吸引区分60〜64の切り換えと、共通吸引区分6
5のON・OFFの制御でよいため、制御が容易で、機
構が簡易化できる。
【0034】
【発明の効果】前記したように、この発明は、写真感光
材料の幅に基づき、第1の吸引手段で写真感光材料の幅
に応じて独立吸引区分を切り換えて吸引保持し、一方写
真感光材料の長さ指定に基づき、第2の吸引手段で写真
感光材料の長さに応じて所定領域の共通吸引区分を作動
して吸引保持し、写真感光材料の幅及び長さに応じて写
真感光材料を吸引保持するから、写真感光材料のサイズ
に応じた吸引保持が行われ、吸引ロスがなく、写真感光
材料が露光部から離れないとともに装置を小型化でき、
吸引力が増大して吸引むらの発生が防止され、吸引の騒
音が軽減できる。さらに、独立吸引区分の切り換えと、
共通吸引区分のON・OFFの制御でよいため、制御が
容易で、機構が簡易化できる。
材料の幅に基づき、第1の吸引手段で写真感光材料の幅
に応じて独立吸引区分を切り換えて吸引保持し、一方写
真感光材料の長さ指定に基づき、第2の吸引手段で写真
感光材料の長さに応じて所定領域の共通吸引区分を作動
して吸引保持し、写真感光材料の幅及び長さに応じて写
真感光材料を吸引保持するから、写真感光材料のサイズ
に応じた吸引保持が行われ、吸引ロスがなく、写真感光
材料が露光部から離れないとともに装置を小型化でき、
吸引力が増大して吸引むらの発生が防止され、吸引の騒
音が軽減できる。さらに、独立吸引区分の切り換えと、
共通吸引区分のON・OFFの制御でよいため、制御が
容易で、機構が簡易化できる。
【図1】密着露光装置の斜視図である。
【図2】密着露光装置の搬送経路である。
【図3】カートリッジセット部の概略構成図である。
【図4】カートリッジセット部の感材種別識別センサの
配置を示す図である。
配置を示す図である。
【図5】カートリッジの斜視図である。
【図6】感材種別シールのパターンを示す平面図であ
る。
る。
【図7】操作パネルの平面図である。
【図8】露光部の露光台の平面図である。
【図9】図8のIXーIX線に沿う断面図である。
【図10】図8のXーX線に沿う断面図である。
【図11】露光画面位置とピンバーとの関係を示す図で
ある。
ある。
1 密着露光装置 2 カートリッジセット部 7 露光部 13 カートリッジ 30 写真感光材料 60〜64 独立吸引区分 65 共通吸引区分 100 幅指定手段 101長さ指定手段 102 第1の吸引手段 103 第2の吸引手段 104 制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 所定幅の長巻き口ールの写真感光材料を
収納したカートリッジをセットし、このカートリッジか
ら繰り出された長巻き口ールの写真感光材料を所定長さ
に切断してシートを作成し、このシート状の写真感光材
料を露光部へ搬送し、この露光部に吸引保持して密着露
光する密着露光装置において、前記写真感光材料の幅に
応じて基準点から幅方向へ順次吸引長さを変化させた独
立吸引区分と前記基準点側の独立吸引区分に前記基準点
側と反対側の所定領域の共通吸引区分とを有する露光部
と、前記シート状の写真感光材料の幅を指定する幅指定
手段と、前記シート状の写真感光材料の長さを指定する
長さ指定手段と、前記独立吸引区分を切り換えて吸引保
持する第1の吸引手段と、前記所定領域の共通吸引区分
を作動して吸引保持する第2の吸引手段と、前記写真感
光材料の幅及び長さ指定に基づき前記第1の吸引手段と
前記第2の吸引手段を制御する制御手段とを有すること
を特徴とする密着露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5017003A JP2979016B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 密着露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5017003A JP2979016B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 密着露光装置 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32760597A Division JPH1172854A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 密着露光方法及び密着露光装置 |
JP9327590A Division JPH1172852A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 密着露光方法及び密着露光装置 |
JP9327624A Division JPH1172853A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 密着露光方法及び密着露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06202235A JPH06202235A (ja) | 1994-07-22 |
JP2979016B2 true JP2979016B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=11931836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5017003A Expired - Lifetime JP2979016B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 密着露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979016B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP5017003A patent/JP2979016B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06202235A (ja) | 1994-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2979016B2 (ja) | 密着露光装置 | |
JPH1172852A (ja) | 密着露光方法及び密着露光装置 | |
JPH1172854A (ja) | 密着露光方法及び密着露光装置 | |
JPH1172853A (ja) | 密着露光方法及び密着露光装置 | |
US6172737B1 (en) | Image recording apparatus | |
US4723152A (en) | Copying machine | |
JP3419903B2 (ja) | フィルムキャリア及び写真フィルム離脱防止方法 | |
JP2811114B2 (ja) | 露光装置 | |
JPH03232652A (ja) | カットシートの搬送不良防止方法 | |
JP3240222B2 (ja) | 感光材料搬送方法及び装置 | |
JPH0655149U (ja) | 密着露光装置 | |
JPH01179033A (ja) | カラープリンタ | |
JPH02245752A (ja) | 検版装置 | |
JPH02109053A (ja) | カラープルーフ作成装置 | |
JPH11327055A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH05341400A (ja) | 写真プリンタ用画像表示装置 | |
JPH01171794A (ja) | ロール状感光材料の送り出しカット方法 | |
JPH11334980A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH01170923A (ja) | シート材の吸気密着方法 | |
JP2007202058A (ja) | フィルム処理装置及びプリント処理システム | |
JPH07301922A (ja) | カラープルーフ作成装置の露光装置 | |
JPH02163240A (ja) | 感光材料搬送装置 | |
JP2004350049A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH10133286A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH04328539A (ja) | ネガフイルムキャリア |