JP2978968B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JP2978968B2 JP3151026A JP15102691A JP2978968B2 JP 2978968 B2 JP2978968 B2 JP 2978968B2 JP 3151026 A JP3151026 A JP 3151026A JP 15102691 A JP15102691 A JP 15102691A JP 2978968 B2 JP2978968 B2 JP 2978968B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類搬送装置、特にフ
ィ−ドロ−ラの正常な回転及び紙葉類の正常な搬送状態
を監視する紙葉類搬送装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術】紙幣払出装置等に適用する紙葉類搬送装置
としては、例えば図4に示したものがある。この紙葉類
搬送装置は、装置本体1内に収納されて着脱自在なスト
ッカ3内に収納した紙幣5、5・・・を繰出すフィ−ド
ロ−ラ7と、該フィ−ドロ−ラ7の外周面上の適宜位置
に固定した所定の長さと幅を有するゴムパッド9(高摩
擦部)とを有し、該フィ−ドロ−ラ7の一回転につき1
枚の紙幣5を繰出し、搬送路11を経て順次一次保留部
13上に堆積した後、指定した枚数の紙幣束を払出口1
5から払い出すものである。
【0003】このような従来の紙幣払出装置は、フィ−
ドロ−ラ7と同一軸心状に一体化された円盤17の外周
部に180間隔をおいて2つの永久磁石19、19を埋
設すると共に、この永久磁石19、19と近接して磁気
センサ21を固定し、さらに透過型の光センサ23の発
光素子23aと受光素子23bとを互いに搬送路11を
挟んで対置することにより、磁気センサ21及び光セン
サ23に接続した監視装置24によってフィ−ドロ−ラ
7の回転とこれに伴う紙幣5の繰出しが正常に行なわれ
ているか否か及び繰出し枚数を監視していた。
【0004】即ち、フィ−ドロ−ラ7を一回転したとき
円盤17の回転によって永久磁石19、19が磁気セン
サ21の前面を通過する時に磁気センサ21より出力さ
れた1つのパルス信号と、繰出された紙幣5が前記光セ
ンサ23を通過する毎に発光素子23aから受光素子2
3bに至る光が遮られた旨の信号とが監視装置24に送
られる。
【0005】監視装置24は、図5のフロ−チャ−トに
示すように、フィ−ドロ−ラ7が一回転したことを磁気
センサ21によって検知し、更に光センサ23の光が所
定時間遮られたことを検出して1枚分の紙幣5を正常に
搬送したことを判定することができ(ステップS201
〜ステップS209)、その後、紙幣5が指定した払出
枚数に達したときにフィ−ドロ−ラ7をオフとするもの
である(ステップS211及びステップS213)。
【0006】ここで、フィ−ドロ−ラ7をオンしたにも
拘らず磁気センサ21がパルス信号を出力しない場合
は、フィ−ドロ−ラ7が回転していないことが分かる
(ステップS203及びステップS215)。また、磁
気センサ21がパルス信号を出力していても光センサ2
3の光が遮られない場合は、フィ−ドロ−ラ7が空回り
して紙幣5が搬送されていないことが分かる(ステップ
S205及びステップS217)。さらに、光センサ2
3の遮光が所定時間以上の場合は、該光センサ23の位
置に紙幣5が留まっていることが分かる(ステップS1
09及びステップS119)。
【0007】しかしながら、このような従来の紙幣払出
装置にあっては、磁気センサ及び光センサの2つのセン
サの出力に基づいてフィ−ドロ−ラ7の正常な回転及び
紙幣5の搬送状態の良否を監視するものであるため、信
号処理が複雑化するという問題がある。また紙幣5の繰
出しを監視するのに磁気を利用していることから、誤作
動を防止するために周辺部品に非磁気部材を使用する等
部品の選択に制約が課され、設計の自由度が損なわれる
という欠陥があった。さらに、透過型の光センサは発光
素子23aと受光素子23bとを互いに関連させて取付
ける必要があるため、製造時における調整箇所が増える
と共に装置全体が大型化するばかりか、磁気センサ及び
光センサの2つのセンサを必要とするため高価になると
いう問題もある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上述した如き従来の紙幣類搬
送装置の欠陥を解決するためになされたものであって、
信号処理が簡単で且つ磁気を利用することなく設計の自
由度を向上すると共に、安定した紙葉類搬送の監視を行
なうことができる紙葉類搬送装置の提供を目的とする。
【0009】
【発明の概要】上述の目的を達成するため、本発明にお
いては以下の如き構成をとる。
【0010】例えば、ストッカから1枚づつ紙葉類を繰
出すフィ−ドロ−ラに連動連結した回転体の外周に回転
方向に沿って複数の光反射面領域と断面ほぼV字状の溝
等の光非反射面領域とを交互に形成すると共に、回転体
の外周と対向する位置に反射型の光センサを配設し、前
記光センサの検出信号が紙葉類の繰出開始時にパルス信
号を出力することによりフィ−ドロ−ラの正常な回転を
監視し、該フィ−ドロ−ラの外周に紙葉類を巻き回す繰
出中には該紙葉類が光反射面領域を所定時間に渡って覆
うことでパルス信号を出力しないことにより紙葉類の正
常な搬送を監視するよう構成するものである。
【0011】
【発明の実施例】以下、本発明を図面に示した実施例に
基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明に係る紙葉類搬送装置を紙幣
払出装置に適用した場合の一実施例を示す構成図であっ
て、前記図4と同一部分には同一の符号を示している。
本実施例において特徴的な点は、フィ−ドロ−ラ7と同
軸状であって一体に又は同期して回転し且つ該フィ−ド
ロ−ラ7によって繰出した紙幣5を巻回し可能な円盤1
7(回転体)の外周面に回転方向に沿って交互に光反射
面領域(白色部)27と光非反射面領域(黒色部)28
とを形成すると共に、円盤17の外周面と対向する位置
には反射型の光センサ29を固定し、前記監視装置24
には光センサ29のみを接続したことに存する。
【0013】なお、搬送路11は実際には無終端状のベ
ルト等から構成されるがこの実施例では図示を省略して
ある。また、一次保留部13上に堆積した紙幣中から指
定した枚数の紙幣束を払出口15から払い出すためのフ
ィード機構も省略してある。
【0014】上記の如く構成した装置において、反射型
の光センサ29は、紙幣5の繰出開始時にフィードロー
ラ7を適正に回転したとき光反射面領域27及び光非反
射領域28を交互に検知することにより断続的なパルス
信号を監視装置24に出力すると共に、フィードローラ
7の外周に紙幣5を巻き回す紙幣繰出中には該紙幣5が
光反射面領域27及び光非反射領域28を覆うことによ
り監視装置24にパルス信号を出力しない(連続的なL
ow信号)よう構成する。また、フィードローラ7の待
機時(回転停止時)には、ゴムパッド9がフィードロー
ラ7の回転方向に対して紙幣5と接触する直前に位置す
るよう、例えば光センサ29が紙幣が通過した直後から
所定数のパールス信号を出力した後にフィードローラ7
を停止するようタイミングを予め設定することも繰出し
動作をスムーズにする上で有効であろう。
【0015】なお、図2に示すようにフィードローラ7
自体の外周面の適所(ゴムパッド9を回避した位置)に
前記光反射面領域(白色部)27と光非反射面領域(黒
色部)28を交互に形成してもよい。
【0016】以上説明した如き本発明において、監視装
置24は、上記光センサ29の出力のみから紙幣5の搬
送状態を監視することができる。
【0017】即ち、図3のフロ−チャ−トに示すよう
に、光センサ29が断続的なパルス信号を所定時間(光
反射面領域27が通過する時間+マ−ジン)出力するこ
とにより、フィ−ドロ−ラ7が正常に回転したことを監
視でき(ステップS101〜ステップS105)、その
後、光センサ29がパルス信号を所定時間(紙幣1枚が
通過する時間+マ−ジン)出力しないことにより、1枚
分の紙幣5を正常に搬送したことを監視することができ
(ステップS107及びステップS109)、その後指
定した払出枚数に達したときにフィ−ドロ−ラ7をオフ
とする(ステップS111及びステップS113)。
【0018】ここで、フィ−ドロ−ラ7をオンとしたに
も拘らず光センサ29がパルス信号を出力しない場合
(ステップS103及びステップS115)、フィ−ド
ロ−ラ7が回転していないことが分かる。また、光セン
サ29がパルス信号を出力してもこのパルス信号を継続
して出力している場合は、フィ−ドロ−ラ7が空回りし
て紙幣5が搬送していないことが分かる(ステップS1
05〜ステップS117)。さらに、光センサ29が所
定時間を経過してもパルス信号を出力しない場合は、に
紙幣5が留まっていることが分かる(ステップS109
及びステップS119)。
【0019】上記のように本実施例では、一つの光セン
サ29が断続的なパルス信号を出力することにより正常
なフィ−ドロ−ラ7の回転を監視することができ、その
後にパルス信号を所定時間出力しないことにより正常な
紙幣5の搬送を迅速に監視することができる。しかも、
従来のように磁気を利用することなく紙幣5の搬送を監
視することができる為、誤作動を防止できると共に設計
の自由度を向上することができる。
【0020】尚、本実施例では光反射面領域27と光非
反射面領域28とを色分けにより形成したが、回転体の
外周面に複数の断面ほぼV字状溝を回転方向に形成して
光非反射面領域としてもよい。この場合、溝に向けて発
光された光センサ29の光は乱反射して受光素子に戻ら
ないから光非反射面領域とすることができる。尚、この
実施例においてはV字状溝を例示しているがこれは一例
に過ぎず、凹所であればいかなる形状の溝であってもよ
い。
【0021】以上、本発明を紙幣払出装置に適応した例
をもって説明したが、本発明はこれのみ限定されるもの
ではなく例えば紙幣預入装置に適応しても同様な硬貨を
得ることができる。即ち、紙幣預入装置は、預入口に置
いた紙幣束をフィードローラにより順次繰り出した後、
紙幣認識計数機により計数した紙幣を一時保留し、例え
ば顧客が設定した預入枚数と計数枚数とが異なるとき或
いは紙幣認識装置を通過した紙幣が不良紙幣であった場
合、返却搬送部を通して紙幣束を返却口から一時に返却
するようになっているが、前記フィードローラに本発明
を適用することにより、搬送異常を早期に検知し大規模
なジャムを事前に阻止することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成し且つ
動作するので、磁気を利用することなく安定した紙葉類
の搬送を監視することができるため、誤作動を防止する
為に設計の自由度を制約することがなく、しかもセンサ
の数を低減することができるから処理が簡単になると共
に製造時における調整作業を低減し、且つ装置全体の小
型化及びコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類搬送装置に係る紙幣払出装置の
一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例の変形実施例の要部斜視図であ
る。
【図3】図1の作用を説明するためのフロ−チャ−トで
ある。
【図4】従来の紙幣払出装置の一例を示す構成図であ
る。
【図5】図4の作用を説明するためのフロ−チャ−トで
ある。
【符号の説明】
3 ストッカ 5 紙幣(紙葉類) 7 フィ−ドロ−ラ 17 円盤(回転体) 24 監視装置 25a 反射面 27 光反射面領域 28 非光反射面領域 29 光センサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/14 B65H 7/06 G07D 1/00 321

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を収納したストッカから1枚づつ
    紙葉類を繰り出すためのフィードローラと、該フィード
    ローラに連動連結した回転体とを備え、この回転体の外
    周面に複数の光反射面領域と光非反射面領域とを回転方
    向に交互に形成すると共に、該回転体の外周と対向する
    位置であって、前記フィードローラが適正に回転したと
    きには前記光反射面領域と光非反射面領域を検知するこ
    とよるパルス信号を出力でき、且つ紙幣の繰出中には該
    紙幣により前記光反射面領域と光非反射面領域が覆われ
    ることにより前記パルス信号を出力できなくなる位置に
    反射型の光センサを配設し、該光センサの出力により
    葉類の搬送状態を監視するよう構成したことを特徴とす
    る紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の紙葉類搬送装置において、
    記回転体の外周面には、複数の溝を回転方向に所定の間
    隔をおいて形成し、該溝を光非反射面領域としたことを
    特徴とする紙葉類搬送装置。
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