JP2978429B2 - 皮膚洗浄料 - Google Patents
皮膚洗浄料Info
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Description
詳しくは、洗浄時の泡立ちが良好で、洗浄後の皮膚の感
触(さらさら感、なめらかさ等)を向上させることがで
き、また、透明性付与も可能な洗顔料、身体洗浄料、シ
ャンプー等の皮膚洗浄料に関する。
り、洗顔料、身体洗浄料、シャンプー等には目的に応じ
いろいろな皮膚洗浄料が用いられてきた。最近では感触
重視の志向が強まり、洗浄後さっぱりした感触あるいは
タオルドライ後しっとりした感触を付与するような工夫
が多くなされている。ただ、石鹸成分添加等により洗浄
後さっぱりした感触を付与すると、タオルドライ後にし
っとり、なめらかな感触を付与することができず、また
皮膚にマイルドな活性剤、油剤、保湿剤等の添加により
タオルドライ後しっとり、なめらかな感触を付与する
と、洗浄直後若干のぬるつきがあり、洗浄後のさっぱり
した感触を付与することはできない。
た洗浄後のさっぱり感とタオルドライ後のしっとり感又
はなめらか感の両立が可能であり、かつ洗浄時の泡立
ち、洗浄後のすすぎ性が良好な皮膚洗浄料を提供するこ
とにある。
た結果、特定のポリマーエマルジョンを含有する皮膚洗
浄料が上記課題を解決しうることを見出し、本発明を完
成するに到った。即ち本発明は、ポリマーのガラス転移
温度(Tg)が0〜60℃であり、10重量%濃度での透過率
が50%以上であるポリマーエマルジョンを固形分換算で
0.01〜10重量%含有することを特徴とする液体状又はペ
ースト状皮膚洗浄料を提供するものである。
の様に定義する。
移温度(℃) (ホモポリマーのTgは、J. Brandrup, et al.,“Polyme
r Handbook, second edition”John Wiley & Sons, In
c., 1975 の記載による。) また、透過率は次の様に定義する。
乱光度計(有限会社東京電色技術センター社製 MODEL T
-2600D)を用いる。 測定方法:積分球方式 JIS K-0101 光源 :ハロゲンランプ 12V 20W 2000H 積分球径:60mφ 検出素子:シリコンフォトダイオード。
関しては、特公昭60−6999号公報等では濁り剤成
分として、特公平2−46640号、特公平4−333
19号公報等ではフェルト収縮防止成分として、特開平
6−172789号公報では泡切れ性向上成分として用
いられているが、本発明とは目的が全く異なり、上記感
触が付与できることを見出した例はない。また、一般的
なポリマーエマルジョンは白濁しているため、ポリマー
エマルジョン添加により透明な外観を維持することは困
難であるが、本発明のポリマーエマルジョンを用いると
透明性の付与も可能となる。
に説明する。本発明において、「ポリマーエマルジョ
ン」とは、ポリマー微粒子の水分散液のことをいう。ポ
リマーエマルジョンは乳化重合法、転相乳化法等の公知
の方法を用い製造することができ、ポリマー種としては
アクリル系が好ましい。
体としては、重合可能な二重結合を有するものであれば
特に制限はなく、疎水性単量体、親水性単量体のいずれ
も用いることができる。
チルスチレン、クロロスチレン、アルキルスチレン、ジ
ビニルベンゼン等の芳香族モノ及びジビニル化合物;メ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアク
リレート、エチルメタクリレート、n−プロピルアクリ
レート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルア
クリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチル
アクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチル
アクリレート、イソブチルメタクリレート、t−ブチル
アクリレート、t−ブチルメタクリレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメ
タクリレート等のアクリル酸エステル及びメタクリル酸
エステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の
シアン化ビニル化合物;酢酸ビニル等のビニルエステ
ル;塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ル;トリフルオロエチルメタクリレート、2,2,3,3 −テ
トラフルオロプロピルメタクリレート、2,2,3,3,4,4 −
ヘキサフルオロブチルメタクリレート、パーフルオロオ
クチルアクリレート、パーフルオロオクチルメタクリレ
ート等のフッ素系単量体;下記の一般式(1) 〜(5) で表
されるようなシリコーンマクロマー等が挙げられる。
示し、R2〜R10 はそれぞれ低級アルキル基、低級アルコ
キシ基又はフェニル基を示し、X は下記式;
を示す〕 また、親水性単量体としては、アクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸等
のエチレン性不飽和カルボン酸;ヒドロキシエチルアク
リレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、エチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールモノアクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノメタクリレート等のヒ
ドロキシル基含有エチレン性単量体;アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N
−メチロールメタクリルアミド、N−ダイアセトンアク
リルアミド等のエチレン性アミド単量体;アミノエチル
アクリレート、アミノエチルメタクリレート、N,N−
ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノ
エチルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメ
タクリレート、N,N, N−トリメチルアミノエチルア
クリレート、N,N, N−トリメチルアミノエチルメタ
クリレート等のエチレン性アミン又はその塩;スチレン
スルホン酸又はその塩類等が挙げられる。
また2種以上を組合せて使用してもよいが、親水性単量
体が0〜30重量%、疎水性単量体が70〜100 重量%の組
合せを用いるのが好ましく、親水性単量体が0〜15重量
%、疎水性単量体が85〜100重量%の組合せを用いるの
が更に好ましい。
クリル系ポリマーエマルジョンが好ましいが、アクリル
系ポリマーエマルジョンの構成単量体成分としては、分
岐(メタ)アクリレートを含有することが感触的に好ま
しく、分岐(メタ)アクリレートとしてはイソブチルア
クリレートが特に好ましい。またイソブチルアクリレー
トを全単量体中10モル%以上含有することが特に好まし
い。
ては、特に限定されないが、例えばクメンハイドロパー
オキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキ
サイド、p−メンタンハイドロパーオキサイドなどのハ
イドロパーオキサイド類;ベンゾイルパーオキサイド、
ラウロイルパーオキサイド等のパーオキサイド類;アゾ
ビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物類などの有機系
重合開始剤、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫
酸アンモニウムなどの過硫酸塩などの無機系重合開始剤
などが挙げられる。また、重亜硫酸ナトリウム、アスコ
ルビン酸及びその塩等の還元剤を重合開始剤と組合せて
用いる、いわゆるレドックス系重合開始剤も使用するこ
とができる。
界面活性剤を添加することが好ましい。使用される界面
活性剤には特に制限はなく、一般のアニオン系、ノニオ
ン系、カチオン系又は両性界面活性剤が挙げられる。ア
ニオン系界面活性剤としては、オレイン酸カリウム、オ
レイン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム等の脂肪酸
金属塩類;アルキルエーテルカルボン酸塩類;ラウリル
硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫
酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫
酸ナトリウム、テトラデセン硫酸ナトリウム等のアルキ
ル又はアルケニル硫酸塩類;スルホコハク酸ジオクチル
ナトリウム;ラウリルスルホ酢酸ナトリウム;テトラデ
センスルホン酸ナトリウム等のスルホン酸塩類;ラウリ
ルベンゼン硫酸ナトリウム等のアルキルベンゼン硫酸塩
類;アルキルナフタレン硫酸塩類;ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸塩類;α−オレフィン硫酸塩
類;アルキルリン酸塩類;ポリオキシエチレンアルキル
エーテルリン酸塩類;アクリル酸・メタクリル酸アルキ
ル共重合体等の高分子型活性剤等が挙げられる。
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪
酸エステル、脂肪酸アルキロールアミド、アミンオキサ
イド等が挙げられる。カチオン系界面活性剤としては、
脂肪族炭化水素基を有する第1級、第2級、第3級アミ
ン塩、第4級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面
活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリウムベタイン等のベタイン類等が挙げ
られる。
とノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤とノニ
オン系界面活性剤、両性界面活性剤とノニオン系界面活
性剤の組み合わせ等のように、2種以上を併用してもよ
い。界面活性剤の添加量は、重合の安定性から、上記単
量体100 重量部に対し0.5 重量部以上が好ましい。
れたポリマーエマルジョンの中で、ポリマーのガラス転
移温度(Tg)が0〜60℃、好ましくは20〜40℃のものを
用いる。ガラス転移温度(Tg)が0℃より低い場合には
洗浄時およびタオルドライ後にべたつきが生じ、60℃よ
り高い場合には洗浄後のなめらかさが発現しない。ま
た、本発明において用いられるポリマーエマルジョンの
透過率(10重量%濃度)は50%以上が透明性付与には必
要であり、70%以上であることが特に好ましい。また、
本発明のポリマーエマルジョンの重量平均分子量(M
w)は特に制限はないが、感触を考慮すると10万以上が
好ましく、ポリマーの粒子径は80nm以下が好ましく、50
nm以下が更に好ましい。
率を有するポリマーエマルジョンの含有量は、固形分換
算で0.01〜10重量%である。ポリマーエマルジョンの含
有量が0.01重量%未満であると洗浄時及びタオルドライ
後の感触付与の効果がなく、10重量%を越えると洗浄時
の泡立ちが悪く、洗浄時及びタオルドライ後の感触も悪
くなる。
性、ノニオン系、カチオン系の各種界面活性剤を本発明
の効果を損なわない範囲で任意に用いることができる。
具体的には、アニオン系界面活性剤としては、アルキル
硫酸塩、ポリエチレンアルキル硫酸塩等のサルフェート
系界面活性剤、スルホコハク酸系、タウレート系、イセ
チオネート系、α−オレフィンスルホン酸系等のスルホ
ネート系界面活性剤;脂肪酸石鹸系、エーテルカルボン
酸系、アシル化アミノ酸系等のカルボキシレート系界面
活性剤;アルキルリン酸塩系等のリン酸エステル系界面
活性剤が挙げられる。
系、スルホベタイン系、イミダゾリニウムベタイン系等
の界面活性剤が挙げられ、ヒドロキシプロピルスルホベ
タイン、脱塩処理した2級のイミダゾリニウムベタイン
等が好ましく用いられる。
シアルキレン付加型、ポリオキシプロピレン・ポリオキ
シエチレン付加型、アミンオキサイド系、モノあるいは
ジエタノールアミド系、その他ソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステ
ル、アルキルサッカライド系、N−ポリヒドロキシアル
キル脂肪酸アミド系等の多価アルコール型界面活性剤が
挙げられる。
くは分岐鎖のアルキル基を有するモノあるいはジアルキ
ル付加型第4級アンモニウム塩及びそのアルキル基にア
ルキレンオキサイドを付加したもの等が挙げられる。こ
れらのうち、特に炭素数12〜16の直鎖モノアルキル第4
級アンモニウム塩、炭素数20〜28の分岐アルキル基を有
する第4級アンモニウム塩等が好ましい。
を組み合わせて用いることができ、本発明の皮膚洗浄料
中に好ましくは2〜99重量%、さらに好ましくは2〜60
重量%、特に好ましくは5〜40重量%配合する。
他に通常の皮膚洗浄料に用いられる成分、たとえばエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、それ以上のポリエチレングリコール類、プ
ロピレングリコール、ジプロピレングリコール、それ以
上のポリプロピレングリコール類、1,3 −ブチレングリ
コール、1,4 −ブチレングリコール等のブチレングリコ
ール類、グリセリン、ジグリセリン、それ以上のポリグ
リセリン類、ソルビトール、マンニトール、キシリトー
ル、マルチトール等の糖アルコール類、グリセリン類の
エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイド付加
物、糖アルコール類のエチレンオキサイドまたはプロピ
レンオキサイド付加物、ガラクトース、グルコース、フ
ルクトース等の単糖類とそのエチレンオキサイドまたは
プロピレンオキサイド付加物、マルトース、ラクトース
等の多糖類とそのエチレンオキサイド又はプロピレンオ
キサイド付加物などの多価アルコール;流動パラフィ
ン、スクワラン、ワセリン、固形パラフィン等の炭化水
素、オリーブ油、ホホバ油、月見草油、やし油、牛脂等
の天然油、イソプロピルミリステート、セチルイソオク
タノエート、ジカプリン酸ネオペンチルグリコールなど
のエステル油、ジメチルシリコーン、メチルフェニルシ
リコーン等のシリコーン油、イソステアリン酸、オレイ
ン酸等の高級脂肪酸などの油性成分;ビタミン類、トリ
クロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、グリチルリ
チン酸ジカリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤、
ジンクピリチオン、オクトピロックス等の抗フケ剤、賦
活剤、メントール等の冷感剤、紫外線吸収剤などの薬
剤;モンモリロナイト、サポナイト、ヘクライト、ビー
ガム、クニピア、スメクトン等の水膨潤性粘土鉱物;カ
ラギーナン、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、
プルラン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース等の多糖類、カルボキシビニルポリマー、
ポリビニルピロリドン等の合成高分子等の高分子類;酸
化チタン、カオリン、マイカ、セリサイト、亜鉛華、タ
ルク等の無機顔料、ポリメチルメタクリル酸、ナイロン
パウダー等の高分子粉体等の顔料;メチルパラベン、ブ
チルパラベン等の防腐剤;無機塩類、ポリエチレングリ
コールステアレート、エタノール等の粘度調整剤;パー
ル化剤;香料;色素;酸化防止剤等を、本発明の効果を
損なわない範囲で適宜配合することができる。
製造することができ、その剤型は、液体状またはペース
ト状である。また、本発明の皮膚洗浄料は、洗顔料、身
体洗浄料、シャンプー等として用いられるが、特に洗顔
料として用いることが好ましい。
しては、本発明のポリマーエマルジョンを固形分換算で
0.01〜10重量%、及び界面活性剤を5〜40重量%含有
し、透過率が50%以上である水性液体からなる皮膚洗浄
料が挙げられる。この場合において、透過率は次のよう
に定義する。
する。
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。尚、以下において、部は特記しない限り重量基準
である。
反応容器に、水300 部、ラウリル硫酸ナトリウム5部、
過硫酸カリウム 0.5部を仕込み、窒素ガスを流し溶存酸
素を除去した。一方滴下ロートにメチルメタクリレート
36.8部、n−ブチルアクリレート60.2部、アクリル酸3
部を仕込んだ。攪拌下に反応容器を80℃まで昇温し、滴
下ロートより上記モノマーを3時間かけて滴下した。滴
下終了後、3時間かけて熟成を行い、若干の凝集物を除
去し、固形分24%のポリマーエマルジョンを得た。ポリ
マーエマルジョン中の共重合体のガラス転移温度(Tg)
は前述の計算式を用いると−10℃であり、上記で定義し
た透過率は62%であった。また共重合体の重量平均分子
量(Mw) はGPCを用いた測定(ポリスチレン標準)に
より400000であった。このポリマーエマルジョンを比較
ポリマーエマルジョン(1) とする。
表1及び表2に示す割合で用いる以外は比較製造例1と
同様にして、ポリマーエマルジョン(1) 〜(7)及び比較
ポリマーエマルジョン(2) 〜(3) を得た。得られたポリ
マーエマルジョン中のポリマーのガラス転移温度(T
g)、透過率及び重量平均分子量(Mw) を、比較製造例
1と同様の方法で計算及び測定した。結果を表1及び表
2に示す。
重合開始剤は以下の略号を用いた。 MMA:メチルメタクリレート n-BA:n−ブチルアクリレート AA:アクリル酸 2-EHA:2−エチルヘキシルアクリレート t-BA:t−ブチルアクリレート EA:エチルアクリレート EMA:エチルメタクリレート i-BA:イソブチルアクリレート KPS:過硫酸カリウム
合(重量%)を示す。 *2:( ) 内の数値は全構成モノマー 100重量部に対する
重量部を示す。
ルジョン(1) 〜(3) を用い、下記組成の洗顔料を調製し
た。 ラウリルリン酸 15重量% ラウリン酸 2 ミリスチン酸 2 パルミチン酸 1 ステアリン酸 1 トリエタノールアミン 14 (上記脂肪酸のトリエタノールアミン塩となっている) ココイルアミドプロピルベタイン 2 ラウリン酸エチレンオキシド3モル付加物 1 グリセリン 10 カプリル酸グリセリド 2 ポリマーエマルジョン 表3 パラオキシ安息香酸エステル 0.2 香料 0.3 イオン交換水 残量 得られた洗顔料について、洗浄時の泡立ち、洗浄後の感
触、タオルドライ後の感触、及び洗顔料の外観(透明
性)を下記の方法により評価した。結果を表3に示す。
に洗顔を行い、洗浄時の泡立ち、洗浄後の感触及びタオ
ルドライ後の感触を10人のパネラーによる官能評価によ
って、下記基準で評価した。また、洗顔料の外観(透明
性)は、洗顔料の透過率を測定し、下記基準で評価し
た。
洗浄料は洗浄時の泡立ち、洗浄中のすすぎ易さ、洗浄後
のさらさら感、タオルドライ後のなめらかさが良好であ
った。
ンプーは洗浄時の泡立ち、洗浄中のすすぎ易さ、洗浄後
のさらさら感、タオルドライ後のなめらかさが良好であ
った。
全成分を混合して、下記組成のクレンジングジェルを調
製した。得られたクレンジングジェルを通常メイクアッ
プ化粧料に対してなじませた後、洗い流したところ、良
好な除去性があり、かつすすぎ易さ、洗浄後のさらさら
感、タオルドライ後のなめらかさが良好であった。
移温度(Tg=0〜60℃)及び透過率の高いポリマーエマ
ルジョンを特定量配合することにより、洗浄時の泡立ち
が良好で、洗浄後の皮膚の感触(さらさら感、なめらか
さ等)を向上させ、透明性も付与することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリマーのガラス転移温度(Tg)が0〜
60℃であり、10重量%濃度での透過率が50%以上である
ポリマーエマルジョンを固形分換算で0.01〜10重量%含
有することを特徴とする液体状又はペースト状皮膚洗浄
料。 - 【請求項2】 ポリマーエマルジョンが、アクリル系ポ
リマーエマルジョンである請求項1記載の皮膚洗浄料。 - 【請求項3】 アクリル系ポリマーエマルジョンが、構
成単量体成分として分岐(メタ)アクリレートを含有す
るものである請求項2記載の皮膚洗浄料。 - 【請求項4】 分岐(メタ)アクリレートがイソブチル
アクリレートである請求項3記載の皮膚洗浄料。 - 【請求項5】 ポリマーの粒子径が80nm以下である請求
項1〜4のいずれか一項に記載の皮膚洗浄料。 - 【請求項6】 ポリマーのガラス転移温度(Tg)が0〜
60℃であり、10重量%濃度での透過率が50%以上である
ポリマーエマルジョンを固形分換算で0.01〜10重量%含
有し、透過率が50%以上である水性液体からなる皮膚洗
浄料。
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JP5878781B2 (ja) | 洗浄剤用組成物、洗浄剤及び洗浄剤用組成物の製造方法 |
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