JP2976921B2 - 伝送信号受信装置 - Google Patents

伝送信号受信装置

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、多重信号特に映像
信号にディジタル符号化されたPCM音声信号などを多
重して送信された伝送信号を受信する伝送信号受信方法
および装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ディジタル符号化されたPCM音声信号
と映像信号を多重する方法については、昭和58年6月
発行財団法人電波技術協会編の衛星放送受信技術調査会
報告第1部「衛星放送受信機」などで報告されている
が、現行NTSCの映像信号に5.7272MHZの副
搬送波を用いてPCM音声信号を多重しているため、現
行の地上テレビジョン放送の帯域を満足せず、地上テレ
ビジョン放送に用いることは困難である。 【0003】一方、現行地上テレビジョン放送への多重
伝送の可能性について昭和58年1月に日本放送出版協
会より発行されている日本放送協会編の放送技術双書2
「放送方式」の205頁から208頁に記載されている
が、高品質音声2チャネルを伝送するための約1メガビ
ット/秒の伝送容量を確保できる方式については記載さ
れていなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、現
行地上テレビジョン放送に高品質のPCM音声信号を多
重伝送する方式がなかった。 【0005】本発明の目的は、現行テレビジョン放送に
高品質なディジタル符号化されたPCM音声信号などの
信号の多重伝送された伝送信号を受信する伝送信号受信
方法および装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくとも
映像信号の内の映像の情報を含む映像情報期間は、搬送
波の両側波帯の伝送される帯域内でディジタル符号化さ
れたPCM音声信号などの多重信号により、搬送波の映
像信号とは直交関係を持たせて変調し、映像信号期間以
外の期間に同期信号、制御信号など重要度の高いデータ
を伝送することにより達成される。 【0007】少なくとも映像情報期間は残留側波帯振幅
変調する映像信号搬送波において両側波帯を有し、一般
的な振幅変調されている帯域(DSB)内に限定して、
搬送波を映像信号とPCM音声信号とを直交関係を持た
せて変調するので、再生した映像信号へのPCM音声信
号の影響を少なくできる。PCM音声信号の変調度を映
像信号より低くすることにより、包絡線検波で再生され
た映像信号へもPCM音声信号の影響を少なくすること
ができる。またPCM音声信号は同期検波して再生され
るため、直交して変調された映像信号を復調せず、影響
は低減される。 【0008】現行地上テレビジョン放送では、残留側波
帯振幅度調の両側波帯を有する帯域は約1.25MHZ
あり約1Mビット/秒のディジタル符号化された高品質
PCM音声信号2チャネル(例えば、12ビット×2チ
ャネル×32Kサンプリング×1.3冗長度 1Mbp
s)を伝送可能にできる。 【0009】また、現行FM音声信号とは、周波数、変
調方式ともに異なっているので、互いに影響せず両立性
がある。 【0010】さらに、垂直帰線期間においては映像情報
が無いので、映像信号からの影響を受けにくいのでこの
期間に多重された重要度の高いデータなどの基準となる
信号など(例えば同期信号,制御信号)への妨害も少な
い。 【0011】 【発明の実施の形態】まず、図2の現状の地上伝送テレ
ビジョンにディジタル符号化されたPCM音声信号を多
重伝送する場合の送信装置の例を説明する。1は映像信
号入力端子、2は搬送波発振器、3はAM変調回路、4
は第1の加算器、5は残留側波帯伝送用のVSBフィル
タ、6はPCM音声信号入力端子、7はアナログ・ディ
ジタル変換回路(以下ADCと略す)、8はディジタル
信号処理回路、9はメモリ回路、10は低減フィルタ、
11は移相器、12はディジタル変調回路、13は同期
信号入力端子、14はクロック発生回路、15はFM変
調用の音声信号入力端子、16はFM変調回路、17は
第2の加算器、18は送信用アンテナである。 【0012】搬送波発振器2の出力は映像信号入力端子
1から入力された映像信号によりAM変調回路6でAM
変調される。このAM変調された信号はVSBフィルタ
5でテレビジョン放送帯域に帯域制限される。一方、音
声信号入力端子15から入力された音声信号はFM変調
回路16でFM変調され、前記AM変調された映像信号
と第2の加算器17で加算され、アンテナ18から送信
される。以上については従来の地上伝送のテレビジョン
放送と同一である。 【0013】つづいて、本発明の主旨である高品質PC
M音声信号の多重について以下に述べる。 【0014】クロック発生回路14により、同期信号入
力端子13から入力された映像信号の同期信号中の水平
同期信号に位相同期したクロックを発生させる。例え
ば、NTSC方式の場合、水平繰返し周波数fHは1
5.734KHZなので、その66倍の周波数で位相同
期させると1.038444MHZのクロックが得られ
る。 【0015】これを1/22分周した3×fH 47K
Zの標本化パルスを用いてPCM音声信号入力端子6
から入力される音声信号をADC7で標本化する。この
時、16ビットの量子化レベルを採用しても、伝送レー
トを66fHとすると、16ビットを伝送する伝送レー
トは48fHなので、残り18fH分(即ち3fH基準で
6ビット分)は誤り訂正符号、スクランブルの基準位置
を示すヘッダなどの付加データに割当てることが可能と
なる。そこでディジタル信号処理回路8では最上位ビッ
トとその他のビットを分け、それぞれについて誤り訂正
符号付加、スクランブルなどの処理を行い、メモリ9に
格納し、最上位ビットに関しては、同期信号入力端子1
3から入力される同期信号中の垂直同期にしたがって、
垂直帰線期間中にメモリ9から読み出され、その他のビ
ットに関してはその他の期間から読み出されるように制
御される。さらに直並列変換され、66fHのビットレ
ートの直列データとされたのち、このレートに適した低
減通過フィルタ10を介して不要な高域成分を削除す
る。このディジタル符号化されたPCM音声信号は、移
相器11を介して90°移相された搬送波をディジタル
変調回路12で変調する。この出力が第1の加算器で加
算されるので、映像伝送信号とPCM音声信号が直交関
係で変調されることになる。 【0016】変調される信号スペクトラムを図3に示
す。同図(a)は映像信号でありNTSC伝送フォーマ
ットでは処理された映像信号のスペクトラムは4.25
MHZ帯域がある。つづいて映像搬送波fcをAM変調
した出力のスペクトラムが同図(b)に示すもので両側
波帯振幅変調(DSB)信号である。一方同図(C)
に、ディジタル変調されたPCM音声信号でディジタル
変調回路12の出力スペクトラムを示す。ここでPCM
音声信号のスペクトラムは伝送レイト66fH(約1M
bit)/秒のロールオフ約0.44の信号で搬送波を
変調した場合のスペクトラムを示している。同図(d)
は、AM変調した映像伝送信号と、ディジタル変調され
たPCM音声信号とが加算されたスペクトラムである。
同図(e)は、FM変調された音声信号のスペクトラム
を示し、音声搬送波fsは、映像搬送波fcより4.5
MHZはなれた所にある。同図(f)は加算器17の出
力信号のスペクトラムを示している。映像伝送信号はV
SBフィルタにより映像搬送波より−0.75MHZ
から減衰されている。点線で示すものが映像搬送波より
90度移相したPCM音声信号搬送波のディジタル変調
スペクトラムである。また映像信号帯域4.25MHZ
の上4.5MHZ近傍に、音声搬送波がFM変調された
スペクトラムが存在している。映像搬送波に対して±
0.75MHZについては両側波帯が送信されるため、
一般の振幅変調(DSB)と考えて良い。 【0017】図4は、映像搬送波とPCM音声信号との
関係をベクトル表示したものである。両側波帯を有して
いる搬送波に直交して第2図(c)のように±0.75M
Z以内の信号をディジタル符号の1と0に相当させて
振幅Aと−Aとで変調すると、搬送波ベクトルは映像搬
送波振幅Vcを1とした場合、変調された信号Vcpは 【0018】 【数1】 Vcp=coswct±Asinwct ……………(1) となる。ここでwcは搬送波の角周波数である。 【0019】(1)式を展開すると、 【0020】 【数2】 【0021】である。 【0022】また一般に映像搬送波Vc coswc
をVm coswctの信号で変調した場合、DSB領域
内で、変調された信号Vcは 【0023】 【数3】 【0024】となり、搬送波振幅Vc=1とし、このV
cにPCM音声信号による直交変調成分を加えその信号
Vcpは、 【0025】 【数4】 【0026】である。そのベクトルを図5に示す。 【0027】次に、図1の、多重信号を安定に受信復調
する本発明の伝送信号受信装置の一実施例を説明する。
101はアンテナ、102は高周波増幅回路、103は
周波数変換回路、104は中間周波増幅回路、105は
映像信号検波回路、106は映像信号増幅回路、107
は色差信号復調回路、108は原色信号復調回路、10
9はブラウン管、110は音声中間周波増幅回路、11
1は音声FM検波回路、112は音声信号出力端子、1
13は帯域通過フィルタ、114は同期検波回路、11
5は搬送波再生回路、116は符号識別回路、117は
クロック再生回路、118はディジタル信号処理回路、
119はディジタル/アナログ変換回路(以下DACと
称す)、120は多重伝送されたPCM音声信号の出力
端子、121はメモリ回路である。 【0028】アンテナ101より入力したテレビジョン
信号を高周波増幅回路102で増幅し、周波数変換回路
103で復調用の中間周波に周波数変換し、中間周波増
幅回路104で増幅する。選局は周波数変換回路103
の局部発振周波数を変えることで行われる。中間周波増
幅回路104で増幅された信号から映像信号帯域につい
ては、映像信号検出回路105で検波し、映像信号増幅
回路106の出力の輝度信号と、色差信号復調回路10
7の出力の色差信号とから原色信号復調回路108で、
R,G,Bの3原色を得、ブラウン管9に映し出す。一
方、音声帯域については、音声中間周波増幅回路110
で増幅し、音声FM検波回路111で検波復調して音声
信号出力端子112に音声信号を得る。以上は従来テレ
ビジョン受信機と同一である。 【0029】上記に加えてディジタル変調符号されて多
重伝送されたPCM音声信号を復調するために、周波数
変換回路103の出力から帯域通過フィルタ113によ
り多重伝送されたPCM音声信号帯域を選択して増幅
し、同期検波回路114において搬送波再生回路115
で再生された搬送波に同期した信号を用いて、搬送波の
振幅変調成分に直交した成分で変調された信号を検波復
調する。その結果得られた信号を符号識別回路116を
用いて誤り率の少ない点でディジタル符号に変換し、デ
ィジタル信号処理回路118で伝送途中で生じた誤り
を、誤り訂正符号を用いて検出訂正する。クロック再生
回路117は同期検波回路114の出力の信号から伝送
クロックを抽出する回路で、同期検波回路114の出力
の信号の誤り率の少ない点(いわゆるアイパターンの最
大開口部)でデータ識別してディジタル符号にするため
に必要である。 【0030】誤りが検出訂正された信号はメモリ回路1
21に格納され、最上位ビットとその他のビットの時間
合わせが行われる。 【0031】この誤り検出訂正などの信号処理を終えた
ディジタル信号処理回路118の出力は、DAC119
でアナログ信号に変換して音声信号に戻し、多重伝送さ
れた音声信号の出力端子120に元の音声信号として得
る。 【0032】ここで、PCM音声信号の現存の一般テレ
ビ受信機における映像信号への妨害について述べる。映
像信号検波回路がcoswctで同期検波しているもの
についてはAの値(式(1)を参照)にかかわらずco
swctの係数のみ(すなわち映像信号のみ)が再生さ
れ妨害とはならない。また映像信号検波回路が包絡線検
波をしているものについてはAの値を1より下げること
で妨害を軽減できる。例えばAを0.1とすると、 【0033】 【数5】 【0034】となり、1に比べて0.005の信号(約
−46dB)が影響するが、映像信号の信号レベル対雑
音比(以下、SN比とよぶ)は40dB以上あれば一般
の視聴者が雑音を検知することはできず、実用上問題に
ならない。そのため、Aを0.1より下げれば、さらに
映像信号への影響は少なくなり、一般の視聴者が雑音に
わずらわされることはなくなる。 【0035】一方、映像信号からのPCM音声信号の検
波回路への妨害は、図1に示すように同期検波回路11
4で搬送波に直交した成分のみを復調することで排除で
きる。SN比について考えると、映像信号のSN比が4
0dBが実用レベルとすると、帯域幅がPCM音声信号
の伝送帯域幅1MHZに比べ約4倍であるから、PCM
音声のSN比は46dBとなるが、PCM音声信号の変
調レベルAを0.1とするとSN比は26dB程度とな
る。 【0036】一方、ディジタル信号のSN比とビットエ
ラーレートとの関係を一般的な2値信号で考えてと、S
N比が17.4dBでビットエラーレートが1×10-4
(一般的理論値)である。映像信号のSN比が40dB
の場合にはPCM音声信号のSN比は26dBであり、
ディジタル信号の伝送として実用上充分な値である。 【0037】ここで、最上位ビットは垂直帰線期間に多
重されているが、垂直帰線期間には映像情報は無く、同
期信号とバースト信号だけなので映像信号の変調度は低
く、スペクトラムはfc(とfcから色副搬送波周波数
fscだけ離れたところ)に集中しているので、同期検波
用搬送波の位相をきわめて安定に再生できるので、映像
信号のSN比が40dBより更に劣化しても、最上位ビ
ットは実用上充分な性能が保てるので、大きな音質劣化
とならない。 【0038】以上、本発明の実施例では、映像信号期間
以外の部分で伝送された基準となる信号としてPCM音
声信号の上位ビットなどについて説明してきたが、ディ
ジタル符号化されたデータの同期信号や識別信号などの
制御信号などディジタル符号化されたPCM音声信号な
どの多重信号を再生するに重要な信号であれば全て同様
に多重信号を安定に受信復調できる効果がある。 【0039】 【発明の効果】本発明によれば、映像信号で振幅変調す
る搬送波に、前記搬送波の直交成分にディジタル符号化
されたPCM音声信号で多重変調され、映像情報期間と
映像情報期間以外の期間で異なる内容の信号を多重伝送
され、その映像情報期間以外の期間に同期信号、制御信
号などの重要な基準となる信号などを多重伝送され、さ
らに、映像情報期間以外の期間では映像信号から多重信
号への妨害が少ないので、伝送された基準となる信号は
妨害を受けにくく信頼度が高いため、その基準となる信
号を基準として多重信号復調することで、多重信号の安
定な受信再生が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の構成図である。 【図2】伝送信号伝送装置の一例の構成図である。 【図3】図2の構成で得られた信号のスペクトラム図で
ある。 【図4】信号のスペクトラム図である。 【図5】信号のスペクトラム図である。 【符号の説明】 103…周波数変換回路、 104〜108…映像信号復調回路、 110,111…音声信号復調回路、 113…帯域通過フィルタ、 114…同期検波回路、 115…搬送波再生回路、 116…符号識別回路、 117…クロック再生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 章秀 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/025 - 7/088

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1の搬送波が映像信号で残留側波帯振幅変調さ
    れ、前記第1の搬送波と位相が+あるいは−90度異な
    る第2の搬送波が前記残留側波帯内の両側波帯を有する
    帯域内に基本信号帯域が存在するように、ディジタル化
    された音声信号などの多重信号と前記ディジタル化され
    た音声信号などの多重信号を受信再生するための基準と
    なる信号とが、それぞれ前記映像信号の映像情報期間と
    映像情報期間以外の期間とで時分割多重された伝送ディ
    ジタル符号化信号で搬送波抑圧振幅変調され、残留側波
    帯振幅変調された前記第1の搬送波と搬送波抑圧振幅変
    調された前記第2の搬送波とが合成され、さらに音声信
    号で周波数変調された前記第1の搬送波および前記第2
    の搬送波と周波数の異なる第3の搬送波が周波数.多重
    で合成されて伝送された多重化テレビジョン信号を受信
    して前記ディジタル化された音声信号などの多重信号を
    再生する伝送信号受信装置であって、 前記多重化テレビジョン信号を受信して復調用の中間周
    波数に変換する受信周波数変換手段と、 前記受信周波数変換手段の出力信号から前記映像信号を
    復調する映像信号復調手段と、 前記受信周波数変換手段の出力信号から時分割多重され
    た伝送ディジタル符号化信号で搬送波抑圧振幅変調され
    た前記第2の搬送波の基本信号帯域が存在する帯域を通
    過抽出する帯域通過フィルタ手段と、 前記帯域通過フィルタ手段あるいは前記中間周波数変換
    手段の出力信号から前記直交搬送波に変調されて伝送さ
    れた前記ディジタル化された音声信号などの多重信号を
    検波するための直交検波用搬送波を再生する搬送波再生
    手段と、 前記帯域通過フィルタ手段の出力信号を前記搬送波再生
    手段の出力信号で同期検波して前記直交搬送波に変調さ
    れて伝送された前記ディジタル化された音声信号などの
    多重信号を復調する同期検波手段と、 前記受信周波数変換手段あるいは前記映像信号復調手段
    のいずれか一方の手段の出力信号から周波数変調された
    前記音声信号を復調する音声復調手段と、 前記同期検波手段の出力信号から前記映像情報期間以外
    の期間で伝送された前記基準となる信号を抽出する基準
    信号分離手段と、 前記同期検波手段の出力信号から前記時分割多重された
    伝送ディジタル符号化信号を得、前記映像情報期間で伝
    送された前記ディジタル化された音声信号などの多重信
    号を前記基準信号分離手段の出力信号とによって再生す
    るディジタル多重化信号再生手段と、を設けたことを特
    徴とする伝送信号受信装置。 2.請求項1に記載の伝送信号受信装置において、前記
    映像情報期間以外の期間が前記映像信号の垂直帰線期間
    であり、前記基準信号分離手段として前記垂直帰線期間
    を基準に基準信号分離する垂直帰線期間基準信号分離手
    段を設けたことを特徴とする伝送信号受信装置。 3.請求項1または2に記載の伝送信号受信装置におい
    て、前記多重信号がディジタル化された音声信号であ
    り、前記ディジタル化された音声信号の内容と前記第3
    の搬送波を周波数変調する音声信号の内容とが同一の内
    容であり、前記ディジタル多重化信号再生手段と前記音
    声復調手段とのどちらか一方あるいは両方の手段を設け
    たことを特徴とする伝送信号受信装置。 4.請求項1ないし3のいずれかに記載の伝送信号受信
    装置において、前記多重信号が時間軸圧縮されたディジ
    タル化された音声信号であり、前記ディジタル多重化信
    号再生手段の出力である前記伝送ディジタル符号化信号
    を時間軸伸長する時間軸伸長手段をも設けたことを特徴
    とする伝送信号受信装置。 5.請求項1ないし4のいずれかに記載の伝送信号受信
    装置において、前記多重信号の伝送レートが前記映像信
    号の水平同期信号周波数の整数倍で伝送された信号であ
    り、前記映像信号復調手段の出力信号である前記映像信
    号を入力し基準として制御信号を再生して前記ディジタ
    ル多重化信号再生手段に出力する制御信号再生手段を設
    けたことを特徴とする伝送信号受信装置。 6.請求項1ないし5のいずれかに記載の伝送信号受信
    装置において、残留側波帯振幅変調された前記第1の搬
    送波と前記搬送波抑圧振幅変調された前記第2の搬送波
    との合成を、前記残留側波帯振幅変調された第1の搬送
    波の振幅の最大値に対して前記搬送波抑圧振幅変調され
    た第2の搬送波の振幅の最大値が0.1以下の比率で、
    かつ前記映像信号の映像情報期間と映像情報期間以外の
    期間とで前記搬送波抑圧振幅変調された第2の搬送波の
    振幅の最大値の比率が異なって合成されて伝送された信
    号であり、前記映像信号復調手段の出力信号である前記
    映像信号に応じて前記映像情報期間以外の期間と前記映
    像情報期間の信号を再生して前記基準信号分離手段と前
    記ディジタル多重化信号再生手段を制御することを特徴
    とする伝送信号受信装置。
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