JP2974866B2 - アブソーバントコアの安定性を改善した吸収性物品 - Google Patents

アブソーバントコアの安定性を改善した吸収性物品

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JP2974866B2
JP2974866B2 JP5030890A JP3089093A JP2974866B2 JP 2974866 B2 JP2974866 B2 JP 2974866B2 JP 5030890 A JP5030890 A JP 5030890A JP 3089093 A JP3089093 A JP 3089093A JP 2974866 B2 JP2974866 B2 JP 2974866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸収性物品に関し、詳し
くは生理用品、生理用ナプキンまたは吸収シート等に関
する。ここで用語「吸収性物品」とは体からの排出物を
吸収し保持する物品であって、さらに詳細には体から排
出された多様な排出物を吸収し保持するために着用者の
体に対向しまたは接近して配置される用品に関する。
【0002】
【従来の技術】体液例えばメンス、尿、排泄物などの吸
収を図るよう形成された様々な態様の吸収性物品はよく
知られるところである。一般に吸収性物品は液体透過性
のトップシート、液体不透過性のバックシート、さらに
トップシートとバックシートとの間に配置されたアブソ
ーバントコアを備える。着用者の体から排出された排出
物はトップシートを通過してアブソーバントコアに吸収
されかつ保持される。
【0003】こうした吸収性物品においては、着用者の
動きにより圧迫されてアブソーバントコアが拠れたり皺
がよったりするいわゆるバンチング(bunching)が発生
し、アブソーバントコアの広がりが実質的に狭められひ
いては吸収能力の低下を招致するという技術上の課題が
ある。そこで、従来よりアブソーバントコアのバンチン
グを防ぎコアを所期の形状に安定させる様々な構成が提
案されている。例えば、アブソーバントコアとバックシ
ートとを複数の平行線あるいは螺旋状に展開された接着
剤により接着した構成は種々のものが提案されている。
また、実開平4/83229号にはアブソーバントコア
の全体を不織布で囲み不織布をトップシートおよびバッ
クシートとの間の複数箇所で接合することでアブソーバ
ントコアからのトップシートの浮きあがりを防止する構
成が開示されている。この構成ではトップシートとアブ
ソーバントコアとが複数箇所の接合により所期のとおり
対面し、もって適切に排出物を吸収するというアブソー
バントコアの機能を実効ならしめる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アブソ
ーバントコアの厚みが大きい場合、これまでのように広
く展開した接着剤によりコアをバックシートに接着した
り、あるいはコアを複数箇所にてトップシートあるいは
バックシートに接合するだけでは、使用時のコアの「よ
れ」や「しわ」からコアの形状を所期のとおり保つこと
が困難であることが見いだされた。コアの表層の動きを
シートとの接合により規制したとしても、とりわけコア
の厚みが大きい場合にはコアに生じた変形が恒常的なも
のとなりいわゆるバンチングが発生することがある。
【0005】本発明はコアの厚みに拠らずつまりコアの
厚みの大きくも、使用中に圧迫等により発生するコアの
変形が恒常的なものとならずコアが所期の形状に戻る傾
向のあるアブソーバントコアの安定性を改善した吸収性
物品を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1項記載のアブソ
ーバントコアの安定性を改善した吸収性物品は、体側に
配置される液体透過性のトップシートと、液体不透過性
のバックシートと、前記トップシートおよび前記バック
シートの間に配置され人体からの液体排出物を吸収する
アブソーバントパッドとを備えた吸収性物品において、
さらに、アブソーバントコアの一対の対向する縁部を各
々包囲する包囲シートを備え、該包囲シートの少なくと
も一部に前記アブソーバントコアとともに該アブソーバ
ントコアの厚み方向に圧縮された圧縮部位を有し、該圧
縮部位において前記アブソーバントコアの厚み方向に浸
透した接着剤により前記アブソーバントコアが前記包囲
シートに接合されているとともに、該包囲シートが前記
トップシートおよび/または前記バックシートに接合さ
れていることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成を有する吸収性物品においては、トッ
プシートやバックシートが初期の形状に戻る際、圧縮部
位においてアブソーバントコアがコア内に浸透した接着
剤により包囲シートに接合されており包囲シート自体は
トップシート及び/またはバックシートに接合されるこ
とから、トップシートやバックシートの形状回復ととも
に包囲シートが初期位置に回復し、もってコア自体が形
状を回復することになる。上記構成ではアブソーバント
コアの縁部そのものを包囲シートを介してトップシート
あるいはバックシートに接合しコアの縁部の動きを規制
するから、アブソーバントコアの厚みに拠らずつまりコ
アの厚みが大きくとも、使用中圧迫等によりコアに生ず
る変形が恒常的なものとならずコアが所期の形状に戻る
傾向が発揮される。したがって、アブソーバントコアの
バンチングが減少しアブソーバントコアの安定性が改善
され、ひいては吸収機能が所期のとおり発揮される。
【0008】
【実施例】本発明のアブソーバントコアの安定性を改善
した吸収性物品の実施例として生理用ナプキンを説明す
る。
【0009】図1に本発明一実施例としての生理用ナプ
キンが示される。生理用ナプキンは液体透過性のトップ
シート1、液体不透過性のバックシート3、これらシー
トの間に介在され人体からの液体排出物を吸収するアブ
ソーバントコア5を備える。さらに、生理用ナプキンは
アブソーバントコア5の一対の対向する縁部この実施例
では長手の縁部7,9を各々包囲する包囲シート11,
13を備える。生理用ナプキンは実質的に長方形状を有
する。生理用ナプキンの長手の端部(外形状)は図1に
示す直線状に形成される以外にも、内側に湾曲した円弧
状をとり長手方向の中央部分が若干幅狭に形成されても
よい。ここで用語「長手(longitudinal)」とは一般に
生理用ナプキンが装着された際、立姿勢の体を左右に二
分する垂直線に揃う(例えば、ほぼ平行に)生理用ナプ
キンの平面上の線、軸、あるいは方向を言う。ここで使
用される用語「横断(transverse)」または「横(late
ral )」は置換可能であり、長手方向に一般に垂直な生
理用ナプキンの平面上の線、軸、あるいは方向を言う。
上記の主な構成要素以外にも、好ましい生理用ナプキン
としては付加的にトップシート1とバックシート3との
間に第2層として例えば不織布が配置されることがあ
る。さらに長手方向に液体排出物を搬送する液体搬送帯
がトップシート1あるいは不織布とアブソーバントコア
5との間に介在されることがある。
【0010】上記トップシート1、バックシート3、そ
してアブソーバントコア5はよく知られた多様な構成
(いわゆるチューブ型製品あるいはサイドフラップ(si
de flap )製品を含む)に組み立てられる。好ましい生
理用ナプキンの構成としては一般に1990年8月21
日にオズボーン(Osborn) に発行された米国特許4,9
50,264号の「Thin, Flexible Sanitary Napki
n」、1984年1月10日にデスマライス(DesMarais
)に発行された米国特許4,425,130号の「Com
pound Sanitary Napkin」、1982年3月30日にア
ール(Ahr )に発行された米国特許4,321,924
号の「Bordered Disposable Absorbent Article 」、1
987年8月18日にヴァン ティルバーグ(Van Tilbu
rg) に発行された米国特許4、687、478号の「Sh
aped Sanitary Napkins With Flaps」に開示される。こ
れら各特許は参照としてここに合体させ、その開示をも
って説明にかえる。
【0011】図1に示す好適な実施例としての生理用ナ
プキンはチューブ型である。トップシート1の素材はバ
ックシート3およびアブソーバントコア5を囲むチュー
ブ状に形成される。即ちトップシート1はアブソーバン
トコア5の周縁を越えて延出し、アブソーバントコア5
を取り囲む状態で内包するバックシート3に固着され
る。
【0012】さらに図示の好適な実施例において包囲シ
ート11,13は、バックシート3の長手の縁部がアブ
ソーバントコア5の長手の縁部7,9より延出しトップ
シート1側に回り込む延出部により構成される。包囲シ
ート11,13の少なくとも一部この実施例では長手方
向の中央部分にアブソーバントコア5とともにアブソー
バントコアの厚み方向に圧縮された圧縮部位15,17
が構成される。実施例の圧縮部位15,17は体側に面
するトップシート1を含んで構成される。
【0013】圧縮部位15,17は、アブソーバントコ
ア5が圧縮されコアの構成要素例えばファイバの間隙が
減少した部分である。圧縮部位15,17のコア5には
接着剤が浸透しコアのファイバが接着剤により相互に結
合される。このファイバの結合により圧縮部位15,1
7においてはコアの形態が崩れにくなる。さらに、接着
剤により圧縮部位15,17におけるアブソーバントコ
ア5と包囲シート11,13としてのバックシート3と
が接着される。実施例においては、包囲シート11,1
3を構成するバックシート3のうちでコアとの対向面に
接着剤が塗布されており、この接着剤により圧縮部位1
5,17のみならず長手の縁部全体に亘って包囲シート
11,13とアブソーバントコア5とが接着される。実
施例においては、さらに体側に配されるトップシート1
と、包囲シート11,13を構成するバックシート3と
が圧縮部位15,17において接合される。好適な実施
例では圧縮部位15,17において体側に配されるトッ
プシート1とバックシート3とが溶着される。さらに、
好ましい実施例では、図2の長手方向に切断した断面図
に示すように、圧縮部位15,17は凹凸形状に形成さ
れる。より好適な凹凸の実施例としては波形状に形成さ
れる。後述のごとく波形状を有する圧縮部位15,17
は金型により形成される。波形状の谷部19および山部
21に相当する部分は高く圧縮されており、この谷部1
9および山部21においてトップシート1と、包囲シー
ト11,13としてのバックシート3、さらにアブソー
バントコア5とが一体によく接合される。
【0014】さらに、バックシート3の包囲シート1
1,13を構成する部分は、チューブ型のトップシート
1の縁部に長手方向に亘って挟まれた状態でヒートシー
ル23,25により固定される。ヒートシール23,2
5は包囲シート11,13の固定のみに設けてもよい
が、チューブ型に見られる主に横漏れやトップシート1
の浮き上がり防止のためにトップシート1の長手方向の
縁部をヒートシールにより溶着するサイドシーム23,
25を利用して包囲シート11,13を固定する構成と
してもよい。
【0015】上記圧縮部位15,17は下記の諸条件を
満足する構成により得られる。圧縮部位15,17は様
々な圧縮手段、例えば金型、押圧ローラ等により圧縮加
工される。好適な実施例として金型を使用した場合につ
いて説明する。図3に好適な実施例の圧縮部位を得る金
型27,29を示す。この金型27,29は一対用意さ
れ、互いに歯31,33がかみ合う位置に対向させて配
置される。この一対の金型27,29は所定の温度に昇
温された状態で所定圧力にて所定時間、生理用ナプキン
の縁部を挟み込むのに使用される。実施例の圧縮部位1
5,17においては、体側に対面する側のトップシート
1、バックシート3が溶着されかつバックシート3の包
囲シート11,13を構成する部位であってアブソーバ
ントコアに対面する側にあらかじめ塗布した熱可塑性接
着剤がコア5内に浸透される。好適な実施例として後述
するトップシート1の融点は約71℃、バックシート3
の融点は約100℃である。こうした各素材の融点の制
約から、次述するように金型の最適温度範囲は約100
℃ないし約120℃に設定される。熱可塑性接着剤とし
ては好ましくは、上記の最適温度範囲においてアブソー
バントコア5に浸透する流動性が得られかつ接着剤が圧
縮部位15,17より他部位へ流れ出ない程度の粘度を
示すものが使用される。例えば、好適な熱可塑性接着剤
としては、温度100℃ないし120℃で粘度8600
0cps ないし15900cps を示す接着剤がある。こう
した条件を満足する熱可塑性接着剤としては、ニッタフ
ィンドレイ株式会社(大阪市中央区本町)より入手され
る製品番号H4031-01で特定されるものがある(図4にそ
の粘度−温度曲線を示す)。この熱可塑性接着剤は熱可
塑性共重合樹脂を主成分とし、色調は目立たない淡黄色
透明である。軟化点は81℃である。
【0016】以上説明した諸条件において圧縮工程を実
施するため、上記一対の金型27,29のうち、好まし
くは体側に面するトップシート側に配置される金型が昇
温される。この一方の金型は上記最適温度範囲つまり約
100℃ないし約120℃に昇温される。この温度にて
約8ないし約10秒間、6kg/m2 ないし8kg/m2
圧力で一対の金型がその歯型を噛み合わせた状態で、生
理用ナプキンの縁部における圧縮部位15,17を押圧
する。こうした押圧処理により、図2に示す波形状の断
面構造を有する圧縮部位が、生理用ナプキンの長手縁部
の中央部分に形成される。なお、上記処理において昇温
されない側の金型が接触するトップシートつまり体側に
配されない側つまり裏面に配されるトップシート(図1
符号1a)は、溶融しないためバックシート3に接合さ
れない。このようにトップシート1aがバックシート3
に接合されないことは、後述する固定手段としての粘着
剤層35の形成面積、塗布形状等の設計自由度が増すと
いう利点がある。
【0017】次に他の実施例を説明する。図5に示すよ
うにこの実施例においては、包囲シート51が第2トッ
プシート49としてトップシートとアブソーバントコア
との間に配置された不織布シート49により構成され
る。バックシート43はアブソーバントコア45より若
干大きい程度である。包囲シート51は、上記不織布シ
ート49の縁部が延出しバックシート43とアブソーバ
ントコア45との間に周り込む延出部により構成され
る。不織布シートの延出部はトップシート41および/
またはバックシート43の縁部に接合される。実施例で
は図1に示した実施例と同様にトップシート41のサイ
ドシーム59,61部分に挟まれ接合される。こうした
接合を施すための不織布には熱溶着性のある素材が好ま
しく使用される。
【0018】なお、上記構成においては、トップシート
1,41ならびにバックシート3,43は当該技術分野
において公知の固定手段によりアブソーバントコア5,
45に固定される。例えばバックシート3,43および
/またはトップシート1,41は、均一な連続した接着
剤の層、あるいは所定模様に形づくられた接着剤の層、
あるいは接着剤の独立したラインの並び、スパイラル、
スポット状に適用する接着剤により相互に接合すること
ができる。こうした用途に満足できる接着剤としてはH.
B.フューラーカンパニー(H.B.Fuller Company; St. Pa
ul, Minnesota)により指定番号HLー1258あるいはH ー2
031のもとで製造されるものがある。固定手段は好まし
くは、1986年3月4日にミネトラ(Minetola)等に発
行された米国特許4,573,986「Disposable Was
te-Conainment Garment 」に記載の接着剤のフィラメン
ト(filaments) の開放パターンネットワークが好ましく
は使用される。この特許は参照文献としてここに合体さ
れ、その説明を省略する。典型的な接合手段としての接
着剤のフィラメント(filaments) の開放パターンネット
ワークは、1975年10月7日にスプレージ(Spragu
e. Jr.) に発行された米国特許3,911,173号、
さらに1978年11月22日にゼイカー(Ziecker)等
に発行された米国特許4,785,996号、あるいは
1989年6月27日にウレニクツ(Werenicz) に発行
された米国特許4,842,666号に開示されてい
る、複数列の接着剤のフィラメントがスパイラルパター
ンに巻かれている物がある。上記の米国特許はここに参
照として合体され、その開示をもって説明にかえる。代
替的な固定手段としては、熱接合、加圧接合(pressure
bonds)、超音波接合、機械的接合(dynamic mechanic
al bonds)、あるいは適当な他の固定手段、さらにはこ
れら当該技術分野において知られた固定手段の組み合わ
せが挙げられる。
【0019】トップシート1,41は柔軟で、ソフトな
使用感があり、着用者の皮膚に対する刺激性がないもの
である。また、トップシート1,41は液体(例えばメ
ンスおよび/または尿)がトップシート1,41の厚み
を簡単に透過する液体透過性を有する。好適なトップシ
ートは幅の広い範囲の材料の中から製造することがで
き、例えばその材料として、織布や不織布材料、開口熱
可塑性プラスティックフィルム(apertured formed the
rmoplastic films)、開口プラスティックフィルム(ap
ertured plastic films )、そしてハイドロフォームド
(hydroformed )熱可塑性プラスティックフィルム、多
穴フォーム(porous foams)、網状フォーム(reticula
ted foams )、網状熱可塑性プラスティックフィルム
(reticulated thermoplastic films )、そして熱可塑
性プラスティック布(thermoplasticscrims)が挙げら
れる。適当な織布や不織布材料としては天然繊維(例え
ばウッド(wood)またはコットン繊維(cotton fibers
)、合成繊維(例えばポリメリック繊維(polymeric f
ibers)つまりポリエステル、ポリプロピレン、または
ポリエチレン繊維)、あるいは天然繊維と合成繊維の組
み合わせが挙げられる。好ましいトップシートは、開口
成型フィルム(apertured formed film )を備える。開
口成型フィルムは、トップシートとして好まれるが、こ
れは開口成型フィルムが体の排出物の透過性があり、し
かも吸収性がなく、液体が逆戻りし着用者の肌を再び濡
らす(rewet )という傾向を減少させるからである。し
たがって、成型フィルムによれば使用者の体に接触する
表面が乾燥状態に維持され、これによって体の汚れが減
少され、使用者にとってより快適な使用感がつくりださ
れる。このましい成型フィルムは、1975年12月3
0日にトンプソン(Thompson)に発行された米国特許
3,929,135号「Absorbtive Structures Having
Tapered Capillaries」、1982年4月13日にミュ
ラン(Mullane )等に発行された米国特許4,324,
426号「Disposable Absorbent Article HavingA Sta
in-Resistant Topsheet」、1982年8月3日にラデ
ル(Radel) 等に発行された米国特許4,342,314
号「Resilient Plastic Web Exhibiting Fiber-Like Pr
operties」、1984年7月31日にアール(Ahr) 等に
発行された米国特許4,463,045号「Macroscopi
cally Expanded Three-Dimentional Plastic Web Exhib
iting Non-Glossy Visible Surface and Cloth-Like Ta
ctileImpression」、そして1991年4月9日にバー
ド(Baird )に発行された米国特許5,006,394
号「Multilayer Polymeric Film 」が挙げられる。これ
らの特許はいずれも参照文献として合体させ、その開示
をもって説明にかえる。本発明のための好ましいトップ
シートとしては上記特許の一つまたはそれ以上に開示さ
れている成型フィルムであって、ザ プロクター &
ギャンブル カンパニー(シンシナティ、オハイオ)に
より製造される生理用ナプキンの「ドライウイーブ(Dr
i-Weave)」として売られるものがある。その融点は既述
したように約71℃である。
【0020】加えて、本考案の好適な実施例では、トッ
プシートとしての成型フィルムの少なくとも使用者の体
に向く面が親水性を示しており、表面が親水性でないの
に比べ、トップシートにおける液体の透過を速め、メン
ス(menstrual fluids)がアブソーバントコアに吸収さ
れるよりもトップシートを伝ってしまうおそれを減少さ
せる。好適な実施例では、親水性付与のための表面活性
剤はトップシートとしての成型フィルムのポリメリック
材料(polymeric material)に、例えばアジツ(Aziz)
等により1991年11月19日に出願された米国特許
シリアル番号07/794,745号「Absorbent Arti
cle Having A Nonwoven and AperturedFilm Covershee
t」に開示されているごとく処理される。この特許出願
は参照文献としてここに合体される。代替的に、トップ
シートの人体側表面は、ここに参照文献として合体され
る先に参照したオズボーンに発行された米国特許4,9
50,254号に開示されているごとく表面活性剤の処
理により親水性に施されてもよい。
【0021】バックシート3,43は液体(例えばメン
スおよび/または尿)に対して不透過性であり好ましく
は薄いプラスティックフィルムから製造されるが、さら
には他のフレキシブル(flexible) な液体不透過性の材
料も使用することができる。ここで使用される用語「フ
レキシブル」は柔軟で、一般的な形状や人間の体の輪郭
に容易に対応しやすい材料を意味する。バックシートは
さらに、アブソーバントコアに吸収され保持された排出
物が生理用ナプキンに接触している用品すなわちパンツ
やパジャマ、下着を濡らすのを防ぐ。バックシートはあ
るいは織布あるいは不織布材料、ポリメリックフィルム
(polymeric films )例えばポリエチレンやポリプロピ
レンの熱可塑性フィルム、あるいは複合(composite )
材料例えばフィルムがコートされた不織布材料(filmー
coated nonwoven material)から構成される。好ましく
は、バックシートはポリエチレンフィルムで厚みが約0.
012mm(0.5mil) から約 0.051mm(2.0mil)のものである。
こうした目的で使用される公知のいかなる材料もこれに
利用可能である。バックシートに使用される典型的なポ
リエチレンフィルムとしてはクロパイコーポレーション
(Clopay Corporation; Cincinnati, Ohio, the U.S.
A.)により製造される指定番号P18 ー0401で特定される
もの、またエチルコーポレーション(Ethyl Corporatio
n; Visqueen Division, of Terra Haute, Indiana, the
U.S.A. )により製造される指定番号XPー39385 で特定
されるものがある。バックシートはエンボスおよび/ま
たは艶消し仕上げのより生地に近い外観を持つものが好
ましい。バックシートは、液体の排出物が通過するのを
妨げながらもアブソーバントコアから気体成分(vapor
s)が逃げるのを許す(即ち呼吸可能な(breathable) )
構成が好まれる。このバックシート3の融点は既述した
ように約100℃である。
【0022】アブソーバントコア5,45は液体(例え
ばメンスおよび/または尿)を吸収しあるいは保持する
能力のあるいかなる吸収手段も含まれる。上述したよう
に、アブソーバントコアは多様な大きさと形状(例えば
長方形、卵形状、砂時計(hourglass )、ドックボーン
(dog bone)、非対称形状など)により製造される。ま
たアブソーバントコアは生理用ナプキンや他の吸収性物
品に通常使用される多様な液体吸収材料、例えば通常エ
アーフェルトとして参照される粉砕パルプなどにより製
造される。他の好適な吸収性材料の例としては、クレー
プトセルロースウエディング(creped cellulose waddi
ng) 、コフォーム(coform)を含むメルトブロウポリマ
ー(meltblown polymers)、化学的に硬化させ変質され
た、あるいはクロスリンクされたセルローシックファイ
バ(cellulosic fibers )、合成繊維例えばクリンプト
ポリエステルファイバ(crimped polyester fibers)、
ピートモス(peat moss )、ティッシュラミネート(ti
ssue laminates)およびティッシュラップ(tissue wra
ps)を含むティッシュ、アブソーバントフォーム(abso
rbent foams)、アブソーバントスポンジ(absorbent spo
nges) 、スーパーアブソーバントポリマー(superabsor
bent polymers )、アブソーバントジェリングマテリア
ル(absorbent gelling material) 、あるいは他の同等
な材料、さらにはこれらの組み合わせ、これらの混合が
挙げられる。アブソーバントコアの形状や構成は多様な
形態をとることができる。例えば、アブソーバントコア
は様々な厚みの領域(例えば中央部分で厚くなるように
輪郭形成された)や、親水性の勾配、超吸収性の勾配、
あるいは低密度で低い平均基本重量の吸収領域、あるい
は一または複数の層あるいは構造をもつことができる。
アブソーバントコアの全体の吸収容量は、吸収性物品の
使用意図と吸収量の設計に合わせられる。さらに、アブ
ソーバントコアの吸収容量と大きさは使用形態の相違、
つまり失禁パッド、パンティライナー、通常の生理用ナ
プキン、夜用の生理用ナプキン等に適合するように様々
に構成される。本実施例では厚みの比較的大きいコアで
あっても有効である。
【0023】好適な本発明のアブソーバントコアとして
使用する吸収構造は、1990年8月21日にオズボー
ン(Osborn) に発行された米国特許「Thin, Flexible S
anitary Napkin」、1986年9月9日にウエイズマン
(Weisman)らに発行された米国特許4,610,678
「High-Density Absorbent Structure」、1989年5
月30日にアルマニー(Alemany)らに発行された米国特
許4,834,735「High Density Absorbent Membe
rs Having Lower Density and Lower Basis Weight Aqu
isition Zones 」、さらに1986年にデュンク(Duen
k )らの名においてザプロクター & ギャンブル カ
ンパニーに発刊されたヨーロッパ特許出願番号0,19
8,683が挙げられる。これら各特許は参照文献とし
てここに合体され、その開示をもって説明にかえる。
【0024】以上説明した生理用ナプキンは使用状態に
おいては、こうした目的でよく知られる図示しない固定
手段あるいは支持手段により所定箇所に保持される。好
ましくは、生理用ナプキンは使用者の下着あるいはパン
ティに配置され粘着剤などの固定手段により固定され
る。粘着剤は生理用ナプキンをパンティのクロッチ部分
に固定する手段を提供する。したがって、吸収性物品の
下着側表面の一部または全部に粘着剤が塗布される。図
2の断面図に示すように、この好適な実施例において
は、粘着剤層35の形成面積は公知の塗布面積に比較し
て広く、生理用ナプキンが実質的に長方形状であること
に鑑みて略長方形状にトップシート1aの全体に形成さ
れる。公知のこうした目的に使用されるあらゆる粘着剤
や糊がここでの粘着剤として使用することができるが、
プレッシャーセンシティブアドヒシブ(pressureーsens
itive adhesives )が好まれる。適当な粘着剤として
は、センチュリーアドヒシブコーポレーション(Centur
y Adhesives Corporation; Columbus, Ohio )によるCe
ntury A ー305 ーIVや、ナショナルスターチアンドケミ
カルカンパニー(National Starch and Chemical Compa
ny; Bridgewater, New Jersey, the U.S.A. )によるIn
stant Lock 34 ー2823 がある。好適なアドヒシブファ
スナーはまた米国特許4,917,697号に開示され
ている。生理用ナプキンが使用に供される前には、プレ
ッシャーセンシティブアドヒシブは通常除去可能なリリ
ースライナー37により覆われており、これにより使用
前に粘着剤が乾いたり、パンティのクロッチ部以外に接
着するのを防ぐ。好ましいリリースライナーは上記参照
文献米国特許4,917,697号に開示されている。
入手可能なリリースライナーであってこうした目的に使
用されるものはいかなるものでもここで使用可能であ
る。リリースライナーの限定されない一例としては、ア
クロシル(Akrosil Corporation; Menasha, Wisconsin,
the U.S.A. )により製造されBL30MGーA Silox E1/
0、あるいはBL30MGーA, Silox 4R/0で特定されるリ
リース紙である。本発明の生理用ナプキンはリリースラ
イナーを除去しその後生理用ナプキンをパンティに配置
することで粘着剤をパンティに接触させる。粘着剤は使
用中生理用ナプキンがパンティの所定位置に保持される
よう補助する。粘着剤は広くバックシートの裏面に塗布
されているので、生理用ナプキンが全体にわたってパン
ティに固定される。したがって生理用ナプキンが使用中
によれるおそれがない。
【0025】本発明の他の好ましい実施例として、生理
用ナプキンはさらに一対のフラップ(図示せず)を備え
ることもある。各フラップはアブソーバントコアの側端
部に沿って位置する連結部(Juncture) の線の近傍から
横方向に延びる。フラップ(あるいはウイング)は使用
者のパンティのクロッチ部分の端部において折り返すよ
う形成されており、フラップはパンティのクロッチ部端
部および大たい部の間に配置される。フラップは少なく
とも2つの目的により提供される。第1にフラップは、
とりわけパンティの端部において2重のバリアを構成す
ることでメンスによる着用者およびパンティへの汚れを
防ぐのを補助する。第2にフラップには好ましくは下着
側表面に固定手段が設けられ、これによってフラップは
パンティの下に折り返されるとパンティ側に向く面が下
着に固定される。このようにすれば、フラップにより生
理用ナプキンがパンティの適切な位置に保持される。フ
ラップはトップシート、バックシート、あるいはこれら
を組み合わせたものと同様な材料を含む様々な材料から
構成することができる。さらに、フラップは主ボディー
部に取付けられた別個の単一の要素、さらにはトップシ
ートとバックシートとの延長部分(即ち統合されたフラ
ップ)から構成することもできる。本発明の生理用ナプ
キンに使用可能なあるいは適したフラップを有する多く
の生理用ナプキンは、1987年8月18日にヴァン
ティルバーグ(Van Tilburg) に発行された米国特許4,
687,478号「Shaped Sanitary Napkins With Fla
ps」、1986年5月20日にヴァン ティルバーグ(V
an Tilburg) に発行された米国特許4,589,876
「Sanitary Napkins 」、また1986年8月26日に
マッティングリー(Mattingly)に発行された米国特許
4,608,047号「Sanitary Napkin Attachment M
eans」に開示されている。各特許はここに参照文献とし
て合体させ、その開示をもって説明にかえる。
【0026】以上本発明の各実施例について図示し説明
したが、本発明の範囲および精神を逸脱しない範囲にお
いて、当業者により種々の他の変形や修正が行われるこ
とは明らかである。したがって、添付された請求の範囲
にそうした変形や修正は包含され本考案の主旨の範囲内
である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の吸収性物品
によれば、着用者の動きにより圧迫されてアブソーバン
トコアが拠れたり皺がよったりするいわゆるバンチング
(bunching)が発生したとしてもトップシート及び/ま
たはバックシートが所期の形状に戻る際、アブソーバン
トコアの対向する縁部つまり包囲シートに包囲されかつ
各要素が一体化された圧縮部位がトップシートやバック
シート共々所期の形状に回復する傾向を示すから、アブ
ソーバントコアの厚みによらずつまりアブソーバントコ
アの厚みが大きくとも、アブソーバントコアのバンチン
グが減少し、アブソーバントコアの安定性が改善され、
吸収機能が所期のとおり発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例としての生理用ナプキンであっ
て一部切り欠きにより内部構造を示した斜視図。
【図2】図1に示される生理用ナプキンの圧縮部位にお
ける断面図。
【図3】圧縮部位の形成にかかる金型の側面図。
【図4】図1に示される生理用ナプキンに使用される熱
可塑性接着剤にかかる粘度−温度特性曲線図。
【図5】本発明他の実施例としての生理用ナプキンであ
って一部切り欠きにより内部構造を示した断面図。
【符号の説明】
1 トップシート 3 バックシート 5 アブソーバントコア 11,13 包囲シート 15,17 圧縮部位 23,25 ヒートシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 592043805 ONE PROCTER & GANB LE PLAZA,CINCINNAT I,OHIO,UNITED STAT ES OF AMERICA (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 13/15 A61F 5/44

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体側に配置される液体透過性のトップシー
    トと、液体不透過性のバックシートと、前記トップシー
    トおよび前記バックシートの間に配置され人体からの液
    体排出物を吸収するアブソーバントパッドとを備えた吸
    収性物品において、 さらに、 アブソーバントコアの一対の対向する縁部を各々包囲す
    る包囲シートを備え、 該包囲シートの少なくとも一部に前記アブソーバントコ
    アとともに該アブソーバントコアの厚み方向に圧縮され
    た圧縮部位を有し、 該圧縮部位において前記アブソーバントコアの厚み方向
    に浸透した接着剤により前記アブソーバントコアが前記
    包囲シートに接合されているとともに、該包囲シートが
    前記トップシートおよび/または前記バックシートに接
    合されていることを特徴とするアブソーバントコアの安
    定性を改善した吸収性物品。
  2. 【請求項2】前記バックシートの縁部が前記アブソーバ
    ントコアの縁部より延出し前記トップシート側に周り込
    む延出部により前記包囲シートが構成されており、該延
    出部が前記トップシートの縁部に接合されていることを
    特徴とする請求項1項記載のアブソーバントコアの安定
    性を改善した吸収性物品。
  3. 【請求項3】前記トップシートと前記アブソーバントコ
    アとの間にさらに第2トップシートとしての不織布シー
    トを備え、該不織布シートの縁部が延出し前記バックシ
    ート側に周り込む延出部により前記包囲シートが構成さ
    れており、前記延出部が前記トップシートおよび/また
    は前記バックシートの縁部に接合されていることを特徴
    とする請求項1項記載のアブソーバントコアの安定性を
    改善した吸収性物品。
  4. 【請求項4】請求項1項ないし3項記載の吸収性物品に
    おいて、前記接着剤が熱可塑性接着剤であることを特徴
    とする吸収性物品。
  5. 【請求項5】請求項4項記載の吸収性物品において、前
    記トップシートおよび/または前記バックシートならび
    に前記包囲シートが相互に溶着するシート材より構成さ
    れ、前記トップシートおよび/または前記バックシート
    と包囲シートとが溶着されていることを特徴とするアブ
    ソーバントコアの安定性を改善した吸収性物品。
  6. 【請求項6】前記圧縮部分が繰り返された凹凸形状を有
    することを特徴とする請求項1項ないし5項記載のアブ
    ソーバントコアの安定性を改善した吸収性物品。
  7. 【請求項7】請求項1項ないし6項記載の吸収性物品に
    おいて、吸収性物品が実質上長方形状の吸収性本体を備
    える生理用ナプキンであって、前記アブソーバントコア
    の対向する縁部が前記長方形状を構成する長手縁部であ
    りかつ該長手縁部の略中央部分において前記圧縮部位が
    構成されていることを特徴とする吸収性物品。
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