JP2972639B2 - 移動体通信システムおよびその移動体通信方法 - Google Patents
移動体通信システムおよびその移動体通信方法Info
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Description
およびその移動体通信方法に関する。
基地局装置には、公衆電話網に接続されて、アンテナ、
送信部、受信部および制御部が設けられており、また対
応する移動局装置においても、同様にアンテナ、送信
部、受信部、制御部、送話部および受話部等が設けられ
て、基地局装置を介して、一般の公衆電話網と移動局装
置との間、または移動局装置間において交信が交わされ
ている。この移動体通信システムは、近年急速に普及拡
大化されており、その利用者の急増に伴ない、交信時に
際して、不特定位置に所在する多数の利用者の携帯電話
器、即ち不特定多数の移動局装置の送信部/アンテナよ
り送信出力される電磁波が、他の電子機器に侵入するこ
とに起因する電磁波障害が問題となっている。即ち、不
特定多数の移動局装置のアンテナより放射される電磁波
は、移動局通信回線には無関係の他の電子機器に侵入し
て、当該電子機器の正常動作を妨害し、異常動作または
そのシステム機能を停止させる惧れがあり、また実際
に、電磁波障害による社会的な問題点について報道関係
においても喧伝されている。
て、従来は、上記の電磁波障害による問題点に対処する
手段として、電磁波雑音の発生を抑制したいゾーンをサ
ポートする基地局装置に対しては、当該基地局装置を識
別するための基地局識別符号(以下、基地局IDと略称
する)として、“送信停止”命令および“送信出力抑
制”命令等の送信制御命令を、交信時の通信信号に付加
して送信出力する手段が設けられており、対応する移動
局装置内には、基地局装置より送信出力される当該送信
制御命令を受信して当該命令内容を判断する手段と、当
該送信制御命令に応じて送信出力を制御する手段が併せ
て備えられている。
して、図5に示される基地局配置においては、基地局
A、基地局B、基地局C、基地局D、基地局E、基地局
F、基地局G、基地局H、基地局I、基地局J、基地局
K、基地局L、基地局M、基地局N、基地局O、基地局
P、基地局Q、基地局R、基地局S、基地局T、基地局
U、基地局Vおよび基地局Wの各基地局装置によって、
それぞれ個別の各サービスエリア相互間に不感帯が生じ
ないように、移動体通信システムの全体サービスエリア
が形成されているが、例えば基地局Aによるサービスエ
リア内に医療機関が存在するような場合には、当該医療
機関において稼働中の電子機器に対する電磁波障害を防
止するために、基地局Aの送信可能ゾーン内に位置する
移動局からの送信を全て停止させることが必要不可欠な
運用条件となる。このように、該当する移動局からの送
信を停止させる場合には、従来の移動体通信システムに
おいては、基地局Aの基地局IDとして“送信停止”命
令を交信時の通信信号に付加し、当該送信制御命令を対
応する移動局装置に対して送信することにより、各移動
局装置の送信を停止させるという方法が採られている。
上記の従来の送信制御方法は、移動局において通信先を
選択して送信を開始する前、および移動局において切替
先基地局を選択するハンドオーバー時の送信開始前にお
いては、必ず基地局装置から送られてくる前記基地局I
Dを受信することが、交信手順上の必要条件となってい
ることを利用した方法であり、この方法によれば、基地
局装置より移動局装置に対し、前記送信制御命令を確実
に伝達することが可能となる。
されるサービスエリアの基地局装置より、送信制御命令
として、基地IDに“送信停止”命令を付加されている
場合の、従来の移動体通信方法における、移動局装置に
よる送信開始手順のフローチャートを示す図である。図
6において、移動局においては、まず全ての周波数の搬
送波信号を検索して、最大限認識することのできる全て
の基地局IDを受信する(ステップ61)。次いで、受
信された基地局IDの内に、一つでも“送信停止”命令
を含むIDが存在するか否かが判定される(ステップ6
2)。ステップ62における判定結果として、“送信停
止”命令を含むIDが存在しない場合には、現在時点に
おいては、移動局が位置するゾーンに対しては送信規制
が行われていないものと判断され、これにより移動局装
置からの送信は随時可能の状態となり、通常動作状態に
移行する(ステップ63)。また、ステップ62におけ
る判定結果として、“送信停止”命令を含むIDが一つ
でも存在する場合には、現在、移動局が位置するゾーン
に対しては送信規制が行われているものと判断され、こ
れにより移動局装置からの送信は停止状態として規制さ
れ、受信動作のみが行われる(ステップ64)。なお、
図6の送信手順は、移動局が通信先基地局を選択して送
信を開始する前、および移動局において切替先基地局を
選択するハンドオーバー時の送信開始前には必ず実行さ
れる。
ば、図5における基地局Aのサービスエリアを除く、他
の基地局A〜基地局Vを含む各基地局に対応するサービ
スエリア内において通話を開始した移動局が、通話をし
ながら移動して、基地局Aのサービスエリア内に入って
きた場合には、当該基地局Aからの“送信停止”命令を
含む基地局IDを受信することになり、無条件に、通話
中の送信を即時に停止せざるを得ないことになる。この
ことにより、利用者の通話利用に対する配慮なしに突然
に通話切断が実施されてしまうという問題を生じる。こ
のような問題点の解決策としては、例えば、従来技術の
圏外警告情報伝達手段を応用することにより、実現する
ことができるものと考えられるが、実際には、当該圏外
警告情報伝達手段の機能としては、本来、小ゾーン方式
の移動体通信システムにおいて、移動通話中の移動局装
置利用者が、無意識にサポートエリア圏外に出てしま
い、通話が突然に切断されてしまうことを未然に防止す
ることにあり、このための手法として、サポートエリア
最外周に位置する全基地局には、通話チャネル上の信号
を用いて圏外警告情報を送信する手段が備えられてお
り、前記最外周基地局のサービスエリア内に位置する移
動通話中の利用者に対して圏外警告情報が送信されて、
移動による通話断が防止されるようにしている。
において使用されるチャネルとしては、システム情報、
各制御信号および着信情報等の信号に対して各移動局共
通に使用する制御チャネルと、主に通話時に各移動局ご
とに割当てて使用する通話チャネルとが存在している。
また、着呼待ち受け時には、移動局においては電池の消
耗を抑えるために、各移動局ごとに決められているタイ
ミングで、基地局から送信されてくる制御チャネル上の
着呼信号を一定時間ごとに受信し、着呼があるか否かを
監視している。従って、着呼があった時においてのみ、
制御チャネル上の機能を使用して、通話チャネルに移行
して通話が行われている。従って、図5に示されるサー
ビスエリアにより形成される従来の移動体通信システム
に対応して、上記の圏外警告情報伝達手段の機能を用い
て、“圏外警告”の代わりに、送信停止ゾーンの周囲の
基地局に“送信停止警告”を送信する手段を持たせる場
合には、対応する移動局においては通話チャネル上の
“送信停止警告”情報が受信されて警告音が発生される
ことになる。図7は、その際における移動局装置におけ
る動作手順を示すフローチャートである。
信先基地局が選択され、当該基地局の基地局IDが受信
される(ステップ71)。次いで、動作が通話チャネル
に移行し、これにより、制御チャネル上において通話チ
ャネル確立要求信号が基地局に送信されて、制御チャネ
ルの機能を用いて通話チャネルに移行し(ステップ7
2)、通話チャネルが確立される(ステップ73)。移
動局装置においては、通話チャネル確立後において通話
チャネル上の信号の受信が開始され(ステップ74)、
同時に前記信号に音声信号以外に警告情報が含まれてい
ないか否かが判定されて(ステップ75)、当該警告情
報が含まれていない場合には、再度ステップ75に戻
り、警告情報の有無に対する監視が継続して行われる。
また、ステップ75の判定結果において、前記警告情報
が含まれている場合には、当該警告情報の表示または警
告音の発生が行われて、警告情報が移動局装置利用者に
伝達されるとともに(ステップ76)、通常の通話状態
に戻る(ステップ77)。
には、通話中の移動局に対し前記警告情報を知らせるこ
とを前提としているために、当該従来技術の応用による
上記手法においては、移動局において既に通話中である
場合には問題はないが、当該移動局が着信待ち受け状態
にある時には、警告情報を受信することができないとい
う問題が生じる。この問題は、前記圏外情報伝達手段に
関する従来技術そのものの欠陥に起因している。即ち、
一般的に、着信待ち状態にある移動局装置においては、
一定時間ごとに必要な制御チャネル上の信号(各制御情
報、システム情報および着信情報等)を間欠受信するこ
とにより、着呼確認(待ち受け)が行われて電池の消耗
が防止されている。従って、通話チャネル上の信号を監
視することができず、通話チャネル上の信号として送信
される警告情報を受信することは不可能になるという問
題が介在している。
通信システムおよびその移動体通信方法においては、送
信停止サービスェリアにおける移動局装置の送信を停止
させるために、当該送信禁止ゾーンの基地局装置の基地
局IDに“送信停止”命令を附加して、送信停止ゾーン
を設定する手法が有効な手段として用いられている。し
かしながら、当該従来技術は、同時に、通話中の移動局
装置利用者が送信停止ゾーンに入ってきた場合には、無
条件に即時に当該通話交信が停止される可能性が高いと
いう移動体通信システム利用上の欠点がある。
て、従来用いられている圏外警告情報伝達手段の機能を
用いて、“圏外警告”の代わりに、送信停止ゾーンの周
囲の基地局に“送信停止警告”を送信する手段を持たせ
る場合には、対応する移動局が着信待ち受け状態にある
時には、警告情報を受信することができないという欠点
がある。
の移動体通信方法においては、基地局IDに含まれる
“送信停止”命令を監視するとともに、送信停止ゾーン
内においては即時送信停止になるという“送信停止”命
令による弊害を防止するための警告情報については、通
話チャネルを介して監視することが求められるという、
チャネル有効利用面に対して非効率的な制御機能に依存
せざるを得ないという欠点がある。
周囲の基地局より、制御情報として“送信停止警告”情
報を基地局IDに含めて送信することにより、移動局の
利用者が送信禁止サービスエリアに入る前に事前に警告
する、あるいは、移動局の利用者が通信可能圏外に移動
することを事前に警告することにより、移動局利用者が
通信不通状態に陥らないように未然に防止することを主
眼とする移動体通信システムおよびその移動体通信方法
を提供することにある。また本発明の別の目的は、送信
禁止サービスエリア内においても、送信出力のみを停止
し、移動局の電源はオンのままにしておくことにより、
自局の在圏するサービスエリアの通信規制情報などを常
に受信可能にして、電源をオン・オフする煩雑さのない
移動体通信システムおよびその移動体通信方法を提供す
ることにある。
信システムは、それぞれ定められた個別のサービスエリ
アを有する複数の基地局と、当該複数の基地局を任意に
選択して通信を行う不特定多数の移動局とを含んで形成
される移動体通信システムにおいて、前記移動体通信シ
ステムにおける全体サービスエリアが、送信禁止ゾーン
として規定される少なくとも1つ以上の送信禁止サービ
スエリアと、当該送信禁止サービスエリアの外周に接し
て配置され、送信禁止警告ゾーンとして規定される複数
の送信禁止警告サービスエリアと、その他の複数の個別
サービスエリアとに区分されており、前記送信禁止サー
ビスエリアの基地局は、そのサービスエリアに在圏する
移動局装置の送信出力のみを停止させる制御情報を該移
動局に伝達する送信出力制御命令手段を備え、前記送信
禁止警告サービスエリアの基地局は、送信禁止ゾーンが
近いことを示す制御情報をそのサービスエリアに在圏す
る移動局に伝達する送信禁止警告手段を備えることを特
徴としている。
ムにおいて、前記送信禁止制御命令手段としては、制御
情報として“送信停止”命令を含む少なくとも1つの基
地局識別符号を生成して送信出力する機能を含み、前記
送信禁止警告手段は、制御情報として“送信停止警告”
情報を含む少なくとも1つの基地局識別符号を生成して
送信出力する機能を含むようにしてもよく、或はまた、
前記送信禁止制御命令手段としては、制御情報として
“送信停止”命令を含む少なくとも1つの基地局識別符
号を含む少なくとも1つのフレームを形成して送信出力
する機能を含み、前記送信禁止警告手段は、制御情報と
して“送信禁止警告”情報を含む少なくとも1つの基地
局識別符号を含む少なくとも1つのフレームを形成して
送信出力する機能を含むようにしてもよい。
れぞれ定められた個別のサービスエリアを有する複数の
基地局と、当該複数の基地局を任意に選択して通信を行
う不特定多数の移動局とを含んで形成される移動体通信
システムにおいて、前記移動体通信システムにおける全
体サービスエリアの外周に、それぞれ警告ゾーンとして
規定される複数の圏外警告サービスエリアを配置し、前
記圏外警告サービスエリアの基地局には、それぞれ対応
する移動局が前記全体サービスエリアの圏外に近いこと
を、当該移動局装置利用者に伝達する圏外警告手段を備
えることを特徴としている。
警告手段は、制御情報として“圏外警告”情報を含む少
なくとも1つの基地局識別符号を生成して送信出力する
機能を含むようにしてもよく、或はまた、前記圏外警告
手段は、制御情報として“圏外警告”情報を含む少なく
とも1つの基地局識別符号を含む少なくとも1つのフレ
ームを形成して送信出力する機能を含むようにしてもよ
い。
れ定められた個別のサービスエリアを有する複数の基地
局を介して、不特定多数の移動局間または当該移動局と
公衆電話網との間において行われる移動体通信方法にお
いて、移動局が通信先基地局を選択して送信を開始する
前、または切替先基地局を選択するハンドオーバー時の
送信開始前に、移動局が実行する送信開始手順として、
前記移動体通信システムにおける全体サービスエリア内
の全ての基地局より送信出力される信号の周波数を検索
し、検索により認識することのできる各基地局の基地局
識別符号を受信する第1のステップと、受信した基地局
識別符号の内に、制御情報として“送信停止”命令を含
む基地局識別符号が存在するか否かを判定する第2のス
テップと、前記第2のステップにおいて、“送信停止”
命令を含む基地局識別符号が存在しない場合には、自局
の在圏するサービスエリアが、送信出力を禁止する送信
禁止サービスエリアではないものとして処理する第3の
ステップと、前記第2のステップにおいて、制御情報と
して“送信停止”命令を含む基地局識別符号が存在する
場合には、自局の在圏するサービスエリアが、送信出力
を禁止する送信禁止サービスエリアであるものと判断
し、送信出力のみを停止して前記第1のステップに戻
り、受信動作状態に復帰する第4のステップと、前記第
3のステップに続いて通信先基地局を選択する第5のス
テップと、前記第5のステップにおいて選択された通信
先基地局の基地局識別符号に、制御情報として警告情報
が含まれているか否かを判定する第6のステップと、前
記第6のステップにおいて、通信先基地局の基地局識別
符号に制御情報として警告情報が含まれていないものと
判定された場合に、通常動作に移行して当該通信先基地
局に対して送信を開始する第7のステップと、前記第6
のステップにおいて、通信先基地局の基地局識別符号に
制御情報として警告情報が含まれている場合には、当該
警告情報を移動局利用者に呈示し、当該警告内容に応じ
て前記第7のステップの通常動作に移行する第8のステ
ップと、を有することを特徴としている。
おいて、前記第6のステップにおいて判定の対象とする
警告情報としては、自局の在圏するサービスエリアが送
信禁止サービスエリアに近いことを知らせる“送信停止
警告”情報としてもよく、或はまた、自局の在圏するサ
ービスエリアが前記全体サービスエリアの圏外に近いこ
とを知らせる“圏外警告”情報としてもよい。
して説明する。
形態における移動局の送信開始手順のフローチャートを
示す図であり、図2は、本発明の移動体通信システムの
1実施形態における全体サービスエリアを示す図であ
り、送信停止ゾーンの周囲に、警告ゾーンを設けて形成
される基地局配置形態として、基地局IDに、制御情報
として“送信停止”命令を付加し、警告情報として“送
信停止警告”情報を付加する場合に適用される基地局配
置例を示す図である。以下、図1および図2を参照し
て、本実施形態について説明する。
信システムの1実施形態における全体サービスエリアを
示す図であり、基地局A、基地局B、基地局C、基地局
D、基地局E、基地局F、基地局G、基地局H、基地局
I、基地局J、基地局K、基地局L、基地局M、基地局
N、基地局O、基地局P、基地局Q、基地局R、基地局
S、基地局T、基地局U、基地局Vおよび基地局Wによ
り形成されるサービスエリアにおいて、基地局Aのサー
ビスエリアが送信停止ゾーンとして規制され、当該送信
停止ゾーン周辺の基地局B、基地局C、基地局D、基地
局E、基地局Fおよび基地局Gが、それぞれ送信停止警
告ゾーンとして規制されている場合の基地配置例を示す
図である。
Aのサービスエリアに進入してくる移動局装置の送信出
力を停止させるための送信停止制御手段が備えられてお
り、当該基地局Aのサービスエリア外周の基地局B、基
地局C、基地局D、基地局E、基地局Fおよび基地局G
には、それぞれ送信停止ゾーンが近いことを移動局装置
利用者に伝達する送信停止警告手段が備えられている。
基地局Aのサービスエリアの送信停止ゾーンに近接する
移動局が、当該送信停止ゾーンに入る前に、確実に上記
の警告情報を当該移動局に送信して伝達するためには、
送信停止ゾーンの最外周に隣接するゾーンを警告ゾーン
として規定すればよいので、上述のように、基地局B、
基地局C、基地局D、基地局E、基地局Fおよび基地局
Gの各基地局によりサポートされるサービスエリアが送
信停止警告ゾーンとして設定され、これらの基地局に
は、上述のように送信停止警告手段が備えられている。
本発明の移動体通信方法の1実施形態における移動局の
送信開始手順について説明する。
ての周波数の搬送波信号を検索して、認識することので
きる全ての基地局IDを受信する(ステップ11)。次
いで、受信された基地局IDの内に、一つでも送信制御
命令“送信停止”を含む基地局IDが存在するか否かが
判定される(ステップ12)。ステップ12の判定結果
において、“送信停止”命令を含む基地局IDが一つで
も存在する場合には、現時点において、移動局が位置す
るゾーンが送信規制有りのゾーンであるものと判断さ
れ、移動局としては送信停止状態に置かれて受信動作の
みが行われる(ステップ17)。そして、送信を行いた
い場合には、再度ステップ11に戻り、当該ステップ1
1以降の動作手順が繰返して実行される。ステップ12
の判定結果において、“送信停止”命令を含む基地局I
Dが存在しない場合には、現時点において移動局が位置
するゾーンが、送信規制のないゾーンであるものと判断
されて(ステップ13)、通信先基地局の選択が行われ
る(ステップ14)。この場合に、選択対象の通信先基
地局としては、一般的に、現時点において認識可能な基
地局の内で、最も受信電界強度の大きい基地局が選択さ
れる。
通信先基地局の基地局IDに警告情報が含まれているか
否かが判定されて(ステップ15)、通信先基地局の基
地局IDに警告情報が含まれているものと判定される場
合には、当該警告情報に従って、移動局表示部に警告情
報を表示するか、または警告音を発生させて(ステップ
18)、通常動作に移行して通信先基地局に対する送信
が開始される(ステップ16)。また、ステップ15の
判定結果において、通信先基地局の基地局IDに警告情
報が含まれていない場合には、即時に、通常動作に移行
して通信先基地局に対する送信が開始される(ステップ
16)。なお、図1に示される移動局による動作手順
は、当該移動局において、通信先基地局を選択して送信
を開始する前、および切替先基地局を移動局において選
択するハンドオーバー時の送信開始前においては必らず
実行される手順である。
地局配置の第2の実施形態について説明する。
れる警告情報の内容として、前記“送信停止警告”命令
に加えて、新たに基地局IDに“圏外警告”情報を追加
し、サービスエリアの最外周に位置する基地局より、
“圏外警告”情報を送信出力することにより、移動局装
置の利用者が、無意識にサービスエリア外に出てしまう
ことによる、通話切断という事態が未然に防止されると
いう利点がある。
態を示す図であり、基地局A、基地局B、基地局C、基
地局D、基地局E、基地局F、基地局G、基地局H、基
地局I、基地局J、基地局K、基地局L、基地局M、基
地局N、基地局O、基地局P、基地局Q、基地局R、基
地局S、基地局T、基地局U、基地局Vおよび基地局W
により形成される全体サービスエリアにおいて、当該全
体サービスエリアの最外周に位置する基地局H、基地局
I、基地局J、基地局T、基地局U、基地局L、基地局
M、基地局N、基地局O、基地局P、基地局V、基地局
W、基地局Rおよび基地局Sの各基地局より、移動局に
対して、基地局IDに“圏外警告”情報を含む警告情報
を送信することにより、上述のように、移動局装置の利
用者が、無意識に全体サービスエリア外に出てしまうこ
とにより発生する通話切断を未然に防止することができ
る。なお、移動局装置側における制御動作作用として
は、前記警告情報が追加されたことにより、対応する警
告表示または警告音を用意するだけでよく、当該基地局
配置の実施形態においても、移動局側における動作手順
としては、図1に示されるフローチャートに従って動作
が行われる。その場合には、図1のフローチャートにお
いて、ステップ15における警告情報に内容としては、
上記の“圏外警告”情報が追加された内容についての判
定処理が行われる。それ以外の手順については前述した
とうりであり、重複を避けるためにその説明は省略す
る。
地局IDに含める際の、当該送信制御情報の信号形式の
1実施形態について説明する。今、基地局IDの信号形
式が12ビットのデジタル信号により形成されているも
のとし、基地局IDとして、ビット数が未だ使用されて
いない場合、およびその内の何ビットかが既に使用され
ている場合について説明する。基地局IDを形成する1
2ビットの内、ビット数が未だ使用されていない場合に
は、未使用のビットの内の一部のビットまたは全てのビ
ットを使用して、制御命令または警告情報等を付加する
ことか可能である。例えば、図4に示されるように、1
2ビットの基地局IDの内、実際に使用されるべき上位
4ビットが、基地局IDとして使用されていなかった場
合には、制御命令または警告情報等を4ビットで表現し
た場合に、16種類の各送信制御情報または警告情報等
を格納することが可能となる。例えば、上位から順に
“0000”であれば制御命令なし、“0100”であ
れば“送信停止警告”、“1100”であれば“圏外警
告”、…… というように順番に割り当ててゆき、余っ
たビット部分を、将来の命令または情報に対応する拡張
用として予約しておけばよい。また、12ビットて形成
される基地局IDの全てのビットが既に使用されている
場合には、基地局IDを表わすビット数として、最低限
の各制御命令または警告情報等を表現するために必要な
ビット数以上を拡張して増やすことにより、当該各制御
命令および警告情報等を基地局IDに含めることが可能
となる。
されており、基地局IDを表わすビット数を拡張する
と、これにより通信システム(通信プロトコル)上に問
題が生じる場合には、基地局IDを必ず含めて送信する
フレーム内の使用可能なエリアを利用して、各制御命令
または警告情報等を送信するようにしてもよい。この場
合には、移動局においては、基地局IDが含まれている
前記フレーム内に、各制御命令または警告情報等が含ま
れているか否かを判定(図1のフローチャートにおけ
る、ステップ12およびステップ15を参照)すればよ
く、その際には、当該基地局IDが含まれるフレーム内
の、各制御命令または警告情報等の送信に使用されるエ
リア内を検索した上で上記の判定が行われる。なお、上
記の何れの場合においても、移動局としては、各制御命
令または警告情報等が基地局ID自体に含まれている
か、または基地局IDを必ず含むフレームのどの部分に
含まれているかを示す情報を所定のメモリ等に格納して
おき、基地局IDの受信時または基地局IDを必ず含む
フレームの受信時に、前記メモリ内の情報を参照して、
その何れかであるかを判定する手段を備えることが必要
となる。
止サービスエリア内においては、基地局IDに含まれる
“送信停止”命令により、移動局装置による送信出力の
みを停止する機能により、電源はオンのままなので、送
信禁止サービスエリア内では待ち受け状態にすることに
より自局の在圏するサービスエリアが何らかの通信規制
を受けるサービスエリアか否かを常に確認することを可
能とするものである。加えて、当該送信禁止サービスエ
リアの外周に送信禁止警告サービスエリアを設定し、当
該警告サービスエリアの各基地局より、当該基地局の基
地局IDに所定の送信禁止警告情報を付加して送信出力
することにより、移動局利用者が送信禁止サービスエリ
ア内に入る前に、事前に警告ゾーン内において注意を喚
起することが可能となり、これにより、無意識に送信禁
止サービスエリア内に入って、突然に通話が中断される
という異常事態を未然に回避することができるという効
果がある。
るサービスエリアに対して、それぞれ圏外警告サービス
エリアを設定し、当該圏外警告サービスエリアの各基地
局より、基地局IDに所定の圏外警告情報を付加して送
信出力することにより、当該圏外警告サービスエリア内
において通話中の移動局利用者が、当該圏外警告サービ
スエリアより出て、全体サービスエリアの圏外に出る前
に注意を喚起することが可能となり、これにより、無意
識にサービスエリア圏外に出て、突然に通話が中断され
るという異常事態を未然に回避することができるという
効果がある。
合においても、上記の圏外警告情報を参照することによ
り、当該圏外警告サービスエリア内に止まることが可能
となり、着信待ちの状態を維持することができるという
効果がある。
手順のフローチャートを示す図である。
置の第1の実施形態を示す図である。
置の第2の実施形態を示す図である。
示す図である。
実施形態を示す図である。
チャート(1)を示す図である。
チャート(2)を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 それぞれ定められた個別のサービスエリ
アを有する複数の基地局と、当該複数の基地局を任意に
選択して通信を行う不特定多数の移動局とを含んで形成
される移動体通信システムにおいて、前記移動体通信シ
ステムにおける全体サービスエリアが、送信禁止ゾーン
として規定される少なくとも1つの送信禁止サービスエ
リアと、当該送信禁止サービスエリアの外周に接して配
置され、警告ゾーンとして規定される複数の送信禁止警
告サービスエリアと、その他の複数の個別サービスエリ
アとに区分されており、前記送信禁止サービスエリアの
基地局は、そのサービスエリアに在圏する移動局装置の
送信出力のみを停止させる制御情報を該移動局に伝達す
る送信出力制御命令手段を備え、前記送信禁止警告サー
ビスエリアの基地局は、送信禁止ゾーンが近いことを示
す制御情報をそのサービスエリアに在圏する移動局に伝
達する送信禁止警告手段を備えることを特徴とする移動
体通信システム。 - 【請求項2】 前記送信出力制御命令手段が、制御情報
として“送信停止”命令を含む少なくとも1つの基地局
識別符号を生成して送信出力する機能を含み、前記送信
禁止警告手段が、制御情報として“送信停止警告”情報
を含む少なくとも1つの基地局識別符号を生成して送信
出力する機能を含むことを特徴とする請求項1記載の移
動体通信システム。 - 【請求項3】 前記送信出力制御命令手段が、制御情報
として“送信停止”命令を含む少なくとも1つの基地局
識別符号を含む少なくとも1つのフレームを形成して送
信出力する機能を含み、前記送信禁止警告手段が、制御
情報として“送信停止警告”情報を含む少なくとも1つ
の基地局識別符号を含む少なくとも1つのフレームを形
成して送信出力する機能を含むことを特徴とする請求項
1記載の移動体通信システム。 - 【請求項4】 それぞれ定められた個別のサービスエリ
アを有する複数の基地局と、当該複数の基地局を任意に
選択して通信を行う不特定多数の移動局とを含んで形成
される移動体通信システムにおいて、 前記移動体通信システムにおける全体サービスエリアの
外周ゾーンに、それぞれ警告ゾーンとして規定される複
数の圏外警告サービスエリアを配置し、前記圏外警告サ
ービスエリアの基地局は、前記圏外警告サービスエリア
に在圏する移動局に、前記全体サービスエリアの圏外に
近いことを示す制御情報を伝達する圏外警告手段を備え
ることを特徴とする移動体通信システム。 - 【請求項5】 前記圏外警告手段が、制御情報として
“圏外警告”情報を含む少なくとも1つの基地局識別符
号を生成して送信出力する機能を含むことを特徴とする
請求項4記載の移動体通信システム。 - 【請求項6】 前記圏外警告手段が、制御情報として
“圏外警告”情報を含む少なくとも1つの基地局識別符
号を少なくとも1つ含むフレームを形成して送信出力す
る機能を含むことを特徴とする請求項4記載の移動体通
信システム。 - 【請求項7】 それぞれ定められた個別のサービスエリ
アを有する複数の基地局を介して、不特定多数の移動局
間または当該移動局と公衆電話網との間において行われ
る移動体通信方法において、移動局が通信先基地局を選
択して送信を開始する前、または切替先基地局を選択す
るハンドオーバー時の送信開始前に、移動局が実行する
送信開始手順として、 前記移動体通信システムにおける全体サービスエリア内
の全ての基地局より送信出力される信号の周波数を検索
し、検索により認識することのできる各基地局の基地局
識別符号を受信する第1のステップと、 受信した基地局識別符号の内に、制御情報として“送信
停止”命令を含む基地局識別符号が存在するか否かを判
定する第2のステップと、 前記第2のステップにおいて、“送信停止”命令を含む
基地局識別符号が存在しない場合には、自局の在圏する
サービスエリアが、送信出力を禁止する送信禁止サービ
スエリアではないものとして処理する第3のステップ
と、 前記第2のステップにおいて、制御情報として“送信停
止”命令を含む基地局識別符号が存在する場合には、自
局の在圏するサービスエリアが、送信出力を禁止する送
信禁止サービスエリアであるものと判断し、送信出力の
みを停止して前記第1のステップに戻り、受信動作状態
に復帰する第4のステップと、 前記第3のステップに続いて通信先基地局を選択する第
5のステップと、 前記第5のステップにおいて選択された通信先基地局の
基地局識別符号に、制御情報として警告情報が含まれて
いるか否かを判定する第6のステップと、 前記第6のステップにおいて、通信先基地局の基地局識
別符号に制御情報として警告情報が含まれていないもの
と判定された場合に、通常動作に移行して当該通信先基
地局に対して送信を開始する第7のステップと、 前記第6のステップにおいて、通信先基地局の基地局識
別符号に制御情報として警告情報が含まれている場合に
は、当該警告情報を移動局利用者に呈示し、当該警告内
容に応じて前記第7のステップの通常動作に移行する第
8のステップと、 を有することを特徴とする移動体通信方法。 - 【請求項8】 前記第6のステップにおいて判定の対象
とする警告情報が、自局の在圏するサービスエリアが送
信禁止サービスエリアに近いことを知らせる“送信停止
警告”情報であることを特徴とする請求項7記載の移動
体通信方法。 - 【請求項9】 前記第6のステップにおいて判定の対象
とする警告情報が、自局の在圏するサービスエリアが前
記全体サービスエリアの圏外に近いことを知らせる“圏
外警告”情報であることを特徴とする請求項7記載の移
動体通信方法。
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