JP2009296194A - 移動端末、並びにその通信制御方法及びプログラム - Google Patents

移動端末、並びにその通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力及び回路規模を増大させること無く端末間通信を行うことが可能な移動端末、並びにその通信制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】無線信号送受信部10及びベースバンド部20を制御する制御部30内の発信機能部31は、基地局のサービスエリア外に位置する場合、端末間通信用に予約された第1の周波数帯域を介して予め定めた同期コードを送出すると共に、前記同期コードにより同期が確立された他の移動端末と前記周波数帯域を介してデータ通信を行う。また、受信機能部32は、前記サービスエリアへの在圏状況に応じた互いに異なる周期で、前記第1の周波数帯域と、前記基地局を介した通信用の第2の周波数帯域とをサーチした結果、前記第1の周波数帯域が検出された場合、前記第1の周波数帯域を介して他の移動端末から受信した同期コードを用いて同期を確立し、前記他の端末とデータ通信を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動端末、並びにその通信制御方法及びプログラムに関し、特に基地局を介さずに移動端末同士間で通信を行う移動端末、並びにその通信制御方法及びプログラムに関する。
移動端末は、一般に、基地局のサービスエリア内(圏内)において、基地局を介して他の移動端末と通信を行うことが可能である。
しかしながら、基地局のサービスエリア外(圏外)であるエリアは多数存在し、移動端末が圏外に位置する場合、移動端末を所持するユーザは通話機能やメール機能等を使用することができない。このため、一般的な移動端末には、圏外においてユーザに緊急事態が発生した場合に、その状況を外部へ連絡(通報や通知等)することができないという問題があった。
この問題に対処する移動端末の関連技術1〜3を以下に説明する。
[関連技術1]
特許文献1及び2に記載される移動端末は、大略、圏外に位置する際にユーザによる非常事態固有の発信操作が行われた場合にその発信情報を蓄積して置き、圏内に移動した際に自律的に発信動作を行うものである。
具体的には移動端末に非常ボタンが設けられており、図7に示す如く、この非常ボタンがユーザにより一定時間押下されると(ステップS300)、移動端末が防犯モードに設定される(ステップS301)。この時、移動端末は、現用電池の残量が所定値以上であるか否かを確認し(ステップS302)、電池残量が所定値未満であれば非常用電池に切り替えて確実に動作できるようにする(ステップS303)。また、移動端末は、ユーザの非常事態を周囲に知らせるために、スピーカを用いて防犯ブザーを鳴動させる(ステップS304)。
そして、移動端末は、内蔵のデジタルカメラを作動させて現場状況の画像データを取得する(ステップS305)。また、移動端末は、マイクからの音声データ、及び現在の時刻データを取得する。
この後、移動端末は、自端末が圏内状態に在るか否かを確認する(ステップS306)。圏内状態に在る場合、移動端末は、例えば警察署に通報するための特定番号による緊急呼を即座に発信する(ステップS307)。一方、圏外状態に在る場合、移動端末は、取得済みの画像データ、音声データ、及び時刻データを記憶し、ユーザの移動による圏内状態への遷移(すなわち、緊急呼の発信)を待機する(ステップS308)。
緊急呼を受けた警察署からのデータ送信要求を受信すると(ステップS309)、移動端末は、上記のステップS308で記憶したデータが有るか否かを確認し(ステップS310)、記憶データが有ればそれを読出して警察署に送信する(ステップS311)。また、移動端末は、現在の画像データ、音声データ、及び時刻データの警察署に対する送信を開始する(ステップS312)。
この後、警察署からのデータ送信停止要求を受信すると(ステップS313)、移動端末は、データ送信を停止する(ステップS314)と共に、防犯モードを解除する(ステップS315)。
このように、移動端末は、圏内に移動した際、圏外において発生していたユーザの非常事態の状況を外部へ正確に連絡することが可能である。
しかしながら、上記の関連技術1では、移動端末(すなわち、ユーザ)が圏内に移動しなければ緊急呼を発信できないため、非常事態の連絡がその発生時点より遅れてしまうという問題があった。
一方、下記の関連技術2及び3には、基地局を介さずに他の移動端末と直接通信(以下、端末間通信と呼称することがある)を行う移動端末が提案されている。
[関連技術2]
特許文献3に記載される移動端末は、大略、自端末を基地局として機能させることにより端末間通信を行うものである。図8(a)に示す如く、移動端末1は、アンテナANTを介して基地局からの信号を受信する第1の受信回路5と、他の移動端末からの信号を受信する第2の受信回路6と、基地局に対する信号を発信する第1の発信回路7と、基地局として他の移動端末に対する信号を発信する第2の発信回路8と、受信回路5の受信信号に基づき他の移動端末が基地局として発信しているか否かを判定し、その判定結果に応じて受信回路5及び6、並びに発信回路7及び8を制御する判定回路9とを備えている。
以下、上記の移動端末1による端末間通信動作を、同図(b)に示す如く、移動端末1aがその通信範囲(電波が到達可能な範囲)内に位置する移動端末1bに対して発信する場合を例に取って説明する。ここで、移動端末1a及び1bは、共に上記の回路5〜9を有するものである。
発信側である移動端末1aは、第2の発信回路8を用いて、端末間通信用に予約されたスクランブリングコードと移動端末1bに対する通信要求とを含む信号を送信する。この時、移動端末1aは、第1の受信回路5及び第1の発信回路7を無効とする。ここで、スクランブリングコードは、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)方式で規定される基地局識別用のコードである。
受信側である移動端末1bは、判定回路9により第1の受信回路5の受信信号に上記の端末間通信用のスクランブリングコード及び自端末に対する通信要求が含まれていると判定された場合、第2の受信回路6及び第2の発信回路8を用いて通信プロトコルを確立し、移動端末1aとの通信を開始する。
これにより、移動端末は、基地局のサービスエリアへの在圏状況に関わらず(すなわち、圏内又は圏外のいずれに位置する場合であっても)、他の移動端末と通信を行うことが可能となる。
[関連技術3]
特許文献4に記載される移動端末は、上記の関連技術2と同様、端末間通信を行うことが可能である。具体的には、図9に示す移動端末1a〜1cは、基地局2のサービスエリアAR内に位置する場合、それぞれ、基地局2に対する信号発信(上り)に搬送波周波数(以下、単に周波数と呼称することがある)f1を使用し、基地局2からの信号受信(下り)には周波数f1と異なる搬送波周波数f2を使用する。すなわち、基地局2を介した通信には、FDD(Frequency Division Duplex)方式が採用されている。
一方、端末間通信に関して、同図に示す如くサービスエリアAR外に移動した移動端末(発信側の移動端末)1aは、受信周波数を周波数f2からf1に切り替えると共に、例えば移動端末1bに対し、周波数f1を用いて直接通信モード移行要求(端末間通信への移行要求)を送信する。
この時、受信側の移動端末1bは、受信周波数として周波数f2と周波数f1とを定期的に切り替えて使用し、以て直接通信モード移行要求の受信有無を常時監視している。従って、圏外の移動端末1aから周波数f1を用いて発信された直接通信モード移行要求は、移動端末1bで受信される。そして、移動端末1bは、基地局2からの定期的な問合せに応じて、直接通信モード移行要求の受信を基地局2に対して通知する。
この後、基地局2から直接通信モードへの移行が了承されると、移動端末1bは、周波数f1を信号の送受信に用いて移動端末1aと端末間通信を行う。すなわち、端末間通信には、TDD(Time Division Duplex)方式が採用されている。
このように、FDD方式及びTDD方式の両通信方式を搭載し且つこれらの通信方式を切り替えることにより、圏外に位置する移動端末は、圏内に位置する他の移動端末と通信を行うことが可能となる。
特開2003−217060号公報 特開2003−169165号公報 特開2002−125269号公報 特開2002−281557号公報
しかしながら、上記の関連技術2には、移動端末の消費電力が増大してしまうという課題があり、上記の関連技術3には、移動端末の回路規模が増大してしまうという課題があった。
まず上記の関連技術2について、受信側の移動端末は、端末間通信用に予約されたスクランブリングコードを検出するために、通信に利用可能な全ての搬送波周波数をサーチする必要がある。これは、受信側の移動端末が、発信側の移動端末によりどの搬送波周波数がスクランブリングコードの発信に用いられているか把握できないためである。
一般に、移動端末は、圏外状態に在る場合(すなわち、圏内復帰を待機する場合)、全ての搬送波周波数をサーチするのでは無く、ある程度近くに存在しそうな基地局が使用する搬送波周波数を予測すると共にその周波数のみをサーチし、以て圏外待ち受け中の消費電力を低減させる。しかしながら、上記の関連技術2に係る移動端末では、圏外待ち受け中であっても常に全ての搬送波周波数をサーチするため、周波数サーチに用いる内部のハードウェアを常時フル稼働させておく必要がある。従って、移動端末の消費電力が増大し、圏外待ち受け時間が極端に短くなってしまう。また、これを回避するために圏外待ち受け中の周波数サーチ周期を長くした場合には、発信側の移動端末からの信号受信(すなわち、端末間通信の開始)が遅れてしまう。
一方、上記の関連技術3では、移動端末にFDD方式及びTDD方式の両通信方式に対応可能な送受信回路を搭載する必要があるため、単一の通信方式に対応した送受信回路を搭載する一般的な移動端末と比較して回路規模が大幅に増大してしまう。また、これは開発コストの増大にも繋がる。
本発明の一態様に係る移動端末は、基地局のサービスエリア外に位置する場合、端末間通信用に予約された周波数帯域を介して、予め定めた同期コードを送出する第1手段と、前記同期コードにより同期が確立された他の移動端末と、前記周波数帯域を介してデータ通信を行う第2手段とを備える。
また、本発明の他の一態様に係る移動端末は、基地局のサービスエリアへの在圏状況に応じた互いに異なる周期で、端末間通信用に予約された第1の周波数帯域と、前記基地局を介した通信用の第2の周波数帯域とをサーチする第1手段と、前記サーチの結果、前記第1の周波数帯域が検出された場合、前記第1の周波数帯域を介して他の移動端末から受信した同期コードを用いて同期を確立し、前記他の端末とデータ通信を行う第2手段とを備える。
また、本発明の一態様に係る移動端末の通信制御方法は、移動端末が基地局のサービスエリア外に位置する場合、端末間通信用に予約された周波数帯域を介して、予め定めた同期コードを送出する第1ステップと、前記同期コードにより同期が確立された他の移動端末と、前記周波数帯域を介してデータ通信を行う第2ステップとを備える。
また、本発明の他の一態様に係る移動端末の制御方法は、基地局のサービスエリアへの移動端末の在圏状況に応じた互いに異なる周期で、端末間通信用に予約された第1の周波数帯域と、前記基地局を介した通信用の第2の周波数帯域とをサーチする第1ステップと、前記サーチの結果、前記第1の周波数帯域が検出された場合、前記第1の周波数帯域を介して他の移動端末から受信した同期コードを用いて同期を確立し、前記他の端末とデータ通信を行う第2ステップとを備える。
すなわち、本発明では、端末間通信用に予約された周波数帯域を介してデータ通信を行うため、受信側の移動端末は、基地局のサービスエリアへの在圏状況に応じて、端末間通信用の周波数帯域と基地局を介した通信用の周波数帯域とを個別にサーチすることができる。従って、圏外待ち受け中の周波数サーチに用いるハードウェアリソース量を低減することが可能である。
また、端末間通信と基地局を介した通信とで通信方式を変更する必要が無いため、一般的な移動端末と同様、単一の通信方式に対応する送受信回路を用いることが可能である。
本発明によれば、消費電力及び回路規模を増大させること無く端末間通信を行うことが可能である。
以下、本発明に係る移動端末の実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示す本実施の形態に係る移動端末1は、無線信号送受信部10と、ベースバンド部20と、制御部30とを備えている。無線信号送受信部10は、アンテナANTを介して無線信号を送受信する。ベースバンド部20は、無線信号送受信部10により受信された無線信号を復調して制御部30に与える一方、制御部30から受信したデータを変調して無線信号を生成し、無線信号送受信部10に与える。制御部30は、これらの無線信号送受信部10及びベースバンド部20を制御することにより、基地局を介した通信又は端末間通信を行う。
また、制御部30は、大略、下記(1)及び(2)に示す機能を有する発信機能部31と、下記(3)及び(4) に示す機能を有する受信機能部32とを備えている。
(1)移動端末1が基地局のサービスエリア外に位置する場合に、端末間通信用に予約された周波数帯域(以下、端末間通信用周波数帯域と呼称することがある)を介して、所定の同期コードを送出する。
(2)同期コードにより同期が確立された(より詳細には、同期コードの検出を応答して来た)他の移動端末と、端末間通信用周波数帯域を介して所望のデータ通信を行う。
(3)基地局のサービスエリアへの在圏状況に応じた互いに異なる周期で、端末間通信用周波数帯域と基地局を介した通信用の周波数帯域とをサーチする。
(4)上記(3)によるサーチの結果、端末間通信用周波数帯域が検出された場合に、この周波数帯域を介して他の移動端末から受信した同期コードを用いて同期を確立し、所望のデータ通信を行う。
なお、上記の無線信号送受信部10及びベースバンド部20は、それぞれ、単一の通信方式に対応するものであれば良い。本実施の形態では、通信方式にW−CDMA方式、又はGSM(Global System for Mobile communication)方式を採用する場合を一例として扱う。
以下、上記の移動端末1による端末間通信動作を、図2に示す如く、圏外状態に在る移動端末1aが、圏外又は圏内のいずれかの状態に在る移動端末1bに対して発信する場合を例に取って説明する。ここで、移動端末1a及び1bは、共に上記の無線信号送受信部10、ベースバンド部20、及び制御部30を有するものである。なお、基地局を介した通信動作は、一般的な移動端末と同様であるため、その説明を省略する。
まず、発信側の移動端末1aは、ユーザに非常事態が発生した場合、端末間通信に先立って緊急連絡メッセージMSGを作成する(ステップS10)。具体的には、移動端末1a内の発信機能部31が、図3に示す如くユーザから発信要求が発生されると(ステップS100)、図示を省略したGSP受信器により取得されたGPS位置情報、並びにユーザから入力された音声及びコメント(文字データ)等を緊急連絡メッセージMSGとする(ステップS101)。
そして、移動端末1aは、端末間通信用周波数F1を介して同期コードSCを送出する(図2のステップS11)。具体的には、発信機能部31が、W−CDMA方式で規定されるスクランブリングコード、又はGSM方式で規定されるBSIC(Base Station Identity Code、基地局識別コード)を生成してベースバンド部20に与え、以て無線信号送受信部10を介して無線信号として送出する(図3のステップS102)。
ここで、端末間通信用周波数F1は、上述した端末間通信用周波数帯域を形成する搬送波周波数であり、GSM方式を採用する場合、移動端末1a−1b間における双方向の信号伝搬に用いる。すなわち、この場合、端末間通信用周波数帯域として1つの搬送波周波数が予約されていれば良い。一方、W−CDMA方式を採用する場合、端末間通信用周波数F1は、移動端末1aから1bへの信号伝搬(下り方向の信号伝搬)のみに用い、移動端末1bから1aへの信号伝搬(上り方向の信号伝搬)には、後述する如く周波数F1と異なる周波数F2を用いる、すなわち、この場合、端末間通信用周波数帯域として2つの搬送波周波数が予約されていれば良い。また、上記のスクランブリングコード又はBSICには、基地局から送出されるスクランブリングコード又はBSICとは異なるコード値を設定する。
この後、移動端末1aは、移動端末1bからの応答を待機する(ステップS103)。具体的には、移動端末1aは、移動端末1bにより端末間通信用周波数F1が検出されたことを示す通知(以下、F1検出通知と呼称する)NTFY1の受信を待機する。なお、このF1検出通知NTFY1は、W−CDMA方式を採用する場合、端末間通信用周波数F2を介して受信され、GSM方式を採用する場合、端末間通信用周波数F1を介して受信されることとなる。
一方、発信側の移動端末1bは、在圏状況に応じた周波数帯域(端末間通信用周波数帯域及び基地局を介した通信用の周波数帯域)FBのサーチを実行する(図2のステップS20)。これにより端末間通信用周波数F1が検出されると(ステップS21)、移動端末1bは、端末間通信用周波数F1を介して受信される同期コードSCを検出して移動端末1aとの同期を確立する(ステップS22)と共に、移動端末1aに対してF1検出通知NTFY1を送信する(ステップS23)。
具体的には、図4に示すように、移動端末1b内の受信機能部32が、無線信号送受信部10で受信された基地局からの信号レベル(RSSI(Receive Signal Strength Indication、受信信号強度)や、Ec/No(希望波受信電力とRSSIとの比)等)を測定する(ステップS200)と共に、この信号レベルと所定の閾値とを比較することにより、移動端末1bが圏外状態に在るか否かを判定する(ステップS201)。受信機能部32は、測定した信号レベルが閾値以下である場合、移動端末1bが圏外状態に在ると判定し、閾値を超える場合に圏内状態に在ると判定する。
移動端末1bが圏外状態に在ると判定した場合、受信機能部32は、無線信号送受信部10を制御して、周期T1で端末間通信用周波数帯域FB1(下り方向の信号伝搬に用いる端末間通信用周波数F1)をサーチすると共に、周期T2(但し、T2>T1)で基地局を介した通信用の周波数帯域FB2をサーチする(ステップS202)。
これにより、圏外状態において周波数サーチを実行する際の消費電力は、図5(a)に示す如く、上記の関連技術2に示した全ての搬送波周波数を常時サーチする場合と比較して大幅に低減されることとなる。また、端末間通信用周波数F1を周波数帯域FB2よりも頻繁にサーチするため、移動端末1bは、移動端末1aからの端末間通信要求に対して迅速に応答することができる。
そして、受信機能部32は、サーチ結果を取得する(ステップS203)と共に、端末間通信用周波数F1が検出されたか否かを判定する(ステップS204)。端末間通信用周波数F1が検出された場合、受信機能部32は後段のステップに進む。端末間通信用周波数F1が検出されなかった場合、受信機能部32は、上記のステップS202に戻って周波数サーチを継続(再実行)する。
一方、上記のステップS201で移動端末1bが圏内状態に在ると判定した場合、受信機能部32は、無線信号送受信部10を制御して、周期T3で端末間通信用周波数F1をサーチすると共に、周期T4(但し、T4<T3)で周波数帯域FB2をサーチする(ステップS205)。
ここで、図5(b)に示す如く、周期T4は、W−CDMA方式及びGSM方式の規定元である3GPP(3rd Generation Partnership Project)により定義された、基地局からの着信要求の確認タイミングを示すDRX周期に設定し、周期T3は、N(自然数、図示の例では"3")×DRX周期に設定する。これにより、移動端末1bは、基地局を介した通信を正常に行える一方、移動端末1aからの端末間通信要求に対しても応答することができる。
この場合も、受信機能部32は、上記のステップS203及びS204と同様、サーチ結果を取得する(ステップS206)と共に、端末間通信用周波数F1が検出されたか否かを判定する(ステップS207)。
上記のステップS204又はS207で端末間通信用周波数F1が検出されたと判定した場合、受信機能部32は、ベースバンド部20を制御して(無線信号送受信部10により周波数F1を介して受信された無線信号を復調して)同期コードSCを取得し、この同期コードSCを用いて移動端末1aとの同期を確立する(ステップS208)。そして、受信機能部32は、F1検出通知NTFY1を生成し、無線信号送受信部10及びベースバンド部20を介して移動端末1aに対して送信する(ステップS209)。なお、上述した通り、F1検出通知NTFY1の送信には、W−CDMA方式を採用する場合、端末間通信用周波数F2が使用され、GSM方式を採用する場合、端末間通信用周波数F1が使用される。
図2に戻って、移動端末1bからの応答を待機していた移動端末1aは、F1検出通知NTFY1を受信すると、緊急連絡メッセージMSGのデータ量に応じて、端末間通信用周波数に割り当てられた複数の論理チャネルの内からデータ通信に用いるチャネルを決定し、決定したチャネルの識別情報を含む通知(以下、通信チャネル通知)NTFY2を移動端末1bに対して送信する(ステップS12)。これにより、移動端末1a及び1bは共にデータ通信中に遷移する。そして、移動端末1aは、緊急連絡メッセージMSGを移動端末1bに対して送信する(ステップS13)。この後、移動端末1a−1b間で必要に応じて所望のメッセージが送受信されることとなる(ステップS30)。
具体的には、図3のステップS104に示す如く、移動端末1a内の発信機能部31が、F1検出通知NTFY1が受信されたか否かを判定する。F1検出通知NTFY1が受信された場合、発信機能部31は、緊急連絡メッセージMSGのデータ量及び通信方式に応じて通信チャネル通知NTFY2を生成すると共に、無線信号送受信部10及びベースバンド部20を制御することにより、通信チャネル通知NTFY2を端末間通信用周波数F1を介して送信する(ステップS105)。
W−CDMA方式を採用する場合、発信機能部31は、緊急連絡メッセージMSGのデータ量が多ければRACH(Random Access Channel)又はFACH(Forward Access Channel)を選択し、データ量が少なければDCH(Dedicated Channel)を選択する。そして、発信機能部31は、選択したチャネルの識別情報を通信チャネル通知NTFY2に設定する。
一方、GSM方式を採用する場合、発信機能部31は、緊急連絡メッセージMSGのデータ量が多ければTCH(Traffic Channel)を選択し、データ量が少なければCCH(Control Channel)を選択する。そして、発信機能部31は、選択したチャネルの識別情報を通信チャネル通知NTFY2に設定する。
この後、発信機能部31は、無線信号送受信部10及びベースバンド部20を制御することにより、端末間通信用周波数F1中の選択したチャネルを用いて緊急連絡メッセージMSGを送信する(ステップS106)。そして、発信機能部31は、無線信号送受信部10及びベースバンド部20を制御することにより、移動端末1a−1b間の双方データ通信を実行する(ステップS107)。なお、上記のステップS104において、F1検出通知NTFY1が例えば一定時間を経過しても受信されなかった場合、発信機能部31は、発信失敗をディスプレイに表示させる等してユーザに通知する(ステップS108)。
また、図4のステップS210及びS211に示す如く、移動端末1b内の受信機能部32は、端末間通信用周波数F1を介して通信チャネル通知NTFY2を受信し、通信チャネル通知NTFY2で指定されたチャネルを用いて緊急連絡メッセージMSGを受信する。そして、受信機能部32は、無線信号送受信部10及びベースバンド部20を制御することにより、移動端末1a−1b間の双方データ通信を実行する(ステップS212)。
なお、図示されないが、データ通信は、移動端末1a−1b間で端末間通信の終了を示すメッセージを送受信することで終了される。
また、本発明に係る移動端末では、上記の端末間通信機能が悪意あるユーザによりいたずら目的で使用されるのを防止するため、その使用状況を基地局やその上位システム(無線制御局、交換局、サービス制御局等)で監視させることができる。具体的には、図6に実線で示すように、基地局2のサービスエリアAR内で移動端末1aからの発信を受けた移動端末1bは、データ通信の終了後、その通信履歴を基地局2に対して即座に通知する。同図に点線で示す如くサービスエリアAR外で移動端末1aからの発信を受けた場合、移動端末1bは、サービスエリアAR内に移動し基地局2との通信が可能となった時点で通信履歴を通知する。
また、上記の実施の形態において、発信側の移動端末が、同期コードSCと共にデータ通信の通信先とする移動端末を指定する信号を送出するようにしても良い。この場合、受信側の移動端末は、自端末がデータ通信の通信先として指定されている場合に限り、F1検出通知NTFY1の送出及びそれ以降の処理を実行する。発信側の移動端末は、F1検出通知NTFY1の送信元が指定した移動端末である場合に限り、通信チャネル通知NTFY2の送出及びそれ以降の処理を実行する。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。例えば、上記の実施の形態で示した移動端末の各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することもできる。
本発明に係る移動端末の構成例を示したブロック図である。 本発明に係る移動端末の端末間通信動作例を示したシーケンス図である。 本発明に係る移動端末の発信処理例を示したフローチャート図である。 本発明に係る移動端末の受信処理例を示したフローチャート図である。 本発明に係る移動端末の周波数サーチ動作例を示した図である。 本発明に係る移動端末の端末間通信履歴の通知動作例を示した図である。 本発明の関連技術1に係る移動端末の動作例を示したフローチャート図である。 本発明の関連技術2に係る移動端末の構成例及び動作例を示した図である。 本発明の関連技術3に係る移動端末の動作例を示した図である。
符号の説明
1, 1a, 1b 移動端末
2 基地局
10 無線信号送受信部
20 ベースバンド部
30 制御部
31 発信機能部
32 受信機能部
SC 同期コード
FB 周波数帯域
FB1 端末間通信用周波数帯域
FB2 基地局を介した通信用の周波数帯域
F1, F2 端末間通信用周波数
MSG 緊急連絡メッセージ
NTFY1 FC1検出通知
NTFY2 通信チャネル通知
T1〜T4 周期
AR サービスエリア

Claims (30)

  1. 基地局のサービスエリア外に位置する場合、端末間通信用に予約された周波数帯域を介して、予め定めた同期コードを送出する第1手段と、
    前記同期コードにより同期が確立された他の移動端末と、前記周波数帯域を介してデータ通信を行う第2手段と、
    を備えた移動端末。
  2. 請求項1において、
    前記周波数帯域が、前記同期コード及び前記他の移動端末に対するデータを送信するための搬送波周波数と、前記他の端末からのデータを受信するための搬送波周波数とから成ることを特徴とした移動端末。
  3. 請求項1において、
    前記周波数帯域が、前記同期コードの送出及び前記データ通信を行うための1つの搬送波周波数から成ることを特徴とした移動端末。
  4. 請求項1において、
    前記第2手段が、前記他の移動端末に対して送信するデータ量に応じて、前記周波数帯域中の搬送波周波数に割り当てられた複数のチャネルの内から前記データ通信に用いるチャネルを決定することを特徴とした移動端末。
  5. 請求項1において、
    前記第1手段が、前記周波数帯域を介して、前記データ通信の通信先とする移動端末を指定する信号を送出することを特徴とした移動端末。
  6. 基地局のサービスエリアへの在圏状況に応じた互いに異なる周期で、端末間通信用に予約された第1の周波数帯域と、前記基地局を介した通信用の第2の周波数帯域とをサーチする第1手段と、
    前記サーチの結果、前記第1の周波数帯域が検出された場合、前記第1の周波数帯域を介して他の移動端末から受信した同期コードを用いて同期を確立し、前記他の端末とデータ通信を行う第2手段と、
    を備えた移動端末。
  7. 請求項6において、
    前記第1手段が、前記移動端末が前記サービスエリア外に位置する場合、前記第1の周波数帯域をサーチする第1の周期を、前記第2の周波数帯域をサーチする第2の周期よりも短い値に設定し、前記移動端末が前記サービスエリア内に位置する場合、前記第1の周期を前記第2の周期よりも長い値に設定することを特徴とした移動端末。
  8. 請求項6において、
    前記第1の周波数帯域が、前記同期コード及び前記他の移動端末からのデータを受信するための搬送波周波数と、前記他の端末に対するデータを送信するための搬送波周波数とから成ることを特徴とした移動端末。
  9. 請求項6において、
    前記第1の周波数帯域が、前記同期コードの受信及び前記データ通信を行うための1つの搬送波周波数から成ることを特徴とした移動端末。
  10. 請求項6において、
    前記第2手段が、前記第1の周波数帯域中の搬送波周波数に割り当てられた複数のチャネルの内から前記他の移動端末により決定されたチャネルを用いて前記データ通信を行うことを特徴とした移動端末。
  11. 請求項6において、
    前記第2手段が、前記移動端末が前記第1の周波数帯域を介して受信した信号により前記他の端末の通信先として指定された場合に、前記データ通信を行うことを特徴とした移動端末。
  12. 請求項6において、
    前記第2手段が、前記データ通信の終了後、その通信記録を前記基地局に対して通知することを特徴とした移動端末。
  13. 請求項1又は6において、
    前記同期コードが、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)方式で規定されるスクランブリングコードと同一のコード体系を有し、且つ前記基地局から送出されるスクランブリングコードとは異なるコード値が設定されたコードであることを特徴とした移動端末。
  14. 請求項1又は6において、
    前記同期コードが、GSM(Global System for Mobile communication)方式で規定されるBSIC(Base Station Identity Code)と同一のコード体系を有し、且つ前記基地局から送出されるBSICとは異なるコード値が設定されたコードであることを特徴とした移動端末。
  15. 移動端末が基地局のサービスエリア外に位置する場合、端末間通信用に予約された周波数帯域を介して、予め定めた同期コードを送出する第1ステップと、
    前記同期コードにより同期が確立された他の移動端末と、前記周波数帯域を介してデータ通信を行う第2ステップと、
    を備えた移動端末の通信制御方法。
  16. 請求項15において、
    前記周波数帯域として、前記同期コード及び前記他の移動端末に対するデータを送信するための搬送波周波数と、前記他の端末からのデータを受信するための搬送波周波数とから成る周波数帯域を用いることを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  17. 請求項15において、
    前記周波数帯域として、前記同期コードの送出及び前記データ通信を行うための1つの搬送波周波数から成る周波数帯域を用いることを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  18. 請求項15において、
    前記第2ステップが、前記他の移動端末に対して送信するデータ量に応じて、前記周波数帯域中の搬送波周波数に割り当てられた複数のチャネルの内から前記データ通信に用いるチャネルを決定することを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  19. 請求項15において、
    前記第1ステップが、前記周波数帯域を介して、前記データ通信の通信先とする移動端末を指定する信号を送出することを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  20. 基地局のサービスエリアへの移動端末の在圏状況に応じた互いに異なる周期で、端末間通信用に予約された第1の周波数帯域と、前記基地局を介した通信用の第2の周波数帯域とをサーチする第1ステップと、
    前記サーチの結果、前記第1の周波数帯域が検出された場合、前記第1の周波数帯域を介して他の移動端末から受信した同期コードを用いて同期を確立し、前記他の端末とデータ通信を行う第2ステップと、
    を備えた移動端末の通信制御方法。
  21. 請求項20において、
    前記第1ステップが、前記移動端末が前記サービスエリア外に位置する場合、前記第1の周波数帯域をサーチする第1の周期を、前記第2の周波数帯域をサーチする第2の周期よりも短い値に設定し、前記移動端末が前記サービスエリア内に位置する場合、前記第1の周期を前記第2の周期よりも長い値に設定することを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  22. 請求項20において、
    前記第1の周波数帯域として、前記同期コード及び前記他の移動端末からのデータを受信するための搬送波周波数と、前記他の端末に対するデータを送信するための搬送波周波数とから成る周波数帯域を用いることを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  23. 請求項20において、
    前記第1の周波数帯域として、前記同期コードの受信及び前記データ通信を行うための1つの搬送波周波数から成る周波数帯域を用いることを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  24. 請求項20において、
    前記第2ステップが、前記第1の周波数帯域中の搬送波周波数に割り当てられた複数のチャネルの内から前記他の移動端末により決定されたチャネルを用いて前記データ通信を行うことを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  25. 請求項20において、
    前記第2ステップが、前記移動端末が前記第1の周波数帯域を介して受信した信号により前記他の端末の通信先として指定された場合に、前記データ通信を行うことを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  26. 請求項20において、
    前記第2ステップが、前記データ通信の終了後、その通信記録を前記基地局に対して通知することを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  27. 請求項15又は20において、
    前記同期コードとして、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)方式で規定されるスクランブリングコードと同一のコード体系を有し、且つ前記基地局から送出されるスクランブリングコードとは異なるコード値が設定されたコードを用いることを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  28. 請求項15又は20において、
    前記同期コードとして、GSM(Global System for Mobile communication)方式で規定されるBSIC(Base Station Identity Code)と同一のコード体系を有し、且つ前記基地局から送出されるBSICとは異なるコード値が設定されたコードを用いることを特徴とした移動端末の通信制御方法。
  29. 移動端末に、
    前記移動端末が基地局のサービスエリア外に位置する場合、端末間通信用に予約された周波数帯域を介して、予め定めた同期コードを送出する第1ステップと、
    前記同期コードにより同期が確立された他の移動端末と、前記周波数帯域を介してデータ通信を行う第2ステップと、
    を実行させるための通信制御プログラム。
  30. 移動端末に、
    基地局のサービスエリアへの前記移動端末の在圏状況に応じた互いに異なる周期で、端末間通信用に予約された第1の周波数帯域と、前記基地局を介した通信用の第2の周波数帯域とをサーチする第1ステップと、
    前記サーチの結果、前記第1の周波数帯域が検出された場合、前記第1の周波数帯域を介して他の移動端末から受信した同期コードを用いて同期を確立し、前記他の端末とデータ通信を行う第2ステップと、
    を実行させるための通信制御プログラム。
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