JP2006311329A - 移動無線端末装置 - Google Patents

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】ローミング禁止網の圏内に位置する場合でも、基地局からの報知情報の受信処理に費やす電力を軽減し、不必要な報知情報受信処理によるホーム網/ローミング網のセル検出の遅延を防止する。
【解決手段】制御部100aは、送受信部102を制御してセルサーチを実施し、この結果、検出した基地局BSを通じて位置登録を試みて利用が拒否された場合に、上記基地局BSが属する網の識別情報を禁止網リスト記憶エリア104bに記録するとともに、上記基地局BSとの通信に用いたキャリア周波数の識別情報を禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録し、これらの記憶エリアに記憶される識別情報に基づいて、通信が可能なセルを検出するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば国内あるいは国外において、ローミングが可能な移動無線端末装置に関する。
周知のように、従来の移動無線端末装置は、移動通信網に収容される基地局からの報知情報に含まれる網番号に基づいて、ローミング禁止網かどうかの判断をしている。このため、ローミング禁止網の圏内に位置すると、ローミング禁止網セルについての報知情報受信処理に電力を消費することになる(例えば、特許文献1参照)。また、不必要な報知情報受信処理によりホーム網/ローミング網のセル検出が遅延するという問題があった。
3GPP規格TS24.008、TS25.331
従来の移動無線端末装置では、ローミング禁止網の圏内に位置する場合に、ローミング禁止網セルについての報知情報受信処理に多くの電力を消費するという問題があり、また、不必要な報知情報受信処理によりホーム網/ローミング網のセルの検出が遅延するという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、ローミング禁止網の圏内に位置する場合でも、基地局からの報知情報の受信処理に費やす電力を軽減し、不必要な報知情報受信処理によるホーム網/ローミング網のセル検出の遅延を防止できる移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、移動通信網に収容される基地局と無線通信する移動無線端末装置において、基地局との通信に利用可能なキャリア周波数を記憶する第1記憶手段と、基地局からの無線信号を受信する受信手段と、この受信手段が基地局から接続を拒否する信号を受信した場合に、基地局への接続に用いたキャリア周波数を記憶する第2記憶手段と、第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索する探索手段とを具備して構成するようにした。
またこの発明では、移動通信網に収容される基地局と無線通信する移動無線端末装置において、ローミングが許可されない移動通信網の識別情報を記憶する禁止網記憶手段と、基地局との通信に利用可能なキャリア周波数を記憶する第1記憶手段と、基地局から無線信号を受信し、この基地局が属する移動通信網の識別情報を受信する受信手段と、この受信手段が受信した識別情報が前記禁止網記憶手段に記憶される場合に、前記基地局への接続に用いたキャリア周波数を記憶する第2記憶手段と、第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索する探索手段とを具備して構成するようにした。
この発明によれば、ローミング禁止網の圏内に位置する場合でも、基地局からの報知情報の受信処理に費やす電力を軽減し、不必要な報知情報受信処理によるホーム網/ローミング網のセル検出の遅延を防止可能な移動無線端末装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる移動無線端末装置の構成を示すものである。この移動無線端末装置は、アンテナ101と、送受信部102と、信号処理部103と、記憶部104と、制御部100aとを備えている。ここでは、移動無線端末装置の例として、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式の移動無線通信システムで用いられ、音声通信やデータ通信を行うものを例に挙げる。
送受信部102は、アンテナ101を通じて、移動通信網に収容される基地局BSと、W−CDMA方式で無線通信するものである。具体的には、送受信部102は、信号処理部103にて生成された変調信号に基づいて、制御部100aから指示されるキャリア周波数の無線信号を生成する。また送受信部102は、制御部100aから指示されるキャリア周波数の無線信号を受信する。この受信結果は、信号処理部103および制御部100aに出力される。
信号処理部103は、送話音声信号を符号化する。また、この符号化によって得た音声データやその他のデータに基づいて上記変調信号を生成し、これを上記送受信部102に出力する。また信号処理部103は、送受信部102が受信した信号を復調し、この復調結果を復号して音声データなどを得る。
記憶部104は、当該移動無線端末装置の制御プログラムや制御データ、当該移動無線端末装置やユーザに固有に割り当てられた識別情報を記憶するものであって、このほかに、名前と電話番号を対応づけた電話帳データや、データ通信により取得したデータやダウンロードしたデータを記憶する。また記憶部104は、周波数リスト記憶エリア104a、禁止網リスト記憶エリア104bと、禁止周波数リスト記憶エリア104cを備える。
周波数リスト記憶エリア104aは、ホーム網およびローミング網において、使用可能なすべてのキャリア周波数の識別情報をリスト化して記憶する。W−CDMA方式の場合、約300程度のキャリア周波数の識別情報を記憶することが想定される。またW−CDMA方式とGSM(Global System for Mobile communication)方式の両方に対応した移動無線端末装置の場合には、1000以上のキャリア周波数の識別情報を記憶することが想定される。
禁止網リスト記憶エリア104bは、ローミング時に使用できない網の識別情報をリスト化して記憶する。禁止周波数リスト記憶エリア104cは、ローミング時に使用できないキャリア周波数の識別情報を禁止終了時間の情報に対応づけてリスト化して記憶する。図2にその一例を示す。実装上の兼ね合いから、10程度のキャリア周波数の識別情報を記憶するようにしてもよい。
制御部100は、記憶部104が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものである。具体的には、送受信部102が用いるキャリア周波数を制御して、その受信結果に基づいてパイロット信号の探索を行ったり、禁止網リスト記憶エリア104bや禁止周波数リスト記憶エリア104cが記憶する情報の更新制御、時刻を計時するタイマ機能などを備える。
なお、図1には図示しないが、移動無線端末装置は、受話音声信号を拡声出力するスピーカや、送話音声信号を入力するマイクロホン、音声データを上記受話音声信号に変換する手段や、送話音声信号を音声データに変換する手段、受信データに基づく画像を表示する表示手段、ユーザに要求を受け付ける操作部などを備える。
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。なお、以下の説明では、基地局BSとの間に通信リンクを確立する手順や、音声通信やデータ通信を実現するための制御、電話帳データの登録や呼出、編集などの説明は省略し、ホーム網およびローミング網の探索に関わる動作について説明する。
図3は、ホーム網およびローミング網の探索処理の動作を説明するフローチャートであって、この処理は制御部100aによってなされる。このフローチャートに示す制御を実現するための制御プログラムは、記憶部104に記録される。この処理は、電源の投入時や、サービス圏外に位置することを検出してから所定の時間が経過する毎に実行される。
まず、ステップ3aにおいて制御部100aは、周波数リスト記憶エリア104aおよび禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録される情報に基づいて、送受信部102を制御し、基地局BSから送信されるパイロット信号を探索するセルサーチ処理を実施し、ステップ3bに移行する。なお、ここで行われるセルサーチ処理の詳細については後述する。
ステップ3bにおいて制御部100aは、ステップ3aにおいて、パイロット信号が検出できたか否かを判定する。ここで、パイロット信号が検出できた場合には、ステップ3cに移行し、一方、パイロット信号が検出できなかった場合には、当該処理を終了し、表示部に、当該移動無線端末装置が、運用できない圏外に位置する旨の表示を行う圏外処理を実施する。
一方、ステップ3cにおいて制御部100aは、送受信部102に対して、ステップ3aでパイロット信号を検出するのに用いたキャリア周波数を指定し、基地局BSが送信する報知情報を受信させ、ステップ3dに移行する。なお、ここでいう報知情報とはPLMN(Public Land Mobile Network)などの情報である。このPLMNには、MCC(Mobile Country Code)やMNC(Mobile Network Code)が含まれる。
ステップ3dにおいて制御部100aは、禁止網リスト記憶エリア104bに記憶される情報を参照し、ステップ3cで受信した報知情報を送信した基地局BSがローミング禁止網に属する基地局であるか否かを判定する。
ここで、基地局BSの属する網が上記禁止網リスト記憶エリア104bに記憶されている場合は、基地局BSがローミング禁止網に属する、利用できない基地局であると判定し、ステップ3iに移行する。
一方、基地局BSの属する網が上記禁止網リスト記憶エリア104bに記憶されていない場合は、基地局BSがホーム網あるいは禁止されていないローミング網に属し、利用が可能な基地局である可能性があると判定し、ステップ3eに移行する。
ステップ3eにおいて制御部100aは、送受信部102を制御し、ステップ3cで受信した報知情報に基づいて、基地局BSが属する網に対し、記憶部104が記憶する当該移動無線端末装置やユーザに固有に割り当てられた識別情報を送信して位置登録を開始し、ステップ3fに移行する。
ステップ3fにおいて制御部100aは、送受信部102の受信信号を監視し、基地局BSが属する網から位置登録を拒否するReject信号を受信したか否かを判定する。ここで、Reject信号を受信した場合には、ステップ3hに移行し、一方、Reject信号を受信しない場合にはステップ3gに移行する。
ステップ3gにおいて制御部100aは、送受信部102を制御して、所定の手順に従った位置登録処理を上記網との間で実行する。位置登録が完了すると、当該処理を終了し、発着信の待機状態に移行する。
一方、ステップ3hにおいて制御部100aは、基地局BSが属する網の識別情報を、禁止網リスト記憶エリア104bに記録し、ステップ3iに移行する。
ステップ3iにおいて制御部100aは、ステップ3cで指定したキャリア周波数の識別情報fnと、現在の時刻から所定時間が経過した禁止終了時刻Tmを対応づけて、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録し、ステップ3aに移行する。
次に、図4を参照して、ステップ3aで実施するセルサーチ処理について詳述する。
まずステップ4aにおいて制御部100aは、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するキャリア周波数の1つ選択し、ステップ4bに移行する。なお、後述するステップ4cやステップ4gからステップ4aに移行した場合には、以前にステップ4aで選択したキャリア周波数以外のキャリア周波数を選択する。
ステップ4bにおいて制御部100aは、ステップ4aで選択したキャリア周波数が、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録されている、ローミング禁止のキャリア周波数であるか否かを判定する。
ここで、ステップ4aで選択したキャリア周波数がローミング禁止のキャリア周波数である場合には、ステップ4cに移行し、一方、ステップ4aで選択したキャリア周波数が、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録されている、ローミング禁止のキャリア周波数でない場合には、ステップ4eに移行する。
ステップ4cにおいて制御部100aは、禁止周波数リスト記憶エリア104cを参照し、ステップ4aで選択したキャリア周波数に対応づけられた禁止終了時刻Tmを検出し、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎているか否かを判定する。
ここで、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎている場合には、ステップ4dに移行し、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎていない場合には、ステップ4aに移行して別のキャリア周波数を選択する。
ステップ4dにおいて制御部100aは、ステップ4aで選択したキャリア周波数の識別情報fnと、それに対応づけられた禁止終了時刻Tmを、禁止周波数リスト記憶エリア104cから削除し、ステップ4eに移行する。
ステップ4eにおいて制御部100aは、送受信部102に対して、ステップ4aで選択したキャリア周波数を指定し、このキャリア周波数でパイロット信号を受信させ、ステップ4fに移行する。
ステップ4fにおいて制御部100aは、ステップ4eでパイロット信号が受信できたか否かを判定する。ここで、パイロット信号が受信できた場合には、当該処理を終了してステップ3bに移行し、一方、パイロット信号が受信できない場合には、ステップ4gに移行する。
ステップ4gにおいて制御部100aは、周波数リスト記憶エリア104aが記憶する全てのキャリア周波数を、ステップ4aで選択したか否かを判定する。ここで、全てのキャリア周波数を選択した場合には、当該処理を終了してステップ3bに移行し、一方、全てのキャリア周波数を選択していない場合には、ステップ4aに移行して別のキャリア周波数を選択する。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、検出した基地局BSを通じて位置登録を試みて利用が拒否された場合に、上記基地局BSが属する網の識別情報と、上記基地局BSとの通信に用いたキャリア周波数の識別情報を記憶しておき、これらの識別情報に基づいて、通信が可能なセルを検出するようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、ローミングが禁止された網についてだけでなく、ローミングが行えないキャリア周波数についてもセル検出を行わないので、不必要なパイロット信号の探索処理や、報知情報の受信処理を行わない。
このため、ローミング禁止網の圏内に位置する場合でも、基地局からのパイロット信号や報知情報の受信処理に費やす電力を軽減し、不必要な報知情報受信処理によるホーム網/ローミング網のセル検出の遅延を防止できる。
また上記構成の移動無線端末装置では、禁止対象としたキャリア周波数に制限時間を設けて、制限時間が経過すると、禁止対象から外すようにしている。このため、ユーザの移動に伴って、運用環境が変化した場合などに、利用可能なキャリア周波数をサーチ対象外としてしまうことを防止できる。
なお、上記第1の実施形態では、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するキャリア周波数のうち、禁止周波数リスト記憶エリア104cが記憶するキャリア周波数を除く周波数についてセルサーチを行うようにした。これに代わって例えば、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するキャリア周波数のうち、禁止周波数リスト記憶エリア104cが記憶するキャリア周波数を中心周波数とした所定幅の帯域に含まれるキャラ周波数を除いた周波数について、セルサーチを行うようにしてもよい。
次に、この発明の第2の実施形態に係わる移動無線端末装置について説明する。その構成を図5に示す。図5に示した移動無線端末装置は、図1に示した移動無線端末装置の構成に加えて、RSSI(Received Signal Strength Indicator)測定部105を備えるとともに、制御部100aに代わり、制御部100bを備えたものである。また記憶部104は、図1に示した記憶エリア104a、104b、104cに加え、有効周波数リスト記憶エリア104dを備える。
RSSI測定部105は、送受信部102が受信した信号の受信電界強度を測定するものである。ここで測定された受信電界強度(RSSI)は、制御部100bに通知される。有効周波数リスト記憶エリア104dは、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するキャリア周波数の識別情報のうち、RSSI測定部105の測定結果に基づいて、RSSIが所定の閾値よりも高いキャリア周波数の識別情報が制御部100bによって記録される。
制御部100bは、制御部100aと同様に、図3に示した処理を実施するが、ステップ3aにおけるセルサーチの処理として、図4に示した処理に変わり、図6に示す処理を実行する。
このように、図3に示した処理を実行する点で、前述の第1の実施形態と同じ処理が行われるため、図3についての説明を省略し、ステップ3aに対応する図6の処理について説明する。
まずステップ6Aにおいて制御部100bは、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するキャリア周波数を、順に送受信部102に割り当てて、送受信部102に、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するキャリア周波数を順に受信させる。
これにより、送受信部102は、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するキャリア周波数を順に受信し、その受信信号は、RSSI測定部105に出力される。これに対してRSSI測定部105は、各キャリア周波数の受信信号についてRSSIを測定し、この測定結果を制御部100bに出力する。
これに対して制御部100bは、RSSI測定部105から与えられるRSSIに基づいて、予め設定した閾値を越えるRSSIが得られるキャリア周波数を検出し、この検出したキャリア周波数の識別情報を有効周波数リスト記憶エリア104dに記録して、ステップ6Bに移行する。
ステップ6Bにおいて制御部100bは、有効周波数リスト記憶エリア104dに識別情報が記録されたキャリア周波数があるか否かを判定する。ここで、有効周波数リスト記憶エリア104dに識別情報が記録されたキャリア周波数がある場合には、ステップ6aに移行し、一方、有効周波数リスト記憶エリア104dに識別情報が記録されたキャリア周波数がない場合には、当該処理を終了してステップ3bに移行する。
ステップ6aにおいて制御部100bは、有効周波数リスト記憶エリア104dが記憶するキャリア周波数の1つ選択し、ステップ6bに移行する。なお、後述するステップ6cやステップ6gからステップ6aに移行した場合には、以前にステップ6aで選択したキャリア周波数以外のキャリア周波数を選択する。
ステップ6bにおいて制御部100bは、ステップ6aで選択したキャリア周波数が、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録されている、ローミング禁止のキャリア周波数であるか否かを判定する。
ここで、ステップ6aで選択したキャリア周波数がローミング禁止のキャリア周波数である場合には、ステップ6cに移行し、一方、ステップ6aで選択したキャリア周波数が、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録されている、ローミング禁止のキャリア周波数でない場合には、ステップ6eに移行する。
ステップ6cにおいて制御部100bは、禁止周波数リスト記憶エリア104cを参照し、ステップ6aで選択したキャリア周波数に対応づけられた禁止終了時刻Tmを検出し、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎているか否かを判定する。
ここで、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎている場合には、ステップ6dに移行し、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎていない場合には、ステップ6aに移行して別のキャリア周波数を選択する。
ステップ6dにおいて制御部100bは、ステップ6aで選択したキャリア周波数の識別情報fnと、それに対応づけられた禁止終了時刻Tmを、禁止周波数リスト記憶エリア104cから削除し、ステップ6eに移行する。
ステップ6eにおいて制御部100bは、送受信部102に対して、ステップ6aで選択したキャリア周波数を指定し、このキャリア周波数でパイロット信号を受信させ、ステップ6fに移行する。
ステップ6fにおいて制御部100bは、ステップ6eでパイロット信号が受信できたか否かを判定する。ここで、パイロット信号が受信できた場合には、当該処理を終了してステップ3bに移行し、一方、パイロット信号が受信できない場合には、ステップ6gに移行する。
ステップ6gにおいて制御部100bは、周波数リスト記憶エリア104aが記憶する全てのキャリア周波数を、ステップ6aで選択したか否かを判定する。ここで、全てのキャリア周波数を選択した場合には、当該処理を終了してステップ3bに移行し、一方、全てのキャリア周波数を選択していない場合には、ステップ6aに移行して別のキャリア周波数を選択する。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、キャリア周波数毎にRSSIを検出し、この検出結果に基づいて通信に有効と思われるキャリア周波数を検出する。そして、この有効と思われるキャリア周波数のうち、位置登録を試みて利用が拒否されたキャリア周波数を除くキャリア周波数について、通信が可能なセルを検出するようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、RSSIが高く、有効と思われるキャリア周波数のうち、ローミングが禁止された網についてだけでなく、ローミングが行えないキャリア周波数についてもセル検出を行わないので、不必要なパイロット信号の探索処理や、報知情報の受信処理を行わない。
このため、第1の実施形態の移動無線端末装置と同様に、ローミング禁止網の圏内に位置する場合でも、基地局からのパイロット信号や報知情報の受信処理に費やす電力を軽減し、不必要な報知情報受信処理によるホーム網/ローミング網のセル検出の遅延を防止できる。またRSSIに基づいて、セル検出を行うキャリア周波数を絞り込んでいるため、第1の実施形態の移動無線端末装置よりも、さらに消費電力を軽減することができる。
なお、上記第2の実施形態では、ステップ6Aにおいて、周波数リスト記憶エリア104aが記憶するすべてのキャリア周波数について、RSSIの測定を行うようにしたが、これに限定されるものではない。
例えば、禁止周波数リスト記憶エリア104cを参照し、これに記憶されるキャリア周波数を除くキャリア周波数について、RSSIの測定を行うようにしてもよい。さらには、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記憶されるキャリア周波数を中心周波数とする所定の帯域幅(W−CDMA方式の場合、例えば5MHz)を除くキャリア周波数について、RSSIの測定を行うようにしてもよい。その一例を図7に示す。
図7(a)に示すように、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記憶されるキャリア周波数がf1,f2およびf3であったとする。この場合、ステップ6aにおいて制御部100bは、図7(b)に示すように、これらのキャリア周波数f1,f2およびf3を中心周波数とする周波数帯域F1,F2およびF3を、RSSIの測定対象外とする。
すなわち、ステップ6aにおいて制御部100bは、図7(c)に示すようなキャリア周波数帯域に属するキャリア周波数を選択する。このような処理によれば、探索するキャリア周波数帯域を、有効な範囲に狭めることができるので、効率よくセル検出を行え、さらに消費電力を軽減することができる。
また上記の実施形態では、W−CDMA方式の移動無線端末装置について説明したが、GSM方式の移動無線端末装置に適用することも可能である。さらには、W−CDMA方式とGSM方式の両方のシステムに対応する移動無線端末装置に適用することも可能である。
2つのシステムに対応する移動無線端末装置の場合には、記憶部104に記憶するキャリア周波数に関する情報を、システム毎に区別して保存し、制御部100aおよび制御部100bは、図示しない操作部を通じたユーザの要求に応じた任意のシステムについて、上述したような処理を選択的に実施することも可能である。
次に、この発明の第3の実施形態に係わる移動無線端末装置について説明する。その構成を図8に示す。図8に示した移動無線端末装置は、W−CDMA方式とGSM方式など、2つのシステムS1、S2に対応するものである。
その構成は、図1に示した移動無線端末装置の制御部100aに代わり、制御部100cを備えたものである。また記憶部104は、図1に示した周波数リスト記憶エリア104aに代わり、システム別周波数リスト記憶エリア104Aを備える。
システム別周波数リスト記憶エリア104Aは、2つのシステムS1、S2について、それぞれホーム網およびローミング網において、使用可能なすべてのキャリア周波数の識別情報をリスト化して記憶する。
制御部100cは、制御部100aと同様に、図3に示した処理を実施するが、ステップ3aにおけるセルサーチの処理として、図4に示した処理に変わり、図9に示す処理を実行する。
このように、図3に示した処理を実行する点で、前述の第1の実施形態と同じ処理が行われるため、図3についての説明を省略し、ステップ3aに対応する図9の処理について説明する。
まずステップ9Aにおいて制御部100cは、禁止周波数リスト記憶エリア104cが記憶する、ローミングが行えないキャリア周波数を参照し、このキャリア周波数を中心周波数とした禁止キャリア周波数帯域を求める。そして制御部100cは、システムS1、S2それぞれについて、各システムで用いられる帯域に、上記禁止キャリア周波数帯域が占める割合を求め、ステップ9Bに移行する。
ステップ9Bにおいて制御部100cは、システムS1、S2それぞれについて、ステップ9Aで検出した禁止キャリア周波数帯域が占める割合が、予め設定した閾値以上か否かを判定し、閾値以上となるシステムを検出し、ステップ9aに移行する。なお、上記閾値としては、0〜100パーセントで設定可能である。
ステップ9aにおいて制御部100cは、ステップ9Bで検出したシステムの帯域のキャリア周波数を除いて、有効周波数リスト記憶エリア104dが記憶するキャリア周波数の1つ選択し、ステップ9bに移行する。なお、後述するステップ9cやステップ9gからステップ9aに移行した場合には、以前にステップ9aで選択したキャリア周波数以外のキャリア周波数を選択する。
図10(a)に、システムS1、S2でそれぞれ用いられるキャリア周波数の帯域を示す。ここで仮に、禁止周波数リスト記憶エリア104cに周波数f1,f2,f3の識別情報が記憶されていたとする。
ここで、システムS1のキャリア周波数の帯域に対して、周波数f1,f2,f3を中心周波数とする禁止キャリア周波数帯域F1,F2,F3の占める割合が、図10(b)に示すように100パーセントであったとする。この状態を制御部100cがステップ9Aで検出する。
そしてステップ9Bにおいて制御部100cは、禁止キャリア周波数帯域の占める割合が、閾値を越えているため、システムS1のキャリア周波数の帯域をセルサーチの対象外とする。これにより、ステップ9aにおいて制御部100cは、図10(c)に示すように、システムS2のキャリア周波数の帯域のみをセルサーチの対象とする。
ステップ9bにおいて制御部100cは、ステップ9aで選択したキャリア周波数が、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録されている、ローミング禁止のキャリア周波数であるか否かを判定する。
ここで、ステップ9aで選択したキャリア周波数がローミング禁止のキャリア周波数である場合には、ステップ9cに移行し、一方、ステップ9aで選択したキャリア周波数が、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録されている、ローミング禁止のキャリア周波数でない場合には、ステップ9eに移行する。
ステップ9cにおいて制御部100cは、禁止周波数リスト記憶エリア104cを参照し、ステップ9aで選択したキャリア周波数に対応づけられた禁止終了時刻Tmを検出し、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎているか否かを判定する。
ここで、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎている場合には、ステップ9dに移行し、現在の時刻が禁止終了時刻Tmを過ぎていない場合には、ステップ9aに移行して別のキャリア周波数を選択する。
ステップ9dにおいて制御部100cは、ステップ9aで選択したキャリア周波数の識別情報fnと、それに対応づけられた禁止終了時刻Tmを、禁止周波数リスト記憶エリア104cから削除し、ステップ9eに移行する。
ステップ9eにおいて制御部100cは、送受信部102に対して、ステップ9aで選択したキャリア周波数を指定し、このキャリア周波数でパイロット信号を受信させ、ステップ9fに移行する。
ステップ9fにおいて制御部100cは、ステップ9eでパイロット信号が受信できたか否かを判定する。ここで、パイロット信号が受信できた場合には、当該処理を終了してステップ3bに移行し、一方、パイロット信号が受信できない場合には、ステップ9gに移行する。
ステップ9gにおいて制御部100cは、周波数リスト記憶エリア104aが記憶する全てのキャリア周波数を、ステップ9aで選択したか否かを判定する。ここで、全てのキャリア周波数を選択した場合には、当該処理を終了してステップ3bに移行し、一方、全てのキャリア周波数を選択していない場合には、ステップ9aに移行して別のキャリア周波数を選択する。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、システム毎に、ローミングが行えない禁止キャリア周波数帯域の割合を求め、その割合が閾値以上のシステムについては、セルサーチの対象外とする。また、セルサーチの対象となるシステムであっても、ローミングが行えないキャリア周波数帯域を除いて、通信が可能なセルを検出するようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、禁止キャリア周波数帯域の割合が高く、セルサーチの効率が悪いシステムについては、セルサーチの対象から外されるので、効率の良いセルサーチが行え、基地局からのパイロット信号や報知情報の受信処理に費やす電力を軽減し、不必要な報知情報受信処理によるホーム網/ローミング網のセル検出の遅延を防止できる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、ユーザからの発信要求とは無関係にセルサーチを行うキャリア周波数を制限するようにしたが、ユーザから警察や消防などへ緊急を要する発信を行う場合には、セルサーチを行うキャリア周波数を制限せずに、セルサーチを行って位置登録し、発信を行うようにしてもよい。緊急を要する発信か否かの判断は、予め緊急発信用の特番を記憶部104に記憶しておき、上記特番が操作部を通じて入力された場合に制御部100が緊急発進と判断する。
また上記第1および第2の実施の形態では、ステップ3iにおいて、ステップ3cで指定したキャリア周波数の識別情報fnに、現在の時刻から所定時間が経過した禁止終了時刻Tmを対応づけて禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録し、そして、ステップ4c、6cおよびステップ4d、6dにおいて、禁止終了時刻Tmが経過したキャリア周波数については、禁止対象から外して、パイロット信号の探索に用いるようにした。
このような処理に代わって例えば、上記処理と同等の処理として、以下のような処理を実施する。すなわち、ステップ3iにおいて、ステップ3cで指定したキャリア周波数の識別情報fnに、その時点の時刻を時刻情報Tnowとして対応づけて禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録し、そして、ステップ4cおよび6cにおいて、時刻情報Tnowと現在時刻を比較する。
そして、時刻情報Tnowから所定時間が経過している場合には、ステップ4dおよび6dにおいて、選択したキャリア周波数を禁止対象から外して、パイロット信号の探索に用いるようにしてもよい。このような処理によっても、同様の効果を奏する。
また上記第1および第2の実施の形態では、ステップ4c、6cおよびステップ4d、6dの処理のより、禁止終了時刻Tmが経過したキャリア周波数を、禁止周波数リスト記憶エリア104cから削除して、パイロット信号の探索に用いられるようにした。
これと同様な処理を実現する構成として、例えば以下のような処理を実施する。すなわち、ステップ4aと4bの間やステップ6aと6bの間において、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記憶されるキャリア周波数のうち、現在の時刻以前の禁止終了時刻Tmが対応付けられたキャリア周波数を、禁止周波数リスト記憶エリア104cから削除するようにしてもよい。このような処理によっても、同様の効果を奏する。なお、この処理は、ステップ4aやステップ6aの前に行うようにしても同様の効果を奏する。
また、ステップ3iにおいて、ステップ3cで指定したキャリア周波数の識別情報fnに、その時点の時刻を示す時刻情報Tnowを対応づけて禁止周波数リスト記憶エリア104cに記録する場合には、以下のような処理を実施するようにしてもよい。
すなわち、ステップ4aと4bの間やステップ6aと6bの間において、禁止周波数リスト記憶エリア104cに記憶されるキャリア周波数に対応づけられた時刻情報Tnowと現在の時刻を比較し、所定時間以上が経過している時刻情報Tnowが対応付けられたキャリア周波数を、禁止周波数リスト記憶エリア104cから削除する。このような処理によっても、同様の効果を奏する。なお、この処理は、ステップ4aやステップ6aの前に行うようにしても同様の効果を奏する。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる移動無線端末装置の第1の実施形態の構成を示す回路ブロック図。 図1に示した移動無線端末装置の禁止周波数リスト記憶エリアに記憶される情報を説明するための図。 図1に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 図1に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 この発明に係わる移動無線端末装置の第2の実施形態の構成を示す回路ブロック図。 図5に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 図5に示した移動無線端末装置の変形例で行われるセルサーチの対象周波数を説明するための図。 この発明に係わる移動無線端末装置の第3の実施形態の構成を示す回路ブロック図。 図8に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 図8に示した移動無線端末装置で行われるセルサーチの対象周波数を説明するための図。
符号の説明
100a、100b、100c…制御部、101…アンテナ、102…送受信部、103…信号処理部、104…記憶部、104a…周波数リスト記憶エリア、104b…禁止網リスト記憶エリア、104c…禁止周波数リスト記憶エリア、104d…有効周波数リスト記憶エリア、104A…システム別周波数リスト記憶エリア、105…RSSI測定部、BS…基地局。

Claims (9)

  1. 移動通信網に収容される基地局と無線通信する移動無線端末装置において、
    基地局との通信に利用可能なキャリア周波数を記憶する第1記憶手段と、
    基地局からの無線信号を受信する受信手段と、
    この受信手段が基地局から接続を拒否する信号を受信した場合に、前記基地局への接続に用いたキャリア周波数を記憶する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索する探索手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 前記第2記憶手段は、前記受信手段が基地局から接続を拒否する信号を受信した場合に、当該受信に基づく時間情報と前記基地局への接続に用いたキャリア周波数とを対応づけて記憶し、
    前記探索手段は、前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数と、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち対応づけられた時間情報から所定の時間が経過したキャリア周波数とを用いて、接続可能な基地局を探索することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  3. 前記第2記憶手段は、前記受信手段が基地局から接続を拒否する信号を受信した場合に当該受信に基づく時間情報と前記基地局への接続に用いたキャリア周波数とを対応づけて記憶するとともに、当該記憶したキャリア周波数のうちキャリア周波数に対応づけられた時間情報から所定の時間が経過したキャリア周波数の記憶を削除し、
    前記探索手段は、前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  4. 移動通信網に収容される基地局と無線通信する移動無線端末装置において、
    ローミングが許可されない移動通信網の識別情報を記憶する禁止網記憶手段と、
    基地局との通信に利用可能なキャリア周波数を記憶する第1記憶手段と、
    基地局から無線信号を受信し、この基地局が属する移動通信網の識別情報を受信する受信手段と、
    この受信手段が受信した識別情報が前記禁止網記憶手段に記憶される場合に、前記基地局への接続に用いたキャリア周波数を記憶する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索する探索手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  5. 前記第2記憶手段は、前記受信手段が受信した識別情報が前記禁止網記憶手段に記憶される場合に、当該受信に基づく時間情報と前記基地局への接続に用いたキャリア周波数とを対応づけて記憶し、
    前記探索手段は、前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数と、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち対応づけられた時間情報から所定の時間が経過したキャリア周波数とを用いて、接続可能な基地局を探索することを特徴とする請求項4に記載の移動無線端末装置。
  6. 前記第2記憶手段は、前記受信手段が受信した識別情報が前記禁止網記憶手段に記憶される場合に当該受信に基づく時間情報と前記基地局への接続に用いたキャリア周波数とを対応づけて記憶するとともに、当該記憶したキャリア周波数のうちキャリア周波数に対応づけられた時間情報から所定の時間が経過したキャリア周波数の記憶を削除し、
    前記探索手段は、前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索することを特徴とする請求項4に記載の移動無線端末装置。
  7. 前記探索手段は、前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を中心周波数とする所定帯域幅の周波数帯を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の移動無線端末装置。
  8. 第1の移動通信システムの移動通信網に収容される基地局と、第2の移動通信システムの移動通信網に収容される基地局と選択的に無線通信する移動無線端末装置において、
    基地局との通信に利用可能なキャリア周波数を記憶する第1記憶手段と、
    基地局からの無線信号を受信する受信手段と、
    この受信手段が基地局から接続を拒否する信号を受信した場合に、前記基地局への接続に用いたキャリア周波数を記憶する第2記憶手段と、
    前記第1の移動通信システムで用いられる第1周波数帯域と、前記第2の移動通信システムで用いられる第2周波数帯域とのうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を中心周波数とする所定帯域幅の周波数帯の占める割合が、予め設定した閾値以上の周波数帯域を除いて、前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索する探索手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  9. 第1の移動通信システムの移動通信網に収容される基地局と、第2の移動通信システムの移動通信網に収容される基地局と選択的に無線通信する移動無線端末装置において、
    ローミングが許可されない移動通信網の識別情報を記憶する禁止網記憶手段と
    基地局との通信に利用可能なキャリア周波数を記憶する第1記憶手段と、
    基地局から無線信号を受信し、この基地局が属する移動通信網の識別情報を受信する受信手段と、
    この受信手段が受信した識別情報が前記禁止網記憶手段に記憶される場合に、前記基地局への接続に用いたキャリア周波数を記憶する第2記憶手段と、
    前記第1の移動通信システムで用いられる第1周波数帯域と、前記第2の移動通信システムで用いられる第2周波数帯域とのうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を中心周波数とする所定帯域幅の周波数帯の占める割合が、予め設定した閾値以上の周波数帯域を除いて、前記第1記憶手段が記憶するキャリア周波数のうち、前記第2記憶手段が記憶するキャリア周波数を除く周波数を用いて、接続可能な基地局を探索する探索手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
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