JP5541065B2 - 無線通信装置、プログラムおよび無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信装置、プログラムおよび無線通信制御方法 Download PDF

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Description

本件は無線通信装置、プログラムおよび無線通信制御方法に関する。
従来、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等の情報処理装置を有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、ダイヤルアップネットワーク等の通信ネットワークに接続するための設定を統合的に管理するソフトウェアとして、ネットワーク設定管理ソフトが知られている。このネットワーク設定管理ソフトは、場所とネットワークの設定情報を対応付けて管理する。携帯可能なノートPC(laptop computer)等のモバイル(mobile)PCは使用場所を移動して利用されることが多い。そのようなPCにおいて、ネットワーク設定管理ソフトを使用して移動先のネットワークの設定情報を登録しておくと、PCが接続されたネットワークを基に使用場所が判定され、PCの設定が自動で最適な状態に切り替えられる。これにより、例えば、会社、通勤中、自宅等のように、PCを使用する場所が変わっても、ユーザがネットワークの設定を手動で切り替える必要がなくなり、煩わしい手間が省略または軽減される。また、PCの通信ができない、WEBサイトが表示されない等、ネットワークに関するトラブルが発生した場合、ネットワーク設定管理ソフトからネットワーク診断を行うことにより、原因や対処方法を調べたり、自動的に対処したりすることができる。
特開2007−48247号公報
PCの付近に接続可能な無線LANのアクセスポイントが複数存在することがある。このような場合、上記のように自動化設定がされていると、PCは電波の強いアクセスポイントへ接続するためのローミング(roaming)処理を実行し、データ通信処理に対するローミング処理の割合が増大する。その結果、通信が不安定になる場合がある。また、ローミング処理が頻繁に繰り返されることで、PCはネットワークとの接続が不安定となり、データ通信そのものの遅滞を招く場合がある。
また、無線LANとの接続でローミング処理による上記の弊害を抑止するために、ローミング処理を制御するローミングパラメータの設定を自動化することは困難であり、手動でローミングパラメータの設定変更を行う必要があるという問題点がある。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、ローミングによる無線通信装置との接続の切り替えを適切に制御することによって、安定した無線通信を提供する無線通信装置、プログラムおよび無線通信制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下のような無線通信装置が提供される。開示の無線通信装置では、設定情報記憶部は、無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況と切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報を記憶する。切り替え検出部は、切り替えの発生状況を検出する。制御部は、設定情報に基づいて、検出された切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、所定の条件を満たさない場合よりも切り替えの発生頻度が低くなるように制御する。
また、上記課題を解決するために、以下のようなプログラムが提供される。開示のプログラムでは、コンピュータに、無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況を検出し、設定情報記憶部に記憶されている切り替えの発生状況と切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報に基づいて、検出された切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、所定の条件を満たさない場合よりも切り替えの発生頻度が低くなるように制御する、ことを実行させる。
また、上記課題を解決するために、以下のような無線通信可能な装置で実行される無線通信制御方法が提供される。開示の無線通信制御方法では、無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況を検出し、設定情報記憶部に記憶されている切り替えの発生状況と切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報に基づいて、検出した切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、所定の条件を満たさない場合よりも切り替えの発生頻度が低くなるように制御する。
開示の無線通信装置、プログラムおよび無線通信制御方法によれば、ローミングによる無線通信装置との接続の切り替えを適切に制御することによって無線通信の安定化が可能になる。
第1の実施の形態の無線通信装置を示す図である。 第2の実施の形態の通信システムの全体構成を示す図である。 第2の実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 第2の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態のローミングパラメータ設定テーブルを示す図である。 第2の実施の形態のイベントログを示す図である。 第2の実施の形態のイベントログを示す図である。 第2の実施の形態の情報処理装置およびアクセスポイントの関係を示す図である。 第2の実施の形態の定期診断処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のネットワーク診断処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の無線LAN診断処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のローミングパラメータ初期化処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の無線通信装置を示す図である。図1に示す無線通信装置1は、データの優先度に応じて通信速度を変更する無線通信装置である。無線通信装置1は、制御部1a、切り替え検出部1b、設定情報記憶部1c、切り替え実行情報記憶部1dを有する。また、無線通信装置1にはアンテナ1eが接続されている。例えば、第1の実施の形態に係る無線通信装置1は、ノートPCやPDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置、携帯端末装置、携帯電話機、携帯テレビ、携帯型ゲーム機、電子辞書装置等の無線通信可能な機器である。
制御部1aは、設定情報記憶部1cに記憶されている設定情報に基づいて、切り替え検出部1bによって検出された接続の切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、所定の条件を満たさない場合よりも接続の切り替えの発生頻度が低くなるように制御する。
ここで、制御部1aは、設定されている実行条件を満たすか否かを判定する。制御部1aは、設定されている実行条件を満たす場合に、接続の切り替えを行う。また、制御部1aは、切り替え検出部1bによって検出された接続の切り替えの発生状況が設定情報記憶部1cに記憶されている設定情報に示された設定条件を満たすか否かを判定する。制御部1aは、切り替え検出部1bによって検出された接続の切り替えの発生状況が設定条件を満たす場合に、設定条件を満たさない場合よりも接続の切り替えの発生頻度が低くなるように実行条件の設定を変更する。
切り替え検出部1bは、無線通信装置1が無線LANやCDMA(Code Division Multiple Access)等の無線通信により接続している無線通信装置2または無線通信装置3との接続の切り替えの発生状況を検出する。
設定情報記憶部1cは、接続の切り替えの発生状況と切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報を記憶する。設定情報は、接続の切り替えの発生状況に基づいて、切り替え実行情報記憶部1dに記憶されている切り替え実行情報の複数の実行条件のうちの1つの実行条件を設定する条件である設定条件を含む
切り替え実行情報記憶部1dは、接続の切り替えを行うか否かの条件である複数の実行条件を示す切り替え実行情報を記憶する。切り替え実行情報に示された実行条件は、例えば、電波強度や、パケット(packet)の廃棄率に基づいて設定される。無線通信装置1は、他装置(無線通信装置2や無線通信装置3)から受信した電波について、その強度を計測している。上述の電波強度は、例えば、この自装置内で計測した受信電波の強度である。無線通信装置1は、接続されている他装置(例えば、無線通信装置2または無線通信装置3)から定期的に発信されるビーコン信号を受信している。上述のパケットの廃棄率は、例えば、ある期間内において無線通信装置1が他装置からのビーコン信号を喪失した回数(ビーコン信号を受信できなかった回数)の割合である。例えば、電波強度に基づいて実行条件が設定された場合には、電波強度が所定の値未満になったときに、接続している無線通信装置の接続の切り替え処理が実行される。また、パケットの廃棄率に基づいて実行条件が設定された場合には、廃棄率が所定の値以上になったときに、接続している無線通信装置の接続の切り替え処理が実行される。
無線通信装置1は、接続の切り替え処理において、現在接続している無線通信装置(例えば、無線通信装置2)以外に接続可能な無線通信装置(例えば、無線通信装置3)があれば、接続可能な無線通信装置3と接続する。一方、接続の切り替え処理において、無線通信装置2以外に接続可能な無線通信装置がなければ、無線通信装置1は無線通信装置2との接続を継続する。
また、切り替え実行情報は、実行条件を複数示す。無線通信装置1は、設定情報に基づき、これらの複数の実行条件のうちいずれかを選択する。そして、無線通信装置1は、選択された実行条件に基づいて切り替えを行うか否かを判定する。
これにより、ローミングによる無線通信装置との接続の切り替えが適切に制御され、無線通信の安定化が図られる。
以下の第2の実施の形態では、第1の実施の形態に係る無線通信装置1の応用例として、情報処理装置を挙げる。ただし、前述の通り、無線通信装置1は、情報処理装置以外の様々な無線通信装置に応用できる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の通信システムの全体構成を示す図である。本実施の形態の通信システムは、無線LANによる通信機能を有する情報処理装置100が、アクセスポイント201,202と無線LANで接続し、ネットワーク10および中継装置300を介して情報処理装置400やサーバ500等の情報処理装置と間でデータの送受信を行うものである。
図2に示す通信システムは、情報処理装置100,400、アクセスポイント201,202、中継装置300、サーバ500を有する。
情報処理装置100は、ユーザが使用するコンピュータ等の装置である。情報処理装置100は、アクセスポイント201,202のいずれか一方と接続し、および中継装置300を介して、情報処理装置400やサーバ500とデータ通信を行う。アクセスポイント201,202は、ローミング機能を有する。情報処理装置100は、ローミング機能を使用して、アクセスポイント201,202のうち電波状況の良い方に接続を切り替えながらネットワーク10を介したデータ通信をする。
アクセスポイント201,202は、中継装置300を介して情報処理装置400、サーバ500とネットワーク10で接続されている。ネットワーク10は、例えば、有線のLANであるが、これに限らず、無線LANや専用線等の他の方式の通信網であってもよい。アクセスポイント201,202は、それぞれ無線LANによる通信機能を有しており、情報処理装置100と無線LANによる接続が可能である。
中継装置300は、アクセスポイント201,202、情報処理装置400、サーバ500等のノード間のデータ通信において、送信元のノードから宛先のノードまでフレームを中継する。
情報処理装置400は、ユーザが使用するコンピュータ等の装置である。情報処理装置400は、ネットワーク10を介して中継装置300と接続されていると共に、さらに、アクセスポイント201,202を介して情報処理装置100と通信する。
サーバ500は、蓄積しているデータをデータ通信によって他装置に配信可能な装置である。サーバ500は、ネットワーク10を介して中継装置300と接続されていると共に、さらに、アクセスポイント201,202を介して情報処理装置100と通信する。
図3は、第2の実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。CPU(Central Processing Unit)101は、情報処理装置100の全体を制御する。CPU101は、バス109を介してRAM(Random Access Memory)102や複数の周辺機器と相互に接続されている。
RAM102は、情報処理装置100の主記憶装置として使用される。RAM102は、CPU101に実行させるOS(Operating System)やアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に格納する。また、RAM102は、CPU101による処理に必要な各種データを格納する。
バス109に接続されている周辺機器の例として、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、光学ドライブ装置106、有線LANインタフェース部107、無線LANインタフェース部108がある。
HDD103は、内蔵のディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103は、情報処理装置100の二次記憶装置として使用される。HDD103は、OS、アプリケーションプログラム、および各種データを格納する。なお、二次記憶装置として、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が使用されてもよい。
グラフィック処理装置104には、内蔵するモニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。モニタ11の例として、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置等がある。
入力インタフェース105には、内蔵するキーボード12と外部のマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号をCPU101に送信する。マウス13は、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用してもよい。他のポインティングデバイスの例として、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等がある。
光学ドライブ装置106は、レーザ光等を利用して、光ディスク14に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク14は、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク14には、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光学ドライブ装置106は、光ディスク14にデータを記録する機能を備えていてもよい。
有線LANインタフェース部107は、有線のLANで接続された装置に対して、有線のLANによる通信の接続を行うインタフェースである。有線LANインタフェース部107は、ネットワーク10と有線LANによって接続可能である。有線LANインタフェース部107は、ネットワーク10と接続した場合、有線LANによって他のコンピュータまたは通信機器との間でデータを送受信する。
無線LANインタフェース部108は、無線LANで接続可能な通信機能を有する接続装置に対する無線LANによる通信の接続を行うインタフェースである。無線LANインタフェース部108は、無線LANによってアクセスポイント201,202のいずれか一方と接続され、それを介してネットワーク10と接続される。無線LANインタフェース部108は、アクセスポイント201,202のいずれか一方によってネットワーク10と接続した場合、無線LANによって他のコンピュータまたは通信機器との間でデータを送受信する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図4は、第2の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態の情報処理装置100は、制御部111、切り替え検出部112、通信ログ生成部113、通信ログ記憶部141、ローミングパラメータ設定情報記憶部151、閾値情報記憶部152、接続IPアドレス情報記憶部153が接続されている。また、情報処理装置100は、アクセスポイント201,202等の無線LANで接続可能な無線通信装置と図示しないアンテナを介して無線LANで排他的に接続する。ここでは、情報処理装置100がアクセスポイント201と接続していると共に、アクセスポイント202と接続可能であるものとする。
制御部111は、ローミングパラメータ設定情報記憶部151に記憶されている設定情報に基づいて、切り替え検出部112によって検出された接続の切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、所定の条件を満たさない場合よりも接続の切り替えの発生頻度が低くなるように制御する。
制御部111は、設定されている実行条件を満たすか否かを判定する。制御部111は、設定されている実行条件を満たす場合に接続の切り替えを行う。また、制御部111は、切り替え検出部112によって検出された接続の切り替えの発生状況がローミングパラメータ設定情報記憶部151に記憶されている設定情報に示された設定条件を満たすか否かを判定する。制御部111は、接続の切り替えの発生状況が設定条件を満たす場合には、設定条件を満たさない場合よりも接続の切り替えの発生頻度が低くなるように実行条件の設定を変更する。
また、制御部111は、起動後における無線LANによる最初の接続の際に、接続しているアクセスポイント201と予め設定されている無線通信装置とが同一であるか否かを判定する。ここで、制御部111は、情報処理装置100の通信停止状態となる電源オフ状態(ハイバネーション(hibernation)状態も含む)やサスペンド(suspend)状態への移行の際に、移行動作開始前に接続している無線通信装置のIPアドレス(Internet Protocol address)を接続IPアドレス情報として接続IPアドレス情報記憶部153に記憶させておく。これに基づいて、制御部111は、起動またはレジューム(resume)における無線LANによる接続の際に、現在接続しているアクセスポイント201のIPアドレスと前回の動作中に接続していた無線通信装置のIPアドレスとが同一であるか否かを判定する。そして、制御部111は、現在接続しているアクセスポイント201のIPアドレスと前回の動作中に接続していた無線通信装置のIPアドレスとが異なる場合には、ローミングパラメータ設定情報による閾値情報の閾値を初期状態に設定する。
切り替え検出部112は、通信ログ記憶部141に記憶されているイベントログの中から、接続の切り替えを示すイベントIDを抽出する。例えば、このイベントIDは「4201」である。切り替え検出部112は、このイベントIDに基づいて、アクセスポイント201からアクセスポイント202への接続の切り替えおよびアクセスポイント202からアクセスポイント201への接続の切り替えの発生状況を検出する。
通信ログ生成部113は、切り替え検出部112によって検出された接続の切り替えの発生状況やその他のイベントを示すイベントログ等の通信ログを生成し、その通信ログを通信ログ記憶部141に記憶させる。これにより、情報処理装置100で発生したイベントID「4201」等の通信に関するイベントが記録される。
通信ログ記憶部141は、イベントログ等の通信ログを記憶する。イベントログは、情報処理装置100で発生した通信に関するイベントおよびそのイベントが発生した時刻を示す。
ローミングパラメータ設定情報記憶部151は、接続の切り替えの発生状況と接続の切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報を記憶する。ローミングパラメータ設定情報記憶部151は、接続の切り替えの発生状況に基づいて設定情報を記憶する。設定情報は、閾値情報記憶部152に記憶されている閾値情報の複数の実行条件のうちの1つの実行条件を選択する条件を示す。設定情報は、接続の切り替えが所定時間連続して発生していることを条件として、設定されている実行条件を、接続の切り替えの発生頻度が低くなるように変更する旨を示す。
閾値情報記憶部152は、接続の切り替えを行うか否かの条件である複数の実行条件を示す閾値情報を記憶する。情報処理装置100は、設定情報に基づき、これらの複数の実行条件のうちいずれかを選択して設定する。そして、情報処理装置100は、設定した実行条件に基づいて切り替えを行うか否かを判定する。閾値情報は、例えば、電波強度に関連した電波強度閾値情報であればよい。情報処理装置100は、アクセスポイント201やアクセスポイント202から受信した電波について、その強度を計測している。電波強度閾値情報に示された実行条件は、無線LANによって接続しているアクセスポイント201から情報処理装置100が受信した電波の強度に基づいて設定される。この場合、電波強度が所定の閾値未満になったときに、接続しているアクセスポイント201,202の接続の切り替えが実行されるように設定される。また、閾値情報は、例えば、パケットの廃棄率に関連した閾値情報であってもよい。情報処理装置100は、接続されているアクセスポイント201またはアクセスポイント202から定期的に発信されるビーコン信号を受信している。上述のパケットの廃棄率は、例えば、ある期間内において情報処理装置100がアクセスポイント201またはアクセスポイント202からのビーコン信号を喪失した回数(ビーコン信号を受信できなかった回数)の割合である。この場合、廃棄率が所定の閾値以上になったときに、接続しているアクセスポイント201,202の切り替えが実行されるように設定される。閾値情報は、切り替え実行情報として機能する。
情報処理装置100は、接続の切り替え処理において、現在接続しているアクセスポイント201以外に接続可能なアクセスポイント202があれば、接続可能なアクセスポイント202と接続する。一方、接続の切り替え処理において、アクセスポイント201以外に接続可能なアクセスポイントがなければ、情報処理装置100はアクセスポイント201との接続を継続する。
接続IPアドレス情報記憶部153は、前回の動作中に接続していた無線通信装置(例えば、アクセスポイント201)のIPアドレスを示す接続IPアドレス情報を記憶する。これにより、情報処理装置100が前回の動作時に接続した無線通信装置のIPアドレスが保持される。
図5は、第2の実施の形態のローミングパラメータ設定テーブルを示す図である。図5に示すローミングパラメータ設定テーブル151aは、ローミングパラメータ設定情報記憶部151に記憶されている。ローミングパラメータ設定テーブル151aは、情報処理装置100がアクセスポイント201,202と無線LANで接続する際のローミングパラメータとローミングパラメータの設定条件との対応関係を設定したローミングパラメータ設定情報を記憶するテーブルである。
ローミングパラメータ設定テーブル151aは、項目として“番号”、“レベル”、“条件”を有する。ローミングパラメータ設定テーブル151aにおいて、各項目の横方向に並べられた情報同士がローミングパラメータ設定情報として互いに関連付けられている。
ローミングパラメータは、情報処理装置100が接続しているアクセスポイントを、より安定した通信が見込める他のアクセスポイントに切り替えるローミングを行うか否かを決定する閾値を設定するパラメータである。
番号は、ローミングパラメータの設定に割り当てられた番号である。
レベルは、ローミングパラメータの設定の名称を示す。本実施の形態では、ローミングパラメータの設定は、ローミングによる切り替えを実行するか否かを決定する閾値となる、例えば接続中のアクセスポイント201からの受信電波の強度を示すものとする。レベルは、“Very High”が最もローミングの実行の頻度が高く制御され、図5において下に行くほどローミングの実行の頻度が低く制御され、“Very Low”が最もローミングの実行の頻度が低く制御されるよう設定されている。なお、以下において、この電波強度は、所定基準に従ったパーセンテージでその値が表現される。
一例として、設定されたレベルが“Very High”の場合、閾値は例えば電波強度が70%であるものとする。この場合、接続しているアクセスポイント201からの受信電波の電波強度について70%以上が検出された場合にはローミングによる切り替えが実行されないが、70%未満が検出された場合にはローミングによる切り替えが実行される。また、設定されたレベルが“High”の場合、閾値は例えば電波強度が60%であるものとする。また、設定されたレベルが“Normal”の場合、閾値は例えば電波強度が50%であるものとする。また、設定されたレベルが“Low”の場合、閾値は例えば電波強度が40%であるものとする。また、設定されたレベルが“Very Low”の場合、閾値は例えば電波強度が30%であるものとする。
なお、本実施の形態のローミングパラメータは、接続中のアクセスポイント201からの受信電波の電界強度をローミングの実行の閾値とするが、接続中のアクセスポイント201からのパケットの廃棄率をローミングの実行の閾値としてもよい。
条件は、ローミングパラメータが各レベルに設定される条件を示す。情報処理装置100の状態が示されている条件に該当する場合、ローミングパラメータとして当該レベルが設定される。
本実施の形態のローミングの制御では、ローミングパラメータのレベルとして“Normal”および“Very Low”が設定される。情報処理装置100の起動時等の初期設定時および後述する“Very Low”の条件に該当しない場合には、ローミングパラメータに“Normal”が設定される。一方、ローミングパラメータの設定の判定時において、過去1時間以内にイベントID「4201」が30秒以上連続で発生している場合には、ローミングパラメータに“Very Low”が設定される。ここで、イベントID「4201」は、情報処理装置100にIPアドレスが新たに設定されたことを検出した旨を示す。本実施の形態では、イベントID「4201」により、ネットワークと接続するアクセスポイントが変更され、ローミングによる切り替え処理が実行されたことを検出する。
図6および図7は、第2の実施の形態のイベントログを示す図である。図6および図7に示すイベントログ141a,141bは、情報処理装置100によって作成および管理されている。イベントログ141a,141bは、情報処理装置100で使用状態の変更や設定変更、エラー等のイベントが発生した場合に記録されるイベントログを示すデータである。イベントログ141a,141bは、通信ログ生成部113によって生成され、通信ログ記憶部141に記憶される。
イベントログ141a,141bは、情報処理装置100において発生したイベントを特定するために割り当てられた“イベントID”、イベントが発生した時刻を示す“時刻”を有する。各項目の横方向に並べられた情報同士を互いに関連付けることにより、1つのイベントの発生に対するイベントログが示される。
通信ログ生成部113は、情報処理装置100においてイベントが発生する都度、イベントログ141a,141bの各行に示すイベントログを作成し、通信ログ記憶部141に記憶させる。
図6に示すイベントログ141aは、情報処理装置100とアクセスポイント201との接続が安定している場合のイベントログの一例である。情報処理装置100とアクセスポイント201との無線LANによる接続が安定している場合、イベントログ141aのように、イベントID「4201」の出現頻度は低い。
図7に示すイベントログ141bは、情報処理装置100とアクセスポイント201との接続が不安定である場合のイベントログの一例である。情報処理装置100とアクセスポイント201との無線LANによる接続が不安定である場合、イベントログ141bのように、イベントID「4201」の出現頻度は高い。また、例えば、現在時刻が18:31であった場合、イベントログ141bは、情報処理装置100が後述の無線LAN診断処理における「接続切り替えが連続で発生」したか否かの判定条件である前述の「過去1時間以内にイベントID『4201』が30秒以上連続して発生している」に該当することを示す。これにより、情報処理装置100は、ローミングパラメータにローミング処理の発生の閾値の条件がより厳格である「Very Low」を設定することで、ローミング処理の発生頻度を抑制する。これにより、情報処理装置100とアクセスポイント201,202との間におけるローミングの頻発が抑制され、情報処理装置100は安定した通信が可能になる。
図8は、第2の実施の形態の情報処理装置およびアクセスポイントの関係を示す図である。図8に、情報処理装置100,600,700,800,900が、アクセスポイント201,202と無線LANで接続することにより、ネットワーク10を介した通信を行っている様子を示す。
アクセスポイント201と無線LANによって接続可能な範囲を無線LANアクセス可能範囲201aとする。この無線LANアクセス可能範囲201aの内側にある情報処理装置100,600,700は、アクセスポイント201と無線LANによって接続可能である。また、アクセスポイント202と無線LANによって接続可能な範囲を無線LANアクセス可能範囲202aとする。この無線LANアクセス可能範囲202aの内側にある情報処理装置100,800,900は、アクセスポイント202と無線LANによって接続可能である。
図8において、情報処理装置100は、無線LANアクセス可能範囲201a,202aの両方に含まれている。このため、情報処理装置100は、アクセスポイント201,202のいずれとも接続可能であるため、ローミングパラメータの閾値を超えた場合にローミングが発生する。このとき、ローミングパラメータの閾値によっては、ローミングが頻発する場合がある。これに対して、本実施の形態の情報処理装置100は、後述の無線LAN診断処理においてローミングの発生頻度を監視し、監視結果に基づいてローミングの発生の閾値を変更する。これにより、ローミングの発生頻度が高い場合にはローミングの発生が抑制され、情報処理装置100とアクセスポイント201との無線LANによる接続が安定化する。
図9は、第2の実施の形態の定期診断処理の手順を示すフローチャートである。図9に示す定期診断処理は、情報処理装置100が、後述のネットワーク診断処理を実行するか否かを制御する処理である。本実施の形態の定期診断処理は、情報処理装置100がネットワークに接続されている際に常時または定期的に実行される。
[ステップS11]制御部111は、情報処理装置100が接続しているネットワークの接続方法(有線LANか無線LANか等)や接続先(アクセスポイント201,202等)等の現在の情報処理装置100の通信状況を取得し、後述のネットワーク診断処理における定期診断に必要な設定を行う。
[ステップS12]制御部111は、現在の時刻を取得する。制御部111は、この現在の時刻を、例えば、CPU101が有するタイマ等から取得すればよい。
[ステップS13]制御部111は、ステップS12で取得した現在の時刻と、定期診断を実行するスケジュールとして予め設定された時刻とを比較する。取得した時刻と予め設定された時刻とが一致すると判定されれば、処理はステップS14に進められる。一方、取得した時刻と予め設定された時刻とが一致しなければ、処理は終了する。
[ステップS14]制御部111は、後述のネットワーク診断処理を実行する。その後、処理は終了する。
なお、本実施の形態の定期診断処理は、定期診断の設定を行った後に現在の時刻を取得し、現在の時刻が定期診断を行う時刻であるか否かを判定している。これに限らず、定期診断処理は、現在の時刻を取得した後に定期診断の設定を行ってもよい。また、定期診断処理は、現在の時刻が定期診断を行う時刻であるか否かを判定した後に、定期診断の設定を行ってもよい。すなわち、定期診断処理における各処理は、その実行順番が適宜変更されてもよい。
図10は、第2の実施の形態のネットワーク診断処理の手順を示すフローチャートである。図10に示すネットワーク診断処理は、情報処理装置100が、接続しているネットワークや接続可能なネットワークの状態を診断する処理である。本実施の形態のネットワーク診断処理は、情報処理装置100において実行される定期診断処理の呼び出しや、ユーザによるネットワークの状態の診断のリクエストに基づいて実行される。
[ステップS21]制御部111は、情報処理装置100が現在接続している無線LANおよび有線LAN等のネットワーク、接続可能なネットワーク等、診断の対象となるネットワーク接続を抽出する。
[ステップS22]制御部111は、ネットワーク接続の状態を診断する。このとき制御部111は、例えば、診断対象の各ネットワーク接続が有効であるか無効であるかを判断し、判断結果を記録する。
[ステップS23]制御部111は、後述の無線LAN診断処理を実行する。このとき制御部111は、情報処理装置100および対向無線通信装置からの電波の発信の有無、無線LANによるネットワークの接続の可否、イベントログにおける無線LANの異常を示すイベントの有無等を確認する。制御部111は、この確認結果に基づき無線LANが正常に機能しているか否かを判断し、判断結果を記録する。
[ステップS24]制御部111は、インターネットプロトコルについて診断する。このとき制御部111は、情報処理装置100のIPアドレスの取得、ゲートウェイ(gateway)の接続の確認および有効性の確認等を行い、確認結果を記録する。
[ステップS25]制御部111は、アプリケーション設定について診断する。このとき制御部111は、ブラウザの設定やセキュリティソフトの設定を確認する。その後、処理は終了する。また、ステップS22からステップS25で記録された各結果に基づいて、ネットワーク接続の異常の修復が行われる。また、ステップS22からステップS25で記録された各結果は、ユーザに対して適宜表示してもよい。
なお、本実施の形態のネットワーク診断処理は、無線LAN診断処理を行った後にインターネットプロトコルを診断し、アプリケーション設定を診断している。これに限らず、ネットワーク診断処理は、インターネットプロトコルを診断した後に無線LAN診断処理を行ってもよい。また、ネットワーク診断処理は、アプリケーション設定を診断した後に無線LAN診断処理を行ってもよい。すなわち、ネットワーク診断処理における各処理は、その実行順番が適宜変更されてもよい。
図11は、第2の実施の形態の無線LAN診断処理の手順を示すフローチャートである。図11に示す無線LAN診断処理は、情報処理装置100が、接続している無線LANや接続可能な無線LANの状態を診断する処理である。本実施の形態の無線LAN診断処理は、情報処理装置100において実行されるネットワーク診断処理の呼び出しや、ユーザによる無線LANの診断のリクエストに基づいて実行される。
[ステップS31]制御部111は、電波発信を診断する。例えば、制御部111は、情報処理装置100および周囲の無線LANのアクセスポイント(例えば、アクセスポイント201,202)から電波が発信されているか否かを判断し、判断結果を記録する。
[ステップS32]制御部111は、情報処理装置100および接続しているアクセスポイント(例えば、アクセスポイント201)との間のネットワーク接続が正常に接続されているか否かを診断し、診断結果を記録する。
[ステップS33]制御部111は、ネットワーク接続の状態を診断する。例えば、制御部111は、情報処理装置100と接続しているアクセスポイント201および他のアクセスポイント(例えば、アクセスポイント202)で、ローミングパラメータ設定情報に基づき、ローミングによる接続の切り替えが連続で発生しているか否かを判定する。接続の切り替えが連続で発生していれば、処理はステップS34に進められる。一方、接続の切り替えが連続で発生していなければ、処理は終了する。
[ステップS34]制御部111は、ローミングパラメータ設定情報の設定を「Very Low」に変更する。その後、処理は終了する。
なお、本実施の形態の定期診断処理は、電波発信を診断した後にネットワーク接続の状態を診断し、接続の切り替えが連続で発生したか否かを判定している。これに限らず、定期診断処理は、接続の切り替えが連続で発生したか否かを判定した後に電波発信を診断してもよい。また、定期診断処理は、接続の切り替えが連続で発生したか否かを判定した後にネットワーク接続の状態を診断してもよい。すなわち、定期診断処理における各処理は、その実行順番が適宜変更されてもよい。
図12は、第2の実施の形態のローミングパラメータ初期化処理の手順を示すフローチャートである。図12に示すローミングパラメータ初期化処理は、情報処理装置100の起動時に、ローミングパラメータ設定情報に示されているローミングパラメータの設定を初期化する処理である。本実施の形態のローミングパラメータ初期化処理は、情報処理装置100の起動に基づいて実行される。
[ステップS41]制御部111は、ネットワークの無線通信装置に接続する。この際、制御部111は、無線通信装置のIPアドレスを取得している。
[ステップS42]制御部111は、前回の動作中に最後に接続していたネットワークで接続していた無線通信装置(例えば、アクセスポイント201)のIPアドレスを、接続IPアドレス情報記憶部153から取得する。制御部111は、前述のように情報処理装置100の通信停止状態となる電源オフ状態やサスペンド状態への移行の際に、最後に接続していたアクセスポイント201のIPアドレスを示す接続IPアドレス情報を接続IPアドレス情報記憶部153に記憶させている。このIPアドレスにより無線通信装置が識別される。なお、IPアドレスではなく、MACアドレス(Media Access Control address)や一意に無線通信装置を特定可能な他の情報を用いてもよい。
[ステップS43]制御部111は、今回の起動時にステップS41において取得した無線通信装置のIPアドレスと、ステップS42で取得した前回の動作時に最後に接続していたアクセスポイント201のIPアドレスとが一致するか否かを判定する。判定の結果、両IPアドレスが一致すれば、処理は終了する。一方、両IPアドレスが一致しなければ、処理はステップS44に進められる。
[ステップS44]制御部111は、ローミングパラメータ設定情報の設定を初期化(すなわち「Normal」を設定)する。その後、処理は終了する。
なお、本実施の形態は、前回の動作中に最後に接続していた無線通信装置のIPアドレスを示す接続IPアドレス情報を記憶しておき、接続IPアドレス情報が示すIPアドレスと情報処理装置の起動後に接続した無線通信装置のIPアドレスとが一致するか否かを判定する。しかし、これに限らず、情報処理装置100に予め所定の無線通信装置のIPアドレスを登録しておき、登録しているIPアドレスと起動後に接続した無線通信装置のIPアドレスとが一致するか否かを判定するようにしてもよい。
また、本実施の形態の定期診断処理は、ネットワークに接続した後に前回の動作中に接続していた無線通信装置のIPアドレスを確認している。これに限らず、定期診断処理は、前回の動作中に接続していた無線通信装置のIPアドレスを確認した後にネットワークに接続してもよい。
以上に示すように、第2の実施の形態によれば、ローミングによる無線通信装置との接続の切り替えを適切に制御することによって無線通信が安定化される。
また、情報処理装置100の起動後における最初の無線LANによるネットワーク接続の際に、接続した無線通信装置と予め設定されている無線通信装置とが異なる場合には、閾値情報の設定を初期状態に変更する。これにより、例えば、予め設定されていない新たな無線LAN環境で情報処理装置が使用される場合に、ローミングによる接続の切り替えの実行が必要以上に抑制されない状態で情報処理装置は動作する。
また、情報処理装置100の起動後における最初の無線LANによるネットワーク接続の際に、接続した無線通信装置と前回の動作中に接続していた無線通信装置とが異なる場合には、閾値情報の設定を初期状態に変更する。これにより、例えば、前回と異なる無線LANで情報処理装置が使用される場合に、ローミングによる接続の切り替えの実行が必要以上に抑制されない状態で情報処理装置は動作する。
また、イベントログに示されたイベントに基づいて検出されるローミングによる接続の切り替えの発生状況と、ローミングパラメータ設定情報に示した条件とに応じてローミングによる接続の切り替えの発生頻度を決定する閾値情報の設定が変更される。これにより、ローミングによる切り替えの発生状況に応じてローミングによる接続の切り替えの発生頻度が制御される。
また、ローミングによる接続の切り替えが所定時間連続して発生している場合に閾値情報の設定をローミングによる接続の切り替えの発生頻度が低くなるように変更される。これにより、ローミングによる接続の切り替えが連続して発生している場合に無線通信の安定化が図れる。
また、情報処理装置100は受信電波の電波強度に基づいて、ローミングによる接続の切り替えを行うか否かを決定すると共に、ローミングパラメータ設定情報に基づいて電波強度の設定を変更する。これにより、ローミングによる接続の切り替えの発生状況に応じて、電波強度で示された閾値の変更によって接続の切り替えの発生頻度が制御される。その結果、接続の切り替えの頻発による無線通信の不安定化が抑制される。
また、情報処理装置100はパケットの廃棄率に基づいて、ローミングによる接続の切り替えを行うか否かを決定すると共に、ローミングパラメータ設定情報に基づいて廃棄率の設定を変更する。これにより、ローミングによる接続の切り替えの発生状況に応じて、廃棄率で示された閾値の変更によって接続の切り替えの発生頻度が制御される。その結果、接続の切り替えの頻発による無線通信の不安定化が抑制される。
また、情報処理装置100は、情報処理装置100の起動後における最初の無線LANによるネットワーク接続の際に、接続している無線通信装置のIPアドレスと予め登録されているIPアドレスとが異なる場合には、閾値情報の設定を初期状態に変更する。これにより、情報処理装置100が予め登録されていない無線通信装置と接続する場合には、ローミングによる接続の切り替えの実行が必要以上に抑制されない状態で情報処理装置100は動作する。
また、情報処理装置100は、通信停止状態となる電源オフ状態やサスペンド状態への移行の際に、接続している無線通信装置のIPアドレスを記憶する。情報処理装置100は、起動時に、この記憶されたIPアドレスを用いて前回の動作時において最後に接続していた無線通信装置と接続しているか否かを判定する。これにより、使用している無線LAN環境が前回の無線LAN環境と同一であるか否かが判定される。この判定の結果、前回と異なる無線通信装置と接続する場合には、ローミングによる接続の切り替えの実行が必要以上に抑制されない状態で情報処理装置100は動作する。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現される。その場合、情報処理装置100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておけばよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、例えば、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等である。磁気記憶装置は、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等である。光ディスクは、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RW等である。光磁気記録媒体は、MO(Magneto-Optical disk)等である。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行してもよい。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現することもできる。
以上、開示の無線通信装置、プログラムおよび無線通信制御方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、開示の技術に他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。また、開示の技術は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成を組み合わせたものであってもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、開示の技術は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
以上説明した第1の実施の形態および第2の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況と前記切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
前記切り替えの発生状況を検出する切り替え検出部と、
前記設定情報に基づいて、前記検出された前記切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、前記所定の条件を満たさない場合よりも前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する制御部と、
を有することを特徴とする無線通信装置。
(付記2) 前記切り替えを行うか否かの条件である複数の実行条件を示す切り替え実行情報を記憶する切り替え実行情報記憶部を有し、
前記設定情報記憶部は、前記切り替えの発生状況に基づいて、前記切り替え実行情報の前記複数の実行条件のうちの1つの実行条件を選択するための設定条件を示す設定情報を記憶し、
前記制御部は、設定されている実行条件を満たすと判定される場合には、前記切り替えを行うと共に、前記検出された前記切り替えの発生状況が前記設定情報に示された設定条件を満たすか否かを判定し、前記検出された前記切り替えの発生状況が前記設定条件を満たす場合には、前記切り替えの発生頻度が前記設定条件を満たさない場合よりも低くなるように前記実行条件の設定を変更する、
ことを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記3) 前記制御部は、起動後における無線通信による接続の際に、接続している無線通信装置と予め設定されている無線通信装置とが同一であるか否かを判定し、前記接続している無線通信装置と前記予め設定されている無線通信装置とが異なる場合には、第1の実行条件を設定することを特徴とする付記2記載の無線通信装置。
(付記4) 前記制御部は、前記起動後における無線通信による接続の際に、前記接続している無線通信装置と前回の動作中に接続していた無線通信装置とが同一であるか否かを判定し、前記接続している無線通信装置と前記前回の動作中に接続していた無線通信装置とが異なる場合には、第2の実行条件を設定することを特徴とする付記3記載の無線通信装置。
(付記5) 前記設定情報は、前記切り替えが所定時間連続して発生していることを条件として、前記設定されている実行条件を、前記切り替えの発生頻度が低くなるように変更する旨を示すことを特徴とする付記2記載の無線通信装置。
(付記6) 前記実行条件は、前記無線通信によって接続している無線通信装置からの受信電波の電波強度に関連することを特徴とする付記2記載の無線通信装置。(図4)
(付記7) 前記実行条件は、前記無線通信によって接続している無線通信装置から送信されたパケットの廃棄率に関連することを特徴とする付記2記載の無線通信装置。
(付記8) 前記検出された前記切り替えの発生状況を示す通信ログを生成する通信ログ生成部と、
前記通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
を有し、
前記切り替え検出部は、前記通信ログに基づいて前記切り替えの発生状況を検出する、
ことを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記9) 前回の動作中に接続していた無線通信装置のアドレスを示す接続アドレス情報を記憶する接続アドレス情報記憶部を有し、
前記制御部は、起動後における無線通信による接続の際に、接続している無線通信装置のアドレスを取得し、前記取得したアドレスと前記接続アドレス情報が示すアドレスとが異なると判定される場合には、第3の実行条件を設定することを特徴とする付記3記載の無線通信装置。
(付記10) 前記制御部は、通信停止状態への移行の際に、接続している無線通信装置のアドレスを取得し、前記取得したアドレスを示す接続アドレス情報を前記接続アドレス情報記憶部に記憶させることを特徴とする付記9記載の無線通信装置。
(付記11) コンピュータに、
無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況を検出し、
設定情報記憶部に記憶されている前記切り替えの発生状況と前記切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報に基づいて、前記検出された前記切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、前記所定の条件を満たさない場合よりも前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する、
ことを実行させるためのプログラム。
(付記12) 無線通信可能な装置で実行される無線通信制御方法において、
無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況を検出し、
設定情報記憶部に記憶されている前記切り替えの発生状況と前記切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報に基づいて、検出した前記切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、前記所定の条件を満たさない場合よりも前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する、
ことを特徴とする無線通信制御方法。
1,2,3 無線通信装置
1a 制御部
1b 切り替え検出部
1c 設定情報記憶部
1d 切り替え実行情報記憶部
1e,2a,3a アンテナ

Claims (6)

  1. 無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況と前記切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
    前記切り替えの発生状況を検出する切り替え検出部と、
    前記設定情報に基づいて、検出された前記切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、前記所定の条件を満たさない場合よりも前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記切り替えの発生状況として、前記切り替えが所定時間連続して発生していることが検出された場合に前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記切り替えを行うか否かの条件である複数の実行条件を示す切り替え実行情報を記憶する切り替え実行情報記憶部を有し、
    前記設定情報は、前記切り替えの発生状況に基づいて、前記切り替え実行情報の前記複数の実行条件のうちの1つの実行条件を選択するための設定条件を含み
    前記制御部は、設定されている実行条件を満たすと判定される場合には、前記切り替えを行うと共に、検出された前記切り替えの発生状況が前記設定情報に示された設定条件を満たすか否かを判定し、検出された前記切り替えの発生状況が前記設定条件を満たす場合には、前記切り替えの発生頻度が前記設定条件を満たさない場合よりも低くなるように前記実行条件の設定を変更する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、起動後における無線通信による接続の際に、接続している無線通信装置と予め設定されている無線通信装置とが同一であるか否かを判定し、前記接続している無線通信装置と前記予め設定されている無線通信装置とが異なる場合には、第1の実行条件を設定することを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記起動後における無線通信による接続の際に、前記接続している無線通信装置と前回の動作中に接続していた無線通信装置とが同一であるか否かを判定し、前記接続している無線通信装置と前記前回の動作中に接続していた無線通信装置とが異なる場合には、第2の実行条件を設定することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  5. コンピュータに、
    無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況を検出し、
    設定情報記憶部に記憶されている前記切り替えの発生状況と前記切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報に基づいて、検出した前記切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、前記所定の条件を満たさない場合よりも前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する処理を実行させるプログラムであり
    前記制御する処理は、前記切り替えの発生状況として、前記切り替えが所定時間連続して発生していることが検出された場合に前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する処理である、
    プログラム。
  6. 無線通信可能な装置で実行される無線通信制御方法において、
    無線通信によって接続している無線通信装置の切り替えの発生状況を検出し、
    設定情報記憶部に記憶されている前記切り替えの発生状況と前記切り替えの発生頻度との対応関係を設定する設定情報に基づいて、検出した前記切り替えの発生状況が所定の条件を満たす場合には、前記所定の条件を満たさない場合よりも前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御し、
    前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する際、前記切り替えの発生状況として、前記切り替えが所定時間連続して発生していることが検出された場合に前記切り替えの発生頻度が低くなるように制御する、
    ことを特徴とする無線通信制御方法。

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