JP2971367B2 - メイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに用いるシート - Google Patents

メイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに用いるシート

Info

Publication number
JP2971367B2
JP2971367B2 JP17758795A JP17758795A JP2971367B2 JP 2971367 B2 JP2971367 B2 JP 2971367B2 JP 17758795 A JP17758795 A JP 17758795A JP 17758795 A JP17758795 A JP 17758795A JP 2971367 B2 JP2971367 B2 JP 2971367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
cosmetic
nail
makeup
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17758795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0923926A (ja
Inventor
亜貴子 川上
幹治 山本
優介 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KII SANGYO KK
Kanebo Ltd
Original Assignee
KII SANGYO KK
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KII SANGYO KK, Kanebo Ltd filed Critical KII SANGYO KK
Priority to JP17758795A priority Critical patent/JP2971367B2/ja
Publication of JPH0923926A publication Critical patent/JPH0923926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2971367B2 publication Critical patent/JP2971367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネイルカラー等
メイクアップ用化粧料について、店頭等において色合わ
せ等を行うためのメイクアップ用化粧料の試用方法およ
びそれに用いるシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、店頭等においてネイルカラ
のメイクアップ用化粧料の色合わせ等を行う場合に
は、商品とともに展示されたテスター用の見本品を、そ
の場で顧客がその化粧料が使用される爪の部位に試し塗
りを行い、好みの色を選んだり、洋服や肌の色と合わせ
たりすることが行われている。
【0003】ところが、顧客が既にネイルカラーを施し
ているような場合には、その上から重ねて試し塗りがで
きないため、例えば、図および図に示すような色見
本パネル10が用いられる。この色見本パネル10は、
合成樹脂で形成されたパネル本体11と、多数の色見本
ピース12とから構成されている。上記パネル本体11
は、略短冊状に形成され、長手方向に沿う両側縁に、上
記色見本ピース12が着脱自在に取り付けられる切欠部
13が所定間隔で形成されている。上記色見本ピース1
2は、透明の合成樹脂製で、その先端側の部分が爪形に
形成され、この爪形部14の裏面側に、各種のネイルカ
ラーと同色の塗料が塗布され、表面側から透明樹脂を透
して塗料の色が見えるようになっている。そして、各色
の色見本ピース12が上記パネル本体11の切欠部13
に取り付けられて構成されている。この色見本パネル1
0を用いて店頭等でネイルカラーの色合わせを行う場合
には、色見本パネル10を片手で把持し、色見本ピース
12の爪形部14を自分の爪に重ね合わせ、この状態で
自分の手指と色見本ピース12の爪形部14とを見比べ
ることにより、好みの色を選んだり、肌や洋服の色と合
わせたりすることが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記色
見本パネル10は、化粧料の見本の色として塗料を用い
ているため、実際の化粧料の色調と完全に一致せず多少
異なる色になるという問題がある。また、上記塗料は、
色見本ピース12の爪形部14の裏面側から塗布されて
おり、色合わせの際には、爪形部14の表面側から透明
樹脂の表面を透して塗料を見ることとなる。このため、
色調や光沢等の視覚的な印象が、化粧料を実際に塗布し
た表面とは異なり、充分満足のいく色合わせができない
のが実情である。さらに、上記色見本パネル10では、
新製品や新色が出るたびに、それに合わせて色見本ピー
ス12を製作し、各販売店に配付する必要があるため、
そのコストが高くなるという問題もある。そのうえ、上
記色見本パネル11では、新製品等の色見本ピース12
を取り付ける際には、それまで付いていた色見本ピース
12を取り外さなければならず、色見本の種類が制限さ
れるという問題もある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、顧客が既にメイクアップ用化粧料を使用してい
ても、実際の化粧料で色合わせを行うことができ、か
つ、新製品等が出た場合にも、色見本ピースを製作しな
くてすむメイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに
用いるシートの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、メイクアップ用化粧料が使用される爪の
部位を象った線画が描かれたカード状の平滑な透明シー
トを準備し、この透明シートの線画の部分に上記メイク
アップ用化粧料を塗布し、この化粧料が塗布された透明
シートを、化粧料の塗布面を外側にして、本来その化粧
料が使用されるべき人体の爪の部位に透明シートの化粧
料塗布部が重なる状態に位置決めし、その状態で、上記
爪の部位の周辺の部分を透明シートを透して目視すると
ともに上記化粧料塗布部の化粧料を目視して見比べるメ
イクアップ用化粧料の試用方法を第1の要旨とし、透明
樹脂で平滑なカード状に形成され、表面もしくは裏面に
メイクアップ用化粧料が使用されるべき爪の部位を象っ
た線画が描かれているメイクアップ用化粧料の試用シー
トを第2の要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明のメイクアップ
用化粧料の試用方法は、実際の化粧料を平滑な透明シー
トに塗布し、この塗布された化粧料で色合わせ等を行う
ため、従来のように色見本と実際の化粧料の色調が異な
るようなことがない。また、従来のように色見本を透明
樹脂の表面を透して見るのではなく、実際に塗布された
化粧料の表面を見るため、色調や光沢等の視覚的な印象
が異なることがなく、充分満足のいく色合わせができる
ようになる。さらに、新製品や新色が出るたびに、色見
本を製作したり、それを各販売店に配付したりする必要
がないため、コストが安くなる。そのうえ、店頭に展示
する色見本の種類が制限されるようなこともない。さら
に、平滑な透明シートにメイクアップ化粧料が試用され
爪の部位を象った線画が描かれており、この線画の部
分に化粧料を塗布するようにしているため、実際に試し
塗りをするのに非常に近い状態で色合わせを行うことが
できるようになる。
【0008】また、本発明のメイクアップ用化粧料の試
用シートでは、上記方法を容易に行うことができる。
【0009】つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳し
く説明する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すメイクアッ
プ用化粧料の試用シート1である。この実施例では、上
記試用シート1は、透明の塩化ビニル樹脂で形成され、
略長方形である程度可撓製があるカード状に形成されて
いる。そして、裏面側に、爪の形を象った線画(爪形マ
ーク2)が描かれている(この実施例では3個描かれて
いる)。
【0011】上記試用シート1を用いて、色合わせ等を
行う場合には、まず、図2に示すように、試用シート1
の爪形マーク2内の部分に、所望の色のネイルカラーを
塗布して乾燥させる。ついで、図3に示すように、自分
の指にネイルカラーが塗布された試用シート1を重ねる
とともに、指の爪の部分にネイルカラー塗布部2aを位
置決めし、この状態で試用シート1を透して手指を目視
するとともに、上記ネイルカラー塗布部2aを目視する
ことにより、肌等の色とネイルカラー塗布部2aのネイ
ルカラーの色を見比べ、色合わせ等を行う。図2におい
て、3はネイルカラー塗布用の刷毛である。
【0012】このように、上記メイクアップ用化粧料の
試用方法によれば、実際のネイルカラーを試用シート1
に塗布し、この塗布されたネイルカラーで色合わせ等を
行うため、色調や光沢等の視覚的な印象が異なることが
なく、充分満足のいく色合わせができるようになる。さ
らに、新製品が出るたびに色見本を製作する必要がない
ため、コストが安くなる。さらに、店頭のテスター品を
そのまま使用するため、店頭に展示する色見本の数量が
限定されることがない。さらに、試用シート1にある程
度可撓製があり、爪形マーク2にネイルカラーを塗布し
た状態で指の爪に沿わせるようにして色を見ることがで
きるため、実際に試し塗りをしたのと非常に近い状態で
色合わせを行うことができる。
【0013】したがって、従来の色見本ピース12を製
作しなくてすむ
【0014】その結果、従来と異なり、色見本の種類が
制限されるという問題もない。
【0015】なお、上記各実施例では、試用シート1に
は、塩化ビニル樹脂を用いたが、これに限定するもので
はなく、アクリル樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリスチレ
ン樹脂等透明樹脂であれば材質は何を用いてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明のメイクアップ用
化粧料の試用方法によれば、実際の化粧料を平滑な透明
シートに塗布し、この塗布された化粧料で色合わせ等を
行うため、従来のように色見本と実際の化粧料の色調が
異なるようなことがない。また、従来のように色見本を
透明樹脂の表面を透して見るのではなく、実際に塗布さ
れた化粧料の表面を見るため、色調や光沢等の視覚的な
印象が異なることがなく、充分満足のいく色合わせがで
きるようになる。さらに、新製品や新色が出るたびに、
色見本を製作したり、それを各販売店に配付したりする
必要がないため、コストが安くなる。そのうえ、店頭に
展示する色見本の種類が制限されるようなこともない。
さらに、平滑な透明シートにメイクアップ化粧料が試用
される爪の部位を象った線画が描いており、この線画の
部分に化粧料を塗布するようにしているため、実際に試
し塗りをするのに非常に近い状態で色合わせを行えるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すメイクアップ用化粧料
の試用シートを示す平面図である。
【図2】上記試用シートの使用状態を示す説明図であ
る。
【図3】上記試用シートの使用状態を示す説明図であ
る。
【図4】従来例の色見本パネルを示す平面図である。
【図5】上記色見本パネルを示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 試用シート 2 爪形マーク 2a ネイルカラー塗布部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高島 優介 大阪府東大阪市岩田町1−3−18−207 号 (56)参考文献 実開 昭62−100111(JP,U) 実開 平6−55170(JP,U) 実開 昭50−120672(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 44/00 A45D 29/18 G09F 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイクアップ用化粧料が使用される爪の
    部位を象った線画が描かれたカード状の平滑な透明シー
    トを準備し、この透明シートの線画の部分に上記メイク
    アップ用化粧料を塗布し、この化粧料が塗布された透明
    シートを、化粧料の塗布面を外側にして、本来その化粧
    料が使用されるべき人体の爪の部位に透明シートの化粧
    料塗布部が重なる状態に位置決めし、その状態で、上記
    爪の部位の周辺の部分を透明シートを透して目視すると
    ともに上記化粧料塗布部の化粧料を目視して見比べるこ
    とを特徴とするメイクアップ用化粧料の試用方法。
  2. 【請求項2】 透明樹脂で平滑なカード状に形成され、
    表面もしくは裏面にメイクアップ用化粧料が使用される
    べき爪の部位を象った線画が描かれていることを特徴と
    するメイクアップ用化粧料の試用シート。
JP17758795A 1995-07-13 1995-07-13 メイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに用いるシート Expired - Lifetime JP2971367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17758795A JP2971367B2 (ja) 1995-07-13 1995-07-13 メイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに用いるシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17758795A JP2971367B2 (ja) 1995-07-13 1995-07-13 メイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに用いるシート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0923926A JPH0923926A (ja) 1997-01-28
JP2971367B2 true JP2971367B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=16033600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17758795A Expired - Lifetime JP2971367B2 (ja) 1995-07-13 1995-07-13 メイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに用いるシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2971367B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5847888B2 (ja) * 2014-06-23 2016-01-27 花王株式会社 メイク化粧料の塗布色チェック用具および塗布色チェック方法
JP6075587B1 (ja) * 2016-02-12 2017-02-08 みほ 東 ネイル剤取り皿
JP6057446B1 (ja) * 2016-04-14 2017-01-11 みほ 東 ネイルカラー見本帳

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0923926A (ja) 1997-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6035867A (en) Lip color sampling screen
US6598608B1 (en) Cosmetics sampling method and cosmetics sampler film
US7165559B1 (en) Cosmetic makeup kit
US8875718B2 (en) Method for mult-layer eyelash painting
US20060188850A1 (en) Cosmetics kit and method of use
US5782248A (en) Method for applying french manicures to fingernails
US6338349B1 (en) Method and system for providing customized color cosmetics
JP4478365B2 (ja) 色彩以外の外観的特徴を再現するマッチングチャート
US20080053476A1 (en) Cosmetics Applicator
US20100132734A1 (en) Cosmetics kit and method of use
JPH02500170A (ja) 製品見本分与―塗布用具
US6985230B2 (en) Comparison sample for simulating the color of keratinous elements, and related methods
CA2505519C (en) Eyelash profiler
DE10319692A1 (de) Vorrichtung und Verfahren zur Auswahl individualisierter Körperpflegeprodukte
US5562109A (en) Method for matching cosmetics on an individual's skin to a desired cosmetic color
US20070227934A1 (en) Color matching system for artificial nails and polish colors
JP2971367B2 (ja) メイクアップ用化粧料の試用方法およびそれに用いるシート
US6012461A (en) Sculptured fingernail training systems
US20190340958A1 (en) Nail color swatch book
US20040037858A1 (en) Application of comestics
JP3487746B2 (ja) 肌色見本板
JP5086126B2 (ja) メークアップカウンセリングシートおよびメークアップカウンセリングシート用化粧料塗布シート
JPH0314082Y2 (ja)
EP1299016B1 (en) Application of cosmetics
DE19526650A1 (de) Verfahren und Bausatz zum bevorzugten Farbauftrag und/oder zur Bilddarstellung auf Fingernägeln o. dgl.

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term