JP2971254B2 - 噴射ノズル型斫り装置 - Google Patents

噴射ノズル型斫り装置

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JP2971254B2
JP2971254B2 JP19379492A JP19379492A JP2971254B2 JP 2971254 B2 JP2971254 B2 JP 2971254B2 JP 19379492 A JP19379492 A JP 19379492A JP 19379492 A JP19379492 A JP 19379492A JP 2971254 B2 JP2971254 B2 JP 2971254B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面に付着している固
形物の切断、破砕及び削り等を行う噴射ノズル型斫り装
置に関し、特に高層煙突及びサイロなどの内壁面の作業
に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】高圧ポンプにより供給される例えば10
00kg/cm2 以上の高圧水をノズルから噴射して固
形物を切断したり、破砕したりする方法は従来良く知ら
れている。
【0003】図5に従来のライニング斫り装置を示す。
図において、1は被加工体としての筒身、2はの筒身1
の内面に裏づけされたライニング、3はセンタポスト3
aと上部梁3bと下部梁3cとを一体結合した昇降体
で、この昇降体3は、センタポスト3a上端に設けられ
て筒身1上端から吊り下げたワイヤ5に連撃したエンド
レスウインチ4の駆動で昇降するようになっている。な
お、上部梁3bと下部梁3cは伸縮可能であるととも
に、各々の先端には鉛直面内で回転するガイド輪が取り
付けられている。
【0004】また、6は前記センタポスト3a下端に固
定接続した内筒部6aとこの内筒部6aに旋回可能に嵌
合された外筒部6bとこの外筒部に基端を固定して水平
に延びる対称な一対の伸縮梁6cとからなるライニング
斫り用の旋回支持体で、この旋回支持体6の伸縮梁6c
先端には筒身1の内周面に沿って転動可能なガイド輪7
が付設されるとともに、伸縮梁6cの先端部近くにはラ
イニング2に向けて高圧水を噴射し得る噴射ノズル8が
装着される。なお、噴射ノズル8には地上からの高圧水
ホース9は接続される。また、10は地上の制御盤から
昇降体3へ接続した制御ケーブルである。
【0005】従って、ライニング2の斫り作業にあって
は、本装置を筒身1内の所定高さの位置に停止させた
後、地上からの遠隔操作で噴射ノズル8からの高圧水噴
射と旋回支持体6の180度旋回を併行させることで、
噴射ノズル8の噴射高圧水でライニング2面がジグザグ
に斫られ、落されて行く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来のライニング斫り装置にあっては、旋回支持体
6のガイド輪7が噴射ノズル8に近接して設けられてい
るため、噴射ノズル8から噴射される高圧水が斫り取っ
たライニング片の泥流がガイド輪7回りに反射衝突する
ことになり、泥流がガイド輪7に付着した後軸受部等に
入り込んで円滑な動作を妨げるという問題点があった。
【0007】また、ガイド輪7に駆動装置を設けて駆動
輪とした場合には、その駆動系も同様な反射泥水の衝激
にさらされ、支障が多発して円滑な作動ができなくなる
という不具合がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、高圧流体の反射
斫り流による装置作動部の損傷を効果的に防止すること
ができる噴射ノズル型斫り装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の、本発明の構成は、管状の被加工体内を昇降可能な昇
降体の下部に、被加工体内壁面斫り用の旋回支持体を旋
回可能に取り付けた斫り装置において、前記旋回支持体
は、その水平面内で直交する2軸線の一方の軸線方向に
前記被加工体内壁面に向けて高圧水を噴射し得る一対の
噴射ノズルを、かつ他方の軸線方向に被加工体内壁面を
周方向に転動し得る一対のガイド輪を備えることを特徴
とする。
【0010】
【作用】前記構成によれば、被加工体内に挿入した昇降
体下部で旋回支持体を旋回し、噴射ノズルから高圧水を
被加工体内壁面へ向って噴射するとき、対の噴射ノズル
を結ぶ軸線と直交する軸線上に旋回支持体のガイド輪が
位置し、噴射ノズルと水平方向へ90°離れて位置する
から、噴射ノズルが噴射する高圧水の反射衝撃流はガイ
ド輪に達しなくなる。従って、反射衝撃流によって生じ
るガイド輪の故障あるいはガイド輪に付属して設ける駆
動系の故障はなくなり、旋回支持体の正確な旋回が可能
になる。
【0011】
【実施例】以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明の第1実施例を示す全体側面
図で、従来技術を示す図5と同一部材には同一符号を付
して重複する説明は省略する。
【0012】図1において、1bは昇降体3の中央下端
に固定接続した内筒部16aと同内筒部16aのまわり
に旋回可能に嵌合させた外筒部16bと同外筒部16b
に基端を固定し直交する十字軸線方向へ水平に突出させ
て設けた4本の伸縮梁16cとからなる旋回支持体、1
7は同一軸線方向の対称な伸縮梁16c先端に設けた筒
身1内周面沿いに転動するガイド輪、18は他の直交方
向の伸縮梁16c先端に設けた噴射ノズル、20は昇降
体3と制御ケーブル10で接続した地上の制御盤であ
る。
【0013】図2は昇降体3部を平面で示し、センタポ
スト3aから3方向へ上,下両部梁3b,3cが半径方
向へ延び、梁間相互が繁ぎ材3dで結合されるととも
に、各上,下両部梁3b,3c先端に昇降用のガイド輪
11を備える。
【0014】図3は図1の旋回支持体16部を平面で示
し、旋回可能な外筒部16bから直角方向に4本の伸縮
梁16cが延び、梁間相互を繁ぎ材16dで結合すると
ともに、噴射ノズル18部にはノズルまわりを覆う反射
遮蔽カバー21を設けている。
【0015】旋回支持体16の旋回は、内筒部16aと
外筒部16bの間に旋回モータとギヤ機構を設け、ある
いはガイド輪17に係合する駆動装置をガイド輪付き伸
縮梁16cの先端部に設ける方式などにより行なう。ま
た、ガイド輪17付きの伸縮梁16cは、図1で示すよ
うに、噴射ノズル18付きの伸縮梁16cより高く設け
ることができる。
【0016】このように構成されるため、ライニング2
の斫り作業にあたっては、本装置を地上の制御盤20に
よる遠隔操作でエンドレスウインチ4を駆動し一定高さ
ずつ上昇停止させ、停止した高さで旋回支持体16を半
周180°水平旋回させながら噴射ノズル18から高圧
水をライニング壁面へ噴射することで、噴射ノズル18
の上下にウィービングする高さ範囲の壁面のライニング
2がジグザグに円周方向へ斫り流されて行く。
【0017】この際、本装置は昇降体3上のガイド輪1
1でライニング2面に接して静止又は上下移動案内さ
れ、また、旋回支持体16上のガイド輪17はライニン
グ面2に接して旋回支持体の振れを押え、旋回動作を案
内し又は旋回駆動させる。このガイド輪17付きの伸縮
梁16cを噴射ノズル18付きの伸縮梁16cよりも高
く外筒部16bに設けると、噴射ノズル18の噴射で斫
られない高さのライニング2面にガイド輪17を常時接
触させて作動させることができ、安定した作業が行え
る。
【0018】そして、本実施例によれば、旋回支持体1
6に設けるガイド輪17は、噴射ノズル18位置から水
平方向へ充分に離れ、噴射ノズル18から噴射する高圧
水の反射衝撃流は届かなくなり、ガイド輪17の機構、
又は付属させた駆動系に生じる影響を充分に回避でき
る。また、噴射ノズル18部には反射遮断カバー21を
取付けるスペースを得ることができる。さらにまた、
上,下両部梁3b,3cと伸縮梁16cとは伸縮自在と
なっているため、径寸法の異なる各種寸法の筒身1にも
容易に対応することができる。
【0019】次に、図4は本発明の第2実施例を示すも
のであり、前記した昇降体3として制御室22を設置し
た通常のゴンドラ23を用いた場合を示す。ゴンドラ2
3の床23Fの円周方向の複数の端に上下方向のガイド
輪11を設け、床23Fの中央下部に第1実施例と同様
な旋回支持体16,ガイド輪17,噴射ノズル18及び
高圧水ホース9を設け、ゴンドラ23は地上のウインチ
により筒身1上方からワイヤ5′で昇降する。また、制
御室22内に制御盤20′を設け、作業者が制御室22
でゴンドラ23の昇降,旋回支持体16の旋回及び噴射
ノズル8からの高圧水噴射を遠隔制御操作する。図中2
4は、地上から制御室22へ接続した電気ケーブル及び
エアホース等である。
【0020】上記装置では、ゴンドラ23上に作業者が
乗り込んで監視しながらゴンドラ及びライニング斫り装
置を制御室22内の制御盤20′で制御操作することを
除いて他の作用効果は第1実施例の場合と同様である。
【0021】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可
能であることは言う迄もない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、旋
回支持体のガイド輪を噴射ノズルから離間させて、高圧
噴射水の反射衝撃流のガイド輪及び他の駆動部への影響
をなくしたので、旋回支持体を正確かつ円滑に作動させ
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体側面図である。
【図2】同じく昇降体部の平面図である。
【図3】同じく旋回支持体部の平面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す全体側面図である。
【図5】従来例の全体側面図である。
【符号の説明】
1 筒身 2 ライニング 3 昇降体 4 エンドレスウインチ 5 ワイヤ 16 旋回支持体 17 ガイド輪 18 噴射ノズル 20,20′ 制御盤 21 反射遮蔽カバー 22 制御室 23 ゴンドラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 12/28 F23J 13/02 F23J 3/00 - 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の被加工体内を昇降可能な昇降体の
    下部に、被加工体内壁面斫り用の旋回支持体を旋回可能
    に取り付けた斫り装置において、前記旋回支持体は、そ
    の水平面内で直交する2軸線の一方の軸線方向に前記被
    加工体内壁面に向けて高圧水を噴射し得る一対の噴射ノ
    ズルを、かつ他方の軸線方向に被加工体内壁面を周方向
    に転動し得る一対のガイド輪を備えることを特徴とする
    噴射ノズル型斫り装置。
JP19379492A 1992-07-21 1992-07-21 噴射ノズル型斫り装置 Expired - Lifetime JP2971254B2 (ja)

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