JP2971121B2 - ダクタイル鋳鉄用取鍋 - Google Patents
ダクタイル鋳鉄用取鍋Info
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- JP2971121B2 JP2971121B2 JP2283301A JP28330190A JP2971121B2 JP 2971121 B2 JP2971121 B2 JP 2971121B2 JP 2283301 A JP2283301 A JP 2283301A JP 28330190 A JP28330190 A JP 28330190A JP 2971121 B2 JP2971121 B2 JP 2971121B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダクタイル鋳鉄用溶湯の球状化処理に用い
られるダクタイル鋳鉄用取鍋に関する。
られるダクタイル鋳鉄用取鍋に関する。
ダクタイル鋳鉄用溶湯の球状化処理には、球状化材を
あらかじめ添加した取鍋内に溶湯を直接注湯する方法
と、取鍋内に溶湯を注湯した後、球状化材を強制的に溶
湯内へ挿入する方法が一般的に実用されている。
あらかじめ添加した取鍋内に溶湯を直接注湯する方法
と、取鍋内に溶湯を注湯した後、球状化材を強制的に溶
湯内へ挿入する方法が一般的に実用されている。
前記従来の方法においては、球状化処理の際、溶湯と
球状化材の反応により多量の白煙及び激しい閃光が発生
し、工場内外の環境を著しく悪化させている。
球状化材の反応により多量の白煙及び激しい閃光が発生
し、工場内外の環境を著しく悪化させている。
この白煙及び閃光を大巾に減少させる手段として、本
出願人の一は連続気孔の多孔質体通気性耐熱フィルター
を設けた取鍋カバーを使用する球状化処理方法を開発し
て、特願平２−203910号として特許出願を行なった。
出願人の一は連続気孔の多孔質体通気性耐熱フィルター
を設けた取鍋カバーを使用する球状化処理方法を開発し
て、特願平２−203910号として特許出願を行なった。
本発明は、前記の球状化処理方法における白煙の捕集
効率を更に高めることができるダクタイル鋳鉄用取鍋を
提供しようとするものである。
効率を更に高めることができるダクタイル鋳鉄用取鍋を
提供しようとするものである。
本発明のダクタイル鋳鉄用取鍋は、次の手段を講じ
た。
た。
（１） 連続気孔の多孔質体を備えた取鍋カバー及び受
湯部を設けた取鍋本体からなるダクタイル鋳鉄用取鍋に
おいて、前記受湯部底部に形成された取鍋本体内に連通
する溶湯注入孔、及び同溶湯注入孔上に着座しダクタイ
ル鋳鉄用溶湯より比重の小さい球形ボールを備えた。
湯部を設けた取鍋本体からなるダクタイル鋳鉄用取鍋に
おいて、前記受湯部底部に形成された取鍋本体内に連通
する溶湯注入孔、及び同溶湯注入孔上に着座しダクタイ
ル鋳鉄用溶湯より比重の小さい球形ボールを備えた。
（２） 上部に連続気孔の多孔質体を備えた取鍋カバー
及び受湯部を設けた取鍋本体からなるダクタイル鋳鉄用
取鍋において、前記受湯部底部に取鍋本体内に連通する
溶湯注入孔を形成し、かつ、前記受湯部に注湯口を設け
た。
及び受湯部を設けた取鍋本体からなるダクタイル鋳鉄用
取鍋において、前記受湯部底部に取鍋本体内に連通する
溶湯注入孔を形成し、かつ、前記受湯部に注湯口を設け
た。
（３） 前記（２）のダクタイル鋳鉄用取鍋において、
前記受湯注入孔上に着座し、ダクタイル鋳鉄用溶湯より
比重の小さい球形ボールを備えた。
前記受湯注入孔上に着座し、ダクタイル鋳鉄用溶湯より
比重の小さい球形ボールを備えた。
本発明においては、連続気孔の多孔質体を備えた取鍋
カバーによって、ダクタイル鋳鉄用溶湯の球状化処理に
当って発生する白煙，閃光及び溶湯の飛散は大部分防止
されると共に、取鍋本体内のガス圧を低下させて溶湯の
バブリングが防止されるが、前記各項に記載の本発明
は、更に次の作用を奏することができる。と共に、取鍋
本体内の内圧の上昇が防止されて、 前記（１）に記載の本発明は、球形ボールは受湯時に
は溶湯中の浮力によって浮上して溶湯が受湯部の溶湯注
入孔より取鍋本体へ入ることを可能にし、またその後は
溶湯注入孔上に着座して、白煙，閃光及び溶湯が受湯部
より洩れ、飛散することを防止する。
カバーによって、ダクタイル鋳鉄用溶湯の球状化処理に
当って発生する白煙，閃光及び溶湯の飛散は大部分防止
されると共に、取鍋本体内のガス圧を低下させて溶湯の
バブリングが防止されるが、前記各項に記載の本発明
は、更に次の作用を奏することができる。と共に、取鍋
本体内の内圧の上昇が防止されて、 前記（１）に記載の本発明は、球形ボールは受湯時に
は溶湯中の浮力によって浮上して溶湯が受湯部の溶湯注
入孔より取鍋本体へ入ることを可能にし、またその後は
溶湯注入孔上に着座して、白煙，閃光及び溶湯が受湯部
より洩れ、飛散することを防止する。
前記（２）に記載の本発明は、受湯部に注湯口を設け
たことによって、取鍋本体の開口部が減少し、白煙，閃
光及び溶湯が洩れ、飛散することが防止される。また溶
湯注入口を設けた受湯部は、除滓，測温に利用すること
ができる。
たことによって、取鍋本体の開口部が減少し、白煙，閃
光及び溶湯が洩れ、飛散することが防止される。また溶
湯注入口を設けた受湯部は、除滓，測温に利用すること
ができる。
前記（３）に記載の本発明は、前記（２）の本発明の
溶湯注入孔上に着座する球形ボールによって、白煙，閃
光及び溶湯の洩れ、飛散の防止作用が更に高められる。
溶湯注入孔上に着座する球形ボールによって、白煙，閃
光及び溶湯の洩れ、飛散の防止作用が更に高められる。
本発明の第１の実施例を、第１図ないし第２図によっ
て説明する。
て説明する。
１は取鍋本体で、その上部には側方にＶ字状に拡がる
注湯口６とその上部一側には内側に耐火材を施した受湯
部２が設けられていて、その底部に反応室1aが形成され
ている。受湯部２の底部2aには、取鍋本体１内の反応室
1aに連通する溶湯注入孔４が設けられ、同溶湯注入孔４
の上部には、同注入孔４に着座してこれを閉鎖する溶湯
より比重の小さい鋳物，セラミック製等の球形ボール３
が配置されている。８は、三次元網目構造等の連続気孔
の多孔質体耐熱フィルター９をその一部に備えた取鍋カ
バーであり、同取鍋カバー８は取鍋本体１上に取付けら
れ、前記受湯部２と注湯口６以外の部分を覆うようにな
っている。10は注湯口６の反対側に相当する取鍋カバー
８の位置に設けられ、ヒンジ10aで開閉自在に構成され
た取鍋カバー８の除滓口である。前記取鍋本体１の底部
には、上方へ立上る下部仕切壁５が設けられている。
注湯口６とその上部一側には内側に耐火材を施した受湯
部２が設けられていて、その底部に反応室1aが形成され
ている。受湯部２の底部2aには、取鍋本体１内の反応室
1aに連通する溶湯注入孔４が設けられ、同溶湯注入孔４
の上部には、同注入孔４に着座してこれを閉鎖する溶湯
より比重の小さい鋳物，セラミック製等の球形ボール３
が配置されている。８は、三次元網目構造等の連続気孔
の多孔質体耐熱フィルター９をその一部に備えた取鍋カ
バーであり、同取鍋カバー８は取鍋本体１上に取付けら
れ、前記受湯部２と注湯口６以外の部分を覆うようにな
っている。10は注湯口６の反対側に相当する取鍋カバー
８の位置に設けられ、ヒンジ10aで開閉自在に構成され
た取鍋カバー８の除滓口である。前記取鍋本体１の底部
には、上方へ立上る下部仕切壁５が設けられている。
本実施例においては、受湯部２を設けた取鍋本体１の
底部の反応室1aに球状化材７を投入後，連続気孔の多孔
質体耐熱フィルター９を設けた取鍋カバー８を前記取鍋
本体１の上部に取りつける。
底部の反応室1aに球状化材７を投入後，連続気孔の多孔
質体耐熱フィルター９を設けた取鍋カバー８を前記取鍋
本体１の上部に取りつける。
受湯部２の溶湯注入孔４の上に予め球形ボール３をセ
ットした後，ダクタイル鋳鉄用溶湯を受湯部２へ注入す
る。受湯部２へダクタイル鋳鉄用溶湯を注湯すると、数
秒後に球形ボール３は、溶湯上面へ浮上し、ダクタイル
鋳鉄用溶湯は溶湯注入孔４を通って、取鍋本体１の底部
に設けられた反応室1a内に注入される。ダクタイル鋳鉄
用溶湯と球状化材７が接触した時点から、球状化処理反
応による白煙，閃光及び溶湯飛散現象が発生する。この
際，大部分の白煙と閃光及び溶湯の飛散現象は、通気性
のある連続気孔の多孔質体の耐熱フィルター９の遮断及
び白煙捕集効果によって抑制できると共に同耐熱フィル
ター９によって取鍋本体１内の内圧の上昇を防ぐことが
できる。
ットした後，ダクタイル鋳鉄用溶湯を受湯部２へ注入す
る。受湯部２へダクタイル鋳鉄用溶湯を注湯すると、数
秒後に球形ボール３は、溶湯上面へ浮上し、ダクタイル
鋳鉄用溶湯は溶湯注入孔４を通って、取鍋本体１の底部
に設けられた反応室1a内に注入される。ダクタイル鋳鉄
用溶湯と球状化材７が接触した時点から、球状化処理反
応による白煙，閃光及び溶湯飛散現象が発生する。この
際，大部分の白煙と閃光及び溶湯の飛散現象は、通気性
のある連続気孔の多孔質体の耐熱フィルター９の遮断及
び白煙捕集効果によって抑制できると共に同耐熱フィル
ター９によって取鍋本体１内の内圧の上昇を防ぐことが
できる。
また、本実施例では、球形ボール３は、受湯時には浮
力により溶湯上面に浮上しているが、受湯が完了した時
点では、溶湯注入孔４上に自然降下し球状化反応時の白
煙，閃光及び溶湯の受湯部２の溶湯注入孔４からの放出
を完全に防止する作用をもっている。
力により溶湯上面に浮上しているが、受湯が完了した時
点では、溶湯注入孔４上に自然降下し球状化反応時の白
煙，閃光及び溶湯の受湯部２の溶湯注入孔４からの放出
を完全に防止する作用をもっている。
このようにして、本実施例では、取鍋カバー８の連続
気孔の多孔質体耐熱フィルター９によって、取鍋本体１
内の内圧の上昇を防ぎ、また白煙，閃光及び溶湯の流出
を防ぐと共に、受湯部２の溶湯注入孔４からの白煙，閃
光及び溶湯の流出を防止することができる。
気孔の多孔質体耐熱フィルター９によって、取鍋本体１
内の内圧の上昇を防ぎ、また白煙，閃光及び溶湯の流出
を防ぐと共に、受湯部２の溶湯注入孔４からの白煙，閃
光及び溶湯の流出を防止することができる。
本発明の第２の実施例を，第３図及び第４図によって
説明する。
説明する。
本実施例は、前記第１の実施例の受湯部２にＶ字状に
側方へ拡がる注湯口６を設けると共に、この受湯部６の
底部2aに、第１の実施例と同様な球形ボール３がその上
に着座する溶湯注入孔４が設けられている。その他の取
鍋本体１の部分は、第１の実施例と同様である。また、
取鍋カバー８は、受湯部２の部分を除いた取鍋本体１の
上部を覆うように構成され、ヒンジ10aによって回動自
在な取鍋カバー８の除滓口10に第１の実施例と同様な連
続気孔の多孔質耐熱フィルター９が設けられている。
側方へ拡がる注湯口６を設けると共に、この受湯部６の
底部2aに、第１の実施例と同様な球形ボール３がその上
に着座する溶湯注入孔４が設けられている。その他の取
鍋本体１の部分は、第１の実施例と同様である。また、
取鍋カバー８は、受湯部２の部分を除いた取鍋本体１の
上部を覆うように構成され、ヒンジ10aによって回動自
在な取鍋カバー８の除滓口10に第１の実施例と同様な連
続気孔の多孔質耐熱フィルター９が設けられている。
本実施例においては、受湯部２を設けた取鍋本体１の
底部の反応室1aに球状化材７を投入後，通気性の連続気
孔の多孔質体耐熱フィルター９を設けた取鍋カバー８
を、前記取鍋本体１の上部に取り付ける。
底部の反応室1aに球状化材７を投入後，通気性の連続気
孔の多孔質体耐熱フィルター９を設けた取鍋カバー８
を、前記取鍋本体１の上部に取り付ける。
本実施例においても、前記第１の実施例と同様に、ダ
クタイル鋳鉄用溶湯の球状化反応時、受湯部２の溶湯注
入孔４から流出する白煙の一部を防止するため、球形ボ
ール３をストッパーに用いているが、受湯部２に注湯口
６を設けたことにより、前記第１の実施例における注湯
口からの白煙流出を完全に防止することができ、白煙抑
制効果を、更に顕著にすることができる。
クタイル鋳鉄用溶湯の球状化反応時、受湯部２の溶湯注
入孔４から流出する白煙の一部を防止するため、球形ボ
ール３をストッパーに用いているが、受湯部２に注湯口
６を設けたことにより、前記第１の実施例における注湯
口からの白煙流出を完全に防止することができ、白煙抑
制効果を、更に顕著にすることができる。
なお、本実施例では、鋳型へのダクタイル鋳鉄溶湯鋳
込みは、球形ボール３を除去して行なわれる。
込みは、球形ボール３を除去して行なわれる。
本発明の第３の実施例を、第５図及び第６図によって
説明する。
説明する。
本実施例は、前記第２実施例における受湯部２に注湯
口６を設けた取鍋本体１において、球形ボールを省略
し、受湯部２の注湯口６近傍に上部から下方へ延び、そ
の下端が受湯部２の耐火材に接する耐熱フィルター12を
設けた。また、連続気孔の多孔質体耐熱フィルター９を
備えた取鍋カバー８には、前記第１及び第２の実施例に
おける除滓口は省略されており、かつ、同取鍋カバー８
は受湯部２を除く執成減本体１の部分を覆うように構成
されている。更に、受注部２の溶湯注入孔４は白煙流出
を極力抑えるためにその寸法は極力小さく形成される。
口６を設けた取鍋本体１において、球形ボールを省略
し、受湯部２の注湯口６近傍に上部から下方へ延び、そ
の下端が受湯部２の耐火材に接する耐熱フィルター12を
設けた。また、連続気孔の多孔質体耐熱フィルター９を
備えた取鍋カバー８には、前記第１及び第２の実施例に
おける除滓口は省略されており、かつ、同取鍋カバー８
は受湯部２を除く執成減本体１の部分を覆うように構成
されている。更に、受注部２の溶湯注入孔４は白煙流出
を極力抑えるためにその寸法は極力小さく形成される。
本実施例においては、取鍋カバー８に除滓口が設けら
れていないために、除滓口を設けた取鍋カバーのよう
に、その近傍からの白煙が流出することがない。
れていないために、除滓口を設けた取鍋カバーのよう
に、その近傍からの白煙が流出することがない。
また、受湯部２に溶湯注入孔４を設けたことによっ
て、除滓及び測温を行なうことができると共に、溶湯注
入孔４を極力小さくすることによって受湯部２からの白
煙，閃光及び溶湯の洩れを極力抑えることができる。
て、除滓及び測温を行なうことができると共に、溶湯注
入孔４を極力小さくすることによって受湯部２からの白
煙，閃光及び溶湯の洩れを極力抑えることができる。
更に、鋳型へのダクタイル鋳鉄用溶湯鋳込み時には、
溶湯のみが耐熱フィルター12を通過して注入口６へと流
れ、不純物は耐熱フィルター12を通過することが妨げら
れ、溶湯鋳込み時の不純物の混入を防止することができ
る。
溶湯のみが耐熱フィルター12を通過して注入口６へと流
れ、不純物は耐熱フィルター12を通過することが妨げら
れ、溶湯鋳込み時の不純物の混入を防止することができ
る。
以上のように、本実施例では、球状化処理の際に発生
する白煙，閃光及び溶湯の除滓口近傍からの洩れを防止
することができると共に、注湯口６を備えた受湯部２に
おいて、白煙の洩れの抑制，除滓及び測温を行なうこと
ができ、またダクタイル鋳鉄溶湯鋳込み時の不純物の混
入を防止することができる。
する白煙，閃光及び溶湯の除滓口近傍からの洩れを防止
することができると共に、注湯口６を備えた受湯部２に
おいて、白煙の洩れの抑制，除滓及び測温を行なうこと
ができ、またダクタイル鋳鉄溶湯鋳込み時の不純物の混
入を防止することができる。
本発明は、特許請求の範囲の各項に記載された構成を
有することによって、次の効果を挙げることができる。
有することによって、次の効果を挙げることができる。
（１） ダクタイル鋳鉄用溶湯の球状化処理に当っての
白煙の大気放出量を大巾に抑制することができ、環境及
び公害対策に有効である。
白煙の大気放出量を大巾に抑制することができ、環境及
び公害対策に有効である。
（２） 閃光及び溶湯の洩れを防止することができ、安
全性が向上する。
全性が向上する。
（３） 以上の効果に伴って、ダクタイル鋳鉄用取鍋を
小形化することができる。
小形化することができる。
（４） 溶湯の飛散が防止され球状化材の歩留りが向上
し、かつ特別のカバー材を必要としない。
し、かつ特別のカバー材を必要としない。
（５） ダクタイル鋳鉄溶湯の球状化処理工数を低減さ
せることができ、かつ、作業性が向上する。
せることができ、かつ、作業性が向上する。
第１図（ａ），（ｂ）はそれぞれ本発明の第１の実施例
の取鍋本体の平面図と第１図（ａ）のＡ−Ａ′線に沿う
１部縦断面図、第２図（ａ），（ｂ）はそれぞれ同実施
例の取鍋カバーの平面図と立面図、第３図（ａ），
（ｂ）はそれぞれ本発明の第２の実施例の取鍋本体の平
面図と縦断面図、第４図（ａ），（ｂ）はそれぞれ同実
施例の取鍋カバーの平面図と縦断面図、第５図（ａ），
（ｂ）はそれぞれ本発明の第３の実施例の取鍋本体の平
面図と縦断面図、第６図（ａ），（ｂ）はそれぞれ同実
施例の取鍋カバーの平面図と縦断面図、である。 １……取鍋本体,1a……反応室， ２……受湯部,2a……受湯部の底部， ３……球形ボール,4……溶湯注入孔， ５……下部仕切壁,6……注湯口， ７……球状化材,8……取鍋カバー， ９……多孔質体の耐熱フィルター,10……除滓口， 12……耐熱フィルター，
の取鍋本体の平面図と第１図（ａ）のＡ−Ａ′線に沿う
１部縦断面図、第２図（ａ），（ｂ）はそれぞれ同実施
例の取鍋カバーの平面図と立面図、第３図（ａ），
（ｂ）はそれぞれ本発明の第２の実施例の取鍋本体の平
面図と縦断面図、第４図（ａ），（ｂ）はそれぞれ同実
施例の取鍋カバーの平面図と縦断面図、第５図（ａ），
（ｂ）はそれぞれ本発明の第３の実施例の取鍋本体の平
面図と縦断面図、第６図（ａ），（ｂ）はそれぞれ同実
施例の取鍋カバーの平面図と縦断面図、である。 １……取鍋本体,1a……反応室， ２……受湯部,2a……受湯部の底部， ３……球形ボール,4……溶湯注入孔， ５……下部仕切壁,6……注湯口， ７……球状化材,8……取鍋カバー， ９……多孔質体の耐熱フィルター,10……除滓口， 12……耐熱フィルター，
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 博男 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工 業株式会社三原製作所内 (72)発明者 永井 清隆 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工 業株式会社三原製作所内 (56)参考文献 特開 平４−158973（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−176810（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−80958（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−99059（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−41457（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−116775（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B22D 41/00 B22D 1/00 C21C 1/10 103
Claims (3)
- 【請求項１】連続気孔の多孔質体を備えた取鍋カバー及
び受湯部を設けた取鍋本体からなるダクタイル鋳鉄用取
鍋において、前記受湯部底部に形成された取鍋本体内に
連通する溶湯注入孔、及び同溶湯注入孔上に着座しダク
タイル鋳鉄用溶湯より比重の小さい球形ボールを備えた
ことを特徴とするダクタイル鋳鉄用取鍋。 - 【請求項２】連続気孔の多孔質体を備えた取鍋カバー及
び受湯部を設けた取鍋本体からなるダクタイル鋳鉄用取
鍋において、前記受湯部底部に取鍋本体内に連通する溶
湯注入孔を形成し、かつ前記受湯部に注湯口を設けたこ
とを特徴とするダクタイル鋳鉄用取鍋。 - 【請求項３】前記溶湯注入孔上に着座しダクタイル鋳鉄
用溶湯より比重の小さい球形ボールを備えたことを特徴
とする請求項（２）に記載のダクタイル鋳鉄用取鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283301A JP2971121B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | ダクタイル鋳鉄用取鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283301A JP2971121B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | ダクタイル鋳鉄用取鍋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04158972A JPH04158972A (ja) | 1992-06-02 |
| JP2971121B2 true JP2971121B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=17663683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2283301A Expired - Fee Related JP2971121B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | ダクタイル鋳鉄用取鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2971121B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100840285B1 (ko) * | 2001-12-07 | 2008-06-20 | 주식회사 포스코 | 레이들의 보온 커버 |
| CN103008633A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-04-03 | 侯马市东鑫机械铸造有限公司 | 用于球墨铸铁铁水浇注的铁水包 |
| CN103736984A (zh) * | 2014-01-11 | 2014-04-23 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 一种带流铁口的铁水罐挡渣器及其制备方法 |
| JP7412762B2 (ja) * | 2020-05-15 | 2024-01-15 | 株式会社Edge Creators | 注湯ラドル |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP2283301A patent/JP2971121B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04158972A (ja) | 1992-06-02 |
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