JP2970692B2 - 製版用スキャナ - Google Patents

製版用スキャナ

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JP2970692B2
JP2970692B2 JP1835091A JP1835091A JP2970692B2 JP 2970692 B2 JP2970692 B2 JP 2970692B2 JP 1835091 A JP1835091 A JP 1835091A JP 1835091 A JP1835091 A JP 1835091A JP 2970692 B2 JP2970692 B2 JP 2970692B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製版用スキャナにお
けるオートセットアップ技術に関し、特に、製版用スキ
ャナの長時間無人運転を可能とする改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、製版用カラースキャナで
は、原画の画像の色分解を行う前に原画の特徴や印刷の
態様などに応じたセットアップを行う必要がある。そし
て従来のセットアップ技術においては、例えばスキャナ
に接続されたカラープレビュアー装置を用いて色分解後
の画像をCRTモニタ上で目視しつつ、オペレーターが
色分解条件設定キーをマニュアルで操作してセットアッ
プ条件を決定している。
【0003】ところがこのようなマニュアルセットアッ
プでは熟練したオペレータを必要とするとともに、セッ
トアップ条件の決定にかなりの時間を要するため、セッ
トアップ条件を決定する処理を実行している時間中はそ
の製版用スキャナを画像読取りのために使用できず、ス
キャナの稼働効率が低下してしまうという問題がある。
【0004】このため、製版用スキャナとは別に画像走
査入力装置を有するセットアップ装置(前準備装置)を
設けて、それを用いてオペレータがセットアップ条件を
決定する技術が本出願人による特開昭62−23156
6号公報などで提案されている。
【0005】また、製版用スキャナの内部においてセッ
トアップ条件を自動決定する技術が、特開昭63−42
575号公報などに開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがセットアップ
装置を用いる場合にはそのセットアップ装置に原画をセ
ットしてセットアップ条件を決定した後、その原画を製
版用スキャナに移載しなければならない。さらに、この
ようにして決定されたセットアップ条件をスキャナに入
力する作業も必要である。
【0007】一方、上記特開昭63−42575号公報
などに開示されている技術は、1枚の原画についてのセ
ットアップ条件の自動決定には有効である。ところが、
セットアップ条件は原画ごとに異なるために、1枚の原
画についてのセットアップ条件を複数の原画に適用はで
きない。したがって原画ごとにセットアップ条件決定動
作と画像記録動作とを起動させるためのスキャナの操作
が必要である。
【0008】このため、セットアップから網点画像記録
までの処理を総合的に自動化して製版用スキャナの長時
間無人運転を実現することが望まれているものの、従来
技術においてはそれが不可能であるという問題があっ
た。
【0009】この発明は従来技術における上述の問題の
克服を意図しており、熟練したオペレータを必要とせ
ず、かつ製版用スキャナの長時間無人運転を実現するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の構成に
よる製版用スキャナは、(a) 複数の原画を配列して保持
する原画保持手段と、(b) 前記複数の原画それぞれにつ
いての原画の主題、複製倍率および原画のトリミング位
置を含む希望複製情報を設定するための設定手段と、
(c) 前記設定された複数の原画それぞれについての前記
希望複製情報を保持する希望複製情報保持手段と、(d)
複数の原画のうち、指定された原画の画像を読取って当
該原画の画像信号を発生する画像読取り手段と、(e) 前
記画像読取り手段で仮読取りして得られた画像信号と前
記希望情報保持手段から読み出した前記指定された原画
についての前記希望複製情報とに基づいて前記指定され
た原画の画像を統計的に分析することによって当該原画
についてのセットアップ条件を決定するセットアップ条
件決定手段と、(f) 前記指定された原画を前記画像読取
り手段で本読取りして得られた画像信号に対する信号処
理を前記セットアップ条件に従って実行し、それによっ
てその原画についての処理済画像信号を生成する画像処
理手段と、(g) 前記複数の原画を所定の順序で順次に自
動指定しつつ前記(c) から(f) の各手段を能動化するこ
とによって、前記複数の原画についてのセットアップ条
件の決定と画像の本読取および画像信号の処理とを所定
の順序で自動的に実行させる順序指定手段が設けられて
いる。
【0011】なお、セットアップ条件決定手段で仮読取
される画像信号は、画像信号処理のための本読取による
画像信号と同じ画素密度を持つものでもよく、原画の画
素の間引きをしたものなどであってもよい。
【0012】一方、第2の構成による製版用スキャナで
は、順序指定手段に、(g-1) 複数の原画のそれぞれにつ
いてのスキャナのセットアップ条件の決定を行なった後
に前記複数の原画のそれぞれについての画像の本読取お
よび画像信号の処理を実行させる手段を設けている。
【0013】また、第3の構成による製版用スキャナで
は、順序指定手段に、(g-1) 複数の原画のそれぞれにつ
いての前記スキャナのセットアップ条件の決定と画像の
本読取および画像信号の処理とを交互に実行させる手段
を設けている。
【0014】第4の構成のスキャナでは、上記の順序指
定手段が、(g-1) 複数の原画のそれぞれについての前記
スキャナのセットアップ条件の決定と画像の本読取およ
び画像信号の処理とのそれぞれの実行順序を指定するた
めの順序指定データをマニュアル操作によって入力する
操作入力手段と、(g-2) 前記順序指定データに従って前
記複数の原画を所定の順序で順次に自動指定する手段を
備える。
【0015】つまり、この第4の構成ではセットアップ
条件の決定や画像の本読取および画像信号の処理の順序
は選択可能である。
【0016】さらに、第5の構成では、(g-1) の操作入
力手段に、(g-1-1) 前記複数の原画のそれぞれについて
の前記スキャナのセットアップ条件の決定を行なった後
に前記複数の原画のそれぞれについての画像の本読取お
よび画像信号の処理を実行する第1のモードと、前記複
数の原画のそれぞれについての前記スキャナのセットア
ップ条件の決定と画像の本読取および画像信号の処理録
とを交互に実行する第2のモードとを含む複数のモード
の中からマニュアル操作によって任意に選択するための
手段を設ける。
【0017】また、これに対応して、(g-2) の手段に、
(g-2-1) 前記(g-1-1) の手段によって選択されたモード
に従って(c) から(f) の各手段を能動化する手段を設け
ている。
【0018】
【作用】第1の構成の製版用スキャナでは、(g) の順序
指定手段が設けられていることによって、複数の原画に
ついてのセットアップ条件の決定と画像の本読取および
画像信号の処理とが自動的かつ所定の順序で自動的に実
行される。
【0019】各原画についてのセットアップ条件の決定
と画像の本読取および画像信号の処理とをどのような順
序で行わせるかは、固定的な規則で定めておいてもよ
く、外部から指定するようにしておいてもよい。
【0020】第2の構成の製版用スキャナでは、各原画
についてのセットアップ条件の決定が先に実行され、各
原画についての画像の本読取および画像信号の処理はそ
の後にまとめて実行される。
【0021】これに対して第3の構成では、各原画につ
いてのセットアップ条件の決定と画像の本読取および画
像信号の処理とが交互に実行される。
【0022】一方、第4の構成の製版用スキャナでは、
各原画についてのセットアップ条件の決定と画像の本読
取および画像信号の処理との実行順序を外部から指定で
きるようにしている。
【0023】さらに、第5の構成の製版用スキャナで
は、その指定に関する複数の選択枝のうちの第1のモー
ドが選択されると、各原画についてのセットアップ条件
の決定が連続して行なわれ、各原画についての画像の本
読取および画像信号の処理はその後に実行される。また
第2のモードが選択されると、各原画についてのセット
アップ条件の決定と画像の本読取および画像信号の処理
とが交互に実行される。
【0024】
【実施例】
<A.スキャナの外観と全体構成>図1は、この発明の
一実施例である製版用カラースキャナの外観図である。
このカラースキャナ100は、スキャナ本体101と自
動現像機102とを備えている。スキャナ本体101の
概略ブロック図が図2に示されており、この図2中の各
構成ブロックの詳細が図3から図6に示されている。
【0025】図1において、スキャナ本体101は、略
ボックス状のハウジング103の上部にピックアップユ
ニット110とレコーディングユニット120とを有し
ている。ピックアップユニット110においては、着脱
自在の原画ドラム111に複数の原画10が配列して貼
付けられており、原画ドラム111は図3のモータ11
2によってα方向に等速回転する。またこの原画ドラム
111に対向してピックアップヘッド114が設けられ
ており、このピックアップヘッド114は図3のモータ
116とネジ杆115とによってX方向に並進移動しつ
つ原画10の画像を読取って行く。したがって(−α)
方向が主走査方向となり、X方向が副走査方向となる。
【0026】モータ112,116はモータドライブ回
路119によって駆動される。また、これらのモータ1
12,116の回転角度はロータリーエンコーダ11
117によってそれぞれ検出され、エンコーダ出力
処理回路118を介して制御装置140(図2)に与え
られる。
【0027】ピックアップユニット110で得られた画
像信号は、図2の画像処理装置150に出力される。原
画10の仮読取時には画像処理装置150はこの画像信
号に基づいてセットアップ条件の自動決定を行なう。そ
してそのセットアップ条件は画像信号の変換テーブルの
形で画像処理装置150内に設定される。これらの動作
の詳細は後述する。
【0028】一方、原画10の本読取時には画像信号は
上記変換テーブルによって変換された後にイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),墨(K)の色
版用網点信号へと変換され、レコーディングユニット1
20へ与えられる。
【0029】レコーディングユニット120は、図1お
よび図5に示すように、感材フィルム20が巻回される
レコーディングドラム121を有している。原画ドラム
111と同様にレコーディングドラム121は図5のモ
ータ122によってα方向に等速回転する。レコーディ
ングドラム121に対向してレコーディングヘッド12
4が設けられており、モータ126とネジ杆125とに
よってレコーディングヘッド124はX方向に並進移動
しつつY,M,C,Kの網点画像を感材フィルム20上
に露光記録して行く。この露光記録においても(−α)
方向が主走査方向となり、X方向が副走査方向となる。
【0030】モータ122,126はモータドライブ回
路129によって駆動される。これらのモータ122,
126の回転角度はロータリーエンコーダ12312
7によってそれぞれ検出され、エンコーダ出力処理回路
128を介して制御装置140(図2)に与えられる。
【0031】図1に戻って、ハウジング103の上部に
は、CRT131,133、フロッピーディスクドライ
ブ(FDD)装置132およびキーボードパネル134
が配置されている。また、レコーディングユニット12
0の下方には、生フィルムをレコーディングドラム12
1上に自動供給するためのフィルムボックス104が挿
入されている。
【0032】自動現像機102はスキャナ本体101の
後方に配置されている。記録済の感材フィルム20はこ
の自動現像機102に自動搬送されて現像される。
【0033】なお、本読取により処理した信号の最終出
力形式として網点画像を露光記録する場合を例にとって
説明しているが、本発明の装置は連続調分解画像を露光
記録するものにも適用できる。
【0034】さらに、本発明の装置をレイアウトスキャ
ナと接続して使用する場合には処理済みの信号を磁気デ
ィスク等へ出力する場合もある。
【0035】<B.原画読取り順序と動作モードの指定
動作>図7は、複製対象となる複数の原画1〜8が貼付
けられた原画ドラム111を示す図である。原画1〜8
は図1や図3の原画10に相当し、任意の位置関係でこ
のドラム111上に配列されている。
【0036】この原画ドラム111がスキャナ100の
ピックアップユニット110にセットされた後、オペレ
ータがキーボードパネル134を操作すると、CRT1
33の画面に図8のようなメニューが表示される。な
お、キーボードパネル134やCRT133などの入出
力装置130(図6)のコントロールは、制御装置14
0内の入出力制御回路142によってなされる。
【0037】図8に示されたメニューのうち、「ORI
GINAL NO.」は原画1〜8の識別番号であり、
たとえばキーボードパネル134の操作によって「1」
が入力されることにより、原画1が特定される。次の
「AI?」の表示はセットアップ条件の決定を自動で行
なうか、それともマニュアルで行なうかを選択するため
のメニューであり、図示例では自動決定が選択されてい
る。
【0038】さらに、「TYPE OF AI」は、あ
らかじめ準備されている複数のセットアップ条件自動決
定プログラムのうちいずれによってセットアップ条件の
自動決定を行なわせるかを指定するメニューである。す
なわち、セットアップ条件自動決定プログラムは、たと
えば「肌物」、「風景」、「静物」などの原画の主題ご
とに準備されており、後述するメモリ158b(図4)
に格納されている。そしてこれらのプログラムは
「1」、「2」、「3」などのプログラム識別番号をメ
ニュー上で指定することによって選択的に呼び出すこと
ができる。セットアップ条件自動決定プログラムは、た
とえば特開昭63−42575号、特開平2−1224
4号、特開平62−12245号、特開平62−122
46号の各公報に記載されている技術に基づいて作成す
ることができる。また、原画の主題の種類やその中に含
まれている記憶色に応じてセットアップ条件を変える技
術は特願平2−50859号公報に開示されている。図
8の例では原画1について「2」のプログラム識別番号
を持つセットアップ条件自動決定プログラムが選択され
ている。
【0039】図8のメニューの残余の部分は、印刷の目
的や原画のサイズなどに応じてオペレータが決定した複
製倍率や原画のトリミング位置などの情報を入力する部
分であり、これらについてもマニュアルによる入力がな
される。なお、原画のトリミング領域は図示しない前処
理装置を用いて決定すればよい。
【0040】原画1についてのメニュー上の諸情報の入
力が完了すると、同様のメニュー画面によって残りの原
画2〜8についてもセットアップ条件の決定や画像処理
のための情報が順次に入力される。セットアップ条件自
動決定プログラムも原画ごとに最適のものが選択され
る。以下、これらの情報を「希望複製情報」と呼ぶ。
【0041】各原画1〜8についての希望複製情報の入
力が完了すると、オペレータによるキーボードパネル1
34の操作によって図9のメニューがCRT133上に
表示される。このメニューにおいては原画1〜8をどの
ような順序で走査させるかという走査順序の指定と、原
画1〜8のスキャンモードの指定とが、やはりオペレー
タによるキーボードパネル134の操作によってなされ
る。これらの情報はこの発明において「順序指定デー
タ」と呼ばれる。
【0042】このうち、走査順序の指定は各原画の識別
番号を所望の順序で入力することによってなされ、図示
例では原画1,2,3,…,8の順での走査が指定され
ている。
【0043】また、スキャンモードとしては次の2つの
モードが準備されており、その中のひとつをオペレータ
が任意に選択するようになっている。
【0044】(A) 原画1〜8のそれぞれについての仮読
取によるセットアップ条件の自動決定を行なった後に原
画1〜8のそれぞれについての画像の本読取および画像
信号の処理を実行する第1のモード(図10)。
【0045】(B) 原画1〜8のそれぞれについての仮読
取によるセットアップ条件の自動決定と画像の本読取お
よび画像信号の処理とを交互に実行する第2のモード
(図11)。
【0046】図示例ではモード識別記号「A」が「TY
PE OF SCAN」の指示位置に入力されることに
よって第1のモードが選択されている。
【0047】このような選択によって順序指定データが
入力されると、そのデータは希望複製情報とともに、メ
インコントローラ143(図6)内のメモリ145に記
憶される。
【0048】そしてオペレータによるキーボードパネル
134の操作に応答してスキャナ100の自動運転が開
始される。
【0049】<C.第1のモードでの無人運転動作> <(C-1) 仮読取>仮読取動作においては、まずメインコ
ントローラ143内のCPU144がメモリ145から
スキャンモードに関する情報を読出す。そしてスキャン
モードとして第1のモードが選択されている場合には、
ピックアップユニット110への駆動タイミング信号を
タイミング制御回路141から出力させ、それによっ
て、まず最初の原画1の仮読取を開始させる。この仮読
取では原画1の画像が画素ごとに読取られるが、この読
取りは画素の間引きなどを行いつつ実行される。そして
ブルー(B)、グリーン(G),レッド(R)の色成分
ごとの画像信号は、画像処理装置150内の対数増幅器
151(図4)で対数変換された後に、セレクタ152
を介してA/Dコンバータ156に与えられる。そして
これらの画像信号はA/Dコンバータ156によってデ
ジタル信号に変換され、フレームメモリ157にストア
される。
【0050】変換特性自動決定回路158はCPU15
8aおよびメモリ158bを備えており、セットアップ
条件自動決定プログラムによって動作する人工知能(A
I)としての機能を有している。そして、変換特性自動
決定回路158はフレームメモリ157にストアされた
画像信号に基づいて、原画1のセットアップ条件として
の画像再現特性変換曲線を自動的に発生する。ただし、
ここで言う「画像再現特性変換曲線」とは、原画の色成
分ごとの濃度値を画像複製に適した濃度値に変換するた
めの曲線のことを指しており、正規化曲線と呼ばれる曲
線と同じものである。すなわち、原画のハイライト濃度
値やシャドウ濃度値に応じて定まる濃度変換曲線が、こ
の「画像再現特性変換曲線」である。
【0051】この動作に関連する部分についての変換特
性自動決定回路158の具体的構成は、既述した特開昭
63−42575号などの各公報に記載されているもの
を採用できる。すなわち、変換特性自動決定回路158
は、フレームメモリ157内の画像信号を取込んで統計
的に分析することにより原画1上の色濃度のヒストグラ
ム(または累積濃度ヒストグラム)を作成し、それに基
づいてハイライト点やシャドウ点を決定する。そしてこ
れらのハイライト点やシャドウ点を基準として画像再現
特性変換曲線を決定する。その決定のプログラムの種類
は、図8の「TYPE OF AI」の欄で指定された
ものが用いられる。ただし、この実施例では未定パラメ
ータを含んだ関数形があらかじめ準備されており、その
パラメータの値を特定することによって画像再現特性変
換曲線の具体的な形が決定されるようになっている。以
下ではこれらのパラメータの値を「変換パラメータ値」
と呼ぶ。また、「画像再現特性変換曲線」を単に「変換
曲線」とも呼ぶ。
【0052】原画1についての変換パラメータ値が決定
されるとその値はメモリ158bにストアされる。そし
てメインコントローラ143内のCPU144は、ピッ
クアップユニット110に2番目の原画2についての仮
読取を開始させる。なお、フレームメモリ157の記憶
容量が十分に大きく、複数の原画についての画像信号を
その中にストアできる場合には、原画1についての画像
読取りが完了した時点でただちに原画2についての仮読
取を開始させてもよい。逆にフレームメモリ157の記
憶容量が比較的小さい場合には、原画1についての統計
的解析が完了した時点で原画2についての仮読取を開始
し、フレームメモリ157中の原画1の画像信号を消去
して原画2についての画像信号を書込む。
【0053】原画2についてもやはりその画像の統計的
解析が変換特性自動決定回路158で実行され、この原
画2に対する変換曲線が変換パラメータ値の形式で決定
される。そしてこの変換パラメータ値は、メモリ158
bのうち原画2に割当てられた記憶エリアに記憶され
る。
【0054】残りの原画3〜8についても、図9のメニ
ューで指定しておいた順序でそのひとつひとつが順次に
指定され、以上の動作が順次に実行される。その結果、
原画1〜8のすべてについてのセットアップ条件が変換
パラメータ値の形式で決定される。
【0055】<(C-2) 本読取>各原画1〜8についての
仮読取が完了すると、図9のメニューで指定しておいた
順序に従って、メインコントローラ143内のCPU1
44が最初の原画1を再度指定する。そして変換特性自
動決定回路158はメモリ158bから原画1について
の変換パラメータ値を読出し、その値に対応する変換曲
線を数値テーブルの形式で生成する。この数値テーブル
は、セレクタ159を介してそれをルックアップテーブ
ルメモリ(LUT)160にロードされる。図12はL
UT160にロードされた色成分ごとの変換曲線の例を
示しており、この変換曲線は、最適の画像再現特性を得
るために原画の濃度値Dx を正規化濃度範囲Dmin 〜D
max 内の値へと変換する形を有している。ただし、点Q
HX=(DHX,pX ),QSX=(DSX,qX )はそれぞ
れ、ハイライト点およびシャドウ点の例を示している。
【0056】その後、CPU144はタイミング制御回
路141に指令を与え、ピックアップユニット110,
画像処理装置150、レコーディングユニット120
に、原画1〜8の網点画像記録のための本読取を実行さ
せる。すなわち原画1の画像が再度読取られ、その画像
信号が対数増幅器151,セレクタ152を介してA/
Dコンバータ156に入力される。この時点ではセレク
159はA/Dコンバータ156の出力を選択してお
り、A/Dコンバータ156からの画像信号はLUT1
60に入力される。そしてLUT160内の変換テーブ
ルによって変換された後の画像信号がD/Aコンバータ
161によってアナログ信号に戻される。
【0057】B,G,Rの各成分についてのこのアナロ
グ画像信号はセレクタ153を介して色演算回路154
に与えられ、この色演算回路154においてY,M,
C,Kの各成分についてのアナログ画像信号に変換され
る。なお、色演算回路154にはあらかじめ標準的な色
演算特性が設定されている。
【0058】Y,M,C,Kの各成分についての画像信
号はドットジェネレータ155に伝送される。ドットジ
ェネレータ155は図示しないスクリーンパターンメモ
リを備えており、これらの画像信号のレベルを画素ごと
にスクリーンパターンレベルと比較することによって、
網点画像信号を発生する。レコーディングユニット12
0ではレーザビームを網点画像信号によってON/OFF変調
し、そのレーザビームによって感材フィルム20を走査
することによって、原画1についての色成分ごとの網点
画像を感材フィルム20上に記録する。
【0059】次に2番目の原画2がメインコントローラ
143によって自動指定され、変換特性自動決定回路1
58はメモリ158bから原画2についての変換パラメ
ータ値を読出し、その値に対応する変換曲線を数値テー
ブルの形式で生成する。そして原画1についての変換テ
ーブルのかわりに原画2の数値テーブルがLUT160
にロードされる。
【0060】原画2の画像が再度読取られ、その画像信
号がLUT160で変換された後、色演算回路154と
ドットジェネレータ155とによってY,M,C,Kの
網点画像信号となる。そして原画2についての色成分ご
との網点画像が感材フィルム20上に記録される。な
お、感材フィルム20を交換する必要があるときには、
原画1を記録した感材フィルムは自動現像機102(図
1)に自動搬送され、生フィルムがフィルムボックス1
04から自動供給される。どの時点でフィルムを交換す
るかはあらかじめオペレータが決定しており、メモリ1
45にそれを示す情報を記憶させておくこともできる
が、CPU144によりレコーディングドラム121に
巻回されている感材フィルム20に対する網点画像の記
録済み幅と残余幅とを監視しておき、メモリ145に記
憶されている希望複製情報を用いて次原画についての網
点画像に必要な記録幅を算出し前記残余幅と比較するこ
とにより、感材フィルム20を交換すべきか否かを自動
的に決定させることが望ましい。
【0061】図9のメニューで指定しておいた順序に従
って原画1〜8を順次に自動指定しつつ以上の動作が繰
返され、それによって原画1〜8の網点画像が1または
複数枚の感材フィルム上に記録される。このため、図1
0の順序に従った仮読取と本読取とが行なわれることに
なる。
【0062】このような動作において、複数の原画1〜
8の仮読取、本読取、それにフィルムの現像のすべてが
自動化されているため、スキャナ100の長時間無人運
転が実現されている。特にこの第1のモードではすべて
の原画1〜8の仮読取を先に実行するため、ピックアッ
プヘッド114(図3)が往復移動する回数が少なくて
すむという利点がある。具体的には図7のような配置に
おいて図10のような順序でスキャンを行なう場合、第
1のモードではX方向のピックアップヘッド114の移
動は、原画1〜4の仮読取、原画5〜8の仮読取、原画
1〜4の本読取、原画5〜8の本読取のそれぞれにおい
て1回ずつ、計4回行なえばよい。これに対して後述す
る図11の第2のモードでは原画1〜8のそれぞれの仮
読取と本読取のために小きざみに1回ずつの往復移動が
必要となる。
【0063】なお、図4に示されているCRT131は
機能上は図6の入出力装置130に含まれるが、便宜
上、画像処理装置150の中に示してある。このCRT
131は、セットアップ条件の事前確認などに使用され
る。そこではまず、スキャナ100を自動運転させる前
に特定の原画について仮読取してフレームメモリ157
に画像信号を取込み、セットアップ条件の自動決定ルー
チンを変換特性自動決定回路158で実行させ、そのよ
うにして得た変換曲線をLUT160に記憶させる。そ
してその原画についての画像信号をLUT160と色演
算回路154によって変換し、変換後の信号をA/D変
換器によってさらにデジタル信号に変換してフレームメ
モリ163にストアする。ストアされたデジタル信号は
YMCK/BGR変換回路164によってアナログの
B,G,R信号に戻され、CRT131に入力されてカ
ラー画像として表示される。オぺレータはCRT131
上の画像内容を目視することによって、LUT160や
色演算回路154内の変換特性の適否を判定し、必要に
応じて図8におけるメニューの選択や色演算回路154
内の演算特性の変更を行なう。
【0064】従って、これらの要素162〜164,1
31はスキャナ100の長時間無人運転にとって必須な
ものではなく、省略してもかまわない。
【0065】また、セレクタ152からセレクタ153
へ伸びる信号線は、変換曲線の自動決定を行なわない場
合の画像信号の伝達に使用される。
【0066】なお、この信号線は、LUT160の変換
特性の内容をLUT160の入出力間で無変換なカーブ
(リニアカーブ)として変換特性自動決定回路からロー
ドすることにより、省略することもできる。また、色演
算回路154の少なくとも入出力がディジタル回路の場
合は、D/A161及びA/D162は省略してよい。
<D.第2のモードでの無人運転動作>図9のメニュ
ーにおいて第2のモードが選択された場合のスキャナ1
00の動作と、第1のモードが選択された場合の動作と
の相違は、各原画1〜8の仮読取と本読取との順序にあ
る。すなわち、第2のモードが選択されると図11に示
すように原画1の仮読取の後に当該原画1の本読取が実
行される。次に原画2の仮読取と本読取が実行され、こ
れらの動作を残りの原画3〜8についても交互に自動的
に繰返すことによって、各原画1〜8の網点画像が1ま
たは複数枚の感材フィルムの上に記録される。これらの
タイミング制御は図6のメインコントローラ143とタ
イミニグ制御回路141とによって実行される。各原画
1〜8の仮読取と本読取とのそれぞれのスキャン中にお
ける動作は、第1のモードと第2のモードとの間で共通
である。
【0067】このため、この第2のモードでもスキャナ
100の長時間無人運転が可能となる。
【0068】なお、どのモードであっても複数の原画の
網点画像を1枚の感材上に配列記録しきれないときは、
複数の感材上に分けて記録する。
【0069】ところで、既述した第1のモードでは8枚
の原画1〜8についてのすべての変換パラメータ値をメ
モリ158bに記憶させておかなければならない。これ
に対して第2のモードでは、その時点で仮読取と本読取
との対象となっているひとつの原画についてのみ変換パ
ラメータ値をメモリ158bに記憶させ、その原画につ
いての本読取が完了してその変換パラメータ値が不要に
なった時点でそれを消去するとともに次の原画について
の変換パラメータ値をメモリ158bに記憶させればよ
い。このため、各時点においてはひとつの原画について
の変換パラメータ値をメモリ158bに記憶させておけ
ばよい。従ってこの第2のモードでは、変換特性自動決
定回路158内のメモリ158bにおける変換パラメー
タ値の記憶領域が小さくてもよいという利点がある。
【0070】<E.変形例> (1) 複数の原画の仮読取と本読取との順序について
は、あらかじめ準備されたいくつかのメニュー内容の中
から外部操作に基づいて選択するように構成するだけで
なく、原画ごとに自在に指定できるようにしてもよい。
たとえば,原画1〜4については仮読取をまとめて先に
実行させ、残の原画5〜8については仮読取と本読取と
を交互に実行させてもよい。また、逆に1種類の走査順
序が固定的に設定されていてもよい。もっとも、上記第
1と第2のモードを含んだ複数のモードをあらかじめ準
備しておけば、走査順序の選択が容易である。
【0071】(2) 自動倍率角度割出し装置をスキャナに
組込めば、倍率計算やトリミング位置などの計算も無人
化できる。
【0072】(3) この発明はカラースキャナのみなら
ず、モノクロスキャナにおけるグラデーションカーブな
どのセットアップにも適用可能である。平面スキャナに
もこの発明を利用できる。
【0073】またこの発明は、網点画像記録のみなら
ず、連続調画像記録やレイアウトスキャナの磁気ディス
クの記録にも適用可能である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の製版用
スキャナはオートセットアップ機能を有しているととも
に、複数の原画を順次に指定してオートセットアップと
網点画像記録とを実行させる順序指定手段が設けられて
いることによって、複数の原画についてのセットアップ
条件の決定と網点画像記録とが自動的かつ所定の順序で
自動的に実行される。このため、この製版用スキャナで
は熟練したオペレータを必要としないだけでなく、長時
間無人運転が可能となるという効果がある。
【0075】請求項2の製版用スキャナでは、各原画に
ついてのセットアップ条件の決定が先に実行されるた
め、画像読取り手段における読取り走査のための往復動
作の回数が少なくてすむ。
【0076】また、請求項3の製版用スキャナでは、各
原画についてのセットアップ条件の決定と網点画像記録
とが交互に実行されるため、各原画についてのセットア
ップ条件のバッファのための記憶容量が小さくてすむ。
【0077】さらに、請求項4の製版用スキャナでは、
複数の原画についてのオートセットアップと網点画像記
録とを実行させる順序を外部から指定できるため、スキ
ャナの無人運転スケジュールを決定する際の自由度が高
い。
【0078】請求項5のスキャナでは、複数の原画につ
いてのオートセットアップと網点画像記録とを実行させ
る順序を、最も基本的な2つのモードを含む複数のモー
ドの中から選択できるため、簡単な操作で適切な順序を
設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である製版用スキャナの外
観図である。
【図2】実施例のスキャナ本体の概略ブロック図であ
る。
【図3】実施例の製版用スキャナのピックアップユニッ
トの内部構成を示すブロック図である。
【図4】実施例の製版用スキャナの画像処理装置の内部
構成を示すブロック図である。
【図5】実施例の製版用スキャナのレコーディングユニ
ットの内部構成を示すブロック図である。
【図6】実施例の製版用スキャナの制御装置と入出力装
置との内部構成を示すブロック図である。
【図7】原画ドラムの上の原画の配列例を示す図であ
る。
【図8】CRT上に表示されて変換特性決定プログラム
の選択などを行なうメニューの例を示す図である。
【図9】CRT上に表示されてスキャンの順序などを指
定するメニューの例を示す図である。
【図10】第1のモードにおける仮読取と本読取との順
序を示す図である。
【図11】第2のモードにおける仮読取と本読取との順
序を示す図である。
【図12】画像再現特性変換曲線の例を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1〜8(10) 原画 100 製版用カラースキャナ 101 スキャナ本体 102 自動現像機 110 ピックアップユニット 111 原画ドラム 120 レコーディングユニット 158 変換特性自動決定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥 芳規 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天 神北町1番地の1 大日本スクリーン製 造株式会社内 (72)発明者 松葉 正剛 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天 神北町1番地の1 大日本スクリーン製 造株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−179070(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画の画像を読み取った画像信号を処理
    する製版用スキャナであって、 (a) 複数の原画を配列して保持する原画保持手段と、 (b) 前記複数の原画それぞれについての原画の主題、複
    製倍率および原画のトリミング位置を含む希望複製情報
    を設定するための設定手段と、 (c) 前記設定された複数の原画それぞれについての前記
    希望複製情報を保持する希望複製情報保持手段と、 (d) 前記複数の原画のうち、指定された原画の画像を読
    取って当該原画の画像信号を発生する画像読取り手段
    と、 (e) 前記画像読取り手段で仮読取りして得られた画像信
    号と前記希望情報保持手段から読み出した前記指定され
    た原画についての前記希望複製情報とに基づいて前記指
    定された原画の画像を統計的に分析することによって当
    該原画についてのセットアップ条件を決定するセットア
    ップ条件決定手段と、 (f) 前記指定された原画を前記画像読取り手段で本読取
    りして得られた画像信号に対する信号処理を前記セット
    アップ条件に従って実行し、それによって前記指定され
    た原画についての処理済画像信号を生成する画像処理手
    段と、 (g) 前記複数の原画を所定の順序で順次に自動指定しつ
    つ前記(c) から(f) の各手段を能動化することによっ
    て、前記複数の原画についてのセットアップ条件の決定
    と画像の本読取および画像信号の処理とを所定の順序で
    自動的に実行させる順序指定手段とを備えることを特徴
    とする製版用スキャナ。
  2. 【請求項2】 請求項1の製版用スキャナにおいて、 順序指定手段が、 (g-1) 前記複数の原画のそれぞれについての前記スキャ
    ナのセットアップ条件の決定を行なった後に前記複数の
    原画のそれぞれについての画像の本読取および画像信号
    の処理を実行させる手段を備える製版用スキャナ。
  3. 【請求項3】 請求項1の製版用スキャナにおいて、 順序指定手段が、 (g-1) 前記複数の原画のそれぞれについての前記スキャ
    ナのセットアップ条件の決定と画像の本読取および画像
    信号の処理とを交互に実行させる手段を備える製版用ス
    キャナ。
  4. 【請求項4】 請求項1の製版用スキャナにおいて、 順序指定手段が、 (g-1) 複数の原画のそれぞれについての前記スキャナの
    セットアップ条件の決定と画像の本読取および画像信号
    の処理とのそれぞれの実行順序を指定するための順序指
    定データをマニュアル操作によって入力する操作入力手
    段と、 (g-2) 前記順序指定データに従って前記複数の原画を所
    定の順序で順次に自動指定する手段とを備える製版用ス
    キャナ。
  5. 【請求項5】 請求項4の製版用スキャナにおいて、 (g-1) の操作入力手段が、 (g-1-1) 前記複数の原画のそれぞれについての前記スキ
    ャナのセットアップ条件の決定を行なった後に前記複数
    の原画のそれぞれについての画像の本読取および画像信
    号の処理を実行する第1のモードと、前記複数の原画の
    それぞれについての前記スキャナのセットアップ条件の
    決定と画像の本読取および画像信号の処理とを交互に実
    行する第2のモードとを含む複数のモードの中からマニ
    ュアル操作によって任意に選択するための手段を備え、 (g-2) の手段が、 (g-2-1) 前記(g-1-1) の手段によって選択されたモード
    に従って(c) から(f) の各手段を能動化する手段を備え
    る製版用スキャナ。
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