JP2970625B2 - 安定翼付き水中センサ - Google Patents

安定翼付き水中センサ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶,航空機等か
らケーブルで垂下され、水中のかなりの深度まで沈下
し、その後、水上に引揚げられ回収される水中センサに
関し、特に、引揚げ時の水中センサの姿勢を安定的に維
持する下部安定翼をセンサ本体内に出没自在に展開,収
納させることにより、沈下・引揚げ時の双方において水
中センサの姿勢を安定的に保持することができ、水中セ
ンサを高速かつ短時間で沈下,引揚げできる安定翼付き
水中センサに関する。
【0002】
【従来の技術】船舶,航空機等からケーブルで垂下さ
れ、水中のかなりの深度まで沈められ、水中探査等の作
業を行ない、その後、水上に引揚げられ回収される水中
センサにおいては、作業の効率化,広範囲な探査の実施
等を図るため、水中センサの作業と直接関係のない、水
中センサの沈下・引揚げ時間を極力短縮することが要請
される。
【0003】ここで、水中センサの沈下・引揚げ時間の
短縮を図るためには、水中センサ自体を水の抵抗を最も
少なくする流体力学的構造により形成したり、引揚げ時
の吊下ケーブルの牽引力を大きくするとともに、沈下・
引揚げ時の水中センサの水中における姿勢を垂直方向に
一定に保つことが重要な要因となる。
【0004】すなわち、一般に水中センサは可撓性を有
するケーブルのみによって垂下されているので、水中内
を高速で沈下・引揚げされると、水中センサ周囲の水流
により生ずる流体力によって水中センサの姿勢が不安定
となる。
【0005】このため、たとえ水中センサ自体を水の抵
抗の最も少ない流体力学的構造により形成しても、水中
センサが左右に傾けばそれだけ流体抵抗が増大してしま
い、結果として、沈下・引揚げに多大な時間が必要とな
り、吊下ケーブルにも過大な負担がかかるとともに、ケ
ーブル巻上機等の設備も大型化することとなる。
【0006】このような弊害を回避すべく、水中センサ
の沈下・引揚げ時の姿勢を安定的に保つ手段として、水
中センサに安定翼を設ける技術が従来より種々提案され
ている。例えば、特公昭51−10111号公報に記載
の水中変換機では、水中変換機(水中センサ)の上端側
(ケーブル側)に中空円筒形部材を配設するとともに、
下端側に複数個のひれを設け、これらを安定翼として沈
下・引揚げ時の変換機の水中での姿勢を垂直に保つよう
にしている。
【0007】また、特公昭53−11388号公報に
は、水中センサのケーブル側端部に可動式の円錐台形状
のシュラウドを設け、これを安定翼として水中センサの
姿勢を一定に保つための構造体が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
51−10111号公報記載の水中変換機では、水中変
換機の引揚げ時の姿勢を保つ下端側の複数個のひれが固
定式となっていたため、変換機の沈下時には、この固定
式のひれが変換機の沈下の姿勢を不安定にし、却って水
中変換機の流体抵抗を増大させ、全体的には沈下・引揚
げの時間の短縮を図ることが困難となるという問題が生
じた。
【0009】また、特公昭53−11388号公報に記
載の構造体にあっては、安定翼が水中センサの沈下時の
姿勢を維持することに主眼がおかれ、引揚げ時には水中
センサの姿勢を安定的に保つことができなかった。この
ため、上記特公昭51−10111号公報の技術と同
様、全体として沈下・引揚げ時間の短縮を図ることがで
きないという問題があった。
【0010】本発明は、このような従来の各技術が有す
る問題を解決するために提案されたものであり、引揚げ
時の水中センサの姿勢を安定的に維持する下部安定翼を
センサ本体内に出没自在に展開,収納させることによ
り、沈下・引揚げ時の双方において水中センサの姿勢を
安定的に垂直に保持することができ、水中センサを高速
かつ短時間で沈下,引揚げできる安定翼付き水中センサ
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の安定翼付き水中センサは、船舶
又は航空機等から、吊下ケーブルの一端に取り付けられ
て水中の所定深度まで高速で沈下され、かつ、水中から
高速で引揚げられる水中センサにおいて、前記水中セン
サの本体内に収納され、当該本体下部から出没自在に展
開する下部安定翼と、この下部安定翼を、センサ沈下時
にはセンサ本体内に収納するとともに、センサ引揚げ時
にはセンサ本体内から展開させる安定翼駆動手段とを具
え、この安定翼駆動手段が、センサ引揚げ時のセンサ本
体の横揺れを検出する検出部と、この検出部の検出結果
に応じて前記下部安定翼をセンサ本体から展開させる制
御部を有する構成としてある。
【0012】このような構成からなる本発明の安定翼付
き水中センサによれば、水中センサの沈下時には、下部
安定翼がセンサ本体内に格納されるので、水中センサは
下部安定翼によって姿勢が乱されることなく沈下するこ
とができる。また、水中センサの引揚げ時には、下部安
定翼が展開されるので、この下部安定翼によって水中セ
ンサの姿勢が保たれ、水中センサは垂直に引揚げられ
る。
【0013】 そして、 検出部によってセンサ引揚げ時の
センサ本体の横揺れを検出することにより、引揚げ時の
センサ本体の姿勢の乱れに応じて下部安定翼を展開,収
納させることができ、確実な水中センサの引揚げ作業が
行える。
【0014】また、この場合において、安定翼付き水中
センサは、前記下部安定翼が、前記水中センサの本体を
中心とした放射状に展開する複数のフィンにより構成す
ることが好ましい。このように、下部安定翼をセンサ本
体を中心として放射状に展開する複数のフィンにより構
成すると、センサ引揚げ時のセンサ本体の姿勢の乱れを
有効に防止することができる。
【0015】 また、請求項2記載の安定翼付き水中セン
サは、前記安定翼駆動手段が、前記下部安定翼を回転自
在に軸着するピンと、このピンを中心に前記下部安定翼
を回転する、当該下部安定翼に取り付けられたプレート
と、このプレートを進退自在に駆動するシリンダと、を
具えた構成としてあり、請求項3記載の安定翼付き水中
センサは、前記シリンダが油圧シリンダからなる構成と
してある。
【0016】 このような構成からなる本発明の安定翼付
き水中センサによれば、油圧シリンダの駆動力によって
プレートがセンサ本体内を進退して下部安定翼を回転さ
せることによって、下部安定翼をセンサ本体に対して任
意に展開,収納することができる。
【0017】なお、前記センサ本体の上部に上部安定翼
を配設した構成とすると、上部安定翼によって、水中セ
ンサの沈下時の姿勢が保たれて水中に沈下するので、沈
下・引揚げ時の双方において安定的に水中センサの沈下
・引揚げ作業を行える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の安定翼付き水中セ
ンサの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の安定翼付き水中センサの
一部断面正面図であり、図2は、図1に示す本実施形態
の安定翼付き水中センサの下部安定翼部分を示す拡大断
面図であり、(a)は下部安定翼の収納時、(b)は同
じく展開時を示している。
【0019】 これらの図に示すように、1は水中センサ
で、上端部には吊下ケーブル4が接続されている。そし
て、水中センサ1は、この吊下ケーブル4によって、図
示しない船舶,航空機等から垂下されるとともに、同様
に図示しないケーブル巻上機によって吊下ケーブル4が
開放,巻上されることで水中を沈下・引揚げされる。
【0020】 また、この水中センサ1は、図1に示すよ
うに、水中での水中センサ1自体の流体抵抗を軽減する
べく、外形が水の抵抗を最も少なくした流体力学的構造
となっている。すなわち、水中センサ1は、全体を垂直
方向に長い円柱形状とするとともに、上端及び下端を各
々流線形状に形成してある。
【0021】 そして、この水中センサ1の本体の下部
(沈下方向側)と上部(引揚げ方向側)には、それぞれ
下部安定翼2及び上部安定翼3が設けてある。
【0022】 下部安定翼2は、水中センサ1の本体内に
収納され、この水中センサ1の本体下部の開口孔1aか
ら出没自在に展開するようになっている。具体的には、
下部安定翼2は、水中センサ1の本体を中心とした放射
状に展開する複数のフィンにより構成してある。
【0023】 ここで、この下部安定翼2を構成するフィ
ンの数は、少なくとも水中センサ1を中心とした十字方
向に展開する4枚とすることが望ましく、本実施形態で
は、8枚のフィンがセンサ本体を中心とした放射状に展
開するようにしてある。
【0024】 そして、本実施形態では、この下部安定翼
2を、センサ沈下時にはセンサ本体内に収納するととも
に、センサ引揚げ時にはセンサ本体内から展開させる安
定翼駆動手段を具えている。
【0025】 具体的には、本実施形態の安定翼駆動手段
は、複数の下部安定翼2をそれぞれ回転自在にセンサ本
体側に軸着する支点ピン6と、この支点ピン6を中心に
下部安定翼2をそれぞれ回転するプレート5と、このプ
レート5を進退自在に駆動する油圧シリンダ8とを具え
ている。
【0026】 下部安定翼2を回転自在に軸着する支点ピ
ン6は、複数の下部安定翼2に対応して複数設けられて
おり、それぞれ、下部安定翼2が突出するセンサ本体内
の開口孔1aの近傍に軸止してある。プレート5は、複
数の下部安定翼2を一体的に回転,展開させる一のプレ
ート部材であり、センサ本体内の下部ほぼ中心に配設し
てある。
【0027】 そして、このプレート5には、複数の各下
部安定翼2の一端が回転自在でかつセンサ本体の高さ方
向に移動自在に取り付けられるよう、図2に示すよう
に、移動ピン7及びこの移動ピン7が移動自在に係合す
る移動孔7aが形成してあり、この移動ピン7に各下部
安定翼2の一端が軸着されている。
【0028】 なお、図2では、図面を理解しやすくする
ため、このプレート5には、センサ本体左右に展開する
二枚の下部安定翼2のみが取り付けられているが、実際
には、複数枚(本実施形態では8枚)の下部安定翼2
が、プレート5に放射状に取り付けられるようになって
いる。
【0029】 そして、このプレート5の上方には油圧シ
リンダ8が備えられ、プレート5のほぼ中心にこの油圧
シリンダ8が接続されている。この油圧シリンダ8が進
退駆動することにより、プレート5がセンサ本体上下方
向に移動し、下部安定翼2がそれぞれ支点ピン6を支点
として回転することができる。
【0030】 さらに、本実施形態では、このような安定
翼駆動手段に、センサ引揚げ時のセンサ本体の横揺れを
検出する検出部として加速度計10が具えられるととも
に、この加速度計10の検出結果に応じて油圧シリンダ
8を駆動制御して下部安定翼2をセンサ本体から展開さ
せる制御部9が具えてある。
【0031】 このように、センサ引揚げ時のセンサ本体
の横揺れを検出する加速度計10を具え、これによって
油圧シリンダ8を制御部9によって駆動制御することに
より、センサ引揚げ時のセンサ本体の姿勢の乱れに応じ
て下部安定翼2を的確に展開,収納させることができ
る。
【0032】 ここで、加速度計10としては、例えばジ
ャイロや圧電センサ、サーボ加速度計等種々のものがあ
るが、センサ引揚げ時のセンサ本体の横揺れを検出する
検出手段であればどのようなものでもよい。また、制御
部9は油圧シリンダ8の油圧制御を行うソレノイドバル
ブ,切換弁等となっている。なお、油圧シリンダ8は、
プレート5を進退移動させる構造のものであれば、特に
油圧式のものに限られず、例えばエアシリンダ等、他の
駆動構造であってもよい。
【0033】 ここで、本実施形態では特に図示を省略し
てあるが、上述した加速度計10及び制御部9について
は、センサ本体の開口部1aから侵入する水から気密さ
れた水密構造としてある。この水密構造としては、少な
くとも制御部9と加速度計10が気密されるものであれ
ばよい。
【0034】 一方、上部安定翼3は、水中センサ1の上
部の流線形状の傾斜面に沿って、円筒状に設けてある。
すなわち、上部安定翼3は、図1に示すように、水中セ
ンサ1の上部外周を覆う、当該上部側面とほぼ同形状に
傾斜した円筒状の翼部3aと、この翼部3aを裏面から
支持して水中センサ1に固定するリブ3bとからなって
いる。
【0035】 翼部3aは水中センサ1の上端側の側面の
流線型状の傾斜とほぼ同様の形状となっているので、表
面が引揚げ方向(ケーブル4側)に傾斜しており、引揚
げ時には、水流が翼部3aの表面及び裏面に沿って流れ
るようになっている。
【0036】 なお、翼部3aは、本実施形態において
は、水中センサ1の側面外周を覆う環状に形成してある
が、これを二分割,三分割,四分割等して構成すること
もでき、また、水中センサ1の側面の一部のみに翼部3
aを設けたり、さらに、この翼部3aをセンサ本体内に
格納可能な可動式の上部安定翼3を採用することも可能
であり、上部安定翼として機能する限り、特に形状,構
造等に限定はない。
【0037】 次に、このような構成からなる本実施形態
の水中センサの沈下・引揚げ機構の動作について説明す
る。まず、沈下時には、水中センサ1が上方から下方に
沈下されることにより、相対的に水中センサ1の下方か
ら上方へ向かう水の流れが発生する。この水の流れが、
上部安定翼3の表面及び裏面に導かれ抵抗力が生ずる。
【0038】 このとき、水中センサ1が安定的に沈下し
ているので、加速度計10では水中センサ1の横揺れを
検出せず、下部安定翼2は水中センサ1の内部に格納さ
れている(図2(a)に示す状態)。これにより、下部
安定翼2がセンサ沈下時の姿勢を乱すこともない。
【0039】 このように、水中センサ1の進行方向に対
して後方に上部安定翼3が位置するとともに、水中セン
サ1の進行方向に対して前方の下部安定翼2はセンサ内
に収納されるので、水中センサ1の進行方向に対して後
方に抵抗力が生じる。
【0040】 この抵抗力が水中センサ1が傾いた場合に
も、これを真っ直に復元しようとする方向に回転モーメ
ントを発生させ、水中センサ1を垂直方向に維持するこ
とができ、水中センサ1を安定して沈下することができ
る。
【0041】 次に、引揚げ時には、水中センサ1が下方
から上方に引揚げされることにより、沈下時とは逆に、
水中センサ1の上方から下方へ向かう水の流れが発生す
る。そして、この水中センサ1の横揺れによって、下部
安定翼2が展開する。
【0042】 すなわち、水中センサ1の引き揚げ時に
は、センサ本体は水圧により大きく横揺れが生じ、この
横揺れが加速度計10で検出され、制御部9が油圧シリ
ンダ8を上方に駆動させる。
【0043】 油圧シリンダ8が上方に駆動すると、この
油圧シリンダ8に連動してプレート5がセンサ本体内を
上方に移動し、これによって下部安定翼2は、移動ピン
7及び移動孔7aを介して、支点ピン6を支点として回
転し、センサ本体側面の開口孔1aから突出し(図2
(b)に示す状態)、センサ本体を中心とした放射状に
展開する。
【0044】 このようにして、水中センサ1の進行方向
に対して後方に位置する下部安定翼2が展開すること
で、沈下時とは逆に水中センサ1の進行方向に対して後
方に抵抗力が生じる。この抵抗力により、水中センサ1
を真っ直にしようとする方向に回転モーメントが発生
し、水中センサを垂直方向に維持する。これによって、
水中センサ1は安定的に引揚げられることになる。
【0045】 このように、本実施形態の安定翼付き水中
センサによれば、水中センサ1の沈下時には、下部安定
翼2がセンサ本体内に収納されるので、上部安定翼3に
よってセンサの姿勢が保たれ水中を垂直に沈下する。一
方、水中センサの引揚げ時には、センサの横揺れに応じ
て、フィン状の下部安定翼2が放射状に展開されるの
で、この下部安定翼2によってセンサの姿勢が保たれ水
中を垂直に引揚げられる。
【0046】 これによって、水中センサ1は高速で短時
間に水中を沈下・引揚げすることができるとともに、沈
下・引揚げ時のセンサの流体抵抗も大幅に低減すること
ができるので、吊下ケーブル4にかかる負担を軽減で
き、ケーブル巻上機の小型化を図ることもできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の安定翼付き
水中センサによれば、引揚げ時の水中センサの姿勢を安
定的に維持する下部安定翼をセンサ本体内に出没自在に
展開,収納させることにより、沈下・引揚げ時の双方に
おいて水中センサの姿勢を安定的に垂直に保持すること
ができ、水中センサを高速かつ短時間で沈下,引揚げす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の安定翼付き水中センサの
一部断面正面図である。
【図2】図1に示す本発明の一実施形態の安定翼付き水
中センサの下部安定翼部分を示す拡大断面図であり、
(a)は下部安定翼の収納時、(b)は同じく展開時を
示している。
【符号の説明】
1 水中センサ 2 下部安定翼 3 上部安定翼 4 吊下ケーブル 5 プレート 6 ピン 7 ピン 8 油圧シリンダ 9 制御部 10 加速度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63C 11/48 B63C 11/00 B63B 22/06 - 22/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶又は航空機等から、吊下ケーブルの
    一端に取り付けられて水中の所定深度まで高速で沈下さ
    れ、かつ、水中から高速で引揚げられる水中センサにお
    いて、 前記水中センサの本体内に収納され、当該本体下部から
    出没自在に展開する下部安定翼と、 この下部安定翼を、センサ沈下時にはセンサ本体内に収
    納するとともに、センサ引揚げ時にはセンサ本体内から
    展開させる安定翼駆動手段とを具え、 この安定翼駆動手段が、センサ引揚げ時のセンサ本体の
    横揺れを検出する検出部と、この検出部の検出結果に応
    じて前記下部安定翼をセンサ本体から展開させる制御部
    を有する ことを特徴とした安定翼付き水中センサ。
  2. 【請求項2】 前記安定翼駆動手段が、前記下部安定翼
    を回転自在に軸着するピンと、このピンを中心に前記下
    部安定翼を回転する、当該下部安定翼に取り付けられた
    プレートと、このプレートを進退自在に駆動するシリン
    ダと、を具えた請求項1記載の安定翼付き水中センサ。
  3. 【請求項3】 前記シリンダが油圧シリンダからなる
    求項2記載の安定翼付き水中センサ。
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