JP2969189B2 - マップメータ - Google Patents

マップメータ

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JP2969189B2
JP2969189B2 JP3286690A JP28669091A JP2969189B2 JP 2969189 B2 JP2969189 B2 JP 2969189B2 JP 3286690 A JP3286690 A JP 3286690A JP 28669091 A JP28669091 A JP 28669091A JP 2969189 B2 JP2969189 B2 JP 2969189B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図上で計測した走行
距離と共に、走行距離に対応する体重の減少量をも予め
表示するマップメータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康問題が重要視されるようにな
り、人の健康維持には適度の体重であることが極めて有
効であることがよく知られている。そして、適度の体重
が増加することを抑制するために、或いは適度を越えて
しまった体重を減量するために、規定食(ダイエット)
の摂取が推奨され、或いは余剰なカロリーを消費するた
めにジョギング等の運動が行われることが多くなってい
る。
【0003】このようなジョギング等の運動をするとき
に使用されるものとして、ペドメータ(歩数計)機能と
カロリー消費量計算機能とを備えた時計が知られてい
る。この時計は、ユーザが予め運動状態(歩き又はジョ
ギング)、ペース、性別、年齢、体重、歩幅をデータ入
力した後、そのデータ入力した運動(歩き又はジョギン
グ)を行うと、その運動による消費カロリー量が表示さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
時計は、実際に行われた運動量に基づいて消費カロリー
量を算出表示しているだけであるので、予め消費カロリ
ー量の目標を定めて運動を開始しても、目標となるのは
時計に表示される消費カロリー量のみである。従って、
ジョギングの折り返し地点をどこに設定するかなどのこ
とは、走ってみて時計に表示される消費カロリー量が目
標の半分となるまでは分からず、予め決めるということ
ができない。このように目標が時計の表示であって回り
の景色等ではないので、ジョギングしていても面白味に
欠け不満が残るという問題があった。
【0005】また、特に体重の減量という即時的な効果
を求めて運動している場合に、運動した消費カロリー量
が分かってみても、その消費カロリー量がどの程度の体
重の減量に相当するものかを直ちに知るという訳にはい
かないので、目標達成の程度が不明であり、余り実際の
役には立たないという問題があった。
【0006】本発明の課題は、目標とする体重の減量度
を実現する為の走行経路を地図上で設定することができ
るマップメータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。請求項1記載のマップメータにおいては、経路
距離算出手段は、地図上の経路を計測し、当該地図の縮
尺に基づいて上記計測した地図上の経路の実際の距離を
算出する。同手段は、例えば回転体、発光ダイオード、
フォトトランジスタ等からなる。
【0008】体重減少量算出手段は、上記経路距離算出
手段により算出された地図上の経路の実際の距離を走行
又は歩行運動する場合に対応する体重減少量を算出す
る。同手段は、例えばCPU(中央演算処理装置)等か
らなる。
【0009】入力手段は、上記体重減少量算出手段が体
重減少量を算出するのに必要なデータ、例えば運動状
態、ペース、性別、年齢、体重等の入力を受け付ける。
同手段は例えばデータ入力キー等からなる。
【0010】記憶手段は、上記入力手段より入力された
上記のようなデータを記憶しておく。同手段は例えばR
AM(Random Access Memory)等からなる。請求項2記
載のマップメータにおいては、上記記憶手段、又は上記
記憶手段と体重減少量算出手段とに加えて、入力された
体重減少量に対応する走行又は歩行運動距離を、記憶手
段に記憶された運動距離と対応付けられた体重の減少量
に基づいて算出する運動距離算出手段を有する。同手段
は、例えばCPU等からなる。
【0011】請求項3記載のマップメータにおいては、
運動時間計測手段は、走行又は歩行運動する時間を計測
する。同手段は、例えば発振回路、分周回路、時計カウ
ンタ等からなる。
【0012】体重減少量算出手段は、上記運動時間計測
手段により計測された運動時間に対応する体重減少量を
算出する。同手段は、例えばCPU(中央演算処理装
置)等からなる。
【0013】
【作用】本発明では、経路距離算出手段により、地図上
の経路の実際の距離を求め、入力手段により入力され、
記憶手段により記憶されている各個人のデータと、上記
の距離とから体重減少量算出手段により、上記の経路を
走る(又は歩く)場合の体重減少量を知ることができ
る。
【0014】また、入力手段から入力される体重減少量
に達するのに必要な走行(又は歩行)距離を、運動距離
算出手段により知ることができる。従って、目標の体重
減少を達成するには、どのような経路を走れば(又は歩
けば)良いかを地図上で決定することが可能である。
【0015】更に、運動時間計測手段により、実際の走
行(又は歩行)中に、スタートからの時間を計測し、そ
の時点における体重減少量を計測した時間から算出する
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例に係わる腕
時計の外観上面図である。
【0017】同図において、腕時計1は、その上面中央
部には、時計ガラス2に被われた液晶表示装置3を備え
ており、その側面部には、ローラ4及び5個の押釦型ス
イッチS1〜S5が設けられている。また、12時及び
6時方向にベルト5が取り付けられている。
【0018】この腕時計1は、後述する減量表示モード
の内のシミュレーションモードにおいて、図3に示すよ
うに、ユーザがローラ4を地図31に押し付けて腕時計
1を垂直に立て、押釦型スイッチS2を押しながら地図
31の道路沿に6時の方向(同図矢印Aの方向)に移動
させて地図31をなぞっていくと、ローラ4が摩擦で回
転することにより道路の距離を計測し、その計測した距
離を液晶表示装置3に表示する。また、その計測した距
離に基づいて各種の演算を行って得られたデータを表示
する。
【0019】図2は、腕時計1の内部回路構成を示すブ
ロック図である。同図において、制御部20は、マイク
ロプロセッサ等から成り、ROM(ReadOnly Memory)2
1に記憶されているマイクロプログラムに従ってシステ
ム全体を制御し、また、後述する時計カウンタ22から
入力する時計信号に基ずいて各部を時系列に制御する。
【0020】発振回路23は、一定周期のクロック信号
を生成し、その生成したクロック信号を分周回路24に
出力する。分周回路24は、発振回路23から一定周期
で入力するクロック信号を所定周波数まで分周して、1
Hzの計時信号を時計カウンタ22に出力する。
【0021】時計カウンタ22は、現在時刻を1秒単位
で記憶するレジスタであり、分周回路24から入力する
計時信号に基づいて現在時刻を計数し、その現在時刻デ
ータを制御部20に出力する。
【0022】キー入力部25は、図1に示した押釦型ス
イッチS1〜S5を備えており、各スイッチのキー入力
操作信号を制御部20に出力する。制御部20は、スイ
ッチS1のキー入力を検出する都度、詳しくは後述する
時計表示モード、減量表示モードのシミュレーションモ
ード、減量表示モードのリアルタイムモード、そして再
び時計表示モードと巡回して順次表示モードを切り換え
る。また、これも詳しくは後述するが、各キー入力に応
じて表示データの増減、入力設定、記憶、計測等を行
う。
【0023】RAM26は、ランダム・アクセス・メモ
リであり、所定のデータを記憶する各レジスタにより構
成される。LED(発光ダイオード)ドライバ27は、
スイッチングFET(Field Effect Transister)から成
っており、制御部20から出力される指令信号に従って
LED28に駆動電圧を供給する。LED28はLED
ドライバ27からの駆動電圧により発光し、回転板29
の円周部に向けて光を照射する。回転板29は、その円
周部に多数のスリットを有しており、図1に示したロー
ラ4に連動して回転する。LED28から発した光は、
回転する回転板29のスリットを断続的に通過し、パル
ス光信号となってフォトダイオード30に入射する。
【0024】フォトダイオード30は、上記断続して入
射するパルス光信号を受けてオン・オフすることによ
り、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を波形整
形回路31に出力する。なお、上記フォトダイオード3
0の代りにフォトトランジスタであってもよい。
【0025】波形整形回路31は増幅器、ローパスフィ
ルタ等から成り、フォトダイオード30により得られた
電気信号を増幅し、その出力の中からLED28から発
光され回転板29を断続通過したパルス光信号の周波数
成分のみを取り出し、この周波数信号をカウンタ32に
出力する。カウンタ32は、波形整形回路31から入力
する周波数信号に基づいてパルス数を計数し、その計数
データを制御部20に出力する。
【0026】制御部20は、カウンタ32から入力する
計数データと、キー入力部25から入力した地図縮尺デ
ータに基づいて距離データを算出し、その距離データを
RAM26の所定領域に格納し、さらにその距離データ
と詳しくは後述する入力データに基づいて消費カロリ
ー、減量体重等を算出してそれら算出データを表示部3
3に出力する。
【0027】表示部33は、図1に示した液晶表示装置
3及びその液晶表示装置3を駆動する特には図示しない
デコーダ、ドライバ等からなっており、制御部20から
入力する表示データを液晶表示装置3に表示する。
【0028】図4(a),(b) に上記液晶表示装置3に表示
される表示の例を示す。上記構成の腕時計1は、時計表
示モードと減量表示モードを有しており、時計表示モー
ドでは、例えば同図(a) に示すように、現在時刻を「3
月12日12時53分13秒」と表示し、減量モードで
は、例えば同図(b) に示すように、計測距離または走行
距離を「距離42,195m」と表示し、さらに、特に
は図示しないが減量体重をも表示する。
【0029】次に、以上の構成の腕時計1において、こ
の腕時計1の減量表示モードにおける更に2つの表示モ
ード、即ちシミュレーションモードとリアルタイムモー
ドにおける、入力データとその入力データに対応する表
示について、制御部30の制御により行なわれる処理動
作を、図5乃至図8を参照しながら説明する。
【0030】図5(a),(b) は、上記減量表示モードにお
けるシミュレーションモード及びリアルタイムモード
の、入力データと表示データとの関係を示す図であり、
この図により概略動作を以下に説明する。
【0031】まず、シミュレーションモードでは、入力
データは、同図(a)に示すように、目標体重、運動のペ
ース、性別、年齢、現在の体重、運動の歩幅、及び歩行
/走行の別、地図の縮尺、及び計測距離が入力される。
【0032】上記入力された目標体重と現在の体重から
は減量すべき体重(減量分)が算出される。また運動の
ペースは、例えば「速い、普通、遅い」の内いずれか1
つが選択され入力される。この場合、歩行であれば「速
い」は1秒当たりの歩数が2歩、「普通」は1秒につき
1歩、「遅い」は1秒に半歩のように予め設定される
(但し、走行に対しては適当するように歩度を変え
る)。また性別及び年齢データからは性別係数及び年齢
係数が代謝係数として設定される。
【0033】そして、運動のペース及び歩幅から運動速
度が算出され、これから単位時間当たりの運動距離が算
出される。この運動距離、この運動距離を移動する時間
及び質量(体重)、上記性別係数及び年齢係数2つの代
謝係数、並びに歩行/走行の別による運動の態様の7つ
のデータに基づいて、1km(キロメータ)当たりのカ
ロリー消費量が算出され、このカロリー消費量から消耗
した体重(減量分)が算出される。なお、上記のカロリ
ー消費量算出のための式は、厚生省資料から得ることが
できる。また、宇宙堂八木書店刊、大野誠著「知的エリ
ートのためのザ・ダイエットマニュアル」等に示されて
いるように、一般に7200kcal(キロカロリー)
のカロリー消費量に対して体脂肪1kg(キログラム)
の燃焼が必要であることが知られており、これからカロ
リー消費量と体重減量分との関連式を得ることができ
る。
【0034】また計測距離は、図3で示したように地図
上で計測し、その計測距離と入力された地図の縮尺デー
タとに基づいて自動的に得られる。例えば地図の縮尺が
10万分の1であれば地図上の1cm(センチメータ)
が1kmに自動的に換算されて入力される。
【0035】このようにして得られる算出基準に基づい
て、図5(b) の上方に示す、シミュレーションモードの
表示がなされる。即ち、目標体重から体重減量分(燃焼
体脂肪重量)が算出され、カロリー消費量、運動距離と
逆算されて、目標体重を実現するために必要な運動距離
(走行距離または歩行距離)が表示される。また、上記
カロリー消費量、体重減量分(以下、減量体重と称す
る)も順次表示され、さらに地図を計測しながら設定し
た運動経路を何回周行したならば上記減量に必要な走行
距離を達成できるかを示す周回数が表示される。
【0036】次に、リアルタイムモードでは、入力され
るデータは、同図(a) に示すように、上述のシミュレー
ションモード時の入力データに加えて出発時刻が入力さ
れる。
【0037】そして、シミュレーションモードの場合と
同様上述した算出基準に基づいて、同図(b) の下方に示
すリアルタイムモードの表示がなされる。即ち、出発時
刻と現在時刻から経過時間が算出され、この経過時間
と、運動のペース及び歩幅から算出される移動速度とに
基づいて現在時点における運動距離(走行距離又は歩行
距離)が算出されて表示される。さらに、この運動距離
からカロリー消費量が算出されて表示され、また、減量
体重が算出表示される。
【0038】図6(a) は上記シミュレーションモードの
フローチャート、同図(b) はリアルタイムモードのフロ
ーチャートである。これらの処理では、各入力データを
記憶するための、特には図示しないがRAM26の各入
力データに対応する複数のレジスタが使用される。
【0039】同図(a) のシミュレーションモードの処理
は、時計表示モードにおいてキー入力部25の押釦型ス
イッチS1のキー入力により減量表示モードに切り替わ
ることにより、その減量表示モードの最初の表示モード
としてシミュレーションモードが設定されてスタートす
る。
【0040】まず、ステップS601で目標体重データ
の入力処理を行う。これにより、例えば今の体重65k
g(キログラム)より1kg少ない体重を当面の目標と
すれば、データは「64」と入力される。
【0041】次に、ステップS602で運動のペースの
入力処理を行う。これにより、例えば「速い」が選択さ
れ、その「速い」に対応する歩度が設定される。続い
て、ステップS603で性別データの入力処理を行う。
これにより、例えば、男子であればデータは「1」、女
子であればデータは「2」と入力され、これに対応する
代謝係数が設定される。
【0042】さらに、ステップS604では年齢データ
の入力処理を行う。これにより、例えば現在の年齢が4
2歳であればデータは「42」、30歳であればデータ
は「30」と入力され、これに対応する代謝係数が設定
される。
【0043】また、次のステップS605では現在の体
重データの入力処理を行う。これにより、上記今の体重
65kgが、データ「65」と入力される。そして、次
のステップS606では歩幅データの入力を行う。これ
により、例えば、歩幅65cm位の小股で駆ける人であ
れば、データは「65」と入力される。
【0044】最後にステップS607で歩行/走行の別
をデータ入力処理する。これにより、上記のように駆け
足でジョギングする場合であれば「走行」が入力され、
走行時に対応するカロリー消費量の算定基準採用が設定
される。
【0045】このように、図(b) に示したシミュレーシ
ョンモードで表示される必要走行距離を算出するための
各データが、まず入力される。続いて、ステップS60
8に進み、上記それぞれ入力されたデータに基づいて、
図5(a)、(b) で説明した演算を行い、必要走行距離を算
出して、その算出した必要走行距離を表示部33の液晶
表示装置3に表示する。これにより、目的通りに減量す
るために要する必要走行距離が、例えば図4(b) に示す
ように「距離42キロ195メートル」と表示される。
【0046】次に、ステップS609で地図の縮尺デー
タの入力処理を行う。これにより、例えば、地図の縮尺
が10万分の1であれば、データは「10」と入力され
る。続いて、ステップS610で、詳しくは後述する距
離計測、及びその計測した距離の表示処理を行う、これ
により、図3で説明した地図による経路の計測が行わ
れ、地図上1cmの移動が1kmに換算され、例えば計
測距離が「距離4.2キロメートル」と表示される。
【0047】上記に続いて、ステップS611で、減量
に必要なカロリー消費量を算出してその算出したカロリ
ー消費量データを表示する。例えば、上記減量体重が1
kgであれば、カロリー消費量が「7200kcal」
と表示される。
【0048】また、ステップS612では減量体重を表
示する。これにより、上記減量体重が「1kg」と表示
される。続いて、ステップS613で周回数を表示す
る。これにより、例えば上記のように、必要走行距離が
「42キロ195メートル」であり、計測距離が「4.
2キロメートル」であれば、周回数が「10」と表示さ
れる。
【0049】このように、図5(a),(b) で説明した入力
データ及びの入力データに基づいてデータ表示するシミ
ュレーションモードの表示処理が行われる。次に、上記
ステップS601〜S607及びS609のデータ入力
処理について、図7のフローチャートを用いて詳しく説
明する。なお、この処理においては、上述したRAM2
6の各入力データに対応するレジスタに加えて、これも
特には図示しないフラグレジスタFが使用される。この
フラグレジスタFは、表示データが変更された時「1」
を記憶し、表示データが変更されない時は「0」を記憶
する。
【0050】同図において、まず、ステップS701で
フラグレジスタFに「0」を設定する。これにより、後
述する表示データが変更前であることが示される。次
に、ステップS702に進んで、処理中のデータに対応
するRAM26のレジスタから処理データを読み出し、
次のステップS703で、その読み出したデータを表示
部33の液晶表示装置3に表示し、さらにその表示デー
タを例えば点滅表示する等により「データ書き換え」、
もしまた、データ書き換えの必要がないのであれば「デ
ータ設定」を催告する。これにより、例えば、処理中の
データが図6のステップS601における目標体重であ
り、データが既に入力済みであれば、その入力済みのデ
ータ、例えば「65」が読み出されて点滅表示され、一
方システムが初期状態であれば「0」が読み出されて点
滅表示される。また、処理中のデータが図6のステップ
S602の運動のペースであり、データが既に入力済み
であれば、その入力済みのデータ、例えば「速い」が読
み出されて点滅表示され、一方システムが初期状態であ
れば例えば「普通」が読み出されて点滅表示される。
【0051】上記に続いて、ステップS704に進み、
押釦型スイッチS1〜S5のキー入力があったか否かを
判別する。そして、設定釦(押釦型スイッチS3又は押
釦型スイッチS4)がキー入力されたと判別すれば、表
示データが変更されたと判別し、ステップS705に進
んでフラグレジスタFに「1」を設定し、続いてステッ
プS706に進んでキー入力された設定釦に対応してデ
ータを変化させる。これにより、押釦型スイッチS3の
キー入力であれば、例えば、数値「65」の表示データ
の場合は数値が「1」減少して「64」と変更表示さ
れ、文字「普通」の表示データの場合は下位データの
「遅い」に変更表示される。一方、押釦型スイッチS4
のキー入力であれば、例えば、数値「65」の表示デー
タの場合は数値が「1」増加して「66」と変更表示さ
れ、文字「普通」の表示データの場合は上位データ「速
い」に変更表示される。
【0052】上記データの変更に続いて、ステップS7
07に進み、その変更した(変化させた)データを表示
部33の液晶表示装置3に表示する。これにより、設定
釦(押釦型スイッチS3又は押釦型スイッチS4)のキ
ー入力によって表示データを任意に変更できる。
【0053】上記処理ののち、ステップS704に戻
る。これにより、同じ表示データを繰り返し変更するこ
とができる。上記ステップS704で、リターン釦(押
釦型スイッチS5)がキー入力されたと判別すれば、ス
テップS708に進んで、フラグレジスタFが「1」と
なっているか否か判別し、「1」であれば表示データが
変更されていると判断して、その表示中の変更データを
新たなデータとして、RAM26の上記変更前のデータ
を読み出した記憶領域に書き込んで処理を終了する。こ
れにより、変更したデータがRAM26の所定記憶領域
に記憶され新たなデータが設定される。
【0054】上記ステップS708で、フラグレジスタ
Fが「0」であれば表示データの変更がなされていな
い、したがってRAM26に表示データを書き込む必要
がないと判断して直ちに処理を終了する。
【0055】また、上記ステップS704で、キー入力
された押釦型スイッチが設定釦ではなく、またリターン
釦でもない場合は、次の押釦型スイッチのキー入力を待
機する。これにより、表示データのキー入力処理中で
は、押釦型スイッチS1、及びS2によるキー入力は無
視される。
【0056】このようにして、図6(a) のステップS6
01〜S607及びS609のデータ入力処理が行われ
る。続いて、同図ステップS610の距離計測/表示処
理について、図8のフローチャートを用いて詳しく説明
する。なお、この処理においてもフラグレジスタFが使
用される。この処理ではフラグレジスタFは、距離の計
測が行われたとき「1」を記憶し、計測が行われない
(前回計測したデータのままである)ときは「0」を記
憶する。
【0057】同図において、まず、ステップS801で
フラグレジスタFに「0」を設定する。これにより、後
述する距離の表示データが変更前であることが示され
る。次に、ステップS802に進んで、押釦型スイッチ
S1〜S5のキー入力がなされているか否か判別する。
そして、計測釦(押釦型スイッチS2)がキー入力され
ている判別すれば、ステップS705に進んでLEDド
ライバ27に指令信号を出力してLED28を点灯さ
せ、続いてステップS804に進んでカウンタ32から
入力するパルス数を計数し、次にステップS805で上
記計数したパルス数と、RAM26の所定記憶領域から
読み出した地図縮尺データとにより距離データを算出
し、ステップS806に進んでその算出した距離データ
を表示部33の液晶表示装置3に表示する。これによ
り、図3で説明した方法による地図上での距離の計測が
実行される。
【0058】上記に続いてステップS807で、フラグ
レジスタFに「1」をセットして距離の計測がなされた
ことを示し、ステップS802に戻る。これにより、押
釦型スイッチS2を押し続けることにより、ステップS
802〜S807が繰り返されて、距離の計測を続ける
ことができる。
【0059】上記ステップS802で、キー入力がリセ
ット釦(押釦型スイッチS3)によるものであれば、ス
テップS808に進み、計測値を「0」クリアした後、
ステップS802に戻る。これにより、押釦型スイッチ
S3をキー入力することにより計測のし直しができる。
【0060】また、上記ステップS802で、キー入力
がリターン釦(押釦型スイッチS5)によるものであれ
ば、ステップS809に進み、フラグレジスタFが
「1」となっているか否か判別する。そして、フラグレ
ジスタFが「1」であれば距離の計測が行われたと判断
し、表示中の計測距離データをRAM26の所定記憶領
域に書き込んで処理を終了する。これにより、計測した
距離がRAM26の所定記憶領域に設定される。
【0061】また、上記ステップS809で、フラグレ
ジスタFが「0」であれば距離の計測は行われなかった
と判断して、直ちに処理を終了する。このようにして、
図6(a) のステップS610の距離計測/表示の処理が
行われる。
【0062】次に、図6(b) のフローチャートを用い
て、リアルタイムモードの処理について説明する。この
処理は、上記シミュレーションモードにおいて各データ
が表示/入力されてRAM26の所定記憶領域に設定さ
れたのち、押釦型スイッチS1のキー入力によりモード
が切り替わり、リアルタイムモードとなることによりス
タートする。
【0063】まず、ステップS621で、時計カウンタ
22から入力する時刻データを表示部33の液晶表示装
置3に表示し、押釦型スイッチS3のキー入力を検出し
たならば表示中の時刻データをRAM26の所定記憶領
域に書き込む。これにより、現在時刻が出発時刻として
RAM26に記憶される。
【0064】次に、ステップS622では、押釦型スイ
ッチS5のキー入力を待機し、そのキー入力を検出した
ならば、RAM26の所定記憶領域から運動ペースデー
タ、歩幅データ、及び歩行/走行の別データの3個のデ
ータを読み出し、一方、現在時刻から上記RAM26に
記憶された出発時刻を減算して現在時点までの経過時間
データを算出し、この算出した出発からの経過時間デー
タと、上記読み出した3個のデータとに基づいて、現在
時点までの走行距離又は歩行距離(以下単に走行距離と
称す)データを算出し、その算出した走行距離データを
表示部33の液晶表示装置3に表示する。これにより、
現在時点の走行距離データがリアルタイムで表示され
る。
【0065】続いて、ステップS623では、やはり押
釦型スイッチS5のキー入力を待機し、そのキー入力を
検出したならば、上記と同様に経過時間データ及び走行
距離データを算出し、その算出した経過時間データ及び
走行距離データと、RAM26から読み出した性別代謝
データ、年齢代謝データ、及び現在体重データとに基づ
いて、現在時点までのカロリー消費量データを算出し、
その算出したカロリー消費量データを表示部33の液晶
表示装置3に表示する。これにより、現在時点のカロリ
ー消費量データがリアルタイムで表示される。
【0066】そして、ステップS624で、再び押釦型
スイッチS5のキー入力を待機し、そのキー入力を検出
したならば、上記と同様にカロリー消費量データを算出
し、その算出したカロリー消費量データに基づいて現在
時点までの減量体重データを算出し、その算出した減量
体重データを表示部33の液晶表示装置3に表示するこ
れにより、現在時点の減量体重データがリアルタイムで
表示される。
【0067】上記に続いて、特には図示しないが押釦型
スイッチS1〜S5のキー入力を判別し、押釦型スイッ
チS5のキー入力があれば再びステップS622に戻
る。これにより、走行中、任意の現在時点における走行
距離、カロリー消費量、及び減量体重データを繰り返し
リアルタイムで表示させることができる。
【0068】また、上記キー入力の判別で、押釦型スイ
ッチS1のキー入力を判別したならば、モードの切り換
えが指示されたと判断し、直ちに処理を終了する。これ
により、時計表示モードに切り換えて現在時刻データを
表示部33の液晶表示装置3に表示させることができ
る。
【0069】尚、上記実施例においては、選択して入力
する運動のペースを表すデータとして、「速い、普通、
遅い」の3通りのデータを設けているが、これに限るこ
となく、「非常に速い、速い、普通、遅い、非常に遅
い」等のより細かな段階に分けて表示して、それらを選
択/入力するようにしてもよく、選択するデータの数は
任意に設定できる。また、リアルタイムモードにおいて
は、その都度走行距離、カロリー消費量、及び減量体重
の各データを算出するようにしているが、シミュレーシ
ョンモードにおいて算出された単位距離当たりのカロリ
ー消費量及びその減量体重を記憶しておき、上記リアル
タイムモードにおいて走行距離を算出したならばそのシ
ミュレーションモードで記憶した単位距離当たりのカロ
リー消費量及び減量体重から現在時点のカロリー消費量
及び減量体重を算出表示するようにしてもよい。また、
上記の減量体重(減量分)の表示の代りに減量後の結果
の体重を表示するようにしてもよい。
【0070】また、上記実施例においては、腕時計に適
用した例について述べたが、マップメータ専用の機器で
あってもよく、また、電子手帳やスケジューラ等小型機
器に組み込むことも可能であり、種々応用が考えられ
る。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、体重の減量度と走行距
離とを対応付けて表示することができるので、体重の減
量度を設定してその減量度を実現する為の走行距離を予
め知ることができるため減量のための計画を立てやすく
なり便利である。
【0072】また、地図上の経路を計測してその走行距
離を表示すると共に、その走行距離に対応する減量体重
を表示することができるので、目標とする体重の減量度
を実現する為の走行距離を地図上で計測することができ
るため、走行経路を予め地図上で任意に設定することが
でき目標が立てやすくなって便利である。
【0073】更に、走行中時間を計測することにより、
その時点における走行距離、減量体重等を知ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる腕時計の外観上面図
である。
【図2】上記腕時計の内部回路構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記腕時計を用いて地図上の経路の距離を計測
する方法を説明する図である。
【図4】(a) は表示部に表示される時刻表示の一例を示
す図、(b)は距離表示の一例を示す図である。
【図5】(a) は入力データを説明する図、(b) はその入
力データに基づいて表示される表示データを説明する図
である。
【図6】(a) はシミュレーションモードにおける処理の
フローチャート、(b) はリアルタイムモードにおける処
理のフローチャートである。
【図7】シミュレーションモードのデータ入力の処理を
説明するフローチャートである。
【図8】シミュレーションモードの距離計測/表示の処
理を説明するのフローチャートである。
【符号の説明】
1 腕時計 2 時計ガラス 3 液晶表示装置 4 ローラ 5 ベルト 20 制御部 21 ROM(リード・オンリ・メモリ) 22 時計カウンタ 23 発振回路 24 分周回路 25 キー入力部 26 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 27 LED(発光ダイオード)ドライバ 28 LED(発光ダイオード) 29 回転板 30 フォトダイオード 31 波形整形回路 32 カウンタ 33 表示部 S1、S2、S3、S4、S5 押釦型スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−9808(JP,U) 実開 平2−9809(JP,U) 実開 平2−9811(JP,U) 実開 平2−12611(JP,U) 実開 平2−60810(JP,U) 実開 平3−83895(JP,U) 実開 昭60−11014(JP,U) 実開 昭63−31468(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/02 G01B 21/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図上の経路を計測し、当該地図の縮尺
    に基づいて上記計測した地図上の経路の実際の距離を算
    出する経路距離算出手段と、体重減少量を求めるために必要なデータを入力する入力
    手段と、 この入力手段により入力されたデータと前記経路距離算
    出手段により算出された地図上の経路の実際の距離に基
    づいて、前記 地図上の経路の実際の距離を走行又は歩行
    運動する場合の体重減少量を算出する体重減少量算出手
    段と、この体重減少量算出手段で算出された体重減少量を表示
    する表示手段と、 を有することを特徴とするマップメータ。
  2. 【請求項2】 体重減少量を入力する体重減少量入力手
    段と、この体重減少量入力手段により入力された体重減
    少量に対応する走行又は歩行運動距離を算出する運動距
    離算出手段を更に有することを特徴とする請求項1記
    載のマップメータ。
  3. 【請求項3】 走行又は歩行運動する時間を計測する運
    動時間計測手段を更に有し、前記体重減少量算出手段
    は、この運動時間計測手段により計測された運動時間に
    対応する体重減少量を算出することを特徴とする請求項
    1又は2記載のマップメータ。
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