JP2968867B2 - コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置 - Google Patents
コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置Info
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- JP2968867B2 JP2968867B2 JP15707791A JP15707791A JP2968867B2 JP 2968867 B2 JP2968867 B2 JP 2968867B2 JP 15707791 A JP15707791 A JP 15707791A JP 15707791 A JP15707791 A JP 15707791A JP 2968867 B2 JP2968867 B2 JP 2968867B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート層を多
段に打設して貯水ダム等の高層コンクリート構造物を施
工する方法及びそれを実施する型枠装置に関するもので
ある。
段に打設して貯水ダム等の高層コンクリート構造物を施
工する方法及びそれを実施する型枠装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ダムの施工に際しては、下段のコ
ンクリート層に埋設したアンカーボルトに型枠をナット
により組付け、その型枠にコンクリートを打設して上段
のコンクリート層を成形していた。型枠を移設する場合
には、作業員が足場の上で型枠を分解し、それをケーブ
ルクレーン等により吊り上げて、上段のコンクリート層
に組付けていた。
ンクリート層に埋設したアンカーボルトに型枠をナット
により組付け、その型枠にコンクリートを打設して上段
のコンクリート層を成形していた。型枠を移設する場合
には、作業員が足場の上で型枠を分解し、それをケーブ
ルクレーン等により吊り上げて、上段のコンクリート層
に組付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の工法
によると、型枠を手作業で移設する必要があり、作業能
率が悪く、高所作業に伴う危険もあった。そこで、この
発明の課題は、型枠を能率よくかつ安全に移設できるコ
ンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置を提供す
ることにある。
によると、型枠を手作業で移設する必要があり、作業能
率が悪く、高所作業に伴う危険もあった。そこで、この
発明の課題は、型枠を能率よくかつ安全に移設できるコ
ンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、第1の発明においては、コンクリート壁面を成形
するための成形用型枠とコンクリート壁面に開口される
とともに内側に受け面が形成された縦溝を成形するため
の縦溝用型枠とを使用してコンクリート層を打設する工
程と、成形用型枠を縦溝の受け面を利用してコンクリー
ト壁面固定した状態で、成形用型枠に支持された昇降フ
レームを引上げる工程と、昇降フレームを上昇位置にお
いて縦溝の受け面を利用してコンクリート壁面に固定
し、かつ、成形用型枠を縦溝の受け面との固定から解離
した状態で、成形用型枠を次の成形位置まで引上げる工
程とからなり、前記各工程を順次繰り返して複数のコン
クリート層を施工するようにした。
めに、第1の発明においては、コンクリート壁面を成形
するための成形用型枠とコンクリート壁面に開口される
とともに内側に受け面が形成された縦溝を成形するため
の縦溝用型枠とを使用してコンクリート層を打設する工
程と、成形用型枠を縦溝の受け面を利用してコンクリー
ト壁面固定した状態で、成形用型枠に支持された昇降フ
レームを引上げる工程と、昇降フレームを上昇位置にお
いて縦溝の受け面を利用してコンクリート壁面に固定
し、かつ、成形用型枠を縦溝の受け面との固定から解離
した状態で、成形用型枠を次の成形位置まで引上げる工
程とからなり、前記各工程を順次繰り返して複数のコン
クリート層を施工するようにした。
【0005】第2の発明においては、コンクリート層が
硬化し始めたときに前記縦溝成形用型枠を次の成形位置
まで引上げる工程を含む。第3の発明においては前記縦
溝成形用型枠をコンクリート層に埋設し、その縦溝成形
用型枠に次の縦溝成形用型枠を接続して配置する工程を
含む。
硬化し始めたときに前記縦溝成形用型枠を次の成形位置
まで引上げる工程を含む。第3の発明においては前記縦
溝成形用型枠をコンクリート層に埋設し、その縦溝成形
用型枠に次の縦溝成形用型枠を接続して配置する工程を
含む。
【0006】第4の発明においては、コンクリート層の
壁面を成形する成形用型枠と、前記コンクリート層の壁
面に開口するとともに内側に受け面を有する縦溝を成形
する縦溝成形用型枠と、前記成形用型枠の下方において
その成形用型枠に昇降可能に支持された昇降フレーム
と、前記成形用型枠と昇降フレームとの間に介在されそ
れらの間を接近離間させる駆動手段と、前記受け面を利
用して成形用型枠をコンクリート層の壁面位置に固定す
るとともにその固定を解除可能な第1の固定手段と、前
記受け面を利用して昇降フレームをコンクリート壁面に
固定するとともにその固定を解除可能な第2の固定手段
とを備えた。
壁面を成形する成形用型枠と、前記コンクリート層の壁
面に開口するとともに内側に受け面を有する縦溝を成形
する縦溝成形用型枠と、前記成形用型枠の下方において
その成形用型枠に昇降可能に支持された昇降フレーム
と、前記成形用型枠と昇降フレームとの間に介在されそ
れらの間を接近離間させる駆動手段と、前記受け面を利
用して成形用型枠をコンクリート層の壁面位置に固定す
るとともにその固定を解除可能な第1の固定手段と、前
記受け面を利用して昇降フレームをコンクリート壁面に
固定するとともにその固定を解除可能な第2の固定手段
とを備えた。
【0007】
【作用】この発明の多段打ち工法によれば、成形用型枠
が縦溝の受け面を利用して締結、解離されるとともに、
駆動手段により次の成形位置まで引上げられる。従っ
て、成形用型枠を自動的に移設でき、作業能率及び安全
性が向上する。また、揚重アクチュエータ等により縦溝
成形用型枠を引上げることにより、縦溝成形用型枠を自
動的に移設して再使用できる。縦溝成形用型枠をコンク
リート層に埋設した場合には、縦溝成形用型枠を縦溝の
補強用インサートとして転用でき、しかも、型枠移設時
間を短縮できる。
が縦溝の受け面を利用して締結、解離されるとともに、
駆動手段により次の成形位置まで引上げられる。従っ
て、成形用型枠を自動的に移設でき、作業能率及び安全
性が向上する。また、揚重アクチュエータ等により縦溝
成形用型枠を引上げることにより、縦溝成形用型枠を自
動的に移設して再使用できる。縦溝成形用型枠をコンク
リート層に埋設した場合には、縦溝成形用型枠を縦溝の
補強用インサートとして転用でき、しかも、型枠移設時
間を短縮できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。まず、この発明を貯水ダムの多段打
ち工法及び型枠装置に具体化した第一実施例を図1〜図
8に基づいて説明する。図1は型枠装置の全体を示す正
面図、図2は打設工程を説明する型枠装置の側面図、図
3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面
図、図5は図2のC−C線断面図、図6は縦溝成形用型
枠の引上げ工程を説明する型枠装置の側面図、図7は昇
降フレームの引上げ工程を説明する型枠装置の側面図、
図8は成形用型枠の引上げ工程を説明する型枠装置の側
面図である。
基づいて説明する。まず、この発明を貯水ダムの多段打
ち工法及び型枠装置に具体化した第一実施例を図1〜図
8に基づいて説明する。図1は型枠装置の全体を示す正
面図、図2は打設工程を説明する型枠装置の側面図、図
3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面
図、図5は図2のC−C線断面図、図6は縦溝成形用型
枠の引上げ工程を説明する型枠装置の側面図、図7は昇
降フレームの引上げ工程を説明する型枠装置の側面図、
図8は成形用型枠の引上げ工程を説明する型枠装置の側
面図である。
【0009】図1及び図2に示すように、型枠装置1に
は複数のコンクリート層C1〜C3の壁面を成形する金
属製の成形用型枠2が設けられている。成形用型枠2に
は3本の縦枠3が固定され、縦枠3の上端には揚重アク
チュエータとしての電動チェーンブロック4が連結され
るようになっており、その下端にはコンクリート層C1
〜C3の壁面に縦溝Sを成形する金属製の縦溝成形用型
枠5が吊り下げられている。縦溝成形用型枠5はコンク
リート層C1〜C3の高さよりも若干長く、かつ、断面
がラッパ状(図3〜図5参照)に形成されている。
は複数のコンクリート層C1〜C3の壁面を成形する金
属製の成形用型枠2が設けられている。成形用型枠2に
は3本の縦枠3が固定され、縦枠3の上端には揚重アク
チュエータとしての電動チェーンブロック4が連結され
るようになっており、その下端にはコンクリート層C1
〜C3の壁面に縦溝Sを成形する金属製の縦溝成形用型
枠5が吊り下げられている。縦溝成形用型枠5はコンク
リート層C1〜C3の高さよりも若干長く、かつ、断面
がラッパ状(図3〜図5参照)に形成されている。
【0010】成形用型枠2の下方において成形用型枠2
の縦枠3には昇降フレーム7が支持され、その昇降フレ
ーム7には縦枠3に挿通される3本の案内管8と、各案
内管8を連結する横杆9とが設けられている。横杆9と
成形用型枠2の横棧10との間には、昇降フレーム7と
成形用型枠2との間を接近離間させる駆動手段としての
2台のリフトシリンダ11が設置されている。また、各
縦枠3の下端部には、コンクリート層C1〜C3の壁面
に当接するローラ12と、そのローラ12を手動操作に
より壁面に押し付けて成形用型枠2を剥離するジャッキ
13と、そのジャッキ13を操作するときなどに作業員
が乗る足場14とが配設されている。
の縦枠3には昇降フレーム7が支持され、その昇降フレ
ーム7には縦枠3に挿通される3本の案内管8と、各案
内管8を連結する横杆9とが設けられている。横杆9と
成形用型枠2の横棧10との間には、昇降フレーム7と
成形用型枠2との間を接近離間させる駆動手段としての
2台のリフトシリンダ11が設置されている。また、各
縦枠3の下端部には、コンクリート層C1〜C3の壁面
に当接するローラ12と、そのローラ12を手動操作に
より壁面に押し付けて成形用型枠2を剥離するジャッキ
13と、そのジャッキ13を操作するときなどに作業員
が乗る足場14とが配設されている。
【0011】成形用型枠2の上部と対応する位置の各縦
枠3には上部型枠締結シリンダ16が設置されている。
図3に示すように、上部型枠締結シリンダ16は縦溝成
形用型枠5内に挿入されるクランパ17を備え、収縮時
にはそのクランパ17が縦溝Sの内側左右の受け面Sa
に縦溝用型枠5を介して圧接固定され、これより成形用
型枠2が縦溝Sに締結される。伸長時にはクランパ17
を圧接固定状態から解除して成形用型枠2を縦溝Sから
解離するようになっている。成形用型枠2の下側におい
て各縦枠3には下部型枠締結シリンダ18が設置されて
いる。図4に示すように、下部型枠締結シリンダ18は
縦溝Sに挿入されて前記受け面Saに圧接されるクラン
パ19を備え、収縮時にはクランパ19により縦枠3を
介して成形用型枠2を縦溝Sに締結し、伸長時には成形
用型枠2を縦溝Sから解離できるように構成されてい
る。この上部型枠締結シリンダ16、下部型枠締結シリ
ンダ18などにより第1の固定手段が構成されている。
枠3には上部型枠締結シリンダ16が設置されている。
図3に示すように、上部型枠締結シリンダ16は縦溝成
形用型枠5内に挿入されるクランパ17を備え、収縮時
にはそのクランパ17が縦溝Sの内側左右の受け面Sa
に縦溝用型枠5を介して圧接固定され、これより成形用
型枠2が縦溝Sに締結される。伸長時にはクランパ17
を圧接固定状態から解除して成形用型枠2を縦溝Sから
解離するようになっている。成形用型枠2の下側におい
て各縦枠3には下部型枠締結シリンダ18が設置されて
いる。図4に示すように、下部型枠締結シリンダ18は
縦溝Sに挿入されて前記受け面Saに圧接されるクラン
パ19を備え、収縮時にはクランパ19により縦枠3を
介して成形用型枠2を縦溝Sに締結し、伸長時には成形
用型枠2を縦溝Sから解離できるように構成されてい
る。この上部型枠締結シリンダ16、下部型枠締結シリ
ンダ18などにより第1の固定手段が構成されている。
【0012】昇降フレーム7の各案内管8の両側にはフ
レーム締結シリンダ21が設置されるとともに、各案内
管8の上面には縦枠締結シリンダ22が設置されてい
る。図5に示すように、案内管8には縦溝Sに挿入され
て受け面Saに圧接されるクランパ23が固着され、各
フレーム締結シリンダ21の伸長時には昇降フレーム7
がクランパ23を介して縦溝Sに締結され、収縮時には
昇降フレーム7が縦溝Sから解離される。縦枠締結シリ
ンダ22は縦枠3を押圧する押圧板24を備え、伸長時
に押圧板24によって縦枠3を昇降フレーム7に締結
し、収縮時にはこれを解離できるように構成されてい
る。このフレーム締結シリンダ21、縦枠締結シリンダ
22等により第2の固定手段が構成されている。なお、
前記各シリンダ11,16,18,21,22は地上等
に設置した油圧ユニット(図示略)に接続され、安全な
場所で遠隔操作される。
レーム締結シリンダ21が設置されるとともに、各案内
管8の上面には縦枠締結シリンダ22が設置されてい
る。図5に示すように、案内管8には縦溝Sに挿入され
て受け面Saに圧接されるクランパ23が固着され、各
フレーム締結シリンダ21の伸長時には昇降フレーム7
がクランパ23を介して縦溝Sに締結され、収縮時には
昇降フレーム7が縦溝Sから解離される。縦枠締結シリ
ンダ22は縦枠3を押圧する押圧板24を備え、伸長時
に押圧板24によって縦枠3を昇降フレーム7に締結
し、収縮時にはこれを解離できるように構成されてい
る。このフレーム締結シリンダ21、縦枠締結シリンダ
22等により第2の固定手段が構成されている。なお、
前記各シリンダ11,16,18,21,22は地上等
に設置した油圧ユニット(図示略)に接続され、安全な
場所で遠隔操作される。
【0013】次に、上記のように構成した型枠装置1に
よるダムの多段打ち工法について説明する。さて、図2
はコンクリート層C1及びC2が完全固化したのちにコ
ンクリート層C3を打設した直後の状態を示し、コンク
リート層C3の壁面が成形用型枠2により、また、縦溝
Sが縦溝成形用型枠5によりそれぞれ成形されている。
コンクリート層C3が硬化し始めると、まず、上部型枠
締結シリンダ16が伸長され、そのクランパ17が縦溝
成形用型枠5から解離される。次いで、電動チェーンブ
ロック4が駆動され、図6に示すように、縦溝成形用型
枠5が次の段の成形位置まで引上げられる。そして、こ
の状態で、コンクリート層C3が養生される。
よるダムの多段打ち工法について説明する。さて、図2
はコンクリート層C1及びC2が完全固化したのちにコ
ンクリート層C3を打設した直後の状態を示し、コンク
リート層C3の壁面が成形用型枠2により、また、縦溝
Sが縦溝成形用型枠5によりそれぞれ成形されている。
コンクリート層C3が硬化し始めると、まず、上部型枠
締結シリンダ16が伸長され、そのクランパ17が縦溝
成形用型枠5から解離される。次いで、電動チェーンブ
ロック4が駆動され、図6に示すように、縦溝成形用型
枠5が次の段の成形位置まで引上げられる。そして、こ
の状態で、コンクリート層C3が養生される。
【0014】所定の養生期間が終了すると、昇降フレー
ム7が引上げられる。ここでは、まず、縦枠締結シリン
ダ22が収縮され、押圧板24による押圧力が解除され
て、縦枠3が昇降フレーム7から解離される。次いで、
フレーム締結シリンダ21が収縮され、昇降フレーム7
のクランパ23が縦溝Sの受け面Saから解離される。
次に、図7に示すように、リフトシリンダ11が収縮さ
れ、昇降フレーム7がコンクリート層C2まで引上げら
れる。そして、フレーム締結シリンダ21が伸長され、
昇降フレーム7がクランパ23を介して縦溝Sの受け面
Saに締結される。昇降フレーム7の上昇時には、クラ
ンパ23が縦溝Sによって案内されるため、昇降フレー
ム7がコンクリート層C1及びC2の壁面から離れるお
それがない。
ム7が引上げられる。ここでは、まず、縦枠締結シリン
ダ22が収縮され、押圧板24による押圧力が解除され
て、縦枠3が昇降フレーム7から解離される。次いで、
フレーム締結シリンダ21が収縮され、昇降フレーム7
のクランパ23が縦溝Sの受け面Saから解離される。
次に、図7に示すように、リフトシリンダ11が収縮さ
れ、昇降フレーム7がコンクリート層C2まで引上げら
れる。そして、フレーム締結シリンダ21が伸長され、
昇降フレーム7がクランパ23を介して縦溝Sの受け面
Saに締結される。昇降フレーム7の上昇時には、クラ
ンパ23が縦溝Sによって案内されるため、昇降フレー
ム7がコンクリート層C1及びC2の壁面から離れるお
それがない。
【0015】昇降フレーム7が締結固定されると、成形
用型枠2が次の成形位置まで引上げられる。ここにおい
て、まず、下部型枠締結シリンダ18が伸長され、その
クランパ19が縦溝Sから解離されて、成形用型枠2の
下端部が解放される。次いで、ジャッキ13によりロー
ラ12がコンクリート層C1の壁面に押し付けられ、成
形用型枠2がコンクリート層C3の壁面から剥離され
る。この状態で、図8に示すように、リフトシリンダ1
1が伸長され、縦枠3が上昇されて、これと一体に成形
用型枠2が次の成形位置まで引上げられる。そして、ジ
ャッキ13によりローラ12が戻され、成形用型枠2の
傾きが補正される。次に、縦枠締結シリンダ22が伸長
され、縦枠3が昇降フレーム7に締結される。続いて、
下部型枠締結シリンダ18が収縮され、縦枠3を介して
成形用型枠2の下端部がコンクリート層C3の壁面に締
結される。その後、上部型枠締結シリンダ16が収縮さ
れ、成形用型枠2と縦溝成形用型枠5とが結合される。
この状態で、次のコンクリート層C4が打設される。
用型枠2が次の成形位置まで引上げられる。ここにおい
て、まず、下部型枠締結シリンダ18が伸長され、その
クランパ19が縦溝Sから解離されて、成形用型枠2の
下端部が解放される。次いで、ジャッキ13によりロー
ラ12がコンクリート層C1の壁面に押し付けられ、成
形用型枠2がコンクリート層C3の壁面から剥離され
る。この状態で、図8に示すように、リフトシリンダ1
1が伸長され、縦枠3が上昇されて、これと一体に成形
用型枠2が次の成形位置まで引上げられる。そして、ジ
ャッキ13によりローラ12が戻され、成形用型枠2の
傾きが補正される。次に、縦枠締結シリンダ22が伸長
され、縦枠3が昇降フレーム7に締結される。続いて、
下部型枠締結シリンダ18が収縮され、縦枠3を介して
成形用型枠2の下端部がコンクリート層C3の壁面に締
結される。その後、上部型枠締結シリンダ16が収縮さ
れ、成形用型枠2と縦溝成形用型枠5とが結合される。
この状態で、次のコンクリート層C4が打設される。
【0016】以後、上記した各工程を順次繰り返すこと
により、複数のコンクリート層が多段に施工される。従
って、この第一実施例の多段打ち工法によれば、成形用
型枠2を人手によることなく自動的に移設でき、手作業
を大幅に削減して、作業能率及び安全性を向上できる。
しかも、電動チェーンブロック4により縦溝成形用型枠
5も自動的に移設して、これを再使用することができ
る。また、この第一実施例の型枠装置1によれば、成形
用型枠2に3本の縦枠3が固定されるとともに、これら
の縦枠3に昇降フレーム7が支持されているので、図1
に示す構造で装置全体を堅牢に構成でき、これをもっ
て、成形用型枠2を確実に移設できるなど、ダムの多段
打ち工法を首尾よく実施することができる。
により、複数のコンクリート層が多段に施工される。従
って、この第一実施例の多段打ち工法によれば、成形用
型枠2を人手によることなく自動的に移設でき、手作業
を大幅に削減して、作業能率及び安全性を向上できる。
しかも、電動チェーンブロック4により縦溝成形用型枠
5も自動的に移設して、これを再使用することができ
る。また、この第一実施例の型枠装置1によれば、成形
用型枠2に3本の縦枠3が固定されるとともに、これら
の縦枠3に昇降フレーム7が支持されているので、図1
に示す構造で装置全体を堅牢に構成でき、これをもっ
て、成形用型枠2を確実に移設できるなど、ダムの多段
打ち工法を首尾よく実施することができる。
【0017】次に、この発明の第二実施例を図9〜図1
2に従って説明する。図9はダム用の型枠装置の全体を
示す正面図、図10は打設工程を説明する型枠装置の側
面図、図11は昇降フレームの引上げ工程を説明する型
枠装置の側面図、図12は成形用型枠の引上げ工程を説
明する型枠装置の側面図である。
2に従って説明する。図9はダム用の型枠装置の全体を
示す正面図、図10は打設工程を説明する型枠装置の側
面図、図11は昇降フレームの引上げ工程を説明する型
枠装置の側面図、図12は成形用型枠の引上げ工程を説
明する型枠装置の側面図である。
【0018】この第二実施例の型枠装置1は縦溝成形用
型枠5を引上げる揚重アクチュエータを備えていない。
このため、各縦枠3は成形用型枠2の上端から上方に突
出していない。その他の構成は第一実施例と同様であ
り、図面に同一の符号を付してその説明を省略する。ま
た、第二実施例の多段打ち工法は、縦溝成形用型枠5を
各コンクリート層C1〜C4に埋設(埋め殺し)し、こ
の埋設した縦溝成形用型枠5に次の縦溝成形用型枠5を
接続するようになっている。その他の工程は第一実施例
と同様である。
型枠5を引上げる揚重アクチュエータを備えていない。
このため、各縦枠3は成形用型枠2の上端から上方に突
出していない。その他の構成は第一実施例と同様であ
り、図面に同一の符号を付してその説明を省略する。ま
た、第二実施例の多段打ち工法は、縦溝成形用型枠5を
各コンクリート層C1〜C4に埋設(埋め殺し)し、こ
の埋設した縦溝成形用型枠5に次の縦溝成形用型枠5を
接続するようになっている。その他の工程は第一実施例
と同様である。
【0019】第二実施例においては多段打ち工法が次の
ように実施される。図10はコンクリート層C3を打設
した直後の状態を示し、各コンクリート層C1〜C3の
縦溝Sには縦溝成形用型枠5が埋設されている。コンク
リート層C3の養生期間が終了すると、縦枠締結シリン
ダ22が収縮され、縦枠3が昇降フレーム7から解離さ
れたのち、フレーム締結シリンダ21が収縮され、昇降
フレーム7が縦溝Sから解離される。次いで、図11に
示すように、リフトシリンダ11が収縮され、昇降フレ
ーム7がコンクリート層C2まで引上げられ、その位置
で、フレーム締結シリンダ21が伸長され、昇降フレー
ム7が縦溝Sに締結される。
ように実施される。図10はコンクリート層C3を打設
した直後の状態を示し、各コンクリート層C1〜C3の
縦溝Sには縦溝成形用型枠5が埋設されている。コンク
リート層C3の養生期間が終了すると、縦枠締結シリン
ダ22が収縮され、縦枠3が昇降フレーム7から解離さ
れたのち、フレーム締結シリンダ21が収縮され、昇降
フレーム7が縦溝Sから解離される。次いで、図11に
示すように、リフトシリンダ11が収縮され、昇降フレ
ーム7がコンクリート層C2まで引上げられ、その位置
で、フレーム締結シリンダ21が伸長され、昇降フレー
ム7が縦溝Sに締結される。
【0020】次に、上部型枠締結シリンダ16及び下部
型枠締結シリンダ18がそれぞれ伸長され、成形用型枠
2の上部及び下部が縦溝Sから解離されたのち、ローラ
12により成形用型枠2がコンクリート層C3の壁面か
ら剥離される。続いて、図12に示すように、リフトシ
リンダ11が伸長されて、縦枠3及び成形用型枠2が引
上げられる。そして、ローラ12が戻されたのち、縦枠
締結シリンダ22が伸長され、縦枠3が昇降フレーム7
に締結される。
型枠締結シリンダ18がそれぞれ伸長され、成形用型枠
2の上部及び下部が縦溝Sから解離されたのち、ローラ
12により成形用型枠2がコンクリート層C3の壁面か
ら剥離される。続いて、図12に示すように、リフトシ
リンダ11が伸長されて、縦枠3及び成形用型枠2が引
上げられる。そして、ローラ12が戻されたのち、縦枠
締結シリンダ22が伸長され、縦枠3が昇降フレーム7
に締結される。
【0021】この状態で、コンクリート層C3に埋設さ
れた縦溝成形用型枠5の上に次の縦溝成形用型枠5が接
続して配置され、必要に応じ、双方がねじまたは溶接に
よって連結される。その後、下部型枠締結シリンダ18
が収縮され、成形用型枠2の下端部がコンクリート層C
3の壁面に締結されるとともに、上部型枠締結シリンダ
16が収縮され、成形用型枠2と縦溝成形用型枠5とが
結合され、そこに次のコンクリート層C4が打設され
る。
れた縦溝成形用型枠5の上に次の縦溝成形用型枠5が接
続して配置され、必要に応じ、双方がねじまたは溶接に
よって連結される。その後、下部型枠締結シリンダ18
が収縮され、成形用型枠2の下端部がコンクリート層C
3の壁面に締結されるとともに、上部型枠締結シリンダ
16が収縮され、成形用型枠2と縦溝成形用型枠5とが
結合され、そこに次のコンクリート層C4が打設され
る。
【0022】従って、この第二実施例の多段打ち工法に
よっても、成形用型枠2を自動的に移設して、作業能率
及び安全性を向上できる。また、縦溝成形用型枠5が各
コンクリート層C1〜C4に埋設されるので、これらを
縦溝Sの補強用インサートとして転用できるとともに、
第一実施例と比較して、型枠移設時間を短縮することが
できる。
よっても、成形用型枠2を自動的に移設して、作業能率
及び安全性を向上できる。また、縦溝成形用型枠5が各
コンクリート層C1〜C4に埋設されるので、これらを
縦溝Sの補強用インサートとして転用できるとともに、
第一実施例と比較して、型枠移設時間を短縮することが
できる。
【0023】なお、この発明は前記各実施例に限定され
るものではなく、ローラ12を油圧ジャッキにより駆動
できるように構成して、足場14を省略したり、電動チ
ェーンブロック4にかえ、油圧シリンダ、電動ホイス
ト、電動ウインチ等を使用したり、縦溝Sの形状を受け
面を有する断面L状にしたり、擁壁など各種の高層コン
クリート構造物の施工に応用したりするなど、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更して具体化すること
も可能である。
るものではなく、ローラ12を油圧ジャッキにより駆動
できるように構成して、足場14を省略したり、電動チ
ェーンブロック4にかえ、油圧シリンダ、電動ホイス
ト、電動ウインチ等を使用したり、縦溝Sの形状を受け
面を有する断面L状にしたり、擁壁など各種の高層コン
クリート構造物の施工に応用したりするなど、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更して具体化すること
も可能である。
【0024】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば以下のような効果を発揮する。 (1)成形用型枠を自動的に移設でき、作業能率及び安
全性を向上できる。 (2)縦溝成形用型枠を自動的に移設して、これを再使
用できる。 (3)縦溝成形用型枠を縦溝の補強用インサートとして
転用でき、かつ、型枠移設時間を短縮できる。 (4)型枠装置の全体を堅牢に構成でき、もって、成形
用型枠を確実に自動移設できる。
ば以下のような効果を発揮する。 (1)成形用型枠を自動的に移設でき、作業能率及び安
全性を向上できる。 (2)縦溝成形用型枠を自動的に移設して、これを再使
用できる。 (3)縦溝成形用型枠を縦溝の補強用インサートとして
転用でき、かつ、型枠移設時間を短縮できる。 (4)型枠装置の全体を堅牢に構成でき、もって、成形
用型枠を確実に自動移設できる。
【図1】この発明の第一実施例による型枠装置の全体を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】打設工程を説明する図1の型枠装置の側面図で
ある。
ある。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】縦溝成形用型枠の引上げ工程を説明する図1の
型枠装置の側面図である。
型枠装置の側面図である。
【図7】昇降フレームの引上げ工程を説明する図1の型
枠装置の側面図である。
枠装置の側面図である。
【図8】成形用型枠の引上げ工程を説明する図1の型枠
装置の側面図である。
装置の側面図である。
【図9】この発明の第二実施例による型枠装置の全体を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図10】打設工程を説明する図9の型枠装置の側面図
である。
である。
【図11】昇降フレームの引上げ工程を説明する図9の
型枠装置の側面図である。
型枠装置の側面図である。
【図12】成形用型枠の引上げ工程を説明する図9の型
枠装置の側面図である。
枠装置の側面図である。
1 型枠装置、2 成形用型枠、3 縦枠、4 電動チ
ェーンブロック、5縦溝成形用型枠、7 昇降フレー
ム、11 駆動手段としてのリフトシリンダ、16第1
の固定手段としての上部型枠締結シリンダ、18 第1
の固定手段としての下部型枠締結シリンダ、21 第2
の固定手段としてのフレーム締結シリンダ、22 第2
の固定手段としての縦枠締結シリンダ、C1〜C4 コ
ンクリート層、S縦溝、Sa 受け面。
ェーンブロック、5縦溝成形用型枠、7 昇降フレー
ム、11 駆動手段としてのリフトシリンダ、16第1
の固定手段としての上部型枠締結シリンダ、18 第1
の固定手段としての下部型枠締結シリンダ、21 第2
の固定手段としてのフレーム締結シリンダ、22 第2
の固定手段としての縦枠締結シリンダ、C1〜C4 コ
ンクリート層、S縦溝、Sa 受け面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲川 雪久 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐 阜工業 株式会社 内 (72)発明者 岩田 光司 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐 阜工業 株式会社 内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 11/28 E02B 7/00
Claims (4)
- 【請求項1】 コンクリート壁面を成形するための成形
用型枠と、コンクリート壁面に開口されるとともに内側
に受け面が形成された縦溝を成形するための縦溝用型枠
とを使用してコンクリート層を打設する工程と、成形用
型枠を縦溝の受け面を利用してコンクリート壁面固定し
た状態で、成形用型枠に支持された昇降フレームを引上
げる工程と、昇降フレームを上昇位置において縦溝の受
け面を利用してコンクリート壁面に固定し、かつ、成形
用型枠を縦溝の受け面との固定から解離した状態で、成
形用型枠を次の成形位置まで引上げる工程とからなり、
前記各工程を順次繰り返して複数のコンクリート層を施
工することを特徴とするコンクリート構造物の多段打ち
工法。 - 【請求項2】 コンクリート層が硬化し始めたときに前
記縦溝成形用型枠を次の成形位置まで引上げる工程を含
むことを特徴とする請求項1のコンクリート構造物の多
段打ち工法。 - 【請求項3】 前記縦溝成形用型枠をコンクリート層に
埋設し、その縦溝成形用型枠に次の縦溝成形用型枠を接
続して配置する工程を含むことを特徴とする請求項1の
コンクリート構造物の多段打ち工法。 - 【請求項4】 コンクリート層の壁面を成形する成形用
型枠と、前記コンクリート層の壁面に開口するととも
に、内側に受け面を有する縦溝を成形する縦溝成形用型
枠と、前記成形用型枠の下方においてその成形用型枠に
昇降可能に支持された昇降フレームと、前記成形用型枠
と昇降フレームとの間に介在され、それらの間を接近離
間させる駆動手段と、前記受け面を利用して成形用型枠
をコンクリート層の壁面位置に固定するとともに、その
固定を解除可能な第1の固定手段と、前記受け面を利用
して昇降フレームをコンクリート壁面に固定するととも
に、その固定を解除可能な第2の固定手段とを備えたこ
とを特徴とするコンクリート構造物の多段打ち型枠装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15707791A JP2968867B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15707791A JP2968867B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055361A JPH055361A (ja) | 1993-01-14 |
JP2968867B2 true JP2968867B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=15641744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15707791A Expired - Lifetime JP2968867B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2968867B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT503924B1 (de) * | 2006-08-18 | 2008-02-15 | Rund Stahl Bau Gmbh & Co | Kletterschalung zum betonieren einer wand eines bauwerks |
KR100750386B1 (ko) * | 2006-09-30 | 2007-08-27 | 주식회사 삼안 | 댐 콘크리트 타설 공법 |
KR100945426B1 (ko) * | 2008-02-29 | 2010-03-05 | (주)영웅엔지니어링 | 건축용 폼 상승 시스템 및 이를 이용한 건축물의 복수 벽면동시 시공방법 |
JP2012241399A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Ohbayashi Corp | スリップフォーム工法を用いたコンクリート構造物の構築方法及びスリップフォーム装置の移動型枠 |
KR101140884B1 (ko) * | 2011-06-30 | 2012-05-03 | 김원철 | 건축물의 벽체 시공용 거푸집 장치 및 이를 이용한 시공방법 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP15707791A patent/JP2968867B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH055361A (ja) | 1993-01-14 |
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