JP2968648B2 - Ａｔｍ通信網における優先制御方式 - Google Patents
Ａｔｍ通信網における優先制御方式Info
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- JP2968648B2 JP2968648B2 JP20865092A JP20865092A JP2968648B2 JP 2968648 B2 JP2968648 B2 JP 2968648B2 JP 20865092 A JP20865092 A JP 20865092A JP 20865092 A JP20865092 A JP 20865092A JP 2968648 B2 JP2968648 B2 JP 2968648B2
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- cells
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＡＴＭ通信網における優
先制御方式に関し、特にそれぞれに優先付けされた複数
のセル群を伝達するＡＴＭ通信網の多重化またはスイッ
チを行う通信装置のＡＴＭ通信網における優先制御方式
に関する。
先制御方式に関し、特にそれぞれに優先付けされた複数
のセル群を伝達するＡＴＭ通信網の多重化またはスイッ
チを行う通信装置のＡＴＭ通信網における優先制御方式
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＡＴＭ通信網における優先制御方
式は、ＡＴＭ通信網の多重化装置等におけるセルの優先
制御は、バッファに高優先クラスのセルが無い場合にの
み低優先クラスのセルを送出するように制御している。
式は、ＡＴＭ通信網の多重化装置等におけるセルの優先
制御は、バッファに高優先クラスのセルが無い場合にの
み低優先クラスのセルを送出するように制御している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のＡＴＭ通信
網における優先制御方式は、高優先クラスのセルの流量
が極度に増大した場合に、低優先クラスセルの送出が全
く不可能になる。
網における優先制御方式は、高優先クラスのセルの流量
が極度に増大した場合に、低優先クラスセルの送出が全
く不可能になる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によるＡＴＭ通信
網における優先制御方式は、異なるクラスのセルを識別
し記憶するバッファを備え、前記バッファから送出セル
数を計数する測定手段と、前記測定手段からの測定結果
によってセルの送出を制御する送出制御手段とを有する
ＡＴＭ通信網における優先制御方式において、複数のポ
ートから別々に入力される相異なる複数の情報メディア
のセル列を一時記憶するとともに前記記憶されたセルを
第１の指示信号に応じて出力しさらに前記セル列が入力
されるごとに前記セル列の優先クラスを識別して第１の
信号を出力するバッファ手段と、前記バッファ手段から
出力される前記セルを１セル送出時間間隔毎に予め定め
られた時間前から現時点までの間監視して前記優先クラ
スごとにセル流量を測定し前記セル流量が予め定められ
たしきい値を越えると第２の指示信号を出力する流量測
定手段と、前記バッファ手段から前記第１の信号と前記
流量測定手段から前記第２の指示信号とを入力され前記
バッファ手段へセルの送出，セルの送出順序およびセル
の送出待ちの前記第１の指示信号を出力するバッファ制
御手段とを備える。
網における優先制御方式は、異なるクラスのセルを識別
し記憶するバッファを備え、前記バッファから送出セル
数を計数する測定手段と、前記測定手段からの測定結果
によってセルの送出を制御する送出制御手段とを有する
ＡＴＭ通信網における優先制御方式において、複数のポ
ートから別々に入力される相異なる複数の情報メディア
のセル列を一時記憶するとともに前記記憶されたセルを
第１の指示信号に応じて出力しさらに前記セル列が入力
されるごとに前記セル列の優先クラスを識別して第１の
信号を出力するバッファ手段と、前記バッファ手段から
出力される前記セルを１セル送出時間間隔毎に予め定め
られた時間前から現時点までの間監視して前記優先クラ
スごとにセル流量を測定し前記セル流量が予め定められ
たしきい値を越えると第２の指示信号を出力する流量測
定手段と、前記バッファ手段から前記第１の信号と前記
流量測定手段から前記第２の指示信号とを入力され前記
バッファ手段へセルの送出，セルの送出順序およびセル
の送出待ちの前記第１の指示信号を出力するバッファ制
御手段とを備える。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。本発明の一実施例を示す図１を参照すると、ＡＴＭ
通信網における優先制御方式は、入力側線路１，入力側
線路２および入力側線路３から入力されるそれぞれ相異
なる３つの情報メディアのセルを順次一時記憶するとと
もにその記憶されたセルを第１の指示信号に応じて出力
側線路７に順次出力しさらに前記相異なる３つの情報メ
ディアのセルが入力されるごとにその情報メディアの優
先クラスを識別して通知する信号を出力するバッファ４
と、バッファ４から出力されて出力側線路７を通過する
前記相異なる３つの情報メディアのセルを監視して情報
メディアの優先クラスごとにセルの流量を測定し予め定
められたしきい値と比較してセル流量がそのしきい値を
越えると当該クラスのバッファ４からのセル送出を待た
せるための第２の指示信号を出力する流量測定回路６
と、バッファ４から前記相異なる３つの情報メディアの
優先クラスを通知する信号を入力されその優先クラスご
とにバッファ４に一時記憶されているセル数を管理する
とともにバッファ４から送出されるセルの１送出時間ご
とに送出すべきセルの優先クラスを選択して流量測定回
路５からの第２の指示信号に応じてバッファ４へセルの
送出，セルの送出順序あるいはセルの送出待ちの指示信
号を出力するバッファ制御回路５とから構成される。
る。本発明の一実施例を示す図１を参照すると、ＡＴＭ
通信網における優先制御方式は、入力側線路１，入力側
線路２および入力側線路３から入力されるそれぞれ相異
なる３つの情報メディアのセルを順次一時記憶するとと
もにその記憶されたセルを第１の指示信号に応じて出力
側線路７に順次出力しさらに前記相異なる３つの情報メ
ディアのセルが入力されるごとにその情報メディアの優
先クラスを識別して通知する信号を出力するバッファ４
と、バッファ４から出力されて出力側線路７を通過する
前記相異なる３つの情報メディアのセルを監視して情報
メディアの優先クラスごとにセルの流量を測定し予め定
められたしきい値と比較してセル流量がそのしきい値を
越えると当該クラスのバッファ４からのセル送出を待た
せるための第２の指示信号を出力する流量測定回路６
と、バッファ４から前記相異なる３つの情報メディアの
優先クラスを通知する信号を入力されその優先クラスご
とにバッファ４に一時記憶されているセル数を管理する
とともにバッファ４から送出されるセルの１送出時間ご
とに送出すべきセルの優先クラスを選択して流量測定回
路５からの第２の指示信号に応じてバッファ４へセルの
送出，セルの送出順序あるいはセルの送出待ちの指示信
号を出力するバッファ制御回路５とから構成される。
【０００６】詳述すると、入力側線路１，入力側線路２
および入力側線路３から入力される相異なる３つの情報
メディアのセルはそれぞれ順次バッファ４に一時記憶さ
れバッファ制御回路５からの指示信号によりＡＴＭ通信
網の出力側線路７に順次出力される。流量測定回路６で
は出力側線路７を通過するセルを監視して各優先クラス
ごとに流量を測定しその結果をバッファ制御回路５へ出
力するとともに、予め各優先クラスに対して最大流量を
指定することにより定めたしきい値と比較してセル流量
がしきい値を越えると当該クラスの送出待ち指示信号を
バッファ制御回路５へ出力する。なお、一番低位クラス
についてはセル流量の測定をしない構成も有る。セル流
量の測定は、Ｔ時間前から現時点までの間に到着したセ
ルの個数でなされ、これを測定する流量測定回路６には
ダンジェラスブリッジ（Ｄａｎｇｅｒｏｕｓ Ｂｒｉｄ
ｇｅ）法を用いたポリシング回路（注１）を使用する。
また、相異なる３つの情報メディアの優先クラスは各セ
ルのベッダ部に付与された識別子により認識される。バ
ッファ制御回路５にはバッファ４にセルが入力されるご
とにその優先クラスが通知され、バッファ制御回路５は
その優先クラスごとにバッファ４に一時記憶されている
セル数を管理する。また、バッファ制御回路５からはバ
ッファ４から送出されるセルの１送出時間ごとに送出す
べきセルの優先クラスが選択されてバッファ４へ通知さ
れる。このバッファ制御回路５における送出すべきセル
の優先クラスの選択は、相異なる３つの情報メディアの
優先度を判断して最も高い優先クラスから順に選択さ
れ、その選択されたクラスのセルがバッファ４に存在し
かつ送出待ち状態でない場合にバッファ４への送出通知
の指示信号がバッファ制御回路５から出力される。それ
以外の場合はそのすぐ下位のクラスについて同様の判断
がされ、以下順次下位のクラスへ判断が移行して送出す
べきクラスが決定される。
および入力側線路３から入力される相異なる３つの情報
メディアのセルはそれぞれ順次バッファ４に一時記憶さ
れバッファ制御回路５からの指示信号によりＡＴＭ通信
網の出力側線路７に順次出力される。流量測定回路６で
は出力側線路７を通過するセルを監視して各優先クラス
ごとに流量を測定しその結果をバッファ制御回路５へ出
力するとともに、予め各優先クラスに対して最大流量を
指定することにより定めたしきい値と比較してセル流量
がしきい値を越えると当該クラスの送出待ち指示信号を
バッファ制御回路５へ出力する。なお、一番低位クラス
についてはセル流量の測定をしない構成も有る。セル流
量の測定は、Ｔ時間前から現時点までの間に到着したセ
ルの個数でなされ、これを測定する流量測定回路６には
ダンジェラスブリッジ（Ｄａｎｇｅｒｏｕｓ Ｂｒｉｄ
ｇｅ）法を用いたポリシング回路（注１）を使用する。
また、相異なる３つの情報メディアの優先クラスは各セ
ルのベッダ部に付与された識別子により認識される。バ
ッファ制御回路５にはバッファ４にセルが入力されるご
とにその優先クラスが通知され、バッファ制御回路５は
その優先クラスごとにバッファ４に一時記憶されている
セル数を管理する。また、バッファ制御回路５からはバ
ッファ４から送出されるセルの１送出時間ごとに送出す
べきセルの優先クラスが選択されてバッファ４へ通知さ
れる。このバッファ制御回路５における送出すべきセル
の優先クラスの選択は、相異なる３つの情報メディアの
優先度を判断して最も高い優先クラスから順に選択さ
れ、その選択されたクラスのセルがバッファ４に存在し
かつ送出待ち状態でない場合にバッファ４への送出通知
の指示信号がバッファ制御回路５から出力される。それ
以外の場合はそのすぐ下位のクラスについて同様の判断
がされ、以下順次下位のクラスへ判断が移行して送出す
べきクラスが決定される。
【０００７】このように、バッファ制御回路５は、バッ
ファ４に高優先クラスのセルがない場合および高優先ク
ラスのセル流量が予め定められた値を越えて流量測定回
路６から当該クラスの送出待ち指示信号ｃが出力された
場合に低優先クラスのセルに送出許可を与えるように制
御する。
ファ４に高優先クラスのセルがない場合および高優先ク
ラスのセル流量が予め定められた値を越えて流量測定回
路６から当該クラスの送出待ち指示信号ｃが出力された
場合に低優先クラスのセルに送出許可を与えるように制
御する。
【０００８】なお、上述においてバッファ４の入力に相
異なる３つの情報メディアのセルが入力される場合につ
いて説明したが、それ以上の複数の相異なる情報メディ
アのセルが入力される場合も同様である。以上説明した
ように、本発明は、セルの１送出時間間隔毎に、Ｔ時間
前から現時点までの間に到着した値としきい値とを比較
するセル流量測定（例えば、１セルづつスライドしなが
ら一定の時間間隔Ｔでセルの流量を測定するダンジェラ
スブリッジ法）を優先クラス毎に行っている。そのと
き、しきい値を越えると即時そのクラスに対して送出停
止をかけ送出待ちになっている優先の最も高いクラスを
選択するようにしているため、どのＴ時間（例えば、ダ
ンジェラスブリッジ法を用いた場合の短期的に見た時間
間隔）をとっても出力セル数がしきい値を越えることな
く優先クラスのセルを優先に送出することができる。更
に、特定のクラスに偏ることもなくバッファサイズも少
なくて済む。
異なる３つの情報メディアのセルが入力される場合につ
いて説明したが、それ以上の複数の相異なる情報メディ
アのセルが入力される場合も同様である。以上説明した
ように、本発明は、セルの１送出時間間隔毎に、Ｔ時間
前から現時点までの間に到着した値としきい値とを比較
するセル流量測定（例えば、１セルづつスライドしなが
ら一定の時間間隔Ｔでセルの流量を測定するダンジェラ
スブリッジ法）を優先クラス毎に行っている。そのと
き、しきい値を越えると即時そのクラスに対して送出停
止をかけ送出待ちになっている優先の最も高いクラスを
選択するようにしているため、どのＴ時間（例えば、ダ
ンジェラスブリッジ法を用いた場合の短期的に見た時間
間隔）をとっても出力セル数がしきい値を越えることな
く優先クラスのセルを優先に送出することができる。更
に、特定のクラスに偏ることもなくバッファサイズも少
なくて済む。
【０００９】注１． 参考文献 「広範囲なＶＢＲ信号
容量規定パラメータ値のポリシング法」１９９１年電子
情報通信学会春季全国大会論文誌Ｂ−６９８
容量規定パラメータ値のポリシング法」１９９１年電子
情報通信学会春季全国大会論文誌Ｂ−６９８
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、優
先クラスの異なる複数の情報メディアを効率的に伝達す
るＡＴＭ通信網における優先制御方式が実現できる。
先クラスの異なる複数の情報メディアを効率的に伝達す
るＡＴＭ通信網における優先制御方式が実現できる。
【図１】本発明の一実施例のＡＴＭ通信網における優先
制御方式を示すブロック図である。
制御方式を示すブロック図である。
１，２，３ 入力側線路 ４ バッファ ５ バッファ制御回路 ６ 流量測定回路 ７ 出力側線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河田 和弘 東京都港区芝五丁目29番11号日本電気テ レコムシステム株式会社内 (72)発明者 黒岩 宏 東京都港区西新橋三丁目20番４号日本電 気エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平３−38139（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−329043（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−10541（ＪＰ，Ａ) 信学論 Ｖｏｌ．Ｊ74−Ｂ−▲Ｉ▼ Ｎｏ．６ ｐ427−434 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04L 12/56 H04L 12/28
Claims (1)
- 【請求項１】 異なるクラスのセルを識別し記憶するバ
ッファを備え、 前記バッファから送出セル数を計数する測定手段と、 前記測定手段からの測定結果によってセルの送出を制御
する送出制御手段とを有するＡＴＭ通信網における優先
制御方式において、 複数のポートから別々に入力される相異なる複数の情報
メディアのセル列を前記バッファに一時記憶するととも
に前記記憶されたセルを第１の指示信号に応じて出力し
さらに前記セル列が入力されるごとに前記セル列の優先
クラスを識別して第１の信号を出力するバッファ手段
と、前記測定手段において前記バッファ手段から出力さ
れる前記セルを１セル送出時間間隔毎に予め定められた
時間前から現時点までの間監視して前記優先クラスごと
にセル流量を測定し前記セル流量が予め定められたしき
い値を越えると第２の指示信号を出力する流量測定手段
と、前記送出制御手段において前記バッファ手段から前
記第１の信号と前記流量測定手段から前記第２の指示信
号とを入力され前記バッファ手段へセルの送出，セルの
送出順序およびセルの送出待ちの前記第１の指示信号を
出力するバッファ制御手段と、を備えることを特徴とす
るＡＴＭ通信網における優先制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20865092A JP2968648B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | Ａｔｍ通信網における優先制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20865092A JP2968648B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | Ａｔｍ通信網における優先制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662030A JPH0662030A (ja) | 1994-03-04 |
| JP2968648B2 true JP2968648B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=16559764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20865092A Expired - Lifetime JP2968648B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | Ａｔｍ通信網における優先制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2968648B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2833555B2 (ja) * | 1995-10-31 | 1998-12-09 | 日本電気株式会社 | 優先制御方式 |
| TWI408269B (zh) | 2005-07-12 | 2013-09-11 | Toppan Printing Co Ltd | 防偽用紙及防偽用紙之真假判定方法 |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP20865092A patent/JP2968648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 信学論 Ｖｏｌ．Ｊ７４−Ｂ−▲Ｉ▼ Ｎｏ．６ ｐ４２７−４３４ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0662030A (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990721 |