JP2967983B1 - コンテナドーリィ - Google Patents

コンテナドーリィ

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JP2967983B1 JP16448998A JP16448998A JP2967983B1 JP 2967983 B1 JP2967983 B1 JP 2967983B1 JP 16448998 A JP16448998 A JP 16448998A JP 16448998 A JP16448998 A JP 16448998A JP 2967983 B1 JP2967983 B1 JP 2967983B1
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宗孝 安藤
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Abstract

【要約】 【課題】複数個のコンテナを搭載でき、作業性に優れた
コンテナドーリィを提供する。 【解決手段】回転自在な2つのターンテーブル100を
1台のコンテナドーリィ50に備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナを搭載し
て所定の場所まで運搬する、例えば空港などで使用され
るコンテナドーリィに関する。
【0002】
【従来の技術】空港などでは、多数の貨物が詰め込まれ
たコンテナ(容器)を運搬する際にコンテナドーリィと
呼ばれる台車が使われる。図18に示すように、従来の
コンテナドーリィ10は、一般に、タイヤ22が取り付
けられたフレーム20と、このフレーム20に回転自在
に固定されたターンテーブル30を備えており、牽引車
(図示せず)によって矢印A方向に牽引される。
【0003】フレーム20には、トーバー24と呼ばれ
る連結棒が所定角度だけ回転できるように固定されてい
る。また、ターンテーブル30には複数本のローラ32
が回転自在に固定されており、これら複数のローラ32
の上にコンテナが搭載される。ターンテーブル30の前
方には、コンテナを矢印A方向に移動させるための補助
テーブル(サブデッキ40)が固定されている。このサ
ブデッキ40は回転できないようになっている。
【0004】コンテナドーリィ10にコンテナを搭載し
て運搬するに当っては、図19に示すように、フォーク
リフト(図示せず)などを使って1つのターンテーブル
30に1個のコンテナ34を搭載し、複数台のコンテナ
ドーリィ10をトーバー24によって連結し、牽引車
(図示せず)で矢印A方向に牽引する。従って、連結す
るコンテナドーリィ10の台数を多くするほど、一度に
多くのコンテナ34を運搬でき、運搬作業の効率も向上
する。
【0005】なお、ターンテーブル30からコンテナ3
4を降ろす際には、図18に示す状態のターンテーブル
30を水平に90°回転させ、このターンテーブル30
に隣接されたコンベア(図示せず)等にコンテナ34を
移動させる。このために、ターンテーブル30は回転で
きるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、航空機に積
み込めるコンテナ34の数は決まっている。このため、
多数のコンテナドーリィ10を連結して一度の多くのコ
ンテナ34を運搬するほど、牽引車でコンテナドーリィ
10を牽引する回数が少なくなる。しかし、空港の安全
管理規定上、連結できるコンテナドーリィ10の全長L
や連結台数が制限されていることがあり、図19に示す
ように、例えば6台のコンテナドーリィ10しか連結で
きない場合がある。この場合、1台のコンテナドーリィ
10に1個のコンテナ34しか搭載できないので、一度
に6個のコンテナ34しか運搬できない。このため、牽
引車でコンテナドーリィ10を牽引する回数が多くな
り、運搬作業に長時間を要することとなる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、複数個のコン
テナを搭載でき、作業性に優れたコンテナドーリィを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のコンテナドーリィは、コンテナを搭載して所
定の場所まで運搬するコンテナドーリィにおいて、 (1)それぞれにコンテナが搭載される回転自在な複数
のターンテーブルを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】ここで、 (2)上記複数のターンテーブルは、互いに独立して回
転するものであってもよい。
【0010】また、 (3)上記複数のターンテーブルは、互いに連動して回
転するものであってもよい。
【0011】さらに、 (4)上記複数のターンテーブルは、所定の長さ方向に
互いに隣接して並んだものであってもよい。
【0012】さらにまた、コンテナドーリィは、 (5)上記複数のターンテーブルが回転自在に固定され
た、所定の長さ方向に延びるフレーム (6)両端部にタイヤが回転自在に固定されると共に上
記ターンテーブルの回転軸が中央部の上に位置する、上
記フレームの下に配置されて上記長さ方向に交差する方
向に延びる車軸を備えてもよい。
【0013】さらにまた、 (7)上記フレームは、複数のリング状フレームが形成
されたものであり、 (8)コンテナドーリィは、上記リング状フレームの上
に同軸に回転自在に重ねられたリング状の中間テーブル
を備え、 (9)上記ターンテーブルは、上記中間テーブルの上に
同軸に回転自在に重ねられたものであってもよい。
【0014】さらにまた、上記中間テーブルは、 (10)上記リング状フレームの上面及び上記ターンテ
ーブルの下面双方に接触しながら回転すると共に上記タ
ーンテーブルを支える、上記中間テーブルの周縁部に回
転自在に固定された複数個のローラを備えたものであっ
てもよい。
【0015】さらにまた、コンテナドーリィは、 (11)所定角度だけ自在に回転するように上記フレー
ムの上記長さ方向の前端部及び/又は後端部に固定され
た、この長さ方向に延びるステアリングテーブル (12)所定角度だけ自在に回転するように上記ステア
リングテーブルの先端部に固定された連結棒を備えても
よい。
【0016】さらにまた、コンテナドーリィは、 (13)上記複数のターンテーブルを回転させる駆動手
段を備えてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のコ
ンテナドーリィの実施形態を説明する。
【0018】図1を参照して、それぞれにコンテナが搭
載された4台のコンテナドーリィを連結した状態を説明
する。
【0019】図1は、4台のコンテナドーリィを連結し
た状態を示す模式図である。
【0020】1台のコンテナドーリィ50には、後述す
るように、互いに独立して回転する2つのターンテーブ
ル100,100(図8参照)が隣接して並んでいる。
各ターンテーブル100,100にはそれぞれ1つのコ
ンテナ34が搭載される。従って、図1に示すように、
1台のコンテナドーリィ50には2つのコンテナ34が
搭載され、連結された4台のコンテナドーリィ50で8
つのコンテナ34を同時に運搬できる。連結された4台
のコンテナドーリィ50は、牽引車(図示せず)で矢印
A方向(本発明にいう所定の長さ方向の一例である)に
牽引される。また、コンテナドーリィ50には、ターン
テーブル100を固定して回転させないようにするスト
ッパ(図示せず)が取り付けられている。このストッパ
は従来のものと同一のものであり、ターンテーブル10
0を回転させるときはストッパを回転許容位置に移動さ
せる。なお、2つのターンテーブル100,100が互
いに連動して回転するように構成してもよい。さらに、
1台のコンテナドーリィ50に3つ以上の複数のターン
テーブル100を回転自在に固定してもよい。さらにま
た、これらターンテーブル100を自動的に回転させる
モータやギアなどからなる駆動装置(本発明にいう駆動
手段の一例である)を備えてもよい。
【0021】ここで、図1と図19を参照して、本発明
のコンテナドーリィ50と従来のコンテナドーリィ10
のコンテナ運搬能力を比較する。
【0022】従来のコンテナドーリィ10も本発明のコ
ンテナドーリィ50も、同一サイズのコンテナ34を搭
載して運搬するためのものであるとする。また、これら
のコンテナドーリィ10,50が使用される空港の安全
管理規定上、連結されたコンテナドーリィの全長には制
限があるとする。図19では6台のコンテナドーリィ1
0が連結されてその全長Lは約20.34mであり、さ
らにもう1台を連結すると全長Lが制限を超える。一
方、図1では4台のコンテナドーリィ50が連結されて
その全長Mは約20.0mであり、さらにもう1台を連
結すると全長Mが制限を超える。
【0023】1台のコンテナドーリィ10の長さと1台
のコンテナドーリィ50の長さを比べると、コンテナド
ーリィ50のほうが長い。しかし、コンテナドーリィ5
0にはサブデッキ40(図18参照)が形成されていな
い。また、6台のコンテナドーリィ10を連結する際に
は5本のトーバー24(図18,図19参照)が必要で
あるが、4台のコンテナドーリィ50を連結する際には
3本のトーバーで済み、その分、4台のコンテナドーリ
ィ50のほうがトーバーの合計長さが短くなる。このた
め、上述したように、本発明のコンテナドーリィ50を
4台連結したときの全長は、従来のコンテナドーリィ1
0を6台連結したときの全長よりもやや短い。
【0024】従来のコンテナドーリィ10では1台に1
個のコンテナ34しか搭載できないので、コンテナドー
リィ10を6台連結しても6個のコンテナ34しか搭載
できない。しかし、本発明のコンテナドーリィ50では
1台に2個のコンテナ34を搭載できるので、コンテナ
ドーリィ50を4台連結すると8個のコンテナ34を搭
載できる。従って、本発明のコンテナドーリィ50を使
用すると、従来よりも少ない台数でより多くのコンテナ
34を運搬でき、作業性に優れる。
【0025】例えば204個のコンテナ34を運搬する
場合、6連結した従来のコンテナドーリィ10を使用す
ると、1回で6個のコンテナ34しか運搬できないの
で、6連結したコンテナドーリィ10を牽引する回数は
34回となる。一方、4連結した本発明のコンテナドー
リィ50を使用すると、1回で8個のコンテナ34を運
搬できるので、4連結したコンテナドーリィ50を牽引
する回数は26回となる。この結果、本発明のコンテナ
ドーリィ50を使用した場合は、従来に比べて8回分の
牽引作業を削減でき、その分、牽引作業のコストを低減
できる。なお、本発明のコンテナドーリィ50では、コ
ンテナ34よりも大型のコンテナも搭載でき、この場
合、互いに隣接する2つのターンテーブル100,10
0(図8参照)に跨がらせるようにして大型のコンテナ
を搭載する。
【0026】図2から図17までを参照して、上述した
本発明のコンテナドーリィ50の構造を説明する。
【0027】コンテナドーリィ50の基本的な構造は、
図1の矢印A方向に延びて基台となるフレーム60(図
2〜図4参照)に回転自在に2つの中間テーブル80
(図5参照)を載せ、これら2つの中間テーブル80に
それぞれ回転自在に2つのターンテーブル100,10
0(図8〜図11参照)を載せた構造である。フレーム
60の長手方向(矢印A方向)両端部にはそれぞれ、ス
テアリングテーブル120と連結棒140(図12〜図
14参照)が所定角度だけ自在に回転するように固定さ
れている。また、ステアリングテーブル120には、両
端にタイヤ216が固定された車軸214が取り付けら
れている。
【0028】先ず、図2から図4までを参照して、コン
テナドーリィのフレームを説明する。
【0029】図2は、コンテナドーリィのフレームを示
す側面図であり、図3は、図2のコンテナドーリィの平
面図である。図4は、図2のコンテナドーリィの正面図
である。
【0030】フレーム60は、長手方向(矢印A方向)
に互いに並行に延びる2本のH型鋼フレーム62,62
を備えている。2本のH型鋼フレーム62,62の長さ
は約3.4mであり、これらは互いに約35cm程度離
れている。2本のH型鋼フレーム62,62の中央部
は、折り曲げられた固定板64で固定されている。ま
た、2本のH型鋼フレーム62,62の長手方向両端部
には、内径が約95cmで外径が約106cmのリング
状フレーム66,66が形成されている。2つのリング
状フレーム66,66それぞれの中心部には、中心軸6
8が固定されている。
【0031】図5から図7までを参照して、コンテナド
ーリィの中間テーブルの構造を説明する。
【0032】図5は、中間テーブルを示す平面図であ
る。図6は、ローラを示す平面図であり、図7は、ロー
ラを示す側面図である。
【0033】中間テーブル80はリング状のものであ
り、そのサイズは上記のリング状フレーム66(図3参
照)とほぼ同じである。中間テーブル80は、リング状
フレーム66に同軸に回転自在に重ねられる。また、中
間テーブル80の回転軸82から板状のリング部84ま
での間には8本の補強用アーム86が放射状に延びてい
る。この回転軸82は、上記の中心軸68と一体的に構
成されている。
【0034】リング部84にはその周縁部に18個のロ
ーラ88がほぼ等間隔で回転自在に固定されており、1
8個のローラ88を全体的に視ると放射状に配置されて
いる。各ローラ88の直径はリング部82の肉厚よりも
大きく、各ローラ88はリング部82の上面及び下面か
ら少しはみ出ている。このため、リング状フレーム66
(図3参照)にはリング部82が接触しておらず、各ロ
ーラ88がリング状フレーム66に回転自在に接触して
いる。従って、中間テーブル80を矢印B方向に押すと
各ローラ88が回転して中間テーブル80がスムーズに
回転する。なお、ローラ88の数をもっと多くしてもよ
い。
【0035】図8から図11までを参照して、コンテナ
ドーリィのターンテーブルの構造を説明する。
【0036】図8は、互いに隣接して配置された2つの
ターンテーブルを示す平面図である。図9は、ターンテ
ーブルに搭載されたコンテナを動かさないように固定す
る固定具を示す、(a)は平面図であり、(b)は側面
図である。図10は、2つのターンテーブルのうち1つ
のターンテーブルを90°回転させた状態を示す概略図
であり、図11は、2つのターンテーブルを90°回転
させた状態を示す概略図である。
【0037】2つのターンテーブル100,100は同
一の構造である。ターンテーブル100は、リング状の
下テーブル102とこの下テーブル102の上に固定さ
れた六角形状の上テーブル104を備えている。
【0038】下テーブル102のサイズは上記のリング
状フレーム66(図3参照)及び中間テーブル80(図
5参照)とほぼ同じである。下テーブル102は中間テ
ーブル80に同軸に回転自在に重ねられている。上述し
たように、中間テーブル80の複数のローラ88(図5
参照)はリング部82の上面から少しはみ出ているの
で、下テーブル102の下面に接触している。このた
め、下テーブル104は複数のローラ88で支えられて
いる。
【0039】上テーブル104には、複数のローラ10
6が回転自在に並んで固定されている。これら複数のロ
ーラ106の上にコンテナ34(図1参照)が搭載され
る。また、2つの上テーブル104,104の間には三
角形状の補助テーブル108が一対配置されており、こ
れら補助テーブル108,108は回転せずに固定され
ている。各補助テーブル108には1本のローラ109
が回転自在に固定されている。従って、一方の上テーブ
ル104に搭載されたコンテナ34(図1参照)は、補
助テーブル108を通って他方の上テーブル104に容
易に移動させられる。なお、一つの上テーブル104に
搭載できないような大型のコンテナを運搬する場合は、
この大型のコンテナを2つの上テーブル104,104
に跨がらせて搭載することにより大型のコンテナも運搬
できる。
【0040】上テーブル104には、この上テーブル1
04に搭載されたコンテナを動かないように固定する一
対の固定具200が備えられている。固定具200は、
上テーブル104のうち矢印A方向の両端部に配置され
ている。固定具200には、回転軸202を中心にして
約90°だけ回転する「L」字状の固定爪204と、回
転軸206を中心にして回転する操作板208が備えら
れている。操作板208を押し上げると、実線で示すよ
うに固定爪204が起き上がりコンテナが固定される。
一方、操作板208を押し下げると、二点鎖線で示すよ
うに固定爪204が倒れ、コンテナを矢印A方向に移動
できる。
【0041】ターンテーブル100を回転させる際は、
上テーブル104を水平方向に回すように押す。これに
より、複数のローラ88(図5参照)が回転して下テー
ブル102と共に上テーブル104が回転し、ターンテ
ーブル100がスムーズに回転する。上述したように2
つのターンテーブル100,100は互いに独立して回
転できる。従って、図10に示すように、一方のターン
テーブル100だけを90°回転させられる。また、図
11に示すように、両方のターンテーブル100,10
0を90°回転させることもできる。なお、図10と図
11では、ターンテーブル100の全体を示さずに、上
テーブル104の概略だけを示している。
【0042】また、ここでは、2つのターンテーブル1
00,100が互いに独立して回転できるように構成し
たが、2つのターンテーブル100,100のうちのい
ずれか一方のターンテーブル100を回転させると他方
のターンテーブル100も回転するように構成してもよ
い。このように構成した場合、コンテナを同時に積み降
ろしするときなどに都合が良い。
【0043】図12から図14までを参照してコンテナ
ドーリィ全体の概略構成を説明する。
【0044】図12は、コンテナドーリィの概略構成を
示す側面図であり、図13は、図12のコンテナドーリ
ィの概略構成を示す平面図である。また、図14は、図
12のコンテナドーリィの概略構成を示す正面図であ
る。これらの図では、図1から図11までの構成要素と
同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0045】上述したように、コンテナドーリィ50の
概略構造は、フレーム60に形成されたリング状フレー
ム66の上に中間テーブル80を同軸に重ね、この中間
テーブル80の上にターンテーブル100の下テーブル
102を同軸に重ねた構造である。このため、ターンテ
ーブル100を回転させると、複数個のローラ88が回
転すると共に中間テーブル80も回転する。この場合、
複数個のローラ88が回転するので、ターンテーブル1
00の回転角度と中間テーブル80の回転角度とは異な
ることが多い。ターンテーブル100を停止させると複
数個のローラ88と中間テーブル80も停止するが、タ
ーンテーブル100の回転角度と中間テーブル80の回
転角度とが異なるので、ターンテーブル100と複数個
のローラ88の位置関係はターンテーブル100の回転
の度に異なる。即ち、ターンテーブル100を回転して
停止させる毎に、複数個のローラ88がターンテーブル
100の下面に接触する位置が異なると共に、複数個の
ローラ88がリング状フレーム66の上面に接触する位
置も異なる。この結果、コンテナ34(図1参照)を搭
載して運搬する際に複数個のローラ88の同じ部分だけ
が摩耗したり、リング状フレーム66の同じ部分だけが
摩耗したりする偏摩耗を防止できる。
【0046】コンテナドーリィ50を連結すると共に牽
引する際に牽引方向を変えるためのものとして、フレー
ム60にはステアリングテーブル210と連結棒230
が取り付けられている。ステアリングテーブル210は
フレーム60の長さ方向(矢印A方向)の前端部と後端
部に取り付けられており、その全体形状は長方形で長さ
方向に延びている。ステアリングテーブル210は、回
転軸212を中心にして所定角度(牽引方向に対して例
えば40°)だけ水平方向に自在に回転するようにフレ
ーム60に固定されている。
【0047】ステアリングテーブル210には、このス
テアリングテーブル210の延びる方向に直交する方向
に延びる車軸214が取り付けられている。車軸214
の両端部にはタイヤ216が回転自在に固定されてい
る。ステアリングテーブル210を回転させるとこの回
転に伴って車軸214も回転し、これにより、コンテナ
ドーリィ50の牽引方向が変わる。
【0048】車軸214の長さ方向中央部の上には、リ
ング状フレーム66の中心軸68、中間テーブル80の
回転軸82、及び下テーブル102の回転軸103が位
置する。これら中心軸68、回転軸82、及び回転軸1
03は一体で構成されている。従って、ターンテーブル
100に搭載されたコンテナの重量の大部分が車軸21
4を経てタイヤ216に作用する。この結果、コンテナ
の重量はほとんどフレーム60に作用しないこととなる
ので、フレーム60が撓む量を低減できる。このため、
中心軸68、回転軸82、及び回転軸103が車軸21
4の長さ方向中央部から外れている場合に比べ、フレー
ム60の剛性を低目にしてもよく、その分、フレーム6
0を軽量にできる。
【0049】ステアリングテーブル210の先端部に
は、連結棒(トーバー)230が回転軸232を中心に
して所定角度(牽引方向に対して例えば40°)だけ水
平方向に自在に回転するように固定されている。2台の
コンテナドーリィ50,50を連結するときは、それぞ
れの連結棒230どおしを連結する。
【0050】上述したように、ステアリングテーブル2
10は回転軸212を中心にして所定角度だけ水平方向
に自在に回転し、連結棒230は回転軸232を中心に
して所定角度だけ水平方向に自在に回転する。このた
め、コンテナドーリィ50を牽引して牽引方向を変える
場合、ステアリングテーブル210が所定角度だけ回転
すると共に連結棒230も所定角度だけ回転できるの
で、ステアリングテーブル210及び連結棒230双方
が回転する角度の合計角度分をコンテナドーリィ50が
回転でき、その分、コンテナドーリィ50の牽引方向が
変化する角度を大きくできる。
【0051】図15から図17までを参照して、一つの
ターンテーブルの近傍の構成を説明する。
【0052】図15は、コンテナドーリィの一端部を拡
大して示す側面図であり、図16は、図15のコンテナ
ドーリィを示す平面図である。また、図17は、図15
のコンテナドーリィを示す正面図である。これらの図で
は、図1から図14までの構成要素と同一の構成要素に
は同一の符号が付されている。
【0053】ステアリングテーブル210の先端部(矢
印A方向とは反対の方向の端部)210aには長孔(図
示せず)が形成されており、この長孔を介して、矢印A
方向に所定距離(例えば30cm)だけスライドするス
ライド板240が取り付けられている。スライド板24
0の幅方向(矢印A方向に直交する方向)両端部にはそ
れぞれ、矢印A方向に延びるシャフト242が形成され
ている。シャフト242にはコイルばね244が嵌め込
まれている。コイルばね244の矢印A方向先端部24
4aはステアリングテーブル210に当接して固定され
ており、後端部244bはシャフト242に固定されて
いる。また、スライド板240の中央部からは矢印A方
向にロッド246が延びており、このロッド246の先
端部はブレーキ用オイルシリンダ248に接続されてい
る。
【0054】矢印A方向に牽引されているコンテナドー
リィ50が通常に走行しているときは、2本のコイルば
ね244によってスライド板240は矢印A方向とは反
対の方向に押されている。この場合、ブレーキ用オイル
シリンダ248は働かず、ブレーキ(図示せず)はかか
っていない。走行中のコンテナドーリィ50にブレーキ
がかけられると、慣性力によって後方から2本のコイル
ばね244に力が作用し、スライド板240が矢印A方
向に長孔の長さ分だけスライドする。この結果、ロッド
246も矢印A方向に移動してブレーキ用オイルシリン
ダ248が働き、ブレーキが強くかけられることとな
る。
【0055】ステアリングテーブル210の先端部(矢
印A方向の端部)210bからは、矢印A方向に2本の
ロッド218が並んで延びている。2本のロッド218
の先端(矢印A方向の端)よりもやや中央よりの部分に
はそれぞれコイルばね220が嵌め込まれている。コイ
ルばね220の先端部220aはロッド218に固定さ
れており、後端部220bはステアリングテーブル21
0に当接して固定されている。
【0056】2本のコイルばね220は、ステアリング
テーブル210が回転したときにこのステアリングテー
ブル210を元に戻す働きをする。このため、コンテナ
ドーリィ50が直進しているときは、ステアリングテー
ブル210は進行方向に平行な状態に保たれる。一方、
直進しているコンテナドーリィ50が曲るときは、曲る
角度に応じてステアリングテーブル210が回転し、2
本のコイルばね220のうち、曲る側のコイルばね22
0が伸びると共に、曲る側とは反対の側のコイルばね2
20が縮む。コンテナドーリィ50が曲り終えると、縮
められたコイルばね220も伸ばされたコイルばね22
0も元に戻り始め、これにより、ステアリングテーブル
210は進行方向に平行な状態に保たれようとする。こ
のように2本のコイルばね220によってステアリング
テーブル210は進行方向に平行になるように調整され
る。
【0057】上述したコイルばね220と同様の働きを
するコイルばねが連結棒230にも取り付けられてい
る。この理由は、ステアリングテーブル210が回転許
容限度まで回転したときにこのステアリングテーブル2
10を破損させないためである。
【0058】連結棒230の先端部(矢印A方向の端
部)からは、矢印A方向に2本のロッド234が並んで
延びている。2本のロッド234の後端(矢印A方向と
は反対方向の端)から中央にかけての部分にはそれぞれ
コイルばね236が嵌め込まれている。コイルばね23
6の先端部236aはロッド234に固定されており、
後端部236bは連結棒230に当接して固定されてい
る。
【0059】2本のコイルばね236は、連結棒230
が回転したときにこの連結棒230を元に戻す働きをす
る。このため、コンテナドーリィ50が直進していると
きは、連結棒230は進行方向に平行な状態に保たれ
る。一方、コンテナドーリィ50が旋回している場合に
おいて、ステアリングテーブル210がその回転許容限
度を超えて回転しようとしたとき、コンテナドーリィ5
0の曲る角度に応じて連結棒230が回転し、2本のコ
イルばね236のうち、曲る側のコイルばね236が伸
びると共に、曲る側とは反対の側のコイルばね236が
縮む。ステアリングテーブル210がその回転許容限度
におさまると、縮められたコイルばね236も伸ばされ
たコイルばね236も元に戻り始め、これにより、連結
棒230はステアリングテーブル210に平行な状態に
保たれようとする。このように2本のコイルばね236
によって連結棒230はステアリングテーブル210に
平行になるように調整される。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコンテナド
ーリィによれば、複数のターンテーブルそれぞれにコン
テナを搭載できるので、一度に多くのコンテナを運搬で
きる。このため、作業性に優れたコンテナドーリィが得
られる。
【0061】ここで、上記した複数のターンテーブル
が、互いに独立して回転するものである場合は、複数の
ターンテーブルを互いに独立して回転させられるので、
複数のターンテーブルのうちの任意のターンテーブルだ
けを回転させることができ、使い勝手のよいコンテナド
ーリィが得られる。
【0062】また、上記した複数のターンテーブルが、
互いに連動して回転するものである場合は、複数のター
ンテーブルを互いに連動して回転させられるので、一つ
のターンテーブルを回転させると残りのターンテーブル
も回転することとなり、コンテナを同時に積み降ろしす
る場合などには使い勝手の良いコンテナドーリィとな
る。
【0063】さらに、上記した複数のターンテーブル
が、所定の長さ方向に互いに隣接して並んだものである
場合は、一つのターンテーブルに搭載できないような大
型のコンテナを運搬するとき、この大型のコンテナを幾
つかのターンテーブルに跨がらせて搭載することにより
大型のコンテナも運搬できる。
【0064】さらにまた、上記した複数のターンテーブ
ルが回転自在に固定された、所定の長さ方向に延びるフ
レームと、両端部にタイヤが回転自在に固定されると共
に上記ターンテーブルの回転軸が中央部の上に位置す
る、上記フレームの下に配置されて上記長さ方向に交差
する方向に延びる車軸とを備えた場合は、車軸の中央部
の上にターンテーブルの回転軸が位置するので、ターン
テーブルに搭載されたコンテナの重量の大部分は車軸を
経てタイヤに作用する。このため、コンテナの重量はほ
とんどフレームに作用しないこととなるので、フレーム
が撓む量を低減できる。この結果、フレームの剛性を従
来のものほど高めなくてもよく、その分、簡素な構造に
できる。
【0065】さらにまた、上記フレームが、複数のリン
グ状フレームが形成されたものであり、コンテナドーリ
ィが上記リング状フレームの上に同軸に回転自在に重ね
られたリング状の中間テーブルを備え、上記ターンテー
ブルが、中間テーブルの上に同軸に回転自在に重ねられ
たものである場合は、リング状フレームとターンテーブ
ルの間に中間テーブルを挟んで、ターンテーブルを回転
自在に構成しているので、比較的簡易な構成のコンテナ
ドーリィが得られる。
【0066】さらにまた、上記した中間テーブルが、リ
ング状フレームの上面及びターンテーブルの下面双方に
接触しながら回転すると共に上記ターンテーブルを支え
る、中間テーブルの周縁部に回転自在に固定された複数
個のローラを備えたものである場合は、ターンテーブル
を回転させると、複数個のローラが回転すると共に中間
テーブルも回転する。この場合、複数個のローラが回転
するので、ターンテーブルの回転角度と中間テーブルの
回転角度とは異なることが多い。ターンテーブルを停止
させると複数個のローラと中間テーブルも停止するが、
ターンテーブルの回転角度と中間テーブルの回転角度と
が異なるので、ターンテーブルと複数個のローラの位置
関係はターンテーブルの回転の度に異なる。即ち、ター
ンテーブルを回転して停止させる毎に、複数個のローラ
がターンテーブルの下面に接触する位置が異なると共
に、複数個のローラがリング状フレームの上面に接触す
る位置も異なる。この結果、コンテナドーリィにコンテ
ナを搭載して運搬する際に複数個のローラの同じ部分だ
けが摩耗したり、リング状フレームの同じ部分だけが摩
耗したりする偏摩耗を防止できる。
【0067】さらにまた、コンテナドーリィが、所定角
度だけ自在に回転するように上記フレームの上記長さ方
向の前端部及び/又は後端部に固定された、この長さ方
向に延びるステアリングテーブルと、所定角度だけ自在
に回転するように上記ステアリングテーブルの先端部に
固定された連結棒とを備えた場合は、ステアリングテー
ブルが所定角度だけ回転すると共に連結棒も所定角度だ
け回転できるので、ステアリングテーブル及び連結棒双
方が回転する角度の合計角度分をコンテナドーリィが回
転でき、その分、コンテナドーリィが進行方向を変える
際の回転角度を大きくできる。
【0068】さらにまた、複数のターンテーブルを回転
させる駆動手段を備えた場合は、いっそう容易にターン
テーブルを回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナドーリィを4台連結した状態
を示す模式図である。
【図2】本発明のコンテナドーリィのフレームを示す側
面図である。
【図3】図2のコンテナドーリィを示す平面図である。
【図4】図2のコンテナドーリィを示す正面図である。
【図5】中間テーブルを示す平面図である。
【図6】中間テーブルに回転自在に固定されたローラを
示す平面図である。
【図7】図6のローラを示す側面図である。
【図8】互いに隣接して配置された2つのターンテーブ
ルを示す平面図である。
【図9】図8のターンテーブルに搭載されたコンテナを
動かないように固定する固定具を示す、(a)は平面図
であり、(b)は側面図である。
【図10】図8の2つのターンテーブルのうち1つのタ
ーンテーブルを90°回転させた状態を示す概略図であ
る。
【図11】図8の2つのターンテーブル双方を90°回
転させた状態を示す概略図である。
【図12】コンテナドーリィ全体の概略構成を示す側面
図である。
【図13】図12のコンテナドーリィの概略構成を示す
平面図である。
【図14】図12のコンテナドーリィの概略構成を示す
正面図である。
【図15】図12のコンテナドーリィの一端部を拡大し
て示す側面図である。
【図16】図15のコンテナドーリィを示す平面図であ
る。
【図17】図15のコンテナドーリィを示す正面図であ
る。
【図18】従来のコンテナドーリィを示す斜視図であ
る。
【図19】従来のコンテナドーリィを6台連結した状態
を示す模式図である。
【符号の説明】
50 コンテナドーリィ 60 フレーム 66 リング状フレーム 80 中間テーブル 88 ローラ 100 ターンテーブル 102 下テーブル 104 上テーブル 214 車軸 216 タイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62B 1/00 - 5/06 B62D 53/00 B64F 1/32

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナを搭載して所定の場所まで運搬
    するコンテナドーリィにおいて、 それぞれにコンテナが搭載される回転自在な複数のター
    ンテーブルと、 これら複数のターンテーブルそれぞれが回転自在に上方
    に固定された複数のリング状フレームと、 これら複数のリング状フレームが形成された、所定の長
    さ方向に延びるフレームと、 前記フレームの下に配置されて前記フレームの長さ方向
    に交差する方向に延びる、両端部にタイヤが回転自在に
    固定された車軸とを備えたことを特徴とするコンテナド
    ーリィ。
  2. 【請求項2】 前記ターンテーブルは、その回転軸が前
    記車軸の長さ方向中央部の上に位置するものであること
    を特徴とする請求項1に記載のコンテナドーリィ。
  3. 【請求項3】 前記リング状フレームの上に同軸に回転
    自在に重ねられたリング状の中間テーブルを備え、 前記ターンテーブルは、前記中間テーブルの上に同軸に
    回転自在に重ねられたものであることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のコンテナドーリィ。
  4. 【請求項4】 前記中間テーブルは、 前記リング状フレームの上面及び前記ターンテーブルの
    下面双方に接触しながら回転すると共に前記ターンテー
    ブルを支える、前記中間テーブルの周縁部に回転自在に
    固定された複数個のローラを備えたものであることを特
    徴とする請求項3に記載のコンテナドーリィ。
  5. 【請求項5】 所定角度だけ自在に回転するように前記
    フレームの前記長さ方向の前端部もしくは後端部に固定
    された、該長さ方向に延びるステアリングテーブルと、 所定角度だけ自在に回転するように前記ステアリングテ
    ーブルの先端部に固定された連結棒とを備えたことを特
    徴とする請求項1から4までのうちのいずれか一項に記
    載のコンテナドーリィ。
  6. 【請求項6】 所定角度だけ自在に回転するように前記
    フレームの前記長さ方向の前端部及び後端部に固定され
    た、該長さ方向に延びるステアリングテーブルと、 所定角度だけ自在に回転するように前記ステアリングテ
    ーブルの先端部に固定された連結棒とを備えたことを特
    徴とする請求項1から4までのうちのいずれか一項に記
    載のコンテナドーリィ。
  7. 【請求項7】 前記複数のターンテーブルを回転させる
    駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1から6まで
    のうちのいずれか一項に記載のコンテナドーリィ。
  8. 【請求項8】 空港内でコンテナを搭載して運搬する、
    空港で使用される空港用のコンテナドーリィにおいて、 それぞれにコンテナが搭載される回転自在な複数のター
    ンテーブルと、 これら複数のターンテーブルが回転自在に固定された、
    所定の長さ方向に延びるフレームと、 前記フレームの下に配置されて前記フレームの長さ方向
    に交差する方向に延びる、両端部にタイヤが回転自在に
    固定された車軸とを備えたことを特徴とする空港用のコ
    ンテナドーリィ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3332480A (en) * 1965-03-04 1967-07-25 Pan American Petroleum Corp Recovery of hydrocarbons by thermal methods
JPH0685164U (ja) * 1993-05-27 1994-12-06 新明和工業株式会社 貨物台車のコンテナ積降し装置

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