JP2967462B2 - 地下式焼却設備 - Google Patents
地下式焼却設備Info
- Publication number
- JP2967462B2 JP2967462B2 JP7138713A JP13871395A JP2967462B2 JP 2967462 B2 JP2967462 B2 JP 2967462B2 JP 7138713 A JP7138713 A JP 7138713A JP 13871395 A JP13871395 A JP 13871395A JP 2967462 B2 JP2967462 B2 JP 2967462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractory
- underground
- panel
- concrete
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐火物パネルを用いて
構築する地下式焼却炉を備えた地下式焼却設備に関す
る。
構築する地下式焼却炉を備えた地下式焼却設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の地下式焼却設備の焼却炉は、地中
に所定の大きさの穴を掘削し、該穴の中に鉄筋を配設し
た枠を設け、該枠にコンクリートを流し込んでコンクリ
ートの側壁を形成し、前記コンクリートの側壁から端部
を露出させた鉄筋にスタッドを溶接し、その後コンクリ
ートの側壁に枠を設け、該枠に耐火物を流し込み養生さ
せた後、該枠を取り外して耐火物の側壁を形成して築造
されていた。
に所定の大きさの穴を掘削し、該穴の中に鉄筋を配設し
た枠を設け、該枠にコンクリートを流し込んでコンクリ
ートの側壁を形成し、前記コンクリートの側壁から端部
を露出させた鉄筋にスタッドを溶接し、その後コンクリ
ートの側壁に枠を設け、該枠に耐火物を流し込み養生さ
せた後、該枠を取り外して耐火物の側壁を形成して築造
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の地下式焼却設備においては、現場で耐火物を形成す
るため天候に左右されると共に、耐火物を現場で養生さ
せるので工期に長期間を要していた。また、コンクリー
トの側壁の表面に耐火物が密着して一体構造となるた
め、地中からの水分がコンクリートを通って耐火物に作
用し、ひび割れ、剥離、爆裂等が生じて劣化していた。
更に、地中の土砂、コンクリートの側壁及び耐火物の側
壁が重設して密な状態となっており、耐火物とコンクリ
ートの側壁の接合面の温度が上昇し、コンクリートの側
壁が劣化していた。前記劣化が生じた際、地下式焼却炉
が一体構造のため部分的な解体補修が困難であり長期間
の補修工期を要するという問題があった。本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたもので、短期間の工期で完
成し、耐火物及びコンクリートの側壁が容易に劣化せ
ず、更には劣化した耐火物を短期間で補修することが出
来る地下式焼却設備を提供することを目的とする。
来の地下式焼却設備においては、現場で耐火物を形成す
るため天候に左右されると共に、耐火物を現場で養生さ
せるので工期に長期間を要していた。また、コンクリー
トの側壁の表面に耐火物が密着して一体構造となるた
め、地中からの水分がコンクリートを通って耐火物に作
用し、ひび割れ、剥離、爆裂等が生じて劣化していた。
更に、地中の土砂、コンクリートの側壁及び耐火物の側
壁が重設して密な状態となっており、耐火物とコンクリ
ートの側壁の接合面の温度が上昇し、コンクリートの側
壁が劣化していた。前記劣化が生じた際、地下式焼却炉
が一体構造のため部分的な解体補修が困難であり長期間
の補修工期を要するという問題があった。本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたもので、短期間の工期で完
成し、耐火物及びコンクリートの側壁が容易に劣化せ
ず、更には劣化した耐火物を短期間で補修することが出
来る地下式焼却設備を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の地下式焼却設備は、地中に埋設されたコンクリー
トの側壁、該コンクリートの側壁の内側に隙間を有して
取り外し可能に配置された耐火物パネル、外気に連通す
る給気口を備えた開閉可能な天井蓋を有し、しかも、前
記コンクリートの側壁及び前記耐火物パネルの空間部
は、空気抜き孔によって外気に連通している地下式焼却
炉と、水平配置されて先部が前記地下式焼却炉の側面上
部に連通する煙道と、前記煙道の後部にその下端が連結
され、内部には集塵装置を備えた排煙装置とを有してい
る。
記載の地下式焼却設備は、地中に埋設されたコンクリー
トの側壁、該コンクリートの側壁の内側に隙間を有して
取り外し可能に配置された耐火物パネル、外気に連通す
る給気口を備えた開閉可能な天井蓋を有し、しかも、前
記コンクリートの側壁及び前記耐火物パネルの空間部
は、空気抜き孔によって外気に連通している地下式焼却
炉と、水平配置されて先部が前記地下式焼却炉の側面上
部に連通する煙道と、前記煙道の後部にその下端が連結
され、内部には集塵装置を備えた排煙装置とを有してい
る。
【0005】
【作用】請求項1記載の地下式焼却設備においては、地
下式焼却炉の築造にあっては、耐火物パネルを工場内に
て行い、該耐火物パネルは両側部に連結部が形成された
所定広さの波型金属板を用い、該波型金属板上に偏析に
配慮しつつ耐火物を形成して十分養生させて製造する。
そして、該耐火物パネルを現場のコンクリートの側壁に
前記連結部を利用して固定保持させた後、前記連結部を
耐火物で埋め込んで地下式焼却炉を構築する。補修時に
は、耐火物パネル毎に交換や修理を施している。そし
て、排煙装置によって、地下式焼却炉から発生するダス
ト類は集塵装置で除去され、地下式焼却炉に必要な空気
は、天井蓋に設けられている給気口から供給され、これ
によって円滑に焼却を行うことができる。地下式焼却炉
においては、外側に構築されたコンクリートの側壁と、
内側に配置された耐火物パネルとの間には空間部が形成
され、しかもこの空間部は外気と連通しているので、側
壁コンクリートの加熱が防止される。
下式焼却炉の築造にあっては、耐火物パネルを工場内に
て行い、該耐火物パネルは両側部に連結部が形成された
所定広さの波型金属板を用い、該波型金属板上に偏析に
配慮しつつ耐火物を形成して十分養生させて製造する。
そして、該耐火物パネルを現場のコンクリートの側壁に
前記連結部を利用して固定保持させた後、前記連結部を
耐火物で埋め込んで地下式焼却炉を構築する。補修時に
は、耐火物パネル毎に交換や修理を施している。そし
て、排煙装置によって、地下式焼却炉から発生するダス
ト類は集塵装置で除去され、地下式焼却炉に必要な空気
は、天井蓋に設けられている給気口から供給され、これ
によって円滑に焼却を行うことができる。地下式焼却炉
においては、外側に構築されたコンクリートの側壁と、
内側に配置された耐火物パネルとの間には空間部が形成
され、しかもこの空間部は外気と連通しているので、側
壁コンクリートの加熱が防止される。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る地下式
焼却設備を構成する地下式焼却炉の断面図、図2は同地
下式焼却炉の構築に用いる波型金属板の正面図、図3は
同地下式焼却炉の波型金属板の平面図、図4は同地下式
焼却炉の構築方法に用いる耐火物パネルの製造方法の説
明図、図5は同地下式焼却炉の耐火物パネルの連結部の
部分断面図、図6は同空気抜き孔の空気放出状態の説明
図、図7は同地下式焼却炉の断面図、図8は前記地下式
焼却設備の要部断面図、図9は同平面図である。以下、
本発明の第1の実施例に係る地下式焼却設備を構成する
地下式焼却炉の構築方法についてまず説明し、その後、
該地下式焼却炉を用いた地下式焼却設備全体について説
明する。図2〜6に示すように前記地下式焼却炉の構築
にあっては、工場にて、所定形状に連結部10を有した
波型金属板11を形成し、該波型金属板11に耐火物1
2を設けて耐火物パネル13を製造する。そして、予め
地面を掘削して穴を設け、その穴の中にコンクリートの
側壁14を構築する。該コンクリートの側壁14に耐火
物パネル13を取付ける。そして、該耐火物パネル13
の上方に設けた空気抜き孔15と波型金属板11の背部
の空間部16が連通するように取付け、耐火物パネル1
3相互の連結部10に耐火物12を埋め込んで構築す
る。以下、これらについて詳しく説明する。
を具体化した実施例につき説明し本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る地下式
焼却設備を構成する地下式焼却炉の断面図、図2は同地
下式焼却炉の構築に用いる波型金属板の正面図、図3は
同地下式焼却炉の波型金属板の平面図、図4は同地下式
焼却炉の構築方法に用いる耐火物パネルの製造方法の説
明図、図5は同地下式焼却炉の耐火物パネルの連結部の
部分断面図、図6は同空気抜き孔の空気放出状態の説明
図、図7は同地下式焼却炉の断面図、図8は前記地下式
焼却設備の要部断面図、図9は同平面図である。以下、
本発明の第1の実施例に係る地下式焼却設備を構成する
地下式焼却炉の構築方法についてまず説明し、その後、
該地下式焼却炉を用いた地下式焼却設備全体について説
明する。図2〜6に示すように前記地下式焼却炉の構築
にあっては、工場にて、所定形状に連結部10を有した
波型金属板11を形成し、該波型金属板11に耐火物1
2を設けて耐火物パネル13を製造する。そして、予め
地面を掘削して穴を設け、その穴の中にコンクリートの
側壁14を構築する。該コンクリートの側壁14に耐火
物パネル13を取付ける。そして、該耐火物パネル13
の上方に設けた空気抜き孔15と波型金属板11の背部
の空間部16が連通するように取付け、耐火物パネル1
3相互の連結部10に耐火物12を埋め込んで構築す
る。以下、これらについて詳しく説明する。
【0007】前記耐火物パネル13は、背面に波型金属
板11を備える。該波型金属板11は、図2〜4に示す
ように両側部に連結部10が形成され、上部及び下部の
中央には断面が方形状となり内側に金属棒の吊り金具1
7を固定する金属枠18が溶接され(図3参照)、表面
の所定の位置にスタッド取付け板19、20が、ボルト
装着孔21を介して図示ないボルトにより固定されてい
る。また、波型金属板11の所定の位置にアンカーボル
ト装着孔22が穿設されている。そして、前記スタッド
取付け板19、20の所定の位置にスタッド24が固定
されている(図2及び図4参照)。前記スタッド24
は、図4に示すようにその相互の間に、断熱ボード23
を設ける。次に、断熱ボード23が設けられた波型金属
板11に型枠25を取付け、内側に耐火物12を充填し
て所定の形状に形成して十分養生させる。該耐火物12
が固化した後、型枠25を取り外す。なお、前記スタッ
ド24の取付けは、配設する位置によっては図5に示す
ように、ボルト26及びナット27を用いて波型金属板
11にL字状の金属板28を固定し、該金属板28にス
タッド24を溶接して取付ける。該耐火物パネル13を
地下式焼却炉の構築現場に搬入し、図1、図2、図5及
び図6に示すように、図示しないクレーンを用いて耐火
物パネル13の吊り金具17に係合して吊り上げ、コン
クリートの側壁14内の所定の位置に配設し、該耐火物
パネル13の連結部10を重合させると共に、予めスタ
ッド31を固定し図示しない装着孔を設けた細長い鉄板
の押さえ板10aを置いて三枚重ねとし(図5参照)、
前記コンクリートの側壁14に配設したアンカーボルト
29にアンカーボルト装着孔22及び前記図示しない装
着孔を嵌入しナット30で固定する。
板11を備える。該波型金属板11は、図2〜4に示す
ように両側部に連結部10が形成され、上部及び下部の
中央には断面が方形状となり内側に金属棒の吊り金具1
7を固定する金属枠18が溶接され(図3参照)、表面
の所定の位置にスタッド取付け板19、20が、ボルト
装着孔21を介して図示ないボルトにより固定されてい
る。また、波型金属板11の所定の位置にアンカーボル
ト装着孔22が穿設されている。そして、前記スタッド
取付け板19、20の所定の位置にスタッド24が固定
されている(図2及び図4参照)。前記スタッド24
は、図4に示すようにその相互の間に、断熱ボード23
を設ける。次に、断熱ボード23が設けられた波型金属
板11に型枠25を取付け、内側に耐火物12を充填し
て所定の形状に形成して十分養生させる。該耐火物12
が固化した後、型枠25を取り外す。なお、前記スタッ
ド24の取付けは、配設する位置によっては図5に示す
ように、ボルト26及びナット27を用いて波型金属板
11にL字状の金属板28を固定し、該金属板28にス
タッド24を溶接して取付ける。該耐火物パネル13を
地下式焼却炉の構築現場に搬入し、図1、図2、図5及
び図6に示すように、図示しないクレーンを用いて耐火
物パネル13の吊り金具17に係合して吊り上げ、コン
クリートの側壁14内の所定の位置に配設し、該耐火物
パネル13の連結部10を重合させると共に、予めスタ
ッド31を固定し図示しない装着孔を設けた細長い鉄板
の押さえ板10aを置いて三枚重ねとし(図5参照)、
前記コンクリートの側壁14に配設したアンカーボルト
29にアンカーボルト装着孔22及び前記図示しない装
着孔を嵌入しナット30で固定する。
【0008】前記重合する連結部10にスタッド31の
一端を固定し、その後図示しない枠取付け、隣接する耐
火物パネル13の空間部32に耐火物12を充填して固
化させ、その後型枠を取り外す。前記耐火物パネル13
をコンクリートの側壁14に取付ける際には、その背面
の空間部16は、図6に示すように金属板を用いた天井
蓋受け枠34の下部に設けた空気抜き孔15に連通する
ように取付ける。前記天井蓋受け枠34はスタッド35
を固定すると共に、図示しない型枠で囲み、該型枠の内
部に耐火物12を充填して固化させる。そして、耐火物
パネル13及び耐火物12の間には該耐火物パネル13
の熱膨張を考慮して隙間37を設け、該隙間37にセラ
ミックファイバ製の耐火充填物38を充填する。図1及
び図7に示すように耐火物パネル13の側壁39の一部
に空間を設け、該空間に耐火物12を用いて所定形状に
煙道口41を形成する。最後に、前記側壁39の上部
に、給気口42を備えた金属製の天井蓋43を開閉自在
に設けて地下式焼却炉44が完成する。45は土砂から
なる炉底である。なお、図示していないが、前記構築し
た耐火物パネル13の上辺、下辺に生じる隙間には耐火
充填材を埋め込んである。
一端を固定し、その後図示しない枠取付け、隣接する耐
火物パネル13の空間部32に耐火物12を充填して固
化させ、その後型枠を取り外す。前記耐火物パネル13
をコンクリートの側壁14に取付ける際には、その背面
の空間部16は、図6に示すように金属板を用いた天井
蓋受け枠34の下部に設けた空気抜き孔15に連通する
ように取付ける。前記天井蓋受け枠34はスタッド35
を固定すると共に、図示しない型枠で囲み、該型枠の内
部に耐火物12を充填して固化させる。そして、耐火物
パネル13及び耐火物12の間には該耐火物パネル13
の熱膨張を考慮して隙間37を設け、該隙間37にセラ
ミックファイバ製の耐火充填物38を充填する。図1及
び図7に示すように耐火物パネル13の側壁39の一部
に空間を設け、該空間に耐火物12を用いて所定形状に
煙道口41を形成する。最後に、前記側壁39の上部
に、給気口42を備えた金属製の天井蓋43を開閉自在
に設けて地下式焼却炉44が完成する。45は土砂から
なる炉底である。なお、図示していないが、前記構築し
た耐火物パネル13の上辺、下辺に生じる隙間には耐火
充填材を埋め込んである。
【0009】以上のように構築する地下式焼却炉44
は、従来の地下式焼却炉のようにコンクリートの側壁に
型枠を設けてその型枠に断熱材を充填し、その後型枠を
取外し、更に該断熱材の上に型枠を設け耐火物を充填し
て重設させて養生させた後、型枠を取り外す構築方法に
比べて、既に製造してある耐火物パネル13を用いるの
で、現場で耐火物12を養生させる必要がなく、その為
に構築現場での作業工程を減少させることが可能であり
工期を1/5に短縮することができる。前記耐火物パネ
ル13は、工場内において製造するので天候に左右され
ず、十分に養生させて作り置きが可能であると共に、水
平施工のため耐火物12に偏析がなく均一で良質なもの
となる。前記地下式焼却炉44は、コンクリートの側壁
14と耐火物12が密着した一体構造ではなくコンクリ
ートの側壁14と耐火物12の間に波型金属板11を介
在させており、地中からの水分がコンクリートの側壁1
4を通って耐火物12に作用することはなく、耐火物1
2のひび割れ、剥離、爆裂等の劣化が生じることがな
い。前記耐火物パネル13は、背面に空間部16を備
え、該空間部16は空気抜き孔15を介して外部に連通
しており、該空気抜き孔15より蒸気を抜き、熱の放散
を行うことでコンクリートの側壁14の熱負荷を軽減
し、温度上昇による劣化を防止することができる。前記
コンクリートの側壁14に構築された耐火物パネル13
はブロック単位になっており、補修の必要が生じた場合
は、該耐火物パネル13毎に破壊して、あるいは部分的
に補修することができる。
は、従来の地下式焼却炉のようにコンクリートの側壁に
型枠を設けてその型枠に断熱材を充填し、その後型枠を
取外し、更に該断熱材の上に型枠を設け耐火物を充填し
て重設させて養生させた後、型枠を取り外す構築方法に
比べて、既に製造してある耐火物パネル13を用いるの
で、現場で耐火物12を養生させる必要がなく、その為
に構築現場での作業工程を減少させることが可能であり
工期を1/5に短縮することができる。前記耐火物パネ
ル13は、工場内において製造するので天候に左右され
ず、十分に養生させて作り置きが可能であると共に、水
平施工のため耐火物12に偏析がなく均一で良質なもの
となる。前記地下式焼却炉44は、コンクリートの側壁
14と耐火物12が密着した一体構造ではなくコンクリ
ートの側壁14と耐火物12の間に波型金属板11を介
在させており、地中からの水分がコンクリートの側壁1
4を通って耐火物12に作用することはなく、耐火物1
2のひび割れ、剥離、爆裂等の劣化が生じることがな
い。前記耐火物パネル13は、背面に空間部16を備
え、該空間部16は空気抜き孔15を介して外部に連通
しており、該空気抜き孔15より蒸気を抜き、熱の放散
を行うことでコンクリートの側壁14の熱負荷を軽減
し、温度上昇による劣化を防止することができる。前記
コンクリートの側壁14に構築された耐火物パネル13
はブロック単位になっており、補修の必要が生じた場合
は、該耐火物パネル13毎に破壊して、あるいは部分的
に補修することができる。
【0010】以下、地下式焼却炉44を有する地下式焼
却設備全体について図8及び図9を用いて説明する。図
8及び図9に示すように地下式焼却設備46は、前記コ
ンクリートの側壁14に連続してコンクリート製の煙道
用壁47を構築し、該煙道用壁47に第1の煙道48及
び第2の煙道49を形成し、前記第1の煙道48の上面
に天井蓋開閉装置50を設置し、さらには第2の煙道4
9に連通して排煙装置51を設ける。前記第1の煙道4
8及び第2の煙道49は、前記煙道用壁47の底面及び
側壁に図示しない断熱ボードを設け、該底面の図示しな
い断熱ボード上に耐火レンガ52を敷設し、側面には前
記耐火物パネル13を設け、図示しない隣接する耐火物
パネル13相互の隙間を耐火物で埋める。そして、第1
の煙道48の上部に給気口53を備えた耐火物を備えて
形成した上蓋54を嵌め込んで構築する。前記天井蓋開
閉装置50は、第1の煙道48上に設け、架台55を備
え、該架台55に電動チェーンブロック56を固定し
て、該電動チェーンブロック56のチェーン57の一端
を前記天井蓋43の孔を備えた係合部材58に取付け、
天井蓋43を回動させて開閉可能にする。前記排煙装置
51は、第2の煙道49に連通してその上部に設置さ
れ、下部に集塵装置59を備え、中間に内部と連通する
乾式集塵器60を取付け、上部に煙突61を有する。な
お、前記乾式集塵器60は、煙突61の内部に取付けら
れた図示しないフィンが旋回流を起こし、重量のある塵
等を煙突61内の周壁に飛ばして該塵等を捕捉するよう
になっている。62は点検用架台、63は測定孔、64
は給気口である。
却設備全体について図8及び図9を用いて説明する。図
8及び図9に示すように地下式焼却設備46は、前記コ
ンクリートの側壁14に連続してコンクリート製の煙道
用壁47を構築し、該煙道用壁47に第1の煙道48及
び第2の煙道49を形成し、前記第1の煙道48の上面
に天井蓋開閉装置50を設置し、さらには第2の煙道4
9に連通して排煙装置51を設ける。前記第1の煙道4
8及び第2の煙道49は、前記煙道用壁47の底面及び
側壁に図示しない断熱ボードを設け、該底面の図示しな
い断熱ボード上に耐火レンガ52を敷設し、側面には前
記耐火物パネル13を設け、図示しない隣接する耐火物
パネル13相互の隙間を耐火物で埋める。そして、第1
の煙道48の上部に給気口53を備えた耐火物を備えて
形成した上蓋54を嵌め込んで構築する。前記天井蓋開
閉装置50は、第1の煙道48上に設け、架台55を備
え、該架台55に電動チェーンブロック56を固定し
て、該電動チェーンブロック56のチェーン57の一端
を前記天井蓋43の孔を備えた係合部材58に取付け、
天井蓋43を回動させて開閉可能にする。前記排煙装置
51は、第2の煙道49に連通してその上部に設置さ
れ、下部に集塵装置59を備え、中間に内部と連通する
乾式集塵器60を取付け、上部に煙突61を有する。な
お、前記乾式集塵器60は、煙突61の内部に取付けら
れた図示しないフィンが旋回流を起こし、重量のある塵
等を煙突61内の周壁に飛ばして該塵等を捕捉するよう
になっている。62は点検用架台、63は測定孔、64
は給気口である。
【0011】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発
明を具体化した第2の実施例につき説明し本発明の理解
に供する。ここに、図10は本発明の第2の実施例に係
る地下式焼却設備の地下式焼却炉のパネル金物の正面
図、図11は同地下式焼却炉の耐火物パネルの側面図、
図12は同地下式焼却炉の構築に用いる耐火物パネルの
断面図、図13は同地下式焼却炉のパネル取付け樋をコ
ンクリートの側壁に取付けた状態の平面図、図14は同
側面図、図15はパネル取付け樋に耐火物パネルを取付
けた状態の説明図、図16はパネル取付け樋に耐火物パ
ネルを取付けた状態の部分拡大図である。図10〜12
に示すように、本発明の第2の実施例に係る地下式焼却
設備の地下式焼却炉の構築に用いるパネル金物65は、
周縁に断面がL字状の鋼板を用いて形成した外枠66
と、該外枠66の内側に周縁を固定する鋼板製の底板6
7と、該底板67の表面に一側を固定した細長い鋼板製
の補強板68と、前記底板67の表面の所定の位置に端
部を固定したスタッド24と、前記外枠66の裏面に配
設した吊り下げ金具69、70を有する。
明を具体化した第2の実施例につき説明し本発明の理解
に供する。ここに、図10は本発明の第2の実施例に係
る地下式焼却設備の地下式焼却炉のパネル金物の正面
図、図11は同地下式焼却炉の耐火物パネルの側面図、
図12は同地下式焼却炉の構築に用いる耐火物パネルの
断面図、図13は同地下式焼却炉のパネル取付け樋をコ
ンクリートの側壁に取付けた状態の平面図、図14は同
側面図、図15はパネル取付け樋に耐火物パネルを取付
けた状態の説明図、図16はパネル取付け樋に耐火物パ
ネルを取付けた状態の部分拡大図である。図10〜12
に示すように、本発明の第2の実施例に係る地下式焼却
設備の地下式焼却炉の構築に用いるパネル金物65は、
周縁に断面がL字状の鋼板を用いて形成した外枠66
と、該外枠66の内側に周縁を固定する鋼板製の底板6
7と、該底板67の表面に一側を固定した細長い鋼板製
の補強板68と、前記底板67の表面の所定の位置に端
部を固定したスタッド24と、前記外枠66の裏面に配
設した吊り下げ金具69、70を有する。
【0012】前記パネル金物65は工場にて製造し、図
12に示すように、該パネル金物65を図示しない型枠
で囲むと共に、その底板67の表面に断熱ボート23を
敷設する。そして、前記パネル金物65に図示しない型
枠を設け耐火物12を充填して所定の形状に形成して十
分養生させる。該耐火物12が固化した後、型枠を取り
外して耐火物パネル71が完成する。なお、図11の7
2は吊り下げ孔である。該耐火物パネル71を地下式焼
却炉の構築現場に搬入し、図13〜16に示すように、
図示しないクレーンを用いて耐火物パネル71の吊り下
げ孔72に係合して吊り上げる。そして、前記吊り下げ
金具69、70を、予め、コンクリートの側壁14の所
定の位置にボルト73を用いて固定したパネル取付け樋
74に係合する。前記コンクリートの側壁14に固定し
た耐火物パネル71は、図16に示すように、耐火物パ
ネル71の相互に生じた隙間75は耐火充填材76が充
填され、コンクリートの側壁14と耐火物パネル71間
には空間部77を備える。前記空間部77は、第1の実
施例に示す空気抜き孔15を介して外部と連通する。前
記耐火物パネル71をコンクリートの側壁14に配設し
て構築することで、第1の実施例に示す地下式焼却設備
46(図8、9参照)と同様な地下式焼却設備が完成す
る。なお、図8に示す第1及び第2の煙道48、49の
構築についてもパネル取付け樋74と耐火物パネル71
を用いて構築する。
12に示すように、該パネル金物65を図示しない型枠
で囲むと共に、その底板67の表面に断熱ボート23を
敷設する。そして、前記パネル金物65に図示しない型
枠を設け耐火物12を充填して所定の形状に形成して十
分養生させる。該耐火物12が固化した後、型枠を取り
外して耐火物パネル71が完成する。なお、図11の7
2は吊り下げ孔である。該耐火物パネル71を地下式焼
却炉の構築現場に搬入し、図13〜16に示すように、
図示しないクレーンを用いて耐火物パネル71の吊り下
げ孔72に係合して吊り上げる。そして、前記吊り下げ
金具69、70を、予め、コンクリートの側壁14の所
定の位置にボルト73を用いて固定したパネル取付け樋
74に係合する。前記コンクリートの側壁14に固定し
た耐火物パネル71は、図16に示すように、耐火物パ
ネル71の相互に生じた隙間75は耐火充填材76が充
填され、コンクリートの側壁14と耐火物パネル71間
には空間部77を備える。前記空間部77は、第1の実
施例に示す空気抜き孔15を介して外部と連通する。前
記耐火物パネル71をコンクリートの側壁14に配設し
て構築することで、第1の実施例に示す地下式焼却設備
46(図8、9参照)と同様な地下式焼却設備が完成す
る。なお、図8に示す第1及び第2の煙道48、49の
構築についてもパネル取付け樋74と耐火物パネル71
を用いて構築する。
【0013】以上のように第2の実施例に係る地下式焼
却設備に使用する地下式焼却炉の構築は、第1の実施例
に係る地下式焼却設備46の地下式焼却炉44の構築と
同様な効果を生じるが、耐火物パネル71をパネル取付
け樋74に係合させて構築するので取り外しが容易であ
り、より短期間の工期で地下式焼却炉を構築することが
可能ある。更に、保守についても耐火物パネル71がコ
ンクリートの側壁14に係合させてあるので、耐火物パ
ネル71の補修や交換を簡単に行うことができる。前記
空気抜き孔15は、空間部16、77の上方に設けた
が、該空気抜き孔15とは別に空間部16、77の下部
から地表に連通する空気抜き孔を設けても良い。前記天
井蓋43は電動チェーンブロック56で上方に回動させ
て開閉させるようにしたが、スライド式にして開閉する
ようにしても良い。
却設備に使用する地下式焼却炉の構築は、第1の実施例
に係る地下式焼却設備46の地下式焼却炉44の構築と
同様な効果を生じるが、耐火物パネル71をパネル取付
け樋74に係合させて構築するので取り外しが容易であ
り、より短期間の工期で地下式焼却炉を構築することが
可能ある。更に、保守についても耐火物パネル71がコ
ンクリートの側壁14に係合させてあるので、耐火物パ
ネル71の補修や交換を簡単に行うことができる。前記
空気抜き孔15は、空間部16、77の上方に設けた
が、該空気抜き孔15とは別に空間部16、77の下部
から地表に連通する空気抜き孔を設けても良い。前記天
井蓋43は電動チェーンブロック56で上方に回動させ
て開閉させるようにしたが、スライド式にして開閉する
ようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の地下式焼却設備は、耐火
物パネルを工場内において製造できるので、水平施工が
可能となり耐火物の偏析がなく十分に時間をかけて養生
させることができる。その為、高品質の耐火物パネルを
得ることができる。また、前記耐火物パネルを用いるの
で、現場で耐火物を養生させる必要がなく、短期間の工
期で完成させることができる。そして、耐火物の補修が
必要な場合は、耐火物パネル毎の交換、修理が可能であ
り容易に行うことができる。また、地下式焼却設備を構
成する地下式焼却炉においては、外側のコンクリートの
側壁と耐火物パネルとの間は隙間が開いて、しかも外気
と連通しているので、焼却炉の熱が直接コンクリートの
側壁に伝わらず、コンクリートの側壁から滲み出す水分
に影響されることがなく、耐火物のひび割れ、剥離、爆
裂等の劣化が生じることもなく、長期の寿命を得ること
ができる。更には、地下式焼却炉には水平配置された煙
道が接続され、更に煙道の端部には排煙装置が設けられ
ているので、積極的に地下式焼却炉内に開閉蓋の給気口
から燃焼用空気を送ることができ、更に発生するダスト
を前記集塵装置で集塵することができる。
物パネルを工場内において製造できるので、水平施工が
可能となり耐火物の偏析がなく十分に時間をかけて養生
させることができる。その為、高品質の耐火物パネルを
得ることができる。また、前記耐火物パネルを用いるの
で、現場で耐火物を養生させる必要がなく、短期間の工
期で完成させることができる。そして、耐火物の補修が
必要な場合は、耐火物パネル毎の交換、修理が可能であ
り容易に行うことができる。また、地下式焼却設備を構
成する地下式焼却炉においては、外側のコンクリートの
側壁と耐火物パネルとの間は隙間が開いて、しかも外気
と連通しているので、焼却炉の熱が直接コンクリートの
側壁に伝わらず、コンクリートの側壁から滲み出す水分
に影響されることがなく、耐火物のひび割れ、剥離、爆
裂等の劣化が生じることもなく、長期の寿命を得ること
ができる。更には、地下式焼却炉には水平配置された煙
道が接続され、更に煙道の端部には排煙装置が設けられ
ているので、積極的に地下式焼却炉内に開閉蓋の給気口
から燃焼用空気を送ることができ、更に発生するダスト
を前記集塵装置で集塵することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る地下式焼却設備を
構成する地下式焼却炉の断面図である。
構成する地下式焼却炉の断面図である。
【図2】同地下式焼却炉の構築に用いる波型金属板正面
図である。
図である。
【図3】同地下式焼却炉の波型金属板の平面図である。
【図4】同地下式焼却炉の構築方法に用いる耐火物パネ
ルの製造方法の説明図である。
ルの製造方法の説明図である。
【図5】同地下式焼却炉の耐火物パネルの連結部の部分
断面図である。
断面図である。
【図6】同空気抜き孔の空気放出状態の説明図である。
【図7】同地下式焼却炉の断面図である。
【図8】前記地下式焼却設備の要部断面図である。
【図9】同平面図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る地下式焼却設備
の地下式焼却炉にパネル金物の正面図である。
の地下式焼却炉にパネル金物の正面図である。
【図11】同地下式焼却炉の耐火物パネルの側面図であ
る。
る。
【図12】同地下式焼却炉の構築に用いる耐火物パネル
の断面図である。
の断面図である。
【図13】同地下式焼却炉のパネル取付け樋をコンクリ
ートの側壁に取付けた状態の平面図である。
ートの側壁に取付けた状態の平面図である。
【図14】同側面図である。
【図15】パネル取付け樋に耐火物パネルを取付けた状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図16】パネル取付け樋に耐火物パネルを取付けた状
態の部分拡大図である。
態の部分拡大図である。
10 連結部 10a 押さえ
板 11 波型金属板 12 耐火物 13 耐火物パネル 14 コンクリ
ートの側壁 15 空気抜き孔 16 空間部 17 吊り金具 18 金属枠 19 スタッド取付け板 20 スタッド
取付け板 21 ボルト装着孔 22 アンカー
ボルト装着孔 23 断熱ボード 24 スタッド 25 型枠 26 ボルト 27 ナット 28 金属板 29 アンカーボルト 30 ナット 31 スタッド 32 空間部 34 天井蓋受け枠 35 スタッド 37 隙間 38 耐火充填
物 39 側壁 41 煙道口 42 給気口 43 天井蓋 44 地下式焼却炉 45 炉底 46 地下式焼却設備 47 煙道用壁 48 第1の煙道 49 第2の煙
道 50 天井蓋開閉装置 51 排煙装置 52 耐火レンガ 53 給気口 54 上蓋 55 架台 56 電動チェーンブロック 57 チェーン 58 係合部材 59 集塵装置 60 乾式集塵器 61 煙突 62 点検用架台 63 測定孔 64 給気口 65 パネル金
物 66 外枠 67 底板 68 補強板 69 吊り下げ
金具 70 吊り下げ金具 71 耐火物パ
ネル 72 吊り下げ孔 73 ボルト 74 パネル取付け樋 75 隙間 76 耐火充填材 77 空間部
板 11 波型金属板 12 耐火物 13 耐火物パネル 14 コンクリ
ートの側壁 15 空気抜き孔 16 空間部 17 吊り金具 18 金属枠 19 スタッド取付け板 20 スタッド
取付け板 21 ボルト装着孔 22 アンカー
ボルト装着孔 23 断熱ボード 24 スタッド 25 型枠 26 ボルト 27 ナット 28 金属板 29 アンカーボルト 30 ナット 31 スタッド 32 空間部 34 天井蓋受け枠 35 スタッド 37 隙間 38 耐火充填
物 39 側壁 41 煙道口 42 給気口 43 天井蓋 44 地下式焼却炉 45 炉底 46 地下式焼却設備 47 煙道用壁 48 第1の煙道 49 第2の煙
道 50 天井蓋開閉装置 51 排煙装置 52 耐火レンガ 53 給気口 54 上蓋 55 架台 56 電動チェーンブロック 57 チェーン 58 係合部材 59 集塵装置 60 乾式集塵器 61 煙突 62 点検用架台 63 測定孔 64 給気口 65 パネル金
物 66 外枠 67 底板 68 補強板 69 吊り下げ
金具 70 吊り下げ金具 71 耐火物パ
ネル 72 吊り下げ孔 73 ボルト 74 パネル取付け樋 75 隙間 76 耐火充填材 77 空間部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23G 5/00 119 F23G 5/00 ZAB F23G 5/44 ZAB
Claims (1)
- 【請求項1】 地中に埋設されたコンクリートの側壁、
該コンクリートの側壁の内側に隙間を有して取り外し可
能に配置された耐火物パネル、外気に連通する給気口を
備えた開閉可能な天井蓋を有し、しかも、前記コンクリ
ートの側壁及び前記耐火物パネルの空間部は、空気抜き
孔によって外気に連通している地下式焼却炉と、 水平配置されて先部が前記地下式焼却炉の側面上部に連
通する煙道と、 前記煙道の後部にその下端が連結され、内部には集塵装
置を備えた排煙装置とを有することを特徴とする地下式
焼却設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7138713A JP2967462B2 (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 地下式焼却設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7138713A JP2967462B2 (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 地下式焼却設備 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4072271A Division JP2627036B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 地下式焼却炉の構築方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07286711A JPH07286711A (ja) | 1995-10-31 |
JP2967462B2 true JP2967462B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=15228394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7138713A Expired - Fee Related JP2967462B2 (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 地下式焼却設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967462B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106592629B (zh) * | 2016-12-14 | 2019-04-30 | 上海建工二建集团有限公司 | 锅炉房泄爆口结构及其施工工艺 |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP7138713A patent/JP2967462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07286711A (ja) | 1995-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7467910B2 (en) | Prefabricated structure made of reinforced concrete with an integrated removable handling system | |
RU2480697C2 (ru) | Ремонт простенков в огнеупорной печи | |
CN106839775A (zh) | 一种加热炉的模块化制造方法及用该方法制造的加热炉 | |
JP2967462B2 (ja) | 地下式焼却設備 | |
US3466000A (en) | Apparatus for forming a prefabricated fireplace | |
RU2529348C1 (ru) | Отражательная печь для переплава алюминиевого лома | |
JP2627036B2 (ja) | 地下式焼却炉の構築方法 | |
CN107504816A (zh) | 高温设备顶部结构的预制耐火衬里及其施工方法 | |
TWI628284B (zh) | 格子形磚支承金屬器用之追加柱、格子形磚支承金屬器及柱增設方法 | |
US4162891A (en) | Scrap preheater modular roof assembly | |
CN114193583A (zh) | 一种耐火砖塌陷后快速修复的方法 | |
JP4938376B2 (ja) | 製炭窯装置 | |
JP4049310B2 (ja) | コークス炉炭化室壁の熱間補修方法 | |
CN210738209U (zh) | 框架薄壁式混凝土烟囱外壁 | |
JP2895013B2 (ja) | 建築物におけるガス通路の補修方法 | |
US4892046A (en) | Furnace roof and method of constructing the same | |
JP2020070341A (ja) | コークス炉の解体建設方法 | |
JP2001091164A (ja) | 耐火物のパネル施工方法 | |
JPH08302710A (ja) | 設備機器用機械基礎及びその築造方法 | |
CN220686520U (zh) | 一种屋面炉渣层排气管免穿防水结构 | |
CN202024595U (zh) | 便于砌筑便于装拆的回转窑入料装置 | |
RU2304748C2 (ru) | Способ изготовления реактора утилизатора и опалубка для изготовления разъемного реактора | |
JP2538469B2 (ja) | ケ―ブル床貫通部防火措置工法およびスラブポット | |
JP3243480B2 (ja) | 木炭製造装置及び方法 | |
JPH11166398A (ja) | 暗渠の改修方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |