JP2965397B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2965397B2
JP2965397B2 JP3216545A JP21654591A JP2965397B2 JP 2965397 B2 JP2965397 B2 JP 2965397B2 JP 3216545 A JP3216545 A JP 3216545A JP 21654591 A JP21654591 A JP 21654591A JP 2965397 B2 JP2965397 B2 JP 2965397B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
るものであり、特に、読取った画情報を光信号でファク
シミリ装置本体に送信するリモート・スキャナを有する
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置において、図面
や新聞などの大きい原稿の一部、あるいは厚い書籍の一
部をファクシミリ装置で送信する場合のために、これら
原稿の画情報を読取るハンディ・スキャナを装備したも
のが知られている。ハンディ・スキャナは、例えば密着
型のイメージセンサとこのイメージセンサを原稿上で摺
動させるためのローラやガイドからなる。このハンディ
・スキャナを、原稿の上で摺動させて光学的に画情報を
読取り、これを電気的信号に変換した後、信号線を介し
てホスト・マシンつまりファクシミリ装置本体(以下、
単に本体という)に送信する。ハンディ・スキャナから
画情報を受信した本体は、これを回線に送出して他のフ
ァクシミリ装置に送信する。
【0003】また、デスクトップ型のリモート・スキャ
ナを本体とつなぎ、このリモート・スキャナで読取った
画情報を本体を介して送信するようにしたものも知られ
ている。このデスクトップ型のリモート・スキャナは、
前記ハンディ・スキャナと異なり、手動で原稿を走査で
きるほど小型ではないが、本体からスキャナ部分だけを
分離して設置できるので、設置面積をあまりとらず、小
人数での専用スキャナとして有用である。
【0004】ところで、このような従来のファクシミリ
装置では、スキャナ部分と本体とがケーブルでつながれ
ていて、本体からの電力の供給およびスキャナからの信
号の送信は、このケーブルによって行われていた。その
ために、このケーブルの処理が面倒で、使い勝手が良く
ないという不具合があった。
【0005】この不具合を解消するための工夫がなされ
た装置が、特開昭63−193658号公報に記載され
ている。この装置では、ハンディ・スキャナにバッテリ
を内蔵するようにして電源ケーブルを排除すると共に、
信号の授受はハンディ・スキャナに設けられた発信手段
としての赤外線発光手段と、本体に設けられた受信手段
としての受光手段とで行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置には次
のような問題点があった。上記の装置では、端末側つま
りスキャナは発光手段によって画情報を送出し、そこか
ら離れた場所にある本体は、受光手段によって前記画情
報を受信する。
【0007】このように、上記の装置ではスキャナから
本体に対して一方的に情報を送信できるだけであり、そ
の反対に本体からスキャナに対して情報を送信すること
はできない。
【0008】したがって、本体の状態をスキャナ側で把
握することができない。例えば、スキャナから送出した
画情報が本体で受信できたか否か、また、送出した画情
報が所望の相手局に送信できたか否かなどを確認できな
いという問題点がある。
【0009】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
リモート・スキャナから送出された情報が本体でどのよ
うに受信されたか、また画情報は所望の相手局に確実に
送信できたかなどの情報をリモート・スキャナで確認で
きるファクシミリ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、画情報および送信情報を
光信号で本体に送出するための端末側発光手段と、本体
から送出された光信号を検出する端末側受光手段と、端
末側受光手段で検出された光信号の内容を表示する表示
手段とを端末に設ける一方で、本体には、端末から送出
された光信号を検出する本体側受光手段と、この本体側
受光手段で検出された光信号をそのまま端末に返送する
ための本体側発光手段とを設けた点に第1の特徴があ
る。
【0011】また、本発明は、前記端末から光信号で供
給された画情報の受信結果を、前記本体側発光手段で送
出するように本体を構成した点に第2の特徴がある。
【0012】さらに、本発明は、前記端末から光信号で
供給された画情報を、その送信情報に従って回線に送出
し、その通信結果を前記本体側発光手段から端末に送出
するように本体を構成した点に第3の特徴がある。
【0013】
【作用】上記の特徴を有する本発明によれば、第1の特
徴により、本体に向けて送出した画情報および送信情報
などがそのままの形で端末に返送され、この返送された
情報は表示手段で表示される。したがって、端末の利用
者はこの表示によって、送出した情報が本体で受信され
たか否かを確認できる。
【0014】また、第2の特徴により、本体から送出さ
れた受信結果が、端末の表示手段で表示される。したが
って、端末の利用者はこの受信結果の表示によって、送
出した情報が本体で受信されたか否かを確認できる。
【0015】さらに、第3の特徴により、端末から指示
された相手局に対する画情報の通信結果を、端末の表示
手段に表示できる。したがって、端末の利用者はこの受
信結果の表示によって、送出した情報が所望の相手局に
届いたかどうかを確認できる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。同図において、端
末としてのハンディ・スキャナ1は、画像読取部6、画
情報メモリ10、符号化部7、端末側受光部3、端末側
発光部4、ならびに送信情報などを入力する操作パネル
8および表示パネル9を有する。これらの各構成部は、
あらかじめROM11に格納されたプログラムに従い、
マイクロコンピュータからなる中央処理部(CPU)5
によって制御される。
【0017】さらに、前記端末側発光部4は、発光ダイ
オード40およびこの発光ダイオード40に所定の電流
を供給して光を発生させる発光ダイオード駆動部41、
ならびにこの発光ダイオード駆動部41で発光ダイオー
ド40を付勢するタイミングを制御する発光同期制御部
42からなる。発光ダイオード40で発生された光はレ
ンズ30を通して外部に投射される。
【0018】また、前記端末側受光部3は、端末側発光
部4と共通のレンズ30を通して入射された光信号を電
気信号に変換する高速PINフォトディテクタ31、お
よびこの高速PINフォトディテクタ31の出力信号を
蓄積するバッファ32、ならびに高速PINフォトディ
テクタ31からバッファ32に信号を取込むタイミング
を制御する受光同期制御部33を有する。
【0019】一方、本体2は、画情報メモリ15、符号
化/復号化部18、回線制御部16、本体側発光部1
3、本体側受光部14、プリンタ17、RAM20およ
び各構成部を制御するための中央処理部(CPU)12
を有する。ROM19には前記CPU12による制御の
ためのプログラムおよび制御情報が格納されている。本
体側発光部13および本体側受光部14は、前記端末側
発光部4および端末側受光部3と同様に構成されている
ので、詳細な図示は省略する。
【0020】以上のように構成されたファクシミリ装置
は、互いに見通しのよい位置に配置して使用される。そ
してハンディ・スキャナ1から本体2への画情報の送信
動作は次のように行われる。ハンディ・スキャナ1を原
稿の上で摺動させることによって画像読取部6で読取ら
れた原稿の画情報は、符号化部7で圧縮されて画情報メ
モリ10に蓄積される。画情報の読取りが終了すると、
画情報メモリ10に蓄積された画情報は操作パネル8か
ら入力される指示に従って発光ダイオード駆動部41に
転送される。発光ダイオード駆動部41は、画情報メモ
リ10から供給された画情報に基づき、これに対応する
オン・オフ信号を出力して発光ダイオード40を付勢さ
せる。このオン・オフ信号は、発光同期制御部42から
供給される同期信号に従って発光ダイオード40に出力
される。このとき、発光ダイオード40で発生した光信
号を本体側受光部14に照射できるように、ハンディ・
スキャナ1を本体2の方向に指向させる。本体2は、本
体側受光部14によってハンディ・スキャナ1から受信
した画情報を一旦画情報メモリ15に蓄積し、回線制御
部16を介して順次回線に送出する。
【0021】本実施例では、ハンディ・スキャナ1から
送出された画情報が本体で受信できたか、また、本体か
ら前記画情報が所望の相手局に送信できたか否かを次の
ようにして確認する。まず第1番目の方式は、画情報お
よびその画情報を所望の相手局に送信するのに必要な相
手局のダイヤル数字や指定送信時刻などの情報(以下、
送信情報という)をハンディ・スキャナ1から送出す
る。そして本体2は前記画情報および送信情報をそのま
まハンディ・スキャナ1に返送し、ハンディ・スキャナ
1はこの返送された情報を表示パネル9に表示するもの
である。
【0022】また、第2番目の方式としては、ハンディ
・スキャナ1から画情報を送出し、本体2は画情報を受
信したら、その受信内容に基づいて受信レポートを作成
し、ハンディ・スキャナ1に返送する。ハンディ・スキ
ャナ1は第1番目の方式と同様その返送情報を表示パネ
ル9に表示して確認できるようにするものである。さら
に、第3番目の方式として、本体2はハンディ・スキャ
ナ1から受信した画情報を、それと共に受信した送信情
報に従って回線に送出する。そして、そのときの通信結
果をハンディ・スキャナ1に送出するものである。この
通信結果はハンディ・スキャナ1の表示パネル9に表示
される。
【0023】次に、フローチャートを参照してハンディ
・スキャナ1および本体2の動作を説明する。まず図3
を参照して前記第1番目の方式による画情報返送に基づ
く確認動作の例を説明する。ハンディ・スキャナ1の動
作として、ステップS1では、原稿の画情報を読取って
画情報メモリ10に蓄積する。ステップS2では、蓄積
された画情報を端末側発光部で光信号に変換して送出す
る。
【0024】ステップS3では、本体2から前記画情報
が返送されるのを待つ。すなわち、ステップS2で送出
した画情報が本体2で受信された場合、その画情報は本
体2からハンディ・スキャナ1に返送されるように設定
されているので、その画情報を待つのである。画情報が
返送されたならば、ステップS3は肯定となり、ステッ
プS4に進んでその画情報を表示パネル9に表示する。
【0025】前記表示パネル9に表示された結果が良好
な場合には、利用者から操作パネル8によって送信指示
が入力されるはずであり、ステップS5ではその指示を
待つ。送信指示が入力されたならばステップS6に進
み、その送信指示を送出する。なお、送信指示の際には
送信情報も共に送出する。
【0026】上記、ハンディ・スキャナ1の動作に対応
する本体2の動作を説明する。図3のステップS7で
は、ハンディ・スキャナ1からの画情報を待つ。画情報
を受信するとステップS8に進み、その画情報をハンデ
ィ・スキャナ1に返送する。そして、ステップS9にお
いて、ハンディ・スキャナ1からの送信指示を待つ。送
信指示が検出されると、それと共に受信した送信情報に
従って発呼し、画情報を回線に送出する(ステップS1
0)。
【0027】次に、図4を参照して、前記第1番目の方
式による送信情報返送に基づく確認動作の例を説明す
る。同図において、ハンディ・スキャナ1の動作とし
て、ステップS11では、操作パネル8から入力された
送信情報を読込む。この送信情報は、上述のように通信
を希望する相手局のダイヤル数字の他、ヘッダ情報など
の付加的情報である。これら送信情報は操作パネル8か
らキー操作をして入力する。
【0028】ステップS12では、読込んだ送信情報を
送信する。ステップS13では、本体2から前記送信情
報が返送されるのを待つ。すなわち、ステップS12で
送出した送信情報が本体2で受信された場合、その送信
情報は本体2からハンディ・スキャナ1に返送されるよ
うに設定されているので、その送信情報を待つのであ
る。送信情報が返送されたならば、ステップS13は肯
定となり、ステップS14に進んでその送信情報を表示
パネル9に表示する。
【0029】前記表示パネル9に表示された結果が良好
な場合には、利用者から操作パネル8によって送信指示
が入力されるはずであり、ステップS15でその指示を
待つ。送信指示が入力されたならばステップS16に進
んで画情報を読取り、ステップS17でその読取られた
画情報を送出する。
【0030】上記、ハンディ・スキャナ1の動作に対応
する本体2の動作を説明する。図4のステップS18で
は、ハンディ・スキャナ1からの送信情報を待つ。送信
情報を受信するとステップS19に進み、その送信情報
をハンディ・スキャナ1に返送する。そして、ステップ
S20において、ハンディ・スキャナ1から画情報が着
信するのを待つ。画情報が検出されると、ステップS1
8で受信した送信情報に従って発呼し、画情報を回線に
送出する(ステップS21)。
【0031】次に、図5を参照して前記第2番目の方式
による画情報受信レポートに基づく確認動作の例を説明
する。ハンディ・スキャナ1の動作として、ステップS
22では、画情報メモリ10に蓄積されている画情報を
読出し、端末側発光部4で光信号に変換して送出する。
【0032】ステップS23では、本体2から前記画情
報の受信レポートが送られてくるのを待つ。すなわち、
ステップS22で送出した画情報が本体2で受信された
場合、本体2はその画情報の受信レポートを作成してハ
ンディ・スキャナ1に送出するように設定されているの
で、その受信レポートを待つのである。受信レポートが
検出されたならば、ステップS23は肯定となり、ステ
ップS24に進んでその受信レポートを表示パネル9に
表示する。
【0033】ステップS25では、送信指示が入力され
るのを待つ。送信指示が入力されたならばステップS2
6に進み、その送信指示を端末側発光部4で光信号に変
換して送出する。
【0034】上記、ハンディ・スキャナ1の動作に対応
する本体2の動作を説明する。図5のステップS27で
は、ハンディ・スキャナ1からの画情報を待つ。画情報
を受信するとステップS28に進み、受信した画情報の
サイズ、枚数、ならびに受信状態の良否を確認して受信
レポートを作成する。ステップS29では、作成された
受信レポートを本体側発光部13で光信号に変換して送
出する。
【0035】ステップS30では、ハンディ・スキャナ
1からの送信指示を待つ。送信指示が検出されたならば
ステップS31に進んで画情報を回線に送出する(ステ
ップS31)。
【0036】次に、図6を参照して前記第3番目の方式
による通信結果に基づく確認動作の例を説明する。ハン
ディ・スキャナ1の動作として、ステップS32では、
送信情報を送出する。ステップS33では、画情報メモ
リ10に蓄積されている画情報を読出し、端末側発光部
4で光信号に変換して送出する。
【0037】ステップS34では、本体2から前記画情
報の通信結果が送られてくるのを待つ。すなわち、ステ
ップS33で送出した画情報が本体2で受信され、さら
にそこから他のファクシミリ装置に送信された場合、本
体2はその画情報の送信結果をレポートとして作成し、
ハンディ・スキャナ1に送出するように設定されている
ので、ステップS34ではそのレポートを待つのであ
る。通信結果のレポートが検出されたならば、ステップ
S34は肯定となり、ステップS35に進んでそのレポ
ートを表示パネル9に表示する。
【0038】上記、ハンディ・スキャナ1の動作に対応
する本体2の動作を説明する。図6のステップS36で
は、ハンディ・スキャナ1からの送信情報を待つ。送信
情報を受信するとステップS37に進み、ハンディ・ス
キャナ1からの画情報の受信を監視する。画情報が検出
されたならば、前記送信情報に含まれている相手局のダ
イヤル数字に従って発呼し、画情報を送信する。ステッ
プS39では、エラー発生、話中、通信状態の良否など
の通信結果を送出する。
【0039】次に、上記の動作を行わせるためのCPU
5,12の要部機能を、図1のブロック図を参照して説
明する。なお、図1では、前記第1〜第3番目の方式を
実施するのに必要な機能をまとめて示した。同図におい
て、ハンディ・スキャナ1の画像読取部6は、読取指示
部21からの指示に従って原稿から画情報を読取り、画
情報メモリ10に入力する。画情報メモリ10に入力さ
れて蓄積された画情報は、送信指示部22からの画情報
出力指示に応答して端末側発光部3に出力される。ま
た、送信情報記憶部23には送信情報入力部35から入
力された送信情報が格納され、送信指示部22からの送
信情報出力指示に従って端末側発光部3に出力される。
端末側発光部3は、供給された画情報および送信情報を
光信号に変換して送出する。
【0040】本体側受光部14は、ハンディ・スキャナ
1から送出された画情報および送信情報を受信する。送
信情報受信検知部24および画情報受信検知部25は前
記光信号から送信情報および画情報をそれぞれ検出する
と、本体側受光部14に受信情報の読出信号を出力す
る。この読出信号に応答して本体側受光部14のバッフ
ァから送信情報記憶部29に送信情報が供給され、画情
報メモリ15には画情報が供給される。
【0041】さらに、送信情報受信検知部24および画
情報受信検知部25による検知信号は、送信実行部28
に入力されると共に、スイッチSW1,SW2,SW3
が閉じられることによって返送制御部26および受信結
果作成部27にも入力される。返送制御部26は送信情
報受信検知部24および画情報受信検知部25の検知信
号のいずれか一方が入力されると、入力信号のそれぞれ
に対応して画情報メモリ15または送信情報記憶部29
から記憶情報を出力させるための読出信号を供給する。
【0042】すなわち、画情報受信検知信号に応答して
画情報メモリ15から画情報を読出すための信号を出力
し、送信情報受信検知信号に応答して、送信情報記憶部
29から送信情報を読出すための信号を出力する。画情
報メモリ15および送信情報記憶部29から読出された
画情報や送信情報は本体側発光部13に入力される。
【0043】また、受信結果作成部27は画情報受信検
知信号に応答し、受信結果つまりハンディ・スキャナ1
から受信した画情報のサイズ、枚数、ならびに受信状態
の良否などをレポートとして本体側発光部13に出力す
る。
【0044】なお、送信実行部28は、前記画情報受信
検知信号および送信情報受信検知信号の双方が供給され
ると、画情報メモリ15および送信情報記憶部29から
画情報および送信情報を回線制御部16に読出す。回線
制御部16は、各情報が供給されると、送信情報に含ま
れる相手局情報に従って通信を開始し、画情報を回線に
送出する。
【0045】回線制御部16はエラー発生、話中、通信
状態の良否などの通信結果を通信結果作成部34に供給
する。通信結果作成部34は通信結果レポートを作成し
て本体側発光部13に出力する。
【0046】本体側発光部13に供給された各情報は光
信号に変換されて送出され、端末側受光部4で受信され
る。端末側受光部4は、受信した情報を周知のキャラク
タジェネレータなどの信号変換手段によってキャラクタ
データに変換し、表示パネル9に表示する。表示パネル
9の表示は利用者によって認識され、表示内容がハンデ
ィ・スキャナ1から送出した画情報や送信情報と対応す
るか否か、あるいは送出した画情報が所望の相手局に送
信されたか否かなどが判断される。
【0047】以上の機能をまとめると、次のようにな
る。まず、スイッチSW1を閉じてハンディ・スキャナ
1から送信情報を送出すると、返送制御部26によって
この送信情報は本体2から返送され、表示パネル9に表
示される。この表示を認識した利用者が画情報送信指示
を入力すると、画情報がハンディ・スキャナ1から送出
され、本体2では送信情報と画情報との受信が検知され
る。その結果、送信実行部28が動作して画情報が回線
に送出される。
【0048】また、スイッチSW2を閉じてハンディ・
スキャナ1から画情報を送出すると、返送制御部26に
よってこの画情報は本体2から返送され、表示パネル9
に表示される。この表示により画情報が本体2に確実に
受信されたことを認識した利用者が送信情報送信指示を
入力すると、送信情報がハンディ・スキャナ1から送出
され、本体2では送信情報と画情報との受信が検知され
る。その結果、送信実行部28が動作して画情報が回線
に送出される。
【0049】さらに、スイッチSW3を閉じてハンディ
・スキャナ1から画情報を送出すると、この画情報に基
づいて受信結果作成部27で作成された受信結果レポー
トが表示パネル9表示されるので、これを確認して利用
者が送信情報送信指示を入力すると、送信情報がハンデ
ィ・スキャナ1から送出され、本体2では送信情報と画
情報との受信が検知される。その結果、送信実行部28
が動作して画情報が回線に送出される。
【0050】これに対し、前記スイッチSW1,SW
2,SW3がすべて開いた状態では、ハンディ・スキャ
ナ1から画情報および送信情報を送出すると、画情報は
直ちに相手局に対して送信され、その通信結果レポート
がハンディ・スキャナ1の表示パネル9に表示される。
【0051】以上、図1では前記第1〜第3番目の方式
の要部機能をすべて包含した実施例について説明した
が、それぞれの方式毎の機能に分離して構成できるのは
もちろんである。
【0052】なお、本実施例では送信情報の入力は操作
パネル8からキー入力によって行う例を示したが、この
他、あらかじめバーコードなどに符号化されたデータを
バーコードリーダで読込んだり、あらかじめICカード
に格納されたデータを読込むようにしてもよい。バーコ
ードリーダやICカードの読取装置は周知であり説明は
省略する。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、スキャナから送出した画情報や送信情報が本
体で確実に受信されたか否かをスキャナで確認できる。
また、スキャナから送出した画情報が所望の相手局に確
実に送信できたか否かの確認もできる。上記の確認動作
を本体から離れた場所に居ながらにして行えるので、リ
モート・スキャナの機動性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ファクシミリ装置の要部機能を示すブロック
図である。
【図2】 ファクシミリ装置のハード構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 ファクシミリ装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 ファクシミリ装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】 ファクシミリ装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】 ファクシミリ装置の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…ハンディ・スキャナ、 2…本体、 3…端末側受
光部、 4…端末側発光部、 8…操作パネル、 9…
表示パネル、 10,15…画情報メモリ、 13…本
体側発光部、 14…本体側受光部、 24…送信情報
受信検知部、 25…が情報受信検知部、 26…返送
制御部、 27…受信結果作成部、 34…通信結果作
成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 泰二 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社 岩槻事業所内 (72)発明者 中川 敏孝 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社 岩槻事業所内 (56)参考文献 特開 平5−22486(JP,A) 特開 昭58−62965(JP,A) 特開 昭61−191158(JP,A) 特開 昭63−212948(JP,A) 特開 昭62−30460(JP,A) 実開 昭63−144754(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末と本体とからなり、端末で読取られ
    た画情報を光信号に変換して本体に送信し、そこから前
    記画情報を他のファクシミリ装置に送信するように構成
    されたファクシミリ装置において、 前記端末には、 画情報および送信情報を光信号で本体に送出するための
    端末側発光手段と、 本体から送出された光信号を検出する端末側受光手段
    と、 端末側受光手段で検出された光信号の内容を表示する表
    示手段とを設け、 前記本体には、 端末から送出された光信号を検出する本体側受光手段
    と、 この本体側受光手段で検出された光信号をそのまま端末
    に返送するための本体側発光手段とを設けたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 端末と本体とからなり、端末で読取られ
    た画情報を光信号に変換して本体に送信し、そこから前
    記画情報を他のファクシミリ装置に送信するように構成
    されたファクシミリ装置において、 前記端末には、 画情報および送信情報を光信号で本体に送出するための
    端末側発光手段と、 本体から送出された光信号を検出する端末側受光手段
    と、 端末側受光手段で検出された光信号の内容を表示する表
    示手段とを設け、 前記本体には、 端末から送出された光信号を検出する本体側受光手段
    と、 端末から光信号で供給された画情報の受信結果レポート
    を作成する手段と、 前記受信結果レポートを光信号で端末に送出する本体側
    発光手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 端末と本体とからなり、端末で読取られ
    た画情報を光信号に変換して本体に送信し、そこから前
    記画情報を他のファクシミリ装置に送信するように構成
    されたファクシミリ装置において、 前記端末には、 画情報および送信情報を光信号で本体に送出するための
    端末側発光手段と、 本体から送出された光信号を検出する端末側受光手段
    と、 端末側受光手段で検出された光信号の内容を表示する表
    示手段とを設け、 前記本体には、 端末から送出された光信号を検出する本体側受光手段
    と、 端末から光信号で供給された画情報を回線に送出する回
    線制御手段と、 前記画情報の通信結果レポートを作成する手段と、 前記通信結果レポートを光信号で端末に送出する本体側
    発光手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 端末から供給される画情報を送信するフ
    ァクシミリ装置において、 端末から送出された光信号を検出する本体側受光手段
    と、 この本体側受光手段で検出された光信号をそのまま端末
    に返送するための本体側発光手段とを設けたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 端末から供給される画情報を送信するフ
    ァクシミリ装置において、 端末から送出された光信号を検出する本体側受光手段
    と、 端末から光信号で供給された画情報の受信結果レポート
    を作成する手段と、 前記受信結果レポートを光信号で端末に送出する本体側
    発光手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 端末から供給される画情報を送信するフ
    ァクシミリ装置において、 端末から送出された光信号を検出する本体側受光手段
    と、 端末から光信号で供給された画情報を回線に送出する回
    線制御手段と、 前記画情報の通信結果レポートを作成する手段と、 前記通信結果レポートを光信号で端末に送出する本体側
    発光手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
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