JP2964520B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP2964520B2
JP2964520B2 JP2022742A JP2274290A JP2964520B2 JP 2964520 B2 JP2964520 B2 JP 2964520B2 JP 2022742 A JP2022742 A JP 2022742A JP 2274290 A JP2274290 A JP 2274290A JP 2964520 B2 JP2964520 B2 JP 2964520B2
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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    • Y02E60/50Fuel cells

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、燃料電池に関し、特に電極配置に係り、
電池部材の腐食を防止することに関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特開昭59−151771号公報に示された従
来の燃料電池の破断面斜視図であり、図において、
(1)は電解質を含む電解質マトリックス、(2)およ
び(3)は電解質マトリックス(1)を挟持する空気極
および燃料極である。(4)および(5)は各々の電極
に空気および燃料を供給するガス流路である。(6)は
ガス流路を形成するとともに両ガスが混合しないように
分離するガス分離板である。この構成を単位として複数
個積層して燃料電池は構成される。
次に動作について説明する。例ばH2(水素)を含む燃
料ガス流路(5)に供給すると燃料極(3)ではH2→2H
++2e-で示される電気化学反応でH+(水素イオン)とe-
(電子)を生じる。H+は電解質マトリックス(1)中の
電解質中を移動し空気極(2)へ、一方e-は外部電気回
路を通じ空気極(2)へ移動する。空気極(2)では供
給される空気中のO2(酸素)と1/2O2+2H++2e-→H2Oな
る電気化学反応を生じる。燃料と空気を供給し続けるか
ぎり、上記反応で外部電気回路で電気エネルギーを取り
出すことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の燃料電池では第3図のように空気極(2)が燃
料の供給のない(あるいはH+の供給のない)空気極ガス
流路端部まで延長されているので燃料(あるいはH+)の
供給のない部分では電流が流れず、同部分の空気極
(2)および同部分に接するガス分離板(6)の電位が
高くなり、同部分の空気極(2)およびガス分離板
(6)が腐食する問題があり、信頼性が低いものであっ
た。
また、特開昭62−232864号公報にはこの腐食防止の一
手段としてガス分離板の改良をはかろうとしているが、
前述のように空気極の寸法・配置に改善がなければ、電
位(電気化学的電位)が高く耐食性を満たす具体的な材
料はないと考えられる。しかも、空気極の同部分の防食
に対しては効果が期待されないという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになさ
れたもので、信頼性の高い燃料電池を得ることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る燃料電池は、電解質マトリックスと、
この電解質マトリックスを挟む空気極及び燃料極と、こ
の空気極及び燃料極を挟む一対のプレートと、上記空気
極側のプレートに、所定方向に沿って設けられた空気供
給用の溝と、上記燃料極側のプレートに、上記空気供給
用の溝と異なる方向に沿って設けられた燃料供給用の溝
とを備え、上記空気極の各部が上記電解質マトリックス
を介して上記燃料極と対向するように、上記空気極を上
記燃料極より小さな寸法にしたものである。
〔作用〕
この発明における燃料電池では、電解質マトリックス
と、この電解質マトリックスを挟む空気極及び燃料極
と、この空気極及び燃料極を挟む一対のプレートと、上
記空気極側のプレートに、所定方向に沿って設けられた
空気供給用の溝と、上記燃料極側のプレートに、上記空
気供給用の溝と異なる方向に沿って設けられた燃料供給
用の溝とを備え、上記空気極の各部が上記電解質マトリ
ックスを介して上記燃料極と対向するように、上記空気
極を上記燃料極より小さな寸法にしたので、空気極全面
に燃料あるいはH+の供給がなされ、負荷電流が流れるア
クティブ部分となることにより、酸化される物質の供給
と電位が低く保たれ空気極およびこれに接するガス分離
板の腐食が防止される。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(1)は電解質を含む電解質マトリック
ス、(21)および(3)は電解質マトリックスを挟持す
る空気極および燃料極である。特に、空気極(21)(厳
密には触媒層部分)は燃料極(3)(厳密には触媒層部
分)より小さく構成され、空気極(21)が、燃料(ある
いはH+)の供給される供給範囲よりも小さくなるように
している。(4)および(5)は各々の電極に空気およ
び燃料を供給するガス流路で、これらの流路は互いに異
なる方向に沿って形成されている。(6)は複合ガス分
離板で、板の両面を流れるガスの混合を防ぐ緻密層(6
a)、板の端部よりガスの漏れを防ぐ端部緻密部(6
b)、およびガス供給の溝形成するとともに内部をガス
を通過させ電極ガス供給を果す多孔部(6c)より構成さ
れる。(7)は、空気極(21)の端部に位置し隙間を埋
め積層部材を支持するスペーサである。(8)は電極の
両端部に位置し供給ガスが外部へ漏れるのを防ぐ層間シ
ールである。以上の構造を単位として複数個積層して燃
料電池は構成される。
燃料電池の動作について説明する。空気極(21)を燃
料極(3)における燃料が供給される供給範囲(ここで
は、燃料極(3)の全面)内に限定しているので、負荷
電流も流れ正常な電池反応が行われ、空気極(21)の電
位(電気化学的電位)は低く保たれる。スペーサ部およ
び同部の接するガス分離板(6)部分は、電解液から分
離されておりまた、電極触媒も存在しないので電気化学
的に独立しており高い電位(電気化学的電位)にさらさ
れることがない。このため空気極およびガス分離板の空
気極ガス流路端部の腐食は防止される。
第2図に電池内部、電位の一例について説明を加え
る。図中(9)は正常な空気極(21)の分極曲線、(1
0)は正常な燃料極(3)の分極曲線である。(11)は
燃料(あるいはH+)が欠乏した場合の燃料極(3)の分
極曲線である。(12)は電池の端子電圧に相当する。正
常動作部では空気極(21)の電位はAで示す部分にあり
通常0.8V(VS.RHE)程度以下に保てば実用的に腐食する
ことはない。燃料(あるいはH+)が欠乏した空気極(2
1)部分はBで示す高い電位に、また電流が流れない空
気極(21)部分ではCで示す高い電位になるため腐食が
生じるが、上記実施例では第2図中のB,Cの電位になる
部分をなくしたので腐食が生じなくなる。
なお、実施例では従来例における空気極(21)相当部
を空気極(2)とスペーサ(7)に分けて示したが、例
えば空気極(21)が基材と触媒層からなるような場合に
は、基材をそのまま端部まで延長した形とし前記実施例
のスペーサ(7)相当部を電解質が浸み込まない揆水性
のある材料を電極触媒層の厚さと一致させて設置しても
よい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明による燃料電池は、電解質マ
トリックスと、この電解質マトリックスを挟む空気極及
び燃料極と、この空気極及び燃料極を挟む一対のプレー
トと、上記空気極側のプレートに所定方向に沿って設け
られた空気供給用の溝と、上記燃料極側のプレートに上
記空気供給用の溝と異なる方向に沿って設けられた燃料
供給用の溝とを備え、上記空気極の各部が上記電解質マ
トリックスを介して上記燃料極と対向するように、上記
空気極を上記燃料極より小さな寸法にしているので、空
気供給用の溝の端部等、燃料の供給のない部分に空気極
が形成されず、空気極全面に燃料あるいはH+の供給をす
ることができ、その結果、空気極およびガス分離板の電
位が低く抑えられ、この部分での腐食を防止でき、燃料
電池を長時間安定に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による燃料電池を示す斜視
図、第2図はこの発明に係る電池内部の電位についての
説明図、第3図は従来の燃料電池をます破断面斜視図で
ある。 図において、(1)は電解質マトリックス、(21)は空
気極、(3)は燃料極である。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電解質マトリックスと、 この電解質マトリックスを挟む空気極及び燃料極と、 この空気極及び燃料極を挟む一対のプレートと、 上記空気極側のプレートに、所定方向に沿って設けられ
    た空気供給用の溝と、上記燃料極側のプレートに、上記
    空気供給用の溝と異なる方向に沿って設けられた燃料供
    給用の溝と を備え、 上記空気極の各部が上記電解質マトリックスを介して上
    記燃料極と対向するように、上記空気極を上記燃料極よ
    り小さな寸法にすることを特徴とする燃料電池。
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