JP2964317B2 - 原子間力顕微鏡型表面粗さ計 - Google Patents

原子間力顕微鏡型表面粗さ計

Info

Publication number
JP2964317B2
JP2964317B2 JP22395196A JP22395196A JP2964317B2 JP 2964317 B2 JP2964317 B2 JP 2964317B2 JP 22395196 A JP22395196 A JP 22395196A JP 22395196 A JP22395196 A JP 22395196A JP 2964317 B2 JP2964317 B2 JP 2964317B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displacement
cantilever
sample
surface roughness
stylus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22395196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1062158A (ja
Inventor
浩令 山本
清隆 吹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16806260&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2964317(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Seiko Instruments Inc, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP22395196A priority Critical patent/JP2964317B2/ja
Publication of JPH1062158A publication Critical patent/JPH1062158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2964317B2 publication Critical patent/JP2964317B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試料表面の凹凸を測
定する表面粗さ計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、触針式表面粗さ計と
光学式表面粗さ計が知られている。触針式表面粗さ計
は、先端を尖らせた針を試料に接触させ、試料表面を走
査したときの針の振動を検出して表面粗さを測定するも
のである。
【0003】図4は従来の触針式表面粗さ計の構成図で
ある。試料6は試料6を触針22に対して走査させるた
めのXYステージ8の上に搭載される。触針22には、
先端を曲率半径数μm程度に尖らせたダイヤモンドが使
用される。触針22はレバー21に取り付けられ、レバ
ー21はヒンジ23のまわりに回動自在に固定されてい
る。触針22の動きは、差動トランス方式の検出器24
によって検出される。測定時に試料表面に与えられる力
は数mg、即ち10−5N(ニュートン)程度である。
【0004】光学式表面粗さ計は、試料表面の凹凸を光
学的変位検出系で測定するものである。光学的変位検出
方式としては、干渉計を利用したもの、非点収差法や臨
界角法などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の触
針式表面粗さ計は、測定時の接触圧力が大きいため、測
定時に試料表面を変形または破壊してしまい、正確な測
定ができないという問題点があった。接触圧力を下げる
ためには、触針や検出器を含む機械系を小型化し、ヒン
ジなどの回動・摺動部の摩擦を小さくすることが必要だ
が、大幅な改善は困難である。
【0006】また触針の先端の曲率半径が数μmあるた
め、測定面内方向の分解能が数μm以上になってしまう
という問題点があった。分解能を向上させるためには針
先を尖らせることが必要であり、加工により針先を尖ら
せることは可能であるが、接触圧力が大きいため針先を
尖らせるほど試料表面の破壊や針先の摩耗が顕著とな
り、測定結果の信頼性が失われる。そのために触針先端
を数μm以下に尖らせることが出来なかった。
【0007】また光学式表面粗さ計においても、測定面
内方向の分解能は、使用する光の波長の回折限界による
制限により、数百nm(ナノメーター)の分解能が限界
であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では、触針に原子間力顕微鏡に使用されるカンチ
レバーを使用し、半導体レーザー、レンズ、光検出素子
より成り、カンチレバーの変位量をレーザー光をカンチ
レバーに照射しその反射光の位置ずれとして光検出素子
にて検出する変位検出系と、カンチレバーと試料の距離
を制御するための圧電素子と、圧電素子の変位を検出す
るための変位測定手段とを有する構成とした。
【0009】従来の表面粗さ計に対して、本発明者らの
提案している表面粗さ計は、原子間力顕微鏡の特徴を複
合化したものである。原子間力顕微鏡(AFM、Ato
mic Force Microscope)はSTM
の発明者であるG.Binnigらによって考案(Ph
ysicalReview Letters vol.
56 p930 1986)されて以来、新規な表面形
状観察手段として期待され、研究が進められている。そ
の原理は先端を充分に鋭くした検出チップと試料間に働
く原子間力を、検出チップが取り付けられているカンチ
レバーの変位として測定し、カンチレバーの変位量を一
定に保ちながら試料表面を走査し、カンチレバーの変位
量を一定に保つための制御信号を形状情報として、試料
表面の形状を測定するものである。
【0010】カンチレバーの変位検出系としては、レー
ザー光をカンチレバーに照射し、その反射光の位置ずれ
を光検出素子で検出して変位信号とする、光てこ方式と
呼ばれる方式(Journal of Applied
Physics 65(1)、1 p164 Jan
uary 1989)が一般的である。
【0011】図2に原子間力顕微鏡に使用されるカンチ
レバーの概略図を示す。原子間力顕微鏡で検出する原子
間力とは、10−9〜10−7N程度の微小な力であ
り、その微小な力を検出するために、カンチレバーのバ
ネ定数はできるだけ小さくすることが必要となる。また
測定スピードを上げるためには、共振周波数をできるだ
け高くする必要がある。バネを柔らかくして共振周波数
を上げるためには、カンチレバーを可能な限り小さく作
らなければならない。原子間力顕微鏡のカンチレバーは
半導体の微細加工プロセスによって、レバーの長さL1
が100〜400μm、厚みtが1μm以下、チップの
大きさhが数μm、チップ先端の曲率半径が数十nmに
作られており、バネ定数0.1N/m程度、共振周波数
は数十〜数百kHzである。このように柔らかいバネを
使用することによって、試料表面に与える接触圧力を1
0−9〜10−7N程度にまで低減させることが可能で
ある。またチップ先端が曲率半径数十nmと尖っている
ため、面内方向の分解能も向上する。
【0012】本発明においてカンチレバーを試料表面に
押し付けるときのカンチレバーの変位量は、通常数nm
に設定する。従って半導体レーザー、レンズ、光検出素
子より成る変位検出系には、1nm以下の精度が要求さ
れる。図3は本発明における変位検出系の概略図であ
る。半導体レーザー2から出たレーザー光はレンズ3を
介してカンチレバー4の背面に集光される。反射した光
は光検出素子5に照射される。カンチレバーと光検出素
子との距離L2を、カンチレバーの長さL1の数百倍に
なるように構成することにより、カンチレバーの変位は
光検出素子上で数百倍に拡大されて検出される。このよ
うに構成された変位検出系により、カンチレバーの変位
は1nm以下の精度で測定される。
【0013】カンチレバーの変位量を制御するための圧
電素子の感度は、印加電圧1Vに対して数十nmになる
ように設計されている。このような圧電素子を使用する
ことによって、カンチレバーの変位量を1nm以下の精
度で制御することが可能となる。
【0014】圧電素子は通常、印加電圧に対して非線形
な変位を示すヒステリシス特性を有しており、変位測定
手段によって線形化補正を行う。変位測定手段として、
例えば静電容量型センサーを組み込めばよい。静電容量
方式では、1V/μm程度の感度は容易に得られる。ノ
イズレベルが10mVあるとしても、約10nmの精度
で圧電素子の変位、即ち試料表面の凹凸を測定すること
が可能となる。センサーの方式として他にも、光学的手
法や、ひずみゲージを圧電素子に直接貼り付ける方法な
どが考えられる。
【0015】印加電圧に対する変位量を正しく求めるた
めのもう一つの方法として、ヒステリシス特性を前もっ
て測定しておき、ソフトウェアにより較正する方法も考
えられる。このような構成とすることにより、試料表面
に加えられる接触圧力を、従来の表面粗さ計よりも1/
100〜1/10000に低減することができ、試料表
面の接触圧力による変形や破壊を防止し、正確な凹凸情
報を得ることが可能となる。
【0016】またチップ先端が曲率半径数十nmと尖っ
ているため、面内方向の分解能も従来の表面粗さ計より
も向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1に本発明に係る表面粗さ計の実施
例を示す。図1において、ヘッド1にはカンチレバー4
と、半導体レーザー2、レンズ3、光検出素子5よりな
るカンチレバー4の変位検出系が構成されている。図3
は本発明における変位検出系の概略図である。半導体レ
ーザー2から出たレーザー光はレンズ3を介してカンチ
レバー4の背面に集光される。半導体レーザー2は最大
定格出力5mW、中心波長680nmである。反射した
光は光検出素子5に照射される。カンチレバー4と光検
出素子5との距離L2は、カンチレバー4の長さL1の
数百倍になるように構成されている。光検出素子は正方
形の素子が4つ集合した形状をしており、その4つの素
子の中心にレーザースポット5−aが入射するように調
整される。カンチレバー4が試料6に対して押しつけら
れ1nm変位したとき、光検出素子5の上のレーザース
ポット5−aは、5−y軸に沿って上方向に数百nm変
位する。このとき5−x軸をはさむ上下の素子におい
て、上側2素子の入射光量が増加し出力が増大する。ま
た下側2素子の入射光量は低下し出力が減小する。ここ
で上側2素子と下側2素子の差分を求める回路を形成す
れば、カンチレバー4の変位に比例した差分出力が得ら
れる。図1において、プリアンプ10にその差分増幅回
路が内蔵されている。試作した装置の差分増幅回路の変
位検出感度は、約20mV/nmであった。また5−y
軸をはさむ左右の2素子間の差分出力は、カンチレバー
4の捻れ方向の角度に対応し、試料表面とカンチレバー
間の摩擦力を反映したデータを得ることができる。
【0018】図2はカンチレバーの形状を示す概略図で
ある。原子間力顕微鏡のカンチレバーは半導体の微細加
工プロセスによって製造される。レバーの長さL1が1
00〜400μm、厚みtが1μm以下、チップの大き
さhが数μm、チップ先端の曲率半径が数十nmに作ら
れており、バネ定数0.1N/m程度、共振周波数は数
十〜数百kHzである。
【0019】図1において、圧電素子7の一方にはヘッ
ド1が固定され、もう一方は部材15を介してZステー
ジ9に固定されている。圧電素子7は中空円筒形状をし
ており、円筒の外側、内側それぞれに電極が設けられて
いる。材質はチタン酸バリウムやジルコン酸鉛などの圧
電セラミックスである。一方の電極をアースとし、もう
一方に電圧を印加すると、圧電効果により素子が伸縮す
る。圧電素子7の感度は、印加電圧1Vに対して数十n
mになるように設計されている。最小制御量は1nm以
下、最大駆動電圧400Vに対して変位量数十μmであ
る。
【0020】圧電素子7の変位量を測定するための静電
容量型センサ16が圧電素子7に隣接して設けられてい
る。静電容量型センサは、2枚の金属板を互いに近接さ
せて設置し、金属板間の距離変動を静電容量の変化によ
って測定するものである。金属板の一方はヘッド1裏面
に、もう一方は部材15に支柱を介して固定され、2枚
の金属板間の間隙が数10μmになるよう調整されてい
る。試作したセンサーの特性を調べたところ、感度は
0.5V/μm、測定範囲40μmであった。
【0021】試料6はXYステージ8の上に搭載され
る。XYステージ8およびZステージ9は、モーター1
9、18を駆動源とし、ボールネジ等の伝達機構、クロ
スローラガイド等のガイド機構より構成される電動テー
ブルである。モーターとして制御を簡便に行うためには
ステップモーターが選ばれる。またテーブルを高速に駆
動する場合、サーボモーターを使用し、エンコーダ等の
センサーによる閉ループ制御を行う。XYステージ8の
最小移動量は目標とするデータの分解能により決定す
る。
【0022】Zステージ9はヘッド1を試料6に近づけ
るために使用される。ヘッド1を試料6に近づける手順
は、まず目標とするカンチレバー4の変位量をソフトウ
ェアに登録する。次にプリアンプ10の差分出力を監視
しながらヘッド1を試料6に接近させる。このとき、圧
電素子7は伸びきった状態、即ちカンチレバー4を試料
6に最も近づけた状態にしておく。カンチレバー4と試
料6が接触していない間は、差分出力に変動がないの
で、接近動作を継続する。カンチレバー4と試料6が接
触した瞬間に、差分出力に変化が生じる。ここでZステ
ージ9は一旦停止し、予め登録した目標値に差分出力が
一致するように圧電素子7の変位を調整する。測定開始
前の圧電素子7の長さは、伸縮両方向に均等に動けるよ
うに可動範囲の中心に位置することが望ましいので、最
後にZステージ9をゆっくりと上下させながら圧電素子
7を伸縮させ、カンチレバー4の変位を一定に維持しな
がら圧電素子7の長さを中立位置になるように調整し
て、接近作業を完了する。接近作業完了時には、カンチ
レバー4は予め登録された変位量だけたわみ、圧電素子
7は伸縮可動範囲の中立位置の状態となっている。カン
チレバー4の変位量は、試料6に対する接触圧力を極力
低減させるために、10nm以下に設定することが望ま
しい。
【0023】測定は次の手順で行われる。まず測定する
領域をソフトウェアに登録し、測定を開始する。試料6
を登載したXYステージ8は、指令に従って測定領域を
決められた速度で走査する。このときカンチレバー4は
試料6の凹凸に応じて上下に変位しようとし、光検出素
子5からプリアンプ10を経て出力される差分信号に設
定値からの偏差が生じる。この差分信号の変差を無くす
ように圧電素子7を制御することによって、カンチレバ
ー4の変位を一定に維持しつつ試料表面を走査すること
ができる。カンチレバー4の変位は一定に維持されてい
るので、試料表面の凹凸の高さ、即ち粗さ情報は、圧電
素子7の伸縮量と一致し、静電容量型センサー16によ
って測定される。
【0024】XYステージ8とZステージ9はステージ
コントローラ11を介して電装12により制御される。
電装12は、ステージコントローラ11に対する制御命
令のやり取り、圧電素子7を駆動する高圧電源や制御回
路、プリアンプ10から受け取った信号の電気的処理な
どの機能を持つ。
【0025】コンピュータ13は装置全体の制御と取得
したデータの画像処理および粗さ情報の演算を行い、処
理したデータをモニター14上に表示する。図5は、本
発明の第2の実施例であり、カンチレバーを試料面に対
して垂直に振動させる測定方式の表面粗さ計の構成を示
している。
【0026】図5において、半導体レーザー2、レンズ
3、光検出素子5により形成される変位検出系とカンチ
レバー4は実施例1と同じであり、振動子17が要素と
して追加されている。振動子17はカンチレバー4本体
に装着され、電装12の交流信号源に接続されている。
振動子17の材質は圧電素子7の材質と同様の圧電セラ
ミックスである。振動子17にカンチレバー4の共振周
波数と同じ周波数の交流信号を印加すると、カンチレバ
ー4はその共振周波数で強制振動させられる。この強制
振動状態で試料6の表面に接近させると、試料表面との
相互作用により、振動状態が変化する。このときの状態
変化を相殺するように圧電素子7を制御することによっ
て、実施例1と同様に試料表面の凹凸を検出することが
できる。具体的には状態変化とは、振動の振幅、周波
数、位相などの変化を意味する。
【0027】実施例1は従来の触針式表面粗さ計と同様
に、常時接触しながら試料表面をなぞっていく方式であ
るのに対して、実施例2の振動方式は、振動の1周期の
間に一回だけ試料に接触するためにカンチレバーと試料
が離れている時間の方が長く、接触と離脱を繰り返す方
式である。この方式には、試料表面の摩擦力の影響や、
試料表面の水分層や汚れによる吸着力の影響を低減でき
るという利点がある。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、試料表面
に加えられる接触圧力を従来の表面粗さ計よりも1/1
00〜1/10000に低減することができ、試料表面
の接触圧力による変形や破壊を防止し、正確な凹凸情報
を得ることが可能となる。
【0029】またチップ先端が曲率半径数十nmと尖っ
ているため、面内方向の分解能も従来の表面粗さ計より
も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる表面粗さ計の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】カンチレバーの説明図。
【図3】カンチレバー変位検出系の説明図。
【図4】従来の表面粗さ計の構成を示すブロック図。
【図5】本発明にかかる別の実施例を示す表面粗さ計の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 半導体レーザー 3 レンズ 4 カンチレバー 5 光検出素子 6 試料 7 圧電素子 8 XYステージ 9 Zステージ 10 プリアンプ 11 ステージコントローラ 12 電装 13 コンピュータ 14 モニター 16 静電容量型センサー 17 振動子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−83137(JP,A) 特開 平4−83138(JP,A) 特開 平4−120405(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01B 21/00 - 21/30 G01B 7/34 G01N 37/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料表面の凹凸を検出する触針と、半導
    体レーザー、レンズ、光検出素子より成り、触針の変位
    量をレーザー光を触針に照射しその反射光の位置ずれと
    して光検出素子にて検出する変位検出手段と、試料と触
    針を一定の距離に制御するための微動機構と、触針を試
    料に対して接近させるためのモーター駆動型Zステージ
    と、試料を触針に対して2次元的に走査させるモーター
    駆動型XYステージと、装置全体を制御するコンピュー
    タを有することを特徴とする表面粗さ計。
  2. 【請求項2】 上記触針が原子間力顕微鏡に使用される
    カンチレバーであることを特徴とする特許請求の範囲第
    一項記載の表面粗さ計。
  3. 【請求項3】 上記微動機構が圧電素子であることを特
    徴とする特許請求の範囲第一項記載の表面粗さ計。
  4. 【請求項4】 上記微動機構の変位を測定する変位測定
    手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第一項記
    載の表面粗さ計。
JP22395196A 1996-08-26 1996-08-26 原子間力顕微鏡型表面粗さ計 Expired - Lifetime JP2964317B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22395196A JP2964317B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 原子間力顕微鏡型表面粗さ計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22395196A JP2964317B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 原子間力顕微鏡型表面粗さ計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1062158A JPH1062158A (ja) 1998-03-06
JP2964317B2 true JP2964317B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=16806260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22395196A Expired - Lifetime JP2964317B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 原子間力顕微鏡型表面粗さ計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2964317B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203212A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fujitsu Ltd 結晶試料の形状評価方法および形状評価装置、プログラム

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6881954B1 (en) 1999-07-27 2005-04-19 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Scanning probe microscope and method of measurement
JP2006308709A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Tohoku Univ 顕微鏡ステージ、および、焦点位置計測装置と共焦点顕微鏡システム
CN104048611A (zh) * 2013-03-12 2014-09-17 昆山允可精密工业技术有限公司 测量力可控接触式测头
CN103941044B (zh) * 2014-04-06 2016-05-18 南开大学 原子力显微镜跨尺度高精度进样机构
JP2017181135A (ja) 2016-03-29 2017-10-05 株式会社日立ハイテクサイエンス 走査型プローブ顕微鏡及びそのプローブ接触検出方法
JP6885585B2 (ja) 2017-03-28 2021-06-16 株式会社日立ハイテクサイエンス 走査型プローブ顕微鏡、及びその走査方法
CN109238181B (zh) * 2018-09-29 2023-09-26 昆明理工大学 一种基于多级光杠杆的电梯轨道平整度检测系统及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203212A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fujitsu Ltd 結晶試料の形状評価方法および形状評価装置、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1062158A (ja) 1998-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0574234B1 (en) Automatic tip approach method and apparatus for scanning probe microscope
DE69734413T2 (de) Instrument mit Doppeltisch zum Abtasten eines Probenkörpers
US5742377A (en) Cantilever for scanning probe microscope including piezoelectric element and method of using the same
JP5000076B2 (ja) 力走査型プローブ顕微鏡
KR101410191B1 (ko) 고속 스캐닝 탐침 현미경 및 그 작동방법
US7425698B2 (en) Feedback influenced increased-quality-factor scanning probe microscope
US7478552B2 (en) Optical detection alignment/tracking method and apparatus
US5902928A (en) Controlling engagement of a scanning microscope probe with a segmented piezoelectric actuator
JPH05231863A (ja) 限界寸法測定装置及び方法
JP2964317B2 (ja) 原子間力顕微鏡型表面粗さ計
JP3069923B2 (ja) カンチレバー型プローブ及び原子間力顕微鏡、情報記録再生装置
JPH08233836A (ja) 走査型プローブ顕微鏡、並びにその高さ方向較正用基準器および較正方法
JP2005509864A (ja) 電子顕微鏡用測定デバイス
JPH11108976A (ja) 誘電率計測装置
JP4388559B2 (ja) 走査型近視野顕微鏡
JP3892184B2 (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JPH063397A (ja) 電位分布測定装置
JPH09119938A (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JPH09264897A (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JPH01195301A (ja) 表面機械特性測定装置
JPH0989550A (ja) 高精度表面形状測定方法及び装置
JP3008583B2 (ja) 原子間力顕微鏡およびその制御方法
JP3428403B2 (ja) フリクション・フォース・プローブ顕微鏡およびフリクション・フォース・プローブ顕微鏡を用いた原子種や材料の同定方法
JP2004069445A (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JPH10232240A (ja) 表面観察装置