JP2963785B2 - デジタル音源回路 - Google Patents

デジタル音源回路

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JP2963785B2
JP2963785B2 JP6993191A JP6993191A JP2963785B2 JP 2963785 B2 JP2963785 B2 JP 2963785B2 JP 6993191 A JP6993191 A JP 6993191A JP 6993191 A JP6993191 A JP 6993191A JP 2963785 B2 JP2963785 B2 JP 2963785B2
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啓一 小山
康政 加藤
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KAGA DENSHI KK
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KAGA DENSHI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル音源回路に関
し、音色を簡単に可変設定できるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊戯機器等に用いられている音源
回路はアナログ回路方式のものが主流である。この種の
アナログ音源回路はハードウェア構成が複雑であり、高
価であった。
【0003】そこで、デジタル回路方式による音源回路
(デジタル音源回路)が開発されてきたが、音色は矩形
波の幅により固定していて変化させることができなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術に鑑み、音色を簡単且つ豊富に可変設定することが
できるデジタル音源回路の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル音源回
路は、第1のデータに応じてクロックを分周する分周回
路と、デジタル・アナログ変換回路と、第2のデータで
指定された周期毎に第3のデータで指定された値を第4
のデータに加算する演算回路と、演算回路の出力データ
を分周回路の出力が特定の有意状態にあるときデジタル
・アナログ変換回路に与えるゲート回路とを具備するこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】第4のデータは音量設定用データであり、演算
回路を無視すれば、デジタル・アナログ変換回路の出力
は、ゲート回路が第3のデータを通すときは第3のデー
タに相当するレベルとなり、第3のデータを通さないと
きは特定の値、例えばゼロレベルとなる。このゲート回
路の動作は分周回路の出力に依存する。
【0007】音の周波数はゲート回路の動作の繰返し周
期で決まるが、この繰返し周期は第1のデータに応じて
クロックを分周した分周回路の出力パルスの周期である
から、第1のデータで音の周波数が決まる。
【0008】そして、演算回路は第4のデータに第2の
データで指定された周期毎に第3のデータで指定された
値だけ加算するから、演算回路の出力データをアナログ
信号に変換すると、第4のデータだけの場合に比べて高
調波成分等が異なり、音色が異なる。即ち、第2及び第
3のデータで音色が決まる。
【0009】従って、第1,第2,第3,第4の各デー
タを設定し、またデジタル・アナログ変換回路の出力を
適当に増幅してスピーカに与えれば、各データに応じた
周波数、音色、音量を持つ音がスピーカから出てくる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明を実施例
とともに説明する。
【0011】図1に本発明の一実施例に係るデジタル音
源回路の回路構成を示す。図1において、デジタル音源
回路1は分周回路2、演算回路3、ゲート回路4及びD
/A変換回路5を備えている。更に、本実施例では周波
数設定用データを12ビット、加算周期設定用データを
8ビット、加算値設定用データを1ビット、音量設定用
データを8ビットとし、これらのデータをマイクロコン
ピュータを用いた8ビットの外部機器から入力すること
を想定して、周波数設定用に2つの8ビットレジスタ6
と7、加算周期設定用に1つの8ビットレジスタ8、加
算値設定用に1つの8ビットレジスタ9、音量設定用に
1つの8ビットレジスタ10を備えている。また、外部
機器からの8ビットデータD7〜D0に対するバッファ
レジスタ11、前述の5つのレジスタ6〜10を指定す
る外部機器からのアドレスA2,A1,A0及びチップ
イネーブルCEに対するデコーダ12、並びに、外部機
器から与えられる1〜16MHz のクロックEXCKを分
周して0.5〜1MHz 程度の内部クロックCLKにする
ためのクロック発生回路13を備えている。このクロッ
ク発生回路13の分周比は外部機器から指定でき、バッ
ファレジスタ11を通して2ビットレジスタ14にデー
タを設定することにより、2分周、4分周、8分周、1
6分周のいずれかを選択できるようにしてある。各レジ
スタの読出しタイミングはクロックCLKに同期するよ
うにしてある。
【0012】分周回路2はクロック発生回路13からク
ロックCLKを入力し、12ビットの周波数設定用デー
タの数値がNであれば、N分周してゲート回路4に与え
る。なお、この12ビットデータのうち下位8ビットは
レジスタ6に、上位4ビットはレジスタ7の下位4ビッ
トに保持され、レジスタ7の上位4ビットは全て「0」
である。
【0013】分周回路2として、本実施例では12ビッ
トのダウンカウンタを用いており、12ビットの周波数
設定用データがセットされると、カウンタがクロックC
LKをN個数えてカウンタ値がゼロとなる毎に、クロッ
クCLKと同じ幅のパルスを出力する。図2(a)にN
=3のときの分周回路2の出力波形を示し、同図(b)
にN=10のときの出力波形を示す。
【0014】演算回路3はレジスタ8に設定された加算
周期のデータが示す数値MだけクロックCLKを計える
毎に、レジスタ9の下から5桁目のデータD4 に応じた
値を、レジスタ10に設定された音量設定データに累積
してゲート回路4に与える。本実施例ではレジスタ9の
データD4 が「1」のとき+4を加算し、「0」のとき
は−4を加算するものとしている。また、レジスタ9の
下から6桁目のデータD5 が「1」のとき演算回路3が
機能し、「0」のときは入力した音量設定用データをそ
のまま出力するようにしている。
【0015】ゲート回路4は演算回路3からの8ビット
データを入力し、分周回路2の出力2Aがハイレベルの
とき入力データを出力する8ビットのマルチプレクサで
あり、図3に8つのアンド回路15〜22を用いた等価
回路を示す。
【0016】このゲート回路4の出力4Aが8ビットの
デジタル音声信号であり、これを8ビットのD/A変換
回路5でアナログ信号に変換することにより、本デジタ
ル音源回路1の出力信号1Aとしている。図1中、23
は増幅器、24はスピーカである。
【0017】上述したデジタル音源回路1は積集回路化
してある。そして、本回路1を使用するに際しては、発
生させたい音の周波数、音色、音量の時系列的データを
パソコン等により予め作成しておき、アドレスA2,A
1,A0及びチップイネーブルCEを用いてレジスタ6
〜10を指定して、該当するレジスタのデータを順次更
新すれば良い。
【0018】
【発明の効果】本発明のデジタル音源回路は、演算回路
を内蔵して外部データに応じて音量を自動的に変化さ
せ、音色を簡単に可変設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデジタル音源回路の構成を
示す図。
【図2】分周回路の出力波形の例を示す図。
【図3】ゲート回路の構成例を示す図。
【符号の説明】
1 デジタル音源回路 2 分周回路 3 演算回路 4 ゲート回路 5 D/A変換回路 6,7 周波数設定データ用レジスタ 8 加算周期設定データ用レジスタ 9 加算値設定用レジスタ 10 音量設定データ用レジスタ 11 バッファレジスタ 12 デコーダ 13 クロック発生回路 14 2ビットレジスタ 15〜22 アンド回路 23 増幅器 24 スピーカ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のデータに応じてクロックを分周す
    る分周回路と、デジタル・アナログ変換回路と、第2の
    データで指定された周期毎に第3のデータで指定された
    値を第4のデータに加算する演算回路と、演算回路の出
    力データを分周回路の出力が特定の有意状態にあるとき
    デジタル・アナログ変換回路に与えるゲート回路とを具
    備することを特徴とするデジタル音源回路。
JP6993191A 1991-04-02 1991-04-02 デジタル音源回路 Expired - Lifetime JP2963785B2 (ja)

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JPH04304499A JPH04304499A (ja) 1992-10-27
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