JP2963398B2 - 形鋼切断方法およびその装置 - Google Patents

形鋼切断方法およびその装置

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JP2963398B2 JP23800096A JP23800096A JP2963398B2 JP 2963398 B2 JP2963398 B2 JP 2963398B2 JP 23800096 A JP23800096 A JP 23800096A JP 23800096 A JP23800096 A JP 23800096A JP 2963398 B2 JP2963398 B2 JP 2963398B2
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信之 立石
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溝形鋼、H形
鋼、T形鋼、I形鋼などの、フランジおよびウエブから
なる形鋼を切断する方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】形鋼の圧延において、熱間での分割また
は倍尺切断にホットソーが、また冷間での倍尺または注
文長さ切断にコールドソー、せん断機その他が広く用い
られている。一方現在では、高生産性に有利な長尺圧延
が主流であり、また切断面品質の改善がユーザーから要
求されるようになった。このため、平滑な切断面が得ら
れるエミリーソー、コールドソー、バンドソーなどが用
いられるケースが多くなってきた。しかし、これら切断
機は切断速度が遅く、また騒音や異臭などによる作業環
境の悪化を招いていた。せん断機は、上記問題を解決す
るものであり、高速切断が可能であり、作業環境を悪化
することもない。しかし、次のような問題があった。
【0003】せん断機では、形鋼を支持する固定刃、な
らびにフランジ切断刃およびウエブ切断刃とを備えた移
動刃を用いて形鋼を切断する。せん断機による形鋼の切
断には、シングルカットとダブルカットとがある。シン
グルカットは、1枚の固定刃で形鋼を支持し、固定刃に
隣接する移動刃で切断する。ダブルカットは、形鋼長手
方向に間隔をおいて配置した2枚の固定刃で形鋼を支持
し、両固定刃の間に隣接配置した移動刃で切断する。シ
ングルカットでは、移動刃側の切断部でウエブ外面の両
側端部が凹むように変形するとともに、切断面がむしれ
て平滑な切断面が得られない。ダブルカットでは、2枚
の固定刃で形鋼を支持するので上記切断部の変形はなく
なるが、切断面のむしれは残る。さらに、ダブルカット
では、2枚の固定刃のそれぞれの箇所で形鋼が切断され
るため、切断荷重がシングルカットに比べて約2倍にな
る。
【0004】また、形鋼を静止状態で斜めに切断するせ
ん断機がある。斜め切断では、形鋼を1枚または2枚の
固定刃で支え、移動刃を形鋼長手方向に直角な面内でフ
ランジに対し斜め方向に移動して切断する。シングルカ
ットで斜め切断する場合、切断面は平滑に仕上がるが、
前記ウエブ外面の両側端部が凹む変形は残る。切断部の
変形は、形鋼の外観を損なう。さらに、ウエブ外面どう
しを突き合わせて溶接接合する際に、ウエブ外面どうし
の間に生じる隙間のために、溶接欠陥が発生しやすい。
ダブルカットで斜め切断する場合、切断面のむしれはな
くなるが、切断荷重が更に増大する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、切断面の
形状が良好であり、切断面が平滑であるとともに、切断
荷重を低減することができる形鋼切断方法およびその装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の形鋼切断方法
は、フランジおよびウエブからなる形鋼を固定刃で支
え、フランジ切断刃とウエブ切断刃とを備えた移動刃を
形鋼長手方向に直角な面内でフランジに対し斜め方向に
移動して前記形鋼を切断する方法において、前記フラン
ジ切断刃の切込み量がフランジ厚みの15〜45%に達
したときに、前記ウエブ切断刃の刃先がウエブ面に接し
てウエブの切断を開始する。
【0007】フランジ厚みに対する、ウエブ切断開始時
におけるフランジ切込み量の比(フランジ切込み比)が
15%未満であると、ウエブ外面の両側端部の凹みが許
容限度以上に大きくなる。また、フランジ切込み比が4
5%を超えると、切断部のウエブ外面が形鋼内側に向か
って湾曲するように変形する。なお、従来の形鋼の斜め
切断では、フランジとウエブとをほとんど同時に切断を
開始していた。
【0008】特にシングルカットによる形鋼切断方法で
は、フランジおよびウエブからなる形鋼を固定刃で支
え、フランジ切断刃とウエブ切断刃とを備えた移動刃を
形鋼長手方向に直角な面内でフランジに対し斜め方向に
移動して前記形鋼を切断する方法において、前記フラン
ジ切断刃の切込み量Δt1 (mm)が下記の値(図2参
照)に達したときに、前記ウエブ切断刃の刃先がウエブ
面に接してウエブの切断を開始する。
【0009】Δt1 =k〔(B1 +B2 )/2−t2 〕 ただし、 k:補正係数(=0.15〜0.45) B1 :フランジ内面(ウエブ側の面)の延長面とウエブ
下面との交線からフランジ外面までの距離(mm) B2 :切断が外面より開始された側のフランジの外面か
ら、ウエブ切断開始時にウエブ上面に接したウエブ切断
刃の、前記フランジ外面寄りの刃先端までの距離(mm) t2 :ウエブ厚み(mm) 補正係数が0.15未満であると、ウエブ外面の両側端
部の凹みが許容限度以上に大きくなる。また、補正係数
が0.45を超えると、切断部のウエブ外面が形鋼内側
に向かって湾曲するように変形する。シングルカットの
場合、上記式を用いてウエブ切断開始時のフランジ切込
み量Δt1 を決めることにより、切断面形状および切断
面の平滑性を、より細かく調整することができる。
【0010】この発明の形鋼切断装置は、シングルカッ
トによる形鋼切断装置であって、固定刃、固定刃ホル
ダ、移動刃、移動刃ホルダ、および移動刃駆動装置を備
えている。固定刃は、形鋼が貫通する型穴を有し、固定
刃ホルダに保持されている。移動刃は、ウエブ切断刃と
フランジ切断刃とを有し、移動刃ホルダに保持されてい
る。さらに、前記移動刃は一方のフランジを切断する刃
先を持ったフランジ切断刃と、他方のフランジを切断す
る刃先およびウエブを切断する刃先を持ったフランジ・
ウエブ切断刃と、支持板とを備えている。前記フランジ
切断刃の段部と支持板の段部とで前記フランジ・ウエブ
切断刃の両側端が支持されている。フランジ切断刃と
ランジ・ウエブ切断刃とは相対位置が調整可能であり、
フランジ切断刃の切込み量がフランジ厚みの15〜45
%に達したときに、ウエブ切断刃の刃先がウエブ面に接
するようにフランジ切断刃とフランジ・ウエブ切断刃と
前記移動刃ホルダに保持されている。前記移動刃駆動
装置は、移動刃ホルダを斜め方向に移動する。
【0011】上記切断装置では、ウエブ切断開始時のフ
ランジ切込み量Δt1 が前記値となるように、ウエブ切
断刃の刃先とフランジ切断刃の刃先との相対位置を容易
に調整することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(a)は溝形鋼1と移動刃
4、図1(b)はH形鋼2と移動刃5、図1(c)はT
形鋼3と移動刃6とをそれぞれ示している。移動刃4、
5、6は、切断開始前の待機位置にある。移動刃4は、
フランジ切断刃7、8、およびウエブ切断刃9を備えて
いる。フランジ切断刃7は右側のフランジFA を外面か
ら切断し、フランジ切断刃8は左側のフランジFB を内
面から切断する。移動刃5は、移動刃4と同様にフラン
ジ切断刃7、8およびウエブ切断刃9を備えている。フ
ランジ切断刃8は、左側のフランジFB を切断するため
に上下に分かれている。移動刃6は、一つのフランジ切
断刃7および左右に分かれたウエブ切断刃9を備えてい
る。ウエブWの面に対する切断方向Mの角度(切断角
θ)は、形鋼の形状、寸法などにより異なり、実機また
は試験機について実験により求める。切断角θは経験的
に45゜〜70゜程度が望ましい。
【0013】ここで、溝形鋼の切断について説明する。
図1(a)に示すように、移動刃4のフランジ切断刃7
は一方のフランジFA との間にギャップF10、フランジ
切断刃8は他方のフランジFB との間にギャップF20
およびウエブ切断刃9とウエブWとの間にギャップT10
が、それぞれ生じるようにして待機している。移動刃4
を切断方向Mに移動すると、まずフランジFA の外側面
およびフランジFB の内側側面からほぼ同時に切断が開
始される。そして、フランジFA 、FB の切込み量
1 、F2 が前記Δt1 に達すると、図2に示すように
ウエブ切断刃9の刃先がウエブ面に接し、ウエブWの切
断が開始される。実験結果によると、フランジ切断刃
7、8の切込み量F1 、F2 がΔt1 に達した時点で
は、せん断による亀裂がフランジFA 、FB にすでに発
生しており、フランジFA 、FB が切断される直前であ
ることが分かった。適切なフランジ切込み比またはΔt
1 の値は、形鋼の材質、形状、寸法、固定刃と移動刃と
の間の隙間、刃の磨耗量、切断角θ、切断温度、切断面
の形状と表面性状の合否基準などによって変る。たとえ
ば、フランジ高さおよびウエブ幅が同じであっても、ウ
エブ厚みが薄くなると、フランジ切込み量を大きくしな
ければならない。適切なフランジ切込み比またはΔt1
の値は、実機または試験機について実験により求める。
フランジにテーパがついている場合、厚みの平均値をフ
ランジ厚みとする。以上、溝形鋼の切断について説明し
たが、H形鋼、T形鋼、I形鋼などの切断についても、
溝形鋼の切断と同様である。
【0014】図3は、この発明の溝形鋼切断装置の主要
部の一例を模式的に示す斜視図である。図4および図5
は、図3の装置主要部に装着される固定刃ユニットと移
動刃ユニットの正面図および側面図である。
【0015】これら図面に示すように、固定刃ユニット
15は固定刃ホルダ16と固定刃18とからなってい
る。固定刃ホルダ16はハウジング11内に固定されて
いる。固定刃ホルダ16には、板状の固定刃18が挿
入、固定されている。図6に示すように、固定刃18は
溝形鋼1の断面形状と同じ形状の型穴19を備えてお
り、溝形鋼1が型穴19を貫通する。型穴19の出口側
縁がフランジ切断刃先21、22、出口下縁がウエブ切
断刃先23となっている。
【0016】移動刃ユニット25は、移動刃ホルダ26
と移動刃アセンブリ28とからなっている。移動刃ホル
ダ26は、ハウジング11内に斜め方向に摺動可能に取
り付けられている。移動刃ホルダ26内に、移動刃アセ
ンブリ28が挿入、固定されている。図7に示すよう
に、移動刃アセンブリ28はフランジ切断刃29、フラ
ンジ・ウエブ切断刃33、および支持板37となってい
る。フランジ切断刃29の段部30と支持板37の段部
38とで、フランジ・ウエブ切断刃33を左右両側から
支持している。フランジ切断刃29は、段部30からフ
ランジ切断刃先31が下方に延びている。フランジ・ウ
エブ切断刃33は支持板37側の側縁がフランジ切断刃
先34、下縁がウエブ切断刃先35となっている。移動
刃ホルダ26の開口部27の上部とフランジ・ウエブ切
断刃33の上辺との間にライナ41が挿入されている。
ライナ41の厚みで、ウエブ切断開始時のフランジ切込
み量を調節する。たとえば、ライナ41を薄くすると、
フランジ切込み量が大きくなる。ハウジング11には、
水平面に対し傾斜した案内溝(図示しない)が設けられ
ている。移動刃ユニット25は、頂部に連結されたクラ
ンク機構(図示しない)により上記案内溝に沿って移動
する。クランク機構は、モータ(図示しない)によって
駆動される。
【0017】上記のように構成した切断装置を、圧延ラ
インに沿って移動可能な台車に搭載するようにしてもよ
い。台車が冷却装置または矯正装置から送られてきた溝
形鋼とともに移動する間に、溝形鋼は切断される。固定
刃および移動刃の複数セット(2〜6個程度)を並列
し、複数の形鋼を同時に切断することも可能である。
【0018】
【実施例】下記寸法の溝形鋼を、シングルカットにより
毎分15回切断した。 ウエブ :幅150 mm 、厚み6.5 mm フランジ:高さ75 mm 、平均厚み10.5 mm 移動刃のストロークは50〜70 mm であり、切断角θ
は55゜であった。
【0019】切断結果を表1および図8に示す。
【表1】
【0020】図8は、溝形鋼の切断面形状のスケッチで
ある。テストNo. 1〜5では、図8(1)〜(5)に示
すようにウエブ下面の両端部に凹みが発生している。テ
ストNo. 5では、ウエブ切断刃の刃先がウエブ面に接し
たときのフランジ切込み比は26.2%である。テスト
No. 6および7では、図8(6)〜(7)に示すように
ウエブ下面の両側端部の凹みはほぼなくなっている。テ
ストNo. 6および7において、ウエブ切断刃の刃先がウ
エブ面に接したときのフランジ切込み比は、それぞれ3
2.9%、39.5%である。テストNo. 8では、図8
(8)に示すようにウエブの下面が上方に向かって湾曲
している。テストNo. 8でのウエブ切断刃の刃先がウエ
ブ面に接したときのフランジ切込み比は52.9%であ
る。
【0021】表1の電流値の欄は、切断時のクランク機
構駆動用モータの電流値を示している。テストNo. 1に
比べて、テストNo. 6の電流値は69.2%であり、テ
ストNo. 7では67.3%である。したがって、テスト
No. 6および7は、切断断面形状が良好であるととも
に、切断荷重が大幅に減少することを示している。
【0022】シングルカットで切断したものと同じ材
質、寸法の溝形鋼を、ダブルカットで斜め切断した。切
断条件は、前記シングルカットの切断条件と同じであ
る。このときの切断荷重は、シングルカットに比べて約
2倍であった。次にフランジ切込み量がフランジ厚みの
30%に達したときに、ウエブの切断を開始して切断し
た。この場合、単に斜め切断した場合に比べて切断荷重
が約30%減少した。
【0023】
【発明の効果】この発明では、ウエブよりも先にフラン
ジの切断を開始し、フランジ切込み量があらかじめ決め
られた値に達すると、ウエブの切断が開始される。この
ことにより、形状が良好かつ平滑な形鋼切断面を得るこ
とができる。また、切断荷重が減少するので、切断装置
の小型・軽量化および原動機の出力低減を図ることが可
能である。さらに、せん断により形鋼を切断するので切
断時間が短く、形鋼圧延ラインの高速化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の形鋼切断方法を説明する図面であ
る。
【図2】この発明の方法により溝形鋼を切断する方法の
説明図である。
【図3】この発明の形鋼切断装置の主要部の一例を模式
的に示す斜視図である。
【図4】図3に示す装置に装着される固定刃ユニットお
よび移動刃ユニットの正面図である。
【図5】図3に示す装置に装着される固定刃ユニットお
よび移動刃ユニットの側面図である。
【図6】固定刃の斜視図である。
【図7】移動刃アセンブリの斜視図である。
【図8】フランジ切込み量の増加とともに変化する切断
面形状のスケッチである。
【符号の説明】
1 溝形鋼 2 H形鋼 3 T形鋼 4 溝形鋼切断用移動刃 5 H形鋼切断用移動刃 6 T形鋼切断用移動刃 7 フランジ切断刃 8 フランジ切断刃 9 ウエブ切断刃 11 ハウジング 15 固定刃ユニット 16 固定刃ホルダ 18 固定刃 25 移動刃ユニット 26 移動刃ホルダ 28 移動刃アセンブリ 41 ライナ F フランジ W ウエブ M 切断方向 θ 切断角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−57523(JP,A) 特開 平2−262909(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 23/00 B23D 35/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジおよびウエブからなる形鋼を固
    定刃で支え、フランジ切断刃とウエブ切断刃とを備えた
    移動刃を形鋼長手方向に直角な面内でフランジに対し斜
    め方向に移動して前記形鋼を切断する方法において、前
    記フランジ切断刃の切込み量がフランジ厚みの15〜4
    5%に達したときに、前記ウエブ切断刃の刃先がウエブ
    面に接してウエブの切断を開始することを特徴とする形
    鋼切断方法。
  2. 【請求項2】 フランジおよびウエブからなる形鋼を1
    枚の固定刃で支え、フランジ切断刃とウエブ切断刃とを
    備えた移動刃を形鋼長手方向に直角な面内でフランジに
    対し斜め方向に移動して前記形鋼を切断する方法におい
    て、前記フランジ切断刃の切込み量Δt1 (mm)が下記
    の値に達したときに、前記ウエブ切断刃の刃先がウエブ
    面に接してウエブの切断を開始することを特徴とする形
    鋼切断方法。 Δt1 =k〔(B1 +B2 )/2−t2 〕 ただし、 k:補正係数(=0.15〜0.45) B1 :フランジ内面(ウエブ側の面)の延長面とウエブ
    下面との交線からフランジ外面までの距離(mm) B2 :切断が外面より開始された側のフランジの外面か
    ら、ウエブ切断開始時にウエブ上面に接したウエブ切断
    刃の、前記フランジ外面寄りの刃先端までの距離(mm) t2 :ウエブ厚み(mm)
  3. 【請求項3】 形鋼が型穴を貫通する固定刃と、固定刃
    を保持する固定刃ホルダと、ウエブ切断刃とフランジ切
    断刃とを有する移動刃と、移動刃を保持する移動刃ホル
    ダと、移動刃ホルダを斜め方向に移動する駆動装置とを
    備えたシングルカットによる形鋼切断装置において、移
    動刃が一方のフランジを切断する刃先を持ったフランジ
    切断刃と、他方のフランジを切断する刃先およびウエブ
    を切断する刃先を持ったフランジ・ウエブ切断刃と、支
    持板とを備え、前記フランジ切断刃の段部と支持板の段
    部とで前記フランジ・ウエブ切断刃の両側端が支持され
    ており、フランジ切断刃とフランジ・ウエブ切断刃とは
    相対位置が調整可能であり、フランジ切断刃の切込み量
    がフランジ厚みの15〜45%にに達したときに、ウエ
    ブ切断刃の刃先がウエブ面に接するようにフランジ切断
    刃とフランジ・ウエブ切断刃とが前記移動刃ホルダに保
    持されていることを特徴とする形鋼切断装置。
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