JP2962472B2 - フレーム位相変換回路、クロスコネクト装置および受信装置 - Google Patents
フレーム位相変換回路、クロスコネクト装置および受信装置Info
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- JP2962472B2 JP2962472B2 JP10100794A JP10079498A JP2962472B2 JP 2962472 B2 JP2962472 B2 JP 2962472B2 JP 10100794 A JP10100794 A JP 10100794A JP 10079498 A JP10079498 A JP 10079498A JP 2962472 B2 JP2962472 B2 JP 2962472B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレーム構造を有する複
数の信号を時分割多重して伝送する装置において、上記
フレーム構造を有する複数の信号間のフレーム位相を整
合した上で伝送することを可能にするスタッフ処理方法
及び回路に関する。
数の信号を時分割多重して伝送する装置において、上記
フレーム構造を有する複数の信号間のフレーム位相を整
合した上で伝送することを可能にするスタッフ処理方法
及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、研究実用化報告第28巻第
7号のP210〜214に記載されているフレームアライナ
を、前記フレーム構造を有する複数の信号ごとに設け、
前記フレーム構造を有する複数の信号間の位相を揃え
る。
7号のP210〜214に記載されているフレームアライナ
を、前記フレーム構造を有する複数の信号ごとに設け、
前記フレーム構造を有する複数の信号間の位相を揃え
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CCITT勧告G.7
07、G.708、G.709では、フレーム構造を有
する複数の信号をバイト単位に時分割多重して伝送する
方式を採用している。このフレームにはポインタという
指示子があり、これによりフレーム構造を有する信号の
内部に含む情報の1フレーム内における位置を示す。ま
た、このフレーム構造を有する信号にはスタッフという
機能が備わっている。この機能により、フレームを伝送
する際に伝送路の温度変化等によって生じるワンダをス
タッフバイトにより吸収することができる。前記CCI
TTの勧告によるフレームを伝送装置で中継処理する場
合、スタッフを用いてワンダを吸収する。この場合、前
記フレーム構造を有する信号間のフレーム位相を整合
し、時間順序(以下、TSSIと称する。TSSIと
は、Time Slot Sequence Integrityの略である。)を保
証するためには、フレーム構造を有する複数の信号に対
して一斉にスタッフを実行しなければならない。
07、G.708、G.709では、フレーム構造を有
する複数の信号をバイト単位に時分割多重して伝送する
方式を採用している。このフレームにはポインタという
指示子があり、これによりフレーム構造を有する信号の
内部に含む情報の1フレーム内における位置を示す。ま
た、このフレーム構造を有する信号にはスタッフという
機能が備わっている。この機能により、フレームを伝送
する際に伝送路の温度変化等によって生じるワンダをス
タッフバイトにより吸収することができる。前記CCI
TTの勧告によるフレームを伝送装置で中継処理する場
合、スタッフを用いてワンダを吸収する。この場合、前
記フレーム構造を有する信号間のフレーム位相を整合
し、時間順序(以下、TSSIと称する。TSSIと
は、Time Slot Sequence Integrityの略である。)を保
証するためには、フレーム構造を有する複数の信号に対
して一斉にスタッフを実行しなければならない。
【0004】本発明の目的はフレーム位相変換を行う場
合において、同一伝送路を経由する前記フレーム構造を
有する複数の信号間のTSSIを保証することにある。
合において、同一伝送路を経由する前記フレーム構造を
有する複数の信号間のTSSIを保証することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、時分割多
重されたN個のフレーム構造を有する信号のフレーム位
相を変換する場合に、前記N個の信号ごとに独立にバッ
ファを設け、各バッファへのアクセスアドレスの決定と
スタッフ実行の判定を各バッファごとに独立に行い、各
バッファへのアクセスアドレスの決定方法とバッファへ
の書き込みアドレスと読み出しアドレスの差を用いたス
タッフ実行の判定条件を前記各フレーム構造を有する信
号の間で同一かつ時間軸上で一定とし、初期状態におけ
る各バッファへ与える書き込みアドレスと読み出しアド
レスとの差を各信号に対し等しくし、スタッフを実行し
ない読み出しと書き込みのアドレス差を各バッファ間で
単一とすることによって達成される。
重されたN個のフレーム構造を有する信号のフレーム位
相を変換する場合に、前記N個の信号ごとに独立にバッ
ファを設け、各バッファへのアクセスアドレスの決定と
スタッフ実行の判定を各バッファごとに独立に行い、各
バッファへのアクセスアドレスの決定方法とバッファへ
の書き込みアドレスと読み出しアドレスの差を用いたス
タッフ実行の判定条件を前記各フレーム構造を有する信
号の間で同一かつ時間軸上で一定とし、初期状態におけ
る各バッファへ与える書き込みアドレスと読み出しアド
レスとの差を各信号に対し等しくし、スタッフを実行し
ない読み出しと書き込みのアドレス差を各バッファ間で
単一とすることによって達成される。
【0006】
【作用】N個の信号ごとに独立に設けたバッファに、時
分割多重されたN個のフレーム構造を有する入力信号を
それぞれ入力フレーム位相に従って書き込み、出力フレ
ーム位相に従って読みだす。この際、初期状態における
各バッファへ与える書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとの差を各信号に対し等しくし、その後の各バッファ
へのアクセスアドレスの決定方法を各信号に対し等しく
且つ時間軸上で一定とする。従って、各信号のバッファ
を通過する遅延時間が常に等しくなるため、各信号のフ
レーム位相差を保存したままフレーム位相変換が行われ
る。また、バッファへの書き込みアドレスと読み出しア
ドレスの差を用いたスタッフ実行の判定条件を前記各フ
レーム構造を有する信号の間で同一かつ時間軸上で一定
とする。更に、スタッフを実行しない読み出しと書き込
みのアドレス差を唯一とする。従って、スタッフによ
る、フレーム位相のシフトも各信号において同時に行わ
れるため、多重化レベルに起因するスタッフは各信号に
おいて同時に実行され、信号間でフレーム位相のずれが
生じることはない。
分割多重されたN個のフレーム構造を有する入力信号を
それぞれ入力フレーム位相に従って書き込み、出力フレ
ーム位相に従って読みだす。この際、初期状態における
各バッファへ与える書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとの差を各信号に対し等しくし、その後の各バッファ
へのアクセスアドレスの決定方法を各信号に対し等しく
且つ時間軸上で一定とする。従って、各信号のバッファ
を通過する遅延時間が常に等しくなるため、各信号のフ
レーム位相差を保存したままフレーム位相変換が行われ
る。また、バッファへの書き込みアドレスと読み出しア
ドレスの差を用いたスタッフ実行の判定条件を前記各フ
レーム構造を有する信号の間で同一かつ時間軸上で一定
とする。更に、スタッフを実行しない読み出しと書き込
みのアドレス差を唯一とする。従って、スタッフによ
る、フレーム位相のシフトも各信号において同時に行わ
れるため、多重化レベルに起因するスタッフは各信号に
おいて同時に実行され、信号間でフレーム位相のずれが
生じることはない。
【0007】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を用いて説明す
る。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイウ
ェイ31上にバイト単位に多重された信号をバイト単位
で分離しハイウェイ32、33、34に出力する分離部
1と、ハイウェイ32上の信号を記憶するエラスティッ
クストアメモリ(以下ESと称する。)2と、ハイウェ
イ33上の信号を記憶するES3と、ハイウェイ34上
の信号を記憶するES4と、ES2とES3とES4に
受信クロック(以下、WCKと称する。)に従って信号
を書き込む際のアドレスを指示するES書き込み制御部
5と、ES2とES3とES4から装置クロック(以
下、RCKと称する。)に従って信号を読み出す際のア
ドレスを指示するES読み出し制御部6と、ES2とE
S3とES4に与える書き込みアドレスと読み出しアド
レスを比較するES位相比較部7と、ハイウェイ35上
の信号を記憶するバッファメモリ(以下バッファと称す
る。)11と、ハイウェイ36上の信号を記憶するバッ
ファ12と、ハイウェイ37上の信号を記憶するバッフ
ァ13と、ハイウェイ35上の信号のポインタ部分を処
理するポインタ処理部8と、ハイウェイ36上の信号の
ポインタ部分を処理するポインタ処理部9と、ハイウェ
イ37上の信号のポインタ部分を処理するポインタ処理
部10と、バッファ11に信号を書き込む際のアドレス
を指示する書き込み制御部14と、バッファ12に信号
を書き込む際のアドレスを指示する書き込み制御部15
と、バッファ13に信号を書き込む際のアドレスを指示
する書き込み制御部16と、バッファ11から信号を読
み出す際のアドレスを指示する読み出し制御部17と、
バッファ12から信号を読み出す際のアドレスを指示す
る読み出し制御部18と、バッファ13から信号を読み
出す際のアドレスを指示する読み出し制御部19と、バ
ッファ11から読み出す信号に付加するポインタを発生
するポインタ発生部20と、バッファ12から読み出す
信号に付加するポインタを発生するポインタ発生部21
と、バッファ13から読み出す信号に付加するポインタ
を発生するポインタ発生部22と、バッファ11に与え
る書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差によりス
タッフ実行を指示するスタッフ制御部23と、バッファ
12に与える書き込みアドレスと読み出しアドレスとの
差によりスタッフ実行を指示するスタッフ制御部24
と、バッファ13に与える書き込みアドレスと読み出し
アドレスとの差によりスタッフ実行を指示するスタッフ
制御部25と、ハイウェイ38上の信号にポインタを挿
入するポインタ挿入部26と、ハイウェイ39上の信号
にポインタを挿入するポインタ挿入部27と、ハイウェ
イ40上の信号にポインタを挿入するポインタ挿入部2
8と、前記バッファ11、12、13の書き込み側フレ
ームカウンタ29と、前記バッファ11、12、13の
読み出し側フレームカウンタ30とにより構成される。
る。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイウ
ェイ31上にバイト単位に多重された信号をバイト単位
で分離しハイウェイ32、33、34に出力する分離部
1と、ハイウェイ32上の信号を記憶するエラスティッ
クストアメモリ(以下ESと称する。)2と、ハイウェ
イ33上の信号を記憶するES3と、ハイウェイ34上
の信号を記憶するES4と、ES2とES3とES4に
受信クロック(以下、WCKと称する。)に従って信号
を書き込む際のアドレスを指示するES書き込み制御部
5と、ES2とES3とES4から装置クロック(以
下、RCKと称する。)に従って信号を読み出す際のア
ドレスを指示するES読み出し制御部6と、ES2とE
S3とES4に与える書き込みアドレスと読み出しアド
レスを比較するES位相比較部7と、ハイウェイ35上
の信号を記憶するバッファメモリ(以下バッファと称す
る。)11と、ハイウェイ36上の信号を記憶するバッ
ファ12と、ハイウェイ37上の信号を記憶するバッフ
ァ13と、ハイウェイ35上の信号のポインタ部分を処
理するポインタ処理部8と、ハイウェイ36上の信号の
ポインタ部分を処理するポインタ処理部9と、ハイウェ
イ37上の信号のポインタ部分を処理するポインタ処理
部10と、バッファ11に信号を書き込む際のアドレス
を指示する書き込み制御部14と、バッファ12に信号
を書き込む際のアドレスを指示する書き込み制御部15
と、バッファ13に信号を書き込む際のアドレスを指示
する書き込み制御部16と、バッファ11から信号を読
み出す際のアドレスを指示する読み出し制御部17と、
バッファ12から信号を読み出す際のアドレスを指示す
る読み出し制御部18と、バッファ13から信号を読み
出す際のアドレスを指示する読み出し制御部19と、バ
ッファ11から読み出す信号に付加するポインタを発生
するポインタ発生部20と、バッファ12から読み出す
信号に付加するポインタを発生するポインタ発生部21
と、バッファ13から読み出す信号に付加するポインタ
を発生するポインタ発生部22と、バッファ11に与え
る書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差によりス
タッフ実行を指示するスタッフ制御部23と、バッファ
12に与える書き込みアドレスと読み出しアドレスとの
差によりスタッフ実行を指示するスタッフ制御部24
と、バッファ13に与える書き込みアドレスと読み出し
アドレスとの差によりスタッフ実行を指示するスタッフ
制御部25と、ハイウェイ38上の信号にポインタを挿
入するポインタ挿入部26と、ハイウェイ39上の信号
にポインタを挿入するポインタ挿入部27と、ハイウェ
イ40上の信号にポインタを挿入するポインタ挿入部2
8と、前記バッファ11、12、13の書き込み側フレ
ームカウンタ29と、前記バッファ11、12、13の
読み出し側フレームカウンタ30とにより構成される。
【0008】上記実施例の動作説明の前に、処理対象と
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているSTM
−1フレームである。用いられるポインタの種類はAU
−32ポインタである。フレーム内には情報を収容する
3つのVC−32がバイト多重により収容され、ポイン
タがそれぞれのVC−32のSTM−1フレーム内での
先頭位置を示す。なお、以下では便宜上、AU−32に
セクションオーバーヘッドを付加したものをAU−32
と呼ぶ。
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているSTM
−1フレームである。用いられるポインタの種類はAU
−32ポインタである。フレーム内には情報を収容する
3つのVC−32がバイト多重により収容され、ポイン
タがそれぞれのVC−32のSTM−1フレーム内での
先頭位置を示す。なお、以下では便宜上、AU−32に
セクションオーバーヘッドを付加したものをAU−32
と呼ぶ。
【0009】図1に戻り、ハイウェイ31からはSTM
−1フレーム信号がバイト同期がとられている状態で8
ビット並列に展開されて入力される。分離部1はSTM
−1フレームを3個のAU−32に分離し、ハイウェイ
32、33、34上に送出する。ここでハイウェイ32
上のAU−32をAU−32#1、ハイウェイ33上の
AU−32をAU−32#2、ハイウェイ34上のAU
−32をAU−32#3とする。ES書き込み制御部5
はWCKに従って動作し、前記AU−32#1〜#3を
それぞれES2〜ES4に書き込む。この時、ES2〜
ES4には同じ書き込みアドレスが与えられている。E
S読み出し制御部6はRCKに従って動作し、前記AU
−32#1〜#3をそれぞれES2〜ES4から読み出
す。この時、ES2〜ES4には同じ読み出しアドレス
が与えられている。ここでWCKとRCKの速度には一
般に差があり、その差が前もって定めた基準を満たさな
くなった場合はその変動をESの2度読みまたは読みと
ばしによって吸収する。即ち、ES位相比較部7が書き
込みアドレスと読み出しアドレスの比較を行い、両者の
接近を検出し、ESの2度読みまたは読みとばしを指示
する。
−1フレーム信号がバイト同期がとられている状態で8
ビット並列に展開されて入力される。分離部1はSTM
−1フレームを3個のAU−32に分離し、ハイウェイ
32、33、34上に送出する。ここでハイウェイ32
上のAU−32をAU−32#1、ハイウェイ33上の
AU−32をAU−32#2、ハイウェイ34上のAU
−32をAU−32#3とする。ES書き込み制御部5
はWCKに従って動作し、前記AU−32#1〜#3を
それぞれES2〜ES4に書き込む。この時、ES2〜
ES4には同じ書き込みアドレスが与えられている。E
S読み出し制御部6はRCKに従って動作し、前記AU
−32#1〜#3をそれぞれES2〜ES4から読み出
す。この時、ES2〜ES4には同じ読み出しアドレス
が与えられている。ここでWCKとRCKの速度には一
般に差があり、その差が前もって定めた基準を満たさな
くなった場合はその変動をESの2度読みまたは読みと
ばしによって吸収する。即ち、ES位相比較部7が書き
込みアドレスと読み出しアドレスの比較を行い、両者の
接近を検出し、ESの2度読みまたは読みとばしを指示
する。
【0010】WCKに比べRCKの方が速いために読み
出しアドレスが書き込みアドレスに接近した場合、その
変化をES位相比較部7が検出し、ESの2度読みを行
うことによって、スタッフバイト(以下、ESPSバイ
ト)を前記各AU−32に同時に挿入する。以後これを
ESPSと呼ぶ。ESPSバイトを挿入する位置を図2
に示す。バッファ11〜13には、各AU−32のVC
−32部分のみを書き込む。前記ESPSバイトはバッ
ファ11〜13には書き込まない。このためESPSが
発生した場合は、バッファ11〜13の書き込みアドレ
スと読み出しアドレスとの間に接近が生じ、その接近を
スタッフ制御部23〜25が同時に検出し、AUポジテ
ィブスタッフを実行する。AUポジティブスタッフを実
行する場合はCCITTの勧告G.707、708、7
09に定めるAUポジティブスタッフバイトの位置にお
いて読み出し制御部17、18、19はそれぞれバッフ
ァ11〜13からの読み出しを停止する。これによりA
Uポジティブスタッフバイトを挿入する。ただし当該A
U−32上にすでにスタッフが実行されている場合に
は、当該フレームの4フレーム後にスタッフを実行す
る。
出しアドレスが書き込みアドレスに接近した場合、その
変化をES位相比較部7が検出し、ESの2度読みを行
うことによって、スタッフバイト(以下、ESPSバイ
ト)を前記各AU−32に同時に挿入する。以後これを
ESPSと呼ぶ。ESPSバイトを挿入する位置を図2
に示す。バッファ11〜13には、各AU−32のVC
−32部分のみを書き込む。前記ESPSバイトはバッ
ファ11〜13には書き込まない。このためESPSが
発生した場合は、バッファ11〜13の書き込みアドレ
スと読み出しアドレスとの間に接近が生じ、その接近を
スタッフ制御部23〜25が同時に検出し、AUポジテ
ィブスタッフを実行する。AUポジティブスタッフを実
行する場合はCCITTの勧告G.707、708、7
09に定めるAUポジティブスタッフバイトの位置にお
いて読み出し制御部17、18、19はそれぞれバッフ
ァ11〜13からの読み出しを停止する。これによりA
Uポジティブスタッフバイトを挿入する。ただし当該A
U−32上にすでにスタッフが実行されている場合に
は、当該フレームの4フレーム後にスタッフを実行す
る。
【0011】次にWCKに比べRCKの方が遅いために
書き込みアドレスが読み出しアドレスに接近した場合、
その変化をES位相比較部7が検出し、セクションオー
バーヘッドの1バイトを読みとばす。以下これをESN
Sと呼ぶ。読みとばしを行う位置を図3に示す。結果と
してAU−32の1フレームが通常より1バイト分短く
なる。バッファ11〜13には、各AU−32のVC−
32部分のみを書き込む。従って読みとばしが生じた場
合、バッファ11〜13の書き込みアドレスと読み出し
アドレスとの間に同時に接近が生じ、その接近をスタッ
フ制御部23〜25が同時に検出し、AUネガティブス
タッフを実行する。AUネガティブスタッフを実行する
場合はCCITTの勧告G.707、708、709に
定めるAUネガティブスタッフバイトの位置において読
み出し制御部17、18、19はそれぞれバッファ11
〜13からの読み出しを行う。ただし当該AU−32上
にすでにスタッフが実行されている場合には、当該フレ
ームの4フレーム後にスタッフを実行する。
書き込みアドレスが読み出しアドレスに接近した場合、
その変化をES位相比較部7が検出し、セクションオー
バーヘッドの1バイトを読みとばす。以下これをESN
Sと呼ぶ。読みとばしを行う位置を図3に示す。結果と
してAU−32の1フレームが通常より1バイト分短く
なる。バッファ11〜13には、各AU−32のVC−
32部分のみを書き込む。従って読みとばしが生じた場
合、バッファ11〜13の書き込みアドレスと読み出し
アドレスとの間に同時に接近が生じ、その接近をスタッ
フ制御部23〜25が同時に検出し、AUネガティブス
タッフを実行する。AUネガティブスタッフを実行する
場合はCCITTの勧告G.707、708、709に
定めるAUネガティブスタッフバイトの位置において読
み出し制御部17、18、19はそれぞれバッファ11
〜13からの読み出しを行う。ただし当該AU−32上
にすでにスタッフが実行されている場合には、当該フレ
ームの4フレーム後にスタッフを実行する。
【0012】本実施例ではメモリをESとバッファとに
分けることにより、1方のメモリでクロックの乗せ換え
を行い、かつワンダ吸収のためのESの2度読みまたは
読みとばしを実行するかどうかのアナログ的判断を1つ
の位相比較器で行うことで各AU−32#1〜#3に同
時にスタッフを発生させ、後段のバッファでスタッフを
実行できるので、各AU−32間においてフレーム位相
を揃えた上で伝送が可能となる。また独立なフレーム位
相を持つ入力信号に対しては、独立なフレーム位相変換
が可能となる。
分けることにより、1方のメモリでクロックの乗せ換え
を行い、かつワンダ吸収のためのESの2度読みまたは
読みとばしを実行するかどうかのアナログ的判断を1つ
の位相比較器で行うことで各AU−32#1〜#3に同
時にスタッフを発生させ、後段のバッファでスタッフを
実行できるので、各AU−32間においてフレーム位相
を揃えた上で伝送が可能となる。また独立なフレーム位
相を持つ入力信号に対しては、独立なフレーム位相変換
が可能となる。
【0013】本発明の第2の実施例を図4を用いて説明
する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイ
ウェイ112上にバイト単位に多重された信号を記憶す
るバッファメモリ(以下ESと称する。)101と、E
S101に受信クロック(以下、WCKと称する。)に
従って信号を書き込む際のアドレスを指示するES書き
込み制御部102と、ES101から装置クロック(以
下、RCKと称する。)に従って信号を読み出す際のア
ドレスを指示するES読み出し制御部103と、ES1
01に与える書き込みアドレスと読み出しアドレスを比
較するES位相比較部104と、バッファメモリ(以下
バッファと称する。)105と、バッファ105に信号
を多重処理により書き込む際のアドレスを指示する書き
込み制御部107と、バッファ105から信号を多重処
理により読み出す際のアドレスを指示する読み出し制御
部108と、バッファ105に与える書き込みアドレス
と読み出しアドレスとの差により前記読み出し制御部1
08を制御するスタッフ制御部109と、ハイウェイ1
13上の信号のうちのポインタ部分を処理するポインタ
処理部106と、バッファ105から読み出す信号に付
加するポインタを発生するポインタ発生部110と、ハ
イウェイ114上の信号にポインタを挿入するポインタ
挿入部111とにより構成される。
する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイ
ウェイ112上にバイト単位に多重された信号を記憶す
るバッファメモリ(以下ESと称する。)101と、E
S101に受信クロック(以下、WCKと称する。)に
従って信号を書き込む際のアドレスを指示するES書き
込み制御部102と、ES101から装置クロック(以
下、RCKと称する。)に従って信号を読み出す際のア
ドレスを指示するES読み出し制御部103と、ES1
01に与える書き込みアドレスと読み出しアドレスを比
較するES位相比較部104と、バッファメモリ(以下
バッファと称する。)105と、バッファ105に信号
を多重処理により書き込む際のアドレスを指示する書き
込み制御部107と、バッファ105から信号を多重処
理により読み出す際のアドレスを指示する読み出し制御
部108と、バッファ105に与える書き込みアドレス
と読み出しアドレスとの差により前記読み出し制御部1
08を制御するスタッフ制御部109と、ハイウェイ1
13上の信号のうちのポインタ部分を処理するポインタ
処理部106と、バッファ105から読み出す信号に付
加するポインタを発生するポインタ発生部110と、ハ
イウェイ114上の信号にポインタを挿入するポインタ
挿入部111とにより構成される。
【0014】処理対象とする信号は国際電信電話諮問委
員会(CCITT)の勧告G.707、708、709
に定められているSTM−1フレームであり、ポインタ
の種類はAU−32ポインタである。フレーム内には情
報を収容する3つのVC−32がバイト多重により収容
され、ポインタがそれぞれのVC−32のSTM−1フ
レーム内での先頭位置を示す。なお以下では便宜上、A
U−32にセクションオーバーヘッドを付加したものを
AU−32と呼ぶことにする。
員会(CCITT)の勧告G.707、708、709
に定められているSTM−1フレームであり、ポインタ
の種類はAU−32ポインタである。フレーム内には情
報を収容する3つのVC−32がバイト多重により収容
され、ポインタがそれぞれのVC−32のSTM−1フ
レーム内での先頭位置を示す。なお以下では便宜上、A
U−32にセクションオーバーヘッドを付加したものを
AU−32と呼ぶことにする。
【0015】図4に戻り、ハイウェイ112からは上述
したSTM−1フレーム信号がバイト同期がとられてい
る状態で8ビット並列に展開されて入力される。ここで
STM−1フレーム内の各AU−32に番号付けを行
い、伝送される順番にそれぞれAU−32#1、AU−
32#2、AU−32#3とする。ES書き込み制御部
102はWCKに従って動作し、STM−1をES10
1に書き込む。ES読み出し制御部103はRCKに従
って前記AU−32#1〜#3をES101から読み出
す。ここでWCKとRCKの速度には一般に差があり、
その差が前もって定めた基準を満たさなくなった場合は
その変動を吸収する。即ち、ES位相比較部104が書
き込みアドレスと読み出しアドレスの比較を行い、両者
の接近を検出し、ESの2度読みまたは読みとばしによ
り両者を引き離す。この判断は1フレームに1回だけ読
み出しフレームの特定位置において行う。
したSTM−1フレーム信号がバイト同期がとられてい
る状態で8ビット並列に展開されて入力される。ここで
STM−1フレーム内の各AU−32に番号付けを行
い、伝送される順番にそれぞれAU−32#1、AU−
32#2、AU−32#3とする。ES書き込み制御部
102はWCKに従って動作し、STM−1をES10
1に書き込む。ES読み出し制御部103はRCKに従
って前記AU−32#1〜#3をES101から読み出
す。ここでWCKとRCKの速度には一般に差があり、
その差が前もって定めた基準を満たさなくなった場合は
その変動を吸収する。即ち、ES位相比較部104が書
き込みアドレスと読み出しアドレスの比較を行い、両者
の接近を検出し、ESの2度読みまたは読みとばしによ
り両者を引き離す。この判断は1フレームに1回だけ読
み出しフレームの特定位置において行う。
【0016】WCKに比べRCKの方が速いために書き
込みアドレスが読み出しアドレスに接近した場合、その
変化をES位相比較部104が検出し、ESの2度読み
を行うことによってスタッフバイト(以下、ESPSバ
イト)を前記AU−32#1に挿入する。これを以下E
SPSと呼ぶ。ESPSバイトを挿入する位置を図2に
示す。バッファ105には、各AU−32のVC−32
部分のみを書き込む。前記ESPSバイトはバッファ1
05には書き込まない。このためESPSバイトが発生
した場合は、バッファ105の書き込み多重処理位相が
変化し、ESPSが数回蓄積した場合にAUポジティブ
スタッフを実行する。その動作を以下に詳細に説明す
る。バッファ105はSTM−1フレーム内に多重化さ
れているAU−32単位にバンク分けされている。アド
レスとしてはAU−32#1に10番台を、AU−32
#2には20番台を、AU−32#3には30番台を割
当てる。スタッフを行うかどうかの判断は書き込みアド
レスと読み出しアドレスの差により判断する。バッファ
105へ与えられる読み出しアドレスに対する書き込み
アドレスの位相が当初図5の(A)の関係にあったもの
が、WCKとRCKの速度の差によるESの2度読みに
よって、図5の(B)のように変化する。アドレスの比
較は各AUごとにRBLK1とWBLK1との間で行わ
れる。各AU−32の読み出しアドレスと書き込みアド
レスの差は(A)の場合も(B)の場合も5であり、変
化していない。さらにWCKとRCKの速度差が進み、
バッファ105へ与えられる読み出しアドレスに対する
書き込みアドレスの位相が図5の(B)の関係にあった
ものが図5の(C)のように変化したとする。この場合
もRBLK1とWBLK1を比較するので各AU−32
の読み出しアドレスと書き込みアドレスの差は変化しな
い。さらにWCKとRCKの速度差が進み、バッファ1
05へ与えられる読み出しアドレスに対する書き込みア
ドレスの位相が図5の(C)の関係にあったものが図5
の(D)のように変化したとする。この場合、スタッフ
制御部119はRBLK2とWBLK1との間でアドレ
スを比較する。この時、初めて各AU−32の読み出し
アドレスと書き込みアドレスの差に変化が一斉に起こ
る。つまり今まで5であったものがここで4になる。そ
の変化をスタッフ制御部109が検出し、AU−32#
1〜#3を読み出す際にAUポジティブスタッフを実行
する。即ち、CCITTの勧告G.707、708、7
09に定めるAUポジティブスタッフバイトの位置にお
いて読み出し制御部108はバッファ105からの読み
出しを停止する。これによりAUポジティブスタッフバ
イトを挿入する。ただし当該AU−32上にすでにスタ
ッフが実行されている場合には、当該フレームの4フレ
ーム後にスタッフを実行する。
込みアドレスが読み出しアドレスに接近した場合、その
変化をES位相比較部104が検出し、ESの2度読み
を行うことによってスタッフバイト(以下、ESPSバ
イト)を前記AU−32#1に挿入する。これを以下E
SPSと呼ぶ。ESPSバイトを挿入する位置を図2に
示す。バッファ105には、各AU−32のVC−32
部分のみを書き込む。前記ESPSバイトはバッファ1
05には書き込まない。このためESPSバイトが発生
した場合は、バッファ105の書き込み多重処理位相が
変化し、ESPSが数回蓄積した場合にAUポジティブ
スタッフを実行する。その動作を以下に詳細に説明す
る。バッファ105はSTM−1フレーム内に多重化さ
れているAU−32単位にバンク分けされている。アド
レスとしてはAU−32#1に10番台を、AU−32
#2には20番台を、AU−32#3には30番台を割
当てる。スタッフを行うかどうかの判断は書き込みアド
レスと読み出しアドレスの差により判断する。バッファ
105へ与えられる読み出しアドレスに対する書き込み
アドレスの位相が当初図5の(A)の関係にあったもの
が、WCKとRCKの速度の差によるESの2度読みに
よって、図5の(B)のように変化する。アドレスの比
較は各AUごとにRBLK1とWBLK1との間で行わ
れる。各AU−32の読み出しアドレスと書き込みアド
レスの差は(A)の場合も(B)の場合も5であり、変
化していない。さらにWCKとRCKの速度差が進み、
バッファ105へ与えられる読み出しアドレスに対する
書き込みアドレスの位相が図5の(B)の関係にあった
ものが図5の(C)のように変化したとする。この場合
もRBLK1とWBLK1を比較するので各AU−32
の読み出しアドレスと書き込みアドレスの差は変化しな
い。さらにWCKとRCKの速度差が進み、バッファ1
05へ与えられる読み出しアドレスに対する書き込みア
ドレスの位相が図5の(C)の関係にあったものが図5
の(D)のように変化したとする。この場合、スタッフ
制御部119はRBLK2とWBLK1との間でアドレ
スを比較する。この時、初めて各AU−32の読み出し
アドレスと書き込みアドレスの差に変化が一斉に起こ
る。つまり今まで5であったものがここで4になる。そ
の変化をスタッフ制御部109が検出し、AU−32#
1〜#3を読み出す際にAUポジティブスタッフを実行
する。即ち、CCITTの勧告G.707、708、7
09に定めるAUポジティブスタッフバイトの位置にお
いて読み出し制御部108はバッファ105からの読み
出しを停止する。これによりAUポジティブスタッフバ
イトを挿入する。ただし当該AU−32上にすでにスタ
ッフが実行されている場合には、当該フレームの4フレ
ーム後にスタッフを実行する。
【0017】次にWCKに比べRCKの方が遅いために
書き込みアドレスが読み出しアドレスに接近した場合、
その変化をES位相比較部104が検出し、前記AU−
32#1に対し読みとばしを行う。これを以下ESNS
と呼ぶ。ESNSを実行する位置を図3に示す。バッフ
ァ105には、各AU−32のVC−32部分のみを書
き込む。前記ESNS実行時はフレーム長が通常時より
1バイト分短くなる。このためESNS時は、書き込み
の多重処理位相が変化し、ESNSが数回蓄積した場合
にバッファ105の書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとの間に接近が生じ、その接近をスタッフ制御部10
9が検出し、AUネガティブスタッフを実行する。その
動作を以下に詳細に説明する。バッファ105はSTM
−1フレーム内に存在するAU−32単位にバンク分け
されている。アドレスとしてはAU−32#1に10番
台を、AU−32#2には20番台を、AU−32#3
には30番台を割り当てる。スタッフを行うかどうかの
判断は書き込みアドレスと読み出しアドレスの差により
判断する。バッファ105へ与えられる読み出しアドレ
スに対する書き込みアドレスの位相が当初図6の(A)
の関係にあったものが、WCKとRCKの速度の差によ
るESの読みとばしによって、図6の(B)のように変
化する。アドレスの比較は各AUごとにRBLK1とW
BLK1との間で行う。各AU−32の読み出しアドレ
スと書き込みアドレスの差は(A)の場合も(B)の場
合も5であり、変化していない。さらにWCKとRCK
の速度差が進み、バッファ105へ与えられる読み出し
アドレスに対する書き込みアドレスの位相が図6の
(B)の関係にあったものが図6の(C)のように変化
したとする。この場合もRBLK1とWBLK1との間
でアドレスを比較するので各AU−32の読み出しアド
レスと書き込みアドレスの差は変化しない。さらにWC
KとRCKの速度差が進み、バッファ105へ与えられ
る読み出しアドレスに対する書き込みアドレスの位相が
図6の(C)の関係にあったものが図6の(D)のよう
に変化したとする。この場合はRBLK0とWBLK1
を比較する。ここで各AU−32の読み出しアドレスと
書き込みアドレスの差に変化が一斉に起こる。つまり今
まで5であったものがここで6になる。その変化をスタ
ッフ制御部109が検出し、AU−32#1〜#3を読
み出す際にAUネガティブスタッフを実行する。即ち、
CCITTの勧告G.707、708、709に定める
AUネガティブスタッフの位置において読み出し制御部
108はバッファ105からの読み出しを行う。ただし
当該AU−32上にすでにジャスティフィケーションが
実行されている場合には、当該フレームの4フレーム後
にスタッフを実行する。
書き込みアドレスが読み出しアドレスに接近した場合、
その変化をES位相比較部104が検出し、前記AU−
32#1に対し読みとばしを行う。これを以下ESNS
と呼ぶ。ESNSを実行する位置を図3に示す。バッフ
ァ105には、各AU−32のVC−32部分のみを書
き込む。前記ESNS実行時はフレーム長が通常時より
1バイト分短くなる。このためESNS時は、書き込み
の多重処理位相が変化し、ESNSが数回蓄積した場合
にバッファ105の書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとの間に接近が生じ、その接近をスタッフ制御部10
9が検出し、AUネガティブスタッフを実行する。その
動作を以下に詳細に説明する。バッファ105はSTM
−1フレーム内に存在するAU−32単位にバンク分け
されている。アドレスとしてはAU−32#1に10番
台を、AU−32#2には20番台を、AU−32#3
には30番台を割り当てる。スタッフを行うかどうかの
判断は書き込みアドレスと読み出しアドレスの差により
判断する。バッファ105へ与えられる読み出しアドレ
スに対する書き込みアドレスの位相が当初図6の(A)
の関係にあったものが、WCKとRCKの速度の差によ
るESの読みとばしによって、図6の(B)のように変
化する。アドレスの比較は各AUごとにRBLK1とW
BLK1との間で行う。各AU−32の読み出しアドレ
スと書き込みアドレスの差は(A)の場合も(B)の場
合も5であり、変化していない。さらにWCKとRCK
の速度差が進み、バッファ105へ与えられる読み出し
アドレスに対する書き込みアドレスの位相が図6の
(B)の関係にあったものが図6の(C)のように変化
したとする。この場合もRBLK1とWBLK1との間
でアドレスを比較するので各AU−32の読み出しアド
レスと書き込みアドレスの差は変化しない。さらにWC
KとRCKの速度差が進み、バッファ105へ与えられ
る読み出しアドレスに対する書き込みアドレスの位相が
図6の(C)の関係にあったものが図6の(D)のよう
に変化したとする。この場合はRBLK0とWBLK1
を比較する。ここで各AU−32の読み出しアドレスと
書き込みアドレスの差に変化が一斉に起こる。つまり今
まで5であったものがここで6になる。その変化をスタ
ッフ制御部109が検出し、AU−32#1〜#3を読
み出す際にAUネガティブスタッフを実行する。即ち、
CCITTの勧告G.707、708、709に定める
AUネガティブスタッフの位置において読み出し制御部
108はバッファ105からの読み出しを行う。ただし
当該AU−32上にすでにジャスティフィケーションが
実行されている場合には、当該フレームの4フレーム後
にスタッフを実行する。
【0018】本実施例ではメモリを分けることにより、
1方のバッファでクロックの乗せ換えを行い、かつワン
ダ吸収のためのESの2度読みまたは読みとばしを実行
するかどうかの判断を1つの位相比較器で行うことによ
り、後段のメモリにおいて各AU−32#1〜#3に同
時にスタッフを発生させることができるので、各AU−
32間においてフレーム位相を保存したままフレーム位
相変換が行われる。
1方のバッファでクロックの乗せ換えを行い、かつワン
ダ吸収のためのESの2度読みまたは読みとばしを実行
するかどうかの判断を1つの位相比較器で行うことによ
り、後段のメモリにおいて各AU−32#1〜#3に同
時にスタッフを発生させることができるので、各AU−
32間においてフレーム位相を保存したままフレーム位
相変換が行われる。
【0019】本発明の第3の実施例を図7を用いて説明
する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイ
ウェイ210上にバイト単位に同期がとられた状態で8
ビット並列に展開された受信信号のワンダを吸収するワ
ンダ吸収部201と、ハイウェイ211上の信号を多重
処理により記憶するバッファ202と、ハイウェイ21
1上のポインタを多重処理するポインタ処理部203
と、ハイウェイ211上の信号をバッファ202に書き
込む際の書き込みアドレスを指示する書き込み制御部2
04と、バッファ202から信号を読み出す際のアドレ
スを指示する読み出し制御部205と、バッファに与え
る書き込みアドレスと読み出しアドレスを多重処理によ
り比較し前記読み出し制御部205を制御する位相比較
部206と、バッファ202から読み出す信号に付加す
るポインタを発生するポインタ発生部207と、ポイン
タ発生部からのポインタ値をハイウェイ212上の信号
に挿入するポインタ挿入部208により構成される。
する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイ
ウェイ210上にバイト単位に同期がとられた状態で8
ビット並列に展開された受信信号のワンダを吸収するワ
ンダ吸収部201と、ハイウェイ211上の信号を多重
処理により記憶するバッファ202と、ハイウェイ21
1上のポインタを多重処理するポインタ処理部203
と、ハイウェイ211上の信号をバッファ202に書き
込む際の書き込みアドレスを指示する書き込み制御部2
04と、バッファ202から信号を読み出す際のアドレ
スを指示する読み出し制御部205と、バッファに与え
る書き込みアドレスと読み出しアドレスを多重処理によ
り比較し前記読み出し制御部205を制御する位相比較
部206と、バッファ202から読み出す信号に付加す
るポインタを発生するポインタ発生部207と、ポイン
タ発生部からのポインタ値をハイウェイ212上の信号
に挿入するポインタ挿入部208により構成される。
【0020】上記実施例の動作説明の前に、処理対象と
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているAU−
32にセクションオーバーヘッドを付加したフレーム
(以下、AU−32フレームと称する。)である。VC
−32内に用いられるTUのポインタの種類はTU−2
1ポインタである。フレーム内には情報を収容する7つ
のTU−21がバイト多重により収容されている。以下
それぞれのTU−21をTU−21#1〜TU−21#
7と称する。図7に戻り、ハイウェイ210上には上述
したAU−32フレーム信号がバイト同期がとられてい
る状態で8ビット並列に展開されて入力される。ワンダ
吸収部201では実施例1もしくは2に示した方式によ
りワンダをAU−32ポインタのスタッフに変換し、ハ
イウェイ211上に送出する。ポインタ処理部203は
AU−32ポインタを検出し、VC−32の先頭を検出
する。これによりVC−32内の7つのTU−21のう
ちのTU−21#1の位置がわかる。バッファ202は
各TU−21毎にバンク分けされている。アドレスとし
てはTU−21#1には10番台を、TU−21#2に
は20番台を、TU−21#3には30番台を、TU−
21#4には40番台を、TU−21#5には50番台
を、TU−21#6には60番台を、TU−21#7に
は70番台を割当てる。そして書き込み制御部204は
各TU−21毎にバッファ202への書き込みアドレス
を指示する。また読み出し制御部205はTU−21#
1から順番にバッファ202から読み出す際のアドレス
を指示する。この時書き込み制御部204と読み出し制
御部205は同じクロックで動作する。
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているAU−
32にセクションオーバーヘッドを付加したフレーム
(以下、AU−32フレームと称する。)である。VC
−32内に用いられるTUのポインタの種類はTU−2
1ポインタである。フレーム内には情報を収容する7つ
のTU−21がバイト多重により収容されている。以下
それぞれのTU−21をTU−21#1〜TU−21#
7と称する。図7に戻り、ハイウェイ210上には上述
したAU−32フレーム信号がバイト同期がとられてい
る状態で8ビット並列に展開されて入力される。ワンダ
吸収部201では実施例1もしくは2に示した方式によ
りワンダをAU−32ポインタのスタッフに変換し、ハ
イウェイ211上に送出する。ポインタ処理部203は
AU−32ポインタを検出し、VC−32の先頭を検出
する。これによりVC−32内の7つのTU−21のう
ちのTU−21#1の位置がわかる。バッファ202は
各TU−21毎にバンク分けされている。アドレスとし
てはTU−21#1には10番台を、TU−21#2に
は20番台を、TU−21#3には30番台を、TU−
21#4には40番台を、TU−21#5には50番台
を、TU−21#6には60番台を、TU−21#7に
は70番台を割当てる。そして書き込み制御部204は
各TU−21毎にバッファ202への書き込みアドレス
を指示する。また読み出し制御部205はTU−21#
1から順番にバッファ202から読み出す際のアドレス
を指示する。この時書き込み制御部204と読み出し制
御部205は同じクロックで動作する。
【0021】この回路の機能のうちで最も重要なものは
AU−32ポインタのスタッフをTU−21ポインタの
TUスタッフに変換する機能である。この場合VC−3
2内の各TU−21間のフレーム位相差を保存し、時間
順序(以下TSSIと称する。)が保証されて入力され
るTU−21間の出力側におけるTSSIを保証するた
めには、各TU−21のスタッフを同時に実行する必要
が有る。すなわち本実施例の場合TU−21は7つ存在
するので、7つのTU−21に同時にスタッフを実行す
る必要が有る。以下その動作について説明する。
AU−32ポインタのスタッフをTU−21ポインタの
TUスタッフに変換する機能である。この場合VC−3
2内の各TU−21間のフレーム位相差を保存し、時間
順序(以下TSSIと称する。)が保証されて入力され
るTU−21間の出力側におけるTSSIを保証するた
めには、各TU−21のスタッフを同時に実行する必要
が有る。すなわち本実施例の場合TU−21は7つ存在
するので、7つのTU−21に同時にスタッフを実行す
る必要が有る。以下その動作について説明する。
【0022】まず各TUの読み出しアドレスに対する書
き込みアドレスの位相関係が図8に示す(A)の関係に
あったとする。読み出しアドレスと書き込みアドレスの
比較は、図8に示すように、周期的に時分割多重される
TU−21#1〜#7の1周期分をブロック化し、ブロ
ック相互間でおこなう。(A)の場合、各TUの読み出
しアドレスと書き込みアドレスの差は、RBLK1とW
BLK1の間で比較すると5であり、これが通常の関
係、即ち、スタッフを実行しない状態であるとする。今
この状態でAU−32にAUポジティブスタッフを1回
検出した場合、AUポジティブスタッフバイトはTUバ
ッファに書き込まないため、書き込みが1バイト遅れ
る。そして読み出しアドレスと書き込みアドレスの位相
関係は図8の(B)のようになる。各TUの読み出しア
ドレスと書き込みアドレスの位相の比較はやはりWBL
K1とRBLK1の間で行われるので両者の位相差は全
TU−21においてこの場合も5である。同様に、AU
−32ポジティブスタッフが6回生起した場合でも読み
出しアドレスと書き込みアドレスの位相差は変わらな
い。AU−32ポジティブスタッフが7回生起した場合
を図8の(C)に示す。この場合読み出しアドレスと書
き込みアドレスの位相の比較はWBLK1とRBLK2
の間で行うようになる。そしてその位相差は各TUにお
いて一斉に4になり、これは5より小さいので、各TU
にポジティブスタッフを実行する指示を位相比較制御部
206が出すことができる。すなわち7個のAUのポジ
ティブスタッフを7個のTUに1回ずつ等しく分配する
ことができる。
き込みアドレスの位相関係が図8に示す(A)の関係に
あったとする。読み出しアドレスと書き込みアドレスの
比較は、図8に示すように、周期的に時分割多重される
TU−21#1〜#7の1周期分をブロック化し、ブロ
ック相互間でおこなう。(A)の場合、各TUの読み出
しアドレスと書き込みアドレスの差は、RBLK1とW
BLK1の間で比較すると5であり、これが通常の関
係、即ち、スタッフを実行しない状態であるとする。今
この状態でAU−32にAUポジティブスタッフを1回
検出した場合、AUポジティブスタッフバイトはTUバ
ッファに書き込まないため、書き込みが1バイト遅れ
る。そして読み出しアドレスと書き込みアドレスの位相
関係は図8の(B)のようになる。各TUの読み出しア
ドレスと書き込みアドレスの位相の比較はやはりWBL
K1とRBLK1の間で行われるので両者の位相差は全
TU−21においてこの場合も5である。同様に、AU
−32ポジティブスタッフが6回生起した場合でも読み
出しアドレスと書き込みアドレスの位相差は変わらな
い。AU−32ポジティブスタッフが7回生起した場合
を図8の(C)に示す。この場合読み出しアドレスと書
き込みアドレスの位相の比較はWBLK1とRBLK2
の間で行うようになる。そしてその位相差は各TUにお
いて一斉に4になり、これは5より小さいので、各TU
にポジティブスタッフを実行する指示を位相比較制御部
206が出すことができる。すなわち7個のAUのポジ
ティブスタッフを7個のTUに1回ずつ等しく分配する
ことができる。
【0023】上記の場合はAU−32ポジティブスタッ
フをTUのポジティブスタッフに変換する場合の動作に
ついて述べたが、AU−32ネガティブスタッフをTU
のネガティブスタッフに変換する場合も同様である。本
実施例では上記操作によりAU−32のスタッフを各T
Uのスタッフに等しく変換することができるため、TU
間のTSSIを保証することが可能である。
フをTUのポジティブスタッフに変換する場合の動作に
ついて述べたが、AU−32ネガティブスタッフをTU
のネガティブスタッフに変換する場合も同様である。本
実施例では上記操作によりAU−32のスタッフを各T
Uのスタッフに等しく変換することができるため、TU
間のTSSIを保証することが可能である。
【0024】本発明の第4の実施例を図9を用いて説明
する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイ
ウェイ304上にバイト単位に多重された受信信号のA
U−4ポインタインジケーションを検出するポインタ種
類判定部300と、ハイウェイ304上にバイト単位に
多重された受信信号のAU−4ポインタにポインタ値を
挿入するポインタ挿入部301と、フレーム位相変換回
路302と、AU−4ポインタ挿入部303とからな
る。
する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハイ
ウェイ304上にバイト単位に多重された受信信号のA
U−4ポインタインジケーションを検出するポインタ種
類判定部300と、ハイウェイ304上にバイト単位に
多重された受信信号のAU−4ポインタにポインタ値を
挿入するポインタ挿入部301と、フレーム位相変換回
路302と、AU−4ポインタ挿入部303とからな
る。
【0025】上記実施例の動作説明の前に、処理対象と
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているSTM
−1フレームである。STM−1フレーム内に用いられ
るAUの種類はAU−4またはAU−32である。AU
−32の場合にはSTM−1内には3つのAU−32が
収容される。各AU−32に送信される順番にAU−3
2#1、AU−32#2、AU−32#3のように呼ぶ
ことにする。
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているSTM
−1フレームである。STM−1フレーム内に用いられ
るAUの種類はAU−4またはAU−32である。AU
−32の場合にはSTM−1内には3つのAU−32が
収容される。各AU−32に送信される順番にAU−3
2#1、AU−32#2、AU−32#3のように呼ぶ
ことにする。
【0026】図9に戻って、AU−4ポインタは、AU
−32構造の場合のAU−32#1のポインタが有効で
AU−32#2とAU−32#3のポインタが連結(以
下、コンカチネーションと記載する)インジケーション
である場合と等しい。したがってAU−4構造のSTM
−1フレームとAU−32構造のSTM−1フレームを
同一の回路で処理する場合、AU−4の場合はこれをA
U−32が3多重されているとみなす。そして、ポイン
タ種類判定部300がAU−4かAU−32かを識別す
る。AU−4の場合には、ポインタ種類判定部300は
ポインタ挿入部301に命じてAU−4においてAU−
32#1のポインタに相当する部分からポインタ値を読
み取り、そのポインタ値をAU−4においてAU−32
#2とAU−32#3のポインタに相当する部分に前も
って記入する。そして、実施例1もしくは実施例2に示
したフレーム位相変換回路302に送出する。フレーム
位相変換回路302は処理終了後、AU−4ポインタ挿
入部303に信号を送出する。AU−4ポインタ挿入部
303は、ポインタ種類判定部300からの指示によ
り、ポインタをAU−4に変更するかAU−32のまま
にするかを決定し、必要ならばポインタの種類を変更す
る。
−32構造の場合のAU−32#1のポインタが有効で
AU−32#2とAU−32#3のポインタが連結(以
下、コンカチネーションと記載する)インジケーション
である場合と等しい。したがってAU−4構造のSTM
−1フレームとAU−32構造のSTM−1フレームを
同一の回路で処理する場合、AU−4の場合はこれをA
U−32が3多重されているとみなす。そして、ポイン
タ種類判定部300がAU−4かAU−32かを識別す
る。AU−4の場合には、ポインタ種類判定部300は
ポインタ挿入部301に命じてAU−4においてAU−
32#1のポインタに相当する部分からポインタ値を読
み取り、そのポインタ値をAU−4においてAU−32
#2とAU−32#3のポインタに相当する部分に前も
って記入する。そして、実施例1もしくは実施例2に示
したフレーム位相変換回路302に送出する。フレーム
位相変換回路302は処理終了後、AU−4ポインタ挿
入部303に信号を送出する。AU−4ポインタ挿入部
303は、ポインタ種類判定部300からの指示によ
り、ポインタをAU−4に変更するかAU−32のまま
にするかを決定し、必要ならばポインタの種類を変更す
る。
【0027】以上の動作によりAU−4ポインタとAU
−32ポインタを同一の回路で処理できる。
−32ポインタを同一の回路で処理できる。
【0028】本発明の第5の実施例を図10を用いて説
明する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハ
イウェイ404上にバイト単位に多重された受信信号の
コンカチネーションインジケーション(以下CIと称す
る。)を検出するCI検出部400と、ハイウェイ40
4上にバイト単位に多重された受信信号のCI部分にポ
インタ値を挿入するポインタ挿入部401と、フレーム
位相変換回路402と、CI挿入部403とからなる。
明する。本実施例におけるフレーム位相変換回路は、ハ
イウェイ404上にバイト単位に多重された受信信号の
コンカチネーションインジケーション(以下CIと称す
る。)を検出するCI検出部400と、ハイウェイ40
4上にバイト単位に多重された受信信号のCI部分にポ
インタ値を挿入するポインタ挿入部401と、フレーム
位相変換回路402と、CI挿入部403とからなる。
【0029】上記実施例の動作説明の前に、処理対象と
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているSTM
−1フレームである。STM−1フレーム内に用いられ
るTUの種類はTU−21である。各TU−21を送信
される順番にTU−21#1、TU−21#2、TU−
21#3、TU−21#4、TU−21#5、TU−2
1#6、TU−21#7のように呼ぶことにする。CC
ITT勧告G.707、708、709には、複数信号
のフレーム位相関係を保存して伝送するための指示とし
てコンカチネーションが定められている。たとえばTU
−21#1とTU−21#2がコンカチネーションの関
係にあるとすれば、TU−21#2のポインタ部分には
CIが表示されている。コンカチネーションを処理する
場合、予めCIの部分、すなわちTU−21#2のポイ
ンタ部分にTU−21#1のポインタ値と同じ値を挿入
してからフレーム位相関係を保存するような処理をすれ
ば良い。従って図10に戻り、CI検出部400がTU
−21#2にコンカチネーションを検出した場合、ポイ
ンタ挿入部401に指示をだし、TU−21#1のポイ
ンタと同じ値をTU−21#2のポインタに挿入する。
そして実施例3に示したフレーム位相変換回路402に
送出する。CI挿入部403は、ポインタ処理回路40
2において処理が終了した信号に対し、TU−21#2
のポインタに再びCIの表示を行う。
なる信号のフォーマットについて説明する。処理対象と
する信号は国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧
告G.707、708、709に定められているSTM
−1フレームである。STM−1フレーム内に用いられ
るTUの種類はTU−21である。各TU−21を送信
される順番にTU−21#1、TU−21#2、TU−
21#3、TU−21#4、TU−21#5、TU−2
1#6、TU−21#7のように呼ぶことにする。CC
ITT勧告G.707、708、709には、複数信号
のフレーム位相関係を保存して伝送するための指示とし
てコンカチネーションが定められている。たとえばTU
−21#1とTU−21#2がコンカチネーションの関
係にあるとすれば、TU−21#2のポインタ部分には
CIが表示されている。コンカチネーションを処理する
場合、予めCIの部分、すなわちTU−21#2のポイ
ンタ部分にTU−21#1のポインタ値と同じ値を挿入
してからフレーム位相関係を保存するような処理をすれ
ば良い。従って図10に戻り、CI検出部400がTU
−21#2にコンカチネーションを検出した場合、ポイ
ンタ挿入部401に指示をだし、TU−21#1のポイ
ンタと同じ値をTU−21#2のポインタに挿入する。
そして実施例3に示したフレーム位相変換回路402に
送出する。CI挿入部403は、ポインタ処理回路40
2において処理が終了した信号に対し、TU−21#2
のポインタに再びCIの表示を行う。
【0030】以上の動作によりコンカチネーションの関
係にある信号を同一のフレーム位相に変換できる。
係にある信号を同一のフレーム位相に変換できる。
【0031】本発明の第6の実施例を図11を用いて説
明する。本実施例は、これまでに説明したスタッフ制御
回路を応用した広帯域信号の伝送システムであり、送信
装置501、クロスコネクト装置502、受信装置503、2×n
本の伝送路551〜55n、561〜56nとから構成される。送信
装置501は、VC-4/AU-32マッピング回路511、AU-32/STM-
1多重化回路512とから構成される。クロスコネクト装置
502は、AU-32位相制御回路521〜52n、AU-32クロスコネ
クトスイッチ531とから構成される。また、受信装置503
は、AU-32位相制御回路541、AU-32デスタッフ回路542、
AU-32/VC-4変換回路543とから構成される。
明する。本実施例は、これまでに説明したスタッフ制御
回路を応用した広帯域信号の伝送システムであり、送信
装置501、クロスコネクト装置502、受信装置503、2×n
本の伝送路551〜55n、561〜56nとから構成される。送信
装置501は、VC-4/AU-32マッピング回路511、AU-32/STM-
1多重化回路512とから構成される。クロスコネクト装置
502は、AU-32位相制御回路521〜52n、AU-32クロスコネ
クトスイッチ531とから構成される。また、受信装置503
は、AU-32位相制御回路541、AU-32デスタッフ回路542、
AU-32/VC-4変換回路543とから構成される。
【0032】次に、本実施例の動作を述べる。VC-4/AU-
32マッピング回路511では、約150Mb/sの情報量を持つV
C-4を受信し、約50Mb/sの容量を持つAU-32の3個分に
マッピングする。STM-1多重化回路512では、この3個の
AU-32を1個のSTM-1に多重化し、伝送路551に送出す
る。AU-32位相制御回路521では、伝送路551よりSTM-1を
受信し、各AU-32のフレーム位相をクロスコネクト装置5
02のフレーム位相に一致させる。この際、これまでの実
施例で述べたスタッフ制御方法を用いて、各AU-32に対
し同時にスタッフを施す。AU-32クロスコネクトスイッ
チ531では、各方路より受信した信号をAU-32単位に行き
先方路別にスイッチングし、STM-nの形式で伝送路561〜
56nに送出する。AU-32位相制御回路541では、伝送路561
よりSTM-1を受信し、各AU-32のフレーム位相を受信装置
502のフレーム位相に一致させる。この際、これまでの
実施例で述べたスタッフ制御方法を用いて、各AU-32に
対し同時にスタッフを施す。AU-32デスタッフ回路542で
は、バッファを用いて3個のAU-32のスタッフを取り除
く。スタッフは各AU-32に同時にかけられているので、
スタッフを取り除く処理は3個のAU-32に対し一括して
行う。AU-32/VC-4変換回路543では、3個のAU-32にマッ
ピングされているVC-4を取りだす。
32マッピング回路511では、約150Mb/sの情報量を持つV
C-4を受信し、約50Mb/sの容量を持つAU-32の3個分に
マッピングする。STM-1多重化回路512では、この3個の
AU-32を1個のSTM-1に多重化し、伝送路551に送出す
る。AU-32位相制御回路521では、伝送路551よりSTM-1を
受信し、各AU-32のフレーム位相をクロスコネクト装置5
02のフレーム位相に一致させる。この際、これまでの実
施例で述べたスタッフ制御方法を用いて、各AU-32に対
し同時にスタッフを施す。AU-32クロスコネクトスイッ
チ531では、各方路より受信した信号をAU-32単位に行き
先方路別にスイッチングし、STM-nの形式で伝送路561〜
56nに送出する。AU-32位相制御回路541では、伝送路561
よりSTM-1を受信し、各AU-32のフレーム位相を受信装置
502のフレーム位相に一致させる。この際、これまでの
実施例で述べたスタッフ制御方法を用いて、各AU-32に
対し同時にスタッフを施す。AU-32デスタッフ回路542で
は、バッファを用いて3個のAU-32のスタッフを取り除
く。スタッフは各AU-32に同時にかけられているので、
スタッフを取り除く処理は3個のAU-32に対し一括して
行う。AU-32/VC-4変換回路543では、3個のAU-32にマッ
ピングされているVC-4を取りだす。
【0033】 本実施例では、コンカチネーションを使
用せずに複数のアドミニストラティブユニットを用いて
広帯域信号を伝送しているため、クロスコネクト装置な
どのネットワーク内の装置においてコンカチネーション
の処理を省略できる効果がある。
用せずに複数のアドミニストラティブユニットを用いて
広帯域信号を伝送しているため、クロスコネクト装置な
どのネットワーク内の装置においてコンカチネーション
の処理を省略できる効果がある。
【0034】
【発明の効果】 以上述べたように、本発明では、複数
の信号間で位相変換バッファの制御方法を共通にし、か
つ、位相変換バッファにおけるスタッフを行わない状態
では、書き込みアドレスと読み出しアドレスの差を各バ
ッファ間で単一としているため、複数の信号を相互のフ
レーム位相差を保存したまま伝送し、同一伝送路を経由
する信号間のTSSIを保証することが可能である。
の信号間で位相変換バッファの制御方法を共通にし、か
つ、位相変換バッファにおけるスタッフを行わない状態
では、書き込みアドレスと読み出しアドレスの差を各バ
ッファ間で単一としているため、複数の信号を相互のフ
レーム位相差を保存したまま伝送し、同一伝送路を経由
する信号間のTSSIを保証することが可能である。
【図1】 本発明によるスタッフ制御回路の実施例の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】 本発明による実施例1および実施例2の動作
を説明する図である。
を説明する図である。
【図3】 本発明による実施例1および実施例2の動作
を説明する図である。
を説明する図である。
【図4】 本発明によるスタッフ制御回路の実施例の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図5】 本発明による実施例2の動作を説明する図で
ある。
ある。
【図6】 本発明による実施例2の動作を説明する図で
ある。
ある。
【図7】 本発明によるスタッフ制御回路の実施例の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図8】 本発明による実施例3の動作を説明する図で
ある。
ある。
【図9】 本発明によるスタッフ制御回路の実施例の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図10】 本発明によるスタッフ制御回路の実施例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図11】 実施例6に示した伝送システムの構成例を
示す図である。
示す図である。
1…分離部、 2〜4…エラスティックストアメモリ(ES)、 5…ES書き込み制御部、 6…ES読み出し制御部、 7…ES位相比較部、 8〜10…ポインタ処理部、 11〜13…バッファ、 14〜16…書き込み制御部、 17〜19…読み出し制御部、 20〜22…ポインタ発生部、 23〜25…スタッフ制御部、 26〜28…ポインタ挿入部、 29…書き込み側フレームカウンタ、 30…読み出し側フレームカウンタ、 31〜43…ハイウェイ、 101…エラスティックストアメモリ(ES)、 102…ES書き込み制御部、 103…ES読み出し制御部、 104…ES位相比較部、 105…バッファ、 106…ポインタ処理部、 107…書き込み制御部、 108…読み出し制御部、 109…スタッフ制御部、 110…ポインタ発生部、 111…ポインタ挿入部、 112〜115…ハイウェイ、 116…バッファへの書き込みアドレス、 117…バッファへの読み出しアドレス、 201…ワンダ吸収部、 202…バッファ、 203…ポインタ処理部、 204…書き込み制御部、 205…読み出し制御部、 206…位相比較部、 207…ポインタ発生部、 208…ポインタ挿入部、 210〜213…ハイウェイ、 300…ポインタ種類判定部、 301…ポインタ挿入部、 302…フレーム位相変換回路、 303…AU−4ポインタ挿入部、 304〜307…ハイウェイ、 400…CI検出部、 401…ポインタ挿入部、 402…フレーム位相変換回路、 403…CI挿入部、 404〜407…ハイウェイ、 501…送信装置、 502…クロスコネクト装置、 503…受信装置、 511…VC−4/AU−32マッピング回路、 512…AU−32/STM−1多重化回路、 521〜52n…AU−32位相制御回路、 531…AU−32クロスコネクトスイッチ、 551〜55n…伝送路、 561〜56n…伝送路、 541…AU−32位相制御回路、 542…AU−32デスタッフ回路、 543…AU−32/VC−4変換回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 7/00 H04L 7/00 A 12/28 11/20 D (72)発明者 石田 恵一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 森 隆 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 芦 賢浩 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 菅野 忠行 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 上田 裕巳 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−81527(JP,A) 特開 平2−302136(JP,A) 特開 平3−179830(JP,A) 特開 昭63−262938(JP,A) 特開 昭63−262939(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 3/06 H04J 3/00 H04J 3/07 H04L 7/00 H04L 12/28
Claims (12)
- 【請求項1】時分割多重されたN個(ただし、Nは正の
整数)のフレーム構造を有する信号をN個の信号に分離
しN本のハイウェイに各々送出する分離回路と、前記N
本のハイウェイ上の信号を記憶するN個の第1のメモリ
と、前記N個の第1のメモリに第1のクロックに従って
信号を書き込む際の共通の書き込みアドレスを指示する
1個の書き込み制御回路と、前記N個の第1のメモリか
ら第2のクロックに従って信号を読み出す際の共通の読
み出しアドレスを指示する1個の読み出し制御回路と、
前記N個のメモリに与える書き込みアドレスと読み出し
アドレスとを比較し、前記第1のメモリの2度読みまた
は読みとばしを行うかどうかを判定する第1の位相比較
器と、前記N個の第1のメモリから読み出されたN個の
信号を記億するN個の第2のメモリと、前記N個の第2
のメモリの各々に前記第2のクロック従って信号を書き
込む際の書き込みアドレスを指示するN個の第2の書き
込み制御回路と、前記N個の第2のメモリから前記第2
のクロックに従って信号を読み出す際の読み出しアドレ
スを指示するN個の第2の読み出し制御回路と、前記N
個の第2のメモリに与える書き込みアドレスと読み出し
アドレスを各々比較しスタッフを行うかどうかを判定す
るN個の第2の位相比較器とからなるフレーム位相変換
回路。 - 【請求項2】時分割多重されたN個(ただし、Nは正の
整数)のフレーム構造を有する信号をN個の信号に分離
しN本のハイウェイに各々送出する分離回路と、前記N
本のハイウエイ上の信号を第1のクロックに従って記憶
するN個のメモリと、前記N個のメモリに第1のクロッ
クに従って信号を書き込む際の書き込みアドレスを指示
するN個の書き込み制御回路と、前記N個のメモリから
前記第1のクロックに従って信号を読み出す際の読み出
しアドレスを指示するN個の読み出し制御回路と、前記
N個のメモリに与える書き込みアドレスと読み出しアド
レスと比較し、かつその比較を前記N個の信号に対し同
時に行うことによりスタッフを行うかどうかを判定する
N個の位相比較器とからなるフレーム位相変換回路。 - 【請求項3】時分割多重されたN個(ただし、Nは正の
整数)のフレーム構造を有する信号を受信し、前記N個
のフレーム構造を有する信号を多重化レベルで記憶する
第1のメモリと、前記第1のメモリに第1のクロックに
従って多重化レベルで信号を書き込む際の書き込みアド
レスを指示する第1の書き込み制御回路と、前記第1の
メモリから第2のクロックに従って多重化レベルで信号
を読み出す際の読み出しアドレスを指示する第1の読み
出し制御回路と、前記第1のメモリに与える書き込みア
ドレスと読み出しアドレスを比較し前記N個の各信号に
対して同時に2度読みまたは読みとばしの実行を判定す
る第1の位相比較器と、前記第1のメモリから読み出さ
れた信号を多重処理により記億する第2のメモリと、前
記第2のメモリに前記第2のクロックに従って多重処理
により信号を書き込む際の書き込みアドレスを指示する
第2の書き込み制御回路と、前記第2のメモリから前記
第2のクロックに従って多重処理により信号を読み出す
際の読み出しアドレスを指示する第2の読み出し制御回
路と、前記第2のメモリに与える書き込みアドレスと読
み出しアドレスをN個の各信号において比較することに
よりスタッフ実行の判定を前記N個の信号で独立に行う
第2の位相比較器とからなるフレーム位相変換回路。 - 【請求項4】時分割多重されたN個(ただし、Nは正の
整数)のフレーム構造を有する信号を受信し、前記N個
のフレーム構造を有する信号を多重処理により記憶する
メモリと、前記メモリに第1のクロックに従って多重処
理により信号を書き込む際の書き込みアドレスを指示し
多重化レベルでのスタッフ受信時に書き込みの多重処理
の位相を制御する書き込み制御回路と、前記メモリから
前記第1のクロックに従って多重処理により信号を読み
出す際の読み出しアドレスを指示する読み出し制御回路
と、前記メモリに与える書き込みアドレスと読み出しア
ドレスをN個の信号で独立に比較することによりスタッ
フ実行を判定する位相比較器とからなるフレーム位相変
換回路。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項、第2項、第3項お
よび第4項のいずれか一に記載のフレーム位相変換回路
であって、 前記フレーム構造を有する信号は、アドミニストラティ
ブユニットまたはトリビュータリユニットであるフレー
ム位相変換回路。 - 【請求項6】アドミニストラティブユニットを受信し、
該アドミニストラティブユニットに多重化されているバ
ーチャルコンテナレベル2またはレベル1を多重処理に
より記憶するメモリと、該メモリに多重処理によりバー
チャルコンテナレベル2またはバーチャルコンテナレベ
ル1を書き込む際の書き込みアドレスを指示しアドミニ
ストラティブユニットスタッフ受信時に書き込みの多重
処理の位相を制御する書き込み制御回路と、前記メモリ
よりバーチャルコンテナレベル2またはバーチャルコン
テナレベル1を読み出す際の読み出しアドレスを指示す
る読み出し制御回路と、バーチャルコンテナレベル2も
しくはバーチャルコンテナレベル1単位に書き込みアド
レスと読み出しアドレスとの差が予め定めた値から変化
したとき、トリビュータリユニット−2またはトリビュ
ータリユニット−1のスタッフを実行する位相比較回路
とからなることを特徴とするフレーム位相変換回路。 - 【請求項7】特許請求の範囲第5項又は第6項に記載の
フレーム位相変換回路であって、 前記フレーム構造を有するフレームがAU−4である場
合に、前記AU−4のポインタ値を3個のAU−32ポ
インタに記入する回路と、AU−32単位にフレーム位
相変換を行う回路と、AU−32のポインタを再びAU
−4ポインタとして付加する回路とからなることを特徴
とするフレーム位相変換回路。 - 【請求項8】特許請求の範囲第5項又は第6項に記載の
フレーム位相変換回路であって、 前記フレーム構造を有するフレーム間に連結が存在する
場合に、連結されている信号のポインタに先頭の信号と
同じポインタ値を与える回路と、フレーム位相変換を行
う回路と、処理終了後前記連結されているフレームに再
び連結表示を付加する回路とからなることを特徴とする
フレーム位相変換回路。 - 【請求項9】特許請求の範囲第5項又は第6項に記載の
フレーム位相変換回路であって、 第1のフレームのポインタ値を3個の第2のフレームの
ポインタに記入する回路と、前記第2のフレーム単位に
フレーム位相変換を行う回路と、前記第2のフレームの
ポインタ値を再び前記第1のフレームのポインタとして
付加する回路とからなることを特徴とするフレーム位相
変換回路。 - 【請求項10】時分割多重されたN個(ただし、Nは正
の整数)のフレーム構造を有する信号のフレーム位相変
換回路であって、 時分割信号をN個の前記信号に分離する回路と、前記信
号ごとにスタッフ実行を判定する回路と、N個の前記信
号全てにスタッフ実行する回路とを含み、前記信号のう
ち一の信号のスタッフ実行が必要と判定したとき、全て
の信号のスタッフを実行することを特徴とするフレーム
位相変換回路。 - 【請求項11】時分割多重されたN個(ただし、Nは正
の整数)のフレーム構造を有する信号を受信するクロス
コネクト装置であって、 時分割信号をN個の前記信号に分離する回路と、前記信
号ごとにスタッフ実行を判定する回路と、N個の前記信
号全てにスタッフ実行する回路とからなるフレーム位相
変換回路を含み、前記信号のうち一の信号のスタッフ実
行が必要と判定したとき、全ての信号のスタッフを実行
することを特徴とするクロスコネクト装置。 - 【請求項12】 時分割多重されたN個(ただし、Nは
正の整数)のフレーム構造を有する信号を受信する受信
装置であって、 時分割信号をN個の前記信号に分離する回路と、前記信
号ごとにスタッフ実行を判定する回路と、N個の前記信
号全てにスタッフ実行する回路とからなるフレーム位相
変換回路を含み、前記信号のうち一の信号のスタッフ実
行が必要と判定したとき、全ての信号のスタッフを実行
することを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100794A JP2962472B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | フレーム位相変換回路、クロスコネクト装置および受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100794A JP2962472B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | フレーム位相変換回路、クロスコネクト装置および受信装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1290997A Division JP2804126B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | フレーム位相変換方法および信号伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322300A JPH10322300A (ja) | 1998-12-04 |
JP2962472B2 true JP2962472B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14283340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10100794A Expired - Lifetime JP2962472B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | フレーム位相変換回路、クロスコネクト装置および受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962472B2 (ja) |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10100794A patent/JP2962472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10322300A (ja) | 1998-12-04 |
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