JP2961055B2 - 移動撮像装置 - Google Patents

移動撮像装置

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JP2961055B2
JP2961055B2 JP6183258A JP18325894A JP2961055B2 JP 2961055 B2 JP2961055 B2 JP 2961055B2 JP 6183258 A JP6183258 A JP 6183258A JP 18325894 A JP18325894 A JP 18325894A JP 2961055 B2 JP2961055 B2 JP 2961055B2
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tilt
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義正 塚本
彰一 浜田
エス ジャクソン アンドリュー
茂 古谷
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線等有害雰囲気や
狭隘な場所及び高所等の遠隔自動観察に好適な移動撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、加圧水型原子力プラントでは、
原子炉の主冷却材配管は通常複数ループに分けて設けら
れ、それぞれのループには冷却材ポンプ,蒸気発生器,
加圧器,配管及び弁等が配設されている。これら各ルー
プは原子炉建屋内の原子炉容器の周囲の各室内に配置さ
れている。これらの各室をループ室と称する。
【0003】そして、これらのループ室は高放射線域に
なっているため、従来は、運転中の立入り点検は行なわ
れず、主な要点検箇所は各ループ室に設置した固定カメ
ラで監視していた。また、各ループ室の要監視箇所毎に
小型CCDカメラを設置する案も検討されている。とこ
ろが、どちらの場合もコスト及び信頼性の面から解決す
べき問題点が残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、固定カメラで監
視する方式では、カメラが固定されているため監視箇所
及び範囲が限られる一方、死角を防ぐためには多数のカ
メラを配置する必要があり、コスト高になる。また、小
型CCDカメラを設置する方式では、従来のCCDカメ
ラが単焦点式で絞り機構もないため広い室内の観察が出
来ないと共に、前記高放射線等有害雰囲気や狭隘な場所
及び高所で使用する場合には、マニピュレータの様な大
形で複雑な動作(パンニング、チルチング等)を行う取
扱装置が必要であり、故障時には、危険な場所でのメン
テナンスが必要になる。
【0005】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、多数ある監視点を1台のカメラヘッドで広範囲
且つ詳細に遠隔自動撮影が行える移動撮像装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る移動撮像装置は、点検箇所へのびたガ
イドチューブ内に挿入駆動される移動撮像装置であっ
て、自動ズーム,自動絞り及び自動焦点機構を有する小
型CCDカメラを内蔵したカメラヘッドと、該カメラヘ
ッドの後部に連結されて同カメラヘッドを傾動及び回転
させるチルト・回転機構と、該チルト・回転機構の後部
に自在継手を介して連結された制御・通信装置と、該制
御・通信装置の後部に接続されて各種機器に結線された
ケーブル類をガイドチューブ外に導くケーブルチューブ
と、前記カメラヘッドとチルト・回転機構との連結部及
び前記自在継手部を水蜜に覆ったフレキシブルカバー
と、前記カメラヘッドを傾動させるべくチルト・回転機
構に前後動可能に組み付けられた細い線材からなるチル
トレバーと、を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成によれば、下記の様な作用が得られ
る。 (1) 自動ズーミング機構,自動焦点機構及び自動絞
り機構を有したCCDカメラの広角,望遠操作により鮮
明且つ詳細な画像が得られる。 (2) 傾動及び回転するカメラヘッドにより広い視野
が得られる。尚、画像の回転は、傾動及び回転の位置情
報を得ることによって、回転角補正処理を行い、正像が
得られる。 (3) フレキシブルカバーにより、水中撮影も行え
る。 (4) 細い線材からなるチルトレバーにより、動作不
良時にはカメラヘッドは非常脱出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本発明に係る移動撮像装置の主要部
の側断面図、図2は図1のP−P矢視図、図3は図2の
R−R矢視図である。
【0009】図1に示すように、本移動撮像装置は、カ
メラヘッド1とチルト・回転機構2と制御・通信装置3
とケーブルチューブ4とで構成され、カメラヘッド1は
細い線材(ある程度剛性を持ったもの)からなるチルト
レバー5及び蝶番6によってチルト・回転機構2と接続
され、制御・通信装置3の後部に接続されたケーブルチ
ューブ4によってガイドチューブ8内に挿入される。
尚、制御・通信装置3は、チルト・回転機構2の後部に
自在継手7を介して連結される。この自在継手7はコマ
17を介してチルト・回転機構2と制御・通信装置3と
を接続し、ガイドチューブ8の湾曲部移動を円滑にす
る。
【0010】前記カメラヘッド1には、市販の小型ムー
ビィカメラに使用されている自動ズーム機構,自動絞り
機構及び自動焦点機構付きの小型CCDカメラ10が組
み込まれている。また、ヘッド先端には、透明プラスチ
ック板9にて防水処置が施されている。
【0011】前記チルト・回転機構2は、外筒11と回
転胴12とニードルベアリング28とからなり、外筒1
1の前端開口部に取り付けられた内歯歯車13が、回転
胴12内に設けられた回転用モータ14の出力軸に固着
した小歯車15とアイドラ歯車16を介して噛み合って
いる(図2参照)。そして、前記蝶番6は回転胴12に
固定されている。
【0012】従って、回転用モータ14を回転操作する
ことによって、回転胴12とカメラヘッド1とは一体に
なって(回転胴12外面が外筒11内面と接触して円滑
に)回転する。
【0013】前記チルトレバー5は、図3で示すよう
に、前後方向に移動し、これによりカメラヘッド1は図
1中の二点鎖線に示す最大角度迄任意にチルチングする
ことができるようになっている。即ち、前記回転胴12
の溝内にネジ軸20が横架され、このネジ軸20の回転
により前記溝内を往復動する滑り金物26(ナット部
材)に前記チルトレバー5の基端部が連結されているの
である。なお、前記ネジ軸20にはチルト用モータ24
の回転が歯車25及び歯車29を介して伝達される。
【0014】前記制御・通信装置3は、小型CCDカメ
ラ10の出力信号又はチルト・回転機構2の位置情報信
号を増幅する増幅器及び通信制御機器18を内蔵する。
【0015】そして、小型CCDカメラ10及び各モー
タ用電源,制御ケーブルは、チルト・回転機構2のケー
ブル通路27から制御・通信装置3を経てケーブルチュ
ーブ4より外部の制御装置及び画像処理装置(図示せ
ず)に導かれるようになっている。
【0016】また、前記カメラヘッド1の外周には副ガ
イドローラ装置23が、また、チルト・回転機構2と制
御・通信装置3の外周には主ガイドローラ装置22が、
それぞれ適当組設けられ、本移動撮像装置がガイドチュ
ーブ8内を円滑に移動できるようになっている。なお、
ガイドチューブ8の先端部にはチルト・回転機構2と係
合して本移動撮像装置のそれ以上の前進を阻止するスト
ッパ(縮径部)30が設けられる。
【0017】前記カメラヘッド1の位置情報信号を得る
ために、外筒11には回転角リミットスイッチ32が、
また回転胴12内には回転角検出器31とチルト角リミ
ットスイッチ34とチルト角検出器33とが、それぞれ
設けられる。さらに、カメラヘッド1とチルト・回転機
構2との連結部(チルチング部)と自在継手7部とが水
蜜にフレキシブルカバー19,21で覆われる。
【0018】このように構成されるため、本移動撮像装
置が要点検箇所に予め敷設されたガイドチューブ8内を
移動するときは、図示例では3組の主ガイドローラ装置
22が主として案内の役目をし、ガイドチューブ8の湾
曲部において主,副ガイドローラ装置22,23が共働
して案内の役目をする。
【0019】そして、ガイドチューブ8先端のストッパ
30にチルト・回転機構2を接触させて観察を開始す
る。
【0020】この際、カメラヘッド1のチルチング角度
と回転角度を組み合わせることにより広い視野が得られ
る。また、回転角リミットスイッチ32,回転角検出器
31,チルト角リミットスイッチ34及びチルト角検出
器33の位置情報を得ることによって遠隔自動で正確な
観察が行える。
【0021】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、チルト及び回転
機構の構造変更等各種変更が可能であることは言うまで
もない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記の効果が得られる。 1. 放射線等有害雰囲気室内及び狭隘な場所又は高所
等の要所に設けたガイドチューブ先端から自動ズーム,
自動絞り及び自動焦点機構を有するカメラヘッドを突出
させることにより、1台のカメラヘッドで広範囲に鮮明
且つ詳細な画像が得られる。 2. カメラヘッドを任意の角度に傾動させ、また回転
させることによって、広い視野が確保でき、また遠隔自
動撮影が行える。 3. 制御・通信装置を有しているため、映像信号を遠
隔伝達することができ、また各操作は全て遠隔自動で行
われるため、作業管理が容易になる。 4. カメラヘッドを回転させるため、回転画像になる
が、画像処理により回転角補正を行うことで、正像が得
られる。 5. 非常脱出が行えるので、危険な場所でのメンテナ
ンスが無くなる。 6. 水中での使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動撮像装置の一実施例を示す主
要部の側断面図である。
【図2】図1のP−P矢視図である。
【図3】図2のR−R矢視図である。
【符号の説明】
1 カメラヘッド 2 チルト・回転機構 3 制御・通信装置 4 ケーブルチューブ 5 チルトレバー 7 自在継手 8 ガイドチューブ 10 小型CCDカメラ 18 増幅器及び通信制御機器 19,21 フレキシブルカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー エス ジャクソン 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 古谷 茂 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通7丁目1番 14号 西菱エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−205970(JP,A) 実開 平1−117757(JP,U) 実開 平6−47852(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/84 - 21/91 G21C 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点検箇所へのびたガイドチューブ内に挿
    入駆動される移動撮像装置であって、自動ズーム,自動
    絞り及び自動焦点機構を有する小型CCDカメラを内蔵
    したカメラヘッドと、該カメラヘッドの後部に連結され
    て同カメラヘッドを傾動及び回転させるチルト・回転機
    構と、該チルト・回転機構の後部に自在継手を介して連
    結された制御・通信装置と、該制御・通信装置の後部に
    接続されて各種機器に結線されたケーブル類をガイドチ
    ューブ外に導くケーブルチューブと、前記カメラヘッド
    とチルト・回転機構との連結部及び前記自在継手部を水
    蜜に覆ったフレキシブルカバーと、前記カメラヘッドを
    傾動させるべくチルト・回転機構に前後動可能に組み付
    けられた細い線材からなるチルトレバーと、を備えたこ
    とを特徴とする移動撮像装置。
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FR2948223B1 (fr) * 2009-07-17 2011-08-26 Commissariat Energie Atomique Instrument, cellule chaude comportant cet instrument et procede de maintenance de cet instrument
KR101602292B1 (ko) * 2014-04-29 2016-03-11 한전케이피에스 주식회사 틸팅 가능한 내시경 장치
KR102566471B1 (ko) * 2023-04-19 2023-08-14 주식회사 누리지오시스템 측량사진 촬영시스템

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