JP2959205B2 - 曲げ角度検出装置 - Google Patents

曲げ角度検出装置

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JP2959205B2
JP2959205B2 JP3175588A JP17558891A JP2959205B2 JP 2959205 B2 JP2959205 B2 JP 2959205B2 JP 3175588 A JP3175588 A JP 3175588A JP 17558891 A JP17558891 A JP 17558891A JP 2959205 B2 JP2959205 B2 JP 2959205B2
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、身体の関節の曲げを検出する
装置に係り、特に、手首の曲げ角度を精度良く検出する
曲げ角度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人間の自然な動作に基づいて楽音
を制御する楽音制御装置が各種開発されている。この種
の楽音制御装置では、従来の楽器を「弾く」という感覚
から離れ、新たな演奏上の楽しみや、演奏効果を得るこ
とが可能になる。例えば、手指、手首、肘、肩等の曲げ
運動は、日常的な自然な動作であると共に、ダンス等の
振り付けにも用いられる場合が多い。したがって、これ
らの動きに基づいて楽音を制御することができれば、こ
の動作或いは曲げ運動を取入れたダンスにより楽音制御
が可能になる。
【0003】このような楽音制御装置においては、上述
したように、身体の関節の曲げを検出する曲げ角度検出
装置が用いられている。以下では、この曲げ角度検出装
置の一構成例について図5〜図6を参照し、説明する。
図5は、上述した曲げ運動の内、特に右肘の曲げ角度を
検出する角度センサ10Rの構成を示す図である。この
角度センサ10Rは、軸13を回動自在とするように連
結された一対の板体11,12と、この一対の板体1
1,12の開閉角度に対応する抵抗変化を発生する検出
部14と、板体11,12をそれぞれ肘に装着させる装
着具15,16とから構成されている。
【0004】装着具15は、前腕に装着されるベルト1
5aと、このベルト15aに取付けられ、板体12を図
6に示す矢印方向へ移動自在に支持する支持部材15b
とから構成されている。装着具16は、これと同様に、
上腕装着されるベルト16aと、このベルト16aに取
付けられ、板体12を図6に示す矢印方向へ移動自在に
支持する支持部材16bとから構成されている。これら
ベルト15a,16aは、共に伸縮性を有する素材によ
って構成されており、また、板体11,12の各端部に
は、上記支持部材15b,16bの抜け止めとして機能
するストッパ17,18が各々取付けられている。
【0005】検出部14は、以下のように構成されてい
る。すなわち、軸13の両端部は、板体11の端縁に形
成された筒状部11a,11aに各々固定されている。
一方、板体12の端縁に形成された筒状部12aには、
その内周面に沿って抵抗体が嵌め込まれた上で固着され
ており、さらに、この抵抗体の内周面と接触するよう
に、軸13が摺動自在に挿入されている。これにより、
板体11,12の開閉角度に応じて抵抗が変化する。
【0006】上記構成による角度センサ10Rを図5に
示すように右肘に装着し、その右肘を2点鎖線Aで示す
ように曲げ、もしくはBで示すように伸すと、この腕の
動きに伴って板体11,12が軸13を中心として回動
する。そして、この回動に伴って、検出部14に設けら
れた摺動接点が抵抗体上を摺動し、肘の曲げ角度に応じ
て抵抗が変化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の曲げ角度検出装置を、肘の内側などの曲げに伴う曲
率が小さい部位に装着する場合には、該装置と装着部位
とが密着するため、誤差なく曲げ角度を検出することが
できる。しかしながら、手首などの曲げに伴う曲率が大
きい部位に装着されると、該装置と装着部表面とが離間
してしまい正確な曲げ角度を検出することができないと
いう問題があった。この発明は上述した事情に鑑みてな
されたもので、手首などの曲げに伴う曲率が大きい部位
に装着されても、正確に曲げ角度を検出することができ
る曲げ角度検出装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、板体の端縁
同士が板面と平行な軸を中心に回動自在に連結してなる
回動軸が複数形成され、生体の関節部に装着される装着
手段と、この装着手段の各回動軸に配設され、それぞれ
前記端縁同士の開閉角度に応じた信号を発生する角度検
出手段と、前記各回動軸に配設される角度検出手段の出
力を合成し、前記装着手段を装着した生体の関節部の
げ角度に相当する信号を発生する出力合成手段とを具備
することを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、装着手段は、板体の端縁同
士が板面と平行な軸を中心に回動自在に連結してなる回
動軸を複数形成して生体の関節部に装着され、角度検出
手段が回動軸の開閉角度に応じた信号を発生する。そし
て、出力合成手段が各回動軸に配設される角度検出手段
の出力を合成し、前記装着手段を装着した生体の関節部
曲げ角度に相当する信号を発生する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1および図2は、この発明の一実施例
である曲げ角度検出装置1の外観を示す側面図および斜
視図であり、特に、図1は該装置1を左手首の甲に装着
した状態を示している。これらの図に示す曲げ角度検出
装置1が図5に示すものと異なる点は、曲げに応じて2
つの軸が回転する構造としたことにある。これら図にお
いて、2,3は曲げを検出する部位に当接する板部材で
ある。この板部材2,3の端縁は、それぞれ中板4の両
端と回動自在に連結されている。この中板4と板部材
2,3との連結箇所には、各々AX1軸回りの回転角度
を検出する検出部5と、AX2軸回りの回転角度を検出
する検出部6とが形成されている。なお、これら検出部
5,6は同一の構成をなしている。
【0011】次に、図3は、検出部5の構造を説明する
ための上面透視図である。この図に示すように、検出部
5は、上面視凹状の円筒形をなす板部材2の端縁2a,
2bと、上面視凸状の円筒形をなす中板4の端縁4aと
を噛み合わせた構造となっている。そして、この検出部
5は、中板4と共に回動する回動部材5aと、板部材2
の端縁2b側に配設される検出回路5bと、回り止めS
Pとから構成されている。
【0012】この回動部材5aは、円柱形状の部材であ
って、AX1軸に沿って端縁4aに介挿されて固着され
るものである。この部材5aの端面、すなわち、後述す
る基板PWBに対向する面には、磁石Mgが配設されて
いる。検出回路5bは、板部材2の端縁2b側面に沿っ
て固定される基板PWB上に形成され、上述した磁石M
gの回動位置に応じた信号を発生する。すなわち、この
検出回路5bは、図4に示すように、磁石Mgと対向す
るよう実装された磁気抵抗素子MR1,MR2と、この
磁気抵抗素子MR1,MR2と周知のブリッジ接続回路
を形成する基準抵抗Rr1,Rr2と、差動増幅器DA
1と、抵抗R1〜R8とから構成されている。ここで、磁
気抵抗素子MR1,MR2とは、磁気抵抗効果を有する
素子であって、与えられた磁界強度に応じてその固有抵
抗値が変化するものである。
【0013】一方、中板4と板部材3との連結箇所に
は、上述した検出部5と同一構成の検出部6が形成され
ており、この検出部6も磁石Mgの回動位置に応じた信
号を発生する。なお、この検出部6を構成する検出回路
6bは、図4に示すように、磁気抵抗素子MR3,MR
4と、この磁気抵抗素子MR3,MR4とブリッジ接続
回路を形成する基準抵抗Rr3,Rr4と、差動増幅器
DA2と、抵抗R9〜R16とから構成される。そして、
これら検出部5,6から供給される検出信号は、ケーブ
ル等を介して別体として構成された非反転加算回路7に
よって加算される。すなわち、この非反転加算回路7
は、オペアンプOPと抵抗R17〜R19とから構成され、
非反転入力に供給される2検出信号を加算して端子To
utに出力する。
【0014】このような構成による曲げ角度検出装置1
にあっては、手首などの大きい表面曲率に沿って装着で
きるように2つの曲げ検出軸を設け、かつ、これら曲げ
検出軸が発生する検出信号を加算して全体としての曲げ
を検出するようにしたから、該装置1と装着部表面とが
離間することなく正確な曲げを検出することができる。
【0015】なお、上述した実施例にあっては、非反転
加算回路7を別体としたが、これは検出回路5bあるい
は検出回路6bが実装される基板PWBのいずれかに設
けても良い。また、この実施例では磁石Mgと磁気抵抗
素子MR1〜MR4とを用いて曲げ角度を検出するよう
にしたが、これに替えて磁気エンコーダ等を配設しても
良い。さらに、この実施例では曲げを検出する軸を2軸
としたが、これに限定されることなく、2つ以上の複数
の検出軸としても良い。すなわち、要は装着される部位
に密着するように適切な間隔で検出軸を配設すれば良い
訳である。
【0016】また、上記実施例における非反転加算回路
7は、板部材2、板部材3および中板4のいずれかに埋
設したり、あるいは固着するようにしても良い。さら
に、この非反転加算回路7は、例えば、CPU等で構成
された別体の制御回路においてソフト処理によって実現
することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、装着手段は、板体の端縁同士が板面と平行な軸を中
心に回動自在に連結してなる回動軸を複数形成して生体
の関節部に装着され、角度検出手段が回動軸の開閉角度
に応じた信号を発生する。そして、出力合成手段が各回
動軸に配設される角度検出手段の出力を合成し、前記装
着手段を装着した生体の関節部の曲げ角度に相当する信
号を発生するので、手首などの曲げに伴う曲率が大きい
部位に装着されても、正確に曲げ角度を検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による一実施例の装着状態を示す側
面図。
【図2】 同実施例の外観を示す斜視図。
【図3】 同実施例における検出部5の構造を示す平面
透視図。
【図4】 同実施例における電気的構成を示す回路図。
【図5】 従来例を説明するための図。
【図6】 従来例を説明するための図。
【符号の説明】
2,3…板部材、4…中板、5,6…検出部、5a…回
動部材、5b…検出回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板体の端縁同士が板面と平行な軸を中心
    に回動自在に連結してなる回動軸が複数形成され、生体
    の関節部に装着される装着手段と、 この装着手段の各回動軸に配設され、それぞれ前記端縁
    同士の開閉角度に応じた信号を発生する角度検出手段
    と、 前記各回動軸に配設される角度検出手段の出力を合成
    し、前記装着手段を装着した生体の関節部の曲げ角度に
    相当する信号を発生する出力合成手段とを具備すること
    を特徴とする曲げ角度検出装置。
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