JP2958555B2 - 竹の集成材体並びに竹の集成材体を使用した積層材 - Google Patents
竹の集成材体並びに竹の集成材体を使用した積層材Info
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- JP2958555B2 JP2958555B2 JP29554695A JP29554695A JP2958555B2 JP 2958555 B2 JP2958555 B2 JP 2958555B2 JP 29554695 A JP29554695 A JP 29554695A JP 29554695 A JP29554695 A JP 29554695A JP 2958555 B2 JP2958555 B2 JP 2958555B2
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- Japan
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- bamboo
- laminated
- wooden
- laminated body
- elongated
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- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状に形成した竹の集成
材体並びに竹の集成材体を使用した積層材に係るもので
ある。
材体並びに竹の集成材体を使用した積層材に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り各種建築物用材や箱体や容器体用材や車輌・船舶・飛
行体の内装用材として杉や桧などが美しさと丈夫さの点
から使用されてきたが高価なため、安い木材に高級材の
薄い単板を貼設して使用したり、価格がやや低廉なラワ
ン材の積層材で形成したパネル材が多用されてきた。
り各種建築物用材や箱体や容器体用材や車輌・船舶・飛
行体の内装用材として杉や桧などが美しさと丈夫さの点
から使用されてきたが高価なため、安い木材に高級材の
薄い単板を貼設して使用したり、価格がやや低廉なラワ
ン材の積層材で形成したパネル材が多用されてきた。
【0003】しかし、杉や桧等は成長するまでに50年
以上の長い月日を必要とし、またラワン材は熱帯アジア
地方の供給側とこれを使用する需要側との経済的情勢か
ら乱伐され事態の改善が要求されつつある。
以上の長い月日を必要とし、またラワン材は熱帯アジア
地方の供給側とこれを使用する需要側との経済的情勢か
ら乱伐され事態の改善が要求されつつある。
【0004】本発明は竹資源が豊富なことと、竹の成長
が早く、3〜4年で竹材として使用でき且つ比強度(強
さ/重量)が大きいことに着目し、板状に形成した竹の
集成材体並びにこの竹の集成材体に断熱・耐食・防湿性
があり且つ着色性が良くて色彩の豊かな製品が得られる
プラスチック材体を付設したり、竹の集成材体に木製合
板体若しくは木製柱体若しくは集成木体を付設したり、
木製板体若しくは木製合板体の一方の表面にプラスチッ
ク材体を他方の表面に竹の集成材体を付設して建築物用
材や箱体や容器体用材や車輌・船舶・飛行体などの内装
用材として使用できる積層材を提供するものである。
が早く、3〜4年で竹材として使用でき且つ比強度(強
さ/重量)が大きいことに着目し、板状に形成した竹の
集成材体並びにこの竹の集成材体に断熱・耐食・防湿性
があり且つ着色性が良くて色彩の豊かな製品が得られる
プラスチック材体を付設したり、竹の集成材体に木製合
板体若しくは木製柱体若しくは集成木体を付設したり、
木製板体若しくは木製合板体の一方の表面にプラスチッ
ク材体を他方の表面に竹の集成材体を付設して建築物用
材や箱体や容器体用材や車輌・船舶・飛行体などの内装
用材として使用できる積層材を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0006】竹を長さ方向に細断した断面横長長方形形
状の細長い竹材を、この複数の細長い竹材の表裏面同士
が隣合うように並列すると共に、隣合うこの竹材同志が
表裏反対となるように並列接着せしめて形成したことを
特徴とする竹の集成材体に係るものである。
状の細長い竹材を、この複数の細長い竹材の表裏面同士
が隣合うように並列すると共に、隣合うこの竹材同志が
表裏反対となるように並列接着せしめて形成したことを
特徴とする竹の集成材体に係るものである。
【0007】また、木製合板体31若しくは木製柱体32
若しくは集成木体33に、竹を長さ方向に細断した断面
横長長方形形状の細長い竹材を,この複数の細長い竹材
の表裏面同士が隣り合うように並列すると共に,隣り合
うこの竹材同士が表裏反対となるように並列接着せしめ
て形成した竹の集成材体2を付設したことを特徴とする
竹の集成材体を使用した積層材に係るものである。
若しくは集成木体33に、竹を長さ方向に細断した断面
横長長方形形状の細長い竹材を,この複数の細長い竹材
の表裏面同士が隣り合うように並列すると共に,隣り合
うこの竹材同士が表裏反対となるように並列接着せしめ
て形成した竹の集成材体2を付設したことを特徴とする
竹の集成材体を使用した積層材に係るものである。
【0008】
【実施例】添付図面は本発明に好適な実施の一例を図示
したものである。
したものである。
【0009】図1は、竹を長さ方向に細断した断面横長
長方形形状の細長い竹材を、この複数の細長い竹材の表
裏面同士が隣合うように並列すると共に、隣合うこの竹
材同志が表裏反対となるように並列接着せしめて形成し
た竹の集成材体2を図示したもので、竹が上方が細くな
っているため上方程少し肉薄になるので、隣同志の竹材
を上下反対に並列接着せしめたり、また面積の広い積層
材を形成する場合には同じ位置で継ぎ合わせないで例え
ば上下にずらして接合する。
長方形形状の細長い竹材を、この複数の細長い竹材の表
裏面同士が隣合うように並列すると共に、隣合うこの竹
材同志が表裏反対となるように並列接着せしめて形成し
た竹の集成材体2を図示したもので、竹が上方が細くな
っているため上方程少し肉薄になるので、隣同志の竹材
を上下反対に並列接着せしめたり、また面積の広い積層
材を形成する場合には同じ位置で継ぎ合わせないで例え
ば上下にずらして接合する。
【0010】また、竹の集成材体2の経年変化による狂
いや前後に対する曲げ強さをほぼ均一にするため、隣同
士の竹材を表裏反対に並列接着している。
いや前後に対する曲げ強さをほぼ均一にするため、隣同
士の竹材を表裏反対に並列接着している。
【0011】図2は木製合板体31に前記竹の集成材体
2を付設したもので、竹の集成材体2を表面にして積層
材を形成すると竹の持つ閑寂な風赴と竹の持つ素材の強
度が利用できる積層材を提供できる。
2を付設したもので、竹の集成材体2を表面にして積層
材を形成すると竹の持つ閑寂な風赴と竹の持つ素材の強
度が利用できる積層材を提供できる。
【0012】また、図3は内部に杉その他の木製柱体3
2を使用し、この木製柱体32に竹の集成材体2を付設し
たもので、図4は集成木体33として米松,杉その他の
柱状体の表面に竹の集成材体2を付設したもので、前記
と同様竹の持つ風趣と素材の強度が利用できると共に安
い木材に高級感を付加した積層材となる。
2を使用し、この木製柱体32に竹の集成材体2を付設し
たもので、図4は集成木体33として米松,杉その他の
柱状体の表面に竹の集成材体2を付設したもので、前記
と同様竹の持つ風趣と素材の強度が利用できると共に安
い木材に高級感を付加した積層材となる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記のように竹を長さ方向に細
断した断面横長長方形形状の細長い竹材を並列接着せし
めて竹の集成材体を形成したので、比強度(強さ/重
量)が大きく、耐食性,防湿性,耐久性が良く、軽くて
取り扱いが容易で打釘,切断等の加工が容易で材料が均
質性で低廉で白蟻対策にもなる実用的で便利な秀れた竹
の集成材体となる。
断した断面横長長方形形状の細長い竹材を並列接着せし
めて竹の集成材体を形成したので、比強度(強さ/重
量)が大きく、耐食性,防湿性,耐久性が良く、軽くて
取り扱いが容易で打釘,切断等の加工が容易で材料が均
質性で低廉で白蟻対策にもなる実用的で便利な秀れた竹
の集成材体となる。
【0014】しかも、複数の細長い竹材の表裏面同士が
隣合うように並列すると共に、隣合うこの竹材同志が表
裏反対となるように並列接着せしめて竹の集成材体を形
成したので、この竹の集成材体の経年変化による狂いや
前後に対する曲げ強さがほぼ均一になる秀れた構成の竹
の集成材体となる。
隣合うように並列すると共に、隣合うこの竹材同志が表
裏反対となるように並列接着せしめて竹の集成材体を形
成したので、この竹の集成材体の経年変化による狂いや
前後に対する曲げ強さがほぼ均一になる秀れた構成の竹
の集成材体となる。
【0015】また、木製合板体若しくは木製柱体若しく
は集成木体に竹の集成材体を付設した場合には、竹の持
つ独特な風趣と強度が利用でき、耐食性,防湿性,耐久
性のある軽くて取り扱いが容易な実用的で秀れた積層材
となり、しかも、複数の細長い竹材の表裏面同士が隣合
うように並列すると共に、隣合うこの竹材同志が表裏反
対となるように並列接着せしめて竹の集成材体を形成し
たので、この竹の集成材体の経年変化による狂いや前後
に対する曲げ強さがほぼ均一になる秀れた構成の竹の集
成材体を使用した積層材となる。
は集成木体に竹の集成材体を付設した場合には、竹の持
つ独特な風趣と強度が利用でき、耐食性,防湿性,耐久
性のある軽くて取り扱いが容易な実用的で秀れた積層材
となり、しかも、複数の細長い竹材の表裏面同士が隣合
うように並列すると共に、隣合うこの竹材同志が表裏反
対となるように並列接着せしめて竹の集成材体を形成し
たので、この竹の集成材体の経年変化による狂いや前後
に対する曲げ強さがほぼ均一になる秀れた構成の竹の集
成材体を使用した積層材となる。
【図1】本発明の竹の集成材体の正面図である。
【図2】本発明の木製合板体に竹の集成材体を付設した
積層材の断面図である。
積層材の断面図である。
【図3】本発明の木製柱体に竹の集成材体を付設した積
層材の断面図である。
層材の断面図である。
【図4】本発明の集成木体に竹の集成材体を付設した積
層材の断面図である。
層材の断面図である。
2 集成材体 31 木製合板体 32 木製柱体 33 集成木体
Claims (2)
- 【請求項1】 竹を長さ方向に細断した断面横長長方形
形状の細長い竹材を、この複数の細長い竹材の表裏面同
士が隣合うように並列すると共に、隣合うこの竹材同志
が表裏反対となるように並列接着せしめて形成したこと
を特徴とする竹の集成材体。 - 【請求項2】 木製合板体若しくは木製柱体若しくは集
成木体に、竹を長さ方向に細断した断面横長長方形形状
の細長い竹材を,この複数の細長い竹材の表裏面同士が
隣り合うように並列すると共に,隣り合うこの竹材同士
が表裏反対となるように並列接着せしめて形成した竹の
集成材体を付設したことを特徴とする竹の集成材体を使
用した積層材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29554695A JP2958555B2 (ja) | 1994-11-15 | 1995-11-14 | 竹の集成材体並びに竹の集成材体を使用した積層材 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28033694 | 1994-11-15 | ||
JP7-267116 | 1995-10-16 | ||
JP6-280336 | 1995-10-16 | ||
JP26711695 | 1995-10-16 | ||
JP29554695A JP2958555B2 (ja) | 1994-11-15 | 1995-11-14 | 竹の集成材体並びに竹の集成材体を使用した積層材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09169076A JPH09169076A (ja) | 1997-06-30 |
JP2958555B2 true JP2958555B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=27335527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29554695A Expired - Lifetime JP2958555B2 (ja) | 1994-11-15 | 1995-11-14 | 竹の集成材体並びに竹の集成材体を使用した積層材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2958555B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103088984A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-08 | 黄山双雄竹木制品有限公司 | 竹制马赛克及制作方法 |
CN106393386B (zh) * | 2016-11-22 | 2020-01-03 | 贺州隆源新材料有限公司 | 竹、含纤维和塑料的造纸固体废弃物人造板及其制造工艺 |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP29554695A patent/JP2958555B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09169076A (ja) | 1997-06-30 |
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