JP2958396B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2958396B2
JP2958396B2 JP7349608A JP34960895A JP2958396B2 JP 2958396 B2 JP2958396 B2 JP 2958396B2 JP 7349608 A JP7349608 A JP 7349608A JP 34960895 A JP34960895 A JP 34960895A JP 2958396 B2 JP2958396 B2 JP 2958396B2
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宏之 左右田
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/0021Image watermarking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2201/00General purpose image data processing
    • G06T2201/005Image watermarking
    • G06T2201/0051Embedding of the watermark in the spatial domain

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
デジタルプリンタ、インクジェットプリンタ、印刷機等
といった画素で画像を形成する画像形成装置に関し、特
に、視覚的に知覚される画像とは別の情報を当該画像あ
るいは画像の背景領域に目障りとならないように埋めこ
む画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成の分野においては、
情報量を増やし、或いは、第三者への秘匿等を目的とし
て、画像中にテキストや文字等といった当該画像とは別
の情報を付加混入させることが行われている。
【0003】例えば、特開平7−123244号公報に
は、カラー画像を形成する際に、テキスト情報等といっ
た当該カラー画像とは別の情報を、カラー画像の3元色
成分の合計が変化しないように色差及び彩度のいずれか
を変化させて埋め込む発明が開示されている。この発明
は、高い周波数での色差や彩度の変化が人間にはほとん
ど認識できないことを利用して、別の情報をカラー画像
中に目障りとならないように埋め込むものである。しか
しながら、この発明にあっては、カラー画像の存在する
箇所にしか情報を埋め込むことができないため画像中の
利用可能な領域が制限されるという欠点があり、また、
埋めこんだ情報をスキャナ等で確実に読み出すには色差
あるいは彩度の変化を大きく変化させなければならない
ため、延いては本来のカラー画像の画質を劣化させてし
まうという欠点があった。
【0004】また、特開平4−294682号公報に
は、イエローのトナーを用いて、装置の製造番号や使用
者識別子等を人間の目には識別しにくい特定パターンで
カラー画像中に埋め込む発明が開示されている。この発
明は、人間の目がイエローのトナーで描かれた特定パタ
ーンに対して識別能力が低いことを利用して、別の情報
をカラー画像中に目障りとならないように埋め込むもの
である。しかしながら、この発明にあっては、特に画像
中の濃度が薄い部分では特定パターンが目立ち、カラー
画像の画質が劣化してしまうという欠点があった。これ
に対して、特開平5−301380号公報には、カラー
画像の濃度を判定して、画素濃度が薄い部分に対しては
特定パターンの付加を行わないようにする発明が開示さ
れている。しかしながら、この発明にあっては、上記の
欠点を解決することが可能である反面、特定パターンの
埋め込みに利用できる領域が限られて、付加する情報量
が少なくなるといった欠点があった。
【0005】また、特開平4−334266号公報に
は、”glyphs”という絵文字でデジタルデータを
ハーフトーンイメージに埋めこむ発明が開示されてい
る。しかしながら、この発明にあっては、原稿画像中に
ハーフトーンイメージの領域を設けなければならないこ
と、また、絵文字自体が画素に比べて大きいため、埋め
込める付加情報の量が少なくなるといった欠点があっ
た。また、特開平6−113111号公報には、Y(イ
エロー)M(マジェンタ)C(シアン)のカラー画像デ
ータに対して、K(ブラック)の量を違えた2つの状態
を作り、これら状態に「0」又は「1」を割り当てて画
像にID情報を付加する発明が開示されている。しかし
ながら、この発明にあっては、単色の画像についてはI
D情報を付加することができず、また、画像中の全ての
画素において2つの状態が作り出せるとは限らないため
ID情報を付加できない場合が生じてしまうという欠点
があった。
【0006】また、特開昭63−214067号公報に
は、ディザ法を用いて画像を表現するに際して、付加す
る情報に基づいてディザマトリクスにおける要素の配置
を決定して、画像中に別の情報を埋め込む発明が開示さ
れている。また、特開平2−266390号公報には、
ディザマトリクスを応用して、しきい値差kの組の出力
(1,0)および(0,1)に「0」、「1」を割り当
てて別の情報を画像中に埋め込む発明が開示されてい
る。しかしながら、これらの発明にあっては、画像中の
或る部分にしか別の情報を埋め込むことができず、ま
た、階調表現としてディザマトリクスを用いる画像形成
装置でないと適用できないという欠点があった。更に、
電子画像に埋めこんだ情報であればディザマトリクスの
位置が特定できるので、埋め込まれた情報を後に読み出
すことは容易であるが、プリント出力した画像の場合で
は、画像読み取り装置で読み込んだ画像から二次元的に
配置された各々のディザマトリクスの位置やパターンを
特定することはほとんど不可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、画像中
に当該画像とは別の情報を埋め込んで付加する発明は従
来より種々提案されているが、付加し得る情報量が少な
い、或いは、情報の付加によって画像の画質が劣化す
る、或いは、埋め込んだ情報を読み取ることが困難とい
う問題が生じていた。
【0008】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、画像中に多量の付加情報を視覚的に目障りとなら
ずに且つ画質を劣化させずに埋め込む画像形成装置を提
供することを第1の目的とする。また、本発明は、原稿
内の画像の無い領域(背景領域)にも視覚的に目障りと
ならずに付加情報を埋め込む画像形成装置を提供するこ
とを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は画像を構成する
画素に着目したことに特徴があり、第1の目的を達成す
るため、付加情報のコード値によって画素の位置、配置
関係、幾何学的形態、或いは、複数の画素で構成するパ
ターンを変化させて、付加情報を画像の中に埋め込む。
また、第2の目的を達成するため、本発明は、画像の無
い領域に背景をつけ、付加情報のコード値によって、背
景を構成する画素の位置、配置関係、幾何学的形態、或
いは、複数の画素で構成するパターンを変化させて、付
加情報を画像の中に埋め込む。
【0010】すなわち、本発明に係る画像形成装置で
は、基本的には、画像描画手段が出力すべき画素の濃度
により線幅を変更する万線スクリーンを用いて画像を
画する。そして、画像描画手段による描画に際して、位
置変更手段が画素の描画位置を付加情報のコード値に応
じて万線スクリーンの線幅方向に設定された位置に変更
、制御手段が位置変更手段により変更された位置に万
線スクリーンを用いて画像描画手段により画素を描画さ
せる。なお、本発明に係る画像形成装置では、1つの画
素についてだけでなく、隣接する複数の画素について、
画素の描画位置を付加情報のコード値に応じて万線スク
リーンの線幅方向に設定された位置に変更し、当該位置
に万線スクリーンを用いてこれら画素を描画させるよう
にしてもよい。
【0011】また、本発明に係る画像形成装置では、
像描画手段により画像を描画する際の複数の出力画素の
濃度を、濃度調整手段が付加情報のコード値に応じて少
なくとも一つの出力画素について増加させるとともに残
りの出力画素について減少させ、この濃度調整手段によ
り調整された濃度で、制御手段が万線スクリーンを用い
て画像描画手段により出力画素を描画させる。
【0012】また、本発明に係る画像形成装置では、基
本的には、画像描画手段が出力すべき濃度により画素の
大きさを変更するドットスクリーンを用いて画像を描画
する。そして、画像描画手段による描画に際して、位置
変更手段が画素の描画位置を付加情報のコード値に応じ
て設定された位置に変更し、制御手段が位置変更手段に
より変更された位置にドットスクリーンを用いて画像描
画手段により画素を描画させる。なお、本発明に係る画
像形成装置では、1つの画素についてだけでなく、隣接
する複数の画素について、画素の描画位置を付加情報の
コード値に応じて設定された位置に変更し、当該位置に
ドットスクリーンを用いてこれら画素を描画させるよう
にしてもよい。
【0013】また、本発明に係る画像形成装置では、画
像描画手段が出力すべき濃度により出力画素の大きさを
変更するドットスクリーンを用いて出力画素を描画する
に際して、複数の出力画素の濃度を、濃度調整手段が付
加情報のコード値に応じて少なくとも一つの出力画素に
ついて増加させるとともに残りの出力画素について減少
させ、この濃度調整手段により調整された濃度で、制御
手段がドットスクリーンを用いて画像描画手段により出
力画素を描画させる。
【0014】また、本発明に係る画像形成装置では、基
本的には、第1の描画手段がドットスクリーンを用いて
或る一定の幾何学的形態を有する画素、又は、第2の描
画手段がドットスクリーンを用いて前記幾何学的形態と
は異なる幾何学的形態を有する画素により画像を描画す
る。そして、画像描画手段による描画に際して、制御手
段による制御により、描画変更手段が付加情報のコード
に応じて第1の画像描画手段及び前記第2の画像描画
手段のいずれか一方により描画させる。
【0015】また、本発明に係る画像形成装置では、上
記のような手法で万線スクリーン或いはドットスクリー
ンを用いて付加情報を背景画像部分に埋め込むようにし
ている。なお、画像合成手段により、この背景画像は、
当該背景画像とは別個の描画対象画像(例えば、人物画
像や文書画像)と合成されて、画像描画手段により描画
される。
【0016】なお、上記した出力画素とは、出力装置
(プリンタ、複写機、ファクシミリ、印刷における版生
成装置等)が描画できる最小単位であり、その最小単位
の大きさ、形態、位置は可変である。また、上記した万
線スクリーンの幅とは、出力画素の最大の幅をいい、例
えば、200線のスクリーンの場合には0.127mm
となる。また、上記したセルとは、ドットスクリーンを
構成する単位領域をいい、例えば、図9に示すように点
線で示した最小の正方形領域をいう。また、上記の幾何
学的形態とは、形状、方向、大きさ等といった出力画素
を形態的に特徴付ける要素をいう。
【0017】本発明に係る画像形成装置によれば、万線
スクリーンやドットスクリーンの性質を利用して、画像
の画質を劣化させずに多量の付加情報を埋め込むことが
できる。また、原稿内の画像の無い領域には、視覚的に
目障りとならないように例えば薄く均一な濃度の背景を
付け、付加情報を埋め込むことにより更に多量の情報を
付加することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1には、本発明に係る画像形成
工程の大まかな構成を示してある。画像形成装置は大き
く分けて画素生成工程1と画素出力工程2とから構成さ
れており、視覚的に知覚される画像及び当該画像とは別
の付加情報データが入力されると、本発明は画素生成工
程1において、付加情報データのコード値に応じて画素
の位置、配置関係、幾何学的形態、或いは、複数の画素
で構成するパターンを変化させて、入力された画像の画
素を生成することに特徴がある。なお、画素出力工程2
は、電子写真、インクジェット等、画素を出力できるも
のならどのような手段によってもよい。
【0019】図2には、本発明の第1実施例として、万
線スクリーンを用いて画像を生成する電子写真方式レー
ザプリンタの要部を示してある。このレーザプリンタに
は、D/A変換器21、三角波発振器22、選択回路2
3、三角波選択信号生成器24、比較器25、レーザ駆
動系26が備えられている。D/A変換器21は入力さ
れた画像(デジタル濃度情報)をアナログ電圧情報に変
換し、これを比較器25の一方の入力端子に出力する。
三角波発振器22は、出力画素の描画位置を万線スクリ
ーンの幅方向に変更するための三角波を発生し、具体的
には、同図中に示すような頂点の位置が異なる2種類の
三角波27、28を発生する。なお、三角波27、28
の1単位の幅は万線スクリーンの幅の1単位に対応す
る。
【0020】選択回路23は発生された三角波27、2
8の内のいずれか一方を選択し、これを比較器25の他
方の入力端子に出力する。三角波選択信号生成器24
は、入力された画像及び付加情報データに基づいて選択
信号を送信し、付加情報データを構成しているコード値
「0」又は「1」に応じて選択回路23による選択処理
を制御する。なお、以下の説明において、付加情報デー
タは「0」又は「1」の1つ以上のコード値により表現
されている。比較器25は入力画像のアナログ電圧と三
角波のレベル(アナログ電圧)を比較して、三角波のレ
ベルが入力画像のアナログ電圧より大きい時に”H”
(すなわち、レーザをON)、小さい時に”L”(すな
わち、レーザをOFF)を出力する。したがって、三角
波27が選択されているときには比較的遅いタイミング
で”H”レベルがレーザ駆動系26に入力され、三角波
28が選択されているときには比較的早いタイミング
で”H”レベルがレーザ駆動系26に入力される。
【0021】レーザ駆動系26は、万線スクリーンを用
いて出力画素を描画する手段であり、レーザONの指令
に応じて記録媒体上に出力画素を走査しながら描画す
る。したがって、三角波27が選択されているときには
出力画素は万線スクリーン幅内における主走査方向の後
方部に描画され、三角波28が選択されているときには
出力画素は万線スクリーン幅内における主走査方向の前
方部に描画される。
【0022】すなわち、上記構成の電子写真方式レーザ
プリンタによれば、入力画像はD/A変換器21でアナ
ログ電圧に変換されて比較器25に入力され、また、三
角波発振器22で発生された三角波27、28のいずれ
か一方が付加情報データに応じて選択回路23で選択さ
れて比較器25に入力される。そして、比較器25は付
加情報データに応じた三角波の形状に基づいたタイミン
グでレーザ駆動系26を制御し、付加情報データに応じ
て万線スクリーンの幅内において当該幅方向に変位した
位置に出力画素を描画させる。
【0023】図3には万線スクリーン31の中に付加情
報のデータ「0」「1」を埋めこんだ様子を示してあ
り、埋め込むデータが「0」のときには画素32をスク
リーン幅方向の左端に描画し、「1」のときには画素を
画素32をスクリーン幅方向の右端に描画している。す
なわち、画素32によって描画される画像中に、画素3
2の描画位置の相違によって付加情報データ「0」
「1」を埋め込んでいる。ここで、従来の画像形成で
は、三角波は1種類であるので、例えば図4に示すよう
に万線スクリーン31中の画素32の位置は全て左端に
なる。図3と図4とを比較して分かるように、万線スク
リーン31中に占める画素32の割合はどちらも同一で
あり、画像濃度を変更することなく、付加情報データを
画像に埋め込むことができる。
【0024】なお、入力画像の濃度が高くなると出力画
素の幅が太くなり、最高濃度の場合には隣のスクリーン
の出力画素と繋がって情報が埋め込めなくなってしまう
(すなわち、スクリーン内での出力画素の位置変更がで
きない)ことがある。この対策としては、図5に示すよ
うに入力画像中の濃度が或る一定値(例えば、240)
以上の部分については、三角波選択信号生成器24が入
力画像の濃度を監視して、濃度が或る一定以上の部分に
ついては選択回路23にいずれか一方(例えば、
「0」)の三角波を固定的に選択させて、付加情報を埋
め込まないようにすればよい。図6には、本実施例によ
るプリント出力の例を示してあり、原稿33に万線スク
リーンで画像34が描かれ、この画像34を構成してい
る画素の描画位置の相違によって、視覚的に知覚される
画像34とは別の情報が目障りなく埋めこまれている。
【0025】上記のように画像中に埋め込まれた付加情
報を読み出すには、図7に示すようなシステムを用い
る。例えばカラー画像の場合にはカラー画像読取装置3
5によって原稿から画像を読み取り、この画像に画像処
理手段36でシェーディング補正等の適切な画像処理を
施した後、画素検出手段37で画素の位置を検出して
「0」「1」のコード、すなわち画像中に埋めこまれた
付加情報を読み出す。読み出された付加情報は処理手段
38によってディスプレイに表示され、或いは、その付
加情報に従った所定の処理が行われる。なお、画像処理
が施された画像は画像表示手段39でディスプレイ表示
される。
【0026】ここで、通常、グラフィックスや写真等の
画像を形成する場合には、万線スクリーン線数は100
線(25.4mm当たり100線)或いは200線(2
5.4mm当たり200線)の場合が多いため、400
dots/25.4mm或いは600dots/25.
4mmの解像度の画像読取装置35であれば、埋めこん
だ付加情報を支障なく読み出すことができる。なお、本
実施例において、付加情報データに従った画素の描画位
置変更を数ライン連続して行えば、図3の画素32を副
走査線方向に長くすることができる。このようにすれ
ば、画像読取装置35で読み込む画像に或る程度のスキ
ュー(傾き)があっても、1回の主走査方向のスキャン
で埋めこまれた付加情報を抽出することができ、2次元
画像の処理が必要ないので、極めて高速に付加情報を抽
出することができる。
【0027】図8には、本発明の第2実施例として、ド
ットスクリーンを用いて画像を生成する電子写真方式レ
ーザプリンタの要部を示してある。なお、上記の第1実
施例と同一部分には同一符号を付して重複する説明は省
略する。本実施例では、入力画像は図8に示すように
「0」と或る一定値で交互に切り替えた波形41とす
る。ここで、例えば画像の濃度が「40」である場合に
は、平均濃度が「40」となるように波形41は「0」
と「80」を交互に切り替える。
【0028】また、本実施例の三角波発振器42は図8
に示すように位相を半周期分ずらせた2種類の三角波4
3、44を発生し、これら三角波43、44を選択回路
23に入力して付加情報データに応じて選択させる。し
たがって、比較器25が入力画像を三角波43、44の
いずれかのタイミングで出力し、具体的には、三角波4
4が選択されているときには比較的遅いタイミングでレ
ーザ発光指令”H”がレーザ駆動系26に入力され、三
角波43が選択されているときには比較的早いタイミン
グでレーザ発光指令”H”がレーザ駆動系26に入力さ
れる。これにより、図9に示すように、レーザ駆動系2
6はドットスクリーンを用いて記録媒体上に入力画像に
対応した出力画素45を走査しながら描画する。
【0029】すなわち、図9に示す画素45の形成例で
は、付加情報データが「1」のときには画素45はドッ
トスクリーンのセル46中で右端に描画され、付加情報
データが「0」のときには画素45はセル46中で中央
に描画されている。このように、付加情報データによっ
てセル46内の画素45の位置を変更することで、画像
濃度を変更することなく、付加情報が画像に目障りなく
埋め込まれている。なお、本実施例により画像に埋め込
まれた付加情報も、図7に示したシステムによって読み
出すことができる。
【0030】本実施例においては、複数の画素で構成す
る2種類以上のパターンに、付加情報を割り当てて画像
に埋め込むこともできる。図10には、本発明の第3実
施例として、万線スクリーンを用いて画像を生成する際
に、複数の画素で構成するパターンに付加情報を割り当
てて画像に埋め込む電子写真方式レーザプリンタの要部
を示してある。なお、上記の第1実施例と同一部分には
同一符号を付して重複する説明は省略する。本実施例の
三角波発振器52は、図10に示すように、或る一定周
期の三角波53と当該三角波53に対して2倍の周期の
三角波54との2種類の三角波を発生し、これら三角波
53、54を選択回路23に入力して付加情報データに
応じて選択させる。
【0031】したがって、比較器25が入力画像を三角
波53、54のいずれかのタイミングで出力し、具体的
には、三角波53が選択されているときにはその周期タ
イミングで入力画像情報がレーザ駆動系26に入力さ
れ、三角波54が選択されているときには2倍の周期タ
イミングで入力画像情報がレーザ駆動系26に入力され
る。なお、三角波54が選択されているときには、その
波形幅が広い分だけ三角波53が選択されているときよ
りもレーザ駆動系26の動作時間が長くなる。これによ
り、図11に示すように、レーザ駆動系26は万線スク
リーン31を用いて記録媒体上に入力画像に対応した出
力画素32を走査しながら描画する。
【0032】すなわち、図11に示す画素32の形成例
では、付加情報データが「0」で三角波53が選択され
たときには、画素32は各スクリーン31毎に主走査線
方向へ或る一定の幅をもって描画され、付加情報データ
が「1」で三角波54が選択されたときには、画素32
は1つ置きのスクリーン31に主走査線方向へ上記よ
大きな幅をもって描画されている。このように、一対の
スクリーン31についての描画パターンで付加情報デー
タを表現することで、画像濃度を変更することなく、付
加情報が画像に目障りなく埋め込まれている。
【0033】図12には、本発明の第4実施例として、
万線スクリーンを用いて画像を生成する際に、複数の画
素で構成するパターンに付加情報を割り当てて画像に埋
め込む電子写真方式レーザプリンタの要部を示してあ
る。なお、上記の第1実施例と同一部分には同一符号を
付して重複する説明は省略する。本実施例では、入力画
像を付加情報データに基づいて濃度調整処理する演算手
段61を備えており、例えば、付加情報データが「1」
のときには、主走査線方向で連続する2つの画素の内の
一方の画素の濃度を或る一定値だけ増加させ、他方の画
素の濃度を当該一定量だけ減じる処理を行う。なお、付
加情報データが「0」のときには、特に演算処理を行わ
ずに各画素は本来の濃度のままとする。
【0034】また、本実施例では、三角波に基づいた特
別な描画制御を行わないため、三角波発振器62は或る
一定周期の三角波63を1種類だけ発生し、三角波の選
択回路は省かれている。したがって、比較器25が入力
画像を三角波63のタイミングでレーザ駆動系26に出
力し、図13に示すように、万線スクリーン31を用い
て入力画像に応じた画素32を描画するが、演算手段6
1によって濃度を増加された画素32については主走査
線方向に幅広く描画され、濃度を減少された画素32に
ついては主走査線方向に幅狭に描画される。
【0035】すなわち、図13に示す画素32の形成例
では、付加情報データが「0」であるときには、主走査
線方向に連続する一対の画素32は各スクリーン31毎
に主走査線方向へ或る一定の幅をもって描画され、これ
ら画素32対によって付加情報データ「0」が表現さ
れている。また、付加情報データが「1」であるときに
は、主走査線方向に連続する一対の画素32は、一方が
幅広に描画され、他方が幅狭に描画され、これら画素3
対によって付加情報データ「1」が表現されてい
る。本実施例においても、一対のスクリーン31につい
ての描画パターンで付加情報データを表現することで、
画像濃度を変更することなく、付加情報が画像に目障り
なく埋め込まれている。なお、上記した第3実施例及び
第4実施例では、万線スクリーンを基本にしてパターン
を作り出しているが、本発明では、どのようなスクリー
ンであっても用いることができ、また、複数の画素で構
成される2種類以上のパターンであればどのようなパタ
ーンであってもよい。
【0036】本発明においては、幾何学的特性の異なる
2種類以上の画素を用い、各々の画素に付加情報のコー
ドを割り当てて画像に埋め込むこともできる。このよう
に2種類以上の画素を形成するために、電子写真等にお
けるレーザ変調技術では主に強度変調とパルス幅変調が
あり、前者では図14図の(A)及び(B)に示すよう
に画素45の大きさを変え、後者では同図の(a)及び
(b)に示すように画素45の主走査方向への長さを変
えている。図15には、本発明の第5実施例として、強
度変調とパルス幅変調との両方を行って、大きさ、長
さ、方向等といった幾何学的形態の異なる画素を生成
し、ドットスクリーンを用いて画像を生成する電子写真
方式レーザプリンタの要部を示してある。なお、上記の
第1実施例と同一部分には同一符号を付して重複する説
明は省略する。
【0037】本実施例では、上記の第2実施例と同様
に、入力画像は図15に示すように「0」と或る一定値
で交互に切り替えた波形71とする。また、本実施例の
三角波発振器72は、図15に示すように、或る一定周
期の三角波73と当該三角波73に対して2倍幅の三角
波74との2種類を発生し、これら三角波73、74を
選択回路23に入力して付加情報データに応じて選択さ
せる。これにより、三角波の周期を変えることでパルス
幅を変調する。また、レーザ駆動系26には付加情報デ
ータも入力され、電流制御により付加情報データに応じ
て出力するレーザ強度を変調する。
【0038】したがって、比較器25が入力画像を三角
波73、74のいずれかのタイミングで出力し、このタ
イミング及び付加情報データに応じてレーザ駆動系26
が画素45を描画する。具体的には、付加情報データを
成すコード値が「0」のときはレーザ強度が強く、付加
情報データを成すコード値が「1」のときはレーザ強度
が弱くなるようにレーザ駆動系26を設定した場合にお
いて、パルス幅は三角波の幅に応じて決まるため、付加
情報データのコード値「0」で三角波73が選択されて
いるときには、レーザ駆動系26はパルス幅を短く且つ
レーザ強度を強くして図14の(A)に示すような円形
の画素45を描画し、付加情報データのコード値「1」
で三角波74が選択されているときには、レーザ駆動系
26はパルス幅を長く且つレーザ強度を弱くして図14
の(b)に示すような主走査線方向に延びた楕円形の画
素45を描画する。
【0039】すなわち、図16に示す画素45の形成例
では、付加情報データが「0」のときには画素45はド
ットスクリーンのセル46内に円形で描画され、付加情
報データが「1」のときには画素45はセル46内に楕
円形で描画されている。このように、付加情報データに
よってセル46内の画素45の形態を変更することで、
画像濃度を変更することなく、付加情報が画像に目障り
なく埋め込まれている。
【0040】なお、変調方式によって描画する画素45
の形態は種々変更することができる。例えば、レーザビ
ーム形状が楕円のときに、強度変調を行うことによって
図17の(A)、(B)に示すように画素45の大きさ
を変更することができ、また、パルス変調を行うことに
よって同図の(a)、(b)に示すように画素45の大
きさを変更することができる。したがって、図17の
(A)と(b)に示すような方向の異なる2つの画素4
5を用いれば、図18に示すように、付加情報データ
「0」「1」をそれぞれ画素45の方向で表して画像に
埋め込むことができる。また、図14の(A)、(B)
に示したように、強度変調だけを行った円形の画素45
によって付加情報を表すこともできる。但し、この場合
には、付加情報データ「0」「1」を単純に画素45の
大小に割り当てると、付加情報データによって画像の濃
度が変更されてしまうため、図19に示すように、主走
査線方向に連続する2つの画素45を対として、中程度
の同じ大きさの画素45の対で「0」、大小の画素45
の対で「1」といったように、濃度の平均値が変わらな
いように「0」「1」を割り当てるのが望ましい。
【0041】本発明においては、入力画像の画像以外の
領域に背景をつけ、この背景部分の画素に付加情報のコ
ードを割り当てて埋め込むこともできる。図20には、
本発明の第6実施例として、背景に付加情報を埋め込む
電子写真方式レーザプリンタの要部を示してある。な
お、上記の第1実施例と同一部分には同一符号を付して
重複する説明は省略する。本実施例においては、入力画
像に背景画像(例えば、淡い均一な画像)を合成する合
成器81が備えられており、この合成器81によって入
力画像11の内の濃度が或る一定値以下(例えば、濃度
「0」)の部分に、画像がないとみなして背景画像を合
成する。
【0042】また、合成器81から三角波選択信号生成
器24へは背景部であるか画像部であるかの識別信号が
送られ、三角波選択信号生成器24では背景部だけに付
加情報を埋め込むように三角波選択信号を選択回路23
に出力する。例えば、画像部分及び付加情報「0」の背
景部分には三角波27を選択して比較器25に入力し、
付加情報「1」の背景部分には三角波28を選択して比
較器25に入力する。例えば、図21に数値(10進
数)で示すような濃度の入力画像に対して、濃度「1
5」で一定の背景画像を合成器81が合成すると、合成
画像の濃度は同図に示すようになる。この例では、入力
画像の濃度は「220」であり、濃度「0」の部分に画
像はないので当該部分を濃度「15」の背景画像で置き
換え、入力画像と背景画像を合成している。
【0043】そして、背景部のみに付加情報を埋め込む
ように三角波選択信号を生成しているため、図3に示し
たように万線スクリーン31での画素32の描画位置が
背景部分でのみ付加情報に応じて変更され、画像部分に
ついては濃度を変更することなく、付加情報が目障りな
く埋め込まれる。なお、カラー画像の場合には、Y(イ
エロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラッ
ク)の全ての入力画像において、濃度が一定値(例え
ば、濃度「0」)の部分に背景画像を合成すればよい。
図22には、本実施例によるプリント出力の例を示して
あり、原稿83に万線スクリーンで画像84及び背景画
像85が描かれ、この背景画像85を構成している画素
の描画位置の相違によって、視覚的に知覚される画像8
4、85とは別の情報が目障りなく埋めこまれている。
背景画像は原画像に比べて薄く均一に形成することがで
きるので、本実施例では更に視覚的に目障りとならずに
情報を埋め込むことができる。
【0044】なお、第6実施例では、第1実施例と同様
に万線スクリーンの出力画素の位置を変更しているが、
第2〜第5実施例で説明した方式で背景画像中に付加情
報を埋め込むようにしてもよい。
【0045】図23には、本発明の第7実施例として、
背景に付加情報を埋め込む電子写真方式レーザプリンタ
の要部を示してある。なお、上記の第5実施例及び第6
実施例と同一部分には同一符号を付して重複する説明は
省略する。本実施例は、三角波発振器を除いて第6実施
例(図20)と同様な構成であり、この三角波発振器は
第5実施例(図15)に示した三角波発振器72を用い
ている。したがって、この三角波発振器72で発生した
三角波73、74に基づいて図16に示したようなドッ
トスクリーン描画がなされる。
【0046】本実施例では、入力画像が或る一定値以下
(例えば、濃度「0」)の部分に画像がないとみなして
背景画像を合成しており、また、合成器81から三角波
選択信号生成器24へは背景部であるか画像部であるか
を示す識別信号が送られ、三角波選択信号生成器24で
は背景部だけに付加情報を埋め込むように三角波選択信
号を選択回路23に出力する。例えば、画像部分及び付
加情報「0」の背景部分には三角波73を選択して比較
器25に入力し、付加情報「1」の背景部分には三角波
74を選択して比較器25に入力する。例えば、図24
に数値(10進数)で示すような濃度の入力画像に対し
て、濃度「30」或いは「0」(平均濃度「15」)の
背景画像を合成器81が合成すると、合成画像の濃度は
同図に示すようになる。すなわち、入力画像の濃度は
「220」であり、濃度「0」の部分に画像はないので
当該部分を濃度「30」或いは「0」の背景画像で置き
換えて、入力画像に背景画像を合成している。
【0047】なお、上記した万線スクリーンを用いた実
施例においては、例えば図3に示したように、万線スク
リーン31を主走査線方向に直角に設定した例を示した
が、図25に示すように万線スクリーン31を主走査線
方向に対して斜めに設定したものについても本発明は同
様に適用することができる。この場合にあっても、出力
画素32の描画位置は実質的に万線スクリーン31の幅
方向(但し、スクリーン31の傾きに応じた傾きを有す
る方向)であり、これによって付加情報を表現してい
る。
【0048】また、上記の実施例では、画素を走査しつ
つ描画する例を示したが、例えば印刷版の製作のよう
に、走査を行わずに画素によって画像を生成する装置に
も本発明は適用することができる。すなわち、本発明
は、デジタル複写機、デジタルプリンタ、インクジェッ
トプリンタ、印刷機等といった画素で画像を形成する画
像形成装置の全てに適用することができる。また、本発
明では、画像部分又は背景画像部分だけでなく、これら
両者を含めた合成画像全体に付加情報を埋め込むように
してもよく、このようにすれば、付加情報の量を更に増
大させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、画像を形成する際に、これら画像を構成
する出力画素の描画位置や幾何学的形態を付加情報に応
じて変更するようにしたため、画像の画質を劣化させず
に多量の付加情報を目障りなく埋め込むことができる。
また、本発明では、画像のない領域にも背景画像を合成
して、当該背景画像部分にも同様にして付加情報を埋め
込むようにしたため、画像の画質を劣化させずに更に大
量の付加情報を目障りなく埋め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する画像形成装置を示す概略構
成図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係る電子写真方式レー
ザプリンタの要部を示す構成図である。
【図3】 第1実施例における万線スクリーンの描画例
を示す図である。
【図4】 従来における万線スクリーンの描画例を示す
図である。
【図5】 第1実施例における情報に応じた三角波選択
を説明する図である。
【図6】 第1実施例における画像の出力例を示す図で
ある。
【図7】 画像中に埋め込まれた付加情報を抽出するシ
ステムの一例を示す概略構成図である。
【図8】 本発明の第2実施例に係る電子写真方式レー
ザプリンタの要部を示す構成図である。
【図9】 第2実施例におけるドットスクリーンの描画
例を示す図である。
【図10】 本発明の第3実施例に係る電子写真方式レ
ーザプリンタの要部を示す構成図である。
【図11】 第3実施例における万線スクリーンの描画
例を示す図である。
【図12】 本発明の第4実施例に係る電子写真方式レ
ーザプリンタの要部を示す構成図である。
【図13】 第4実施例における万線スクリーンの描画
例を示す図である。
【図14】 画素の描画における強度変調及びパルス変
調の例を説明する図である。
【図15】 本発明の第5実施例に係る電子写真方式レ
ーザプリンタの要部を示す構成図である。
【図16】 第5実施例におけるドットスクリーンの描
画例を示す図である。
【図17】 画素の描画における強度変調及びパルス変
調の他の例を説明する図である。
【図18】 第5実施例におけるドットスクリーンの他
の描画例を示す図である。
【図19】 第5実施例におけるドットスクリーンの更
に他の描画例を示す図である。
【図20】 本発明の第6実施例に係る電子写真方式レ
ーザプリンタの要部を示す構成図である。
【図21】 第6実施例における情報に応じた三角波選
択を説明する図である。
【図22】 第6実施例における画像の出力例を示す図
である。
【図23】 本発明の第7実施例に係る電子写真方式レ
ーザプリンタの要部を示す構成図である。
【図24】 第7実施例における情報に応じた三角波選
択を説明する図である。
【図25】 万線スクリーンの他の態様を示す図であ
る。
【符号の説明】
22、42、52、62、72・・・三角波発振器、
23・・・選択回路、24・・・三角波選択信号生成
器、 25・・・比較器、26・・・レーザ駆動系、
31・・・万線スクリーン、32、45・・・出力画
素、 46・・・セル、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/387 - 1/393

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付加情報を埋め込んだ画像を万線スクリ
    ーンを用いて描画する画像形成装置であって、 出力すべき濃度により線幅を変更する万線スクリーンを
    用いて出力画素を描画する画像描画手段と、 前記付加情報のコード値に応じて万線スクリーンの線幅
    方向に設定された位置に、前記画像描画手段により画像
    を描画する際の出力画素の描画位置を変更する位置変更
    手段と、 前記位置変更手段により変更された位置に、万線スクリ
    ーンを用いて前記画像描画手段により出力画素を描画さ
    せる制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 位置変更手段は隣接する複数の出力画素
    の描画位置を、前記付加情報のコード値に応じて万線ス
    クリーンの線幅方向に設定された位置に変更することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 付加情報を埋め込んだ画像を万線スクリ
    ーンを用いて描画する画像形成装置であって、 出力すべき濃度により線幅を変更する万線スクリーンを
    用いて出力画素を描画する画像描画手段と、 前記画像描画手段により画像を描画する際の複数の出力
    画素の濃度を、前記付加情報のコード値に応じて少なく
    とも一つの出力画素について増加させるとともに残りの
    出力画素について減少させる濃度調整手段と、 前記濃度調整手段により調整された濃度で、万線スクリ
    ーンを用いて前記画像描画手段により出力画素を描画さ
    せる制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 付加情報を埋め込んだ画像をドットスク
    リーンを用いて描画する画像形成装置であって、 出力すべき濃度により出力画素の大きさを変更するドッ
    トスクリーンを用いて出力画素を描画する画像描画手段
    と、 前記付加情報のコード値に応じて設定された位置に、前
    記画像描画手段により 画像を描画する際の出力画素の描
    画位置を変更する位置変更手段と、 前記位置変更手段により変更された位置に、ドットスク
    リーンを用いて前記画像描画手段により出力画素を描画
    させる制御手段とを具備することを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 位置変更手段は隣接する複数の出力画素
    の描画位置を、前記付加情報のコード値に応じて設定さ
    れた位置に変更することを特徴とする請求項4に記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 付加情報を埋め込んだ画像をドットスク
    リーンを用いて描画する画像形成装置であって、 出力すべき濃度により出力画素の大きさを変更するドッ
    トスクリーンを用いて出力画素を描画する画像描画手段
    と、 前記画像描画手段により画像を描画する際の複数の出力
    画素の濃度を、前記付加情報のコード値に応じて少なく
    とも一つの出力画素について増加させるとともに残りの
    出力画素について減少させる濃度調整手段と、 前記濃度調整手段により調整された濃度で、ドットスク
    リーンを用いて前記画像描画手段により出力画素を描画
    させる制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 付加情報を埋め込んだ画像をドットスク
    リーンを用いて描画する画像形成装置であって、 出力すべき濃度により出力画素の大きさを変更するドッ
    トスクリーンを用いて或る一定の幾何学的形態を有する
    出力画素を描画する第1の画像描画手段と、 前記第1の画像描画手段が描画する出力画素とは異なる
    幾何学的形態を有する出力画素をドットスクリーンを用
    いて描画する第2の画像描画手段と、 前記付加情報のコード値に応じて、前記第1の画像描画
    手段と前記第2の画像描画手段のいずれか一方により画
    像を描画することを変更する描画変更手段と、前記描画
    変更手段による変更に応じて、前記第1の画像描画手段
    及び前記第2の画像描画手段にドットスクリーンを用い
    て出力画素を描画させる制御手段と、を具備することを
    特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記付加情報を埋め込む画像とは背景画
    像であり、 前記出力画素の描画制御により前記付加情報が埋め込ま
    れた背景画像と、当該背景画像とは別個の描画対象画像
    とを合成する画像合成手段と、 前記画像合成手段により合成された画像を前記画像描画
    手段により描画させる制御手段と、 を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像の濃度が一定以上の部分につい
    ては、前記付加情報の埋め込みから除外する付加制御手
    段を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項8の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記濃度調整手段は、増加分と減少分
    とが等しくなるように出力画素の濃度を調整することを
    特徴とする請求項3又は請求項6に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記幾何学的形態は、出力画素の形状
    であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記幾何学的形態は、出力画素の方向
    であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記幾何学的形態は、出力画素の大き
    さであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装
    置。
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