JP2957544B1 - 粗大物破砕装置 - Google Patents

粗大物破砕装置

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JP2957544B1
JP2957544B1 JP10244298A JP10244298A JP2957544B1 JP 2957544 B1 JP2957544 B1 JP 2957544B1 JP 10244298 A JP10244298 A JP 10244298A JP 10244298 A JP10244298 A JP 10244298A JP 2957544 B1 JP2957544 B1 JP 2957544B1
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crushing
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crushing roller
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crushing rollers
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藤田  勉
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株式会社 イグスンド ジャパン
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Abstract

【要約】 【課題】 円柱状粗大物を確実に破砕可能な粗大物破砕
装置を提供することである。 【解決手段】 外周面にねじ状破砕刃を備えかつ回転速
度が可変である第1、第2破砕ローラを水平方向に所定
の間隔を隔てて平行に設置し、前記第1、第2破砕ロー
ラのねじ状破砕刃の刃先に複数の溝を設け、第1、第2
破砕ローラ間の軸方向端部近傍の上方に、破砕されずに
第1、第2破砕ローラ上を軸方向に移動する円柱状粗大
物の軸芯を第1、第2破砕ローラと平行な軸芯から偏芯
させる偏芯部材を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粗大物破砕装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の粗大物破砕装置には例えば特許第
2542325号、特公平7−47134号、特公平1
−27778号、特公昭58−500890号、及び本
件出願人による特願平9−296911号に記載のもの
があるが、水平方向に平行に配置した2つの破砕ローラ
の間に粗大物を巻き込むことにより粗大物を破砕してい
た。
【0003】しかし、紙管等の円柱状粗大物は、2つの
破砕ローラの間で回転しながら破砕ローラの軸芯方向に
移動するのみで、2つの破砕ローラの間に巻き込まれ
ず、したがって何時までも破砕されずに2つの破砕ロー
ラ上に残っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、円柱状粗大
物も他の形状の粗大物も破砕することができる粗大物破
砕装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外周
面にねじ状破砕刃を備えかつ回転速度が可変である第
1、第2破砕ローラを水平方向に所定の間隔を隔てて平
行に設置し、第1、第2破砕ローラ間の軸方向端部近傍
の上方に、破砕されずに第1、第2破砕ローラ上を軸方
向に移動する円柱状粗大物の軸芯を第1、第2破砕ロー
ラと平行な軸芯から偏芯させる偏芯部材を設けたことを
特徴とする粗大物破砕装置である。
【0006】請求項2の発明は、第1、第2破砕ローラ
のねじ状破砕刃の刃先に複数の溝を設けた請求項1に記
載の粗大物破砕装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1の発明及び請求
項2の発明を適用した粗大物破砕装置100の平面図を
示している。図1において、粗大物破砕装置100に
は、上方及び下方が開口したハウジング4内にモータ1
1で矢印の向きに駆動される第1上部破砕ローラ1、モ
ータ12で矢印の向きに駆動される第2上部破砕ローラ
2、モータ13で駆動される下部破砕ローラ3が設置し
てある。
【0008】第1上部破砕ローラ1の外周面上には、ね
じ状破砕刃5が設けてある。ねじ状破砕刃5の刃先には
複数の溝6が所定の間隔(図1では2ピッチ毎)を隔て
て設けてある。
【0009】第2上部破砕ローラ2は、第1上部破砕ロ
ーラ1と同じ構成であり、図1に示すように、第2上部
破砕ローラ2のねじ状破砕刃5の刃先が第1上部破砕ロ
ーラ1のねじ状破砕刃5の刃先と対向するように第1上
部破砕ローラ1と第2上部破砕ローラ2を平行に設置し
ている。
【0010】ハウジング4の第1上部破砕ローラ1の軸
方向の両端には、それぞれブラケット14がねじ状破砕
刃5に干渉しないように固着してある。各ブラケット1
4には平板状で台形の偏芯部材9又は10がねじ状破砕
刃5に干渉しないように固着してある。
【0011】図2に示すように偏芯部材9及び10はね
じ状破砕刃5と接触せず、かつ各ローラ1、2の長さ方
向の端部側へ行くにつれて高くなるように滑らかに傾斜
させてブラケット14に固着してある。ここで、偏芯部
材9又は10は、曲面(図3に示す円錐面等)を有する
ものであってもよい。
【0012】モータ11とモータ12は、回転速度を任
意に設定することができ、第1上部破砕ローラ1と第2
上部破砕ローラ2の対向するねじ状破砕刃5の刃先同士
がすれ違った際に、間に介在する粗大物を破砕する。
【0013】図1では、両ローラ1、2のねじ条破砕刃
5のピッチは等しいが、単位時間当たりの回転数(以
下、回転速度と呼ぶ。)を第1上部破砕ローラ1より第
2上部破砕ローラ2の方を多く(大きく)すると紙管9
0に対する右方向の送り速度が大きくなり、紙管90を
右方へ移動させることができる。
【0014】両ローラ1、2の回転速度が同じでも、例
えばねじ条破砕刃5のピッチを第1上部破砕ローラ1よ
り第2上部破砕ローラ2の方を小さくすると、紙管90
に対する右方向への送り速度が大きくなり、紙管90を
右方へ移動させることができる。
【0015】図1では、第1上部破砕ローラ1の回転速
度を第2上部破砕ローラ2の回転速度より大きくして、
紙管90を図1に示すように右方へ移動させている。
【0016】紙管90の右端が偏芯部材9に当接する
と、紙管90は二点鎖線で示すように右端90bが第1
上部破砕ローラ1側へ、左端90aが第2上部破砕ロー
ラ2側へ向くように偏芯する。
【0017】図1に二点鎖線で示す偏芯した紙管90の
左端90aは、第2上部破砕ローラ2が回転して溝6が
左端90aの位置まで移動することにより第2上部破砕
ローラ2のねじ状破砕刃5の溝6に引っ掛かり、第1上
部破砕ローラ1と第2上部破砕ローラ2の間に巻き込ま
れながら破砕されて下方へ移動し、さらに下部破砕ロー
ラ3と図2に示すカウンターナイフ20で細かく破砕さ
れてハウジング4の下方へと排出される。多少能率は落
ちるが、溝6がなくてもねじ状破砕刃5により紙管90
は拉げて両ローラ1、2の間に巻き込まれ破砕される。
【0018】図1では、2つの偏芯部材9と10を設け
ているが、第1上部破砕ローラ1の回転速度を第2上部
破砕ローラ2の回転速度より小さく設定すると、紙管9
0は図1で見て右方へ移動するので、第1上部破砕ロー
ラ1の回転速度を第2上部破砕ローラ2の回転速度より
大きく設定することがなければ、円柱状粗大物が左方へ
移動することがないので、このような一方向にしか紙管
90が移動しない場合には片方の偏芯部材10は不要で
ある。
【0019】図1、図2に示す偏芯部材9(10)は、
第1、第2上部破砕ローラ1、2の端部に近づくにつれ
て高くなり、かつ第1上部破砕ローラ1側を低く第2上
部破砕ローラ2側を高くして、紙管90の右端90bが
第1上部破砕ローラ1側へ偏り易くなるようにしてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】従来は2つの上部破砕ローラの上に円柱
状粗大物が載ると、円柱状粗大物は回転しながら上部破
砕ローラに沿って軸方向に移動するのみで破砕できなか
ったが、請求項1の発明を適用すると、確実に円柱状粗
大物を2つの上部破砕ローラ間に巻き込ませて破砕する
ことができる。
【0021】請求項1の発明では、第1、第2上部破砕
ローラの回転速度を可変にしたので、両ローラの回転速
度を相対的にどちらを高速に又は低速に設定することも
でき、両ローラの間に載った円柱状破砕物を図1で見て
左右のどちらへも移動させることができ、さらに偏芯部
材に円柱状粗大物を乗り上げさせて円柱状粗大物を偏芯
させ、確実にねじ状破砕刃で破砕することができる。
【0022】従来の粗大物破砕装置で上部破砕ローラ上
に載った円柱状粗大物を破砕するには、円柱状粗大物の
一端を持ち上げる等の処置が必要であったが、請求項1
の発明を適用すると、このような処置を講じなくても円
柱状粗大物を確実に破砕することができる。
【0023】さらに、請求項2の発明を適用すると、偏
芯した円柱状粗大物の端部がねじ状破砕刃に設けた溝に
引っ掛かり、確実かつ迅速に円柱状粗大物を2つの破砕
ローラ(第1上部破砕ローラ1と第2上部破砕ローラ
2)の間に巻き込み、破砕することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粗大物破砕装置の平面図を示す。
【図2】 図1のII−II矢視図である。
【図3】 図2において、偏芯部材9を偏芯部材9aに
置き換えた矢視図である。
【符号の説明】
1 第1上部破砕ローラ 2 第2上部破砕ローラ 5 ねじ状破砕刃 6 溝 9、10 偏芯部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にねじ状破砕刃を備えかつ回転速
    度が可変である第1、第2破砕ローラを水平方向に所定
    の間隔を隔てて平行に設置し、第1、第2破砕ローラ間
    の軸方向端部近傍の上方に、破砕されずに第1、第2破
    砕ローラ上を軸方向に移動する円柱状粗大物の軸芯を第
    1、第2破砕ローラと平行な軸芯から偏芯させる偏芯部
    材を設けたことを特徴とする粗大物破砕装置。
  2. 【請求項2】 第1、第2破砕ローラのねじ状破砕刃の
    刃先に複数の溝を設けた請求項1に記載の粗大物破砕装
    置。
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