JP2956532B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

Info

Publication number
JP2956532B2
JP2956532B2 JP12573595A JP12573595A JP2956532B2 JP 2956532 B2 JP2956532 B2 JP 2956532B2 JP 12573595 A JP12573595 A JP 12573595A JP 12573595 A JP12573595 A JP 12573595A JP 2956532 B2 JP2956532 B2 JP 2956532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
support shaft
fitting
pair
enlarged diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12573595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08298162A (ja
Inventor
昌秀 樋尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP12573595A priority Critical patent/JP2956532B2/ja
Priority to US08/630,039 priority patent/US5735702A/en
Priority to EP00103359A priority patent/EP1032085A2/en
Priority to DE69611565T priority patent/DE69611565T2/de
Priority to EP96302427A priority patent/EP0736935B1/en
Priority to EP00103358A priority patent/EP1033789A2/en
Publication of JPH08298162A publication Critical patent/JPH08298162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2956532B2 publication Critical patent/JP2956532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レバーによってハウジ
ング同士を嵌合するレバー式コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】レバーによって雄雌両ハウジングを嵌合
するレバー式コネクタの構造は次のようになる。「コ」
字形をなすレバーの両脚部に形成した一対の軸受孔がい
ずれか一方のハウジングに形成した一対の支持軸に嵌装
され、両脚部に形成したカム溝を他方のハウジングに形
成した突起に嵌合させた状態でレバーを回動操作する
と、両ハウジングが容易に引き寄せられて嵌合されるよ
うになっている。
【0003】通常、雄雌のハウジング同士を嵌合させる
際には、両ハウジングに装着されている雄端子金具と雌
端子金具との間の弾性的な接触による摩擦力のために嵌
合抵抗が生じ、特に極数が多いコネクタでは嵌合抵抗が
大きくなる。しかし、レバー式コネクタでは「てこの作
用」により、小さい操作力でも大きい嵌合力を生じさ
せ、もって、容易に嵌合操作を行うことができるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レバー式コネクタで
は、カム溝と突起との係合の関係上、ハウジングに対す
るレバーの取付け姿勢が予め決められている。このた
め、例えばレバー式コネクタが狭い空間内に取り付けら
れ、しかも、その取付け姿勢が規制されている場合に
は、レバーが回動する領域の周囲に十分な空きスペース
が確保されなくなるという虞がある。このような場合に
は、レバーの操作が困難となり、作業性が悪くなる。
【0005】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、取付け環境に制約がある場合でもレバーの
高い操作性を確保できるようにすることを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な端
子金具が挿入される一対のハウジングと、一方のハウジ
ングに形成した一対の支持軸と、コ字形をなしていて両
脚部に形成した一対の軸受孔を支持軸に回動可能に嵌合
させたレバーとを備え、このレバーを他方のハウジング
と係合して回動することにより一対のハウジングを互い
に引き寄せつつ端子金具同士を嵌合させるようにしたレ
バー式コネクタにおいて、レバーの一方のハウジングか
らの離脱を可能にすると共に、一対の支持軸と一対の軸
受孔との嵌合の組み合わせが逆になる2通りの取付け状
態でレバーがハウジングに対して選択的に装着される構
成としたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、支持軸と軸受孔には、互いにその軸線方向に係合す
ることにより脚部が支持軸から抜けることを規制する抜
止め手段が設けられ、支持軸側の抜止め手段は、端子金
具の嵌合方向と平行な軸に関して線対称な形状をなして
いる構成としたところに特徴を有する。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、拡径部と切欠部とは支持軸の軸心に関して対称な2
位置に配されて一対ずつ設けられ、且つ、互いに整合可
能な一方の拡径部と一方の切欠部の形状がこれらと反対
側に位置する他方の拡径部と他方の切欠部の形状とは異
なっている構成としたところに特徴を有する。
【0009】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
の発明において、切欠部は、レバーが端子金具の嵌合動
作中に回動する範囲外の姿勢をとった状態において拡径
部と嵌合可能となる位置に配されている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0010】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれかの発明において、支持軸は、端子金具同士間
の嵌合抵抗によりその支持軸回りに生じる正逆両方向の
モーメントが釣り合うことを可能にする位置に配した構
成としたところに特徴を有する。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、取付け環境に応じ
て、一対の支持軸と一対の軸受孔との嵌合の組み合わせ
が逆になる2通りの取付け方のうちのいずれか一方の取
付け方でレバーをハウジングに装着することができる。
【0012】請求項2の発明においては、一対のハウジ
ングの嵌合動作時にレバーの脚部に対して支持軸から脱
抜させる方向の力が作用しても、支持軸と軸受孔に設け
た抜止め手段がその軸線方向に係合することにより、脚
部が支持軸から脱抜することが規制される。また、拡径
部は嵌合方向の軸線に関して線対称であるため、支持軸
と軸受孔の嵌合の組み合わせが逆になる2通りの取付け
方におけるハウジングへの装着時のレバーの姿勢も、上
記嵌合方向の軸線に関して線対称になる。
【0013】請求項3の発明においては、レバーの着脱
は、切欠部を拡径部に整合させる姿勢にした状態で軸受
孔と支持軸とを嵌合させることによって行う。嵌合動作
時にレバーの脚部に対して支持軸から脱抜する方向の力
が作用しても、拡径部が脚部の外面に係合するため、脚
部が支持軸から脱抜する虞はない。拡径部が支持軸の軸
心に関して対称な2位置に設けられているため、拡径部
による脚部への係合が安定すると共に強度的に向上す
る。また、互いに反対側の位置する拡径部同士と切欠部
同士は夫々互いに形状が異なっているため、レバーがと
り得る2通りの装着状態のうちの各々の装着状態におい
て嵌合可能な拡径部と切欠部との組み合わせは1通りに
決まる。したがって、2通りの取付け方におけるレバー
の装着姿勢は、正しく嵌合方向の軸線に関して線対称と
なる。
【0014】請求項4の発明においては、レバーを回動
して嵌合操作を行っている最中に拡径部と切欠部が整合
することはなく、嵌合動作中は常に拡径部が脚部の外面
と係合する状態が維持される。
【0015】請求項5の発明においては、一対の支持軸
と一対の軸受孔との嵌合の組み合わせが逆になる2通り
の取付け方のうちのいずれの取付け方でレバーを装着し
た場合でも、端子金具同士の嵌合抵抗により生じる支持
軸回りの正逆方向のモーメントが釣り合うように支持軸
が配置されているから、嵌合抵抗に起因してハウジング
の姿勢が相対的に傾くことによりこじりを生じたりする
ことがない。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、取付け環境に
応じてレバーの操作を行い易いようにレバーの取付け方
を選択できるから、レバー操作の作業性の向上を図るこ
とができる。
【0017】請求項2の発明によれば、支持軸と軸受孔
に設けた抜止め手段によって嵌合動作中に脚部が支持軸
から脱抜することを規制したから、安定した確実なレバ
ーの回動操作を行うことができる。また、支持軸側の抜
止め手段は嵌合方向の軸線に関して線対称であるから、
一対の支持軸と一対の軸受孔との嵌合の組み合わせが逆
になる2通りの取付け方のうちのいずれにおいても支持
軸と軸受孔との嵌合に支障を来すことはない。
【0018】請求項3の発明によれば、支持軸に形成し
た拡径部によって嵌合動作中に脚部が支持軸から脱抜す
ることを規制したから、請求項2の発明と同様に安定し
た確実なレバーの回動操作を行うことができる。また、
拡径部を支持軸の軸心に関して対称な2位置に設けたか
ら、支持軸からの脚部の脱抜防止が安定し、且つ、確実
に行われる。さらに、反対側に位置する拡径部の形状を
互いに異ならせることにより、2通りの取付け方におけ
るレバーの装着姿勢が嵌合方向の軸線に関して線対称と
なるようにしたから、いずれの取付け方においてもレバ
ーが不正に装着されることが防止される。
【0019】請求項4の発明によれば、レバーの回動操
作中に拡径部と切欠部が整合することがないから、嵌合
動作に伴って脚部に支持軸から脱抜させるように作用す
る力に対して、その脱抜を確実に防止することができ
る。
【0020】請求項5の発明によれば、一対の支持軸と
一対の軸受孔との嵌合の組み合わせが逆になる2通りの
取付け方のうちのいずれの取付け方においても、端子金
具同士の嵌合抵抗に起因するハウジング間での相対的姿
勢の狂いを生じる虞がないから、レバーの操作を容易に
行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1乃
至図11を参照して説明する。本実施例のレバー式コネ
クタは、雄ハウジング(図示せず)、この雄ハウジング
に対して嵌合可能な雌ハウジング10、及び、この雌ハ
ウジング10に支持されて雄ハウジングとの嵌合を行わ
せるためのレバー30から構成される。
【0022】雌ハウジング10は、その正面と背面とに
開口して所定の配置で整列された複数のキャビティ11
を備えている。これらのキャビティ11内には雌端子金
具(図示せず)が装着され、各雌端子金具に接続された
電線(図示せず)は雌ハウジング10の背面(以下、電
線延出面という)12から外部に延出しており、これら
の電線は電線延出面12に装着されるハーネスカバー2
0の内部で曲げられてその電線引出口21から電線延出
面12に沿って長手方向に引き出されて配索される。雌
ハウジング10には、ハーネスカバー20の着脱に際し
ての案内となる一対のガイド13,13が電線延出面1
2上に長手方向に形成され、さらに、ハーネスカバー2
0を正規の装着位置(以下、ロック位置という)に保持
するための一対の係止部14,14が、ガイド13の長
手方向における中央位置に形成されている。
【0023】尚、一対の係止部14,14のうちの一方
の係止部14には雌ハウジング10の外面から突出する
部分が連続しているが、この突出部分15は、雄ハウジ
ングとの嵌合時に上下反対向きの姿勢で嵌合されるのを
防止するための位置決めの機能を有するものである。
【0024】ハーネスカバー20は、その電線延出面1
2と対応する面が全体に亘って大きく開口し、この開口
部分に連続して開口する電線引出口21が長手方向の一
方の端部に形成されている。電線延出面12と対応する
開口部側縁には、ガイド13と嵌合可能な一対の嵌合溝
22,22が形成されている。かかるハーネスカバー2
0は、電線引出口21側から嵌合溝22をガイド13に
嵌合させ、電線延出面12に沿ってスライドさせること
により雌ハウジング10に装着されると共に、上記と反
対方向にスライドさせると雌ハウジング10から取り外
されるようになっている。また、上記ガイド13は長手
方向において対称に形成されているため、ハーネスカバ
ー20は、その電線引出口21が互いに反対方向を向く
2つの姿勢で選択的に装着することが可能となってい
る。
【0025】ハーネスカバー20の両外側面には、2つ
の保持突起24,24を長手方向に並べて備えたブリッ
ジ状をなす一対の弾性撓み部23,23が形成されてい
る。ハーネスカバー20がロック位置にある状態では、
一方の保持突起24が係止部14に係合することにより
ハーネスカバー20がロック位置に保持され、また、ハ
ーネスカバー20がロック位置から僅かに外れ方向にス
ライドしてロック解除位置にある状態では、両方の保持
突起24,24が係止部14に対して挟むように係合す
ることによりハーネスカバー20がロック解除位置に保
持される。このハーネスカバー20のロック位置とロッ
ク解除位置への保持は、弾性撓み部23を弾性変形させ
ることによって解除される。尚、ハーネスカバー20を
雌ハウジング10に装着する際には、保持突起24がそ
の斜面を係止部14に係合させることにより弾性撓みを
弾性変形させつつ逃げるようになっているため、保持突
起24がハーネスカバー20の装着の妨げになることは
ない。
【0026】ハーネスカバー20の両外側面には、レバ
ー30の係合爪37と係合可能な一対のロック爪25,
25が形成されている。この一対のロック爪25,25
は、後述する一対の支持軸16,16間の中央位置と対
応して配置され、且つ、支持軸16の軸線と直交する嵌
合方向の線に関して対称に形成されている。したがっ
て、ハーネスカバー20が電線引出口21を反対に向け
る2姿勢のうちのいずれの姿勢をとった場合でも、係合
爪37がロック爪25と係合できるようになっている。
【0027】雌ハウジング10の長手方向における両端
面には、レバー30を支持するための一対の支持軸1
6,16が軸線を一致させて突出形成されている。この
支持軸16の軸線は、雄ハウジングと雌ハウジング10
の嵌合方向に対して直交しており、雌ハウジング10の
両端面上における支持軸16の配置については、次のよ
うに設定されている。
【0028】雄端子金具と雌端子金具とが嵌合する際に
は、雌端子金具の内部に設けた弾性接触片(図示せず)
の弾力により雄端子金具のタブ(図示せず)が挟圧され
るために、その接触圧によって各端子金具毎に嵌合抵抗
が生じ、これらの嵌合抵抗によって支持軸16回りのモ
ーメントが雄ハウジングと雌ハウジング10との間に生
じることになる。そして、このモーメントは、雌端子金
具内においてタブが挟圧される位置、雌端子金具の配列
の状態、種類の異なる端子金具を用いた場合においては
その弾性接触片の挟圧力の強さ等の諸条件によって異な
る。そこで、本実施例では、これらの諸条件を考慮し、
支持軸16の軸線の両側に端子金具が分散して配され、
且つ、その一方に配した端子金具の嵌合によって生じる
モーメントと他方の側に配した端子金具の嵌合によるモ
ーメントとが釣り合うように、端子金具の配列に対して
支持軸16の位置を相対的に設定してある。このよう
に、モーメントが釣り合うように支持軸16の位置を決
めたことにより、雄ハウジングと雌ハウジング10が嵌
合するときには両ハウジングの間で支持軸16回りのモ
ーメントが生じることがなく、両ハウジングが正対した
状態で平行移動しつつ嵌合されるようになっている。ま
た、図3において、支持軸16の軸線の高さは、最上端
のキャビティ11から雌ハウジング10の上面までの厚
さと最下端のキャビティ10から雌ハウジング10の下
端面までの厚さとをほぼ同じにした場合における突出部
15を含まない雌ハウジング10の高さの中心よりも僅
かに高い位置となっている。そこで、本実施例では、支
持軸16の軸線と雌ハウジング10の高さの中心とがず
れていることを利用し、雄ハウジングとの逆嵌合防止用
の突出部15を雌ハウジング10の上面側に設け、この
突出部15を含んだ雌ハウジング10の高さの中心と支
持軸16の軸線の高さとが合致するように設定してい
る。
【0029】各支持軸16の突出端には、夫々、一対の
拡径部(請求項1における構成要件である抜止め手段)
17A,17Bが形成されている。この一対の拡径部1
7A,17Bは、互いに180°の角度間隔を空けて径
方向へ正反対の向きに拡径しており、且つ、その拡径方
向は両ハウジングの嵌合方向となっている。これらの拡
径部17A,17Bは、支持軸16の軸心を通る嵌合方
向の線に関して線対称な形状となっている。さらに、一
対の拡径部17A,17Bは互いに形状が異なってい
る。即ち、一方の拡径部17Aの外周縁には凸部18A
が形成されているのに対して、他方の拡径部17Bの外
周縁には凹部18Bが形成されている。かかる拡径部1
7A,17Bは、レバー30の脚部32の外面に係合
し、もって、レバー30の支持軸16からの外れを規制
するために機能する。
【0030】レバー30は、雌ハウジング10の長手方
向に沿って延びる操作部31の両端に板状をなす一対の
脚部32,32を連成してなり、全体として「コ」字形
をなす。両脚部32,32には、その内外両面に開口す
るように貫通する一対の軸受孔33,33が軸線を一致
させて形成されている。この軸受孔33は支持軸16に
相対的回動自由に嵌合され、もって、レバー30が雌ハ
ウジング10に支持されている。
【0031】レバー30は、その操作部31を雌ハウジ
ング10の正面側に位置させる嵌合解除姿勢(図5を参
照)と、この嵌合解除姿勢からほぼ90°の角度傾いて
操作部31を電線延出面12側に位置させる嵌合姿勢
(図6を参照)との間で回動操作可能となっている。レ
バー30を嵌合解除姿勢にした状態で両脚部32,32
の内側面のカム溝36を雄ハウジングの突起(図示せ
ず)に係合させ、この状態からレバー30を回動操作す
ると、雄ハウジングが雌ハウジング10に対して相対的
に引き寄せられ、レバー30が嵌合姿勢に至ると、両ハ
ウジングの嵌合が完了するようになっている。また、嵌
合状態からレバー30を嵌合解除方向に回動させると、
カム溝36と突起との係合により雄ハウジングが雌ハウ
ジング10から相対的に離間するように移動して離脱さ
れるようになっている。
【0032】レバー30の操作部31の長手方向中央位
置には、レバー30の嵌合姿勢においてハーネスカバー
20のロック爪25と係合可能な係合爪37が形成され
ている。レバー30が嵌合姿勢に至るときには、係合爪
37と一方のロック爪25が僅かに弾性変形を生じるこ
とによって互いに係合し、もって、レバー30が嵌合解
除方向への変位不能にロックされるようになる。また、
ハーネスカバー20がロック解除位置に移動すると、ロ
ック爪25が係合爪37から外れてその側方の逃がし溝
38内に変位し、この状態では、レバー30は、ロック
を解除されて嵌合解除方向への回動が許容される。
【0033】上記軸受孔33には、支持軸16の一対の
拡径部17A,17Bと嵌合可能な一対の切欠部(請求
項1における構成要件である抜止め手段)34A,34
Bが形成されている。この一対の切欠部34A,34B
のうちの一方の切欠部34Aの開口周縁には凹部35A
が形成されているのに対して、他方の切欠部34Bの開
口周縁には凸部35Bが形成されており、凹部35Aの
形成されている切欠部34Aと凸部18Aの形成されて
いる拡径部17Aとが嵌合するのと同時に、凸部35B
の形成されている切欠部34Bが凹部18Bの形成され
ている拡径部17Bと嵌合するようになっている。
【0034】また、このように一対の拡径部17A,1
7Bと一対の切欠部34A,34B同士が整合する状態
においては、図7に示すようにレバー30がその操作部
31を電線延出面12側へ大きく突き出すような姿勢を
とるようになっている。この姿勢は、図5に示す嵌合姿
勢から嵌合解除方向にほぼ135°の角度回動した状
態、即ちレバー30が両ハウジングの嵌合動作を行う際
に回動する範囲である嵌合姿勢から90°の回動範囲よ
りも大きく回動された状態である。
【0035】したがって、図7に示す姿勢にレバー30
を回動して切欠部34A,34Bと拡径部17A,17
Bとを嵌合させることにより、レバー30を支持軸16
に対して着脱することができるようになっている。そし
て、一旦レバー30を装着した後は、レバー30の通常
の回動操作を行う限り拡径部17A,17Bと切欠部3
4A,34Bとが整合しないようになっている。
【0036】また、支持軸16の拡径部17A,17B
は嵌合方向の軸線に関して線対称であるから、2つの支
持軸16,16と2つの軸受孔33,33との嵌合の組
み合わせ方が互いに反対になるような2通りの姿勢(図
5に示す姿勢と図11に示す姿勢)でレバー30を装着
可能である。しかも、この2通りの装着姿勢において、
レバー30は、嵌合方向の軸線に関して線対称となるよ
うな回動軌跡を描く。また、対をなす2つの拡径部17
A,17B同士の形状互いに異なっているから、図7に
おいてレバー30の操作部31が雌ハウジング10の右
側に位置するような不正な姿勢で装着されることが規制
されている。
【0037】さらに、脚部32の外側の面には、軸受孔
33と同心円形をなす収容凹部39が形成されている。
この収容凹部39内に上記切欠部34A,34Bが形成
されている。かかる収容凹部39は拡径部17A,17
Bの厚さと同じ寸法だけ凹んでおり、支持軸16に軸受
孔33が嵌装された状態において、拡径部17A,17
Bが脚部32の外側面よりも突出することがないように
なっている。
【0038】次に、本実施例の作用について説明する。
レバー30を雌ハウジング10に装着する際には、ハー
ネスカバー20を雌ハウジング10から外した状態で行
う。レバー30を図7に示す姿勢にすると共に両脚部3
2を少し外側へ弾性的に広げた状態で図10に示すよう
に拡径部17A,17Bと切欠部34A,34Bとを整
合させると、レバー30を支持軸16,16に装着する
ことができる。この後、レバー30を図5に示す嵌合解
除姿勢をとるまで回動させ、その後、ハーネスカバー2
0を雌ハウジング10に装着する。以上により、雌ハウ
ジング10に対するレバー30とハーネスカバー20の
組付けが完了する。
【0039】この状態から、レバー30を回動操作して
雄ハウジングと雌ハウジング10との嵌合を行う。そし
て、レバー30が嵌合姿勢に達するとロック爪25と係
合爪37とが係合してレバー30がロックされ、これに
より雄ハウジングと雌ハウジング10とが嵌合状態にロ
ックされる。
【0040】この嵌合動作においては、嵌合動作に共な
って生じるモーメントが釣り合うような位置にレバー3
0が配されていることから、雄ハウジングと雌ハウジン
グ10との間でこじりが生じることはなく、円滑な嵌合
動作を行うことができる。
【0041】また、嵌合に伴って脚部32には外側へ広
がる方向の押圧力が作用するのであるが、拡径部17
A,17Bが脚部32,32の外側の面に係合している
ため、脚部32が支持軸16に対して外側へ脱抜するよ
うに変位することが防止されている。しかも、拡径部1
7A,17Bは支持軸16の軸心を中心に180°の角
度で2箇所に配されているから、脚部32の抜止め機能
は高い強度をもって安定して発揮される。
【0042】両ハウジングの嵌合を解除する際には、ハ
ーネスカバー20の弾性撓み部23を指で挟んで弾性変
形させると、保持突起24が係止部14から外れてハー
ネスカバー20のロック位置への保持が解除されるか
ら、そのままハーネスカバー20をロック解除位置へス
ライドさせる。すると、ロック爪25が係合爪37から
外れてレバー30のロックが解除される。
【0043】この後は、レバー30を嵌合解除方向に操
作することにより雄ハウジングと雌ハウジング10が相
対的に離間する。この嵌合解除動作のときにも、嵌合動
作の同様に、雄端子金具と雌端子金具との間の摩擦抵抗
による支持軸16回りのモーメントは釣り合うから、雄
ハウジングと雌ハウジング10との間でこじりが生じる
ことはない。したがって、嵌合解除操作も円滑に行うこ
とができる。
【0044】レバー30の装着姿勢を変える際には、ま
ず、ハーネスカバー20を雌ハウジング10から取外
し、その後でレバー30を取り外す。このときには、レ
バー30を図7に示す姿勢まで回動して切欠部34A,
34Bを拡径部17A,17Bに整合させ、この状態か
ら、両脚部32,32を外側へ広げるように弾性変形さ
せることにより軸受孔33を支持軸16から外すように
する。このようにして取り外したレバー30は、向きを
変えて図11に示す姿勢にし、上記と同じ手順によりレ
バー30の装着する。そして、レバー30の装着後にハ
ーネスカバー20の装着を行えばよい。
【0045】上述のように本実施例のレバー式コネクタ
によれば、レバー30を異なる2通りの姿勢で雌ハウジ
ング10に装着することができるから、取付け環境に応
じてレバー30の取付け方を選択することにより、例え
ば狭いスペースにレバー式コネクタが取り付けられるよ
うな場合でも、レバー30の操作を容易に行うことがで
きるようになる。
【0046】しかも、支持軸16の位置については、両
ハウジングの嵌合動作に伴う嵌合抵抗により生じる支持
軸16回りのモーメントを考慮して決められているか
ら、レバー30が2つの姿勢のうちのいずれの姿勢で取
り付けられた場合においても両ハウジング間でこじりが
生じることはなく、レバー30の操作を円滑に行うこと
ができる。
【0047】また、本実施例では、嵌合抵抗によるモー
メントが釣り合うように設定した支持軸16の軸線の位
置が、雄ハウジングとの逆挿入防止用の突出部15を含
んだ雌ハウジング10の高さの中心と合致しているた
め、レバー30を2つの姿勢のいずれの状態で取り付け
た場合でも、レバー30の操作部31が雌ハウジング1
0との間に無駄な間隙を空けずに済むようになってい
る。したがって、雌ハウジング全体として小型化が図ら
れている。
【0048】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。 (1)上記実施例では、レバー30がハーネスカバー2
0を跨がずにその側方で回動するようになっている場合
について説明したが、本発明は、レバーがハーネスカバ
ーを跨ぐように回動する場合にも適用することができる
ものである。
【0049】(2)上記実施例では、対をなす2つの拡
径部17A,17Bの形状を異ならせた場合について説
明したが、レバー30を不正の向きに取り付ける虞がな
いような場合には、対をなす2つの拡径部の形状を同一
にするようにしても構わない。
【0050】(3)上記実施例では、1つの支持軸16
に2つの拡径部17A,17Bを形成した場合について
説明したが、本発明によれば、拡径部は1つだけ形成す
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例においてレバーと雌ハウジン
グの分解状態の斜視図
【図2】雌ハウジングにレバーを装着した状態の斜視図
【図3】雌ハウジングにレバーを装着した状態の正面図
【図4】レバーを外した状態の雌ハウジングの平面図
【図5】レバーが嵌合解除姿勢にある状態の一部切欠側
面図
【図6】レバーが嵌合姿勢にある状態の一部切欠側面図
【図7】レバーを雌ハウジングに装着するときの姿勢を
あらわす側面図
【図8】レバーが嵌合解除姿勢にある状態の支持軸と軸
受孔の姿勢をあらわす部分拡大側面図
【図9】レバーが嵌合姿勢にある状態の支持軸と軸受孔
の姿勢をあらわす部分拡大側面図
【図10】レバーを雌ハウジングに装着するときの支持
軸と軸受孔の姿勢をあらわす部分拡大側面図
【図11】レバーを図5とは反対向きの姿勢に装着した
状態をあらわす一部切欠側面図
【符号の説明】
10…雌ハウジング 30…レバー 32…脚部 16…支持軸 33…軸受孔 17A,17B…拡径部(抜止め手段) 34A,34B…切欠部(抜止め手段)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な端子金具が挿入される
    一対のハウジングと、一方の前記ハウジングに形成した
    一対の支持軸と、コ字形をなしていて両脚部に形成した
    一対の軸受孔を前記支持軸に回動可能に嵌合させたレバ
    ーとを備え、このレバーを他方のハウジングと係合して
    回動することにより前記一対のハウジングを互いに引き
    寄せつつ前記端子金具同士を嵌合させるようにしたレバ
    ー式コネクタにおいて、 前記レバーの前記一方のハウジングからの離脱を可能に
    すると共に、前記一対の支持軸と前記一対の軸受孔との
    嵌合の組み合わせが逆になる2通りの取付け状態で前記
    レバーが前記ハウジングに対して選択的に装着されるこ
    とを可能としたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 支持軸と軸受孔には、互いにその軸線方
    向に係合することにより脚部が前記支持軸から抜けるこ
    とを規制する抜止め手段が設けられ、前記支持軸側の抜
    止め手段は、端子金具の嵌合方向と平行な軸に関して線
    対称な形状をなしていることを特徴とする請求項1記載
    のレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 支持軸側の抜止め手段がその支持軸の外
    周から径方向に突出する拡径部によって構成されると共
    に、軸受孔側の抜止め手段がその軸受孔の内周を前記拡
    径部と整合可能に切欠した切欠部によって構成されてお
    り、前記拡径部と前記切欠部とは支持軸の軸心に関して
    対称な2位置に配されて一対ずつ設けられ、且つ、互い
    に整合可能な一方の前記拡径部と一方の前記切欠部の形
    状がこれらと反対側に位置する他方の前記拡径部と他方
    の前記切欠部の形状とは異なっていることを特徴とする
    請求項2に記載のレバー式コネクタ。
  4. 【請求項4】 切欠部は、レバーが端子金具の嵌合動作
    中に回動する範囲外の姿勢をとった状態において拡径部
    と嵌合可能となる位置に配されていることを特徴とする
    請求項2又は請求項3に記載のレバー式コネクタ。
  5. 【請求項5】 支持軸は、端子金具同士間の嵌合抵抗に
    よりその支持軸回りに生じる正逆両方向のモーメントが
    釣り合うことを可能にする位置に配したことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のレバー式コ
    ネクタ。
JP12573595A 1995-04-07 1995-04-25 レバー式コネクタ Expired - Fee Related JP2956532B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12573595A JP2956532B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 レバー式コネクタ
US08/630,039 US5735702A (en) 1995-04-07 1996-04-02 Lever type connector
EP00103359A EP1032085A2 (en) 1995-04-07 1996-04-04 Lever type connector
DE69611565T DE69611565T2 (de) 1995-04-07 1996-04-04 Hebelverbinder
EP96302427A EP0736935B1 (en) 1995-04-07 1996-04-04 Lever type connector
EP00103358A EP1033789A2 (en) 1995-04-07 1996-04-04 Lever type connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12573595A JP2956532B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 レバー式コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08298162A JPH08298162A (ja) 1996-11-12
JP2956532B2 true JP2956532B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=14917500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12573595A Expired - Fee Related JP2956532B2 (ja) 1995-04-07 1995-04-25 レバー式コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2956532B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3106938B2 (ja) * 1995-10-24 2000-11-06 住友電装株式会社 電線導出カバー付コネクタ
JP3334854B2 (ja) * 1997-03-26 2002-10-15 矢崎総業株式会社 低挿入力コネクタ
JP4966622B2 (ja) * 2006-10-12 2012-07-04 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
JP5147463B2 (ja) * 2008-03-05 2013-02-20 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2023122936A (ja) * 2022-02-24 2023-09-05 住友電装株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08298162A (ja) 1996-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7128595B2 (en) Electrical connector with positive lock
EP0736935B1 (en) Lever type connector
US6439902B1 (en) Pre-set locks for a connector lever
JP3643283B2 (ja) コネクタの連結装置
JP3123422B2 (ja) レバー式コネクタ
JP4960853B2 (ja) レバー式コネクタ
EP3764482B1 (en) Lever-type connector
JP5007215B2 (ja) レバー式コネクタ
EP1830435B1 (en) A lever-type connector and connector assembly
US20120034812A1 (en) Lever type connector
JP2003249304A (ja) レバー式コネクタ
JP7065057B2 (ja) レバー式コネクタ
US20170288342A1 (en) Electrical Connector With Rotary Connector Position Assurance Device
JPH11307172A (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP2008153102A (ja) レバー式コネクタ
JP5052322B2 (ja) レバー式コネクタ
WO1995012906A1 (en) Lever type connector
JP3341810B2 (ja) Lifコネクタ
US20040209503A1 (en) Connector, set of connectors and method of connecting a connector
JP2956532B2 (ja) レバー式コネクタ
JPH0513129A (ja) レバー付コネクタ
CN111697392B (zh) 杠杆式连接器
JPH08298160A (ja) コネクタ
JPH0256875A (ja) コネクタ
JPH11250985A (ja) コネクタ嵌合構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees