JP2023122936A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】製造工程を簡素化できるコネクタを提供する。【解決手段】コネクタ1は、ハウジング10と、ハウジング10に対して複数の組み付け形態での組み付けを可能とされたレバー40と、ハウジング10に配されたベース識別子37A、37Bと、レバー40に配され、レバー40の複数の組み付け形態のそれぞれと対応する複数の組付識別子52A、52B、62A、62Bと、を備え、ハウジング10にレバー40が組み付けられた状態では、ベース識別子37A、37Bと、レバー40の組み付け形態と対応する組付識別子52A、52B、62A、62Bとが互いに隣接して、組み付け形態と対応する複数の識別子M1、M2が構成される。【選択図】図7
Description
本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
例えば、ハウジングに対し、レバーを異なる向きで取り付けられるようにしたコネクタがある。互いに異なる向きでレバーが取り付けられたコネクタは、製品としては互いに別のものとして取り扱われ、異なる品番が付される場合がある(特許文献1参照)。
このように、基本構造が共通しているが互いに異なる品番を有する複数種のコネクタを製造する場合には、共通の金型本体と、異なる品番に対応した複数の入れ子とを組み合わせることによって、複数種のコネクタを作り分けることができる(特許文献2参照)。
しかし、上記の構成では、コネクタ製造のための金型の構成が複雑化する。また、作りたいコネクタの種類に応じて、適切な入れ子を確認しながら組み付けることが必要となるため、製造工程において手間が増大する。
本明細書によって開示されるコネクタは、ベース部材と、ベース部材に対して複数の異なる組み付け形態での組み付けを可能とされた組付部材と、前記ベース部材に配されたベース識別子と、前記組付部材に配され、前記組付部材の複数の前記組み付け形態にそれぞれ対応する複数の組付識別子と、を備え、前記ベース部材に前記組付部材が組み付けられた状態では、前記ベース識別子と、前記組付部材の前記組み付け形態と対応する前記組付識別子とが互いに隣接して、前記組み付け形態と対応する識別子が構成される。
本明細書によって開示されるコネクタによれば、製造工程を簡素化できる。
[実施形態の概要]
(1)本明細書によって開示されるコネクタは、ベース部材と、ベース部材に対して複数の異なる組み付け形態での組み付けを可能とされた組付部材と、前記ベース部材に配されたベース識別子と、前記組付部材に配され、前記組付部材の複数の前記組み付け形態にそれぞれ対応する複数の組付識別子と、を備え、前記ベース部材に前記組付部材が組み付けられた状態では、前記ベース識別子と、前記組付部材の前記組み付け形態と対応する前記組付識別子とが互いに隣接して、前記組み付け形態と対応する識別子が構成される。
(1)本明細書によって開示されるコネクタは、ベース部材と、ベース部材に対して複数の異なる組み付け形態での組み付けを可能とされた組付部材と、前記ベース部材に配されたベース識別子と、前記組付部材に配され、前記組付部材の複数の前記組み付け形態にそれぞれ対応する複数の組付識別子と、を備え、前記ベース部材に前記組付部材が組み付けられた状態では、前記ベース識別子と、前記組付部材の前記組み付け形態と対応する前記組付識別子とが互いに隣接して、前記組み付け形態と対応する識別子が構成される。
上記の構成によれば、組付部材の複数の組み付け形態に応じて異なる金型等を用意する必要がなくなる。また、コネクタの組み立て作業の際に、作業者が識別子を読み取ることにより、組付部材が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを容易に確認することができる。これらにより、製造工程を簡素化できる。
(2)上記(1)に記載のコネクタにおいて、前記ベース部材が相手コネクタと嵌合されるハウジングであり、前記組付部材が、前記ハウジングに対して、初期位置と嵌合完了位置との間で回動可能に組み付けられるレバーであっても構わない。
上記の構成は、組付部材がハウジングに対して回動可能に組み付けられるレバーである場合に、好適に適用できる。
(3)上記(2)に記載のコネクタにおいて、複数の前記組み付け形態が、第1の組み付け形態と、前記第1の組み付け形態とは異なる第2の組み付け形態とを含み、前記ハウジングの外表面が、前記ベース識別子が配されるベース識別面を有しており、前記レバーが、前記ハウジングに対して前記第1の組み付け形態で組み付けられた際にベース識別面と同じ側を向く第1組付識別面と、前記ハウジングに対して前記第2の組み付け形態で組み付けられた際に前記ベース識別面と同じ側を向く第2組付識別面と、を有しており、複数の前記組付識別子が、前記第1組付識別面に配されて前記第1の組み付け形態に対応する第1組付識別子と、前記第2組付識別面に配されて前記第2の組み付け形態に対応する第2組付識別子と、を含んでいても構わない。
このような構成によれば、作業者が、コネクタをベース識別面側から視認することによって、レバーが意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを容易に確認することができる。
(4)上記(3)に記載のコネクタにおいて、前記レバーが、前記第1の組み付け形態で組み付けられている場合の回動方向を表す第1回動表示と、前記第2の組み付け形態で組み付けられている場合の回動方向を表す第2回動表示と、を備えていても構わない。
このような構成によれば、相手コネクタとの嵌合の際に、作業者が、レバーを回動すべき方向を容易に知ることができ、作業効率を向上できる。
(5)上記(4)に記載のコネクタにおいて、前記第1回動表示が前記第1組付識別面に配されており、前記第2回動表示が前記第2組付識別面に配されていても構わない。
このような構成によれば、作業者が、レバーが意図した組み付け形態で組み付けられているか否かと、レバーを回動すべき方向とを容易に確認することができ、作業効率を向上できる。
[実施形態の詳細]
本明細書によって開示される技術の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本明細書によって開示される技術の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態>
実施形態を、図1から図11を参照しつつ説明する。本実施形態のコネクタ1は、図1および図2に示すように、電線の末端に接続された端子金具を保持するハウジング10(ベース部材の一例)と、ハウジング10に組み付けられて、ハウジング10と相手コネクタ70との嵌合動作を補助するレバー40(組付部材の一例)と、を備えるレバー式コネクタである。
実施形態を、図1から図11を参照しつつ説明する。本実施形態のコネクタ1は、図1および図2に示すように、電線の末端に接続された端子金具を保持するハウジング10(ベース部材の一例)と、ハウジング10に組み付けられて、ハウジング10と相手コネクタ70との嵌合動作を補助するレバー40(組付部材の一例)と、を備えるレバー式コネクタである。
[ハウジング10]
ハウジング10は、合成樹脂製であって、インナハウジング20と、インナハウジング20を保持するアウタハウジング30とを備えている。
ハウジング10は、合成樹脂製であって、インナハウジング20と、インナハウジング20を保持するアウタハウジング30とを備えている。
インナハウジング20は、ブロック状をなしており、内部に電線の末端に接続された端子金具を収容可能となっている。なお、図3においてインナハウジング20を概略的に示し、その他の図面ではインナハウジング20を省略している。
アウタハウジング30は、図3および図4に示すように、両端に開口部を有し、内部に相手コネクタ70を受け入れ可能な嵌合筒部31と、嵌合筒部31の内部に配されるインナ保持部33と、2つの回動軸35とを備えている。
嵌合筒部31は、互いに向かい合って配される2つの端壁(第1端壁31Aおよび第2端壁31B)と、2つの端壁31A、31Bの端部同士を繋ぐ2つのレバー保持壁(第1レバー保持壁31C、および第2レバー保持壁31D)とを備えて、全体として角筒状をなしている。嵌合筒部31の一方の開口部は、相手コネクタ70が進入可能な嵌合口32となっている。
インナ保持部33は、全体として筒状をなしており、内部にインナハウジング20を収容可能となっている。インナハウジング20とインナ保持部33とが、端子保持部11を構成している。インナ保持部33の両端部は、2つの端壁31A、31Bにそれぞれ接続されている。2つのレバー保持壁31C、31Dは、端子保持部11に対して空間を空けて配置されている。2つのレバー保持壁31C、31Dと端子保持部11とで画定される空間は、嵌合口32と反対側に開口するレバー収容部34となっている。
2つの回動軸35は、レバー40を回動可能に支持するための円柱状の軸であって、2つのレバー保持壁31C、31Dからそれぞれ端子保持部11に向かって突出している。各回動軸35からは、レバー40の抜け止めのための抜け止め突起36が突出している。抜け止め突起36は、回動軸35の突出端に隣接して配置されている。
[レバー40]
レバー40は、ハウジング10の相手コネクタ70との嵌合および離脱を補助するための部材である。レバー40は、合成樹脂製であって、図5に示すように、2つの脚部(第1脚部51、および第2脚部61)と、2つの脚部51、61の端部同士を連結する回動操作部44とを備えて、全体としてU字状をなしている。
レバー40は、ハウジング10の相手コネクタ70との嵌合および離脱を補助するための部材である。レバー40は、合成樹脂製であって、図5に示すように、2つの脚部(第1脚部51、および第2脚部61)と、2つの脚部51、61の端部同士を連結する回動操作部44とを備えて、全体としてU字状をなしている。
第1脚部51及び第2脚部61は、それぞれ、全体として細長い板状をなし、軸孔41と、軸孔41の周りに配されたギヤ部43とを備えている。軸孔41は、内部に回動軸35を受け入れ可能な円形の孔である。軸孔41の周縁部には、軸孔41と連通し、抜け止め突起36の通過を許容する通過凹部42が配されている。ギヤ部43は、軸孔41を中心として放射状に延びた形態の第1ギヤ歯43Aおよび第2ギヤ歯43Bを備えている。第1ギヤ歯43Aと第2ギヤ歯43Bとは、間隔を空けて配置されている。
回動操作部44は、2つの脚部51、61において軸孔41が配された先端部とは反対側の基端部同士を繋いでいる。
2つの脚部51、61のそれぞれの先端部は、図3に示すように、2つのレバー収容部34のそれぞれに収容されている。第1脚部51が第1レバー保持壁31Cに沿って配され、第2脚部61が第2レバー保持壁31Dに沿って配されている。各回動軸35が各軸孔41に挿通されることにより、レバー40がハウジング10に回動可能に組み付けられる。抜け止め突起36が脚部51、61における軸孔41の周縁部に係止することにより、回動軸35の軸孔41からの抜け止めが図られている。
レバー40は、ハウジング10に対して2とおりの組み付け形態で組み付け可能となっている。第1の組み付け形態は、第1脚部51が第1レバー保持壁31Cに沿って配され、第2脚部61が第2レバー保持壁31Dに沿って配される形態である。レバー40は、第1の組み付け形態で組み付けられているときには、回動操作部44が第1端壁31Aに近接して配される初期位置(図1および図7に示す位置)と、回動操作部44が第2端壁31Bに近接して配される嵌合完了位置(図9に示す位置)との間で回動可能になっている。
第2の組み付け形態は、第1脚部51が第2レバー保持壁31Dに沿って配され、第2脚部61が第1レバー保持壁31Cに沿って配される形態である。レバー40は、第2の組み付け形態で組み付けられているときには、回動操作部44が第2端壁31Bに近接して配される初期位置(図10に示す位置)と、回動操作部44が第1端壁31Aに近接して配される嵌合完了位置(図11に示す位置)との間で回動可能になっている。レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられた場合における初期位置と嵌合完了位置とは、レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられた場合と入れ替わっており、レバー40の初期位置から嵌合完了位置まで、および嵌合完了位置から初期位置までの回動方向は、レバー40がハウジング10に対して第1の組み付け形態で組み付けられている場合とは反対方向となっている。
[識別子M1、M2]
図7,図9、図10、図11に示すように、ハウジング10には、2つのベース識別子37A、37Bが配されており、レバー50には、第1の組み付け形態に対応する2つの第1組付識別子52A、52B(組付識別子の一例)、および、第2の組み付け形態に対応する2つの第2組付識別子62A、62B(組付識別子の一例)が配されている。ハウジング10に対してレバー50が第1の組み付け形態で組み付けられた状態では、2つのベース識別子37A、37Bのいずれかと、2つの第1組付識別子52A、52Bのいずれかが互いに隣接して、第1組み付け形態と対応する第1識別子M1(識別子の一例)が構成される。また、ハウジング10にレバー50が第2の組み付け形態で組み付けられた状態では、2つのベース識別子37A、37Bのいずれかと、2つの第2組付識別子62A、62Bのいずれかが互いに隣接して、第2組み付け形態と対応する第2識別子M2(識別子の一例)が構成される。以下、さらに具体的に説明する。
図7,図9、図10、図11に示すように、ハウジング10には、2つのベース識別子37A、37Bが配されており、レバー50には、第1の組み付け形態に対応する2つの第1組付識別子52A、52B(組付識別子の一例)、および、第2の組み付け形態に対応する2つの第2組付識別子62A、62B(組付識別子の一例)が配されている。ハウジング10に対してレバー50が第1の組み付け形態で組み付けられた状態では、2つのベース識別子37A、37Bのいずれかと、2つの第1組付識別子52A、52Bのいずれかが互いに隣接して、第1組み付け形態と対応する第1識別子M1(識別子の一例)が構成される。また、ハウジング10にレバー50が第2の組み付け形態で組み付けられた状態では、2つのベース識別子37A、37Bのいずれかと、2つの第2組付識別子62A、62Bのいずれかが互いに隣接して、第2組み付け形態と対応する第2識別子M2(識別子の一例)が構成される。以下、さらに具体的に説明する。
第1レバー保持壁31Cの外表面は、図1および図7に示すように、ベース識別面31Fとなっており、このベース識別面31Fには、2つのベース識別子(第1ベース識別子37Aおよび第2ベース識別子37B)が、互いに異なる位置に刻印されている。本実施形態では、2つのベース識別子37A、37Bは、共通の4文字であって、ハウジング10の型を表している。第1ベース識別子37Aは、第1端壁31Aに近接して配されており、第2ベース識別子37Bは、第2端壁31Bに近接して配されている。
レバー40の第1脚部51において、第2脚部61と反対側を向く外表面は、図1および図7に示すように、第1組付識別面51Fとなっており、この第1組付識別面51Fには、2つの第1組付識別子52A、52Bが刻印されている。
2つの第1組付識別子52A、52Bは、共通の4文字であって、レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられていることを表している。レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられている場合には、第1脚部51が第1レバー保持壁31Cに沿って配され、第1組付識別面51Fがベース識別面31Fと同じ側を向いて配される。レバー40が初期位置にあるときには、図7に示すように、一方の第1組付識別子52Aが、第1ベース識別子37Aに隣り合う位置に配されており、第1ベース識別子37Aと一方の第1組付識別子52Aとが一列に並んで、8文字の第1識別子M1が構成される。また、レバー40が嵌合完了位置にあるときには、図9に示すように、他方の第1組付識別子52Bが、第2ベース識別子37Bに隣り合う位置に配されており、第2ベース識別子37Bと他方の第1組付識別子52Bとが一列に並んで、8文字の第1識別子M1が構成される。第1識別子M1は、レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられている場合のコネクタ1の型番を表している。
レバー40の第2脚部61において、第1脚部51と反対側を向く外表面は、図10に示すように、第2組付識別面61Fとなっており、この第2組付識別面61Fには、2つの第2組付識別子62A、62Bが刻印されている。
2つの第2組付識別子62A、62Bは、共通の4文字であって、第1組付識別子52A、52Bとは異なる文字である。2つの第2組付識別子62A、62Bは、レバー40が第2の組み付け形態で組み付けられていることを表している。レバー40が第2の組み付け形態で組み付けられている場合には、第2脚部61が第1レバー保持壁31Cに沿って配され、第2組付識別面61Fがベース識別面31Fと同じ側を向いて配される。レバー40が初期位置にあるときには、図10に示すように、一方の第2組付識別子62Aが、第2ベース識別子37Bに隣り合う位置に配されており、第2ベース識別子37Bと一方の第2組付識別子62Aとが一列に並んで、8文字の第2識別子M2が構成される。また、レバー40が嵌合完了位置にあるときには、図11に示すように、他方の第2組付識別子62Bが、第1ベース識別子37Aに隣り合う位置に配されており、第1ベース識別子37Aと他方の第2組付識別子62Bとが一列に並んで、8文字の第2識別子M2が構成される。第2識別子M2は、レバー40が第2の組み付け形態で組み付けられている場合のコネクタ1の型番を表している。
[回動表示53、63]
第1脚部51の第1組付識別面51Fには、図7および図9に示すように、第1回動表示53が刻印されている。第1回動表示53は、レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられている場合の、レバー40の初期位置から嵌合完了位置まで、および嵌合完了位置から初期位置までの回動方向を示す表示である。第2脚部61の第2組付識別面61Fには、図10および図11に示すように、第2回動表示63が刻印されている。第2回動表示63は、レバー40が第2の組み付け形態で組み付けられている場合の、レバー40の初期位置から嵌合完了位置まで、および嵌合完了位置から初期位置までの回動方向を示す表示である。
第1脚部51の第1組付識別面51Fには、図7および図9に示すように、第1回動表示53が刻印されている。第1回動表示53は、レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられている場合の、レバー40の初期位置から嵌合完了位置まで、および嵌合完了位置から初期位置までの回動方向を示す表示である。第2脚部61の第2組付識別面61Fには、図10および図11に示すように、第2回動表示63が刻印されている。第2回動表示63は、レバー40が第2の組み付け形態で組み付けられている場合の、レバー40の初期位置から嵌合完了位置まで、および嵌合完了位置から初期位置までの回動方向を示す表示である。
[相手コネクタ70]
相手コネクタ70は、図6に示すように、筒状のフード部71と、フード部71の外表面に配され、レバー40の2つの脚部51、61にそれぞれ備えられる2つのギヤ部43に対応する2つのギヤ受部72とを備える。各ギヤ受部72は、フード部71の外表面から突出し、ギヤ部43のギヤ歯43A、43Bと噛み合うギヤ突起73を備えている。
相手コネクタ70は、図6に示すように、筒状のフード部71と、フード部71の外表面に配され、レバー40の2つの脚部51、61にそれぞれ備えられる2つのギヤ部43に対応する2つのギヤ受部72とを備える。各ギヤ受部72は、フード部71の外表面から突出し、ギヤ部43のギヤ歯43A、43Bと噛み合うギヤ突起73を備えている。
[コネクタ1の組み立て]
上記の構成のコネクタ1を組み立てる手順の一例を、以下に説明する。まず、電線の末端に接続された端子金具がインナハウジング20に組み付けられる。次に、インナハウジング20がインナ保持部33に組み付けられる。
上記の構成のコネクタ1を組み立てる手順の一例を、以下に説明する。まず、電線の末端に接続された端子金具がインナハウジング20に組み付けられる。次に、インナハウジング20がインナ保持部33に組み付けられる。
次に、ハウジング10にレバー40が組みけられる。レバー40が、ハウジング10に対して直立する組付姿勢とされた状態で、2つの脚部51、61が内側に撓まされ、各脚部51、61の先端部が各レバー収容部34の内部に挿入される。レバー40が組付姿勢にあるときは、軸孔41の周縁部に配された通過凹部42の位置が抜け止め突起36と整合するため、抜け止め突起36が通過凹部42を通過することが許容され、回動軸35の軸孔41に対する進入が許容される。回動軸35が軸孔41に嵌まり込むと、各脚部51、61が弾性復帰して各レバー保持壁31C、31Dに沿って配される。
その後、レバー40が、組付姿勢から初期位置に回動される。レバー40が組付姿勢からずれた位置に回動されると、通過凹部42の位置が抜け止め突起36と整合しなくなるため、抜け止め突起36が軸孔41の周縁部に係合し、レバー40のハウジング10からの離脱が規制される。このようにしてレバー40のハウジング10への組み付けが完了する。
上記したように、レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられ、初期位置にある場合には、図7に示すように、第1ベース識別子37Aと第1組付識別子52Aとが一列に並んで、8文字の第1識別子M1が構成される。一方、レバー40が第2の組み付け形態で組み付けられ、初期位置にある場合には、図10に示すように、第2ベース識別子37Bと、第2組付識別子62Aとが一列に並んで、8文字の第2識別子M2が構成される。作業者は、第1識別子M1および第2識別子M2のどちらが構成されているかを読み取ることにより、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを容易に確認することができる。
[コネクタ1と相手コネクタ70との嵌合]
次に、上記の構成のコネクタ1を相手コネクタ70と嵌合させる手順の一例を、以下に説明する。
次に、上記の構成のコネクタ1を相手コネクタ70と嵌合させる手順の一例を、以下に説明する。
まず、レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられている場合について説明する。レバー40が初期位置に配された状態では、図7に示すように、第1レバー保持壁31Cに配された第1ベース識別子37Aと、第1脚部51に配された一方の第1組付識別子52Aとが一列に並んで、8文字の第1識別子M1が構成されている。また、第1組付識別子52A、52Bが配された第1組付識別面51Fには、第1回動表示53も配されている。このように、コネクタ1において、第1識別子M1が表れている側と同じ側に第1回動表示53が配されるようになっており、作業者は、これらの第1識別子M1と第1回動表示53とを確認することによって、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを確認するとともに、レバー40を回動すべき方向を容易に知ることができるようになっている。
レバー40が初期位置に保持された状態で、ハウジング10が相手コネクタ70に浅く嵌合され、フード部71の先端部が嵌合筒部31の内部に進入する。レバー40が初期位置に配された状態では、図8に示すように、ギヤ突起73が、2つのギヤ歯43A、43Bの間に進入することができる。
次に、レバー40が初期位置から嵌合完了位置に向けて回動される。作業者は、第1回動表示53を確認し、「CLOSE」の矢印に従って、レバー40を初期位置から嵌合完了位置に向かって(すなわち、図7の右方向へ)回動させる。レバー40の回動に伴って、ギヤ部43が回動し、第2ギヤ歯43Bがハウジング10の奥方に向かって移動し、第2ギヤ歯43Bに係合したギヤ受部72がハウジング10の奥方へ引き込まれる。これに伴って、ハウジング10が相手コネクタ70に相対的に引き寄せられ、嵌合が進行する。
レバー40が嵌合完了位置に達すると、ハウジング10が相手コネクタ70に対して正規の嵌合位置に至る。この状態では、図9に示すように、第1レバー保持壁31Cに配された第2ベース識別子37Bと、第1脚部51に配された他方の第1組付識別子52Bとが一列に並んで、8文字の第1識別子M1が構成されている。このように、レバー40が嵌合完了位置にあるときにも第1識別子M1が構成されるようになっているので、コネクタ1が相手コネクタ70に嵌合された後にも、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを容易に確認することができる。
また、メンテナンス等のためにコネクタ1を相手コネクタ70から離脱させる際には、作業者は、第1識別子M1が表れているベース識別面31F側からコネクタ1を視認することにより、第1回動表示53を確認し、レバー40を回動すべき方向を容易に知ることができる。作業者は、第1回動表示53を確認し、「OPEN」の矢印に従って、レバー40を嵌合完了位置から初期位置に向かって(すなわち、図9の左方向へ)回動させる。これにより、コネクタ1が相手コネクタ70から離脱される。
次に、レバー40が第2の組み付け形態で組み付けられている場合について説明する。レバー40が初期位置に配された状態では、図10に示すように、第1レバー保持壁31Cに配された第2ベース識別子37Bと、第2脚部61に配された一方の第2組付識別子62Aとが一列に並んで、8文字の第2識別子M2が構成されている。また、第2組付識別子62A、62Bが配された第2組付識別面61Fには、第2回動表示63も配されている。このように、コネクタ1において、第2識別子M2が表れている側と同じ側に第2回動表示63が配されるようになっており、作業者は、これらの第2識別子M2と第2回動表示63とを確認することによって、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを確認するとともに、レバー40を回動すべき方向を容易に知ることができるようになっている。
レバー40が第1の組み付け形態で組み付けられている場合と同様に、ハウジング10が相手コネクタ70に浅く嵌合された状態で、レバー40が初期位置から嵌合完了位置まで回動される。作業者は、第2回動表示63を確認し、「CLOSE」の矢印に従って、レバー40を初期位置から嵌合完了位置に向かって(すなわち、図10の左方向へ)回転させる。
レバー40が嵌合完了位置に達すると、図11に示すように、第1レバー保持壁31Cに配された第1ベース識別子37Aと、第2脚部61に配された他方の第2組付識別子62Bとが一列に並んで、8文字の第2識別子M2が構成される。このように、レバー40が嵌合完了位置にあるときにも第2識別子M2が構成されるようになっているので、コネクタ1が相手コネクタ70に嵌合された後にも、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを容易に確認することができる。
また、メンテナンス等のためにコネクタ1を相手コネクタ70から離脱させる際には、作業者は、第2識別子M2が表れているベース識別面31F側からコネクタ1を視認することにより、第2回動表示63を確認し、レバー40を回動すべき方向を容易に知ることができる。作業者は、第2回動表示63を確認し、「OPEN」の矢印に従って、レバー40を嵌合完了位置から初期位置に向かって(すなわち、図11の右方向へ)回動させる。これにより、コネクタ1を相手コネクタ70から離脱される。
[作用効果]
以上のように本実施形態によれば、コネクタ1は、ハウジング10と、ハウジング10に対して複数の組み付け形態での組み付けを可能とされたレバー40と、ハウジング10に配されたベース識別子37A、37Bと、レバー40に配され、レバー40の複数の組み付け形態にそれぞれ対応する複数の組付識別子52A、52B、62A、62Bと、を備え、ハウジング10にレバー40が組み付けられた状態では、ベース識別子37A、37Bと、レバー40の組み付け形態と対応する組付識別子52A、52B、62A、62Bとが互いに隣接して、組み付け形態と対応する複数の識別子M1、M2が構成される。
以上のように本実施形態によれば、コネクタ1は、ハウジング10と、ハウジング10に対して複数の組み付け形態での組み付けを可能とされたレバー40と、ハウジング10に配されたベース識別子37A、37Bと、レバー40に配され、レバー40の複数の組み付け形態にそれぞれ対応する複数の組付識別子52A、52B、62A、62Bと、を備え、ハウジング10にレバー40が組み付けられた状態では、ベース識別子37A、37Bと、レバー40の組み付け形態と対応する組付識別子52A、52B、62A、62Bとが互いに隣接して、組み付け形態と対応する複数の識別子M1、M2が構成される。
上記の構成によれば、レバー40の複数の組み付け形態に応じて異なる金型等を用意する必要がなくなる。また、コネクタ1の組み立て作業の際に、作業者が識別子M1、M2を読み取ることにより、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを容易に確認することができる。これらにより、製造工程を簡素化できる。
また、組み付け形態が、第1の組み付け形態と、第1の組み付け形態とは異なる第2の組み付け形態とを含み、ハウジング10の外表面が、ベース識別子37A、37Bが配されるベース識別面31Fを有しており、レバー40が、ハウジング10に対して第1の組み付け形態で組み付けられた際にベース識別面31Fと同じ側を向く第1組付識別面51Fと、ハウジング10に対して第1の組み付け形態とは異なる第2の組み付け形態で組み付けられた際にベース識別面31Fと同じ側を向く第2組付識別面61Fと、を有しており、組付識別子52A、52B、62A、62Bが、第1組付識別面51Fに配されて第1の組み付け形態に対応する第1組付識別子52A、52Bと、第2組付識別面61Fに配されて第2の組み付け形態に対応する第2組付識別子62A、62Bと、を含む。
このような構成によれば、作業者が、コネクタ1をベース識別面31F側から視認することによって、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かを容易に確認することができる。
また、レバー40が、第1の組み付け形態で組み付けられている場合の回動方向を表す第1回動表示53と、第2の組み付け形態で組み付けられている場合の回動方向を表す第2回動表示63と、を備えている。
このような構成によれば、相手コネクタ70との嵌合の際に、作業者が、レバー40を回動すべき方向を容易に知ることができ、作業効率を向上できる。
また、第1回動表示53が第1組付識別面51Fに配されており、第2回動表示63が第2組付識別面61Fに配されている。
このような構成によれば、作業者が、レバー40が意図した組み付け形態で組み付けられているか否かと、レバー40を回動すべき方向とを容易に確認することができ、作業効率を向上できる。
<他の実施形態>
(1)上記実施形態では、組付部材がレバーであったが、組付部材の種類は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、ハウジングに組み付けられて電線を覆うカバーであっても構わない。
(2)上記実施形態では、レバーがハウジングに対して回動可能に組み付けられていたが、レバーの組み付け形態は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、レバーがハウジングに対してスライド可能に組み付けられていても構わない。
(3)上記実施形態では、ハウジング10に対してレバー40が2とおりの組み付け形態で組み付け可能となっていたが、組付部材は、ベース部材に対して3とおり以上の組み付け形態で組み付け可能となっていても構わない。
(4)上記実施形態では、識別子が8文字であったが、識別子の文字数に特に制限はない。また、上記実施形態では、識別子が型番を表す文字であったが、識別子の種類は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、数字以外の文字、記号、あるいはこれらの組み合わせであっても構わない。
(5)上記実施形態では、ベース識別子および組付識別子が刻印されていたが、識別子の形成方法は上記実施形態の限りではなく、例えば、識別子がベース部材や組付部材の表面に印刷されてもよく、識別子が印刷されたシールがベース部材や組付部材の表面に貼り付けられても構わない。第1回動表示および第2回動表示についても同様である。
(1)上記実施形態では、組付部材がレバーであったが、組付部材の種類は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、ハウジングに組み付けられて電線を覆うカバーであっても構わない。
(2)上記実施形態では、レバーがハウジングに対して回動可能に組み付けられていたが、レバーの組み付け形態は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、レバーがハウジングに対してスライド可能に組み付けられていても構わない。
(3)上記実施形態では、ハウジング10に対してレバー40が2とおりの組み付け形態で組み付け可能となっていたが、組付部材は、ベース部材に対して3とおり以上の組み付け形態で組み付け可能となっていても構わない。
(4)上記実施形態では、識別子が8文字であったが、識別子の文字数に特に制限はない。また、上記実施形態では、識別子が型番を表す文字であったが、識別子の種類は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、数字以外の文字、記号、あるいはこれらの組み合わせであっても構わない。
(5)上記実施形態では、ベース識別子および組付識別子が刻印されていたが、識別子の形成方法は上記実施形態の限りではなく、例えば、識別子がベース部材や組付部材の表面に印刷されてもよく、識別子が印刷されたシールがベース部材や組付部材の表面に貼り付けられても構わない。第1回動表示および第2回動表示についても同様である。
1: コネクタ
10: ハウジング(ベース部材)
11: 端子保持部
20: インナハウジング
30: アウタハウジング
31: 嵌合筒部
31A: 第1端壁
31B: 第2端壁
31C: 第1レバー保持壁
31D: 第2レバー保持壁
31F: ベース識別面
32: 嵌合口
33: インナ保持部
34: レバー収容部
35: 回動軸
36: 抜け止め突起
37A: 第1ベース識別子(ベース識別子)
37B: 第2ベース識別子(ベース識別子)
40: レバー(組付部材)
41: 軸孔
42: 通過凹部
43: ギヤ部
43A: 第1ギヤ歯
43B: 第2ギヤ歯
44: 回動操作部
51: 第1脚部
51F: 第1組付識別面
52A、52B: 第1組付識別子(組付識別子)
53: 第1回動表示
61: 第2脚部
61F: 第2組付識別面
62A、62B: 第2組付識別子(組付識別子)
63: 第2回動表示
70: 相手コネクタ
71: フード部
72: ギヤ受部
73: ギヤ突起
M1: 第1識別子(識別子)
M2: 第2識別子(識別子)
10: ハウジング(ベース部材)
11: 端子保持部
20: インナハウジング
30: アウタハウジング
31: 嵌合筒部
31A: 第1端壁
31B: 第2端壁
31C: 第1レバー保持壁
31D: 第2レバー保持壁
31F: ベース識別面
32: 嵌合口
33: インナ保持部
34: レバー収容部
35: 回動軸
36: 抜け止め突起
37A: 第1ベース識別子(ベース識別子)
37B: 第2ベース識別子(ベース識別子)
40: レバー(組付部材)
41: 軸孔
42: 通過凹部
43: ギヤ部
43A: 第1ギヤ歯
43B: 第2ギヤ歯
44: 回動操作部
51: 第1脚部
51F: 第1組付識別面
52A、52B: 第1組付識別子(組付識別子)
53: 第1回動表示
61: 第2脚部
61F: 第2組付識別面
62A、62B: 第2組付識別子(組付識別子)
63: 第2回動表示
70: 相手コネクタ
71: フード部
72: ギヤ受部
73: ギヤ突起
M1: 第1識別子(識別子)
M2: 第2識別子(識別子)
Claims (5)
- ベース部材と、ベース部材に対して複数の異なる組み付け形態での組み付けを可能とされた組付部材と、
前記ベース部材に配されたベース識別子と、
前記組付部材に配され、前記組付部材の複数の前記組み付け形態にそれぞれ対応する複数の組付識別子と、を備え、
前記ベース部材に前記組付部材が組み付けられた状態では、前記ベース識別子と、前記組付部材の前記組み付け形態と対応する前記組付識別子とが互いに隣接して、前記組み付け形態と対応する識別子が構成される、コネクタ。 - 前記ベース部材が相手コネクタと嵌合されるハウジングであり、前記組付部材が、前記ハウジングに対して、初期位置と嵌合完了位置との間で回動可能に組み付けられるレバーである、請求項1に記載のコネクタ。
- 複数の前記組み付け形態が、第1の組み付け形態と、前記第1の組み付け形態とは異なる第2の組み付け形態とを含み、
前記ハウジングの外表面が、前記ベース識別子が配されるベース識別面を有しており、
前記レバーが、前記ハウジングに対して前記第1の組み付け形態で組み付けられた際にベース識別面と同じ側を向く第1組付識別面と、前記ハウジングに対して前記第2の組み付け形態で組み付けられた際に前記ベース識別面と同じ側を向く第2組付識別面と、を有しており、
複数の前記組付識別子が、前記第1組付識別面に配されて前記第1の組み付け形態に対応する第1組付識別子と、前記第2組付識別面に配されて前記第2の組み付け形態に対応する第2組付識別子と、を含む、請求項2に記載のコネクタ。 - 前記レバーが、前記第1の組み付け形態で組み付けられている場合の回動方向を表す第1回動表示と、前記第2の組み付け形態で組み付けられている場合の回動方向を表す第2回動表示と、を備える、請求項3に記載のコネクタ。
- 前記第1回動表示が前記第1組付識別面に配されており、前記第2回動表示が前記第2組付識別面に配されている、請求項4に記載のコネクタ。
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CN202380021025.7A CN118661346A (zh) | 2022-02-24 | 2023-02-14 | 连接器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022026714A JP2023122936A (ja) | 2022-02-24 | 2022-02-24 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022026714A Pending JP2023122936A (ja) | 2022-02-24 | 2022-02-24 | コネクタ |
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CN (1) | CN118661346A (ja) |
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JP2956532B2 (ja) * | 1995-04-25 | 1999-10-04 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
JP5669671B2 (ja) * | 2011-06-03 | 2015-02-12 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 湾曲操作装置 |
US10256567B2 (en) * | 2015-08-10 | 2019-04-09 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector with wire cover |
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-
2022
- 2022-02-24 JP JP2022026714A patent/JP2023122936A/ja active Pending
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2023
- 2023-02-14 WO PCT/JP2023/004916 patent/WO2023162770A1/ja active Application Filing
- 2023-02-14 CN CN202380021025.7A patent/CN118661346A/zh active Pending
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Publication number | Publication date |
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