JP2954775B2 - 微細結晶組織からなる高強度急冷凝固合金 - Google Patents

微細結晶組織からなる高強度急冷凝固合金

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、急冷凝固法により作製
され、高強度で、しかも靭性に優れた高強度急冷凝固合
金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高強度、高耐熱性を有するアルミ
ニウム基合金が液体急冷法等によって製造されている。
特に、特開平1−275732号公報に開示されてい
る。液体急冷法によって得られるアルミニウム基合金は
非晶質又は、微細結晶質であり、高強度、高耐熱性、高
耐食性を有する優れた合金である。
【0003】しかしながら、上記従来のアルミニウム基
合金は、高強度、高耐熱性、高耐食性を示す優れた合金
であり、高強度材料としては加工性にも優れているが、
高い靭性が要求される材料としては、靭性に改善の余地
を残している。また、一般的に急冷凝固法により作製さ
れる合金は加工の際の熱的影響を受けやすく、該熱的影
響を受けることにより急激に強度等の優れた特性を失う
といった問題を有する。上記合金においても例外ではな
く、この点についても、さらなる改善の余地を残してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、主金属元素からなるマトリックス中に混在する主
金属元素と添加元素または、添加元素同士が生成する種
々の金属間化合物に着目し、室温における強度の改善及
び高靭性を有するとともに加工の際の熱的影響を受けて
も、急冷凝固法によって作製された特性を維持できる高
強度急冷凝固合金を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、主金属元素とこれに添加される添加
元素とから構成される高強度急冷凝固合金において、主
金属元素の平均結晶粒径が40〜1000nmであり、
主金属元素と添加元素とが生成する種々の金属間化合物
および/または、添加元素同士が生成する金属間化合物
の安定相または準安定相の平均粒子の大きさが10〜8
00nmであり、上記主金属元素からなるマトリックス
中に、上記金属間化合物の粒子が体積率で20〜50%
分布していることを特徴とする微細結晶組織からなる
強度急冷凝固合金である。
【0006】上記合金において、主金属元素の平均結晶
粒径は、主金属元素または主金属元素の過飽和固溶体の
マトリックスの平均結晶粒径であり、これを40〜10
00nmの範囲に限定したのは、40nm未満の場合、
強度は強いが延性の点で不十分であり、1000nmを
超える場合、強度が急激に低下し、高強度の合金が得ら
れなくなるためである。
【0007】また、金属間化合物の平均粒子の大きさ
は、上記マトリックス元素とその他の合金元素とが生成
する種々の金属間化合物及び/又はその他の合金元素同
士が生成する種々の金属間化合物の安定相又は準安定相
からなる粒子の平均粒子の大きさであり、これを10〜
800nmの範囲に限定したのは、主金属元素マトリッ
クスの強化要素として働かないためである。すなわち、
10nm未満の場合、マトリックス強化に寄与せず、必
要以上にマトリックス中に固溶させると脆化の危険を生
じる。また、800nmを越えた場合、粒子が大きくな
り過ぎて、強度の維持ができなくなるとともに強化要素
として働かなくなる。
【0008】したがって、主金属元素の平均結晶粒径及
び金属間化合物の平均粒子経を上記範囲にすることによ
りヤング率、高温強度、疲労強度を向上させることがで
きる。なお、上記目的を達成するためには、種々の金属
間化合物の粒子は、主金属元素からなるマトリックス中
に分散させ混在させることが必要である。
【0009】また、主金属元素からなるマトリックス中
に混在させる金属間化合物の粒子を体積率で20〜50
%に限定したのは、20%未満の場合、室温強度、剛性
の強化が十分でなく、50%を越えた場合、室温におけ
る延性が劣るため、得られた材料の加工が十分に行なえ
ず、本発明の目的を達成することができないためであ
る。
【0010】上記主金属元素、添加元素としては、主金
属元素は、AlまたはMg、添加元素は、希土類元素
(Yを含む)、Zr、Tiから選ばれる少なくとも1種
の元素からなる第1添加元素と、該第1添加元素に含ま
れる元素を除く還移元素、Li,Si,Mg,Alから
選ばれる少なくとも1種の元素からなる第2添加元素で
あることが好ましい。なお、主金属元素がAlである場
合、第2添加元素として、Alは含まれず、主金属元素
がMgである場合、第2添加元素としてMgは含まれな
いとともに、第1添加元素の希土類元素の中には、主要
元素がLa,Ceであり、そのほかに上記La,Ceを
除く希土類(ランタノイド系列)元素および不可避的不
純物(Si,Fe,Mg,Alなど)を含有する複合体
であるMm(ミッシュメタル)が含まれる。
【0011】さらに、上記について具体的に例示すれ
ば、(I)一般式;Al100-a-ba b(ただし、X;
La,Ce,Mm,Zr,Ti,Yから選ばれる少なく
とも1種以上の元素、M;Ni,Coから選ばれる1種
もしくは2種の元素であり、a,bは原子パーセントで
0.1≦a≦5、5≦b≦10)、(II)一般式:Al
100-a-b-cabc(ただし、X;La,Ce,Mm,
Zr,Ti,Yから選ばれる少なくとも1種以上の元
素、M;Ni,Coから選ばれる1種もしくは2種の元
素、Q;Mg,Si,Cu,Znから選ばれる1種以上
の元素であり、a,b,cは原子パーセントで0.1≦
a≦5、5≦b≦10、0.1≦c≦2)で示されるも
のがさらに好ましい。
【0012】上記一般式において、原子パーセントでa
を0.1〜5%、bを5〜10%、cを0.1〜2%の
範囲にそれぞれ限定したものは、その範囲内であると従
来(市販)の高強度アルミニウム合金より室温から30
0℃までの強度が高いとともに実用の加工に耐え得るだ
けの延性を備えているためである。
【0013】また、X元素はLa,Ce,Mm,Ti,
Zrから選ばれる1種もしくは2種以上の元素であり、
X元素はAlマトリックス中の拡散能が小さい元素であ
り、種々の準安定または安定な金属間化合物を形成し、
微細結晶組織の安定化に貢献する。
【0014】また上記において、M元素はNi,Coか
ら選ばれる1種もしくは2種の元素であり、X元素はA
lマトリックス中の拡散能が比較的小さい元素であり、
Alマトリックス中に微細に金属間化合物として分散す
ることにより、マトリックスを強化するとともに結晶粒
の成長を制御する効果がある。すなわち合金の硬度と強
度と剛性を著しく向上させ、常温はもとより高温におけ
る微細結晶質相を安定化させ、耐熱性を付与する。
【0015】さらに、上記元素の組み合わせにより既存
の加工の際に必要な延性を付与することができる。
【0016】Q元素は、Mg,Si,Cu,Znから選
ばれる少なくとも1種の元素であり、Q元素はAlと化
合物またはQ元素同士で化合物を作り、マトリックスを
強化するとともに、耐熱性を向上させる。また、比強
度、比弾性を向上させる。
【0017】上記一般式に例示されるものにおいても、
前記理由と同様にAlまたはAlの過飽和固溶体のマト
リックスの平均結晶粒径は、40〜1000nm、上記
マトリックス元素とその他の合金元素とが生成する種々
の金属間化合物及び/またはその他の合金元素同士が生
成する種々の金属間化合物の安定相又は準安定相からな
る粒子の平均粒子の大きさが10〜800nmで、Al
マトリックス中に混在される金属間化合物の粒子は、体
積率で20〜50%であることが必要である。さらに例
示される一般式のものにおいては、AlX系の化合物は
体積率で、1〜30%が好ましく、1%未満であるとマ
トリックスの粗大化を招き、強度が低下し、30%を越
えると極端に延性の低下を招くためである。また、Al
M系の化合物は体積率で19〜40%が好ましく、19
%未満であると室温における強度が低下し、40%を越
えると延性の低下を招くためである。
【0018】特に上記一般式に例示されるものにおい
て、分散しているM系の化合物として望ましいのは、A
3Ni,Al9Co2であり、X系の化合物としては、
Ce3Al11,Al4Ce,La3Al11,Mm3Al11
Al3Ti,Al3Zr等が望ましく、Al3Ti,Al3
Zrについては、準安定相の化合物の方が微細分散に寄
与する効果が高い。
【0019】本発明の合金の製造方法は、単ロール法、
ガス又は水アトマイズ法、液中紡糸法などの液体急冷法
で、通常の凝固プロセスの冷却速度を107〜102K/
secの範囲で適宜コントロールすることによって直
接、薄帯、粉末、細線等の材料として作製できる。
【0020】また、スパッタリング法、イオンビームス
パッタ法、蒸着法等の気相蒸着手段を利用することによ
っても、直接的に箔状の材料として作製できる。
【0021】同様に機械的合金法(メカニカルアロイン
グ;MA法)によっても粉末を作製できる。
【0022】さらに、特開平3−253525号公報に
示されるような、二段凝固手段を用いても、その冷却速
度を適宜コントロールすることにより、本発明の合金固
化材を直接的に作製することができる。また固化材とし
て作製する場合、上記により得られた、薄帯、粉末、細
線、箔等の材料を集成し、これを通常の塑性変形手段で
加工することができる。
【0023】その際、急冷凝固などで作製された微細組
織を有する粉末や薄片等は、温間50〜500℃、さら
に好ましくは、320〜440℃で塑性変形するのが望
ましく、この際の温度履歴により、より適した結晶組織
とすることができる。
【0024】なお上記において、機械的合金法を用いた
場合、酸化物、窒化物などが形成され、これを集成して
固化材を作製した材料は、高温強度により優れたものが
得られる。
【0025】上記により得られた本発明の合金は、10
-3〜102-1の歪速度の領域において300〜600
℃の温度範囲で超塑性加工やその際の拡散接合が可能に
なる。
【0026】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明
する。
【0027】実施例1 ガスアトマイズ装置により所定の成分組成を有するアル
ミニウム基合金粉末(AlbalNi5〜10Ce0.5〜4)を
作製する。作製されたアルミニウム基合金粉末を金属カ
プセルに充填後、脱ガスを行ないながら押出用のビレッ
トを作製する。このビレットを押出機にて320〜44
0℃の温度で押出しを行ない各試料を作製した。
【0028】上記の製造条件により得られた各試料(押
出材;固化材)の室温及び200℃における機械的性質
(引張強度)と析出した金属間化合物の体積率との関係
について調べた。
【0029】この結果を図1に示す。
【0030】なお、上記金属間化合物の体積率は、得ら
れた固化材をTEMによる画像解析の手法を用いて測定
を行なった。また、上記試料により析出した金属間化合
物は、主にAl3Ni,Ce3Al11などであった。さら
に、TEM観察の結果、上記試料は平均結晶粒径40〜
1000nmのアルミニウムまたはアルミニウムの過飽
和固溶体のマトリックスであり、かつマトリックス元素
とその他の合金元素とが生成する種々の金属間化合物及
び/又はその他の合金元素同士が生成する種々の金属間
化合物の安定相又は準安定相からなる粒子が前記マトリ
ックス中に均一に分布し、その金属間化合物の平均粒子
の大きさが10〜800nmであった。図1によれば室
温及び200℃の高温強度とは、金属間化合物の粒子が
体積率で20%以上から急激に上昇し、約50%から徐
々に減少することが分かる。
【0031】また、試料の室温での延性は、金属間化合
物の粒子が体積率で増加するにつれ、減少し、体積率5
0%を越えて、一般的な加工に最低限必要な(2%)よ
り低下した。
【0032】また、上記製造条件により得られた各試料
について、主たる金属間化合物である。Al3Ni,C
3Al11について、夫々の金属間化合物の粒子の変化
にともなう室温及び200℃の高温強度の変化について
調べた。
【0033】この結果を図2及び図3に示す。
【0034】なお、図2において試料の組成は、Al
balNi5〜10Ce1.5を用い、Ce3Al11の金属間化合
物の粒子の体積率を10%と固定して、Al3Ni金属
間化合物の粒子の体積率の変化にともなう強度の変化を
調べた。
【0035】また、図3において、試料の組成は、Al
balNi8〜8.5Ce1〜4を用い、Al3Niの金属間化合
物の粒子の体積率を30%と固定して、Ce3Al11
金属間化合物の粒子の体積率の変化にともなう強度の変
化を調べた。
【0036】図2によれば、室温及び200℃の高温強
度は、Al3Niの金属間化合物の粒子が体積率で19
%以上より急激に上昇し、40%を越えると急激に低下
することが分かる。また、図3によれば室温及び200
℃の高温強度は、Ce3Al11の金属間化合物の粒子が
体積率で1%以上より急激に上昇し、20%を越えて急
激に低下することが分かる。この際高温強度は30%を
越えて急激な低下がみられた。また、上記試料について
室温での延びは、Al3Niの金属間化合物の場合40
%を越えると、またCe3Al11の金属間化合物の場
合、30%を越えると、一般的な加工に最低限必要な
(2%)より低下した。
【0037】実施例2 上記実施例1と同様にして表1に示す各種成分を有する
押出材(固化材)を作製し、これについて、室温におけ
る機械的性質(引張強度)を調べた。なお、表中には、
主な析出した金属間化合物相及びその体積率を明記し
た。
【0038】この結果を表1に示す。
【0039】表1より本発明の押出材(固化材)は室温
における引張強度において、優れた特性を有することが
分かる。
【0040】また、表中に示される押出材の伸びは全て
一般的な加工に最低限必要な(2%)は得られていた。
【0041】なお、本実施例の合金においても、平均結
晶粒径40〜1000nmのアルミニウムまたはアルミ
ニウムの過飽和固溶体のマトリックスであり、かつマト
リックス元素とその他の合金元素とが生成する種々の金
属間化合物及び/又はその他の合金元素同士が生成する
種々の金属間化合物の安定相又は準安定相からなる粒子
が前記マトリックス中に均一に分布し、その金属間化合
物の平均粒子の大きさが10〜800nmであった。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の急冷凝固合金は、
室温及び高温における強度に優れているとともに、優れ
た靭性を有する。また、加工の際の熱的影響を受けても
急冷凝固法によって作製された優れた特性を維持するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】
【図3】以上、実施例に記載の合金における化合物相の
体積率と引張強度との関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 21/00 C22C 23/00 C22C 45/00 C22C 45/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主金属元素とこれに添加される添加元素
    とから構成される高強度急冷凝固合金において、主金属
    元素の平均結晶粒径が40〜1000nmであり、主金
    属元素と添加元素とが生成する種々の金属間化合物およ
    び/または、添加元素同士が生成する金属間化合物の安
    定相または準安定相の平均粒子の大きさが10〜800
    nmであり、上記主金属元素からなるマトリックス中
    に、上記金属間化合物の粒子が体積率で20〜50%分
    布していることを特徴とする微細結晶組織からなる高強
    度急冷凝固合金。
  2. 【請求項2】 主金属元素がAlまたはMgであり、添
    加元素は希土類元素(Yを含む)、Zr,Tiから選ば
    れる少なくとも1種の元素からなる第1添加元素と、該
    第1添加元素に含まれる元素を除く遷移元素Li,S
    i,Mg,Alから選ばれる少なくとも1種の元素から
    なる第2添加元素であることを特徴とする請求項1記載
    微細結晶組織からなる高強度急冷凝固合金。
  3. 【請求項3】 高強度急冷凝固合金が、 一般式;Al100-a-bab (ただし、X;La,Ce,Mm,Zr,Ti,Yから
    選ばれる少なくとも1種以上の元素、 M;Ni,Coから選ばれる1種もしくは2種の元素で
    あり、 a,bは原子パーセントで0.1≦a≦5、5≦b≦1
    0)で示され、主として、AlX系の金属間化合物が体
    積率で1〜30%、AlM系の金属間化合物が体積率で
    19〜40%であることを特徴とする請求項2記載の
    細結晶組織からなる高強度急冷凝固合金。
  4. 【請求項4】 AlX系の金属間化合物が、Ce3Al
    11,Al4Ce,Mm3Al11,Al3Ti,Al3Zrで
    あり、AlM系の金属間化合物がAl3Ni,Al9Co
    2であることを特徴とする請求項3記載の微細結晶組織
    からなる高強度急冷凝固合金。
  5. 【請求項5】 高強度急冷凝固合金が、 一般式;Al100-a-b-cabc (ただし、X;La,Ce,Mm,Zr,Ti,Yから
    選ばれる少なくとも1種以上の元素、 M;Ni,Coから選ばれる1種もしくは2種の元素、 Q;Mg,Si,Cu,Znから選ばれる少なくとも1
    種以上の元素であり、 a,b、cは原子パーセントで0.1≦a≦5、5≦b
    ≦10、0.1≦c≦2)で示され、主として、AlX
    系の金属間化合物が体積率で1〜30%、AlM系の金
    属間化合物が体積率で19〜40%であることを特徴と
    する請求項2記載の微細結晶組織からなる高強度急冷凝
    固合金。
  6. 【請求項6】 AlX系の金属間化合物が、Ce3Al
    11,Al4Ce,Mm3Al11,Al3Ti,Al3Zrで
    あり、AlM系の金属間化合物がAl3Ni,Al9Co
    2であることを特徴とする請求項5記載の微細結晶組織
    からなる高強度急冷凝固合金。
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