JP2952981B2 - 原稿読取り装置 - Google Patents

原稿読取り装置

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JP2952981B2 JP2190030A JP19003090A JP2952981B2 JP 2952981 B2 JP2952981 B2 JP 2952981B2 JP 2190030 A JP2190030 A JP 2190030A JP 19003090 A JP19003090 A JP 19003090A JP 2952981 B2 JP2952981 B2 JP 2952981B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原稿読取り装置に関し、原稿が存在するか
否かの状態に応じて原稿供給ローラ及び原稿排出ローラ
の回転を制御する原稿読取り装置の原稿給送に関するも
のである。
[従来技術] 従来、原稿読取り装置において、読取り中に停電等に
より電源供給が遮断されると、原稿の給送は停止し、読
取り中の原稿は読取り位置に残る。再通電時にそのまま
の状態で読取りを再開すると、残っている原稿の途中か
ら読取りが行なわれることになり、完全な読取りができ
なくなる。
そこで前述した構成の原稿読取り装置では、その原稿
給送制御手段が、電源立上げ時等の装置初期化動作時
に、原稿供給ローラと読取り位置との間で原稿が存在す
るか否かを原稿送りセンサにより検知し、原稿の存在が
検知された場合には原稿供給ローラ及び原稿排出ローラ
を回転させてその原稿を排出するようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の原稿読取り装置では、読取り中
の原稿の終端が原稿送りセンサを通過したところで停電
が起こった場合には、再通電時の装置初期化動作の際に
原稿送りセンサがこの原稿の存在を検知できないため、
この原稿の排出は行なわれない。
一般に原稿読取り装置では、読取り位置に関して読取
り手段と対向する位置に白レベル補正等の読み取り特性
を補正するための補正用部材が配置されており、原稿の
読取りに先立ってこの補正用部材を用いて読取り特性の
補正が行なわれるようになっている。
このため従来の原稿読取り装置では、上述したよう
に、読取り中の原稿の終端が原稿送りセンサを通過した
ところで停電が起こった場合には、再通電時にこの原稿
が排出されず、補正用部材がこの原稿によって遮蔽され
るために読取り特性の補正が正しく行なわれないという
問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、装置初期化動作時において、原稿供給ローラか
ら原稿排出ローラに至る原稿給送径路上に読取りの障害
となる原稿が残っている場合に、これを確実に排出する
ことのできる原稿読取り装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明の原稿読取り装置
は、原稿を載置する原稿載置台と、前記原稿載置台上の
原稿を読取り位置へ搬送する原稿供給ローラと、 読取り位置から原稿を排出する原稿排出ローラと、原
稿載置台上に原稿が載置されているか否かを検知する原
稿載置センサと、原稿供給ローラと読取り位置との間で
原稿が存在するか否かを検知する原稿送りセンサと、電
源立上げ時等の装置初期化動作時に、原稿送りセンサに
より原稿の存在が検知されている時は原稿供給ローラ及
び原稿排出ローラを回転させ、又、原稿の存在が検知さ
れていない時には少なくとも原稿送りセンサから原稿排
出ローラに至る距離に相当する送り量分原稿排出ローラ
を回転させて、原稿を排出せしめ、その後原稿載置セン
サにより原稿載置台上に原稿が載置されていることが検
知されたときには、原稿供給ローラを回転させてこの原
稿を読取り位置へ搬送するように制御する原稿給送制御
手段とを備えている。
[作用] 以上のように構成した本発明の原稿読取り装置によれ
ば、電源立上げ時等の装置初期化動作時において、原稿
が原稿送りセンサによって検知できる位置に存在する場
合、原稿給送制御手段は、原稿送りセンサが原稿の存在
を検知している限り原稿供給ローラ及び原稿排出ローラ
を回転させて、この原稿を排出方向へ送り出す。そして
この原稿の終端が原稿送りセンサを通過すると、原稿送
りセンサは原稿の存在を検知しなくなる。これに応答し
て原稿給送制御手段は、少なくとも原稿送りセンサから
原稿排出ローラに至る距離に相当する送り量分原稿排出
ローラを回転させて、この原稿を原稿給送径路上から排
出する。
また、装置初期化動作時において、原稿が原稿送りセ
ンサによって検知できない位置に存在する場合、原稿給
送制御手段は、少なくとも原稿送りセンサから原稿排出
ローラに至る距離に相当する送り量分原稿排出ローラを
回転させる。これにより、始めから原稿の終端が原稿送
りセンサを通過した位置にあり、この原稿の存在を原稿
送りセンサによって検知できない場合であっても、この
原稿は原稿給送径路上から確実に排出される。
原稿給送制御手段は、このようにして原稿給送径路上
から読取りの障害となる原稿を排出した後、原稿載置セ
ンサにより原稿載置台上に原稿が載置されていることが
検知されたときには、原稿供給ローラを回転させてこの
原稿を読取り位置へ取込む。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図乃至第3
図を参照して説明する。
最初に第1図を参照して原稿読取り装置の機構を説明
する。
原稿載置台1には、そこに原稿2が載置されているか
否かを検知するための原稿載置センサ3が備えられてい
る。原稿供給ローラ4は、原稿供給モータ(図示せず)
によって回転駆動され、図において矢印で示す方向に回
転することによって原稿載置台1上の原稿2を読取り位
置5へ取込む。原稿供給ローラ4と読取り位置5との間
には、そこに原稿2が存在するか否かを検知するための
原稿送りセンサ6が配置されている。読取りヘッド7
は、読取り位置5において原稿2に描かれている画像を
読取るようになっている。読取りヘッド7の上方には、
読取り特性を補正する際に用いられる補正用部材8が、
読取りヘッド7との間に原稿2が通過できるだけの間隙
を隔てて配置されている。原稿排出ローラ9は、原稿排
出モータ(図示せず)によって回転駆動され、図におい
て矢印で示す方向に回転することによって原稿2を読取
り位置5から取出す。
次に第2図を参照して原稿給送制御手段10及びその周
辺部の電気的構成を説明する。
原稿給送制御手段10は、中央処理装置(CPU)11と、
このCPU11が原稿給送制御のために実行するプログラム
を記憶しているROM12と、CPU11がそのプログラムを実行
する際にワークメモリとして機能するRAM13と、周辺部
との信号の入出力を行なうI/O14とから構成されてい
る。I/O14には、原稿載置センサ3から原稿載置台1に
原稿が載置されているか否かを示す信号Sig.1が送られ
るとともに、原稿送りセンサ6から原稿供給ローラ4と
読取り位置5との間に原稿2が存在するか否かを示す信
号Sig.2が送られる。原稿供給モータ15及び原稿排出モ
ータ16はともにステッピングモータであり、原稿供給モ
ータ15はモータドライバ17を介してI/O14からの信号Si
g.3によって駆動され、原稿排出モータ16はモータドラ
イバ18を介してI/O14からの信号Sig.4によって駆動され
る。
次に第3図を参照して装置初期化動作時における原稿
給送制御手段10の原稿排出処理動作を説明する。
ステップS1(以下単にS1で表わし、他のステップも同
様とする)では信号Sig.2によって原稿送りセンサ6が
原稿2を検知しているか否かを調べ、原稿2を検知して
いる場合にはS2へ進み、また検知していない場合にはS3
へ進む。S2では原稿供給モータ15及び原稿排出モータ16
をそれぞれ信号Sig.3及び信号Sig.4によってともに1ス
テップ駆動してS1に戻る。そして、原稿送りセンサ6が
原稿2を検知しなくなるまでS1及びS2が繰返される。RA
M13には原稿排出ステップ・ダウンカウンタ[ExStep]
の領域が設けられており、S3ではこの[ExStep]に、原
稿送りセンサ6から原稿排出ローラ9に至る距離だけ原
稿2を送るのに必要な原稿排出モータ16の駆動ステップ
数Nをセットする。このNは、原稿送りセンサ6から原
稿排出ローラ9に至る距離を原稿排出モータ16の1ステ
ップあたりの送り量で割って得られた商の少数部を切上
げた整数で与えられる。S4では原稿排出モータ16を信号
Sig.4によって1ステップ駆動する。そして、原稿排出
モータ16を1ステップ駆動する毎に、S6で[ExStep]を
一つ減らし、S7でこの[ExStep]が0になったか否かを
調べて、[ExStep]が0になるまでS4,S6及びS7を繰返
すことにより原稿排出モータ16をNステップ駆動する。
上述した原稿給送制御手段10の原稿排出処理動作によ
って、装置初期化動作時に初めから原稿2が原稿送りセ
ンサ6によって検知できる位置に残っている場合に、こ
の原稿2は、S1,S2によってその終端が原稿送りセンサ
6を通過する(第1図において破線で示す位置)まで送
られ、更にS3,S4,S6及びS7によって原稿送りセンサ6か
ら原稿排出ローラ9に至る距離だけ送られて完全に排出
される。また、初めから原稿2の終端が原稿送りセンサ
6を通過した位置(第1図において破線で示す位置より
も原稿排出ローラ側)にある場合には、この原稿2は、
原稿送りセンサ6により検知されないためにS1,S2では
何もされないが、S3,S4,S6及びS7によって原稿送りセン
サ6から原稿排出ローラ9に至る距離だけ送られること
によって完全に排出される。原稿給送制御手段10は、こ
のようにして装置初期化動作時における原稿排出を完了
した後、原稿載置センサ3により原稿載置台1上に原稿
2が載置されていることが検知されたときには、原稿供
給ローラ4を回転させてこの原稿2を読取り位置5へ取
込む。
上記実記例では、原稿供給ローラ4及び原稿排出ロー
ラ9を各々別個のモータで回転駆動するようになってい
たが、これらを一つのモータで回転駆動するようにして
もよい。第4図及び第5図は、原稿供給ローラ4及び原
稿排出ローラ9をともに原稿給送モータ19で回転駆動す
るようにした別の実施例を示すものである。第4図にお
いて原稿給送モータ19はステッピングモータであり、モ
ータドライバ20を介してI/O14からの信号Sig.5によって
駆動される。第5図においてS5は、原稿給送モータ19を
Nステップ駆動する間に、原稿供給ローラ4が回転する
ことによって原稿載置台1から次の原稿2が供給されて
きて原稿送りセンサ6に到達した場合、再びS1に戻って
この原稿2を排出しようとするものである。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなように、本発明の原稿
読取り装置は、この装置初期化動作時に、原稿送りセン
サにより原稿の存在が検知されている期間中は原稿供給
ローラ及び原稿排出ローラを回転させ、原稿の存在が検
知されていない期間内に少なくとも原稿送りセンサから
原稿排出ローラに至る距離に相当する送り量分原稿排出
ローラを回転させるように構成されているので、装置初
期化動作時におい、原稿給送径路上に原稿が残っている
場合に、それがどのような位置であってもその原稿を確
実に排出することができ、原稿の読取りに先立って読取
り特性の補正を行なう際に、その障害となるのを未然に
防止する効果がある。
又、装置初期化動作時に、原稿の存在に応じて、原稿
排出ローラの送り量を変化させているので、原稿排出に
係る時間を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明を具体化した一実施例を示す
もので、第1図は原稿読取り装置の機構を示す概略構成
図であり、第2図は原稿給送制御手段及びその周辺部の
電気的構成を示すブロック図であり、第3図は装置初期
化動作時における原稿給送制御手段の原稿排出処理動作
を示すフローチャートである。 第4図及び第5図は本発明を具体化した別の実施例を示
すものであり、第4図は原稿給送制御手段及びその周辺
部の電気的構成を示すブロック図であり、第5図は装置
初期化動作時における原稿給送制御手段の原稿排出処理
動作を示すフローチャートである。 図中、1は原稿載置台、2は原稿、3は原稿載置セン
サ、4は原稿供給ローラ、5は読取り位置、6は原稿送
りセンサ、7は読取りヘッド、8は補正用部材、9は原
稿排出ローラ、10は原稿給送制御手段である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 H04N 1/04 - 1/207 B65H 5/06 B65H 29/20 B65H 7/00 - 7/20 G03G 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する原稿載置台と、 前記原稿載置台上の原稿を読取り位置へ搬送する原稿供
    給ローラと、 読取り位置から原稿を排出する原稿排出ローラと、 原稿載置台上に原稿が載置されているか否かを検知する
    原稿載置センサと、 原稿供給ローラと読取り位置との間で原稿が存在するか
    否かを検知する原稿送りセンサと、 電源立上げ時等の装置初期化動作時に、原稿送りセンサ
    により原稿の存在が検知されている時は原稿供給ローラ
    及び原稿排出ローラを回転させ、又、原稿の存在が検知
    されていない時には少なくとも原稿送りセンサから原稿
    排出ローラに至る距離に相当する送り量分原稿排出ロー
    ラを回転させて、原稿を排出せしめ、その後原稿載置セ
    ンサにより原稿載置台上に原稿が載置されていることが
    検知されたときには、原稿供給ローラを回転させてこの
    原稿を読取り位置へ搬送するように制御する原稿給送制
    御手段とを備えたことを特徴とする原稿読取り装置
JP2190030A 1990-07-16 1990-07-16 原稿読取り装置 Expired - Fee Related JP2952981B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7342693B2 (en) 2001-08-31 2008-03-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7342693B2 (en) 2001-08-31 2008-03-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device

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