JP2952528B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2952528B2
JP2952528B2 JP3158405A JP15840591A JP2952528B2 JP 2952528 B2 JP2952528 B2 JP 2952528B2 JP 3158405 A JP3158405 A JP 3158405A JP 15840591 A JP15840591 A JP 15840591A JP 2952528 B2 JP2952528 B2 JP 2952528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式によって感
光体ベルト上にトナー像を形成し、転写器によって転写
材にトナー像を転写するカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【発明の背景】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。例えば特開昭61
-100770号公報に開示されているように、感光体ドラム上
に原稿像の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現
像の都度転写ドラム上に転写して転写ドラム上に多色像
を形成したのち、転写材である転写紙上に転写してカラ
ーコピーを得る方法がある。この方法による装置は、感
光体ドラムの他に1枚分の画像をその周面上に転写でき
る大きさをもった転写ドラムを設ける必要があり、装置
は大型でかつ複雑な構造となることは避けられない。
【0003】また例えば特開昭61-149972号公報に開示
されているように、感光体ドラム上に原稿像の分解色数
に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度転写紙上に
転写して多色のカラーコピーを得る方法がある。この方
法にあっては多色の画像を精度よく重ねることは困難
で、良質のカラーコピーを得ることはできない。
【0004】また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に
応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰り返
し、感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写
してカラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の
基本プロセスは本出願人による特開昭60-75850号、同60
-76766号、同60-95456号、同60-95458号、同60-158475
号公報等によって開示されている。
【0005】このような重ね合せによってカラー画像を
得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体ド
ラムの周縁に色の異ったカラートナーを収納した複数の
現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複数回
回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー画像
を得るようにしている。
【0006】また像形成体については、上記に説明した
ようにドラム周面に光導電体を塗布あるいは蒸着した感
光体ドラムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗
布あるいは蒸着したベルト状像形成体も提案されてい
る。ベルト状像形成体(以後感光体ベルトともいう)は
駆動ローラを含む回動ローラ間に張架することで形状が
決まるので、空間を有効に利用してコンパクトの形状と
したカラー画像形成装置を構成する場合には有効であ
る。また感光体ベルトは小さな曲率に沿って走行するこ
とができるので、小径の回動ローラを用いこの曲率部分
を利用して転写紙の分離を行うことで転写紙の分離不良
等を防止することもできる。
【0007】この様な感光体ベルトによる画像形成は通
常図1に示す様な構成によって画像形成が行われる。図
1は本発明のカラー画像形成装置の構成概要図である
が、感光体ベルトが画像を形成する構成については従来
のものと同じで、後述の実施例では詳述するがここでは
概略の説明を行なう。
【0008】感光体ベルト1は回動ローラ2および3の
間に張架されていて、回動ローラ2の矢印方向の駆動に
より感光体ベルト1は時計方向に搬送される。そして右
側のクリーニング装置13と、左側の転写器12の間の感光
体ベルト1の搬送方向側には、帯電器6、レーザ書込み
系ユニット7による露光部、そして8から11に至る4種
の色のカラー現像剤を収容した各現像器が図の様に配設
されている。そして感光体ベルト1への帯電、露光、現
像が4回繰り返されて感光体ベルト1上にはカラーのト
ナー画像が形成され、転写器12によって転写紙上へ転写
が行われる。転写が行われた感光体ベルト1は、クリー
ニング装置13によってクリーニングが行なわれ、次の画
像が前述と同様のプロセスによって形成されることにな
る。上記説明でも判るように画像形成は、クリーニング
装置13から転写器12の間である感光体ベルト1の全長の
ほぼ半分の長さの中で完成されるわけである。従って転
写器12からクリーニング装置13の間である感光体ベルト
1の残りの約半分の部分は、画像形成プロセスには何ら
関係の無い部分であってスペースとしては画像形成に何
ら寄与しないスペースとなっている。
【0009】またトナー像は被転写体である転写紙に転
写されたあと一般の画像形成装置と同様にクリーニング
装置の作用によってその残留トナーを剥離、除去される
こととなるが、クリーニング作用は周知の如く像形成面
に対するクリーニング作用をするクリーニングブレード
部材(以下ブレード部材又はブレードともいう)や他の
クリーニング部材の圧接(当接を含む)作用によって行
われるようになっているためトナー像の形成中や転写以
前に作用させることが出来ず、従ってその間感光体に対
して離間した位置に保たれており、転写を終えた残留ト
ナー像の先端がクリーニング装置に達する直前に前記ブ
レード部材の圧接が開始され、残留トナー像の後端が前
記クリーニング装置を通過した直後その圧接が解除され
る形式がとられている。
【0010】このように、画像形成装置に使用されるク
リーニング装置は、感光体の回転周期中にブレード部材
の圧接および解除の動作が行われるため、それによる摩
擦抵抗を受けて感光体の回転速度に或る程度の変動を生
じ、そのため、露光によって像形成面に潜像を形成して
いる時期にブレード部材の圧接あるいは解除があると像
形成面の周速に変化を生じて画像の走査の不連続による
乱れを生じて画質を損なう結果となることがある。
【0011】この画質低下を防止するため、像形成面に
潜像を形成している時期にはブレード部材の圧接や解除
を行わない様にして良画質の画像を得る方法が考えられ
ている。本方法による画像形成装置は本出願人による特
開昭61-176958号公報によっても開示されている。
【0012】また、同様の理由で潜像の現像中、転写中
もブレード部材を感光体に圧接したり解除したりする
と、感光体の速度ムラにより現像ムラ、転写ムラが生じ
て画質を損なうことがある。しかし通常の画像形成装置
においては、感光体に潜像の形成が行われると引き続い
て現像、転写が行われる様に構成されている。従って潜
像の形成から現像、転写が終了するまで感光体へのブレ
ード部材の圧接や圧接解除を行わない様にすれば、潜像
形成から現像、転写に至る過程での感光体の速度ムラが
原因の画質低下は防止されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】通常感光体ベルトの転
写部からクリーニングブレード部に至る周長は、転写紙
サイズの最大のものより若干大きく設定してある。そし
て感光体ベルトのトナー像の後端が転写部を通過した
後、且つ転写が終了した残留トナー像の先端がブレード
部に到達する前に、ブレードを感光体ベルトに圧接して
クリーニングを開始し、残留トナー像の後端がブレード
部を通過した後にブレードの圧接を解除してクリーニン
グは終了し、その後に次の画像形成が開始される様に設
定されている。この様な条件に設定してあるので感光体
ベルトは、クリーニング開始後感光体ベルトに対するブ
レードの抵抗の影響を受けることなく、従って画質に何
ら影響を与えることなく1回転未満でクリーニングを完
了することが出来ることになる。しかし、ここで次の2
つの課題が生じることになる。
【0014】(1)感光体ベルトの転写部よりブレード
部に至る周長が、上記の様に転写紙サイズの最大のもの
より若干大きく設定してあるため、画像形成装置の感光
体ベルト移動方向の大きさは最大転写紙サイズの大きさ
より當然のことながら大きくなる。
【0015】また、感光体ベルトの周長も長くなるため
感光体ベルトの駆動力も必要となり、駆動ローラや支持
ローラの数も増やさないと感光体ベルトの安定駆動が難
しくなり構造が複雑になる。更に、ベルトの寄り防止対
策も充分にしておかないと色ずれ等が生じてきれいなカ
ラー画像が安定して得られなくなる。
【0016】(2)上記画質に何ら影響を与えることな
しに転写を開始してから転写を終了し、更にクリーニン
グを終了するまでの時間、すなわち次の画像形成を開始
出来るまでの時間tは次の様になる。
【0017】t=(LTC+L)/V 各記号は次の様になる。(図1において) LTC=転写機12の転写位置Tからブレード13Aが感光
体ベルト1を圧接する位置Cに至る感光体ベルト周長。
【0018】L=転写紙の長さ。
【0019】V=感光体ベルト1の搬送速度。
【0020】この式においてLTCは最大転写紙サイズ
に近い値であって一定の値である。そしてLの値のみが
転写紙サイズによって変化する。従ってtの値は近似的
に次の様になる。
【0021】LTC/V<t<2LTC/V 従ってコピー時間を短かくするためには最大転写紙サイ
ズは小さくなるがLTCを小さくする必要があるという
ことになる。
【0022】しかし、最大転写紙サイズを小さくすると
いうことはその商品価値上なかなか問題のある所であ
る。
【0023】上記課題をまとめてみると、(1)項では
最大転写紙サイズが大きいと画像形成装置が大型にな
り、重量も重くなり感光体ベルトも周長が長くなるため
これの安定駆動のため駆動ローラや支持ローラが増えて
構造が複雑になる。また、感光体ベルトの片寄りによる
色ずれ対策も充分にしておかないときれいなカラー画像
が安定して得られなくなる。また(2)項では最大転写
紙サイズが大きいと1枚当りの画像形成時間が長くな
る。すなわち通常使用頻度の多い小サイズの転写紙を使
用する画像形成は相対的に画像形成速度が遅くなる。こ
れを単純に早くしようとすると最大転写紙サイズを小さ
くする事になるが、これでは画像形成装置の商品価値が
低下してしまうことになるわけである。
【0024】また、感光体ベルトへのクリーニングブレ
ードの圧接は通常、感光体ベルト上の転写の終わった残
存トナー像が無い部分、すなわちトナー像の先端と先行
するトナー像の後端との間の非画像部へ最初にブレード
を圧接して感光体ベルトをクリーニングする様になって
いる。これはトナー像部(転写の終った)へブレードを
圧接する場合に比べて、バウンディング現象と呼ばれる
感光体ベルトへブレードを圧接時に、ウレタンゴム製の
ブレードのバウンドによるクリーニング不良の発生が少
ない事や、トナーの飛散が少ない事や、トナーへ直接ブ
レードの圧力がかかる事による感光体ベルトへのトナー
の固着も少ないといった利点があるためである。しかし
一方、上記の様にトナー像の無い非画像部へブレードを
圧接すると、最もクリーニング作用の大きいブレードの
エッジ部が損傷を受けてクリーニング不良が発生しやす
くなるといった不利の点が発生する。そしてこれらの現
象は各種条件の組み合せや、条件の値により変化するも
のである。従って現象の状況をよく観察し検討しないと
ブレードの感光体ベルト上への最初の圧接を非画像部で
行なうか、画像部で行なうかを決定することは出来な
い。すなわちどちらにも対応出来る様に設計されている
必要がある。
【0025】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものである。すなわち最大転写紙サイズを小さくする
ことなしに画像形成装置の大きさ、重量を小さくし、従
って感光体ベルトの搬送構造も複雑にすることなく、感
光体ベルトの最適位置へクリーニングブレードを圧接し
てクリーニングし、また感光体ベルトを常に一定速度で
回動が行える様にしてドット状の書き込みを行なういわ
ゆるデジタル形画像形成でも、段ムラやジターなどの画
質低下を生じることなく高画質の画像が得られ、また感
光体ベルト寄り(蛇行)も少なくレジストレーション
(色ズレ)もとりやすく高品質のカラー画像が安定して
得られるカラー画像形成装置を提供することを目的とし
たものである。そして本発明は更に、使用頻度の多い小
サイズの転写紙を使用する時は、比較的に短時間で画像
形成が得られるカラー画像形成装置をも提供することを
目的としたものである。
【0026】
【問題点を解決するための手段】上記目的は、回動する
感光体ベルト上に複数のトナー像を重ね合わせて形成し
た後、転写材に前記トナー像を転写する転写手段と、転
写後の前記感光体ベルトの表面をクリーニングするブレ
ードクリーニング手段とを配設したカラー画像形成装置
において、前記感光体ベルトのトナー像の後端が前記転
写手段を通過した後、且つ転写後の残存トナー像の先端
が前記ブレードクリーニング手段に到達する前に、該ブ
レードクリーニング手段による前記感光体ベルトへのブ
レードの圧接を行ない、前記残存トナー像の後端が前記
ブレードクリーニング手段を通過した後、前記ブレード
の圧接を解除する前記感光体ベルトの1回転未満の回転
で該感光体ベルトをクリーニングするクリーニング制御
手段を有する第1のモードと、前記感光体ベルトのトナ
ー像の後端が前記転写手段を通過した直後に前記ブレー
ドクリーニング手段による、前記感光体ベルトの少なく
とも1回転の回転で該感光体ベルトをクリーニングする
クリーニング制御手段を有する第2のモードと、前記感
光体ベルトの転写後の残存トナー像の後端が前記ブレー
ドクリーニング手段位置を通過した直後に前記ブレード
クリーニング手段による、前記感光体ベルトの少なくと
も1回転の回転で該感光体ベルトをクリーニングするク
リーニング制御手段を有する第3のモードとを有し、前
記第1のモードと、第2のモード又は第3のモードとの
切換えは、前記転写材の搬送方向長さに対応して切換わ
ることを特徴とするカラー画像形成装置によって達成さ
れる。
【0027】更に上記目的は、前記トナー像を転写する
転写材の搬送方向長さが、前記転写手段から前記ブレー
ドクリーニング手段に至る長さより短い時には、前記第
1のモードによりクリーニングを行ない、前記転写材の
長さが前記転写手段から前記ブレードクリーニング手段
に至る長さより長く、感光体ベルトの周長より短い時に
は、前記第2のモード又は第3のモードによりクリーニ
ングを行うことを特徴とするカラー画像形成装置によっ
て達成される。
【0028】
【実施例】本発明のカラー画像形成装置の一実施例を図
1から図14に示す図面により説明する。
【0029】図1は、本発明に基くカラー画像形成装置
の構成概要図である。
【0030】1は可撓性の感光体ベルトで、該感光体ベ
ルト1は回動ローラ2および3の間に張架されていて回
動ローラ2の駆動により時計方向に搬送される。
【0031】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定した支持体すなわちガイド部材であって、
前記感光体ベルト1は回動ローラ3の外側への付勢作用
によって緊張状態とされることによりその内周面を前記
ガイド部材4に摺擦させる。従って前記感光体ベルト1
の外周面の感光体は搬送中にも常に前記ガイド部材4の
表面に対し一定の関係位置に保たれ、安定した画像形成
面を構成することを可能としている。
【0032】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザ書込み系ユニット、8から11は
それぞれ特定色の現像剤を収容した複数の現像手段すな
わち現像器であって、これ等の各像形成手段はガイド部
材4を背面にした前記感光体ベルト1の外周面に対向し
て配設される。
【0033】前記レーザ書込み系ユニット7には図示の
光学系のものの他に、発光部と収束性光伝送体を一体と
した光学系等も使用される。
【0034】前記各現像器8,9,10,11は例えば黒色、
シアン、マゼンタ、イエローの各現像剤をそれぞれ収容
するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙を保つ各現
像スリーブ8A,9A,10A,11Aを備え、感光体ベルト
1上の潜像を非接触現像法により顕像化する機能を有し
ている。この非接触現像は接触現像と異なり、現像器へ
のトナー混入や、感光体上のトナー像を乱すことがない
ばかりでなく現像時においても非現像時においても感光
体ベルトのスムースな移動に対して、不安定な負荷変動
を与えることがないという長所を有する。
【0035】12は転写器、13はクリーニング装置で該ク
リーニング装置13のブレード13Aおよびクリーニングロ
ーラ13B(以下ローラともいう)は画像形成中には感光
体ベルト1の表面より離間した位置に保たれ画像転写後
のクリーニング時のみ図示の如く感光体ベルト1の表面
に圧接される。
【0036】前記カラー画像形成装置によるカラー画像
形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0037】まず本実施例による多色像の形成は、次の
像形成システムに従って遂行される。即ちオリジナル画
像を光学的に走査し、撮像素子により光電変換して得ら
れたカラー画像データを、画像データ処理部で演算処理
して記録画像データが作成された後、一旦画像メモリに
格納される。次いで記録時該画像メモリから、読み出さ
れて記録部である例えば図1の実施例で示したカラー画
像形成装置へと出力される。
【0038】すなわち記録部とは別体の画像読取装置か
ら出力されるカラー画像データが記録部の半導体レーザ
変調回路部に入力される。レーザ書込み系ユニット7に
おいては変調回路部から出力された変調信号により変調
駆動された半導体レーザ(図示せず)で発生されたレー
ザビームは駆動モータ7Aにより回転されるポリゴンミ
ラー7Bにより回転走査され、fθレンズ7Cを経てミ
ラー7Dおよび7Eにより光路を曲げられて、予め帯電
手段たる帯電器6によって電荷を付与された感光体ベル
ト1の周面上に投射され輝線を形成する。
【0039】一方では走査が開始されるとビームがイン
デックスセンサによって検知され、第1の色信号による
ビームの変調が開始され、変調されたビームが前記感光
体ベルト1の周面上を走査する。従ってレーザビームに
よる主走査と感光体ベルト1の搬送による副走査により
感光体ベルト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形
成されていく。この潜像は現像手段の内黒色(BK)の
トナー(顕像媒体)の装填された現像器8により現像さ
れて、感光体ベルト表面にトナー像が形成される。得ら
れたトナー像は感光体ベルト面に保持されたまま感光体
ベルト1の周面より引き離されている清掃手段たるクリ
ーニング装置13の横を通過し、つぎの像形成サイクルに
入る。なお、黒色(BK)のトナーは半導体レーザ光を透
過するように赤外に透過性を有する分光特性を有してい
る。
【0040】前記感光体ベルト1は前記帯電器6により
再び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の
色信号が前記レーザ書込み系ユニット7に入力され、前
述した第1の色信号の場合と同様にして感光体ベルト表
面への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の
色としてシアン(C)のトナーを装填した現像器9によ
って現像される。
【0041】このシアン(C)のトナー像はすでに形成
されている前述の黒色(BK)のトナー像の上に重ねて
形成される。
【0042】以下同様にして、信号処理部で発生される
制御信号に基づいて感光体ベルト表面にマゼンタ(M)
の潜像が形成される。そして潜像は第3の色としてマゼ
ンタ(M)のトナーを装填した現像器10によって現像さ
れ、前述のトナー像の上に重ねてマゼンタ(M)のトナ
ー像を形成する。
【0043】さらに11はイエロー(Y)のトナーを有す
る現像器であって、同様の処理により感光体ベルト表面
にイエロー(Y)のトナー像を重ね合わせて形成する。
これ等各現像器8,9,10および11の各スリーブには直流
あるいはさらに交流のバイアスが印加され、顕像手段で
ある2成分現像剤によるジャンピング現像が行われ、基
体が接地された感光体ベルト1には非接触で現像が行わ
れるようになっている。なお現像としては、一成分非磁
性現像剤を用いた非接触現像を用いることもできる。
【0044】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部において給紙カセッ
ト14より給紙ガイド15を経て送られてきた転写紙に転写
される。
【0045】すなわち、給紙カセット14に収容された転
写紙は給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬出
されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1上の像
形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給される。
【0046】画像の転写を受けた転写紙は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して上方に向かい、定着ローラ18によって画
像を溶着したのち排紙ローラ19を経て上部の外装部材た
る上蓋20に形成したトレイ上に排出される。
【0047】一方、転写紙への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに搬送を続けて、ブレード13Aとローラ13B
を圧接状態とした前記クリーニング装置13において残留
したトナーの除去を行い、その終了をまって再び前記ブ
レード13Aを引き離し、それより少し後にローラ13Bが
ブレード13Aの先端部によって感光体ベルト1上に堆積
したトナーをならした後に、ローラ13Bを引き離し新た
な画像形成のプロセスに入る。
【0048】なお、前記クリーニング装置13について、
図8、図9によって更に説明する。図8はクリーニング
装置13が感光体ベルト1に圧接された状態を示し、図9
はクリーニング装置13が圧接解除された状態を示す。
【0049】図において、131は軸131aの周りに回動自
在に設けられたくの字状の揺動レバーで、その一端のブ
レードホルダ131bにはクリーニングブレード13Aが保
持され、他端にはピン131cが植設されている。132は軸
132aの周りに回動自在に設けられたくの字状の揺動レ
バーで、その一端にはクリーニングローラ13Bが回動自
在に設けられていて、他端にはピン132cが植設されて
いる。133A,133Bは噛み合った歯車137,138に固設さ
れたレバーで、それぞれの先端はピン131c,132cと係
合するようにホーク状に形成されている。134は板状の
硬質ウレタンゴム等からなる掻き取り板、139A,139B
は引張バネで、引張バネ139Aは揺動レバー131を反時計
方向に、引張バネ139Bは揺動レバー132を時計方向に回
動・付勢するように、ケース13Eと各揺動レバー131,1
32の間に張架されている。クリーニングブレード13Aは
感光体ベルト1の幅方向の全長に等しい長さを有する硬
質ウレタンゴムの弾性板からなるブレードで、先端を上
流部に向けて設置されている。クリーニングローラ13B
は上記ブレード13Aの下流側にあって外周をスポンジ状
の発泡プラスチックから形成されたローラで、その両端
に同軸に設けられた歯車136と軸132aに固設された歯車
135によってクリーニング時回動ローラ3と反対方向に
回転されるようになっている。
【0050】上記クリーニング装置13の駆動機構は、図
1に示すクリーニング装置13のケース13Eの前後の外側
面に取り付けられ、軸131a,132aはケース13Eを貫通
し、前後一対の歯車135及び歯車137は装置本体制御部の
クリーニング制御手段の制御によって作動され、歯車13
5は装置本体の駆動源によって駆動されるようになって
いる。
【0051】クリーニング時には図8に示すように歯車
137,138はフリーの状態となり、ブレード13Aは引張バ
ネ139Aにより所定の圧力で感光体ベルト1表面に圧接
し、残留トナーを剥離・清掃しケース13Eの底部に落下
させる。
【0052】また、ローラ13Bも引張バネ139Bにより
所定の圧力で感光体ベルト1の表面に圧接しさらに残留
したトナーを拭き取り、拭き取られたトナーは掻き取り
板134によって掻き取られケース13Eの底部に落下す
る。
【0053】感光体ベルト1のクリーニングが終了する
とクリーニング制御手段の制御により歯車137は時計方
向に回動させられ、これに噛み合う歯車138は反時計方
向に回動し、これらに固設したレバー133Aは時計方
向、レバー133Bは反時計方向に回動する。従って揺動
レバー131は時計方向に、揺動レバー132は反時計方向に
回動し、ブレード13A及びローラ13Bは図9に示すよう
に圧接を解除させられる。
【0054】この場合、歯車137,138の歯数比、レバー
133A,133Bの長さの比、ホーク部のピン131C,132C
との余裕間隔等によって、ローラ13Bの圧接解除はブレ
ード13Aの圧接解除より所定時間だけ遅れて行われるよ
うに調整されている。
【0055】従って、ブレード13Aの圧接時及び圧接解
除時に塊状のトナーが発生し、残留してもローラ13Bに
よって完全に取り除き清掃することができる。
【0056】前記の感光体ベルト1とガイド部材4なら
びにスコロトロン帯電器6、さらにクリーニング装置13
の各像形成手段は図10に示すように前面と背面の各基板
30Aと30Bとから構成されるプロセスカートリッジ30
(以下カートリッジともいう)に組込まれユニットとし
て装置本体に着脱される。
【0057】前記カートリッジ30は、前後の基板30Aと
30Bとをガイド部材4とさらに2本のステー31を介して
一体とし、その間に前記の各像形成手段を保持して装置
本体の前方より水平に挿入して収納される。
【0058】一方、前記各現像器は図11に示すような一
体の現像容器41にそれぞれ仕切られた状態で組込まれた
上、支持台42に載置されて現像ユニット40として装置本
体に着脱される。
【0059】前記現像容器41は現像器8および11に相当
する底面と前記支持台42との間でそれぞれ前後方向に配
置した複数個の圧縮バネ43を挟着していて、各現像スリ
ーブの周面が接して形成する曲面の曲率が前記ガイド部
材4によって形成される感光体ベルト1の画像形成面の
曲率より小となるよう爪部42Aによって係止された状態
で装置本体の前方よりほぼ水平の姿勢で挿入し収納され
る。
【0060】前記のカートリッジ30と現像ユニット40と
は、図12に示す装置本体の前カバー100を、その支持軸1
00Aを支点として手前側にほぼ直角に開放することによ
って装置本体の内部に挿入される。
【0061】図13および図14はそれぞれ図10に示したカ
ートリッジ30のAA断面図と図11に示した現像ユニット
40のBB断面図を示したものである。
【0062】前記カートリッジ30は前後の各基板30Aと
30Bを貫通する各一対の係合穴Hを互いに対向する位置
に備えており、一方装置本体側においては前記前カバー
100と本体の背面側板110Bの内側面にそれぞれ前記係合
穴Hに嵌合する各一対の係合ピンP1およびP2が取付
けられている。
【0063】前記カートリッジ30の装着に当たっては先
ず基板30B側の係合穴Hを前記背面側板110Bの係合ピ
ンP2に嵌合し、基板30Aの一部を前面側板110Aの折
り曲げ部によって支持した状態とし、しかる後前カバー
100を閉蓋することにより前記係合ピンP1が基板30A
側の係合穴Hに嵌合してカートリッジ30は装置本体内の
所定の収納位置にセットされる。
【0064】これに対し前記現像ユニット40は前記支持
台42の前面中央の折曲げ部42Bに係合ピンP3を、また
後面の一対の折曲げ部42Cにはそれぞれ係合ピンP4を
備え、一方装置本体側には前記係合ピンP3およびP4
を押圧して現像ユニット40を前記カートリッジ30側に移
動するための付勢装置が設けられている。
【0065】図14において101は前記前カバー100の内面
に取付けた現像ユニット40の係合ピンP3の上限位置を
規制するストップ板、102は傾斜面102Aを備え引張バネ
103の作用によって上方にスライドするよう案内された
圧着板であって現像ユニット40が挿入されていない場合
には該圧着板102は図示位置より若干上方の位置に保た
れている。
【0066】一方111は前記係合ピンP4を嵌合するべ
く設けた背面側板110Bの長穴、112は傾斜面112Aを有
し引張バネ113の作用によって上方にスライドするよう
案内された圧着板で現像ユニット40が挿入されていない
場合には該圧着板112は図示位置より若干上方の位置に
保たれている。
【0067】前記現像ユニット40の装着に当たっては、
先ず後面の係合ピンP4を前記背面側板110Bの長穴111
に挿入し、次いで前面中央の折曲げ部42Bを前面側板11
0Aの上縁に載置させる。前記係合ピンP4は長穴111へ
の挿入に際し傾斜面112Aを押して圧着板112を下方にス
ライドさせるが、係合後には該圧着板112の押圧力によ
って前記長穴111の上端に圧接される。
【0068】従って前記現像ユニット40は前面側を下げ
た傾斜した姿勢にあって、各現像器の現像スリーブ8A
〜11Aを前記カートリッジ30に組込まれた感光体ベルト
1に対し離間した位置に保つこととなり、その結果前記
カートリッジ30は現像ユニット40と全く干渉することな
く装置本体に対し着脱されることとなる。
【0069】前記現像ユニット40はカートリッジ30と同
様前記前カバー100の閉蓋によって自動的に所定の収納
位置にセットされ、それによって前記の各現像スリーブ
は感光体ベルト1と所定の現像間隔を構成する位置に設
定される。
【0070】すなわち前カバー100はその閉蓋の過程に
おいて前記圧着板102が傾斜面102Aによって前面側板11
0Aによって支えられている現像ユニット40の係合ピン
P3を押し上げ、閉蓋終了時には図示の如く前記係合ピ
ンP3を圧着板102とストップ板101の間に挟着支持する
状態とする。
【0071】その結果前記現像ユニット40は水平に保た
れた上、カートリッジ30に向け圧接されることから各現
像器の突当コロが前記ガイド部材4に圧接されて各現像
スリーブと感光体ベルト1との間隔が設定される。なお
現像ユニット40の圧接にあたっては現像容器41自体の可
撓性と該現像容器41に作用する前記の圧縮バネ43の弾性
とによって各現像スリーブの突当コロがガイド部材4の
曲面に対し一様な荷重をもって適確に圧接される。
【0072】次に図2から図7に示す図面によって本発
明のカラー画像形成装置の発明の核心部の説明を行う。
【0073】図2において、Tは感光体ベルト1のトナ
ー像が転写器12によって転写紙に転写される転写極の中
心位置である。また、Cは感光体ベルト1をクリーニン
グするブレード13Aの先端が感光体ベルト1を圧接する
位置である。そしてLTCは上記転写中心位置であるT
からブレード13A先端が感光体ベルト1を圧接する位置
であるCに至る感光体ベルト1上での長さである。
【0074】このTからCに至る長さLTCは転写され
る最大の転写紙の長さより若干大になる様に設定してあ
る。
【0075】一方、感光体ベルト1のトナー像の後端が
転写器12による転写の中心位置Tを通過した後であっ
て、且つ転写した後の残在トナー像の先端がブレード13
Aの感光体ベルト1への圧接位置Cに到達する前に、ブ
レード13Aを感光体ベルト1へ圧接する様にブレード13
Aは前述のクリーニング制御手段によって制御される様
になっている。
【0076】そして上記残存トナー像の後端がブレード
13Aの感光体ベルト1への圧接位置Cを通過した後に、
上記圧接は解除されてブレード13Aは感光体ベルト1よ
り離間する様に前記クリーニング制御手段により制御さ
れる様になっている。そして前述の様にローラ13Bの圧
接解除はブレード13Aの圧接解除より所定時間だけ遅れ
て行われることになる。
【0077】尚、感光体ベルト1への潜像形成中や潜像
の現像中はブレード13A及びローラ13Bは感光体ベルト
1への圧接は行わない様に前記クリーニング制御手段に
より制御されている。従って潜像形成、現像、転写に至
る作像時にはブレード13A及びローラ13Bは感光体ベル
ト1を圧接しないことになり、感光体ベルト1の駆動ト
ルクは最小となって常に一定速度で感光体ベルト1の駆
動が行なえることになる。そこでこれらの作像プロセス
によって作成される画像は高画質の画像となる。
【0078】次に更に図4を加えて更に説明する。
【0079】図4において左端の(1)は画像形成枚数
で、(2)の感光体ベルト回転数が4.46回転で1枚目の
画像形成が完了することを表している。もちろんこれは
感光体ベルトが4.46回転で1枚宛画像形成を完了するこ
とも意味している。(3)は潜像書き込み、(4)は現
像、(5)は転写、(6)はブレードによるクリーニン
グの各要素の感光体ベルト回転数(感光体ベルト長さ)
を単位としたチャートでありタイミングチャートでもあ
る。
【0080】(3)の潜像書き込みにおいて、図2の感
光体ベルト1が点Cから帯電器6による帯電を経て書き
込み位置まで、感光体ベルト1上での長さLcrの移動
に対応する図4の点P1からは、第1の色黒色(BK)
の潜像の書き込みが始まる。そして原稿画像の大きさが
最大転写紙の長さLMAX1と同じ場合は、点P2まで
書き込みが行なわれる。更に図2の書き込み位置から黒
色現像器8のスリーブ8Aに至る感光体ベルト1上での
長さLbkに対応する図4の(4)の現像の点P11から
黒色(BK)の現像が点P12まで行なわれる。そして最
初の点Cまで戻って感光体ベルト1は1回転し、次の第
2の色シアン(C)に対応する潜像書き込みがP3から
P4にわたって行なわれ、シアン(C)の現像がP13か
らP14にわたって行なわれる。そして最初の点Cまで再
び戻って感光体ベルト1は2回転することになる。以下
同様にしてマゼンタ(M)の潜像の書き込みがP5から
P6まで、同現像がP15からP16まで、最後の色である
イエロー(Y)の潜像の書き込みがP7からP8まで、
同現像がP17からP18にわたって行なわれる。そしてす
べての色の潜像の書き込み及びそれらの色の現像が終っ
て感光体ベルト1は4回転することになる。
【0081】最後の色であるイエロー(Y)の現像がP
17で開始され、イエロー(Y)の現像が行なわれている
感光体ベルト1のトナー像は、感光体ベルト上での長さ
Lytの移動に対応する(5)の転写の点P21より転写
紙への転写が開始される。そしてP22において転写は終
了する事になるが、感光体ベルト1へのブレード13Aに
よるクリーニングは、転写が終了した点P22より若干の
作動余裕をもってLlだけの移動に対応する点P31より
ブレード13Aの圧接が開始される。すなわち各色の潜像
の形成及び現像が完了し更に転写が完全に終了するまで
の間はブレード13Aの感光体ベルト1への圧接は行なわ
れない。また、その時の転写が終了した感光体ベルト1
の残存トナー像の先端と、ブレード13Aの先端が感光体
ベルト1を圧接する位置であるCに至る長さは若干の作
動余裕をもってαとすると、LMAX1+αの回動に更
にαだけの余裕の移動を加えた回動に対応する点P32に
おいてブレード13Aの圧接は解除される。そして次の潜
像の書き込みは感光体ベルト1の上記LMAX1+αの
クリーニング回動に更にL2の移動を加えた回動に対応
する点2−P1から始まる。
【0082】ブレード13Aの感光体ベルト1に対する圧
接及び解除の位置は、今迄は上記の様に原稿画像の長さ
が最大転写紙の長さLMAX1と同じ場合について説明
して来た。但し原稿画像の長さが、従って転写紙の長さ
がLMAX1より小さくなれば当然ブレード13Aの感光
体ベルト1に対する圧接解除の位置は変化しても良いこ
とになる。すなわち図2の転写中心位置であるTから、
ブレード13A先端が感光体ベルト1を圧接する位置であ
るCに至る感光体ベルト1の長さは一定であるので、圧
接位置P31は一定であるが解除位置P32は転写紙の長さ
により変化しても良いわけでその様にクリーニング制御
手段によって解除位置P32はコントロールされることに
なる。
【0083】たとえば原稿画像の長さが最小転写紙の長
さLMIN1と同じ場合には次の様になる。(3)の潜
像書き込み、(4)の現像はLMAX1がLMIN1と
長さが短くなるだけなので説明は省略する。(5)′の転
写において点P21′より転写紙への転写が開始されそし
て、P22′において転写は終了することになるが、感光
体ベルト1へのブレード13Aによるクリーニングは、転
写が終了した点P22′よりL1′だけの移動に対応する
点P31′よりブレード13Aの圧接が開始される。そして
その時のLMIN1と、転写が終了した感光体ベルト1
のトナー像の先端とブレード13Aの先端が感光体ベルト
1を圧接する位置であるCに至る長さであるαとの和、
LMIN1+αの移動に更にαだけの余裕の移動を加え
た移動に対応する点P32′においてブレード13Aの圧接
は解除される。そして次の潜像の書き込みは感光体ベル
ト1の上記LMIN1+αのクリーニング回動に更にL
2の移動を加えた回動に対応する点2−P1′から始ま
ることになる。クリーニング制御手段はこの様にブレー
ド13Aの圧接・解除位置をコントロールすることにな
る。また、この時の感光体ベルトの回転数は4.23回転で
1枚目の画像形成が完了することを表している。もちろ
んこれは感光体ベルトが4.23回転で1枚宛画像形成を完
了することも意味している。
【0084】尚転写紙の長さがLMAX1の時は感光体
ベルトが4.46回転毎に1枚宛画像形成を完了し、転写紙
の長さがLMIN1の時は感光体ベルトが4.23回転毎に
1枚宛画像形成を完了すると説明したが、この数値は、
転写紙の長さが図4で示したグラフの長さであった場合
には、この様な値に近くなるというだけであって本発明
を理解しやすい様に示したものである。
【0085】今迄に述べて来た説明は、転写紙の長さが
転写中心位置Tからブレード13Aの先端が感光体ベルト
1を圧接する位置であるCに至る感光体ベルト1上での
周長LTCより短い場合で、第1のモードの場合の説明
である。
【0086】次に第2と第3のモードの場合について図
3及び図5を使って説明する。
【0087】まず第2のモードの説明を行う。
【0088】図3において、感光体ベルト1の長さLT
Tは、当然のことながら転写器12による転写の中心位置
Tより始まって便宜上時計廻りに廻って初めのTに至る
感光体ベルト1上での長さである。そして第2のモード
の場合の最大転写紙の長さLMAX2は、感光体ベルト
1の長さLTTよりL1(又はα)だけ短く設定されて
いる。そこで感光体ベルト1上への画像形成プロセス
は、上記の第1のモードの場合と同様に、黒色(B
K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)
の各色に対する潜像形成、現像が4回行われてカラー画
像の形成が行われる。そして、これも上記の第1のモー
ドの場合と同様に最後の色であるイエロー(Y)の現像
がイエローの現像スリーブ11Aにおいて開始されて、こ
こにおいてカラー画像が完成されるがこのカラー画像の
先端が感光体ベルト1のLytの長さの移動により転写
中心位置Tまで移動すると、Tからは転写が開始される
ことになる。そして、時計廻りに1回転近く感光体ベル
ト1が回動して、カラー画像の後端が転写中心位置Tを
通過するとこのカラー画像の転写は完了することにな
る。更に感光体ベルト1は若干の余裕をもってL1だけ
移動した時点で、ブレード13Aは感光体ベルト1を圧接
してクリーニングを開始するようにクリーニング制御手
段によって制御される様になっている。すなわち、転写
の終了したトナー像の先端が丁度1回転して転写中心位
置Tに再び戻った時点からブレード13Aによるクリーニ
ングが開始されることになる。
【0089】そして、ブレード13Aによるクリーニング
の行われる位置が、画像形成の行われなかった感光体ベ
ルト1上のL1の位置とは反対の位置であるため、LM
AX2+L1=LTTの長さだけ、すなわち丁度1回転
感光体ベルト1が回動すると感光体ベルト1のクリーニ
ングは完了することになる。但し更にα(L1)だけの
余裕の移動を加えた移動、すなわちLMAX2+L1+
α=LTT+α、つまり感光体ベルト1の1回転+αの
回動によるクリーニングが行われて、感光体ベルト1へ
のブレード13Aの圧接は解除されるようにクリーニング
制御手段によって制御される様になっている。
【0090】以上の説明では、ただ説明しやすい様にL
TT=LMAX2+L1(α)として説明しているが、
L1(α)は作動余裕であるから必ずしもLTT−LM
AX2である必要はなく、それに近い値ということであ
る。以下も同じである。
【0091】次に更に図5を加えて更に説明する。
【0092】図5のチャートは、図4と全く同じ方式で
書かれたチャートであり、内容的にも図4と同じなので
(4)のマゼンタ(M)の現像までは説明は省略する。
【0093】最後の色であるイエロー(Y)の現像がP
17で開始され、イエロー(Y)の現像が行われている感
光体ベルト1のトナー像は、感光体ベルト上での長さL
ytの移動に対応する(5)の転写の点P21より転写紙
への転写が開始される。そしてP22において転写は終了
する事になるが、感光体ベルト1へのブレード13Aによ
るクリーニングは、転写が終了した直後の点P22より若
干の余裕をもってL1だけの移動に対応する点P31より
ブレード13Aの圧接が開始されるようにクリーニング制
御手段によって制御される様になっている。すなわち各
色の潜像の形成及び現像が完了し更に転写が完全に終了
するまでの間はブレード13Aの感光体ベルト1への圧接
は行われない。そしてその時の転写が終了した感光体ベ
ルト1の残存トナー像の先端は、ブレード13Aの先端が
感光体ベルト1を圧接する位置であるCの位置とはほぼ
反対の位置であるため、LMAX2+αの移動に更にα
だけの余裕の移動を加えた移動、LTT+αすなわち感
光体ベルト1の1回転+αの回動に対応する点P32にお
いてブレード13Aの圧接は解除されるようにクリーニン
グ制御手段によって制御される様になっている。そして
次の潜像の書き込みは、感光体ベルト1の上記1回転の
クリーニング回動に更にL2の移動を加えた回動に対応
する点2−P1から始まる。
【0094】ブレード13Aの感光体ベルト1に対する圧
接及び解除の位置は、今迄は上記の様にコピー画像の長
さが最大転写紙の長さLMAX2と同じ場合について説
明して来た。但し原稿画像の長さが、従って転写紙の長
さがLMAX2より小さくなれば当然ブレード13Aの感
光体ベルト1に対する圧接の位置は変化しても良いこと
になる。すなわち、原稿画像の長さが第2のモードでの
最小転写紙の長さLMIN2と同じ場合、図3の転写中
心位置であるTから転写が開始される。そして転写の終
了した残存トナー像の先端は、ブレード13Aが感光体ベ
ルト1を圧接する位置Cを少なくとも通過し、その後ト
ナー像の後端が転写中心位置Tを通過して転写が完了す
ることになる。そして転写が完了した直後の、感光体ベ
ルト1が若干の余裕をもってL1だけ移動した時点で、
ブレード13Aは感光体ベルト1を圧接してクリーニング
を開始する様にクリーニング制御手段によって制御され
る様になっている。そして、ブレード13Aによるクリー
ニングの開始される位置が、画像形成の行われなかった
感光体ベルト1上のL1′の位置とは反対の位置である
ため、LMIN2+L1′=LTTの長さだけ、すなわ
ち丁度1回転感光体ベルト1が移動すると感光体ベルト
1のクリーニングは完了することになる。但し更にα
(L1)だけの余裕の移動を加えた回動、すなわちLM
IN2+L1′+α=LTT+α、つまり感光体ベルト
1の1回転+αの回動によるクリーニングが行われて感
光体ベルト1へのブレード13Aの圧接は解除される様に
クリーニング制御手段によって制御される様になってい
る。そして次の潜像の書き込みは、感光体ベルト1の上
記1回転のクリーニング回動に更にL2の移動を加えた
回動に対応する点2−P1′から始まる。そしてこれら
の状況は、転写紙の長さがLMAX2の場合と同様に、
LMIN2の転写、及びブレードによるクリーニングの
チャートとして、図5の(5)′と(6)′で示してい
るが、LMAX2の場合と内容は同じなので説明は省略
する。尚(3)の潜像は書き込み、(4)の現像もLM
AX2がLMIN2と長さが短くなるだけなのでこれも
説明は省略する。
【0095】また転写紙の長さがLMAX2の時は感光
体ベルトが5.46回転毎に1枚宛画像形成を完了し、転写
紙の長さがLMIN2の時は感光体ベルトが5.1回転毎
に1枚宛画像形成を完了することも図5では示してい
る。もちろんこの数値の意味も第1のモードの時に説明
した意味と同じである。今迄に述べた第1のモードと第
2のモードの説明からも判る様に、第2のモードでは転
写紙サイズが第1のモードの時の約倍の大きさとなって
も小型のカラー画像形成装置で画像形成が可能で、画像
形成時間もその割りには増さないで高画質のカラー画像
の形成をすることが可能であることが判る。この事を逆
に言うと第1のモードの時は、すなわち使用頻度の多い
小サイズの転写紙を使用する時は比較的に短時間で画像
形成が可能であるということである。
【0096】次に第3のモードの説明を行う。
【0097】第3のモードにおいては、転写紙の長さは
第2のモードの場合と同じ長さとなっている。そこで最
大転写紙の長さが、上記第2のモードのLMAX2と同
じ長さの場合について説明する。
【0098】感光体ベルト1上に形成されたトナー像
が、転写中心位置Tから転写が開始され、時計廻りに1
回転近く回動してカラー画像の後端が転写中心位置Tを
通過してカラー画像の転写は完了するが、ここまでのプ
ロセスは上記第2のモードと同じである。そして第3の
モードでは、感光体ベルト上の転写の終了した残存トナ
ー像の後端が、ブレード13Aが感光体ベルト1を圧接す
る位置Cを通過した直後に、ブレード13Aが感光体ベル
ト1への圧接を行いクリーニングを開始するようにクリ
ーニング制御手段により制御されるようになっている。
従ってブレード13Aは感光体ベルト1上の画像の形成の
行われていない、すなわち残存トナー像も無い部分の感
光体ベルト1をまず圧接することになる。これは前に述
べた様にトナー像部(転写の終わった)へブレードを圧
接する第2のモードの様な場合に比べて、バウンディン
グ現象と呼ばれる感光体ベルトへブレードを圧接時に、
ウレタンゴム製のブレードのバウンドによるクリーニン
グ不良の発生が少ない事や、トナーの飛散が少ない事
や、トナーへ直接ブレードの圧力がかかる事による感光
体ベルトへのトナーの固着も少ないといった利点がある
ためである。しかし一方、上記の様にトナー像の無い非
画像部へブレードを圧接すると、最もクリーニング作用
の大きいブレードのエッジ部が損傷を受けてクリーニン
グ不良が発生しやすくなるといった不利の点も発生する
ことになる。そしてこれらの現象は各種条件の組み合わ
せや、条件の値により変化するものである。従って現象
の状況をよく観察し検討しないとブレードの感光体ベル
ト上への最初の圧接を非画像部で行うか、画像部で行う
かを決定することは出来ない。すなわちどちらにも対応
出来る様に設計されている必要があるということであ
る。そして最終的には製品型式毎に決められるというこ
とになる。そして感光体ベルト1は若干の余裕の移動を
加えた回動で、LMAX2+L1=LTT、つまり感光
体ベルト1の少なくとも1回転の回動によるクリーニン
グが行われて感光体ベルト1へのブレード13Aの圧接は
解除されるようにクリーニング制御手段により制御され
るようになっている。
【0099】次に更に図5を加えて更に説明する。
【0100】図5の最下部に、転写及びブレードによる
クリーニングのチャートが(5)″と(6)″で示して
ある。尚現像まではその上部に記載してある(1),
(2),(3),(4)がそのまま使用出来るが、内容
は既に述べた通りであるので説明は省略する。
【0101】(5)″の転写のチャートで、感光体ベル
ト1上に形成されたトナー像は転写中心位置Tに対応す
る点P21″から転写が開始され、P22″で転写は終了す
ることになる。そして感光体ベルト1上のトナー像の後
端が転写中心位置Tを通過してからブレード13Aの感光
体ベルト1への圧接位置Cを通過する迄の長さLTCの
移動、すなわちP22″からLTCの移動に対応する点P
31″で、ブレード13Aの感光体ベルト1への圧接が開始
される。そして感光体ベルト1の1回転の回動に、更に
αだけの余裕の移動を加えた回動に対応する点P32″に
おいてブレード13Aの圧接は解除される。クリーニング
制御手段はこの様にブレード13Aの圧接・解除位置をコ
ントロールすることになる。そして次の潜像の書き込み
は、感光体ベルト1の上記1回転のクリーニング回動に
更にL2の移動を加えた回動に対応する点2−P1″か
ら始まる。またこの場合、図5は感光体ベルトが5.96回
転毎に1枚宛の画像形成を完了することを示している。
尚第3のモードの場合、転写紙の長さが第2のモードの
LMIN2と同じ長さのものについては、今迄の説明か
ら容易に理解出来るので図面と説明は省略する。
【0102】今迄の説明からも容易に判る様に、感光体
ベルトをクリーニングするブレードクリーニング手段の
制御手段である、クリーニング制御手段により第1のモ
ード、第2のモード、第3のモードは自由に選択出来る
ことになる。
【0103】次に本発明のカラー画像形成装置の、概略
のフローチャートである図6によりその流れを説明す
る。
【0104】本カラー画像形成装置(以下本装置と言
う)のプリントスイッチがONされると(F−1)、本
装置の作動が開始される。そして装填された転写紙の給
紙カセットを検知装置が検知して転写紙サイズを検知す
る(F−2)。転写紙サイズが規定されたサイズより小
さい時には(F−3)、第1のモードである小形サイズ
の場合のクリーニング制御が行われる(F−4)。まず
最初は、感光体ベルトが帯電器により帯電され、最初は
黒色(BK)の色に対応する潜像形成が書き込み位置に
おいて行われ、続いて黒色(BK)のトナーによる現像
が行われる。そして再び感光体ベルトが帯電され次の色
であるシアン(C)の色に対応する潜像形成が行われ、
続いて現像によってシアン(C)のトナー画像が最初の
色である。黒色(BK)のトナー画像の上に重ねて形成
される。以下同様に繰り返されてマゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)トナー画像が重ねられ、カラートナー画像の
形成が完了すると転写紙への転写が行われる。
【0105】そして第1のモードによるクリーニング制
御手段により、ブレードクリーニング手段による感光体
ベルトのクリーニングが行われる(F−4)。すなわ
ち、感光体ベルトのトナー像の後端が転写手段を通過し
た後、且つ転写後の残存トナー像の先端がブレードクリ
ーニング手段に到達する前に、ブレードクリーニング手
段による感光体ベルトへのブレードの圧接を行い、残存
トナー像の後端がブレードクリーニング手段を通過した
後、ブレードの圧接を解除する、感光体ベルトの1回転
未満の回転で感光体ベルトをクリーニングするモードで
ある。
【0106】画像形成が更にある場合は(F−5)、紙
サイズ検知(F−2)に戻って再び画像形成が繰り返さ
れる。この様にして画像形成が全部完了すると(F−
5)、本装置の作動はENDに至って終了することにな
る。(F−2)において検知された転写紙サイズが、規
定されたサイズより大きい場合は(F−3)、第2のモ
ード又は第3のモードである大形サイズの場合のクリー
ニング制御が行われる(S−4)。感光体ベルト上への
トナー画像の形成から転写迄は上記と同じなので説明は
省略する。そして第2のモード又は第3のモードによる
クリーニング制御手段により、ブレードクリーニング手
段による感光体ベルトのクリーニングが行われる(S−
4)。
【0107】第2のモードのシーケンスによるクリーニ
ング制御の場合は、感光体ベルトのトナー像の後端が転
写手段を通過した直後にブレードクリーニング手段によ
る、感光体ベルトの少なくとも1回転の回転で感光体ベ
ルトをクリーニングするモードである。
【0108】第3のモードのシーケンスによるクリーニ
ング制御の場合は、感光体ベルトの転写後の残存トナー
像の後端がブレードクリーニング手段位置を通過した直
後にブレードクリーニング手段による、感光体ベルトの
少なくとも1回転の回転で感光体ベルトをクリーニング
するモードである。
【0109】そして第2のモードでクリーニングする
か、第3のモードでクリーニングするかは本装置の各種
条件の組み合わせや、条件の値により決められ、したが
って製品型式毎に決められることになる。
【0110】画像形成が更にある場合は(S−5)、紙
サイズ検知(F−2)に戻って再び画像形成が繰り返さ
れる。この様に画像形成が全部完了すると(S−5)、
本装置の作動はENDに至って終了することになる。
【0111】図7は、B5,B6,A4,A5の様に転
写紙が小形サイズの場合は、第1のモードでのクリーニ
ングが行われ、B4,A3の様な小形サイズの転写紙の
倍以上の大形サイズの場合は、第2のモード又は第3の
モードでのクリーニングが行なわれることを示してい
る。
【0112】上記説明から判る様に、本発明の考え方を
使うことにより転写紙サイズをはがきサイズからA4サ
イズを使用する小型のカラー画像形成装置の場合、 はがき(特殊紙)<LTC<A4(縦サイズ) の様にすることにより、通常、転写紙をA4,B5を使
用して画像形成をするときは第2のモード又は第3のモ
ードによるクリーニングに固定し、はがきやカードなど
の特殊紙カセットを使用したり、手差しの時のみ第1の
モードによるクリーニングを行って短時間の画像形成を
行うようにする事が出来る。
【0113】
【発明の効果】本発明により、最大転写紙サイズを小さ
くすることなしに画像形成装置の大きさ、重量を小さく
し、従って感光体ベルトの搬送構造も複雑にすることな
く、感光体ベルトの最適位置へクリーニングブレードを
圧接してクリーニングし、また感光体ベルトを常に一定
速度で回動が行える様にしてドット状の書き込みを行う
いわゆるデジタル形の画像形成でも、段ムラやジターな
どの画質低下を生じることなく、高画質の画像が得ら
れ、また感光体ベルトの寄り(蛇行)も少なくレジスト
レーション(色ズレ)もとりやすく、高画質のカラー画
像が安定して得られるカラー画像形成装置が提供される
こととなった。
【0114】また本発明により、使用頻度の多い小サイ
ズの転写紙を使用する時は、比較的に短時間で画像形成
が得られるカラー画像形成装置をも提供されることとな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくカラー画像形成装置の構成概要
図。
【図2】本発明に基づくカラー画像形成装置の第1のモ
ードの場合の説明主要図。
【図3】本発明に基づくカラー画像形成装置の第2のモ
ード又は第3のモードの場合の説明主要図。
【図4】本発明に基づくカラー画像形成装置の第1のモ
ードの場合の画像形成各手段のタイミングチャート。
【図5】本発明に基づくカラー画像形成装置の第2のモ
ード又は第3のモードの場合の画像形成各手段のタイミ
ングチャート。
【図6】本発明に基づくカラー画像形成装置の概略フロ
ーチャート。
【図7】本発明に基づくカラー画像形成装置の転写紙サ
イズ別のモードの説明図。
【図8】クリーニング装置で感光体ベルトをクリーニン
グ中の図。
【図9】クリーニング装置で感光体ベルトより離間して
いる図。
【図10】プロセスカートリッジ単体図。
【図11】現像ユニット図。
【図12】概略全体構成図。
【図13】プロセスカートリッジのAA断面図。
【図14】現像ユニットのBB断面図。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 2,3 回動ローラ 6 帯電器 8A,9A,10A,11A 現像スリーブ 12 転写器 13 クリーニング装置 13A クリーニングブレード C クリーニングブレードの先端が感光体ベルトを圧接
する位置 T 転写器による転写紙への転写中心位置 LTC TからCに至る感光体ベルト上の周長 LTT TからTに至る感光体ベルト上の周長 LMAX1 第1のモードの時の最大転写紙長 LMIN1 第1のモードの時の最小転写紙長 LMAX2 第2又は第3のモードの時の最大転写紙長 LMIN2 第2又は第3のモードの時の最小転写紙長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 忠義 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株 式会社内 審査官 島▲崎▼ 純一 (56)参考文献 特開 昭61−223858(JP,A) 特開 昭62−229165(JP,A) 特開 平1−196088(JP,A) 特開 昭63−265280(JP,A) 特開 昭63−204286(JP,A) 特開 昭58−173780(JP,A) 特開 平2−19884(JP,A) 特開 昭59−214876(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 21/00 G03G 21/10 G03G 21/00 370 - 502 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動する感光体ベルト上に複数のトナー
    像を重ね合わせて形成した後、転写材に前記トナー像を
    転写する転写手段と、転写後の前記感光体ベルトの表面
    をクリーニングするブレードクリーニング手段とを配設
    したカラー画像形成装置において、前記感光体ベルトの
    トナー像の後端が前記転写手段を通過した後、且つ転写
    後の残存トナー像の先端が前記ブレードクリーニング手
    段に到達する前に、該ブレードクリーニング手段による
    前記感光体ベルトへのブレードの圧接を行ない、前記残
    存トナー像の後端が前記ブレードクリーニング手段を通
    過した後、前記ブレードの圧接を解除する前記感光体ベ
    ルトの1回転未満の回転で該感光体ベルトをクリーニン
    グするクリーニング制御手段を有する第1のモードと、
    前記感光体ベルトのトナー像の後端が前記転写手段を通
    過した直後に前記ブレードクリーニング手段による、前
    記感光体ベルトの少なくとも1回転の回転で該感光体ベ
    ルトをクリーニングするクリーニング制御手段を有する
    第2のモードと、前記感光体ベルトの転写後の残存トナ
    ー像の後端が前記ブレードクリーニング手段位置を通過
    した直後に前記ブレードクリーニング手段による、前記
    感光体ベルトの少なくとも1回転の回転で該感光体ベル
    トをクリーニングするクリーニング制御手段を有する第
    3のモードとを有し、前記第1のモードと、第2のモー
    ド又は第3のモードとの切換えは、前記転写材の搬送方
    向長さに対応して切換わることを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー像を転写する転写材の搬送方
    向長さが、前記転写手段から前記ブレードクリーニング
    手段に至る長さより短い時には、前記第1のモードによ
    りクリーニングを行ない、前記転写材の長さが前記転写
    手段から前記ブレードクリーニング手段に至る長さより
    長く、感光体ベルトの周長より短い時には、前記第2の
    モード又は第3のモードによりクリーニングを行うこと
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
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