JP2952490B2 - カメラユニット、レンズユニット及び交換レンズシステム - Google Patents
カメラユニット、レンズユニット及び交換レンズシステムInfo
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- JP2952490B2 JP2952490B2 JP63300846A JP30084688A JP2952490B2 JP 2952490 B2 JP2952490 B2 JP 2952490B2 JP 63300846 A JP63300846 A JP 63300846A JP 30084688 A JP30084688 A JP 30084688A JP 2952490 B2 JP2952490 B2 JP 2952490B2
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- Japan
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- unit
- lens
- camera
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- camera unit
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は交換レンズシステム、特に、レンズ交換式
カメラにおけるレンズユニットの機能の良否をカメラユ
ニットに表示する交換レンズシステムに関するものであ
る。
カメラにおけるレンズユニットの機能の良否をカメラユ
ニットに表示する交換レンズシステムに関するものであ
る。
カメラ本体とレンズとが着脱可能な交換レンズシステ
ムを有する現在のこの種のレンズ交換式ビデオカメラに
おいては、レンズ交換式の１眼レフカメラと同様に、望
遠，広角，ズーム，接写等、各種のレンズの組合せがで
きないため、カメラの利用分野が飛躍的に拡張されつつ
ある。また、フォーカスにおいても、マニュアルフォー
カス，オートフォーカス（アクティブAF,バッシングAF,
TV−AF）等撮影者の好みに合ったAFを選択することがで
きる。しかも、カメラ本体とレンズとの着脱可能な交換
レンズシステムは、適度の互換性を有していて、そのメ
ーカ１社だけでなく、他社のカメラ本体にも自由に取換
えできるため、広範な組合せが可能であり、使用上の楽
しみを増している。
ムを有する現在のこの種のレンズ交換式ビデオカメラに
おいては、レンズ交換式の１眼レフカメラと同様に、望
遠，広角，ズーム，接写等、各種のレンズの組合せがで
きないため、カメラの利用分野が飛躍的に拡張されつつ
ある。また、フォーカスにおいても、マニュアルフォー
カス，オートフォーカス（アクティブAF,バッシングAF,
TV−AF）等撮影者の好みに合ったAFを選択することがで
きる。しかも、カメラ本体とレンズとの着脱可能な交換
レンズシステムは、適度の互換性を有していて、そのメ
ーカ１社だけでなく、他社のカメラ本体にも自由に取換
えできるため、広範な組合せが可能であり、使用上の楽
しみを増している。
しかしながら、このような多大な組合せの楽しみの反
面、自由な互換性を誤用して、不具合なレンズを装着し
てカメラ本体を損傷したり、また、レンズ鏡筒に何かが
挟まっているのを気が付かず、そのまま作動させて無駄
な電池電力を消費させてしまう等の不具合事例をしばし
ば生じていた。
面、自由な互換性を誤用して、不具合なレンズを装着し
てカメラ本体を損傷したり、また、レンズ鏡筒に何かが
挟まっているのを気が付かず、そのまま作動させて無駄
な電池電力を消費させてしまう等の不具合事例をしばし
ば生じていた。
本発明は、以上のような従来例の問題点にかんがみて
なされたもので、撮影者が安心して使用できるように、
レンズをカメラ本体に装着した時に自動的にレンズユニ
ットの動作具合をチェックしてその良否を撮影者に表示
して知らせるようにしたこの種の交換レンズシステムの
提供を目的としている。
なされたもので、撮影者が安心して使用できるように、
レンズをカメラ本体に装着した時に自動的にレンズユニ
ットの動作具合をチェックしてその良否を撮影者に表示
して知らせるようにしたこの種の交換レンズシステムの
提供を目的としている。
このため、本発明においては、下記（１）〜（３）項
のいずれかに示すカメラユニット、レンズユニットまた
は交換レンズシステムを提供することにより、前記目的
を達成しようとするものである。
のいずれかに示すカメラユニット、レンズユニットまた
は交換レンズシステムを提供することにより、前記目的
を達成しようとするものである。
（１）レンズニットとカメラユニットが着脱可能で、前
記カメラユニットと前記レンズユニット間に形成された
通信路を介して制御情報を通信することによって、前記
レンズユニットを制御するカメラシステムにおいて、前
記カメラユニットから、前記通信路を介して前記レンズ
ユニットにテストデータを送信し、前記レンズユニット
は前記テストデータを受信し、該テストデータに対応す
るステータス情報を返信情報として前記カメラユニット
へと返信し、前記カメラユニットは前記返信情報を解読
し、前記テストデータと前記ステータス情報とを比較す
ることによって前記レンズユニット内の機能の良否を検
出して前記カメラユニット側において表示するように構
成したことを特徴とする交換レンズシステム。
記カメラユニットと前記レンズユニット間に形成された
通信路を介して制御情報を通信することによって、前記
レンズユニットを制御するカメラシステムにおいて、前
記カメラユニットから、前記通信路を介して前記レンズ
ユニットにテストデータを送信し、前記レンズユニット
は前記テストデータを受信し、該テストデータに対応す
るステータス情報を返信情報として前記カメラユニット
へと返信し、前記カメラユニットは前記返信情報を解読
し、前記テストデータと前記ステータス情報とを比較す
ることによって前記レンズユニット内の機能の良否を検
出して前記カメラユニット側において表示するように構
成したことを特徴とする交換レンズシステム。
（２）レンズユニットを着脱可能なカメラユニットであ
って、前記レンズユニットとの間に形成された通信路を
介して制御情報の通信を行う通信手段と、前記通信手段
を介して前記レンズユニットへと所定のテストデータを
送信するとともに、前記レンズユニットより受信した前
記テストデータに対する返信情報としてのステータス情
報を解読し、前記テストデータと前記ステータス情報と
を比較することによって前記レンズユニット内の機能の
良否を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結
果を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とするカ
メラユニット。
って、前記レンズユニットとの間に形成された通信路を
介して制御情報の通信を行う通信手段と、前記通信手段
を介して前記レンズユニットへと所定のテストデータを
送信するとともに、前記レンズユニットより受信した前
記テストデータに対する返信情報としてのステータス情
報を解読し、前記テストデータと前記ステータス情報と
を比較することによって前記レンズユニット内の機能の
良否を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結
果を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とするカ
メラユニット。
（３）カメラユニットに対して着脱可能で、前記カメラ
ユニットとの間の制御情報の通信によって制御されるレ
ンズユニットであって、所定の光学的機能を駆動する駆
動手段と、前記カメラユニットとの間に形成された通信
路を介して前記カメラユニットより送信されてくる制御
情報を受信し、該制御情報に基づいて前記駆動手段を駆
動すると共に、前記カメラ側から送信されてきた制御情
報が所定のテストデータであった場合には、該テストデ
ータに対する前記駆動手段のステータス情報を返信情報
として前記カメラユニットへと送信することにより、前
記カメラユニット側において、前記テストデータと前記
ステータス情報との比較から前記駆動手段の良否を判別
すことを可能とした制御手段と、を備えたことを特徴と
するレンズユニット。
ユニットとの間の制御情報の通信によって制御されるレ
ンズユニットであって、所定の光学的機能を駆動する駆
動手段と、前記カメラユニットとの間に形成された通信
路を介して前記カメラユニットより送信されてくる制御
情報を受信し、該制御情報に基づいて前記駆動手段を駆
動すると共に、前記カメラ側から送信されてきた制御情
報が所定のテストデータであった場合には、該テストデ
ータに対する前記駆動手段のステータス情報を返信情報
として前記カメラユニットへと送信することにより、前
記カメラユニット側において、前記テストデータと前記
ステータス情報との比較から前記駆動手段の良否を判別
すことを可能とした制御手段と、を備えたことを特徴と
するレンズユニット。
以上のような構成になり、カメラの使用者が、レンズ
交換時に各レンズユニット機能の良否をカメラ本体の表
示手段によって知ることができるため、誤用や故障等に
起因する本体破損や電池消耗等の不具合が未然に防止さ
れる。
交換時に各レンズユニット機能の良否をカメラ本体の表
示手段によって知ることができるため、誤用や故障等に
起因する本体破損や電池消耗等の不具合が未然に防止さ
れる。
以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。
（構成） 第１図に、本発明によるビデオカメラの交換レンズシ
ステムの一実施例の構成ブロック図を示す。図面中央の
１点鎖線を境にして、右側がカメラ本体Ｃ側、左側がレ
ンズユニットＬ側である。被写体１の光像が光学系２に
よりCCD等の撮像素子３上に結像され、その電気的出力
がカメラ信号処理回路４によりテレビジョン信号に変換
されて出力される。
ステムの一実施例の構成ブロック図を示す。図面中央の
１点鎖線を境にして、右側がカメラ本体Ｃ側、左側がレ
ンズユニットＬ側である。被写体１の光像が光学系２に
よりCCD等の撮像素子３上に結像され、その電気的出力
がカメラ信号処理回路４によりテレビジョン信号に変換
されて出力される。
一方、このテレビジョン信号は周知のAWB（自動ホワ
イトバランス）,AF（自動焦点）,AE（自動露出）等の各
種の自動調節機構に利用される。これら自動調節機構の
制御信号源としての各AWB,AL,AE制御信号生成部5,6,7よ
り各制御信号が出力される。カメラ信号処理の色バラン
スを調節するAWBの制御信号は、AWB制御信号生成部５か
ら処理回路４へ入力され、残りのAF,AE各制御信号C1,C2
は、カメラ側マイクロコンピュータ（以下略してマイコ
ン）９へ入力される。また、光学系２の焦点距離を設定
するズームスイッチ８の発生する制御信号C3も、カメラ
側マイコン９へ入力される。これらの各制御信号は、通
信データとしてデータ通信路13を経由してカメラＣ側か
らレンズＬ側へ伝達される。データ通信路13はレンズ側
マイコン14へ接続され、これらの通信データはすべてい
ったん、このレンズ側マイコン14が受信する。
イトバランス）,AF（自動焦点）,AE（自動露出）等の各
種の自動調節機構に利用される。これら自動調節機構の
制御信号源としての各AWB,AL,AE制御信号生成部5,6,7よ
り各制御信号が出力される。カメラ信号処理の色バラン
スを調節するAWBの制御信号は、AWB制御信号生成部５か
ら処理回路４へ入力され、残りのAF,AE各制御信号C1,C2
は、カメラ側マイクロコンピュータ（以下略してマイコ
ン）９へ入力される。また、光学系２の焦点距離を設定
するズームスイッチ８の発生する制御信号C3も、カメラ
側マイコン９へ入力される。これらの各制御信号は、通
信データとしてデータ通信路13を経由してカメラＣ側か
らレンズＬ側へ伝達される。データ通信路13はレンズ側
マイコン14へ接続され、これらの通信データはすべてい
ったん、このレンズ側マイコン14が受信する。
カメラ側マイコン９に入力された各種制御信号C1,C2,
C3は、レンズ側マイコン14により各ドライバ回路27,26,
25に入力される。AF用アクチュエータ30は、AFドライバ
27へ出力に応じて、光学系２を制御し、合焦状態に調節
し、AE用アクチュエータ29はAEドライバ26の出力に応じ
て、光学系２を制御し、最適絞り値に調節する。また、
ズーム用アクチュエータ28はズームドライバ25の出力に
応じて光学系２を制御し、指示通りの焦点距離に調節す
る。
C3は、レンズ側マイコン14により各ドライバ回路27,26,
25に入力される。AF用アクチュエータ30は、AFドライバ
27へ出力に応じて、光学系２を制御し、合焦状態に調節
し、AE用アクチュエータ29はAEドライバ26の出力に応じ
て、光学系２を制御し、最適絞り値に調節する。また、
ズーム用アクチュエータ28はズームドライバ25の出力に
応じて光学系２を制御し、指示通りの焦点距離に調節す
る。
また、光学系２に各AF,AE,ズーム用アクチュエータ3
0,29,28の動作状態の確認のため、それぞれ各エンコー
ダ31,32,33が設けられている。すなわち、ピント位置検
出のためのエンコーダ31,絞り状態検出のためのエンコ
ーダ32,ズーム操作による焦点距離情報の検出のための
エンコーダ33を有し、各検出情報はレンズ側マイコン14
へ送出される。これらのエンコーダ情報はレンズＬ内制
御に用いられると共に、必要に応じてカメラ側マイコン
９へ伝達され、カメラＣ側でのAF,AE等の処理に利用さ
れる。表示器34はレンズユニットＬの機能の良否（故障
状況等）を表示するための表示器である。
0,29,28の動作状態の確認のため、それぞれ各エンコー
ダ31,32,33が設けられている。すなわち、ピント位置検
出のためのエンコーダ31,絞り状態検出のためのエンコ
ーダ32,ズーム操作による焦点距離情報の検出のための
エンコーダ33を有し、各検出情報はレンズ側マイコン14
へ送出される。これらのエンコーダ情報はレンズＬ内制
御に用いられると共に、必要に応じてカメラ側マイコン
９へ伝達され、カメラＣ側でのAF,AE等の処理に利用さ
れる。表示器34はレンズユニットＬの機能の良否（故障
状況等）を表示するための表示器である。
（動作） 第２図に、以上のような構成における本実施例装置の
動作シーケンスフローチャートを示す。以下、このフロ
ーに沿って説明する。左側のフローはレンズユニットＬ
の，右側のフローはカメラ本体Ｃの各フローを示す。カ
メラ本体ＣにレンズＬが装着されるとレンズＬ側にカメ
ラ本体Ｃから電源が供給され、カメラ本体ＣとレンズＬ
間とが通信路13を経由してデータ通信が行われる。
動作シーケンスフローチャートを示す。以下、このフロ
ーに沿って説明する。左側のフローはレンズユニットＬ
の，右側のフローはカメラ本体Ｃの各フローを示す。カ
メラ本体ＣにレンズＬが装着されるとレンズＬ側にカメ
ラ本体Ｃから電源が供給され、カメラ本体ＣとレンズＬ
間とが通信路13を経由してデータ通信が行われる。
まず、ステップS9でカメラ本体Ｃからレンズユニット
Ｌに初期値要求としてCTL送信信号を送る。レンズ側
は、ステップS1でこのCLT信号を受信し、ステップS2で
各ユニットの番号を今受信した命令を１フィールド遅れ
でカメラＣ側に送返し、カメラＣ側はステップS10でこ
れを受信する。これによってステップS11で、カメラ本
体ＣとレンズユニットＬはお互いに正しくデータ通信が
できたか否か確認をする。正しく、受信できなかった場
合（NO）は、イニシャルのステップS9に戻り通信をやり
直す。このデータの授受が正常に行われたならば（YE
S）、カメラ本体Ｃ側にレンズＬが正常に装着され、ま
た、接続が正常に電源も正常にレンズＬ側に供給された
と見做し、基本的に、カメラ側及びレンズ側のマイコン
9,14も正常と判断する。
Ｌに初期値要求としてCTL送信信号を送る。レンズ側
は、ステップS1でこのCLT信号を受信し、ステップS2で
各ユニットの番号を今受信した命令を１フィールド遅れ
でカメラＣ側に送返し、カメラＣ側はステップS10でこ
れを受信する。これによってステップS11で、カメラ本
体ＣとレンズユニットＬはお互いに正しくデータ通信が
できたか否か確認をする。正しく、受信できなかった場
合（NO）は、イニシャルのステップS9に戻り通信をやり
直す。このデータの授受が正常に行われたならば（YE
S）、カメラ本体Ｃ側にレンズＬが正常に装着され、ま
た、接続が正常に電源も正常にレンズＬ側に供給された
と見做し、基本的に、カメラ側及びレンズ側のマイコン
9,14も正常と判断する。
ステップS12のレンズ仕様要求CLT送信は、例えばメー
カNo.,レンズNo.,ユニット有／無等の情報を聞く。レン
ズＬ側は、ステップS3のCTL受信でこれを受け、ステッ
プS4へレンズ仕様有無のLTC送信４を送り、カメラＣ側
は、ステップS13のLCT受信で受ける。以下、同様にステ
ップS14でユニット仕様要求をCTL送信し、ステップS5で
レンズＬ側でこれをCTL受信し、ユニットの仕様を各ユ
ニット毎の最小値と最大値とをステップS6でユニット仕
様LTC送信でカメラＣ側に送る。ここまではカメラＣと
レンズＬの自己紹介でカメラ本体ＣはレンズＬ側の素性
を知る。
カNo.,レンズNo.,ユニット有／無等の情報を聞く。レン
ズＬ側は、ステップS3のCTL受信でこれを受け、ステッ
プS4へレンズ仕様有無のLTC送信４を送り、カメラＣ側
は、ステップS13のLCT受信で受ける。以下、同様にステ
ップS14でユニット仕様要求をCTL送信し、ステップS5で
レンズＬ側でこれをCTL受信し、ユニットの仕様を各ユ
ニット毎の最小値と最大値とをステップS6でユニット仕
様LTC送信でカメラＣ側に送る。ここまではカメラＣと
レンズＬの自己紹介でカメラ本体ＣはレンズＬ側の素性
を知る。
その後、ステップS16でレンズＬ側の駆動部が正常に
動作するか否かをテストする。ステップS17のテスト信
号は、通常の作業とは異なるとする識別フラグでステッ
プS18の制御指令をテスト用と通常の制御指令とを分け
ている。テスト信号フラグが立っていればテスト用、立
っていなければ通常の制御指令と区別する。レンズユニ
ットＬ側の駆動部が不良と見放すのは、カメラ本体Ｃか
らの制御指令が“動け”という命令を出しているのに、
レンズユニットＬ駆動部が作動しなかったり、また、逆
に、制御指令が“停止せよ”というのに、直ちに停止し
なかったような場合である。
動作するか否かをテストする。ステップS17のテスト信
号は、通常の作業とは異なるとする識別フラグでステッ
プS18の制御指令をテスト用と通常の制御指令とを分け
ている。テスト信号フラグが立っていればテスト用、立
っていなければ通常の制御指令と区別する。レンズユニ
ットＬ側の駆動部が不良と見放すのは、カメラ本体Ｃか
らの制御指令が“動け”という命令を出しているのに、
レンズユニットＬ駆動部が作動しなかったり、また、逆
に、制御指令が“停止せよ”というのに、直ちに停止し
なかったような場合である。
そこで、ステップS18のテスト用制御指令を各ユニッ
トAF,AE,ズーム毎にレンズＬ側に送り、レンズＬ側はス
テップS7のCTL受信でこのテスト信号を受けて制御指令
に従った駆動を行い、その移動量を各エンコーダ31,32,
33を検知して、ステップS38でその出力を制御ステータ
ス情報を送信する。カメラ本体Ｃは、この移動量から自
分が指令を出した量と比較して、テスト正常か否かステ
ップS20で判断し、ステップS21でその結果を故障表示に
より各ユニットの状況を表示する。
トAF,AE,ズーム毎にレンズＬ側に送り、レンズＬ側はス
テップS7のCTL受信でこのテスト信号を受けて制御指令
に従った駆動を行い、その移動量を各エンコーダ31,32,
33を検知して、ステップS38でその出力を制御ステータ
ス情報を送信する。カメラ本体Ｃは、この移動量から自
分が指令を出した量と比較して、テスト正常か否かステ
ップS20で判断し、ステップS21でその結果を故障表示に
より各ユニットの状況を表示する。
（作用／効果） 以上のように、本実施例においては、カメラ本体Ｃに
レンズＬを装着後に、カメラ本体Ｃからレンズユニット
Ｌ側にテスト信号として制御指令を通信路を経由して送
り、またレンズユニットＬ側は駆動部の移動量を通信路
を経由して送信する。カメラ本体Ｃはこの制御指令と駆
動部の移動量との違いから各ユニットの機能が正常に動
作しているか否かを判断し、その結果をカメラ本体Ｃの
表示器に故障状況として表示するようにしたため、撮影
者が誤って破損したレンズをカメラに装着して、カメラ
本体Ｃ側をも損傷したり、レンズ鏡筒が何かに挟まった
ままわ知らずに撮影して、カメラの性能や電池電力を無
駄にするのを未然に防止でき、また、小さな故障を知ら
ずしてより大きな故障を誘発する可能性を解消すること
ができる。
レンズＬを装着後に、カメラ本体Ｃからレンズユニット
Ｌ側にテスト信号として制御指令を通信路を経由して送
り、またレンズユニットＬ側は駆動部の移動量を通信路
を経由して送信する。カメラ本体Ｃはこの制御指令と駆
動部の移動量との違いから各ユニットの機能が正常に動
作しているか否かを判断し、その結果をカメラ本体Ｃの
表示器に故障状況として表示するようにしたため、撮影
者が誤って破損したレンズをカメラに装着して、カメラ
本体Ｃ側をも損傷したり、レンズ鏡筒が何かに挟まった
ままわ知らずに撮影して、カメラの性能や電池電力を無
駄にするのを未然に防止でき、また、小さな故障を知ら
ずしてより大きな故障を誘発する可能性を解消すること
ができる。
以上説明したように、本発明によれば交換レンズユニ
ットをカメラ本体に装着したときに、カメラ本体の各ユ
ニットの機能の良否を自動的に判断して、これをカメラ
本体に表示するよう構成したため、レンズ交換に伴う事
故を未然に防止することができるようになった。
ットをカメラ本体に装着したときに、カメラ本体の各ユ
ニットの機能の良否を自動的に判断して、これをカメラ
本体に表示するよう構成したため、レンズ交換に伴う事
故を未然に防止することができるようになった。
またカメラ側よりレンズ側へとテストデータを送信
し、レンズ側ではこのテストデータに対する返信情報を
返信し、前記カメラは、この返信情報に基づいて前記レ
ンズ側の機能の良否を判断するので、カメラとレンズと
の間の接点の接触不良だけでなく、カメラユニット側通
信不良、レンズ側通信不良等に起因する不良も検出する
ことができ、制御上のトラブルを未然に防止することが
できる。
し、レンズ側ではこのテストデータに対する返信情報を
返信し、前記カメラは、この返信情報に基づいて前記レ
ンズ側の機能の良否を判断するので、カメラとレンズと
の間の接点の接触不良だけでなく、カメラユニット側通
信不良、レンズ側通信不良等に起因する不良も検出する
ことができ、制御上のトラブルを未然に防止することが
できる。
第１図は、本発明による交換レンズシステムの一実施例
の構成ブロック図、第２図は、本実施例の動作シーケン
スフローチャート図である。 Ｃ……カメラ本体（カメラユニット） Ｌ……レンズユニット 9/14……カメラ側／レンズ側マイコン 13……データ通信路 34……表示器
の構成ブロック図、第２図は、本実施例の動作シーケン
スフローチャート図である。 Ｃ……カメラ本体（カメラユニット） Ｌ……レンズユニット 9/14……カメラ側／レンズ側マイコン 13……データ通信路 34……表示器
Claims (3)
- 【請求項１】レンズユニットとカメラユニットが着脱可
能で、前記カメラユニットと前記レンズユニット間に形
成された通信路を介して制御情報を通信することによっ
て、前記レンズユニットを制御するカメラシステムにお
いて、 前記カメラユニットから、前記通信路を介して前記レン
ズユニットにテストデータを送信し、前記レンズユニッ
トは前記テストデータを受信し、該テストデータに対応
するステータス情報を返信情報として前記カメラユニッ
トへと返送し、前記カメラユニットは前記返信情報を解
読し、前記テストデータと前記ステータス情報とを比較
することによって前記レンズユニット内の機能の良否を
検出して前記カメラユニット側において表示するように
構成したことを特徴とする交換レンズシステム。 - 【請求項２】レンズユニットを着脱可能なカメラユニッ
トであって、 前記レンズユニットとの間に形成された通信路を介して
制御情報の通信を行う通信手段と、 前記通信手段を介して前記レンズユニットへと所定のテ
ストデータを送信するとともに、前記レンズユニットよ
り受信した前記テストデータに対する返信情報としての
ステータス情報を解読し、前記テストデータと前記ステ
ータス情報とを比較することによって前記レンズユニッ
ト内の機能の良否を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とするカメラユニット。 - 【請求項３】カメラユニットに対して着脱可能で、前記
カメラユニットとの間の制御情報の通信によって制御さ
れるレンズユニットであって、 所定の光学的機能を駆動する駆動手段と、 前記カメラユニットとの間に形成された通信路を介して
前記カメラユニットより送信されてくる制御情報を受信
し、該制御情報に基づいて前記駆動手段を駆動すると共
に、前記カメラ側から送信されてきた制御情報が所定の
テストデータであった場合には、該テストデータに対す
る前記駆動手段のステータス情報を返信情報として前記
カメラユニットへと送信することにより、前記カメラユ
ニット側において、前記テストデータと前記ステータス
情報との比較から前記駆動手段の良否を判別することを
可能とした制御手段と、 を備えたことを特徴とするレンズユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63300846A JP2952490B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | カメラユニット、レンズユニット及び交換レンズシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63300846A JP2952490B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | カメラユニット、レンズユニット及び交換レンズシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02149073A JPH02149073A (ja) | 1990-06-07 |
| JP2952490B2 true JP2952490B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=17889823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63300846A Expired - Fee Related JP2952490B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | カメラユニット、レンズユニット及び交換レンズシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2952490B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3048180B2 (ja) | 1991-02-27 | 2000-06-05 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及び撮像信号処理装置 |
| JPH09101563A (ja) * | 1995-10-04 | 1997-04-15 | Fuji Photo Optical Co Ltd | テレビレンズの診断装置 |
| JP4477313B2 (ja) | 2003-04-08 | 2010-06-09 | オリンパス株式会社 | レンズ交換式カメラシステム |
| JP5638706B2 (ja) | 2011-12-28 | 2014-12-10 | 富士フイルム株式会社 | レンズ交換式カメラ、カメラ本体及びレンズ装着判定方法 |
| CN105376492B (zh) | 2011-12-28 | 2019-03-29 | 富士胶片株式会社 | 镜头单元 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5895721A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-07 | Canon Inc | 映像機器の附属品 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP63300846A patent/JP2952490B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02149073A (ja) | 1990-06-07 |
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