JP2951306B2 - 融雪及び排水構造並びに融雪及び排水方法 - Google Patents

融雪及び排水構造並びに融雪及び排水方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歩道や横断歩道
等の降雪及び凍結を融かす融雪及び排水構造並びに融雪
及び排水方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歩道等を融雪する方法は、対象面
を暖めることで融雪するヒート式、水や温水を対象面に
直接かけて融雪する散水式等によって行われている。し
かし、前者のヒート式は、対象面の下方に発熱体等の装
置を埋設する必要があり、設置に手間と費用がかかるも
のである。一方、後者の散水式は、配水管等を埋設する
ために前者と同様の問題があり、さらに散水した水と融
雪水が路面上に多量に発生し、歩道にまで水が流れる場
合には、歩行者の足下を濡らしてしまうという問題があ
った。また、前後者とも、埋設した装置等に故障が発生
した場合には、掘り返さなければならず、この点からも
手間と費用がかかるものであった。上記歩道と異なり、
車道と交差する横断歩道の積雪については、別の問題点
がある。即ち、積雪した横断歩道上を車両が通過する
と、轍部分が凹状になり、その他の部分が凸状となり、
その結果、横断歩道は凹凸状となってしまい、轍部分に
シャーベット状の雪が溜まって、歩行者の足下を濡らし
たり、転倒するという問題がある。しかも横断歩道及び
その車道に上記融雪方式を採用した場合には、融雪水が
路面上に溜まり、それを自動車が跳ね上げて、歩行者に
かかるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、歩
道や横断歩道等の融雪を行うと同時に、融雪水を排水す
ることができる融雪及び排水構造並びに融雪及び排水方
法を提供し、上記問題点を解決せんとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、熱伝導性を有するとともに、その裏面に防水処理さ
れた面状ヒーターを取り付けた歩行部材の下方に、排水
空間を形成し、該排水空間につながる排水部を前記歩行
部材に形成したことを特徴とする融雪及び排水構造とし
た(請求項1に記載の発明)。また、地表に設けた排水
空間上に、面状ヒーターを裏面に取り付け且つ前記排水
空間につながる排水部を設けた歩行部材を敷設し、前記
面状ヒーターに電力を供給することにより、歩行部材上
の積雪や凍結を融かし、融雪水を歩行部材の排水部から
排水空間に導くことを特徴とする融雪及び排水方法とし
た(請求項4に記載の発明)。歩行部材は、融雪の対象
面となる部材で、その表面が地表面となり、単体で或い
は複数枚を組み合わせて敷設される。排水部は、歩行部
材の表面上の融雪水を排水空間に導くものである。排水
空間は、前記排水部からの融雪水を受け入れるもので、
道路等の側溝につながっている。面状ヒーターは、ゴム
や樹脂等の耐酸性物質と導電性物質の粒子とを混合、混
練して押し出し成形した発熱抵抗ヒート、又はゴムや樹
脂等の耐酸性物質と導電性物質の粒子とを混合、混練し
てガラス繊維布等に塗布した発熱抵抗シート、又は導電
性物質よりなる繊維を織り込んだ織布からなる発熱抵抗
シートを基材として、この基材を外装シートでラミネー
トして防水処理した薄厚のものである。
【0005】本発明の融雪及び排水構造並びに融雪及び
排水方法では、地表面に設けた排水空間上に、歩行部材
と面状ヒーターを一体化して敷設するので、設置に手間
がかからず、修理等のメンテナンスも容易である。ま
た、前記面状ヒーターの放射する熱エネルギーが、歩行
部材上の積雪や凍結を融かし、融雪水は歩行部材の排水
部を介して排水空間に流下するので、融雪水が路面上に
溜まることはなく、歩行者の足下を濡らすこともなくな
る。さらに、本発明の融雪及び排水構造並びに融雪及び
排水方法を横断歩道に用いた場合には、轍に溜まる融雪
水は、速やかに排水空間に流下するので、自動車が融雪
水を跳ね上げて歩行者にかけるという問題も解消され
る。しかも歩行部材表面の融雪水は排水されるので、凍
結を未然に防止できる。
【0006】請求項2に記載のように、前記面状ヒータ
ーは、PTC特性を有する発熱体を基材とすることを特
徴とするものである。PTC(Positive Te
mperature Coefficient)特性
は、所定の温度に達すると、急激に抵抗が増大して、設
定温度がそれ以上あがらないという自己温度制御特性を
有しているので、面状ヒーターの発熱量で、地表の雪を
融かしたり、凍結を防ぐのに十分な程度に温度が制御さ
れることになり、暴走がなく過熱による火災を防ぐこと
ができ、また消費電力を節約できる。また、通電後の温
度立ち上がりが早く、温度のばらつきがないので、融雪
に好適である。
【0007】請求項3に記載の融雪及び排水構造は、前
記歩行部材の表面に防滑処理したことを特徴とするもの
で、この処理により歩行者の安全や交通の安全を高める
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ上記発
明の実施形態を説明する。図1は、第1実施形態の融雪
及び排水構造の断面図、図2は同分解斜視図である。
【0009】図1及び図2に示す融雪及び排水構造で
は、板状の歩行部材1の一端を切り欠いて排水部10を
形成し、押さえ具2を介して、歩行部材1の裏面に防水
処理された面状ヒーター3を取り付けるとともに、断面
凹状部材40と前記歩行部材1により歩行部材1の下方
に排水空間4を形成している。そして面状ヒーター3
は、図示しない配線及び配線溝等を介して、商用電源等
の周知の電力供給システムに接続されている。なお、商
用電源に代えて、ガードレール等に太陽電池を設けて、
面状ヒータの電源としてもよい。
【0010】前記歩行部材1は、例えば踏圧強度を有す
る厚物からなる鉄板等で成形されており、融雪の必要面
積に応じて、地表に単体で敷設したり、排水空間4の長
さ方向に複数枚を組み合わせて敷設したり、排水空間4
の幅方向に複数枚を組み合わせて敷設する。なお、歩行
部材1の表面に、凸状等の滑り止め加工を施してもよ
い。
【0011】前記面状ヒーター3は、PTC特性を有す
る発熱体を用いており、前記板状部材1よりも幅狭にか
つ排水部10を排水空間4に臨ませることができるよう
に配置されている。面状ヒーターは、歩行部材に熱エネ
ルギーを付与するものであり、歩行部材の配置環境に応
じて、一枚の歩行部材1に複数配してもよく、数、方向
は特に問わない。面状ヒーターの取り付けは、押さえ具
2を用いてもよいし、接着、溶着等によって直接固着す
るようにしてもよい。また、押さえ具を用いる場合に
は、帯状のもので部分的に複数箇所押さえるようにして
も(図7参照)、また板状の押さえ具でほぼ面状ヒータ
ーの全面を押さえるものであってもよい。
【0012】なお、用いる面状ヒーターに自己温度制御
特性が備わっていない場合には、サーモスタットや温度
検出センサーなどを設けて、給電量を制御してもよい。
【0013】前記排水空間4は、前記排水部10に対応
するように直下に位置し、且つ排水部10からの融雪水
を漏れなく受け入れるため、その幅が排水部10の幅よ
りも幅広に構成されている。排水空間4を構成する前記
凹状部材40は、金属、非鉄金属等の加工品でもよい
し、シート材や、後述するコンクリート製の形材でもよ
い。前記排水空間4は、側溝に向かって傾斜状に設けら
れ、図3に示したように、例えばU形側溝5につなげる
ことができ、融雪水は、同側溝5を介して排水本管等に
流れ込むようになっている。
【0014】以上の構造による融雪及び排水方法は、次
の通りである。まず、融雪範囲を想定して地表面に設け
られた排水空間4上に、面状ヒーター3を裏面に取り付
け且つ前記排水空間4につながる排水部10を設けた歩
行部材1を敷設する。次に、前記面状ヒーター3に電力
を供給することにより、歩行部材1上の積雪や凍結を融
かし、融雪水を歩行部材1の排水部10から排水空間4
に導く。
【0015】上記構造及び方法によれば、歩行部材1上
の表面の積雪や凍結は、その裏面に取付けられた面状ヒ
ーター3によって融かされ、その融雪水は、一端を切り
欠いて設けられた排水部10から下方の排水空間4に落
下することになる。さらに、融雪水は、側溝5に接する
歩行部材1の排水空間4から側溝5に流れるので、歩行
部材1に溜まることはなく、速やかに排水される。ま
た、押さえ具2を介して板状部材1と面状ヒーター3は
一体的になっているので、設置に手間がかからず、メン
テナンスも容易である。
【0016】上記歩行部材1に代えて、図4に示した歩
行部材1Aを用いてもよい。該歩行部材1Aは、上方向
からの荷重を支える脚部11,11を裏面に設けたもの
である。そられの脚部11,11間の凹部12に面状ヒ
ーター3を取付ける場合には、面状ヒーター3の破損等
を防ぐことができるので、車両等が通過する横断歩道に
敷設する場合に好適である。
【0017】また図5に示したように、裏面に脚部1
1,11を設けた金属板13の表面にモルタル14を吹
き付けて歩行部材1Bを構成してもよい。この歩行部材
1Bでは、モルタル14の表面を粗面とすることで、別
途に防滑処理を行わなくても防滑処理を行ったものと同
様の効果が得られる。上述のように歩行部材は鉄板、非
鉄金属或いは窯業系の材料で成形される。また図5に示
したように複数の材料を組み合わせた複合材でもよい。
他例として、金属製板材の表面に窯業系材料を貼着、塗
布、積層したもの、金属製板材を窯業系材料によりサン
ドイッチしたものでもよい。金属板材を用いる場合に
は、その側縁にフランジを設けて、排水空間4を形成す
る凹状部材40に対する着座部を形成してもよい。
【0018】前記排水部10の構成は、上記切り欠きに
限定されるものではなく、図6に示したように孔10A
としたもの、図7に示したように歩行部材1の側縁を切
欠いた排水部10Bでもよい。その他、後述するよう
に、歩行部材を並設したときに間隙を形成して、これら
の間隙を排水部としてもよい(図1参照)。上述の各
排水部は、融雪水を排水空間に導くものであればよく、
孔や切り欠きの形状は問われない。
【0019】また排水部の位置は、裏面の面状ヒーター
を避ける必要はなく、図8に示したように面状ヒーター
3を貫通する開口10Cでもよい。この場合、上記発熱
体3の開口部30には防水処理31を施す。
【0020】なお、図9(イ),(ロ)のように、前記
面状ヒーター3の裏面に断熱層7を配置すれば、下方へ
の放熱を防止し、上面の歩行部材1に効率よく熱を伝え
ることができる。上記断熱層として、グラスウール、発
砲ウレタン、高質ウレタン等を用いればよい。
【0021】また上記歩行部材1を複数組み合わせる場
合に不可避的にできてしまう隙間からの浸入水を排除す
るため、図10に示したように、歩行部材1の下方であ
って凹状部材40,40間に防水シート材8を敷設して
もよい。すなわち、図11に示したように、防水シート
部材8の端部が排水空間4に臨むように配置する。この
場合、防水シート材8に排水空間4に向かう溝を設けて
もよい。
【0022】次に、図12に基づいて第2実施形態を説
明する。この第2実施形態の特徴は、第1にコンクリー
ト製の形材40Aを用いて排水空間4を形成しているこ
と、第2に歩行部材1を並設し且つ歩行部材1,1間に
間隙を形成して排水部10Dとし、効率良く融雪水を排
除できるようにしていることである。なお、前記形材4
0Aの流水面41に側溝へ向かって傾斜する複数の排水
溝を設けるようにしてもよい。その他の構成は、第1実
施態様と同様であるので、同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0023】また、同じくコンクリート製の形材を用い
て、図13に示すように同図紙面右側の排水空間4を左
側の排水空間4の約2倍の排水空間にしてもよい。これ
は、上記図12の排水空間4や図13の右側の排水空間
4に対応する融雪範囲よりも、広い融雪範囲を想定して
排水空間4を複数連続させたもので、このように排水空
間4を大きくとる場合には、排水空間4に歩行部材1を
支承する支承凸部43を配置してもよい。その他の構成
は、第2実施態様と同様であるので、同一符号を付して
詳細な説明を省略する
【0024】次に、図12や図13に図示した凹状部材
40Aの側壁を利用した、面状ヒーターに対する電力供
給用の配線構造を説明する。該配線構造は、図14
(イ)に示したように、側壁44,44の略中心に凸状
部45,45を設け、その内側を歩行部材の両端を載置
する載置部46とし、外側を配線路47とし、隣接する
凹状部材40Aの凸状部45,45間をカバー48で覆
っている。そして、図14(ロ)に示したように、所定
間隔毎に凸状部45及び載置部46を切り欠いて、排水
空間4側に傾斜させた水抜き49を設けている。この水
抜き49は、面状ヒーターの配線の取り出しと配線路4
7内に浸入した融雪水を排水空間4に排出するものであ
る。
【0025】端部に位置する凹状部材40Aについて
は、図15(イ)に示したように、側壁44に凸状部4
5,45を設けて凸状部45,45間を配線路47とす
るとともに、カバー48を取り付ける。また図15
(ロ)に示したように、上記図14(ロ)と同様の水抜
き49を設ける。上記配線構造によれば、配線の保護や
整理を図ることができる。
【0026】水抜きの構成は、面状ヒーターの配線の取
り出しと配線路内に浸入した融雪水を排水空間に排出で
きるものであればよく、図示の実施形態に限定されるも
のではない。また配線路についても、配線の保護や整理
を図ることができれば、図示の実施形態に限定されるも
のではない。
【0027】次に、図16乃至図18に基づいて防滑処
理の実施形態を説明する。図16では、防滑処理とし
て、第2実施形態の歩行部材1上にアクリル樹脂エマル
ジョンを含有するポリマーセメントからなる防滑性塗料
を塗布した防滑層9を設けている。防滑性塗料は、歩行
部材の全表面に塗布してもよいし、部分的に塗布しても
よいが、歩行部材に金属を用いる場合には、全面に塗布
することが望ましい。なお、塗料の表面に前記排水部に
向かう溝を形成すれば、速やかに融雪水を排除できる。
【0028】また防滑性塗料を塗布する場合の模様付け
の型枠として、カッティングシートを用いてもよい。例
えば、歩行部材1の全面に防滑性塗料を塗布した後にカ
ッティングシートを配し、再度防滑性塗料を塗布して模
様をつけ、その後カッティングシートを剥がすことによ
り、任意の模様を作るようにしてもよい。また、図17
の様に、第1実施態様の歩行部材1上にカッティングシ
ート9A等を貼着した後、歩行部材1の全面に防滑性塗
料を塗布してもよい。前記防滑性塗料の塗布の他に、歩
行部材1の表面に小片からなるタイル、石材等を貼着す
ることで防滑処理してもよい。
【0029】また、図18に図示したように、第2実施
形態の歩行部材1上に、カッティングシートを用いて防
滑性塗料を塗布し、1aのような煉瓦状の模様を形成す
ることもできる。この場合、上述のように2層の防滑性
塗料を塗布してもよいし、図17のように一層の防滑性
塗料を塗布してもよい。また上記歩行部材1上に、大小
のタイル、石材等を貼着して、1bのようなモザイク状
の模様を形成してもよい。これらの防滑処理では、歩行
者及び道路上を走行する自動車等のスリップを防ぐこと
ができるばかりでなく、歩行部材1を装飾することもで
きる。
【0030】
【発明の効果】請求項1及び請求項4に記載の発明によ
れば、歩道、横断歩道等を熱伝導性を備えた歩行部材で
覆い、歩行部材の裏面に面状ヒーターを設けることで、
歩行部材上の雪や氷を融かすことができ、歩行者が歩行
し易い歩道、横断歩道等を提供することができる。また
排水部を設けてあるため、融雪水が歩道上や路面上に溜
まることがなく、円滑に路面上から排除することができ
る。また歩行部材裏面に面状ヒーターを設ける構成であ
るため、歩行部材を持ち上げるだけで容易にメンテナン
スが行える。さらに、横断歩道に採用した場合、自動車
の進行方向に交わるように排水空間が設けられることに
なり、轍内に溜まる融雪水等を横断歩道の排水空間で処
理でき、車により融雪水の跳ね上がり等を防ぐことがで
きる。しかも歩行部材表面の融雪水は排水されるので、
凍結を未然に防止できる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、面状ヒー
ターの発熱量で、地表の雪を融かしたり、凍結を防ぐの
に十分な程度に温度が制御されるので、暴走がなく過熱
による火災を防ぐことができ、また消費電力を節約でき
る。また、通電後の温度立ち上がりが早く、温度のばら
つきがないので、融雪に好適である。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、歩行者及
び道路上を走行する自動車等のスリップを防ぐことがで
きるとともに、歩行部材を装飾することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 融雪及び排水構造の第1実施形態の断面図、
【図2】 同分解斜視図、
【図3】 同実施態様において、側溝につながる融雪及
び排水構造の斜視図、
【図4】 別例の歩行部材の断面図、
【図5】 別例の歩行部材の断面図、
【図6】 別例の排水部を示した歩行部材の裏面図、
【図7】 別例の排水部を示した歩行部材の裏面図、
【図8】 別例の排水部及び面状ヒーターを示した斜視
図、
【図9】 (イ)は、断熱層を配置した融雪及び排水構
造の斜視図、(ロ)は同断面図、
【図10】 防水シート材を用いた場合の第1実施形態
の断面図、
【図11】 同実施態様において歩行部材を省略した平
面図、
【図12】 第2実施形態の断面斜視図、
【図13】 別例の同実施態様の断面図、
【図14】 (イ)は配線路の要部正面図、(ロ)は同
斜視図、
【図15】 (イ)は端部の配線路の要部正面図、
(ロ)は同斜視図、
【図16】 防滑処理を施した第2実施形態の断面図、
【図17】 別例の防滑処理を施した第1実施形態の斜
視断面図、
【図18】 別例の防滑処理を施した第2実施形態の斜
視断面図。
【符号の説明】
1 1A 1B 歩行部材 10 10A 10B 10C 10D 排水部 11 脚部 12 凹部 13
金属板 14 モルタル 2 押さえ具 3 面状ヒーター 30 開口部 31
防水処理 4 排水空間 40 40A 凹状部材 41 流水面 43 支承凸部 44 側壁 45 凸状部 46 載置部 47 配線
路 48 カバー 49 水抜き 5 側溝 7 断熱層 8 防水シート 9 防滑層 9A カッティングシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−223203(JP,A) 実開 昭62−21107(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 11/24 - 11/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導性を有するとともに、その裏面に
    防水処理された面状ヒーターを取り付けた歩行部材の下
    方に、排水空間を形成し、該排水空間につながる排水部
    を前記歩行部材に形成したことを特徴とする融雪及び排
    水構造。
  2. 【請求項2】 前記面状ヒーターは、PTC特性を有す
    る発熱体を基材とすることを特徴とする請求項1に記載
    の融雪及び排水構造。
  3. 【請求項3】 前記歩行部材は、その表面を防滑処理し
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の融雪
    及び排水構造。
  4. 【請求項4】 地表に設けた排水空間上に、面状ヒータ
    ーを裏面に取り付け且つ前記排水空間につながる排水部
    を設けた歩行部材を敷設し、 前記面状ヒーターに電力を供給することにより、 歩行部材上の積雪や凍結を融かし、融雪水を歩行部材の
    排水部から排水空間に導くことを特徴とする融雪及び排
    水方法。
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