JP2951059B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JP2951059B2
JP2951059B2 JP21514391A JP21514391A JP2951059B2 JP 2951059 B2 JP2951059 B2 JP 2951059B2 JP 21514391 A JP21514391 A JP 21514391A JP 21514391 A JP21514391 A JP 21514391A JP 2951059 B2 JP2951059 B2 JP 2951059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
door
light guide
microwave oven
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21514391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0552351A (ja
Inventor
英治 福永
裕一 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP21514391A priority Critical patent/JP2951059B2/ja
Publication of JPH0552351A publication Critical patent/JPH0552351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2951059B2 publication Critical patent/JP2951059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レンジ本体のキャビ
ティに収容した被調理物を、マイクロ波にて調理する電
子レンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子レンジは、レンジ本
体に被調理物を収容するキャビティを設け、キャビティ
内に収容された被調理物に、マグネトロンから出力され
るマイクロ波を当て、被調理物の分子摩擦による発熱で
被調理物の調理を行う機器である。
【0003】従来、レンジ本体の前面板には、上記キャ
ビティの開口部が設けられているとともに、レンジ本体
の前面側に、上記開口部を開閉可能なドアが設けられて
いた。また、レンジ本体の前面板の、ドアによって閉塞
されない部分には、運転時間、設定温度及び加熱方法等
を設定する操作部と、この操作部により設定された内容
を含めた各種の表示を行うための表示部が設けられてい
る。
【0004】ところで、電子レンジの小型化に伴って、
上記操作部や表示部を配置する部分が狭くなってきてい
る。これに対して、近年の電子レンジの高機能化に伴っ
て、操作キーの数や、調理パターンその他を含んだ表示
内容の量が増加しおり、操作キーや表示部の配置が非常
に困難になってきている。そこで、上記の表示部とは別
に、ドアの前面パネルに添付したシール等によって、調
理パターン等を表示するようにした電子レンジも提供さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電子レン
ジにおいては、光表示等の能動的な表示を行うことがで
きず、したがって、表示の視認性が悪いという問題があ
った。しかも、ドアを開くと上記のシールが見えなくな
るという問題もあった。一方、ドアには、電波漏洩を防
止するためのチョーク機構部が設けられており、当該ド
アに光表示用のランプ等を配置することが困難であり、
したがって、ドアの前面パネルを利用した光表示を行う
ことが困難であった。
【0006】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、ドアの前面部を利用した光表示が可能で
あり、しかもドアの開閉にかかわらず表示を視認するこ
とのできる電子レンジを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の電子レンジは、レンジ本体の前面部
に、被調理物収容用のキャビティの開口部が設けられる
と共に、レンジ本体の前面側に、上記開口部を開閉可能
なドアが設けられ、このドアに、電波漏洩防止手段が設
けられた電子レンジにおいて、上記レンジ本体の前面部
の後方に設けられた光源と、レンジ本体の前面部に設け
られ、光源の点灯または点滅に基づいて所定の表示を行
う第1の光表示部と、ドアの前面部に設けられ、光源の
点灯または点滅に基づいて所定の表示を行う第2の光表
示部と、ドアの上記電波漏洩手段を回避した位置に設け
られ、第2の光表示部の後面に近接された光出射面、及
びドアが閉じられた状態で第1の光表示部の前面に近接
される光入射面を有する導光部材とを備えたことを特徴
とするものである。
【0008】また、請求項2記載の電子レンジは、上記
導光部材の光入射面が、凹面状に形成されていると共
に、光出射面が、光を拡散透過させるように粗い面に形
成されていることを特徴とするものである。さらに、請
求項2記載の電子レンジは、上記光源、第1の光表示部
及び第2の光表示部が複数対設けられていると共に、上
記導光部材には、当該導光部材に設けたスリットによっ
て、各第1の光表示部からこれに対応する第2の光表示
部へ光を導く複数の導光路が区画形成されていることを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の電子レンジによれば、ドア
が開放された状態で、レンジ本体の前面部の第1の光表
示部が露出されるので、当該第1の光表示部によって、
ランプの点灯または点滅に基づいて光表示を行うことが
できる。一方、ドアが閉じられた状態で、導光部材の光
入射面が第1の光表示部に近接されることにより、第1
の光表示部から透過された光を、導光部材を通して、ド
アの前面部の第2の光表示部側へ導くことが可能とな
る。
【0010】また、請求項2記載の電子レンジによれ
ば、導光部材は、凹面状に形成された光入射面により、
当該導光部材の各部を通過する光量を均一化することが
できる。しかも、導光部材は、粗い面に形成された光出
射面により、光を拡散させて、光出射面からの透過光の
むらを防止することができる。さらに、請求項3記載の
電子レンジによれば、単一の導光部材に複数の導光路が
形成されているので、複数の導光部材を設ける必要がな
い。
【0011】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3及び図4は、この発明の一実施例としての
電子レンジを示す斜視図である。これらの図を参照し
て、この電子レンジは、被調理物を収容するキャビティ
2を有するレンジ本体1と、レンジ本体1の前面部1a
側に配置され、上記キャビティ0の開口部21を開閉可
能なドア3を備えている。レンジ本体1の前面部1a右
側には、調理時間、温度、調理パターン等の設定を行う
ための操作部4と、上記調理時間等の設定内容を表示す
る主表示部5とが設けられている。レンジ本体1の前面
部1aのうち、キャビティ2の上方部分には、第1の光
表示部6が、複数並べて設けられている。これらの第1
の光表示部6は、閉じ状態のドア3によって閉塞され
る。ドア3は、その下端部がレンジ本体1に回動自在に
支持されている。ドア3の前面部3aには、第1の光表
示部6と略対応した位置に、第2の光表示部7が並べて
設けられている。
【0012】図1は第1及び第2の光表示部を含む要部
拡大縦断面図である。図1を参照して、レンジ本体1の
前面部1aは、前面板10により構成されている。この
前面板10に設けた開口部によって、上記第1の光表示
部6が形成されている。ランプ8の点灯状態及び点滅状
態が、ドア3の開状態及び閉状態に、またはこの逆に対
応している。この第1の光表示部6の後方には、発光ダ
イオード等からなる光源としてのランプ8と、このラン
プの光を第1の光表示部6側に反射する反射板81とが
備えられている。点灯または点滅されるまた、第1の光
表示部6の前方を塞ぐように、印刷シート9が、レンジ
本体1の前面1aに貼着されている。この印刷シート9
には、各第1の光表示部6に対応する表示内容が印刷さ
れている。
【0013】ドア3は、外周枠を構成するドアカバー3
1と、ドア3の前面部3aを構成する透明ガラス板から
なる前面パネル32と、ドア3の後面部3bを構成する
後面パネル33と、電波漏洩を防止する電波漏洩防止手
段としてのチョーク機構34と、第1の光表示部6から
の光を第2の光表示部7側に導く導光部材35とを備え
ている。
【0014】チョーク機構34は、一対のパンチングプ
レート34aによって区画形成された電波共振溝34b
と、ドア3の閉じ状態でレンジ本体1の前面1aに近接
して、上記電波共振溝34bに電波を導入する誘導体3
4cとを備えている。前面パネル32には、ドア3の閉
じ状態でキャビティ2内を透視するための覗き部32a
と、上記第2の光表示部7となる部分を残して、例えば
黒色の印刷が施されている。すなわち、第2の光表示部
7は、印刷区画により構成されている。なお、前面パネ
ル32の上記印刷には、各第2の光表示部7に対応する
表示内容も含まれている。第1の光表示部6とこれに対
応する第2の光表示部7における表示内容すなわち印刷
内容は、同じものであっても良いし、異なるものなあっ
ても良い。
【0015】上記導光部材35は、スリット36によっ
て区画形成された複数の導光路Lを構成しており、各導
光路Lにおいて、第2の光表示部7の後面に近接された
光出射面35bと、ドア3が閉じられた状態で第1の光
表示部7の前面に近接される光入射面35aとを形成し
ている。導光部材35は、光透過性の樹脂からなる。上
記のスリット36は、各導光路Lを透過する光が他の導
光路Lに漏れることを防止できるように、その幅及び長
さが設定されている。また、この導光部材35は、上記
チョーク機構34を回避した位置に設けられている。
【0016】この実施例によれば、ドア3が閉じられた
状態では、レンジ本体1側の第1の光表示部6から透過
された光が、導光部材35を通して、第2の光表示部7
側へ導かれ、ドア3の前面パネル32の第2の光表示部
7によって、ランプ8の点灯または点滅に基づく光表示
を行うことができる。一方、ドア3が開放された状態で
は、レンジ本体1側の第1の光表示部6が露出され、こ
の第1の光表示部6によって、ランプ8の点灯または点
滅に基づいて光表示を行うことができる。このように、
ドア3の開閉にかかわらず視認性の良い表示を行うこと
ができる。また、第1の光表示部6及び第2の光表示部
7の光源を共用することができるので、製造コストを安
くすることができる。
【0017】さらに、導光部材35をスリット37によ
って区画することにより、複数の導光路Lを形成してい
るので、複数の導光部材を設ける必要がなく、導光部材
35の製造コストを安くすることができる。図5は、こ
の発明の電子レンジの他の実施例を示している。この実
施例が図1の実施例と異なるのは、導光部材35の光入
射面35aがランプを中心とする球面状に形成されてお
り、光出射面35bが、光を拡散透過できるように粗い
面(いわゆるすりガラス状)に形成されていることであ
る。
【0018】この実施例によれば、図1の実施例と同様
の作用効果を奏することに加えて、球面状に形成された
光入射面35aにより、導光路Lを通過する光量を均一
化することができ、しかも、粗い面に形成された光出射
面35bにより、光を拡散させて、透過光のむらを防止
することができる。すなわち、第2の表示窓7が、部分
的に暗くなるようなことがなく、第2の光表示部7の全
体に、均一な明るさを持たせることができる。
【0019】なお、この発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、例えば、導光部材35として、ガラス
製等の他の光透過性材料を用いることができる。また、
各導光路Lに対応させて複数の導光部材35を配置する
ことができる。さらに、光入射面35aは、球面に限定
されるものではなく、凹面状のものであれば良い。
【0020】その他、この発明の要旨を変更しない範囲
で種々の変更を施すことが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の電子レンジ
によれば、ドアの閉じ状態で、ドアの前面の第2の光表
示部によって、ランプの点灯等に基づく光表示を行うこ
とができ、しかも、ドアの開放状態で、レンジ本体の前
面の第1の光表示部によって、ランプの点灯等に基づく
光表示を行うことができ、これにより、ドアの開閉にか
かわらず表示を視認することができる。また、各光表示
部への光源が共用されるので、製造コストを安くするこ
とができる。
【0022】また、請求項2記載の電子レンジによれ
ば、導光部材は、凹面状に形成された光入射面により、
当該導光部材の各部を通過する光量を均一化することが
でき、しかも、粗い面に形成された光出射面により、光
を拡散させて、光出射面からの透過光のむらを防止する
ことができる。これにより、第2の光表示部全体を均一
な明るさにすることができる。
【0023】さらに、請求項3記載の電子レンジによれ
ば、複数の導光部材を設けなくても、単一の導光部材
で、複数の導光路を確保することができ、製造コストを
安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての電子レンジの要部
拡大縦断面図である。
【図2】電子レンジの要部拡大横断面図である。
【図3】電子レンジのドアが閉じられた状態を示す斜視
図である。
【図4】電子レンジのドアが開放された状態を示す斜視
図である。
【図5】この発明の他の実施例の電子レンジの要部拡大
横断面図である。
【符号の説明】
1 レンジ本体 1a 前面部 2 キャビティ 3 ドア 3a 前面部 6 第1の光表示部 7 第2の光表示部 8 ランプ(光源) 34 チョーク機構(電波漏洩手段) 35 導光部材 35a 光入射面 35b 光出射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 521 F24C 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンジ本体の前面部に、被調理物収容用の
    キャビティの開口部が設けられると共に、レンジ本体の
    前面側に、上記開口部を開閉可能なドアが設けられ、こ
    のドアに、電波漏洩防止手段が設けられた電子レンジに
    おいて、 上記レンジ本体の前面部の後方に設けられた光源と、 レンジ本体の前面部に設けられ、光源の点灯または点滅
    に基づいて所定の表示を行う第1の光表示部と、 ドアの前面部に設けられ、光源の点灯または点滅に基づ
    いて所定の表示を行う第2の光表示部と、 ドアの上記電波漏洩手段を回避した位置に設けられ、第
    2の光表示部の後面に近接された光出射面、及びドアが
    閉じられた状態で第1の光表示部の前面に近接される光
    入射面を有する導光部材とを備えたことを特徴とする電
    子レンジ。
  2. 【請求項2】上記導光部材の光入射面が、凹面状に形成
    されていると共に、光出射面が、光を拡散透過させるよ
    うに粗い面に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】上記光源、第1の光表示部及び第2の光表
    示部が複数対設けられていると共に、上記導光部材に
    は、当該導光部材に設けたスリットによって、各第1の
    光表示部からこれに対応する第2の光表示部へ光を導く
    複数の導光路が区画形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の電子レンジ。
JP21514391A 1991-08-27 1991-08-27 電子レンジ Expired - Fee Related JP2951059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21514391A JP2951059B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21514391A JP2951059B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 電子レンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0552351A JPH0552351A (ja) 1993-03-02
JP2951059B2 true JP2951059B2 (ja) 1999-09-20

Family

ID=16667400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21514391A Expired - Fee Related JP2951059B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 電子レンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2951059B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4508489B2 (ja) * 2001-09-06 2010-07-21 三洋電機株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0552351A (ja) 1993-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5834745A (en) Microwave oven with NCAP liquid crystal operation display panel
JPH1115410A (ja) 表示装置
CN110542267A (zh) 冰箱及其制造方法
JP2951059B2 (ja) 電子レンジ
US11703230B2 (en) Light emitting device in door for cooking appliance and cooking appliance including the same
GB2239149A (en) Reducing microwave leakage through microwave oven doors
EP1659828B1 (en) Microwave Oven having an Illuminated Guide Line
KR101678217B1 (ko) 조리기기
JPH0862429A (ja) バックライト
JP7126046B2 (ja) 加熱調理器
KR101971765B1 (ko) 광원유닛 및 이를 구비하는 조리기기
JP3663328B2 (ja) 液晶表示装置
KR200349861Y1 (ko) 전자레인지용 도어
JP4677836B2 (ja) キー操作部
KR101403279B1 (ko) 표시부를 구비한 전자 기기
KR100278453B1 (ko) 전자렌지용도어
JPH0830581B2 (ja) 加熱調理器
JPH08146893A (ja) 電気機器の表示装置
JPH0552346A (ja) 高周波加熱装置
CN100470139C (zh) 微波炉门
KR20230071625A (ko) 가전 기기
KR20240015557A (ko) 냉장고, 가전기기 및 패널들 간의 색상 보정 방법
KR20010018755A (ko) 전자레인지용 디스플레이장치
WO2019220880A1 (ja) 加熱調理器
JPH0325698B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees